JPH03231336A - ウオッチドックタイマの故障検出装置 - Google Patents

ウオッチドックタイマの故障検出装置

Info

Publication number
JPH03231336A
JPH03231336A JP2025941A JP2594190A JPH03231336A JP H03231336 A JPH03231336 A JP H03231336A JP 2025941 A JP2025941 A JP 2025941A JP 2594190 A JP2594190 A JP 2594190A JP H03231336 A JPH03231336 A JP H03231336A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
microcomputer
charging
watchdog timer
output
voltage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2025941A
Other languages
English (en)
Inventor
Masami Okano
正巳 岡野
Kunihiro Takeuchi
竹内 邦博
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bosch Corp
Original Assignee
Zexel Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Zexel Corp filed Critical Zexel Corp
Priority to JP2025941A priority Critical patent/JPH03231336A/ja
Publication of JPH03231336A publication Critical patent/JPH03231336A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Debugging And Monitoring (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、ウオッチドックタイマの故障検出装置に関す
る。
[従来の技術] マイクロコンピュータの暴走を検出してマイクロコンピ
ュータをリセットするウオッチドックタイマは公知であ
る。簡単に説明すると、ウオッチドックタイマの入力段
は、マイクロコンピュータの出力ホードに接続され、出
力段はマイクロコンピュータのリセット端子に接続され
ている。マイクロコンピュータが正常作動している時に
は周期的にプログラムラン信号をウオッチドックタイマ
に出力すスーマイクロコンピュータが異Tt−1−六肋
には、プログラムラン信号は出力されない。一方、ウオ
ッチドックタイマのタイマ値は時間経過に伴って増大す
る。このタイマ値は、ウオッチドックタイマがクロック
を計数するためのカウンタを備えている場合には、カウ
ンタの計数値を意味し、充電回路を備えている場合には
、充電電圧値を意味する。ウオッチドックタイマは、プ
ログラムラン信号を受ける度に初期化される。設定時間
内にプログラムラン信号を受けずにタイマ値が基準値を
越えた時には、マイクロコンピュータにリセット信号を
出力する。
ところで、ウオッチドックタイマ自体に故障があると、
マイクロコンピュータの暴走に対処できなくなるため、
その故障検出を行うのが望ましい。
特開昭60−55448号には、ウオッチドックタイマ
の故障検出装置が開示されている。この故障検出装置で
は、ウオッチドックタイマがプログラムラン信号により
初期化される直前のタイマ値をマイクロコンピユータで
検出し、このタイマ値が許容範囲に入っているか否かを
判定し、許容範囲に入っていない場合には故障と判定す
るものである。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、上記公報に開示された検出システムでは
、ウオッチドックタイマにおけるタイマ値の蓄積機能に
ついてはチエツクできるが、リセット信号の出力機能に
ついてはチエツクできないため、ウオッチドックタイマ
