JPH03231431A - 半導体装置の製造方法及びその半導体装置 - Google Patents

半導体装置の製造方法及びその半導体装置

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JPH03231431A
JPH03231431A JP2698890A JP2698890A JPH03231431A JP H03231431 A JPH03231431 A JP H03231431A JP 2698890 A JP2698890 A JP 2698890A JP 2698890 A JP2698890 A JP 2698890A JP H03231431 A JPH03231431 A JP H03231431A
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insulating
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 この発明は、高集積、高速動作を可能とするバイポーラ
型の半導体装置の製造方法及びその半導体装置に関する
(従来の技術〉 従来のバイポーラ型半導体装置の製造方法及びこの製造
方法により製作された半導体装置を第3図により説明す
る。
第3図(A)に示す様に、N−型シリコン基板301上
に硼素原子等のP型不純物を含むP+多多結晶シリリン
膜302形成し、更にP0多結晶シリコン膜302上に
酸化膜303を積層形成する。その後、フォトリソグラ
フィー技術と異方性エツチング技術とを用いて、概略垂
直な側壁を有する溝を形成してN−型シリコン基板30
1の一部表面を露出する。
次に第3図(B)に示す様に、露出したN−型シリコン
基板301とP0多結晶シリコン膜302の側壁部分と
を熱酸化して、薄い酸化M308を形成する。続いてイ
オン注入法により、薄い酸化膜308を通してN−型シ
リコン基板301の表層部分に硼素原子を注入した後に
窒素ガス等の不活性雰囲気中で熱処理を施して、N−型
シリコン基板に活性ベース層31Gを形成する。この時
の熱処理によって、P9多結晶シリコン膜302からの
拡散でP9拡散層309,309を形成する。更に、全
面に厚い酸化膜(図示せず)を付着生成した後に、異方
性エツチング技術を用いて厚い酸化膜を異方性エツチン
グして側壁酸化膜311,311を得る。又この時の異
方性エツチングによって側壁酸化膜311゜311間の
薄い酸化M308を除去して、活性ベース層310の一
部を露出する。
次いで第3図(C)に示す様に、砒素等のN型不純物を
含んだNゝ多多結晶シリリン膜313全面に付着形成す
る。そしてフォトリソグラフィー技術を用いてレジスト
によるエツチングマスク(図示せず)を形成した後にエ
ツチング技術を用いてN゛多結晶シリコン$313の一
部を除去して、エミッタ電極多結晶シリコン313aを
形成する。更に窒素ガス等の不活性雰囲気中で熱処理を
行って活性ベース層310の一部表層領域にエミッタ電
極多結晶シリコン313aからの拡散によるエミッタ拡
散層314を形成する。そしてダブル多結晶シリコン構
造の自己整合縮小型バイポーラトランジスタの能動領域
か完成する。
又上記説明ては、トランジスタ素子の能動領域の構造の
みを説明したか、半導体装置全体を構成するその他の部
分、例えば分離領域や金属配線領域等の構造は本発明の
主な対象ではないので省略した。
〈発明か解決しようとする課題〉 しかしながら、上記した従来の半導体装置の製造方法で
は、前述した第3図(C)に示す如く、N3多結晶シリ
コン(313)の一部をエツチング除去してエミッタ電
極多結晶シリコン(313a)でエミッタ電極部を形成
する為に、フォトリソグラフィー技術を用いてレジスト
によるエツチングマスクを形成する必要かある。この時
側壁酸化膜(311)、(311)間に露出している活
性ベース層(310)に対してマスク合わせが必要にな
る。よってエミッタ電極多結晶シリコン(313a)の
パターン幅は、当然のことながらマスク合わせ余裕寸法
を含んだ大きな幅に設計しなければならない。その為に
