JPH0323189Y2 - - Google Patents

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JPH0323189Y2
JPH0323189Y2 JP1985106001U JP10600185U JPH0323189Y2 JP H0323189 Y2 JPH0323189 Y2 JP H0323189Y2 JP 1985106001 U JP1985106001 U JP 1985106001U JP 10600185 U JP10600185 U JP 10600185U JP H0323189 Y2 JPH0323189 Y2 JP H0323189Y2
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JP
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washing tub
washing
water channel
cover
rotor
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JP1985106001U
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は洗濯機において糸くず等を捕捉する
為、洗濯水を強制循環させる還流経路に関するも
のである。
〈従来の技術〉 従来の洗濯機における還流経路を第6図及び第
7図に基づき説明すると、中央底部に回転翼取付
用の凹所を設けた洗濯槽7は所定位置で該凹所を
開放すると共にカバー8で覆い、該カバー8との
間で水路10を形成している。
又、回転翼9のフランジ9′の下方には、水路
10に連続する部分では第6図に示すようにカバ
ー8の下端に略L字状のフランジ8′を突出させ、
その他の部分では、第7図に示すように洗濯槽7
の底部周壁から段部7′を突出させ、回転翼9の
フランジ9′との隙間L1から硬貨等の異物が入り
込む事を防止している。
又、9′,9″は夫々前記水路に水を強制的に循
環させる為、回転翼9裏面に設けた1段目羽根、
2段目羽根を示す。
〈考案が解決しようとする問題点〉 上述した従来の還流経路は、水路中にカバーの
受止部が突出している為、水の流れが妨げられる
ので、これを補う為に回転翼の1段目羽根の先に
更に一段高目の2段目羽根を設けていた。この
為、回転翼の形状が複雑になると共に洗濯槽下方
に大きなスペースを必要とし、結果として外形寸
法の拡大につながつていた。
又、近年洗濯機は大物洗いやソフト水流化対応
の為、回転翼の径を拡大し、回転数を低くする傾
向にあり、この場合回転翼外周の隙間は直線状に
近づくので、ますます硬貨やボタン等の異物が落
ち込みやくなり、一旦異物が落ち込むと、回転翼
の下方の水流で乱動し、羽根等を破損する恐れが
あるという欠点があつた。
本考案は上記従来の欠点を解決し、回転翼の形
状を簡素化し、洗濯槽下方のスペースを小さくす
ると共に異物が落ち込み羽根等を破損することの
ない還流経路を提供しようとするものである。
〈問題点を解決するための手段〉 洗濯槽の回転翼取付用の凹所底部において、水
路との連通部分に段差を設け、従来のカバー下端
のL字状の受止部並びに回転翼下方の2段目羽根
を省略する事による。
〈作用〉 カバー下端のL字状の受止部を省略する事によ
り水の循環が能率よく行われるので、循環流を作
る為の大きな羽根は不要となり、回転翼下方の2
段目羽根が省略できるので、洗濯槽下方のスペー
スを小さくする事ができる。
又、回転翼とカバーの隙間から落ち込んだ異物
は、洗濯槽の底部に設けた段差でくい止められる
ので、回転部分に入り込み羽根等を破損させる事
がない。
〈実施例〉 以下、第1図乃至第5図に示す実施例に基づき
本考案を詳細に説明する。
第1図は本考案の還流経路を用いた洗濯機の要
部を示す平面図であり、図中1は洗濯槽、2は回
転翼、3,4は洗濯槽1の所定位置に着脱可能に
取付けられ水路を形成するカバー、5はカバー4
の開口部4′に着脱可能に取付けられ糸くず等を
捕捉するネツトを示す。
第2図は第1図のA−A線断面図であり、回転
翼2の下方には羽根2″が設けられており、該回
転翼2の外周の隙間から侵入した水を矢印で示す
方向に還流させカバー4の開口部4′に取付けら
れたネツトで洗濯水中の糸くず等を捕捉するもの
である。
次いで本考案の要旨である還流経路を構成する
洗濯層の構造を第3図乃至第5図に基づき説明す
ると、第3図は第2図の要部拡大図、第4図は第
1図のB−B断面を示す拡大図、第5図は洗濯槽
1の要部拡大平面図であり、洗濯槽1は中央底部
に回転翼2取付用の凹所1aを設けており、該凹
所1aは段部1″を周設すると共に所定位置で水
路6と連通している。又、第5図にL2で示す範
囲の凹所1a底面を水路6に向つて上方に傾斜さ
せており、該水路との間に段差1′を設けている。
よつて、第3図に示すように回転翼2のフランジ
2′とカバー3のフランジ3′との隙間L1から落
下した硬貨10等は、該段差1′で回転部への侵
入をくい止められる。
また落ち込んだ硬貨10等は水路6部で洗濯槽
1に係合したカバー3を取り外せば容易に取り除
く事ができる。
〈考案の効果〉 本考案の還流経路を用いると、カバーと回転翼
の構造を簡単にする事ができると共に洗濯槽の底
の厚さを薄くでき、洗濯機の外形を小さくする事
が可能となる。又、回転翼周囲の隙間から落ち込
んだ硬貨等は水路の下部にたまるので、回転部分
に入り込み羽根等を破損させる事がないという多
くの優れた特徴を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の還流経路を用いた洗濯機の要
部を示す平面図、第2図は同上、A−A線断面
図、第3図は同上要部拡大図、第4図は第1図の
B−B線断面図、第5図は本考案の洗濯槽の要部
拡大平面図、第6図は従来の還流経路の要部を示
す断面図、第7図は同上、水路と連通していない
部分の断面図である。 1……洗濯槽、1′……段差、1″……段部、1
a……凹所、2……回転翼、2′……フランジ、
2″……羽根、3,4……カバー、3′……フラン
ジ、5……ネツト、6……水路、L1……隙間。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 回転翼裏面に設けた羽根で、洗濯槽の所定位置
    に設けた水路に洗濯水を強制循環させ、該水路出
    口に設けたネツトで糸くず等を捕捉するようにし
    た洗濯機において、回転翼下側の洗濯槽底部を外
    側の水路に向かつて上方に傾斜させると共に、該
    洗濯槽底部と水路との間に回転翼の下側への異物
    の侵入を防止する段差を設けたことを特徴とする
    洗濯機の還流経路。
JP1985106001U 1985-07-10 1985-07-10 Expired JPH0323189Y2 (ja)

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JP1985106001U JPH0323189Y2 (ja) 1985-07-10 1985-07-10

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JP1985106001U JPH0323189Y2 (ja) 1985-07-10 1985-07-10

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Publication Number Publication Date
JPS6213487U JPS6213487U (ja) 1987-01-27
JPH0323189Y2 true JPH0323189Y2 (ja) 1991-05-21

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ID=30980957

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JP1985106001U Expired JPH0323189Y2 (ja) 1985-07-10 1985-07-10

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6047489B2 (ja) * 1982-11-18 1985-10-22 コンバッション・エンヂニアリング・インコ−ポレ−テッド 直接燃焼装置

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6047489U (ja) * 1983-09-10 1985-04-03 松下電器産業株式会社 洗濯機のフィルタ−装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6047489B2 (ja) * 1982-11-18 1985-10-22 コンバッション・エンヂニアリング・インコ−ポレ−テッド 直接燃焼装置

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Publication number Publication date
JPS6213487U (ja) 1987-01-27

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