JPS60868Y2 - 洗濯機のリントフィルタ装置 - Google Patents
洗濯機のリントフィルタ装置Info
- Publication number
- JPS60868Y2 JPS60868Y2 JP7339780U JP7339780U JPS60868Y2 JP S60868 Y2 JPS60868 Y2 JP S60868Y2 JP 7339780 U JP7339780 U JP 7339780U JP 7339780 U JP7339780 U JP 7339780U JP S60868 Y2 JPS60868 Y2 JP S60868Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tank
- recess
- pulsator
- suction
- inner bottom
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【考案の詳細な説明】
本考案は洗濯機のリントフィルタ装置に関し、その目的
とするところは無孔壁タイプの槽での循環式リントフィ
ルタのリント捕集性能を良くすることにある。
とするところは無孔壁タイプの槽での循環式リントフィ
ルタのリント捕集性能を良くすることにある。
以下本考案の一実施例を従来例と比較して説明する。
第１図〜第３図は従来のリントフィルタ装置を示し、１
はパランサ、２は槽、３はパルセータ、４は槽２とパル
セータ３との間隙部、５は槽２のパルセータ３設置部か
ら槽２の所定位置への循環路、６は吐出口、７は濾過用
リントフィルタ、８はリントカバーである。
はパランサ、２は槽、３はパルセータ、４は槽２とパル
セータ３との間隙部、５は槽２のパルセータ３設置部か
ら槽２の所定位置への循環路、６は吐出口、７は濾過用
リントフィルタ、８はリントカバーである。
なお矢印Ｘは循環流を表わす。
従来てはパルセータ３と槽２との間隙部４より水を吸入
し、循環路５を通り、吐出口６より槽２内に循環され、
洗濯時に水に浮遊したリントを、上記水の循環を利用し
て、濾過フィルタ７によってリントを捕集している。
し、循環路５を通り、吐出口６より槽２内に循環され、
洗濯時に水に浮遊したリントを、上記水の循環を利用し
て、濾過フィルタ７によってリントを捕集している。
なお第３図はパルセータ３を除いたパルセータ設置部を
示す。
示す。
しかしこの場合の吸入部は前記間隙部４のみであるため
、循環量が少なく十分なリント捕集性能を得ることがで
きないのが現状である。
、循環量が少なく十分なリント捕集性能を得ることがで
きないのが現状である。
また従来では洗濯物に混入されている砂、小石等に対し
ては、砂排出用に別途に特別な装置を必要とするもので
ある。
ては、砂排出用に別途に特別な装置を必要とするもので
ある。
これに対して第４図〜第６図は上記問題点を回避できる
本考案の実施例を示す。
本考案の実施例を示す。
２′は無孔壁から威り底部を内側底部２ａと外側底部２
ｂとの略二重構造とした洗濯兼脱水槽で、第６図にも示
すように内側底部２ａにはパルセータ３が配設される凹
部９が形成され、また槽壁所定位置に開口部６′が穿設
されている。
ｂとの略二重構造とした洗濯兼脱水槽で、第６図にも示
すように内側底部２ａにはパルセータ３が配設される凹
部９が形成され、また槽壁所定位置に開口部６′が穿設
されている。
５′は凹部９の周壁に吸込み側一端が開口し吐出し側他
端が前記開口部６′に連通する循環路、１０は凹部９の
周囲の内側底部２ａに穿設された吸込み口、１１はパル
セータ３の裏側と対向する内側底部２ａすなわち凹部９
の底部に穿設された吸上げ用開口部である。
端が前記開口部６′に連通する循環路、１０は凹部９の
周囲の内側底部２ａに穿設された吸込み口、１１はパル
セータ３の裏側と対向する内側底部２ａすなわち凹部９
の底部に穿設された吸上げ用開口部である。
このように槽底部を略二重構造とし、内側底部２ａに吸
込み口１０と開口部１１を穿設し、第５図および第６図
に示すように対向する内側底部２ａと外側底部２ｂとに
よって連通路１２が、前記循環路５′部分を除く全域に
設けられているため、リントの捕集は次のように行われ
る。
込み口１０と開口部１１を穿設し、第５図および第６図
に示すように対向する内側底部２ａと外側底部２ｂとに
よって連通路１２が、前記循環路５′部分を除く全域に
設けられているため、リントの捕集は次のように行われ
る。
前記凹部９にパルセータ３を装着し、軸１３を介してパ
ルセータ３を駆動すると、パルセータ３と内側底部２ａ
との間の間隙４から吸込まれた水は、循環路５′−濾過
フィルタフを経て槽２′内部に至り循環すると共に、前
記吸込み口１０からも連通路１２−吸上げ相開ロ部１１
−循環路５′濾過フィルタ７を経て循環し、間隙４から
のみ吸入される従来の場合に比べて循環流量がはるかに
増加り、 ６７、過フィルタ７によるリント捕集性能が
向上する。
ルセータ３を駆動すると、パルセータ３と内側底部２ａ
との間の間隙４から吸込まれた水は、循環路５′−濾過
フィルタフを経て槽２′内部に至り循環すると共に、前
記吸込み口１０からも連通路１２−吸上げ相開ロ部１１
−循環路５′濾過フィルタ７を経て循環し、間隙４から
のみ吸入される従来の場合に比べて循環流量がはるかに