、素子の集積度を低下させるとともに、ベース電極の幅
を大きくしなければならないのでベース電極に大きな寄
生容量と大きな寄生抵抗とを与えて、素子の高速動作を
阻害していた。
更に、前記従来技術により得られる半導体装置では、フ
ォトリソグラフィー技術とエツチング技術とを用いてP
′″多結晶シリコン(302)上にエミッタ電極多結晶
シリコン(313a)でエミッタ電極部を形成したので
、エミッタ電極多結晶シリコン(313a)の端部に大
きな段差が生じる構造になる。
この段差は、その後の金属配線工程で配線の断線や短絡
等を引き起こして配線信頼性を低下させる原因になって
いた。
〈課題を解決するための手段〉 本発明は、上記した課題を解決するために成されたもの
で、高集積化、高速化に優れるとともに配線信頼性に優
れた半導体装置の製造方法及びその半導体装置を提供す
ることを目的とする。
即ち、半導体基板の主表面上に第1絶縁膜を形成すると
ともに、第1絶縁膜上に第2絶縁膜を形成し、第2絶縁
膜の所定領域を選択的に除去して概略垂直な側壁を有す
る複数でかつ島状の第2絶縁膜を形成する工程(1)と
、前記各第2絶縁膜の各側壁に対して第111壁絶縁膜
を選択的に形成する工程(2)と、前記各第2絶縁膜と
前記各第1側壁絶縁膜とをマスクにして前記第1絶縁膜
を除去するとともに前記半導体基板を露出する工程(3
)と、前記第1絶縁膜の各側壁に設けるとともに前記半
導体基板の表面に延在する第2側壁絶縁膜を形成する工
程(4)と、前記各第111壁絶縁膜間の間隙部分又は
前記各第2絶縁膜間の間隙部分と前記各第2側壁絶縁膜
間の間隙部分とを埋める電極層を形成する工程(5)と
、前記電極層の表面を前記第2絶縁膜と概略同一高さに
平坦化する工程(6)とにより成る工程(1)乃至工程
(6)を順に行う方法である。
更には、前記半導体基板には第1導電型の半導体基板を
用いて、この半導体基板の主表面上に第2導電型の不純
物を含む第1多結晶シリコン膜を形成する。次いで第1
多結晶シリコン膜上に前記第1絶縁膜を形成する。この
第1絶縁膜は第1酸化膜と第1窒化膜とを順に積層して
形成する。更に第1絶縁膜上に第2絶縁膜を形成する。
この第2絶縁膜は第2酸化膜と第1窒化膜とを順に積層
して形成する。次に第2絶縁膜の所定領域を除去して概
略垂直な側壁を得る。そして前記第1側壁絶縁膜を、第
2絶縁膜の側壁に接してかつ第1酸化膜上に延在して形
成する。次に第1側壁絶縁膜間の第1窒化膜を除去して
第1酸化膜を露出する。更にこの露出した第1酸化膜と
その下方の第l多結晶シリコン膜とを除去して概略垂直
な側壁を形成するとともに半導体基板を露出する。続い
て、露出した半導体基板表面と各第1多結晶シリコン膜
の側壁とに、第3酸化膜を形成する。そして前記第2側
壁絶縁膜を、第1多結晶シリコン膜側の第3酸化膜に接
してかつ半導体基板側の第3酸化膜に延在して形成する
。次に第2側壁絶縁膜間の間隙部分の前記第3酸化膜を
除去して半導体基板を露出する。更に第2窒化膜と第1
側壁絶縁膜と第1側壁絶縁膜直下の第1窒化膜とを除去
する。そして前記電極層を、各第1側壁絶縁膜間の間隙
部分又は各第1絶縁膜間の間隙部分と各第2側壁絶縁膜
間の間隙部分とに埋める。この電極層には第1導電型の
不純物を含む第2多結晶シリコン膜を用いる。更に第2
絶縁膜表面に対して概略同一高さに電極層を平坦化する
上記した製造方法により製作した半導体装置は、各第2
側壁絶縁膜間の間隙部分と各第1窒化膜間の間隙部分と
各第2酸化膜間の間隙部分とに埋めるとともに第2酸化
膜の表面に対して概略同一高さに平坦化した電極層を形
成したものである。
〈作用〉 上記した方法の半導体装置の製造方法は、先ず各第2絶
縁膜間の間隙空間の幅を規定して、次に各第2絶縁膜の
側壁に形成した第1側壁絶縁膜で各第1絶縁膜間の間隙
空間の幅を規定し、更に各第1絶縁膜の側壁に形成した
各第2側壁絶縁膜で活性ベース層の幅を規定して、各間
隙空間に電極層を埋め込んだことにより、活性ベース層
と電極層との位置合わせが自己整合的に行われる。よっ
て活性ベース層上に電極層を形成する際のフォトリソグ
