JPH03234054A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents
半導体装置の製造方法Info
- Publication number
- JPH03234054A JPH03234054A JP3088590A JP3088590A JPH03234054A JP H03234054 A JPH03234054 A JP H03234054A JP 3088590 A JP3088590 A JP 3088590A JP 3088590 A JP3088590 A JP 3088590A JP H03234054 A JPH03234054 A JP H03234054A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- region
- film
- electrode
- forming
- capacitive element
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 title claims abstract description 23
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 title description 13
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 claims abstract description 6
- 239000000758 substrate Substances 0.000 claims description 6
- 239000012535 impurity Substances 0.000 abstract description 17
- 229910052581 Si3N4 Inorganic materials 0.000 abstract description 16
- HQVNEWCFYHHQES-UHFFFAOYSA-N silicon nitride Chemical compound N12[Si]34N5[Si]62N3[Si]51N64 HQVNEWCFYHHQES-UHFFFAOYSA-N 0.000 abstract description 16
- 229910021420 polycrystalline silicon Inorganic materials 0.000 abstract description 10
- 238000005530 etching Methods 0.000 abstract description 7
- 150000002500 ions Chemical class 0.000 abstract description 6
- 230000003071 parasitic effect Effects 0.000 abstract description 5
- VYPSYNLAJGMNEJ-UHFFFAOYSA-N Silicium dioxide Chemical compound O=[Si]=O VYPSYNLAJGMNEJ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 20
- 229910052814 silicon oxide Inorganic materials 0.000 description 20
- 238000000034 method Methods 0.000 description 14
- 238000002955 isolation Methods 0.000 description 7
- XUIMIQQOPSSXEZ-UHFFFAOYSA-N Silicon Chemical compound [Si] XUIMIQQOPSSXEZ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 4
- 229910052785 arsenic Inorganic materials 0.000 description 4
- RQNWIZPPADIBDY-UHFFFAOYSA-N arsenic atom Chemical compound [As] RQNWIZPPADIBDY-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 4
- 229910052710 silicon Inorganic materials 0.000 description 4
- 239000010703 silicon Substances 0.000 description 4
- 238000009792 diffusion process Methods 0.000 description 3
- 230000003647 oxidation Effects 0.000 description 3