の故障を完全に検出できるものではなかった。
[課題を解決するための手段] 本発明は上記課題を解決するためになされたもので、そ
の要旨は、次の構成を備えたことを特徴とするウオッチ
ドックタイマの故障検出装置にある。
(イ)パワーオン時から設定時間だけマイクロコンピュ
ータをリセット状態にし、設定時間経過蒔にマイクロコ
ンピュータを作動させるデイレイタイマ。
(ロ)ウオッチドックタイマの出力段に接続された充放
電回路。この充放電回路は、ウオッチドックタイマの出
力状態に対応して充放電を行う。
(ハ)マイクロコンビ二一夕に内蔵された判定手段。こ
の判定手段は、マイクロコンビ二一夕の上記作動開始後
に上記充放電回路の電圧レベルを検出してウオッチドッ
クタイマの故障の有無を判定する。
[作用] まず、ウオッチドックタイマが正常な場合について述べ
る。パワーオン時からデイレイタイマの設定時間内は、
マイクロコンピュータがリセット状態にありプログラム
ラン信号を出方しない。このため、ウオッチドックタイ
マはリセット信号の出力状態にある。この時、充放電回
路はリセット信号出力状態に対応した充放電状態にある
。デイレイタイマの設定時間が経過すると、マイクロコ
ンピユータが作動を開始して、プログラムラン信号を出
力するから、ウオッチドックタイマはリセット信号を出
力しなくなる。したがって、充放電回路は、このリセッ
ト信号の出力停止状態に対応した充放電状態に切り換わ
る7 ウオッチド・ツクタイマが故障していると、充放電回路
はこの故障に対応した充放電状態にあり、マイクロコン
ビ・ユータの作動開始に伴って充放電状態は変化しない
したがって、マイクロコンピュータでは、マイクロコン
ピュータの作動開始後に、充放電回路の電圧レベルを検
出することにより、ウオッチドックタイマの故障の有無
を判定できる。
上記のように、グオッチドックタイマの出力状態に対応
する充放電回路の電圧レベルをチエツクするため、ウオ
ッチドックタイマの入力から出力まで機能のいずれに故
障があっても、これを検出することができる。
[実施例] 以下、本発明の一実施例を第1図、第2図に基づいて説
明する。第1図は車両用エアバ・νりのための制御シス
テムを示している。この制御システムは、エアバックの
点火用スキブSを組み込ん−だ駆動回路10と、駆動回
路10を制御するマイクロコンピュータ20と−マイク
ロコンビューク20の暴走に対処するためのウオッチド
・ツクタイマ30を、基本構成要素として備えている。
駆動回路10は、スキブSの両端にそれぞれ直列に接続
された一対のトランジスタ11.12を備えている。一
方のPNP)ランジスタllのエミッタは後述するエネ
ルギーリザーバ15に接続されており、コレクタはスキ
ブSの一端に接続されている。他方のNPN)ランジス
タ11のコレクタはスキブSの他端に接続され、エミッ
タは接地されている。上記トランジスタ11のベースに
は、エミッタ接地のNPNトランジスタ13のコレクタ
が接続されている。トランジスタ12,13のベースに
は、マイクロコンピュータ20の点火制御信号のための
出力ポートo、、o、がそれぞれ後述するアンド回路7
5.76を介して接続されている。マイクロコンピュー
タ20では、図示しない減速度センサからの信号を受け
、車両の減速度が基準値を越えた時に車両が衝突したも
のと判断して、制御信号量カポ−)0.、O,からノ・
イレベルの点火制御信号を出力し、これによりトランジ
スタ11,12を開き、エネルギーリザーバ15からス
キブに電流を供給して点火を行いエアバックを膨張させ
る。
上記エネルギーリザーバ15は、大容量のコンデンサか
らなり、正極が図示しない昇圧回路を介してバッテリV
aに接続されている。この昇圧回路は、上記マイクロコ
ンピュータ20の他の出力ポート(図示しない)からの
昇圧制御信号に応答して作動することによりバッテリ電
圧VBを約2倍に昇圧してエネルギーリザーバ15に付
与するようになっている。
上記エネルギーリザーバ15の充電電圧は、周期的にマ
イクロコンピュータ20で計測されるようになっている
。すなわち、2つの抵抗16a16bを直列接続してな
る抵抗分圧回路16の一端が、エネルギーリザーバ15
の正極に接続されており、他端が接地されている。この