ラフィー技術を排除してマスク合わせの必要性を解消す
る。従って、電極層の幅よりマスク合わせ余裕寸法を排
除して電極層の幅を小さくする。又それに伴って、第1
多結晶シリコン膜のベース電極より金属電極を引き出す
際に生じる電極層による阻害を解消して、ベース電極の
幅を小さくする。
更に電極層を第2絶縁膜の表面と概略同一高さに平坦化
することにより、金属電極の形成領域より大きな段差を
解消する。よって配線の信頼性を確保する。
(実施例) 本発明の実施例を第1図(1)乃至(6)により説明す
る。又以下の説明中に使用した数値は例示であり、これ
らの数値的条件に限定されないことは明らかである。
第1図(1)に示す様に、比抵抗が0.1乃至1.00
−cmのN−型(第1導電型)シリコン基板(半導体基
板)101の表面に厚さが5000人のP0多結晶シリ
コン(第2導電型不純物を含む第1多結晶シリコン)1
02を形成する。次いでcvDi術を用いて、厚さが2
000人の第1酸化膜103と厚さが1000人の第1
窒化膜104とを順に積層して第1絶縁膜121を形成
する。更にCVD技術を用いて厚さが5000人の第2
酸化膜105と厚さが2000人の第2窒化M106と
を順に積層して第2絶縁膜122を形成する0次にフォ
トリソグラフィー技術を用いてレジストパターン(図示
せず)を形成した後に、該レジストパターンをエツチン
グマスクにして異方性エツチング技術により、概略垂直
な側壁を有する第2酸化膜105a(105) 、10
5b(105)と第2窒化膜106a(106)、10
6b(106)とを得る。そして第1図(1)に示す構
造を得る。
次に、全面に厚さが700OAの窒化M107を生成し
た後に異方性エツチング技術でエッチバックして、側壁
窒化膜(第1側壁絶縁膜) 107a(107)。
107b(107)を前記第2酸化膜105a、105
bと第2窒化膜106a、106bの夫々の側壁部分に
形成する。この時、側壁窒化膜107aと側壁窒化@ 
107bとの間の間隙部分の第1窒化膜104もエツチ
ング除去して、上記間隙部分に第1酸化膜103を露出
する。
又上記エツチングにより残存する第2窒化膜106もそ
の上層部分が除去されて、厚さが2000人から厚さが
1000人に薄くなる。そして第1図(2)に示す構造
を得る。
次いで、前記側壁窒化膜107a、107bと第2窒化
膜106a、106bとをマスクにして、異方性エツチ
ング技術によりエツチングして、概略垂直な側壁を有す
る第1酸化膜103a、103bと同じく概略垂直な側
壁を有するP0多結晶シリコン102a、102bとを
得る。それと同時に、N−型シリコン基板101を露出
する。そして第1図(3)に示す構造を得る。
続いて、乾燥酸素雰囲気中で900℃x30分間の熱酸
化を行い、露出したP・多結晶シリコン102a、 1
02bの側壁部分と露出したN−型シリコン基板101
とに200人の薄い酸化VS<第3酸化膜)108を生
成する。更にイオン注入法を用いて、硼素原子又はその
化合物から成るP型不純物を1x10”atms/Cm
2のドーズ量で、薄い酸化11f108を通してN−型
シリコン基板101の表層に導入する。
次いて、窒素ガス等の不活性雰囲気中で900℃×30
分の熱処理を行い、N−型シリコン基板101の表層部
分にP゛多結晶シリコン102中の不純物を拡散して、
P+拡散層109a、l09bと、そのP中拡散層10
9aとP+拡散層109bとの間に延在する活性ベース
層110を形成する。次に厚さか7000人のCVD酸
化膜111を全面に付着生成した後に、異方性エツチン
グ技術によりエッチバックして、側壁酸化膜(第2側壁
絶縁膜) 1lla、1llbを形成する。それと同時
に各側壁酸化11111a、側壁酸化膜111b間の間
隙部分の薄い酸化l!1108をエツチング除去して、
活性ベース層110の一部を露出する。
そして第1図(4)に示す構造を得る。
又前記薄い酸化膜108は形成しなくても良い。
次に電極層を形成するものであって砒素等のN型不純物
(第1導電型不純物)を含むN′″多結晶シリコン膜(
第2多結晶シリコン膜)112を全面にかつ厚さが1.