- 238000007254 oxidation reaction Methods 0.000 description 3
- 238000000926 separation method Methods 0.000 description 3
- OAICVXFJPJFONN-UHFFFAOYSA-N Phosphorus Chemical compound [P] OAICVXFJPJFONN-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 230000003321 amplification Effects 0.000 description 2
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 2
- 230000005684 electric field Effects 0.000 description 2
- 239000002784 hot electron Substances 0.000 description 2
- 238000003199 nucleic acid amplification method Methods 0.000 description 2
- 229910052698 phosphorus Inorganic materials 0.000 description 2
- 239000011574 phosphorus Substances 0.000 description 2
- 230000001681 protective effect Effects 0.000 description 2
- 150000001875 compounds Chemical class 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 239000013078 crystal Substances 0.000 description 1
- 238000005468 ion implantation Methods 0.000 description 1
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、半導体集積回路、特に同一半導体基板上に、
バイポーラトランジスタとMO3I−ランジスタと抵抗
素子および容量素子を形成するBi−MO3半導体装置
の製造方法に関するものである。
バイポーラトランジスタとMO3I−ランジスタと抵抗
素子および容量素子を形成するBi−MO3半導体装置
の製造方法に関するものである。
従来の技術
近年、半導体集積回路の高速化やアナログ・デジタル共
存機能が望まれ、バイポーラトランジスタとMOSトラ
ンジスタを同一基板内に集積化したB1−MOS集積回
路が注目されており、また、高精度の抵抗素子、容量素
子を搭載することが望まれている。特に、寄生容量や電
圧依存性の小さい高精度の抵抗、容量素子はフィルタ内
蔵のために重要となっている。
存機能が望まれ、バイポーラトランジスタとMOSトラ
ンジスタを同一基板内に集積化したB1−MOS集積回
路が注目されており、また、高精度の抵抗素子、容量素
子を搭載することが望まれている。特に、寄生容量や電
圧依存性の小さい高精度の抵抗、容量素子はフィルタ内
蔵のために重要となっている。
従来の抵抗素子、容量素子を搭載したBi−MO3半導
体装置の製造方法を第2図を参照して説明する。
体装置の製造方法を第2図を参照して説明する。
まず、p型車結晶シリコン基板1の上にn型埋め込み領
域2およびp型埋め込み領域3を選択的に形成した後、
比抵抗が1〜5Ω国のn型シリコンエピタキンヤル層を
形成し、n型埋め込み領域2の上にnウェル領域4を、
また、p型埋め込み領域3の上に分離領域5とpウェル
領域6を形成する。さらに選択的に厚いシリコン酸化膜
7を形成し、素子間を分離させる。次に、シリコン酸化
膜7上に多結晶シリコン膜を選択的に形成し、抵抗素子
領域にイオン注入して抵抗素子8とし、容量素子領域の
多結晶シリコン膜に選択的に高濃度の不純物をイオン注
入して低抵抗の容量素子の第1の電極9とする。次に、
抵抗素子8の保護膜および容量素子の誘電膜としてシリ
コン窒化膜10を選択的に形成する。その後、選択酸化
法によりnpnバイポーラトランジスタ形成領域のnウ
ェル領域4の表面にベースエミッタ間分離のシリコン酸
化膜11を形成する。さらに、MOSトランジスタを形
成するnウェル領域4とpウェル領域6の上に薄いシリ
コン酸化膜を形成し、ゲート絶縁膜12とする。次にM
OSトランジスタ領域上と、容量素子の第1の電極9上
に熱拡散により高濃度の燐をドープした多結晶シリコン
膜を選択的に形成してゲート電極13と容量素子の第2
の電極14とする。次に、n型不純物の拡散によりnp
nバイポーラトランジスタのコレクタウオール層15を
形成し、さらにp型の不純物を選択的にイオン注入して
