JPH09258908A - 計算機システム - Google Patents
計算機システムInfo
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- JPH09258908A JPH09258908A JP26693496A JP26693496A JPH09258908A JP H09258908 A JPH09258908 A JP H09258908A JP 26693496 A JP26693496 A JP 26693496A JP 26693496 A JP26693496 A JP 26693496A JP H09258908 A JPH09258908 A JP H09258908A
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Abstract
で、データの共用を可能とする。 【解決手段】 ディスク制御装置80は、SCSIインタフ
ェース61でUNIXオペレーティングシステム40が制御
するCPU10と接続し、チャネルインタフェース71
で、VOS3オペレーティングシステム50が制御するCPU
11と接続する。CPU10には、CKDレコードアクセスラ
イブラリ35と、VSAMアクセスライブラリ30があっ
て、CPU11がディスク制御装置80にCKD形式で格納し
たVSAMレコードを、FBA形式でアクセスし、かつVSAMの
制御情報を元にして、VSAMレコードとしてCPU10のア
プリケーションプログラム20にアクセスできる。
Description
関し、さらに詳しくは、カウントキーデータ形式に従う
インタフェースと、固定長ブロック形式に従うインタフ
ェースの両方を有する記憶装置の使用法に関する。
ファイル共用あるいはファイル変換については、従来の
技術で公知のものがある。例えば、日本サンマイクロシ
ステムズ株式会社発行の、JLEリファレンスマニュアル
3の、装置とネットワークインタフェースのPCFS(4S)に
は、UNIXオペレーティングシステムから、MS−DOS
オペレーティングシステムのファイルをアクセスする機
能が記載されている。(JLEは、日本サン・マイクロシ
ステムズ株式会社の商標です。UNIXは、米国X/Open Com
pany Ltd. の米国及びその他の国における登録商標で
す。MS-DOSは、米国Microsoft corporation の米国及び
その他の国における登録商標です。)
クステーションなどのいわゆるオープンシステムを使用
して、従来メインフレームで行なわれてきた業務を行な
う、いわゆるダウンサイジングが盛んに行なわれてい
る。
スをカウントキーデータ形式に従って行なってきたのに
比べて、オープンシステムはディスクアクセスを固定長
ブロック形式に従って行なう。このために、一般的には
メインフレームで使用しているディスクは、オープンシ
ステムでは使用できないという問題がある。メインフレ
ームで使用しているディスクには、すでに大量の業務上
の情報が蓄積されているために、ダウンサイジングを行
なっても、オープンシステムからこのディスクをアクセ
スしたいという顧客の要求は大きい。この要求に答える
ための技術として、分散データベースや、ファイル転送
があるが、ネットワーク負荷が高くなるとか、既存の業
務プログラムの変更が必要になるなどの欠点がある。
形式に従うインタフェースと、固定長ブロック形式に従
うインタフェースの両方を持たせて、オープンシステム
からこのディスクをアクセスし、メインフレームから格
納した業務上の情報を利用することを可能とするもので
ある。
ースと、固定長ブロック形式に従うインタフェースの両
方を有する記憶装置の使用法、特に2つのインタフェー
スの間でデータを共用する機能については、従来の技術
で公知のものはない。
データ形式に従うインタフェースと、固定長ブロック形
式に従うインタフェースの両方を有する記憶装置を含む
計算機システムにおいて、シリンダー番号、ヘッド番号
そしてレコード番号で指定されるカウントキーデータ形
式のレコードアドレスと、LBA(Logical Block Addr
ess)で指定される固定長ブロック形式のアドレスとを
互いに変換する手段と、カウントキーデータ形式で記憶
装置に格納されているレコードを固定長ブロック形式に
従うインタフェースでアクセスさせる手段と、前記レコ
ードから、ユーザデータだけを取り出す手段と、前記レ
コードのユーザデータを、あらかじめ定められた形式に
したがって解釈し、利用する手段とを有する計算機シス
テムを提供する。
式に従うインタフェースでデータをアクセスし、当該デ
ータを管理する手段と、固定長ブロック形式に従うイン
タフェースでデータをアクセスし、当該データを管理す
る手段と、前記どちらかの手段があるデータを使用して
いる場合、もう片方の手段にとっても当該データが使用
中であるともう片方の手段をして知らしめる手段を有す
る計算機システムを提供する。
によりこの発明をさらに詳しく説明する。
テムの要部構成図である。
System Interface)インタフェース60を有する。C
PU11は、チャネルインタフェース70を有する。デ
ィスク制御装置80は、SCSIインタフェース61で
CPU10と接続し、チャネルインタフェース71でC
PU11と接続する。SCSIバス65は、SCSIインタ
フェース60と61をむすぶ。チャネルケーブル75
は、チャネルインタフェース70と71をむすぶ。
を、任意の固定長ブロック形式に従うインタフェースと
する構成も可能である。チャネルインタフェース70な
いし71を、任意のカウントキーデータ形式に従うイン
タフェースとする構成も可能である。
と呼び、固定長ブロック形式をFBA(Fixed Block Archit
ecture)形式と呼ぶ。CKD形式のレコードを、CKDレコー
ドと呼ぶ。
システム40によって制御される。CPU11は、日立
製作所のVOS3(Virtual-storage Operating System