抵抗分圧回路16における抵抗16a、16bの接続点
Pの電圧Vfが、アナログ−デジタルコンバータ17(
以下、A/Dコンバータと称す)を介してマイクロコン
ピュータ20の入力ポート■、に入力される。後述する
ウオッチドックタイマ30のチエツク期間を除く通常作
動期間においては、接続点電圧Vfは充電電圧と比例関
係にあるから、この接続点電圧Vfからエネルギーリザ
ーバ15の充電電圧を実質的に計測することができる。
なお、A/Dコンバータ17はマイクロコンピュータ2
0のチップに一体に組み込んでもよいことは勿論である
エネルギーリザーバ15の正極は、上記昇圧回路と並列
関係にあるダイオード18および後述するパワーオンス
イッチSWを介してもバッテリV、に接続されている。
次に、ウオッチドックタイマ30について説明する。ウ
オッチドックタイマ30は無安定マルチバイブレータ3
0aを備えている。このマルチバイブレータ30aは、
コンパレータ31と、コンデンサ32と、4つの抵抗3
3〜36によって構成されている。コンデンサ32の一
端はコンパレータ31の反転入力端子に接続されるとと
もに、抵抗33.34を介して安定化@[40に接続さ
れている。抵抗33.34の接続点は、コンパレータ3
1の出力端子に接続されるとともに、抵抗35.36を
介して図示しない補助電圧発生回路に接続されている。
抵抗35.36の接続点は非反転入力端子に接続されて
いる。
上記マルチバイブレーク30aにおいて、コンパレータ
31の出力がハイ(オープン)の時には、安定化電源4
0からの定電圧Vccと補助電圧発生回路からの補助電
圧との差を、3つの抵抗34゜35.36で分圧した基
準電圧Vrが、コンパレータ31の非反転入力端子に入
力される。また、コンパレータ31がロー(クロース)
の時には、補助電圧を2つの抵抗で分圧した基準電圧V
rが、コンパレータ31に入力される。両状態での基準
電圧Vrには差があり、この差がフンパレータ31にヒ
ステリシス特性を与えている。
コンパレータ31がハイの時には、安定化電源40から
抵抗34.33を介してコンデンサ32の充電が行われ
、この充電電圧が基準電圧Vrを越えた時に、コンパレ
ータ31の出力がローに切り換わる。ローの出力状態で
は、抵抗33を介してコンデンサ32の放電が行われる
。この放電によりコンデンサ32の充電電圧が基準電圧
Vrを下回った時に、コンパレータ31の出力がハイに
切り換わる。これを繰り返すことにより、発振が行われ
る。
上記無安定マルチバイブレータ30aのコンデンサ32
の正極には、エミッタ接地のNPN)ランジスタ37の
コレクタが接続されている。このトランジスタ37!7
)ベースは、コンデンサ38と抵抗39とからなる微分
回路30bを介してマイクロコンピュータ20の出力ボ
ート03に接続されている。マイクロコンピュータ20
が正常作動状態にある時には、上記無安定マルチバイブ
レーク30aの発振周波数よりもはるかに短い周期で、
出力ボートO5の出力レベルが切り替わる。この矩形波
の出力がプログラムラン信号となる。プログラムラン信
号は微分回路30bを介してトランジスタ37のベース
に入力され、これによりトランジスタ37が周期的にオ
ンし、無安定マルチバイブレータ30aのコンデンサ3
2の放電が行われる。したがって、プログラムラン信号
が出力されている期間では、コンパレータ31の出力は
ハイのままとなり、無安定マルチバイブレーク30aの
発振は行われない。
コンパレータ31の出力端子(ウオッチドックタイマ3
0の出力段)は、後述するAND回路73を介してマイ
クロコンピュータ20のリセット端子Reに接続されて
いる。上記発振出力のうちローレベルの部分力、マイク
ロコンピュータ20のためのリセット信号となる。
図示のエアパック制御システムは、本発明に係わる故障
検出装置の重要な構成要素となる充放電回路50を備え
ている。この充放電回路回路50は、コンパレータ31
の出力端子に接続されている。充放電回路50はコンデ
ンサ51を有している。このコンデンサ51の正極は抵
抗52を介して上記安定化11140に接続されるとと
もに、カソードをコンパレータ31に向けたダイオード
53を介して、コンパレータ31の出力端子に接続され
ている。