増加り、 ６７、過フィルタ７によるリント捕集性能が
向上する。
循環流量の増加の割合は、吸込み口１０の総面積の犬き
さに比例することが実験により確かめられており、構成
上許せる範囲て吸込み口１０の総面積を大きくすること
により、リント捕集性能を向上させることが可能となり
充分実用性のあるものを容易に得ることができる。
さに比例することが実験により確かめられており、構成
上許せる範囲て吸込み口１０の総面積を大きくすること
により、リント捕集性能を向上させることが可能となり
充分実用性のあるものを容易に得ることができる。
また吸上げ用開口部１１の径ｄは、パルセータ３の外径
よりも小さくする方がよく、開口部１１の径ｄの最適値
はパルセータ３のポンプアップ用羽根形状によって決ま
ることが確認されている。
よりも小さくする方がよく、開口部１１の径ｄの最適値
はパルセータ３のポンプアップ用羽根形状によって決ま
ることが確認されている。
更に、間隙４を経て循環する第１の循環経路以外に吸込
み口１０を経て循環する第２の循環経路を設けたため、
洗濯物に混入されている砂、小石等は吸込み口１０から
落下し、濾過フィルタ７に捕集されるため、砂排出用に
特別な装置を必要とせず、実用面からみて非常に有用で
ある。
み口１０を経て循環する第２の循環経路を設けたため、
洗濯物に混入されている砂、小石等は吸込み口１０から
落下し、濾過フィルタ７に捕集されるため、砂排出用に
特別な装置を必要とせず、実用面からみて非常に有用で
ある。
以上説明のように本考案によると、従来装置に比べてリ
ント捕集性能が向上すると共に、特別な砂排出装置を併
用しなくとも砂、小石をも捕集することができ、非常に
実用的なものである。
ント捕集性能が向上すると共に、特別な砂排出装置を併
用しなくとも砂、小石をも捕集することができ、非常に
実用的なものである。
第１図〜第３図は従来のリントフィルタ装置を本腰第１
図はリントフィルタ装置構成図、第２図は第１図のＡ−
Ａ断面矢視図、第３図はパルセータ設置部斜視図、第４
図〜第６図は本考案の一実施例を示し、第４図はリント
フィルタ装置構成図、第５図は第４図のＢ−Ｂ断面矢視
図、第６図はパルセータ設置部斜視図である。 ２′・・・槽、２ａ・・・内側底部、２ｂ・・・外側底
部、３・・・パルセータ、４・・・間隙、５′・・・循
環路、７・・・濾過フィルタ、９・・・凹部、１０・・
・吸込み口、１１・・・吸上げ用開口部。
図はリントフィルタ装置構成図、第２図は第１図のＡ−
Ａ断面矢視図、第３図はパルセータ設置部斜視図、第４
図〜第６図は本考案の一実施例を示し、第４図はリント
フィルタ装置構成図、第５図は第４図のＢ−Ｂ断面矢視
図、第６図はパルセータ設置部斜視図である。 ２′・・・槽、２ａ・・・内側底部、２ｂ・・・外側底
部、３・・・パルセータ、４・・・間隙、５′・・・循
環路、７・・・濾過フィルタ、９・・・凹部、１０・・
・吸込み口、１１・・・吸上げ用開口部。
Claims (1)
- 無孔壁から成る槽の底部を内側底部と外側底部の略二重
構造とし、パルセータが配設される凹部を前記内側底部
に形成し、該凹部の周壁に吸込み側一端が開口し吐出し
側他端が前記槽の槽壁所定位置で開口する循環路を設け
、凹部に装着されたパルセータと内側底部との間隙を第
１の吸込み経路とすると共に、前記凹部の周囲の内側底
部に吸込み口を穿設腰前記凹部の底部に吸上げ用開口部
を穿設して内側底部と外側底部とで第２の吸込み経路を
構成し、前記循環路の吐出側開口部に濾過フィルタを設
けたことを特徴とする洗濯機のリントフィルタ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7339780U JPS60868Y2 (ja) | 1980-05-27 | 1980-05-27 | 洗濯機のリントフィルタ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7339780U JPS60868Y2 (ja) | 1980-05-27 | 1980-05-27 | 洗濯機のリントフィルタ装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS56173187U JPS56173187U (ja) | 1981-12-21 |
| JPS60868Y2 true JPS60868Y2 (ja) | 1985-01-11 |
Family
ID=29666146
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7339780U Expired JPS60868Y2 (ja) | 1980-05-27 | 1980-05-27 | 洗濯機のリントフィルタ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60868Y2 (ja) |
-
1980
- 1980-05-27 JP JP7339780U patent/JPS60868Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS56173187U (ja) | 1981-12-21 |
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