3)オペレーティングシステム50によって制御される。
UNIXオペレーティングシステム40を、SCSIイ
ンタフェースをサポートする任意のオペレーティングシ
ステムとした構成も可能である。VOS3オペレーティ
ングシステム50を、チャネルインタフェースをサポー
トする任意のオペレーティングシステムとした構成も可
能である。
ションプログラム20と21がそれぞれ動作する。アプ
リケーションプログラム20と21は、プログラミング
言語COBOLで記述され、ディスク制御装置80にあ
る、VSAM ESDS(Virtual Storage Access Met
hod Entry-Sequenced Data Set)をアクセスする。VS
AM ESDSを、CKD形式で格納されたデータをアク
セスする、任意のアクセス法の任意のデータセットある
いは任意のファイルとする構成も可能である。
は、VSAM55を含む。VSAM55は、ディスク制御装置8
0に格納されたデータを、VSAMデータセットのレコ
ードとして、アプリケーションプログラム21からアク
セス可能とする。
ム40の要部構成図である。UNIXオペレーティング
システム40は、ファイル管理機能150およびSCSIデ
バイスドライバ155を含む。メモリ管理機能やプロセ
ス管理機能など、本発明の実施の形態に関連のうすいも
のは省略してある。SCSIデバイスドライバ155は、SC
SIインタフェース60を制御し、ディスク制御装置80
および180をアクセスする。ディスク制御装置80お
よび180は、SCSIバス65によりSCSIインタフェース
60に接続する。ディスク制御装置80は、VSAMデータ
セットを、ディスク制御装置180はFFS(Berkeley Fas
t File System)のファイルを格納する。FFSは、UNI
Xオペレーティングシステム40のファイル管理機能1
50によって標準的にサポートされるファイルシステム
の形式である。一方、UNIXオペレーティングシステ
ム40のファイル管理機能150は、VSAMデータセ
ットのアクセスをサポートしていないものとする。
トリに存在するファイルの一覧を表示するコマンドであ
る。ディスク制御装置180に含まれるFFSのあるディ
レクトリを指定して発行された、ls コマンド160の
ディスクアクセス要求は、ファイル管理機能150およ
びSCSIデバイスドライバ155によって処理されて、デ
ィスク制御装置180をアクセスする。
5のディスクアクセス要求は、ファイル管理機能150
を経由せずに、SCSIデバイスドライバ155だけによっ
て処理され、ディスク制御装置80をアクセスする。こ
の場合、ディスク制御装置80に格納される各VSAMデー
タセットの属性情報や、物理的な格納位置情報等は、U
NIXオペレーティングシステム40からCKDレコード
アクセスライブラリ35へは提供されない。CKDレコー
ドアクセスライブラリ35には、ディスク制御装置80
全体が1つのファイルに見えるだけである。このような
アクセス方法を、ローIOと呼ぶ。
は、ファイル名により、前記2つのディスクアクセス要
求を区別する。アクセスするファイル名として、キャラ
クタ特殊ファイル名を指定すると、ローIOによるアクセ
スがされ、それ以外の通常ファイル名を指定すると、フ
ァイル管理機能150を経由するアクセスとなる。キャ
ラクタ特殊ファイル名の例として、/dev/rsd1c があ
る。
アクセスライブラリ30と、CKDレコードアクセスライ
ブラリ35がある。CKDレコードアクセスライブラリ3
5は、VSAMアクセスライブラリ30が発行する、CK
Dレコードアクセス要求を、FBA形式のアクセス要求に変
換して、UNIXオペレーティングシステム40に与
え、その結果をCKD形式に変換してVSAMアクセスラ
イブラリ30に返す。VSAMアクセスライブラリ30
は、ディスク制御装置80に格納された、VSAMを制
御するためのデータ構造を参照して、ディスク制御装置
80に格納されたデータを、VSAMデータセットのレ
コードとして、アプリケーションプログラム20からア
クセス可能とする。
40のファイル管理機能150が、VSAMデータセッ
トのアクセスをサポートする構成も可能である。この場
合、VSAMアクセスライブラリ30およびCKDレコー
ドアクセスライブラリ35はUNIXオペレーティング
システムの一部分として実装される。
ディスク装置100を有する。ディスク装置100に
は、CKDレコード110が格納されている。ディスク制
御装置80は、チャネルインタフェース71を経由し
て、CKD形式にしたがった、シリンダー番号、ヘッド番
号、そしてレコード番号を指定したレコードのアクセス
を提供する。以下、シリンダー番号、ヘッド番号、そし
てレコード番号で表されるレコードアドレスを、CCHHR
と呼ぶ。シリンダー番号、ヘッド番号で表されるトラッ
クアドレスを、CCHHと呼ぶ。
ンタフェース61を経由して、FBA形式に従ったアクセ
スも提供する。この場合、ブロック長を512バイトと
し、シリンダー0、ヘッド0、そしてレコード1を第0
のLBA(Logical Block Address)をもつものとす
る。ディスク制御装置80に格納されるCKDレコード
の、FBA形式に従ったアドレス付けや、アクセスの仕方
については後述する。
は、当該データが格納されているシリンダー番号、ヘッ
ド番号、そしてトラック先頭からのバイト位置によって
識別される。データのディスク装置100でのシリンダ
ー番号、ヘッド番号は、当該データが、CPU11からチ
ャネルインタフェース71を経由してアクセスされると
きに指定されるシリンダー番号、ヘッド番号と同じであ
るとする。これが異なる構成も可能である。ディスク装
置100に格納されたデータが、LBAで識別される構成
も可能である。その場合、CPU11からチャネルインタ
フェース71を経由してアクセスされるときに指定され
るシリンダー番号、ヘッド番号そしてレコード番号と、
LBAを互いに変換する手段が必要になる。この構成は、