コンデンサ51は、コンパレータ31の出力状態に対応
して充薮電を行う。すなわち、コン7<レータ31の出
力がハイの時には、安定化電源40からの電流が抵抗5
2を介してコンデンサ51に流れることにより、コンデ
ンサ51の充電が行われる。また、コンパレータ31の
出力がローの時には、ダイオード53を介してコンデン
サ51からコンパレータ31に向かって電流がながれ、
コンデンサ51の放電が行われる。
充放電回路50のコンデンサ51は、PNPトランジス
タ60のエミッターコレクタ通路を介して、前述した抵
抗分圧回路16の接続点Pに接続されている。
エアパック制御システムはさらに、第1デイレイタイマ
71と、第2デイレイタイマ72と、4つのアンド回路
73〜76を備えている。第2デイレイタイマ72の設
定時間(以下ミ第2設定時間)−玖す)け 笛1ヂルイ
々イマ71の設定時間(以下、第1設定時間と称す)よ
り長い。
第1デイレイタイマ71は、パワーオンスイッチSWが
閉じられて、安定化電源40からの定電圧Vccを受け
た時に起動され、その出力レベルは第1設定時間内では
ローであり、この第1設定時間を経過した時にハイに切
り換わる。
第2デイレイタイマ72は、パワーオンスイッチSWが
閉じられて、バッテリ電圧VBを受けた時に起動され、
その出力レベルは第2設定時間内ではローであり、第2
設定時間を経過した時にハイに切り換わる。
アンド回路73の2つの入力端子は、それぞれ第1デイ
レイタイマ71の出力端子と、ウオッチドックタイマ3
0のコンパレータ31の出力端子に接続されている。ア
ンド回路73の出力端子は、マイクロコンピュータ20
のリセット端子Reに接続されている。したがって、第
1デイレイタイマ71とウオッチドックタイマ30の少
なくとも一方からローレベルのリセット信号が出力され
ている鯖には一マイクロコンビニー990はリセ、。
ト状態にある。
上記アンド回路74,75.76は出力禁止手段として
機能する。すなわち、アンド回路74の3つの入力端子
は、それぞれ2つのデイレイタイマ71.72およびウ
オッチドックタイマ3oの出力端子に接続されている。
アンド回路75.76の一方の入力端子は上記アンド回
路74の出方端子に接続され、他方の入力端子はマイク
ロコンピュータ2oの出力ポート0..0.に接続され
ている。したがって、デイレイタイマ71.72ウオツ
チドツクタイマ30の少なくとも1つからローレベルの
信号を受けた時には、アンド回路75.76が閉じられ
、これによりマイクロコンピュータ20から駆動回路1
0への点火制御出力の出力が禁じられる。
上記第2デイレイタイマ72の出力はトランジスタ60
にも送られ、ローレベルの時にトランジスタをオンにし
、ハイレベルの時オフにする。
エアバック制御システムはさらに、NAND回路77、
警報器78を備えている。NAND回路77の2つの入
力端子は、ウオッチドックタイマ30の出力段とマイク
ロコンピュータ20の出力ポート04にそれぞれ接続さ
れており、その出力端子は警報器78に接続されている
。NAND回路77は、少なくとも一方の入力端子でロ
ーレベルの信号を受けた時に、ハイレベルの信号を出力
して警報器78を作動させる。警報器78としては警報
ランプや警報ブザーが用いられる。
上述構成のエアバック制御システムにおいて、マイクロ
コンピュータ20と充放電回路50と第1デイレイタイ
マ71が本発明に係わるウオッチドックタイマ故障検出
装置の基本構成要素となっており、抵抗分圧回路16.
A/Dコンバータ17、トランジスタ60.第2デイレ
イタイマ72゜NAN’D回路77、警報器78がこの
故障検出装置の補助的構成要素となっ′Cいる。
次に、上記故障検出装置の作用を第2図のタイムチャー
トを参照して説明する。ここで、説明を分かり易くする
ために具体的数値を用いることにする。バッテリ電圧V
aは約12Vであり、エネルギーリザーバ15の充電電
圧は昇圧前は約12Vであるが、昇圧後には23〜24
Vになる。安定化電源Vccからの定電圧は5vである
。抵抗分圧回路16の接続点電圧Vfは、トランジスタ
60がオフの状態ではエネルギーリザーバイ15の1/
lOであり、昇圧前は約1.2V、昇圧後は2.3〜2
.4■である。また、第1.第2デイレイタイマ71.
