JPH0323072A - スタッド溶接用フェルール - Google Patents
スタッド溶接用フェルールInfo
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- JPH0323072A JPH0323072A JP1155497A JP15549789A JPH0323072A JP H0323072 A JPH0323072 A JP H0323072A JP 1155497 A JP1155497 A JP 1155497A JP 15549789 A JP15549789 A JP 15549789A JP H0323072 A JPH0323072 A JP H0323072A
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- boron nitride
- stud welding
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Landscapes
- Ceramic Products (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野］
本発明は橋梁やビルディング等の建設現場で用いるスタ
ブド溶接用フエルールに関する。
ブド溶接用フエルールに関する。
従来、建設現場でスタブドの溶接作業を行う場合、スタ
ッドの先端部を覆い隠すセラミックス製フェルールを使
用していた。フエルールは消耗品であり、一回のスタブ
ド溶接毎に一個のフエルールが必要となる。このため、
建設現場ではスタツド溶接後において膨大な量の使用済
フエルールが残留し、フェルールの破壊除去作業が大変
となる問題があった。
ッドの先端部を覆い隠すセラミックス製フェルールを使
用していた。フエルールは消耗品であり、一回のスタブ
ド溶接毎に一個のフエルールが必要となる。このため、
建設現場ではスタツド溶接後において膨大な量の使用済
フエルールが残留し、フェルールの破壊除去作業が大変
となる問題があった。
一方、この対策として、近時、繰り返し使用できるフェ
ルールも提案されている。例えば、特開昭５９−１４１
３７９号公報では繰返し使用できるフェルールを前提と
したスタッド溶接機が開示され、この中において、耐熱
衝撃性に優れた材料を用いて複数個のフェルール分割体
を形成するとともに、組成として窒化ケイ素セラミック
スの使用例が開示されている。
ルールも提案されている。例えば、特開昭５９−１４１
３７９号公報では繰返し使用できるフェルールを前提と
したスタッド溶接機が開示され、この中において、耐熱
衝撃性に優れた材料を用いて複数個のフェルール分割体
を形成するとともに、組成として窒化ケイ素セラミック
スの使用例が開示されている。
ところで、ノエルールの繰り返し使用に関する従来の技
術は専ら溶接機或はフエルールの形状に着目した技術と
して提案されているのかほとんどであり、組成面の技術
はほとんど提供されていないのが実情であり、窒化ケイ
素セラミックスが例示されるに留どまっている。
術は専ら溶接機或はフエルールの形状に着目した技術と
して提案されているのかほとんどであり、組成面の技術
はほとんど提供されていないのが実情であり、窒化ケイ
素セラミックスが例示されるに留どまっている。
しかし、窒化ケイ素セラミックスを用いた従来のフエル
ールは次のような問題点があった。
ールは次のような問題点があった。
第一に、耐熱衝撃値がせいぜい摂氏７００〜８００℃程
度であり、スタッド溶接時においてフヱルールに付加さ
れる熱衝撃値（摂氏千数百℃程度）に対してはるかに低
い値となる。このため、一回ないし数回の使用でフェル
ールが破壊されてしまう。
度であり、スタッド溶接時においてフヱルールに付加さ
れる熱衝撃値（摂氏千数百℃程度）に対してはるかに低
い値となる。このため、一回ないし数回の使用でフェル
ールが破壊されてしまう。
第二に、剥離性において十分とはいえず、使用後のフェ
ルールをフラッシュ表面（酸化鉄及びその他の不純物ス
ラッグの混合物）から良好に剥離できない。このため、
フェルールに損傷が生じやすく、フェルール寿命を著し
く縮めるとともに、作業性が大きく低下する。
ルールをフラッシュ表面（酸化鉄及びその他の不純物ス
ラッグの混合物）から良好に剥離できない。このため、
フェルールに損傷が生じやすく、フェルール寿命を著し
く縮めるとともに、作業性が大きく低下する。
本発明はこのような従来の技術に存在する課題を解決し
たスタッド溶接用フェルールの提供を目的とするもので
ある。
たスタッド溶接用フェルールの提供を目的とするもので
ある。
本発明に係るスタッド溶接用フェルールは、基本的に窒
化ホウ素を３０〜１００重量バーセント含有するセラミ
ックスを用いることにより、その全部又は一部を形成し
たことを特徴としている。
化ホウ素を３０〜１００重量バーセント含有するセラミ
ックスを用いることにより、その全部又は一部を形成し
たことを特徴としている。
〔作 用〕
本発明に係るスタッド溶接用フエルール１によれば、窒
化ホウ素より得られる物理的性能に基づいて、組成構造
面からフェルールの繰返し使用が可能となる。
化ホウ素より得られる物理的性能に基づいて、組成構造
面からフェルールの繰返し使用が可能となる。
即ち、本発明に従って造形されるフェルール１の物理的
性能は、 ■ 空気中において常温から摂氏千数百℃程度まで、急
激（０．２〜１．０秒間）に温度上昇１，でもクラック
を発生せず、しかも、温度の昇降サイクルを概ね１００
回以上繰り返してもクラックを発生しないという十分な
耐熱衝撃性を備える。
性能は、 ■ 空気中において常温から摂氏千数百℃程度まで、急
激（０．２〜１．０秒間）に温度上昇１，でもクラック
を発生せず、しかも、温度の昇降サイクルを概ね１００