0 、■乃至1.5 p、mに付着生成する。そして第
1図(5)に示す構造を得る。
前記N0多結晶シリコン膜112を全面に付着生成する
前に、各第2窒化11106a、106bと各第1側壁
窒化膜107a、 107bと各第1側壁窒化Jt!1
07a。
107b直下の領域の各第1窒化1i104a、104
bとを除去しても良い。
次いで、全面に厚さが2pm乃至3gmのレジスト(図
示せず)を回転塗布して表面を平坦化した後に、N0多
結晶シリコン・レジスト等速エツチング条件でエッチバ
ックして、第2窒化膜106a、106bを露出すると
ともに露出した第2窒化膜106a、106bの各表面
と概略同一平面を有するエミッタ電極多結晶シリコン(
電極層)113を得る。更に、熱処理を行ってエミッタ
電極多結晶シリコン113中のN型不純物を前記活性ベ
ース層110の表層に拡散してエミッタ拡散層114を
得る。そして第1図(6)に示す構造を得る。
又前記エミッタ拡散層114は、前述したレジスト塗布
前に熱拡散処理によって形成しても良い。
よって、エミッタ電極多結晶シリコン113の輻L−1
は第1側壁窒化膜107aと第111壁窒化膜107b
との間隔又は第2酸化膜105aと第2酸化膜105b
との間隔によって規定されるので、フォトリソクラフィ
ー技術によって規定する必要かなくなり、当然のことな
がらマスク合わせの必要かなくなる。従って、エミタ電
極多結晶シリコン113の輻L−1よりマスク合わせ余
裕寸法が排除されて、エミッタ電極多結晶シリコン11
3の輻L−1は小さく設計される。
又エミッタ電極多結晶シリコン113の輻L−1が小さ
く設計されることにより、ベース電極となる前記各P0
多結晶シリコン層102a、 102bに金属ベース電
極(図示せず)を接続する時にエミッタ電極多結晶シリ
コン113が阻害しないので各P′″多結晶シリコン層
102a、 102bの幅は短く設計される。
上記した製造方法により製作した半導体装置を第2図に
より説明する。
第2図に示す半導体装置1は、前述した製造方法で説明
した第1図(4)中の第2窒化11110Bと第1側壁
窒化M107と第1側壁窒化膜直下の領域の第1窒化1
11104とを除去して製作したものである。
この半導体装置lには、N−型(第1導電型)シリコン
基板(半導体基板)101の主表面上に、ベース電極を
形成する複数のP9多結晶シリコン膜(第2導電型不純
物を含む第1多結晶シリコン膜) 102a、102b
が選択的に形成される。
前記各P′多結晶シリコン1li102a、ID2b上
にはwSl酸化膜103a、 103bが夫々に形成さ
れる。又各P0多結晶シリコン膜102a、 102b
の各側壁とこの各側壁側のシリコン基板101上とには
薄い酸化膜(第3酸化膜) 108a、108bが各第
1酸化膜103a。
103bの夫々に接続して形成される。
更に各薄い酸化膜108a、 108bに接して第2側
壁酸化膜111a、1llbか夫々に形成される。前述
した製造方法において、薄い酸化膜108a、 108
bを形成しない場合には、前記各第2側壁酸化膜111
a。
111bは、各第1#化11i10:la、103bに
接続するとともに各20多結晶シリコン[102a、1
02bに接して各P0多結晶シリコン膜102a、 1
02bの間に露出した、シリコン基板101上に延在し
て設けられる。
又前記各第2側壁酸化膜111a、1llbの近傍を除
いた残りの前記各第1酸化膜103a、103b上には
第1窒化膜104a、104bと第2酸化膜105a、
105bとが夫々順に積層して形成される。
更に、前記各第1窒化膜104a、104b間の間隙部
分と前記各第2酸化膜105a、 105b間の間隙部
分と前記第2側壁窒化膜111a、1llb間の間隙部