72で設定されている第1.第2の設定時間はそれぞれ
100m5ec、1secである。無安定マルチバイブ
レータ30aの発振周期は数m5ecであり、プログラ
ムラン信号の周期は1m5ec未満である。
ウオッチドックタイマ30のチエツクは、ノぐワーオン
直後に実行される。第2図(b)に示すように、第2デ
イレイタイマ72の出力は第2設定時間T、内ではロー
レベルであるため、トランジスタ60はオンしている。
このため、接続点電圧Vfは、実質的に充放電回路50
のコンデンサ51の充電電圧を表している。第2図(a
)に示すように、パワーオンから第1設定時間T1内で
は、第1デイレイタイマ71の出力がローレベルである
ため、マイクロコンピュータ20はリセット状態にあり
、プログラムラン信号を出力しない。その結果、ウオッ
チドックタイマ30のトランジスタ37はオフ状態を維
持され、第2図(C)に示すように無安定マルチバイブ
レータ30aが発振している。マルチバイブレータ30
aが発振している状態では、充放電回路50は充電と放
電を発振と同期して繰り返すため、第2図(d)に示す
ように充電電圧は上昇せず、非常に低いレベルの範囲で
変動している。
第1設定時間T1が経過した時には、第1デイレイタイ
マ71の出力がハイレベルになる。これとともに、ウオ
ッチドックタイマ30の発振出力がハイレベルになると
、マイクロコンピュータ20がリセット状態を解除され
て作動を開始し、プログラムラン信号を出力する。これ
により、ウオッチドックタイマ30のコンデンサ32の
充電電圧は、常に基準電圧Vrを下回ることになり、コ
ンパレータ31の出力はハイレベルを維持されることに
なる。この結果、第2図(d)に示すように、充放電電
圧50のコンデンサ51への充電が開始される。
コンデンサ51の充電電圧は上昇して、約10Qmse
cで飽和する。なお、充放電回路50の抵抗52は、抵
抗分圧回路16の抵抗16bに比べて充分に小さいので
、この飽和電圧は定電圧Vccに近く、例えば4.5v
である。
マイクロコンピュータ20では、作動開始からΔを後に
、上記接続点P、の電圧Vfを検出する。
なお、Δtは、コンデンサ51の充電電圧が上昇の過程
にある時間(数十ms e c)である。この検出電圧
Vfが例えば3v〜4vの範囲にある時、マイクロコン
ピュータ20ではウオッチドックタイマ30が正常であ
ると判定する。
パワーオンから第2設定時間T、経過した時、第2デイ
レイタイマ72の出力がハイレベルになり、これにより
、アンド・回路74の出力がハイレベルとなりアンド回
路75.76を開き、マイクロコンピュータ20からの
点火制御信号を駆動回路lOに出力可能な状態となる。
また、第2デイレイタイマ72の出力がハイレベルに切
り換わるのに伴って、トランジスタ6゜がオフとなり、
接続点電圧Vfは、充放電回路50の充電電圧とは無関
係となり、エネルギーリザーバ15の充電電圧に比例し
た電圧になる。なお、この時点ではエネルギーリザーバ
15の昇圧動作が開始されないか、開始されたばかりな
ので、接続点電圧Vfは約1.2Vとなる。
上記ウオッチドックタイマ30のチエツク後において、
マイクロコンピュータ2oは昇圧回路に昇圧制御信号を
出力して、エネルギーリザーバ15の充電電圧をバッテ
リ電圧V、の約2倍にする。
マイクロコンピュータ20は上記接続点電圧Vfを計測
することにより、エネルギーリザーバ15の充電電圧を
監視する。
本実施例では、上述したようにトランジスタ60をオン
、オフ制御することにより、充放電回路50の充電電圧
とエネルギーリザーバ15の充電電圧をA/Dコンバー
タ17の共通のチャンネルに入力させることができる。
次にウオッチドックタイマ31が故障していて、その出
力レベルが常にハイレベルである場合について述べる。
この場合には、第2図(e)に示すように、充放電回路
50はパワーオンと同時に充電が開始される。充放電回
路50の時定数によって決定される飽和電圧に達するま
での時間は、上記第1設定時間T1とほぼ等しいから、
マイクロコンピュータ20で接続点電圧Vfを検出する
時には、接続点電圧Vfはすでに飽和電圧4.5vに達
している。したがって、マイクロコンビエータ20では
、接続点電圧Vtが許容範囲3〜4vより高いとして故
障と判定することができる。
上記故障判定に応答して、マイクロコンピュータ20で
は、出力ボート0..0.の点火制御信号の出力を禁じ
るとともに、NAND回路77にローレベルの故障検出
信号を出力して、警報器78を作動させる。なお、マイ
クロコンピュータ20では、ウオッチドックタイマ30
の故障のみならず後述オス箪9プレイ々イマ79の加部
; 抽の構成部品の故障を検出した時にも、出力禁止と
警報器78の作動を実行する。
また、ウオッチドックタイマ31が故障していて、その
出力レベルが常にローレベルである場合には、充放電回
路50のコンデンサ51には充電されず、第2図(f)
に示すように、接続点電圧VfはほぼゼロVである。し
かし、ウオッチドックタイマ31がローレベルであると
