JPS62131349A

JPS62131349A - デ−タベ−ス処理方式

Info

Publication number: JPS62131349A
Application number: JP60272330A
Authority: JP
Inventors: Junji Yamanaka; 山中　潤二
Original assignee: Fujitsu Ltd
Current assignee: Fujitsu Ltd
Priority date: 1985-12-03
Filing date: 1985-12-03
Publication date: 1987-06-13
Also published as: JPH0456344B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔概要〕データベースの二次インデックスをもつレコードを追加
、変更、削除する更新処理を行う場合。

同時に二次インデックスの更新処理を行わず、後にまと
めて更新する。これによりレコードの更新処理を高速化
する。

〔産業上の利用分野〕

本発明は、データベース処理システムにおけるレコード
更新時の二次インデックスの更新処理方式に関する。

〔従来の技術〕

一般にデータベースのレコードは、レコードの配列順序
を規定する整理番号などの一次インデックスと、必要に
より、レコード中の各種のデータ項目からレコードを検
索可能にするための任意個数の二次インデックスとをそ
なえている。これらの−次インデソクスと二次インデッ
クスとを用いることにより、データベースに対する多様
な要求を効率的に処理することができる。

ところで、二次インデックスは、平均した検索効率を保
つため、木構造に編成され、大容量記憶装置に格納され
る。第３図に、二次インデックスの構造を示す。

このような木構造の二次インデックスは２通常。

レニ１−ドとは別に管理されている。従来は、レコード
が更新されたとき、それと同時に二次インデックスの更
新も行っていた。

第４図は、従来のデータベース処理システムの構成を示
したものである。図において、１はデータベース処理装
置、２はデータベース５３は端末。

１０は応用プログラム、１１はデータベース管理部、１
２は二次インデックス処理部、１３は二次インデックス
である。

利用者が端末３からデータベース処理装置１に処理要求
を行ったとき、対応する応用プログラムｌＯが呼び出さ
れる。応用プログラム１０は、処理に必要なデータ項目
をもつレコードの取り出し。

追加、削除、変更等をデータペース管理部１１に依頼す
る。

データペース管理部１１は、処理すべきレコードが二次
インデックス付きのものである場合、まず二次インデッ
クス処理部１２に、レコード位置の検出を依頼する。二
次インデックス処理部１２は、二次インデックス１３か
ら、必要なデータ項目をひき、三亥当するレコードのポ
インタを得て。

データペース管理部１１に通知する。

データペース管理部１１は、二次インデックス処理部１
２から通知されたレコードポインタを用いて、データベ
ース２のレコードについて、依頼された処理を行う。レ
コード処理が追加、削除。

変更のいずれかの更新処理である場合には、この後、二
次インデックス処理部１２に対して、二次インデックス
１３の更新処理を行わせる。

このようにして、二次インデックス１３は、データベー
ス２の状態を常に反映するように管理される。

〔発明が解決しようとする問題点〕

従来のデータベース処理システムでは、二次インデック
ス付きレコードの追加、削除、変更の更新処理を行った
とき、同時に二次インデックスの更新処理も行ういわゆ
る同期処理方式をとっていた。

このため２次のレコード処理が遅れ、特に二次インデッ
クスの更新が木構造上で上位レベルにまで波及する場合
には、アクセス回数が大幅に増えて、データベース処理
時間が長くなるという問題があった。このため、レコー
ドに付加できる二次インデックスの個数に制限を設ける
必要があった。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明は、データベースのレコード更新処理と二次イン
デックスの更新処理とを分離して、二次インデックスの
更新処理を非同期処理とし、またデータペース管理部と
二次インデックス処理部との間をマクロ命令インタフェ
ースとする。そしてレコード更新が発生するごとに、二
次インデックスの更新処理を要求するマクロ命令をログ
媒体に取得しておき、ある時間帯にまとめて二次インデ
ックスの更新処理を行うようにするものである。

これにより、データベースのレコード更新処理を高速化
することができる。

第１図は２本発明の原理的構成を示すものである。図に
おいて、１はデータベース処理装置、２はデータベース
、３は端末、４はログ媒体、１０は応用プログラム、１
１′はデータペース管理部。

１２は二次インデックス処理部、１３は二次インデノク
ス、１４は定義体を表す。

データベース処理装置１は、データベース２を管理し、
端末３の利用者の要求に応じて、データベースを用いた
処理を実行する。

応用プログラム１０は、利用者の要求した処理を実行す
る。その際データの入出力が必要なとき。

データベース管理部１１′に依頼する。

なお定義体１４には、二次インデックスの更新処理が非
同期である旨の定義を設けておく。

データベース管理部１１′は、データベース２からのレ
コードの読み出し、あるいはレコードの追加、削除、変
更等の更新を行う。

特に、データベース管理部１１′は、二次インデックス
付きのレコードを更新する場合に、二次インデックス処
理部１２に依頼して、レコードアトＬ／　ス’ｃ　得て
からデータベース２のアクセスを行う。