ベース領域16を形成する。次に、n型の不純物を選択
的にイオン注入してnチャンネルMOSトランジスタの
低濃度でn型のソース領域17およびドレイン領域18
を形成し、さらにゲート電極13の側壁にサイドウオー
ル用のシリコン酸化膜19を形成した後、n型の不純物
を選択的にイオン注入してnチャンネルMOSトランジ
スタの高濃度でn型のソース領域20およびドレイン領
域21を形成することによりLDD構造のnチャンネル
MOSトランジスタを形成する。
域2およびp型埋め込み領域3を選択的に形成した後、
比抵抗が1〜5Ω国のn型シリコンエピタキンヤル層を
形成し、n型埋め込み領域2の上にnウェル領域4を、
また、p型埋め込み領域3の上に分離領域5とpウェル
領域6を形成する。さらに選択的に厚いシリコン酸化膜
7を形成し、素子間を分離させる。次に、シリコン酸化
膜7上に多結晶シリコン膜を選択的に形成し、抵抗素子
領域にイオン注入して抵抗素子8とし、容量素子領域の
多結晶シリコン膜に選択的に高濃度の不純物をイオン注
入して低抵抗の容量素子の第1の電極9とする。次に、
抵抗素子8の保護膜および容量素子の誘電膜としてシリ
コン窒化膜10を選択的に形成する。その後、選択酸化
法によりnpnバイポーラトランジスタ形成領域のnウ
ェル領域4の表面にベースエミッタ間分離のシリコン酸
化膜11を形成する。さらに、MOSトランジスタを形
成するnウェル領域4とpウェル領域6の上に薄いシリ
コン酸化膜を形成し、ゲート絶縁膜12とする。次にM
OSトランジスタ領域上と、容量素子の第1の電極9上
に熱拡散により高濃度の燐をドープした多結晶シリコン
膜を選択的に形成してゲート電極13と容量素子の第2
の電極14とする。次に、n型不純物の拡散によりnp
nバイポーラトランジスタのコレクタウオール層15を
形成し、さらにp型の不純物を選択的にイオン注入して
ベース領域16を形成する。次に、n型の不純物を選択
的にイオン注入してnチャンネルMOSトランジスタの
低濃度でn型のソース領域17およびドレイン領域18
を形成し、さらにゲート電極13の側壁にサイドウオー
ル用のシリコン酸化膜19を形成した後、n型の不純物
を選択的にイオン注入してnチャンネルMOSトランジ
スタの高濃度でn型のソース領域20およびドレイン領
域21を形成することによりLDD構造のnチャンネル
MOSトランジスタを形成する。
さらに、p型の不純物を選択的にイオン注入してnチャ
ンネルMOSトランジスタの高濃度でp型のソース領域
22及びドレイン領域23を形成する。次に、砒素をド
ープした多結晶シリコン膜を選択的に形成してエミッタ
電極24およびコレクタ電極25を形成する。そして、
エミッタ電極24およびコレクタ電極25からの砒素の
拡散によりそれぞれエミッタ領域26とコレクタコンタ
クト領域27を形成する。
ンネルMOSトランジスタの高濃度でp型のソース領域
22及びドレイン領域23を形成する。次に、砒素をド
ープした多結晶シリコン膜を選択的に形成してエミッタ
電極24およびコレクタ電極25を形成する。そして、
エミッタ電極24およびコレクタ電極25からの砒素の
拡散によりそれぞれエミッタ領域26とコレクタコンタ
クト領域27を形成する。
発明が解決しようとする課題
しかしながら前記従来の製造方法では、バイポーラトラ
ンジスタのペースエミッタ間分離膜がシリコン酸化膜1
1で形成されているため途中工程のシリコン酸化膜エツ
チングにより膜減りし、製造ばらつきにより極端に薄く
なっていた。このためペースエミッタ間に逆方向バイア
スが加わった場合、エミッタ電極24とベース領域16
との間に強電界が加わりホットエレクトロンのペースエ
ミッタ間分離膜であるシリコン酸化膜11への注入トラ
ップが起こり、電流増幅率の変動などの信頼性上問題と
なる特性変動が生じ、また寄生容量が大きく充分な高周
波特性が得られないという欠点を有していた。本発明は
このような前記従来の課題を解決するもので、ペースエ
ミッタ間分離膜厚が途中工程のシリコン酸化膜エツチン
グなどにより減少するのを防ぐことにより、信頼性上問
題となるようなバイポーラトランジスタの特性変動を抑
制し、寄生容量の増加を低減することを可能にした半導
体装置の製造方法を提供することを目的とする。
ンジスタのペースエミッタ間分離膜がシリコン酸化膜1
1で形成されているため途中工程のシリコン酸化膜エツ
チングにより膜減りし、製造ばらつきにより極端に薄く
なっていた。このためペースエミッタ間に逆方向バイア
スが加わった場合、エミッタ電極24とベース領域16
との間に強電界が加わりホットエレクトロンのペースエ
ミッタ間分離膜であるシリコン酸化膜11への注入トラ
ップが起こり、電流増幅率の変動などの信頼性上問題と
なる特性変動が生じ、また寄生容量が大きく充分な高周
波特性が得られないという欠点を有していた。本発明は
このような前記従来の課題を解決するもので、ペースエ
ミッタ間分離膜厚が途中工程のシリコン酸化膜エツチン
グなどにより減少するのを防ぐことにより、信頼性上問