第2の発明の実施の形態として後述する。
である。ディスク装置100は、1つのトラックあたり
最大64キロバイトのデータを格納することができるも
のとし、以下これをトラック容量と呼ぶ。バッファ90
は、トラック容量だけの大きさを持つ。トラック容量
に、ヘッド数をかけたものを、シリンダー容量と呼ぶ。
の処理のフローチャートである。アプリケーションプロ
グラム20は、COBOLで記述され、ディスク制御装置8
0に格納される、VSAM ESDSを1つオープンして、デー
タセットの最初のレコードを1つ読み、それをコンソー
ルに表示し、データセットをクローズして終わるという
ものである。
プンを行う。COBOLでの記述形式は、OPEN INPUT データ
セット名であり、指定したデータセットを読み込み専用
でオープンすることを示す。これによりVSAMアクセ
スライブラリ30が呼ばれる。そこで行なわれる処理
を、図4に示す。これについては後述する。
込みを行う。COBOLでの記述形式は、READ データセット
名 RECORD INTO 一意名であり、指定したデータセット
からVSAMレコードを1つ読んで、一意名で示されるアプ
リケーションプログラム20の変数にいれることを示
す。これによりVSAMアクセスライブラリ30が呼ば
れる。そこで行なわれる処理を、図5に示す。これにつ
いては後述する。
0で読み込んだVSAMレコードを、コンソールに表示す
る。
ーズを行なう。これによりVSAMアクセスライブラリ
30が呼ばれる。そこで行なわれる処理を、図6に示
す。これについては後述する。以上でアプリケーション
プログラム20の処理を終わる。
が行う、VSAM ESDSのオープン処理1100のフローチ
ャートである。ステップ500で、UNIXオペレーティン
グシステム40の、ローIO機能をオープンする。正確に
言うと、ディスク制御装置80に対応したキャラクタ特
殊ファイルをオープンする。本発明の実施の形態では、
すべてのVSAM ESDSは、ディスク制御装置80に存在す
るものとする。CPU10に複数のディスク装置が接続さ
れる構成も可能である。その場合は、指定されたデータ
セット名から、それがどのディスク装置に存在するかを
判断する手段が必要である。
ブラリ30は、CKDレコードアクセスライブラリ35の
機能を使用して、ディスク制御装置80から、標準ボリ
ュームラベルを読み込む。
特定の場所に書かれており、VTOC(Volume Table of Con
tent)のアドレスを有する。標準ボリュームラベルの読
み込みは、前記特定のCCHHRを指定して、図7に示すCKD
レコード読み込み処理を呼ぶことで行う。CKDレコード
読み込み処理については後述する。VOS3オペレーテ
ィングシステム50は、ディスク装置ごとに1つVTOCを
作成する。VTOCは、そのディスク装置に含まれるすべて
のデータセットの管理情報を有する。
のデータ部から、VTOCのCCHHRを得る。VTOCは、キー部
44バイト、データ部96バイトのレコードの集まりで
ある。各レコードを、DSCB(Dataset Control Block)と
呼ぶ。DSCBには、いろいろな形式がある。 形式1DSCB
は、キー部がデータセット名で、データ部はそのデータ
セットの属性や、割り当てられている物理的な格納位置
の情報を有する。データセットが割り当てられている物
理的な格納領域を、エクステントと呼ぶ。エクステント
は、それが占めるシリンダー番号、トラック番号で識別
される。
をCKDレコードアクセスライブラリ35の機能を使用し
て、1つ読む。
り、かつキー部は指定されたデータセット名に等しいか
調べる。条件が成り立てば、ステップ550に進む。そ
うでなければ、ステップ540に進む。
ータセットの形式1DSCBであるので、これをVSAMア
クセスライブラリ30のローカルな変数にコピーして、
コール元に戻る。これで、VSAM ESDSのオープン処理が
終わる。
進め、次のDSCBを読む準備をして、ステップ520に戻
る。
が行う、VSAM ESDSのリード処理1110のフローチャ
ートである。
ドは、それらが作成された順で順序づけされている。V
SAMアクセスライブラリ30は現在処理対象となるVS
AMレコード位置を常に記憶しており、以下、それをカレ
ントレコードと呼ぶ。カレントレコードは、データセッ
トがオープンされたときに、最初のVSAMレコードとされ
る。リードされると、カレントレコードは次のVSAMレコ
ードとなる。
を、CI(Control Interval)と呼んでいる。CIは、VSAMレ
コードを含むほか、CI内の未使用スペースの管理情報な
どを有する。VSAMアクセスライブラリ30は、VSAM
レコードを、それが含まれるCIのRBA(Relative Byte Ad
dress)と、CIの中でのVSAMレコードの通番で識別する。
レコードを含むCIのRBAとする。ステップ610で、目
的RBAを含むエクステントを探す。これはつまり、デー
タセット内のオフセットから、そのオフセットを持つデ
ータが実際に格納されているCCHHRを求めることであ
る。
を例に、以下説明する。このときカレントレコードはVS
AM ESDSの最初のCIに含まれ、そのCIのRBAは0であると
する。形式1DSCBは、エクステント情報の配列を持ち、
各エクステントごとに、そのエクステントの開始CCHH
と、終了CCHHを記録する。前記エクステント情報の配列
は、対応するRBAの昇順に並んでいる。今の例では、目
的RBAは0であるので、明らかに最初のエクステントの
最初のレコードに含まれる。この結果、目的とするCCHH
は形式1DSCBに記録された最初のエクステント情報の示
す開始CCHHであることがわかる。また、レコード0には
ユーザデータは格納できないため、Rは1であることが
わかる。
で求めたCCHHRを指定して、図7に示すCKDレコード読み
込み処理を呼ぶ。CIが、複数のCKDレコードからなる場
合には、その数だけCKDレコード読み込み処理を呼ぶ。