回以上繰り返してもクラックを発生しないという十分な
耐熱衝撃性を備える。
■ 空気中において短時間でもｌ５００゜Ｃ程度の耐熱
性を有する。このため、水冷が不要となり、かつ溶接の
作業性が向上する。
性を有する。このため、水冷が不要となり、かつ溶接の
作業性が向上する。
■ 溶接によって発生するフラッシュ表面に対する化学
的親和力が小さい。このため、フラッシュ表面からのフ
ェルールの剥離が容易となり、作業性の向上とフェルー
ルの破損が防止される。
的親和力が小さい。このため、フラッシュ表面からのフ
ェルールの剥離が容易となり、作業性の向上とフェルー
ルの破損が防止される。
■ 一般的性能として、電気絶縁性、熱伝導性、機械的
強度及び硬度を十分満足する。
強度及び硬度を十分満足する。
以下には、本発明に係る好適な実施例を挙げ、図面に基
づき詳細に説明する。
づき詳細に説明する。
まず、フェルールは基本的に窒化ホウ素を含有する。な
お、性能を確認するため、次の戊分表に従ってセラミッ
クスの焼成を試みた。
お、性能を確認するため、次の戊分表に従ってセラミッ
クスの焼成を試みた。
（成分表）
ただし Ｐ：窒化ホウ素
Ｑ：窒化アルミニウム
Ｒ：アルミナ
Ｓ：窒化ケイ素
Ｔ：ジルコニア，ホウ化ジルコニウ
ム．酸化ケイ素，マグネシア，
その他の金属酸化物のうち、
又は二以上を含む
（Ａ）：概ね１’５ ０〜２００回
（Ｂ）：概ね１００−１５０回
（Ｘ）：１０回以下
成分表における連続使用回数とはＪＩＳ規格スタッドを
使用し、溶接電流１２００〜＋５００Ａ，溶接時間０．
４秒〜１．０秒で溶接した場合において、フェルールに
初期クラックが発生するまでの使用可能回数である。
使用し、溶接電流１２００〜＋５００Ａ，溶接時間０．
４秒〜１．０秒で溶接した場合において、フェルールに
初期クラックが発生するまでの使用可能回数である。
このように、窒化ホウ素が３０〜１００重量パーセント
含有するセラミックスを形成すれば、連続使用の可能性
は実用上十分であることが確認された。なお、スタッド
溶接部分の機械的強度はＪＩｓによる引張試験及び曲げ
試験を満足した。
含有するセラミックスを形成すれば、連続使用の可能性
は実用上十分であることが確認された。なお、スタッド
溶接部分の機械的強度はＪＩｓによる引張試験及び曲げ
試験を満足した。
他方、戊分表から明らかなように、窒化アルミニウム、
窒化ケイ素による単一素材セラミ．−ｙクスでは一回な
いし数回の使用でクラブクが発生し、実用か困難であっ
た。
窒化ケイ素による単一素材セラミ．−ｙクスでは一回な
いし数回の使用でクラブクが発生し、実用か困難であっ
た。
一方、本発明に係るフェルールＩの形状的実施例どして
は、例えば、全体を第ｌ図に示すような形状であって、
二分割した対称的なフェルール半体２と３により形成で
き、各半体２と３にはそれぞれフランジ部２ａと３ａを
一体に備えて構戊できる。このようなフェルール｛は第
２図に示すように、溶接機１０における左右一対の支持
アームｌ１と１２に各半体２と３のフランジ部２ａと３
ａを扶持せしめるとともに、チャック１３にスタッド２
１の頭部を保持せしめる。そして、スタッド２１の先端
を被溶接面２２に当接させるとともに、当該スタッド２
１の先端部を覆うようにフェルール！を位置させ、この
状態で溶接を行えばよい。
は、例えば、全体を第ｌ図に示すような形状であって、
二分割した対称的なフェルール半体２と３により形成で
き、各半体２と３にはそれぞれフランジ部２ａと３ａを
一体に備えて構戊できる。このようなフェルール｛は第
２図に示すように、溶接機１０における左右一対の支持
アームｌ１と１２に各半体２と３のフランジ部２ａと３
ａを扶持せしめるとともに、チャック１３にスタッド２
１の頭部を保持せしめる。そして、スタッド２１の先端
を被溶接面２２に当接させるとともに、当該スタッド２
１の先端部を覆うようにフェルール！を位置させ、この
状態で溶接を行えばよい。
以上、実施例について詳細に説明したが、本発明はこの
ような実施例に限定されるものではない。
ような実施例に限定されるものではない。
例えば、他の変更例として窒化ホウ素を３０〜１００重
量バーセント含有するセラミックスを一般的な従来のフ
ェルールの内側、即ち、その一部にコーティングしても
一定の効果を得る。その他、細部の構或、形状、素材等
において、本発明の要旨を逸脱しない範囲で任意に変更
できる。
量バーセント含有するセラミックスを一般的な従来のフ
ェルールの内側、即ち、その一部にコーティングしても
一定の効果を得る。その他、細部の構或、形状、素材等
において、本発明の要旨を逸脱しない範囲で任意に変更
できる。
このように、本発明に係るスタツド溶接用フェルールは
窒化ホウ素を３０〜１００重量パーセント含有するセラ
ミックスにより全部又は一部を形威してなるため、次の
ような効果を奏する。
窒化ホウ素を３０〜１００重量パーセント含有するセラ
ミックスにより全部又は一部を形威してなるため、次の
ような効果を奏する。
■ 耐熱衝撃性及び耐熱性が向上し、従来のフエルール
では得れなかった実用上における繰返し使用回数を飛躍
的に高めることができる。
では得れなかった実用上における繰返し使用回数を飛躍
的に高めることができる。
■ 剥離性が大きく向上し、使用後にフラッシュ表面か
ら容易かつ良好に離脱できる。このため、作業性が良好
になるとともに、フェルールの長寿命化を図ることがで
きる。
ら容易かつ良好に離脱できる。このため、作業性が良好
になるとともに、フェルールの長寿命化を図ることがで
きる。
第Ｉ図一本発明に係るフェルールの外観斜視図、第２図
二同フェルールを使用できるスタツド溶接機の一部構成
図。 第１図 ／
二同フェルールを使用できるスタツド溶接機の一部構成
図。 第１図 ／
Claims (1)