題となるようなバイポーラトランジスタの特性変動を抑
制し、寄生容量の増加を低減することを可能にした半導
体装置の製造方法を提供することを目的とする。
課題を解決するための手段
これらの課題を解決するために本発明の半導体装置の製
造方法は、成長形成したシリコン窒化膜を部分的にエツ
チングして、抵抗体上および、または容量素子の第1の
電極上およびバイポーラトランジスタを形成すべき領域
上に残留させる工程を有する。
造方法は、成長形成したシリコン窒化膜を部分的にエツ
チングして、抵抗体上および、または容量素子の第1の
電極上およびバイポーラトランジスタを形成すべき領域
上に残留させる工程を有する。
作用
本発明の半導体装置の製造方法によると、容量素子の誘
電膜を形成する工程において、同時にバイポーラトラン
ジスタを形成すべき領域上に残したシリコン窒化膜がシ
リコン酸化膜の耐エツチングマスクとなり、以降の工程
のシリコン酸化膜エツチングにより減少することがなく
、製造ばらつきの影響による膜厚変動を抑制できるため
、ペースエミッタ間分離膜は初期の膜厚を維持できる。
電膜を形成する工程において、同時にバイポーラトラン
ジスタを形成すべき領域上に残したシリコン窒化膜がシ
リコン酸化膜の耐エツチングマスクとなり、以降の工程
のシリコン酸化膜エツチングにより減少することがなく
、製造ばらつきの影響による膜厚変動を抑制できるため
、ペースエミッタ間分離膜は初期の膜厚を維持できる。
実施例
本発明にかかる半導体装置の製造方法を適用した一実施
例について第1図(al〜(C1に示した工程流れ図を
参照しながら説明する。
例について第1図(al〜(C1に示した工程流れ図を
参照しながら説明する。
まず、第1図fatのように、p型車結晶シリコン等の
半導体基板101の上に、n型埋め込み領域102およ
びn型埋め込み領域103を選択的に形成した後、比抵
抗が0.3〜10Ω口のn型またはp型のシリコンエピ
タキシャル層を形成し、n型埋め込み領域102の上に
nウェル領域104を、またn型埋め込み流域103の
上にはこれにつながる分離領域105とnウェル領域1
06を形成する。さらに選択酸化法により成長させたシ
リコン酸化膜等の第1の絶縁膜107を形成して素子間
を分離させた後、n型不純物の拡散によりコレクタウオ
ール層108を形成する。
半導体基板101の上に、n型埋め込み領域102およ
びn型埋め込み領域103を選択的に形成した後、比抵
抗が0.3〜10Ω口のn型またはp型のシリコンエピ
タキシャル層を形成し、n型埋め込み領域102の上に
nウェル領域104を、またn型埋め込み流域103の
上にはこれにつながる分離領域105とnウェル領域1
06を形成する。さらに選択酸化法により成長させたシ
リコン酸化膜等の第1の絶縁膜107を形成して素子間
を分離させた後、n型不純物の拡散によりコレクタウオ
ール層108を形成する。
さらに、半導体ウェハ表面に薄いシリコン酸化膜109
を形成した後、抵抗素子および容量下部電極として多結
晶シリコン膜等の第1の導電膜を選択的に形成し、さら
に多結晶シリコン膜のうち抵抗素子領域にたいして選択
的にn型またはp型の不純物をイオン注入して抵抗素子
110とする。その後多結晶シリコン膜のうち容量素子
下部電極領域に対して選択的にn型またはp型で高濃度
の不純物をイオン注入して低抵抗の容量素子の第1の電
極111とする。次に、半導体ウェハ表面にシリコン窒
化膜を成長させて、抵抗素子110上、容量素子の第1
の電極111上および、nウェル領域104の中のnp
nバイポーラトランジスタのベース形成領域にシリコン
窒化膜112を残すようにシリコン窒化膜を選択的に除
去する。その後、前記シリコン窒化膜112をマスクと
して、薄いシリコン酸化膜109を除去してシリコン酸
化膜109を形成する。
を形成した後、抵抗素子および容量下部電極として多結
晶シリコン膜等の第1の導電膜を選択的に形成し、さら
に多結晶シリコン膜のうち抵抗素子領域にたいして選択
的にn型またはp型の不純物をイオン注入して抵抗素子
110とする。その後多結晶シリコン膜のうち容量素子
下部電極領域に対して選択的にn型またはp型で高濃度
の不純物をイオン注入して低抵抗の容量素子の第1の電
極111とする。次に、半導体ウェハ表面にシリコン窒
化膜を成長させて、抵抗素子110上、容量素子の第1
の電極111上および、nウェル領域104の中のnp
nバイポーラトランジスタのベース形成領域にシリコン
窒化膜112を残すようにシリコン窒化膜を選択的に除
去する。その後、前記シリコン窒化膜112をマスクと
して、薄いシリコン酸化膜109を除去してシリコン酸
化膜109を形成する。
次に第1図(blのように、シリコン窒化膜112をマ
スクとして選択酸化法によってMOSトランジスタを形
成するnウェル領域104とnウェル領域106の上に
ゲート絶縁膜となる薄いシリコン酸化膜等の第2の絶縁
膜を形成する。次に、MOSトランジスタ領域上と、容
量素子の第1の電極111上に熱拡散により高濃度の燐