照して、CIの中で目的とするVSAMレコードを探す。それ
は、カレントレコードの通番を持つものである。ステッ
プ640で、アプリケーションプログラム20の変数で
ある一意名に、VSAMレコードをコピーする。
次のVSAMレコードとする。以上で、VSAM ESDSのリード
処理が終わる。
が行う、VSAM ESDSのクローズ処理1130のフローチ
ャートである。
グシステム40の、ローIO機能をクローズする。正確に
言うと、ディスク制御装置80に対応したキャラクタ特
殊ファイルをクローズする。
る。以上で、VSAM ESDSのクローズ処理が終わる。
35が行なう、CKDレコード読み込み処理のフローチャ
ートである。CKDレコード読み込み処理は、VSAMア
クセスライブラリ30から呼ばれ、指定されたCCHHRを
持つレコードをディスク制御装置80から読み、そのキ
ー部とデータ部を返す。
持つレコードを含むトラックの先頭に対応するLBAを計
算する。ただし、以下では、割算を示す/では、整数部
分のみを商とする。
トラック容量) / ブロック長 ステップ410では、UNIXオペレーティングシステム4
0のローIO機能をつかって、前記LBAから、1トラック長
だけ、SCSIインタフェース60を経由してディスク制御
装置80からデータを読む。ローIO機能を使う理由は、
UNIXオペレーティングシステム40はVSAMデータセ
ットのアクセスをサポートしていないために、UNIXオペ
レーティングシステム40のファイル管理機能を使用す
ることができないためである。
理するレコードアドレスを、トラックの先頭とする。
ント部に含まれる、レコードIDを調べて、当該レコード
が、指定されたCCHHRを持つものであるか調べる。指定
されたCCHHRを持てばステップ440へ進む。そうでな
ければ、ステップ450へ進む。
が見つかったので、そのキー部と、データ部をコール元
に返して処理を終了する。
に、現在のレコードのキー部とデータ部の長さを加え
て、つぎに処理するレコードアドレスとして、ステップ
430に戻る。レコードのキー部とデータ部の長さは、
そのレコードのカウント部に書いてある。
ド読み込み処理が1度呼ばれると必ず1トラックがディ
スク制御装置80から読まれる。最近アクセスしたトラ
ックのデータをキャッシュしておいて、同じトラックが
要求されたらディスク制御装置80をアクセスしないで
すます構成も可能である。
SCSI READ処理のフローチャートである。この処理は、
前記図7のCKDレコード読み込み処理のステップ410
でUNIXオペレーティングシステム40のローIO機能が使
用された結果、ディスク制御装置80の側で行なわれる
ものである。
0は、CPU10からSCSIインタフェース61を経由
してSCSIのREADコマンドを受ける。
d Descriptor Block)から、対象データのLBAを得、
それをディスク装置100のシリンダー番号とヘッド番
号に変換する。
はnをmで割った余りを示す。
ー番号とヘッド番号をもつトラックを、バッファ90に
読む。このときにバッファ90に読み込まれるトラック
の形式を、図9に示す。
データの、トラック上の配置を示したものである。30
0から、345は、トラック上の実際の物理的なデータ
の配置を示す。これに対して、380は、前記図8のス
テップ220でバッファ90に読み込まれるトラックの
形式を示したものである。390、392そして394
は、380に示すデータが、SCSIインタフェース61を
経由して、CPU10に転送されるときの形式を示したも
のである。
ラックの始まりを示す。305は、ホームアドレスであ
り、トラックの状態や、IDを示す。310はレコード0
のカウント部であり、315はレコード0のデータ部で
ある。カウント部は、各レコードの最初のフィールドで
あり、そのレコードの状態、位置、及び長さを示す。レ
コード0は、トラックの最初のレコードであり、ユーザ
データを格納することはできない。320、325、そ
して330はそれぞれ、レコード1のカウント部、キー
部、データ部である。335、340そして345はそ
れぞれ、レコード2のカウント部、キー部、データ部で
ある。以下に続くレコードは、省略した。305から3
45の各フィールドの間は、ギャップと呼ばれる領域
で、定められた長さを持ち、データが格納されない。
345までのフィールドのうち、レコード1以下の、カ
ウント部とキー部、そしてデータ部を連続して配置した
ものである。
ルドにそれぞれ存在するECC(ErrorCorrecting Code)な
どは380には含まれないが、図3では簡単のため、そ
の違いは表されていない。
制御装置80のブロック長である、512バイトの長さ
を持つブロックである。390、392そして394に
は、380に示すデータが、カウント部、キー部、デー
タ部すべてが連続して、順に格納される。CKDレコード
の境界とブロックの境界とは、必ずしも一致しない。
ス61からは、ホームアドレス305や、レコード0は
見えない。ECCや、ギャップはもちろん見えない。
は、トラックに格納されるユーザデータの最大値ではな
く、各レコードのカウント部や、ホームアドレス、それ
にレコード0の長さをも加えた最大値であるとする。
ファ90の、ステップ210で求めたトラック先頭から
のバイト位置で指定されるブロックから、SCSIイン
タフェース61を経由してCPU10にデータを転送す
る。
で転送したかを判断する。トラックの終わりまで転送し
たならば、ステップ250に進む。そうでなければ、ス
テップ270に進む。トラックの終わりまでを転送した
とは、当該トラックの最終レコードの最終バイトを転送
し終わったことをいう。
クの終端まで、0を転送する。これを以下、パディング
と呼ぶ。この処理が必要な理由を以下に示す。
タの容量は、レコード長によって変わる。このため、一
般的にはトラックに実際に格納されているデータの容量
は、ブロック長、現在の場合512バイトの倍数になら
ない。ステップ250のパディングを行なわないなら