またその際、定義体１４を参照し、二次インデックスの
更新処理が非同期であることが定義されている場合に、
二次インデックスを更新するマクロ命令を発行する。し
かしこのときは、そのマクロ命令を二次インデックス処
理部１２へは与えずに。

ログ媒体４へ、格納のみを行う。

二次インデックス処理部１２は、データベース管理部１
１’からの二次インデックス１３を参照する依頼を受け
たとき、二次インデックスから、データベース２のレコ
ードアドレスを示すポインタを求め、データベース管理
部１１′に通知する。

〔作用〕

本発明によると、二次インデックス付きレコードの更新
処理は、二次インデックスの更新処理を後回しにして行
われるため、結果としてレコード更新処理時間が短縮さ
れる。また二次インデックスの更新処理は、適当な時間
帯、たとえば夜間等の空き時間を利用して一括処理でき
る。

〔実施例〕

第２図に１本発明によるデータベース処理システムの１
実施例構成を示す。

図において、１ないし４で示されている各要素は、第１
図に示されているものと同じであり、第２図においても
共通に用いられる。

ここでは、データベース管理部１１′中に示されている
処理フローを中心に説明する。図中の■ないし［相］は
、各処理ステージを示す。

■、応用プログラム１０からの処理依頼が二次インデッ
クス付きレコードであるか否かを識別する。

■、■で二次インデックス付きレコードである場合には
、二次インデックス処理部１２に対する二次インデック
スの検索処理を依頼し、レコードアドレスを貰う。

■、データベース２に対するレコード処理を実行する。

■、■のレコード処理がレコードの追加、削除。

変更の更新処理であるか否かを識別する。

■、■で更新処理の場合、二次インデックス更新のマク
ロ命令を発行する。マクロ命令の形式を下に例示する。

（レコードＡ、を追加）　　ｌＮ５ＥＲＴ　　Ｋｅｙ　
　（Ａ　＋）（レコードＢ１を削除）　　ＤＥＬＥＴＥ
　　Ｋｅｙ　　（Ｂ＋）（レコードＣ５を貼に変更）　
ＭＯＤＩＦＹ　　Ｋｅｙ（Ｃ＋、Ｄ＋）■、定義体１４
を調べ、二次インデックス更新処理について非同期の定
義が行われているか否かを調べる。

■、■で非同期の定義が行われていた場合、■で発行し
たマクロ命令を、ログ媒体４に格納する。

■、■で非同期の定義がされていない場合には。

■で発行したマクロ命令を二次インデックス処理部１２
に渡し、二次インデックス更新を実行させる。

■、■においてレコード更新処理でなかった場合および
■でマクロ命令のログをとった後は、終了する。

また■で二次インデックス付きでないレコードの場合は
、直ちに■のレコードアクセス処理を行う。

［相］、後に非同期による二次インデックスの更新処理
が起動された場合、ログ媒体４を読み出し。

各マクロ命令を順に二次インデックス処理部１２に渡し
、一括処理を行う。

〔発明の効果〕

本発明によれば、二次インデックス付きし”ｚ　−トの
更新処理を、従来システムにくらべて迅速化することが
でき、システムの処理効率も向上させることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明によるデータベース処理システムの原理
的構成図、第２図は本発明の１実施例システムの構成図
、第３図は二次インデックスの構造の説明図、第４図は
従来のデータベース処理システムの構成図である。第１図中。ｌ：データヘース処理装置２；データヘース３：端末４：ログ媒体１０：応用プログラム１１′：データヘース管理部１２：二次インデックス処理部１３：二次インデックス１４：定義体

Claims

【特許請求の範囲】二次インデックス付きレコードを含むデータベース（２
）を管理するデータベース管理部（１１）と、二次イン
デックスを格納した二次インデックス（１３）を管理す
る二次インデックス処理部（１２）とを有するデータベ
ース処理システムにおいて、二次インデックス付きレコードの更新処理を行う際に二
次インデックスの更新を非同期に行う旨の定義を設けた
定義体（１４）と、ログ媒体（４）とをそなえ、またデータベース管理部（１１）と二次インデックス処
理部（１２）との間にマクロ命令のインタフェースを設
け、データベース管理部（１１）は、インデックス付きレコ
ードの更新処理を行う依頼を受けるたびに、二次インデ
ックスを更新するマクロ命令を発行し、その際定義体（
１４）を参照して、二次インデックスの更新を非同期に
行う旨の定義がされている場合には、発行した上記マク
ロ命令をログ媒体（４）に格納するのみとし、業務処理
終了後の適当な時間に、ログ媒体（４）より各マクロ命
令を順次取り出して二次インデックス処理部（１２）に
与え、二次インデックス（１３）の一括更新処理を行わ
せることを特徴とするデータベース処理方式。