をドープした多結晶シリコン膜等の第2の導電膜を選択
的に形成してゲート電極114と容量素子の第2の電極
115を形成する。
スクとして選択酸化法によってMOSトランジスタを形
成するnウェル領域104とnウェル領域106の上に
ゲート絶縁膜となる薄いシリコン酸化膜等の第2の絶縁
膜を形成する。次に、MOSトランジスタ領域上と、容
量素子の第1の電極111上に熱拡散により高濃度の燐
をドープした多結晶シリコン膜等の第2の導電膜を選択
的に形成してゲート電極114と容量素子の第2の電極
115を形成する。
次に第1図(C)のように、p型の不純物を選択的イオ
ン注入してベース領域116を形成する。次に、第2の
絶縁膜をゲート電極114直下のみに残してゲート絶縁
膜113を形成した後、n型の不純物を選択的にイオン
注入してnチャンネルMOSトランジスタの低濃度でn
型のソース領域117およびドレイン領域118を形成
し、さらにゲート電極114の側壁にサイドウオール用
の絶縁膜として酸化膜119を形成した後、n型の不純
物を選択的にイオン注入してnチャンネルMOSトラン
ジスタの高濃度でn型のソース領域120およびドレイ
ン領域121を形成することによりnチャンネルMOS
トランジスタのLDD構造を形成する。さらに、p型の
不純物を選択的にイオン注入してnチャンネルMOSト
ランジスタの高濃度でp型のソース領域122およびド
レイン領域123を形成する。次に、エミッタ、コレク
タを形成する領域のシリコン酸化膜109とシリコン窒
化膜112を開孔し、砒素等のn型不純物をドープした
多結晶シリコン膜等を選択的に形成してエミッタ電極1
24およびコレクタ電極125とする。その後、エミッ
タ電極124およびコレクタ電極125からの砒素の拡
散によりそれぞれエミッタ領域126とコレクタコンタ
クト領域127を形成する。
ン注入してベース領域116を形成する。次に、第2の
絶縁膜をゲート電極114直下のみに残してゲート絶縁
膜113を形成した後、n型の不純物を選択的にイオン
注入してnチャンネルMOSトランジスタの低濃度でn
型のソース領域117およびドレイン領域118を形成
し、さらにゲート電極114の側壁にサイドウオール用
の絶縁膜として酸化膜119を形成した後、n型の不純
物を選択的にイオン注入してnチャンネルMOSトラン
ジスタの高濃度でn型のソース領域120およびドレイ
ン領域121を形成することによりnチャンネルMOS
トランジスタのLDD構造を形成する。さらに、p型の
不純物を選択的にイオン注入してnチャンネルMOSト
ランジスタの高濃度でp型のソース領域122およびド
レイン領域123を形成する。次に、エミッタ、コレク
タを形成する領域のシリコン酸化膜109とシリコン窒
化膜112を開孔し、砒素等のn型不純物をドープした
多結晶シリコン膜等を選択的に形成してエミッタ電極1
24およびコレクタ電極125とする。その後、エミッ
タ電極124およびコレクタ電極125からの砒素の拡
散によりそれぞれエミッタ領域126とコレクタコンタ
クト領域127を形成する。
以上のように形成された実施例によれば、npnバイポ
ーラトランジスタのベース領域116とエミッタ電極1
24間のペースエミッタ間分離膜のシリコン窒化膜11
2がシリコン酸化膜109の耐エツチングマスクとなる
ため、ペースエミッタ間分離膜厚が途中工程のシリコン
酸化膜エツチングなどにより減少することがなく、初期
の膜厚を維持できるので、ベースエミッタ間に逆バイア
スが印加された場合ベース領域116とエミッタ電極1
24間の逆電界を緩和し、ホットエレクトロンのペース
エミッタ分離膜への注入を防ぎ、電流増幅率の変動など
の信頼性上問題となるような特性変動を抑制でき、また
ペースエミッタ間の余分な寄生容量の増加も防止できる
。さらに、このシリコン窒化膜は抵抗素子の保護膜およ
び、容量素子の誘電膜の形成と同時に形成できるため、
新たに工程を追加する必要がない。
ーラトランジスタのベース領域116とエミッタ電極1
24間のペースエミッタ間分離膜のシリコン窒化膜11
2がシリコン酸化膜109の耐エツチングマスクとなる
ため、ペースエミッタ間分離膜厚が途中工程のシリコン
酸化膜エツチングなどにより減少することがなく、初期
の膜厚を維持できるので、ベースエミッタ間に逆バイア
スが印加された場合ベース領域116とエミッタ電極1
24間の逆電界を緩和し、ホットエレクトロンのペース
エミッタ分離膜への注入を防ぎ、電流増幅率の変動など
の信頼性上問題となるような特性変動を抑制でき、また
ペースエミッタ間の余分な寄生容量の増加も防止できる
。さらに、このシリコン窒化膜は抵抗素子の保護膜およ
び、容量素子の誘電膜の形成と同時に形成できるため、
新たに工程を追加する必要がない。
なお、本実施例では、抵抗素子および容量素子の両方を
形成する場合ににって説明したが、抵抗素子または容量
素子の一方を形成する場合においても同様に適用できる
。また、本実施例では、バイポーラトランジスタとして
npnトランジスタの場合について説明したが、同様に