ば、このディスクをFBA形式で読んだときに、1つのブ
ロック内に異なるトラックのデータが混在することにな
る。これは、CPU10のCKDレコードアクセスライブラリ
35の処理を複雑にする。本発明の実施の形態では、ス
テップ250のパディングを行ない、トラックは必ずブ
ロック境界から始まることを保証するものとする。ステ
ップ250のパディングを行なわない構成も可能であ
る。パディングのために転送するデータとして、0以外
を使うことも可能である。
ンダー番号、ヘッド番号を計算する。 ステップ270
では、CDBで指定されたブロックを、すべて転送したか
調べる。すべて転送したなら、リード処理を終了する。
すべて転送していないなら、トラック先頭からのバイト
位置を0に設定して、ステップ220へ戻る。
コードアクセスライブラリ35は図7のステップ410
に示すように、必ず1トラックだけをアクセスする。こ
のため、詳細はUNIXオペレーティングシステム40の処
理に依存するものの、ステップ260で計算した次のト
ラックアドレスを有するトラックがステップ220で読
み込まれることは、一般的には起こらないと考えられ
る。
て述べたように、トラックのキャッシュを行なう構成が
可能である。
ステムの要部構成図である。
システムの構成は、第1の発明の実施の形態のディスク
制御装置80のディスク装置100を、FBA形式でアク
セスされるディスク装置100’に変更した構成であ
る。ディスク装置100’が複数ある構成も可能であ
り、これを図18に示す。図18については、後述す
る。
を512バイトとし、LBAによるアクセスを提供する。
ディスク装置にCKDレコード110が格納されること
や、チャネルインタフェース71を経由して、CKD形式
にしたがったアクセスをCPU11に提供することは第1
の発明の実施の形態と同じである。
れるデータの配置を示したものである。2000、20
02そして2004は、ディスク装置100’に格納さ
れたトラックのデータを有するブロックであり、それぞ
れ512バイトの長さを持つ。380’はバッファ90
に読み込まれるトラックの形式である。390、392
そして394は、380’に示すデータが、SCSIインタ
フェース61を経由して、CPU10に転送されるときの
形式を示したものである。390、392そして394
は図9と同じである。
0を含む。これは、ディスク制御装置80が、チャネル
インタフェース71を経由してCKD形式にしたがったア
クセスを受けるために、CKD形式特有の、いわゆるフォ
ーマットライトコマンドを処理し、書き込まれたデータ
を保持する必要があるためである。フォーマットライト
コマンドの例としては、WRITE HOME ADDRESS や、WRITE
COUNT, KEY, AND DATAがある。
02そして2004のデータを連続して並べたものであ
り、ここにもホームアドレスとレコード0が存在する。
う、SCSI READ 処理のフローチャートである。図12の
フローチャートは、第1の発明の実施の形態の図8のフ
ローチャートに、ステップ2100と、ステップ211
0を加えたものである。
0で、CDBに指定されたLBAから計算したCCHHを、さらに
LBAに再計算する。
トラック容量) / ブロック長 上記シリンダー容量とトラック容量は、ディスク制御装
置80がチャネルインタフェース71を経由してCPU1
1に見せているものである。ブロック長は、ディスク装
置100’の属性で、512バイトである。ディスク装
置100’が複数ある構成をとった場合、目的CCHHを持
つトラックがどのディスク装置に存在するかを決める手
段が必要になり、LBAの計算も複雑になる。
0’からバッファ90に、2000、2002、200
4そしてそれに続くブロックを、1トラック分だけ読み
込む。バッファ90には380’に示すデータが格納さ
れる。
ータ上で、レコード1のカウント部の開始位置を決め
る。このためには、レコード0のカウント部を見て、レ
コード0の長さを求め、それとホームアドレスの長さだ
けをバッファ90の先頭位置に足し込めばよい。ホーム
アドレスとレコード0は、SCSIインタフェース61を経
由して、CPU10に転送されることがないため、この処
理が必要である。
0で位置付けたレコード1から転送がされる。以下の処
理は、第1の発明の実施の形態の図8と同じであるの
で、説明は省略する。
態の計算機システムのディスク装置100’を、その約
半分の容量を持つディスク装置100”およびディスク
装置2500で置き換えた計算機システムの要部構成図
である。各ディスク装置へのデータの分配は、トラック
単位で行なわれ、偶数トラック番号のものはディスク装
置2500に、奇数トラック番号のものはディスク装置
100”に格納されるものとする。
ステムの要部構成図である。
システムの構成は、第1の発明の実施の形態のCKDレコ
ードアクセスライブラリ35を、少し異なる機能を持つ
CKDレコードアクセスライブラリ35”に置き換えた構
成である。
形態の主な違いを以下に簡単に述べる。
ドからカウント部を取り除くのはCPU10のCKDレコード
アクセスライブラリ35であったが、本発明の実施の形
態ではディスク制御装置80がこれを行なう。
では、CKDレコードアクセスライブラリ35はディスク
制御装置80からトラック単位でデータを読み込んだ
が、本発明の実施の形態ではブロック単位でデータを読
み込む。そして、本発明の実施の形態ではSCSIインタフ
ェース60を経由してCKDレコードアクセスライブラリ
35が受け取るデータにはカウント部がついていないの
で、これだけではレコード境界が決まらない。しかしこ
れはVSAM をアクセスするうえでは問題にならない。こ
の理由を、以下に説明する。
的なレコードは、VSAMのユーザであるアプリケーション
プログラムが扱うVSAMレコードとは対応しない。ディス
ク装置への格納すなわちCKDレコードの割当は、CIごと
に行なわれる。CIを格納する各CKDレコードは、キー部