- 窒化ホウ素を３０〜１００重量パーセント含有するセ
ラミックスにより全部又は一部を形成してなることを特
徴とするスタッド溶接用フェルール。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1155497A JPH0323072A (ja) | 1989-06-16 | 1989-06-16 | スタッド溶接用フェルール |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1155497A JPH0323072A (ja) | 1989-06-16 | 1989-06-16 | スタッド溶接用フェルール |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0323072A true JPH0323072A (ja) | 1991-01-31 |
Family
ID=15607345
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1155497A Pending JPH0323072A (ja) | 1989-06-16 | 1989-06-16 | スタッド溶接用フェルール |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0323072A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS55108776U (ja) * | 1979-01-24 | 1980-07-30 | ||
| JPH03155494A (ja) * | 1989-11-13 | 1991-07-03 | Okabe Co Ltd | 溶接補助材 |
| US10961712B2 (en) | 2014-08-13 | 2021-03-30 | Silicon Holding B.V. | Anchoring assembly for anchoring a liner of a cured lining material, a ferrule suitable for use with the anchoring assembly, an anchoring mounting assembly further comprising a ferrule holder and the use of the anchoring assembly |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4732803U (ja) * | 1971-05-10 | 1972-12-13 |
-
1989
- 1989-06-16 JP JP1155497A patent/JPH0323072A/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4732803U (ja) * | 1971-05-10 | 1972-12-13 |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS55108776U (ja) * | 1979-01-24 | 1980-07-30 | ||
| JPH03155494A (ja) * | 1989-11-13 | 1991-07-03 | Okabe Co Ltd | 溶接補助材 |
| US10961712B2 (en) | 2014-08-13 | 2021-03-30 | Silicon Holding B.V. | Anchoring assembly for anchoring a liner of a cured lining material, a ferrule suitable for use with the anchoring assembly, an anchoring mounting assembly further comprising a ferrule holder and the use of the anchoring assembly |
| USD947009S1 (en) | 2014-08-13 | 2022-03-29 | Silicon Holding B.V. | Ferrule |
| US11428007B2 (en) | 2014-08-13 | 2022-08-30 | Silicon Holding B.V. | Anchoring assembly for anchoring a liner of a cured lining material, a ferrule suitable for use with the anchoring assembly, an anchoring mounting assembly further comprising a ferrule holder and the use of the anchoring assembly |
| US12037789B2 (en) | 2014-08-13 | 2024-07-16 | Silicon Holding B.V. | Anchoring assembly for anchoring a liner of a cured lining material, a ferrule suitable for use with the anchoring assembly, an anchoring mounting assembly further comprising a ferrule holder and the use of the anchoring assembly |
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