、マイクロコンビ1−夕20はリセット状態のまま作動
しないため、マイクロコンピュータ20では故障判定を
行うことができない。この場合、ウオッチド、クタイマ
30のローレベルの出力がNAND回路77に入力され
、警報器78を作動させる。これにより、運転者に故障
であることを知らせることができる。
また、本実施例では、第2デイレイタイマ72の故障も
検出することができる。例えば第2デイレイタイマ72
が故障していてその出力がハイレベルのまま維持されて
いる時には、トランジスタ60けオフ仔能ル拵法六り、
・r動h 笛りm/〜)に示すように接続点電圧V「は
1.2Vのままである。したがって、上述したように、
マイクロコンピュータ20でパワーオン時からT1+Δ
tを経過した時に接続点電圧Vfを検出することにより
、許容範囲3〜4■より低いとして故障と判定できる。
また、第2デイレイタイマ72が故障していてその出力
がローレベルのままであると、トランジスタ6oはオン
状態を維持するため、第2図(h)に示すように、接続
点電圧Vfは第2設定時間T、経過後でも4.5■を維
持する。第2デイレイタイマ72が正常である場合には
、エネルギーリザーバ15が昇圧した後でも接続点電圧
Vfは23〜2.4V程度にしか上昇しないから、マイ
クロコンピュータ20が通常の電圧計測モードで接続点
電圧Vfが異常に高い4.5vであることを検出するこ
とにより、故障であると判定することができる。
第3図は、他の実施例を示す。この実施例では、第1図
の充放電回路50の代わりに周波数−電圧変換回路80
が用いられている。他の構成は第1図と同じであるから
、第3図において図示を省略するか同番号を付して説明
を省略する。周波数−電圧変換回路80は、公知の回路
であるから詳述しないが、最終段に抵抗81とコンデン
サ82を備えていて充放電機能を有しているから、広義
の充放電回路とみることができる。なお、第1デイレイ
タイマ(第3図では図示省略)の第1設定時間は、必ず
しも第1図の実施例の第1設定時間と同じでなく、ウオ
ッチドックタイマ30の発振出力を受けた周波数−電圧
変換回路80の出力電圧(コンデンサ82の充電電圧)
が、発振周波数に対応した電圧に達するのに充分な時間
に設定されている。
上記実施例の作用を第4図のタイムチーヤードを参照し
て説明する。第1設定時間T1内において、周波数−電
圧変換回路80のコンデンサ82の充電電圧、すなわち
接続点電圧Vfがウオッチドックタイマ30の発振周波
数に対応した電圧に達する。第1設定時間T、経過時に
マイクロコンピュータが作動開始すると、ウオッチドッ
クタイマ30の発振が停止し、抵抗81を介してコンデ
ンサ82の放電が行われる。これにより、接続点電圧V
fはエネルギーリザーバ15の充電電圧によって決定さ
れる電圧レベル1.2V)まで低下する。
マイクロコンピュータ20は、コンデンサ82の充電電
圧が低下する過程の期間、すなわちパワーオンからT1
+Δを経過した時に接続点電圧Vfを計測し、許容範囲
に入っているか否かを判定し、許容範囲外の場合にはウ
オッチドックタイマ30の周期異常またはハイレベル固
定の故障と判定する。他の作用は第1図の実施例と同様
である。
本発明は上記実施例に制約されず種々の態様が可能であ
る。例えばマイクロコンピュータでは、第1設定時間T
、経過後に、充放電回路50の充電電圧を所定時間間隔
をおいて2回計測するか、多数回周期的に計測すること
により、充電電圧の変化を検出し、この変化データに基
づいてウオッチドックタイマの故障判定を行ってもよい
[発明の効果コ 以上説明したように本発明では、ウオッチドックタイマ
の出力状態に対応する充放電回路の電圧レベルをチエツ
クするため、ウオッチドックタイマの入力から出力まで
機能のいずれに故障があっても、これを検出することが
できる。この結果、ウオッチドックタイマの故障を完璧
に検出することができ、ひいてはマイクロコンビ二一夕
の暴走をより確実に検出することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の故障検出装置を組み込んだエアバック
制御システムを示す回路図、第2図は第1図の故障検出
装置の作用を説明するタイムチャートである。第3図は
充放電回路として周波数電圧変換回路を用いた故障検出
装置の要部を示す回路図、第4図は第3図の故障検出装
置の作用を説明するタイムチャートである。 20・・・マイクロコンピュータ、30・・・ウオッチ
ドックタイマ、50・・・充放電回路、71・・・デイ
レイタイマ、80・・・充放電回路(周波数−電圧変換
回路)。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 マイクロコンピュータと、このマイクロコンピュータに
    接続されたウォッチドックタイマとを備え、ウォッチド
    ックタイマがマイクロコンピュータから正常作動状態で
    周期的に出力されるべきプログラムラン信号を設定時間
    受けなかった時に、マイクロコンピュータにリセット信