を持たず、データ部の長さは同じVSAMデータセットに属
するCKDレコードであればすべて等しく、VSAMにより1
024バイトなど、適当な長さに決められる。ディスク
制御装置80は、図8のステップ250のパディング処
理をおこなうことで、CKD形式で格納されたデータをFBA
形式でアクセスするときに、CKD形式でのトラック境界
がFBA形式でのブロック境界をまたがらないことを保証
する。このため、トラック先頭のLBAが与えられれば、
目的とするレコードの位置は、レコード番号とレコード
長から容易に求めることができる。
35が受け取るデータにカウント部がついていないこと
は、VTOCをアクセスするうえでも問題にならない。VTOC
は、キー部44バイト、データ部96バイトのレコード
の集まりである。このため、上記VSAMの場合と同様に、
レコード位置を求めるのは容易である。
5は、その上位プログラム、今の場合VSAMアクセス
ライブラリ30から、現在処理対象としているトラック
に、どんな形式のレコードが格納されているかを教わる
ことで、レコード境界を見つけることが可能である。こ
のためカウント部は必要ない。
長のCKDレコードを扱うものもあるため、本発明の実施
の形態の方式は適用できないものがある。
るデータの、トラック上の配置を示したものである。3
00から345は、図9と同じであり、トラック上の実
際の物理的なデータの配置を示す。380”は、バッフ
ァ90に読み込まれるトラックの形式を示したものであ
る。390”と392”は、380”に示すデータが、
SCSIインタフェース61を経由して、CPU10に転送さ
れるときの形式を示したものである。
ら345までのフィールドのうち、レコード1以下の、
キー部とデータ部だけを集めたものである。
リ35”が行なう、CKDレコード読み込み処理のフロー
チャートである。
を持つレコードを含むブロックのLBAを計算する。R
は、目的レコ−ドのレコ−ド番号である。
トラック容量) / ブロック長 +((Rー1)*
レコード長) / ブロック長 最初の項が、目的レコードを含むトラックの先頭アドレ
スであり、2番目の項がトラック上のオフセットであ
る。
開始オフセットは、 ブロック内オフセット = ((Rー1)* レコード
長) % ブロック長 である。
ングシステム40のローIO機能をつかって、前記LBAか
ら、((レコード長 + (ブロック長ー1))/ ブ
ロック長)ブロックだけ、あるいは、レコードがブロッ
クをまたがる場合にはさらに1ブロック余分に、SCSIイ
ンタフェース60を経由してディスク制御装置80から
データを読む。
のアドレス+ブロック内オフセットをキー部として、そ
してキー部の終了アドレスをデータ部としてコール元に
返して処理を終了する。
を使って説明する。CKDレコードアクセスライブラリ3
5”は、VSAMアクセスライブラリ30から、VTOCの
レコード4を読む要求を受けたとする。VTOCは、トラッ
ク先頭のレコード1から開始するとする。ブロック長は
512バイト、レコード長はキー部が44バイト、デー
タ部が96バイト、合計140バイトである。
トラック容量)/512 +((4ー1)* 140)
/ 512 であり、 ブロック内オフセット = ((4ー1)*140)
% 512 = 420 である。
2ー1))/512 + 1 =2ブロックが読み込ま
れる。
頭から420バイト目のアドレスがキー部として、46
4バイト目のアドレスがデータ部として、VSAMアク
セスライブラリ30に返る。
ステムの要部構成図である。
システムの構成は、第1の発明の実施の形態のVSAM
アクセスライブラリ30を、少し異なる機能を持つVS
AMアクセスライブラリ30’’’に置き換え、さらに
CPU11にVTOCユティリティ2300を加えた構成であ
る。
形態の主な違いを以下に簡単に述べる。
スライブラリ30は、図4に示したVSAM OPEN処理にお
いて、指定されたデータセット名称の形式1DSCBを探す
ために、標準ボリュームラベルとVTOCを読んだ。本発明
の実施の形態のVSAMアクセスライブラリ30’’’
は、そのためにVTOCユティリティ2300が求めたデー
タを使い、ディスク制御装置80のアクセスはしない。
ーティングシステム50上で動作し、ディスク制御装置
80をアクセスして目的データセットの形式1DSCBを求
める。VOS3オペレーティングシステム50にはこれを行
なうマクロが提供されており、それをOBTAIN(SEARCH)マ
クロと言う。 VTOCユティリティ2300は、OBTAIN(SE
ARCH)マクロを、目的とするデータセット名称を指定し
て発行する。VOS3オペレーティングシステム50はVTOC
をアクセスして、結果である形式1DSCBをVTOCユティリ
ティ2300に返す。
をアクセスするときに、VTOC索引を使用したり、指定し
たキー部を持つレコードをサーチするCCW(Channel Comm
andWord)を使用したりするために、一般的にその処理は
第1の発明の実施の形態のVSAMアクセスライブラリ
30の行なう、図4に示したVSAM OPEN処理のステップ
505からステップ540に比べると高速である。
0’’’が行う、VSAM ESDSのオープン処理のフローチ
ャートである。
システム40の、ローIO機能をオープンする。
ライブラリ30’’’はVTOCユティリティ2300より
形式1DSCBを得る。具体的には、プログラム間通信を用
いてVTOCユティリティ2300を呼び出して結果を返送
させてもいいし、あらかじめVTOCユティリティ2300
を実行させておき、その結果を人間がコンソールから入
力してもよい。
Mアクセスライブラリ30のローカルな変数にコピーし
て、コール元に戻る。これで、VSAM ESDSのオープン処
理が終わる。
ステムの要部構成図である。
システムの構成は、第1の発明の実施の形態のVSAM
アクセスライブラリ30を、少し異なる機能を持つVS
AMアクセスライブラリ30””に置き換え、さらにCP