分とに、N型不純物(第1導電型不純物)を含むN1多
結晶シリコン膜(第2多結晶シリコン膜)(112)を
埋め込んで、エミッタ電極多結晶シリコン113(電極
層)が形成される。このエミッタ電極多結晶シリコン1
13の表面の高さは前記各第2酸化膜105a、 10
5bの上面の高さに対して概略同一高さに形成される。
よって上記した半導体装置lは、その表面か略平坦化さ
れるので、配線領域の大きな段差が解消されて、配線信
頼性が高められる。
〈発明の効果) 以上、詳細に説明したようにこの発明によれば、エミッ
タ電極多結晶シリコン(電極層)を形成する工程で、活
性ベース!11Gに対して自己整合的に形成した第2酸
化M(第2絶縁膜)の側壁又は第1側壁窒化膜(第1側
壁絶縁膜)てエミッタ電極多結晶シリコンの幅を決定し
たので、N0多結晶シリコン膜(第2多結晶シリコン膜
)よりエミッタ電極多結晶シリコンを得る際にフォトリ
ソグラフィー技術を用いる必要がなくなる為に当然のこ
とながらマスク合わせが不必要になる。
よって、エミッタ電極多結晶シリコンの幅よりマスク合
わせ余裕寸法を排除することができるので、エミッタ電
極多結晶シリコンの幅を大幅に縮小することができる。
又エミッタ電極多結晶シリコンの幅を縮小できることに
よって、ベース電極に成るP′″多結晶シリコン層に金
属電極を接続する際にエミッタ電極多結晶シリコンが阻
害しなくなる。よってP4−多結晶シリコンの幅も縮小
することがてきる。
従って、素子の集積度を高めることができると、ともに
ベース電極に生じる寄生容量や寄生抵抗を小さくするこ
とかできるので高速動作を可能にする。
更に、エミッタ電極多結晶シリコンの表面を第2酸化膜
又は第1窒化膜の表面に対して概略同一高さに形成する
とともに平坦化したので、エミッタ電極多結晶シリコン
端部の段差を大幅に解消できる。よって金属配線のステ
ップカバレジを良好にできるので配線信頼性を著しく向
上することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、実施例の半導体装置の製造方法説明図、 第2図は、実施例の半導体装置の断面図、第3図は、従
来例の半導体装置の製造方法説明図である。 l・・・半導体装置。 101・−N−型(第1導電型) シリコン基板(半導体基板)。 102、l02a、102b ・・・P ”多結晶シリ
コン膜(第2導電型の不純物を含む 第1多結晶シリコン膜)。 103.103a、103b =第1酸化膜。 104.104a、104b−=第1窒化膜。 105.105a、105b −−−第2酸化膜。 106.106a、106b −・・第2窒化膜。 107.107a、107b −−−側壁窒化膜(第1
側壁絶縁膜)。 108,108a、108b−−−薄い酸化膜(第3酸
化膜)111.1lla、1llb ・・・側壁酸化膜
(第2側壁絶縁膜)。 112・・・N4″多結晶シリコン膜 (第2多結晶シリコンII) 113・・・エミッタ電極多結晶シリコン(電極層)。 121・・・、第1絶縁膜、  122−・・第2絶縁
膜。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)半導体基板の主表面上に第1絶縁膜を形成すると
    ともに、前記第1絶縁膜上に第2絶縁膜を形成し、前記
    第2絶縁膜の所定領域を選択的に除去して概略垂直な側
    壁を有する複数でかつ島状の第2絶縁膜を形成する工程
    (1)と、 前記各第2絶縁膜の各側壁に対して第1側壁絶縁膜を選
    択的に形成する工程(2)と、 前記各第2絶縁膜と前記各第1側壁絶縁膜とをマスクに
    して前記第1絶縁膜を除去するとともに前記半導体基板
    を露出する工程(3)と、 前記第1絶縁膜の各側壁に設けるとともに前記半導体基