    号を出力してマイクロコンピュータの暴走を防止するよ
    うにした制御システムに用いられるものであって、次の
    構成を備えたことを特徴とするウォッチドックタイマの
    故障検出装置。 (イ)パワーオン時から設定時間だけマイクロコンピュ
    ータをリセット状態にし、設定時間経過時にマイクロコ
    ンピュータを作動させるディレイタイマ。 (ロ)ウォッチドックタイマの出力段に接続された充放
    電回路。この充放電回路は、ウォッチドックタイマの出
    力状態に対応して充放電を行う。 (ハ)マイクロコンピュータに内蔵された判定手段。こ
    の判定手段は、マイクロコンピュータの上記作動開始後
    に上記充放電回路の電圧レベルを検出してウォッチドッ
    クタイマの故障の有無を判定する。
JP2025941A 1990-02-07 1990-02-07 ウオッチドックタイマの故障検出装置 Pending JPH03231336A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2025941A JPH03231336A (ja) 1990-02-07 1990-02-07 ウオッチドックタイマの故障検出装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2025941A JPH03231336A (ja) 1990-02-07 1990-02-07 ウオッチドックタイマの故障検出装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH03231336A true JPH03231336A (ja) 1991-10-15

Family

ID=12179783

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2025941A Pending JPH03231336A (ja) 1990-02-07 1990-02-07 ウオッチドックタイマの故障検出装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH03231336A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20180111643A (ko) * 2017-03-31 2018-10-11 에이블릭 가부시키가이샤 감시 회로 및 반도체 장치

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20180111643A (ko) * 2017-03-31 2018-10-11 에이블릭 가부시키가이샤 감시 회로 및 반도체 장치

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4541050A (en) Control device for a vehicle
JPH03231053A (ja) 車両安全装置のための制御システム
EP0690363A2 (en) Extended clock termostat
JP2826839B2 (ja) 車輛用安全装置の制御回路
JP4082221B2 (ja) 車両用電子制御装置及び車両乗員検知装置
JP3683522B2 (ja) バックアップコンデンサ容量診断方法
US5638274A (en) Electronic control apparatus for an air-bag system
JPH0669788B2 (ja) 車輌用安全装置
JPH03231336A (ja) ウオッチドックタイマの故障検出装置
US5701038A (en) Current feedback control of AC deployment current for supplemental inflatable restraints
JPH0460245B2 (ja)
JP2556156B2 (ja) 車載用制御装置のマイクロコンピュータ暴走監視装置
JPH0796815A (ja) エアバック装置のための電気制御装置
JP3662409B2 (ja) 電源監視回路及びその電源監視方法
JP4094140B2 (ja) コンデンサの容量診断回路
JPH0637019U (ja) 車両安全装置の制御装置
JPH1169663A (ja) 乗員保護装置の駆動装置
JP3095872B2 (ja) 故障診断機能付きの車両安全装置制御システム
JP2571589Y2 (ja) ウォッチドッグ検出制御回路
JP2004276633A (ja) 乗員保護装置のバックアップ容量検出装置
JP3379108B2 (ja) リセット回路
JP2007084057A (ja) エアバッグ装置
JPH1076910A (ja) システムの自己診断装置
JPH11310102A (ja) 車両用乗員保護装置
JPH10132882A (ja) コンデンサの状態判定装置