U11にロックユティリティ2600を加えた構成であ
る。
の形態が有する、以下の課題を解決するための機構を有
する。
ントキーデータ形式に従うインタフェースでデータをア
クセスし、当該データを管理し、UNIXオペレーティング
システム40は固定長ブロック形式に従うインタフェー
スでデータをアクセスし、当該データを管理する。両オ
ペレーティングシステムは、ディスク装置100にある
各データセットが使用中かどうかという情報を、それぞ
れのオペレーティングシステムの管理するメモリに持
つ。このため、お互いがどのデータセットを使用してい
るかはわからない。このため、UNIXオペレーティングシ
ステム40上で動作するアプリケーションプログラム2
0が現在参照しているデータセットを、VOS3オペレーテ
ィングシステム50上で動作するアプリケーションプロ
グラム21が削除してしまうといった不具合を防ぐこと
ができない。このような不具合は、アプリケーションプ
ログラムあるいはオペレーティングシステムの動作不良
あるいはデータセットの破壊をひきおこすおそれがある
ために、避けなければいけない。このために、本発明の
実施の形態はロックユティリティ2600を有する。
レーティングシステム50上で動作するプログラムであ
る。ロックユティリティ2600は、VSAMアクセス
ライブラリ30””の要求に従って、VSAMアクセス
ライブラリ30””がアクセスしようとするデータセッ
トの使用を、 VOS3オペレーティングシステム50に要
求する。しかしロックユティリティ2600は自分では
使用を要求したデータセットへのアクセスは行わない。
データセットへのアクセスはSCSIインタフェースを
経由してUNIXオペレーティングシステム40が行う。VO
S3オペレーティングシステム50には必要に応じてデー
タセットの使用の要求を行なうマクロが提供されてお
り、それをDYNALLOCマクロと言う。VSAMアクセスラ
イブラリ30””は、データセットをアクセスしようと
するときには、そのデータセット名称を指定してロック
ユティリティ2600を呼ぶ。ロックユティリティ26
00は、DYNALLOCマクロを、目的とするデータセット名
称を指定して発行する。これにより、UNIXオペレーティ
ングシステム40がアクセスしようとするデータセット
は、VOS3オペレーティングシステム50にとっても使用
中とみなされるため、前述のアクセスの競合による不具
合を防ぐことができる。
0””が行う、VSAM ESDSのオープン処理のフローチャ
ートである。
イブラリ30””はオープンしようとするデータセット
名称を指定して、ロックユティリティ2600を呼ぶ。
具体的には、プログラム間通信を用いてロックユティリ
ティ2600を呼び出すなどの方法がある。ロックユテ
ィリティ2600はVOS3オペレーティングシステム50
にDYNALLOCマクロを発行し、データセットの使用を要求
する。これにより、当該データセットは、VOS3オペレー
ティングシステム50で動作するアプリケーションプロ
グラムからアクセスができなくなる。
略する。
0””が行う、VSAM ESDSのクローズ処理のフローチャ
ートである。
イブラリ30””はクローズしようとするデータセット
名称を指定して、ロックユティリティ2600を呼ぶ。
ロックユティリティ2600はVOS3オペレーティングシ
ステム50にDYNALLOCマクロを発行し、データセットの
使用の終了を伝える。これにより、当該データセット
は、VOS3オペレーティングシステム50で動作するアプ
リケーションプログラムからアクセスできるようにな
る。
略する。
スライブラリ30””がオープンしたデータセットは、
VOS3オペレーティングシステム50で動作するアプリケ
ーションプログラムからはいっさいアクセスできなくな
る。これを、例えばデータセットの読みだしは許可し、
更新は許可しないようにすることもできる。そのために
は、VSAMアクセスライブラリ30””からロックユ
ティリティ2600に、データセット名称の他に当該デ
ータセットの共用モードを与え、ロックユティリティ2
600がその共用モードに従ってDYNALLOCマクロを発行
するようにすればよい。
0””はロックユティリティ2600を使用して、UNIX
オペレーティングシステム40上で動作するアプリケー
ションプログラム20の要求にしたがって、ディスク装
置100にVOS3オペレーティングシステム50の管理す
るデータセットを新規に作成することができる。同様
に、データセットを削除したり、既存のデータセットの
大きさを拡張、縮小することもできる。
ンフレームと、オープンシステムとの間で、データが共
用できる。これにより、より柔軟で、安価かつ高性能な
計算機システムを構成することができる。
テムの要部構成図である。
ーティングシステムの要部構成図である。
ションプログラムの処理の手順を示すフローチャートで
ある。
処理の手順を示すフローチャートである。
処理の手順を示すフローチャートである。
処理の手順を示すフローチャートである。
ド読み込み処理の手順を示すフローチャートである。
処理の手順を示すフローチャートである。
式のデータ構造図である。
ステムの要部構成図である。
形式のデータ構造図である。
D処理の手順を示すフローチャートである。
ステムの要部構成図である。
形式のデータ構造図である。
ード読み込み処理の手順を示すフローチャートである。
ステムの要部構成図である。
N処理の手順を示すフローチャートである。
ステムの要部構成図である。
ステムの要部構成図である。
N処理の手順を示すフローチャートである。
SE処理の手順を示すフローチャートである。
ブラリ 35、35” CKDレコードアクセスライブ
ラリ 40 UNIXオペレーティングシステ
ム 50 VOS3オペレーティングシス
テム 60、61 SCSIインタフェース 70、71 チャネルインタフェース 80 ディスク制御装置 90 バッファ 100、100’、100”” ディスク装置
Claims (8)