    板の表面に延在する第2側壁絶縁膜を形成する工程(4
    )と、 少なくとも、前記各第2側壁絶縁膜間の間隙部分と前記
    各第1絶縁膜間の間隙部分と前記各第2絶縁膜間の間隙
    部分とを埋める電極層を形成する工程(5)と、 前記電極層の表面を前記第2絶縁膜と概略同一高さに平
    坦化する工程(6)とにより成る工程(1)乃至工程(
    6)を順次行うことを特徴とする半導体装置の製造方法
  2. (2)前記半導体装置の製造方法であって、前記半導体
    基板に第1導電型の半導体基板を用いて、前記半導体基
    板の主表面上に第2導電型の不純物を含む第1多結晶シ
    リコン膜を形成し、前記第1多結晶シリコン膜上に第1
    酸化膜と第1窒化膜とを順に積層した第1絶縁膜を形成
    して更に第2酸化膜と第2窒化膜とを順に積層した第2
    絶縁膜を形成した後に、前記第2絶縁膜の所定領域を除
    去して概略垂直な側壁を有する複数でかつ島状の第2絶
    縁膜を形成する工程(1)と、 前記各第2絶縁膜の側壁に設けるとともに前記第1絶縁
    膜の第1窒化膜上に延在する第1側壁絶縁膜を形成し、
    前記各第1側壁絶縁膜間の間隙部分の前記第1窒化膜を
    除去して前記第1酸化膜を露出、する工程(2)と、 前記露出した第1酸化膜とその下方の前記第1多結晶シ
    リコン膜とを除去して概略垂直な側壁を形成するととも
    に除去した第1多結晶シリコン膜下の前記半導体基板を
    露出する工程(3)と、前記第1多結晶シリコン膜の各
    側壁と前記露出した半導体基板の表面とに第3酸化膜を
    形成し、前記第1多結晶シリコン膜側の第3酸化膜に接
    してかつ前記半導体基板側の第3酸化膜に延在する第2
    側壁絶縁膜を形成するとともに前記各第2側壁絶縁膜間
    の間隙部分の前記第3酸化膜を除去して前記半導体基板
    の表面を露出する工程(4)と、第1導電型の不純物を
    含む第2多結晶シリコン膜で形成した電極層で、少なく
    とも、前記各第1絶縁膜間の間隙部分と前記各第2絶縁
    膜間の間隙部分と前記各第2側壁絶縁膜間の間隙部分と
    を埋める工程(5)と、 前記電極層の表面を、前記第2酸化膜表面に対して概略
    同一高さに平坦化する工程(6)とにより成る工程(1
    )乃至工程(6)を順次行うことを特徴とする請求項1
    記載の半導体装置の製造方法。
  3. (3)前記請求項(1)又は請求項(2)記載の半導体
    装置の製造方法により製作した半導体装置であって、 第1導電型の半導体基板と、 第2導電型の不純物を含むものであって、前記半導体基
    板の主表面上に選択的に形成した複数の第1多結晶シリ
    コン膜と、 前記各第1多結晶シリコン膜上に形成した第1酸化膜と
    、 前記各第1多結晶シリコン膜の側壁に設けるとともに前
    記半導体基板の主表面上に延在してかつ前記各第1酸化
    膜に接続した第3酸化膜と、前記各第3酸化膜に接して
    設けた第2側壁絶縁膜と、 前記各第2側壁絶縁膜の近傍部分を除いた残りの前記各
    第1酸化膜上に形成した第1窒化膜と、 前記各第1窒化膜上に形成した第2酸化膜 と、 第1導電型の不純物を含むものであって、前記各第1絶
    縁膜間の間隙部分と前記各第2絶縁膜間の間隙部分と前
    記各第2側壁絶縁膜間の間隙部分とに埋め込むとともに
    前記第2絶縁膜表面の高さに対して概略同一高さに平坦
    化した第2多結晶シリコン膜で形成した電極層とにより
    成ることを特徴とする半導体装置。
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