pnp トランジスタを形成する場合においても適用で
きる。
形成する場合ににって説明したが、抵抗素子または容量
素子の一方を形成する場合においても同様に適用できる
。また、本実施例では、バイポーラトランジスタとして
npnトランジスタの場合について説明したが、同様に
pnp トランジスタを形成する場合においても適用で
きる。
また、本実施例では、MOSトランジスタとしてCMO
3トランジスタを形成する場合について説明したが、p
チャンネルMO5トランジスタまたはnチャンネルMO
5トランジスタのみを形成する場合についても適用でき
る。
3トランジスタを形成する場合について説明したが、p
チャンネルMO5トランジスタまたはnチャンネルMO
5トランジスタのみを形成する場合についても適用でき
る。
さらに、本発明にかかる半導体装置の製造方法はシリコ
ンの代わりに化合物半導体にも適用できることは言うま
でもない。
ンの代わりに化合物半導体にも適用できることは言うま
でもない。
発明の詳細
な説明したように、本発明にかかる半導体装置の製造方
法によれば、信頼性に優れたバイポーラトランジスタの
形成と同時に新規工程の追加をすることなく抵抗素子、
容量素子の同時形成ができる。
法によれば、信頼性に優れたバイポーラトランジスタの
形成と同時に新規工程の追加をすることなく抵抗素子、
容量素子の同時形成ができる。
第1図は本発明の半導体装置の製造方法の流れを示す工
程順断面図、第2図は従来の半導体装置の構造を示す断
面図である。 101・・・・・・半導体基板、107・・・・・・第
1の絶縁膜、109・・・・・・シリコン酸化膜、11
0・・・・・・抵抗素子、111・・・・・・容量素子
の第1の電極、112・・・・・・シリコン窒化膜、1
13・・・・・・ゲート絶縁膜、114・・・・・・ゲ
ート電極、115・・・・・・容量素子の第2の電極。
程順断面図、第2図は従来の半導体装置の構造を示す断
面図である。 101・・・・・・半導体基板、107・・・・・・第
1の絶縁膜、109・・・・・・シリコン酸化膜、11
0・・・・・・抵抗素子、111・・・・・・容量素子
の第1の電極、112・・・・・・シリコン窒化膜、1
13・・・・・・ゲート絶縁膜、114・・・・・・ゲ
ート電極、115・・・・・・容量素子の第2の電極。
Claims (1)
- 複数個のバイポーラトランジスタを形成する第1の領域
とMOSトランジスタを形成する第2の領域と少なくと
も抵抗あるいは容量を形成する第3の領域からなる半導
体基板を供給する工程と、前記第1の領域と第2の領域
または前記第1の領域間または前記第2の領域間を分離
する第1の酸化膜を形成する工程と、前記第3の所定領
域に第1の導電膜を形成する工程と、前記第2の領域以
外の領域に第2の絶縁膜を形成する工程と、前記第2の
領域にゲート酸化膜を形成する工程と、前記半導体基板
全面に第2の導電膜を形成する工程と、前記第2のゲー
ト酸化膜及び前記第3の領域の前記容量領域の前記第2
の絶縁膜上の所定領域に前記第2の導電膜を形成する工
程とを有することを特徴とする半導体装置の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2030885A JP2845544B2 (ja) | 1990-02-09 | 1990-02-09 | 半導体装置の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2030885A JP2845544B2 (ja) | 1990-02-09 | 1990-02-09 | 半導体装置の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03234054A true JPH03234054A (ja) | 1991-10-18 |
JP2845544B2 JP2845544B2 (ja) | 1999-01-13 |
Family
ID=12316188
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2030885A Expired - Fee Related JP2845544B2 (ja) | 1990-02-09 | 1990-02-09 | 半導体装置の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2845544B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07297366A (ja) * | 1994-04-21 | 1995-11-10 | Nec Corp | 半導体集積回路装置及びその製造方法 |
JP2000332127A (ja) * | 1999-05-18 | 2000-11-30 | Sony Corp | 半導体装置とその製造方法 |