- 【請求項1】カウントキーデータ形式に従うインタフェ
ースと固定長ブロック形式に従うインタフェースとを有
する記憶装置を含む計算機システムにおいて、シリンダ
ー番号、ヘッド番号そしてレコード番号で指定されるカ
ウントキーデータ形式のレコードアドレスと、論理ブロ
ックアドレスで指定される固定長ブロック形式のアドレ
スとを互いに変換する手段と、カウントキーデータ形式
で記憶装置に格納されているレコードを固定長ブロック
形式に従うインタフェースでアクセスさせる手段と、前
記レコードから、ユーザデータだけを取り出す手段と、
前記レコードのユーザデータをあらかじめ定められた形
式にしたがって解釈し、利用する手段とを有することを
特徴とする計算機システム。 - 【請求項2】ディスクアクセスをアクセスするディスク
装置のカウントキーデータ形式にしたがって行う第1の
計算機と、ディスクアクセスを固定長ブロック形式にし
たがって行う第2の計算機と、前記第1及び第2の計算
機に接続するディスクサブシステムとを含んで構成され
る計算機システムであって、前記ディスクサブシステム
は、前記第1の計算機と接続し、カウントキーデータ形
式に従う第1のインタフェースと、前記第2の計算機と
接続し、固定長ブロック形式に従う第2のインタフェー
スと、前記第1及び第2の計算機からアクセスされるデ
ータをカウントキーデータ形式で格納するディスク装置
と、前記第2のインタフェースから受けた固定長ブロッ
ク形式のアドレスに基づき前記ディスク装置からデータ
を読み出し、該読み出したデータを前記第2のインタフ
ェースを介して固定長形式のブロック単位で前記第2の
計算機に転送する手段を有し、前記第2の計算機は、ア
プリケーションプログラムから発行されるカウントキー
データ形式に従ったディスクアクセス要求を受け付け、
カウントキーデータ形式のアドレスを前記固定長ブロッ
ク形式のアドレスに変換する手段と、変換された固定長
ブロック形式のアドレスを用いて前記ディスクサブシス
テムへアクセスする手段と、前記ディスクサブシステム
から転送されたブロック単位のデータからアクセス要求
で指定されたレコードのデータを抽出する手段を有する
ことを特徴とする計算機システム。 - 【請求項3】前記転送手段は、前記固定長形式のアドレ
スを基づき前記アクセス要求で指定されるレコードを格
納した領域のシリンダ番号、ヘッド番号を算出して前記
指定レコードを含むトラックのデータを前記ディスク装
置から読み出し、前記固定長形式のアドレスにより定ま
る前記トラック内でのブロックの先頭位置を判定し、前
記トラック内の前記先頭位置以降にあるデータを前記固
定長形式に従ったブロック単位で前記第2の計算機に転
送することを特徴とする請求項2記載の計算機システ
ム。 - 【請求項4】前記転送手段は、転送中のデータブロック
の途中で前記トラックのデータ転送を終了した場合、該
転送中のデータブロックの終端まで予め定められたデー
タを転送することを特徴とする請求項3記載の計算機シ
ステム。 - 【請求項5】前記ディスク装置は、固定長の記憶領域を
有し、前記カウントキーデータ形式のデータを前記固定
長の記憶領域の大きさに分割して格納しており、前記転
送手段は、前記固定長形式のアドレスに基づき、転送す
べきデータを格納した前記ディスク装置の記憶領域を判
定してデータの読み出しを行うことを特徴とする請求項
2記載の計算機システム。 - 【請求項6】前記転送手段は、前記固定長形式のアドレ
スに基づいて、前記カウントキーデータ形式のデータを
アクセスするためのシリンダ番号、ヘッド番号、及びレ
コード番号を算出し、算出したシリンダ番号、ヘッド番
号、及びレコード番号から転送すべきデータを格納した
記憶領域のアドレスを算出することを特徴とする請求項
5記載の計算機システム。 - 【請求項7】カウントキーデータ形式に従うインタフェ
ースと、固定長ブロック形式に従うインタフェースの両
方を有する記憶装置を含む計算機システムにおいて、 シリンダー番号、ヘッド番号そしてレコード番号で指定
されるカウントキーデータ形式のレコードアドレスと、
LBA(Logical Block Address)で指定される固定長
ブロック形式のアドレスとを互いに変換する手段と、 カウントキーデータ形式で記憶装置に格納されているレ
コードを固定長ブロック形式に従うインタフェースでア
クセスさせる手段と、 前記レコードから、ユーザデータだけを取り出す手段
と、 前記レコードのユーザデータを、あらかじめ定められた
形式にしたがって解釈し、利用する手段とを有すること
を特徴とする計算機システム。 - 【請求項8】請求項7記載の計算機システムであって、 カウントキーデータ形式に従うインタフェースでデータ
をアクセスし、当該データを管理する第1の管理手段
と、 固定長ブロック形式に従うインタフェースでデータをア
クセスし、当該データを管理する第2の管理手段と、 前記第1及び第2の管理手段のいずれかがあるデータを
使用している場合、もう片方の手段にとっても当該デー
タが使用中であると、もう片方の手段をして知らしめる
手段とを有することを特徴とする計算機システム。
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US7191197B2 (en) | 2002-05-22 | 2007-03-13 | Hitachi, Ltd. | Method and apparatus for detecting and transferring data of different formats |
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-
1996
- 1996-10-08 JP JP26693496A patent/JP3384258B2/ja not_active Expired - Fee Related
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