CN1118096C (zh) * | 1997-03-31 | 2003-08-13 | 日本电气株式会社 | 制造混有mos晶体管和双极晶体管的半导体器件的方法 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61214557A (ja) * | 1985-03-20 | 1986-09-24 | Hitachi Ltd | 半導体集積回路装置の製造方法 |
JPH021964A (ja) * | 1987-11-30 | 1990-01-08 | Texas Instr Inc <Ti> | 集積回路の高圧キャパシタ |
-
1990
- 1990-02-09 JP JP2030885A patent/JP2845544B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61214557A (ja) * | 1985-03-20 | 1986-09-24 | Hitachi Ltd | 半導体集積回路装置の製造方法 |
JPH021964A (ja) * | 1987-11-30 | 1990-01-08 | Texas Instr Inc <Ti> | 集積回路の高圧キャパシタ |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07297366A (ja) * | 1994-04-21 | 1995-11-10 | Nec Corp | 半導体集積回路装置及びその製造方法 |
CN1118096C (zh) * | 1997-03-31 | 2003-08-13 | 日本电气株式会社 | 制造混有mos晶体管和双极晶体管的半导体器件的方法 |
JP2000332127A (ja) * | 1999-05-18 | 2000-11-30 | Sony Corp | 半導体装置とその製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2845544B2 (ja) | 1999-01-13 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP0591672B1 (en) | Method for fabricating bipolar junction and MOS transistors on SOI | |
KR100294129B1 (ko) | 고속이며 기생용량이 낮은 반도체 장치 및 그 제조방법 | |
CA1267444A (en) | Bicmos process having narrow bipolar emitter and implanted aluminum isolation | |
JPH0315346B2 (ja) | ||
JPS6412104B2 (ja) | ||
JPH0366133A (ja) | ベース接点が垂直な浅いトレンチ型バイポーラ・トランジスタを有するBiCMOS集積回路 | |
JPH022664A (ja) | 半導体装置およびその製造方法 | |
JP2824263B2 (ja) | 高電圧併合バイポーラ/cmos集積回路 | |
US20030080394A1 (en) | Control of dopant diffusion from polysilicon emitters in bipolar integrated circuits | |
US5218227A (en) | Semiconductor device and method of manufacturing same | |
JP3631464B2 (ja) | 半導体装置 | |
JPH04226037A (ja) | ブレークダウン電圧を増加させたトランジスタ装置及びその製造方法 | |
JPH03234054A (ja) | 半導体装置の製造方法 | |
JP2000150527A (ja) | ベ―スバラスト抵抗を使用するlpnp | |
JP2507055B2 (ja) | 半導体集積回路の製造方法 | |
JPH03190139A (ja) | 半導体集積回路装置 | |
JPH02241057A (ja) | 半導体集積回路の製造方法 | |
JPH0575032A (ja) | 半導体集積回路装置 | |
JPH0897223A (ja) | バイポーラトランジスタ及びその製造方法 | |
KR910009740B1 (ko) | 산화막을 이용하여 자기 정합된 바이폴라 트랜지스터의 제조방법 | |
JPH0574790A (ja) | 半導体装置及びその製造方法 | |
JPH0321055A (ja) | 半導体集積回路装置およびその製造方法 | |
JPH10256389A (ja) | 半導体装置の製造方法 | |
JPS641933B2 (ja) | ||
JPH06151733A (ja) | バイポーラ型半導体装置およびその製造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |