JPH03155494A - 溶接補助材 - Google Patents

溶接補助材

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JPH03155494A
JPH03155494A JP1294338A JP29433889A JPH03155494A JP H03155494 A JPH03155494 A JP H03155494A JP 1294338 A JP1294338 A JP 1294338A JP 29433889 A JP29433889 A JP 29433889A JP H03155494 A JPH03155494 A JP H03155494A
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JP
Japan
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welding
arc shield
arc
ceramics
boron nitride
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JP1294338A
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English (en)
Inventor
Mikihiko Yoshida
吉田 幹彦
Hiroaki Yamada
山田 弘明
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Corning Japan KK
Okabe Co Ltd
Original Assignee
Corning Japan KK
Okabe Co Ltd
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Publication date
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Priority to TW079109102A priority patent/TW197973B/zh
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Priority to CA002029664A priority patent/CA2029664C/en
Priority to KR1019900018342A priority patent/KR930007664B1/ko
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Pending legal-status Critical Current

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    • B23K35/02Rods, electrodes, materials, or media, for use in soldering, welding, or cutting characterised by mechanical features, e.g. shape
    • B23K35/0255Rods, electrodes, materials, or media, for use in soldering, welding, or cutting characterised by mechanical features, e.g. shape for use in welding
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、溶接補助材であって、主として、溶接時に溶
融金属の流出を堰止め該溶融金属を一定の形にする型込
め用として用いられたりあるいは溶接部を外気から遮断
するために用いられたりする溶接補助材に関する。
(従来の技術) アークスタッド溶接においては、従来がら、溶融金属の
型込めや溶接部の外気からの遮断等を行なうためアーク
シールド(フェルール)と称される溶接補助材が用いら
れている。
かかるアークシールドとしては、従来例えばセラミック
ス製のものが用いられており、この従来のセラミックス
製アークシールドは溶接時の熱衝撃(1,300℃以上
)により破損し、再使用できず、従って溶接後ハンマ等
で粉砕し溶接部から除去している。
この様に、従来のセラミックス製アークシールドは、各
スタッド毎に1個ずつ必要であって再使用不可能な消耗
品であり、また各スタッド毎に装着し、溶接後も粉砕除
去しなければならないという問題を有している。
かかる問題を解決すべく、例えば特開昭59−1413
79号公報や実開昭80−181289号公報に開示さ
れているように、アークシールドを耐熱衝撃性に優れた
材料で形成しかつ分割体とすることによってアークシー
ルドの多数回使用を実現しようとする試みがなされてい
る。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、上記実開昭80−181289号公報に
おいては、耐熱衝撃性に優れた材料として単にセラミッ
クスと記載するのみであり、従来のセラミックス製アー
クシールドに比してより高い耐熱衝撃性を有し、多数回
の溶接(熱衝撃)に耐え得る具体的材料は何ら開示され
ていない。
また、上記特開昭59−141379号公報には、耐熱
衝撃性に優れた材料として窒化珪素セラミックスが挙げ
られているが、本発明者らの実験によるとこの窒化珪素
セラミックスはスタッド溶接時の1〜2回の熱衝撃で破
損し、多数回繰返し使用を可能にする程の優れた耐熱衝
撃性は有していない。
本発明の目的は、上記事情に鑑み、耐熱衝撃性に優れた
多数回の繰返し使用が可能な上記アークシールド等の溶
接補助材を提供することにある。
(課題を解決−するための手段) 本発明に係る溶接補助材は、上記目的を達成するため、
窒化ホウ素を20重置火以上含有するセラミックスから
成ることを特徴とする。
(作  用) 上記窒化ホウ素を20重量%以上含有するセラミックス
は、他のセラミックスに比して耐熱衝撃性に優れ、かつ
窒化ホウ素の作用により溶融金属との付着性が極めて低
い。よって、かかるセラミックスから成る溶接補助材は
、多数回の繰り返し使用が可能である。
(実 施 例) 以下、図面を参照しながら本発明の実施例について詳細
に説明する。
第1図は本発明の実施例であるアークシールドを示す斜
視図である。図示のアークシールド2は、以下に詳述す
るように窒化ホウ素を20重量%以上含有するセラミッ
クスから成る2個のアークシールド分割体4を組合せて
成り、略円筒形状に形成されている。両分割体4は同一
の略半円筒形状であり、第2図はその分割体4を斜め上
方から、第3図はその分割体4を斜め下方から見た斜視
図である。
上記アークシールド2は、第4図に示す様に、母材(被
溶接材)8にスタッド1oを溶接する際、スタッド10
に嵌合させると共に下面を母材8の上面に当接させて溶
接部(スタッド10の下面と母材8の上面とが当接して
いる部分)12を取り囲む態様で配設され、図示の状態
で溶接が行なわれ、上記アークシールド2により溶接時
における上記溶接部12の外気からの遮断や溶接部12
において生じる溶融金属の型込め等が行なわれる。
上記アークシールド2の下面には溶接時にアークシール
ド2の内外を連通させる所定開口面積の連通溝14が複
数形成され、また土壁lGにはスタッド10の外径より
わずかに大きいスタッド挿通孔18が形成され、さらに
このアークシールド2を以下に述べる溶接機に保持させ
るための円筒状の被保持部20が形成されている。
第5図は上記アークシールド2を用いてアークスタッド
溶接を行なう溶接機を示す正面図、第6図は第5図に示
す溶接機の右側側面図である。
図示の溶接機22は、基部24と、基部24に固設され
た2本の脚部28にそれぞれ支点ビン28を介して回動
可能に支持された1対のレバー30と、各レバー30の
上端にジヨイントビン32を介して一端が回動可能に連
結され、他端同志がジヨイントピン34を介して回動可
能に連結された1対のリンク36と、一方のリンク36
の上記一端に固着され左右横方向(第5図の矢印入方向
)に延びるハンドル38と、上記両リンク3Bの他端同
志を連結するジヨイントピン34が挿通され上下方向(
第5図の矢印B方向)に延びる長孔40を有し上記基部
24に固着された長孔部材42と、上記各レバー30の
下端に設けられたアークシールド保持部44と、上記基
部24に立設された1対のロッド46に取り付けられた
溶接銃48とを備えて成る。
上記レバー30は図中に破線で示す如く開閉可能であり
、該レバー30の開閉は上記ハンドル38を上下方向に
回動させることによって行なわれる。また、上記溶接銃
48の下端部には上記スタッド1oの頭部を保持するた
めのチャック50が設けられている。また、上記溶接銃
48には溶接スイッチ54を有する把手5Gが設けられ
ている。
上記各アークシールド保持部44は、それぞれ上記一方
のアークシールド分割体4を保持するものであり、内側
挟持部60を有する保持部本体62と外側挾持部64と
を備え、該外側挾持部64をアークシールド分割体4へ
向う内側方向に押圧することにより該外側挟持部64と
上記内側挾持部6oとでアークシールド分割体4を挾持
している。
また、上記保持部本体82には貫通孔66が形成され、
該貫通孔6Bに上記レバー3oの下端部に形成された小
径部30aを貫通させ、該小径部30aの下端にナツト
68を螺合し、もってアークシールド保持部44を上記
レバー30に取り付けている。
上記溶接機22によるアークスタッド溶接は次の様にし
て行なわれる。まず上記ハンドル38を第5図中実線で
示す位置から破線で示す位置まで上方に回動させ、こう
することによって2本のレバー30を開いて破線で示す
開状態とし、しかる後溶接銃の先端に設けられたチャッ
ク50にスタッド10の頭部を把持させる。次に、上記
ハンドル38を下方に回動させ、それによって両レバー
30を閉じて実線で示す元の閉状態とする。この閉状態
においては、各レバー30に設けられているアークシー
ド保持部44が互いに当接し、各アークシールド保持部
44にそれぞれ保持されたアークシールド分割体4も互
いに当接して円筒状のアークシールド2が形成され、こ
のアークシールド2の中に上記第4図に示す態様でスタ
ッドlOが嵌挿された状態となっている。続いて、この
状態から、溶接機22を下降させ母材8の所定位置上に
スタッドlOの下面およびアークシールド2の下面を当
接させ、溶接銃の把手5Bに設けられたスイッチ54を
押して溶接を行なう。溶接終了後は、上記ハンドル38
を上方に回動させてレバー30を開き、以後同様にして
アークスタッド溶接を繰り返し行なう。
上記ハンドル38による2本のレバー30の開閉作動に
ついて、第7図〜第9図を参照しながら詳しく説明する
。まず、第7図に示す様に、ハンドル38が水平状態に
あるときはレバー30は閉状態にあり、この状態からハ
ンドル38を上方に回動させると、第9図に示す如く上
記両リンク36の他端を互いに回動可能に連結するジヨ
イントピン34が上記長孔40に沿って下降し、上記両
リンク3Bは図示の如く傾き、両レバー30が支点ピン
28を中心として下開き方向に回動して開状態となる。
また、この第9図に示す状態からハンドル38を下方に
回すと両レバー30は第7図に示す閉状態に戻る。なお
、第8図は第7図の■−■線断面図である。
上記溶接機22では、ハンドル38を回動させることに
よってレバー30(アークシールド分割体4)の開閉を
行なうように構成されており、従ってその開閉操作を非
常に簡単にかつ意のままに行なうことができる。
また、上記溶接機22では、レバー30(アークシール
ド分割体4)の開閉をスタッド10を含む上下平面内で
行なうように構成されており、従ってレバー30の開閉
を例えばスタッド10に対して直角な平面内(母材8の
上面に平行な平面内)で行なう構成のものに比し、多数
本のスタッド10を溶接する場合に他のスタッド10と
干渉する等の問題が生じない。
また、上記ハンドル38は、単にレバー30め開閉用の
みでなく、上記溶接銃の把手56と協働して溶接姿勢安
定用ハンドルとしても機能している。即ち、上記溶接銃
48に設けられた把手56は、溶接銃48の後面から後
方に向けて前後方向(第6図の矢印C方向)に延び、該
把手5Gに対して上記ハンドル38が90″の角度をな
しかつ下方に設けられた配置となっている。上記ハンド
ル38をこの様に溶接機の把手5Bに対して直角方向に
かつ下方に設けることにより、溶接時右手で溶接機の把
手56を握り人指し指をスイッチ54に掛け、左手で上
記ハンドル38を握って溶接機22をバランス良く保持
でき、溶接作業者は安定した溶接姿勢をとりやすくなり
、作業能率の向上および溶接不良の低減が図られる。
また、上記チャック50はスタッド10を溶接銃48と
同軸52上に位置させて保持すべく構成され、かつチャ
ック50に把持されたスタッド10は上記アークシール
ド保持体44が取り付けられる2本のレバー30と同一
平面上に位置する、即ちスタッド10の中心軸と2本の
レバー30の中心軸とは同一平面(左右かつ上下方向に
延びる平面)上に位置すべくレバー30と溶接銃48と
が配設されている。そして、この様な構成とすることに
より、アークシールド2が確実・均等に母材上に当接せ
しめられ、それによって安定的な溶接が可能となり、溶
接の信頼性の向上が図られる。
また、上記溶接機22においては、アークシールド2お
よびアークシールド保持部44を2分割し、それらをレ
バー30の下端に取り付け、スタッドIOのチャック5
0への装着時には該レバー30を大きく開きチャック5
0近傍には大きな空間が確保される構造であるので、ス
タッドIOのチャック50への装着が容易である。
さらに、以下に述べる様にアークシールド保持部44の
一方の当接面にはガイドピン80が、他方の当接面には
ガイド孔82が設けられ、それによってレバー30を閉
じた際の両アークシールド保持部44ひいてはアークシ
ールド分割体4の適正当接が確保されるようになってい
る。
次に、上記アークシールド保持部44によるアークシー
ルド分割体4の保持について、第10図および第11図
を参照しながらさらに詳細に説明する。
第10図は第11図のX−X線断面図、第11図は第1
O図のXI−XIX線断面図あり、両図とも上記レバー
30を閉じて1対のアークシールド分割体4を当接させ
、それによって円筒状のアークシールド2が形成されて
いる状態を示す図である。
図示の如く、各保持部本体62には上記アークシールド
分割体の半円筒状被保持部20の内側面に接する半円筒
状の内側挾持部60が形成され、上記アークシールド分
割体4はその被保持部20の内側面を上記内側挾持部6
0の外側面に当接させて保持部本体62に装着され、各
被保持部20の外側にはそれぞれ174円筒状(断面9
0°の円弧状)の外側挟持部64が2個ずつ配設され、
各外側挾持部64はそれぞれ保持部本体62に螺合され
た抑圧部材たる押圧ネジ70によって中心(アークシー
ルド分割体4を当接して円筒状アークシールド2が形成
された場合のその円筒状アークシールド2の中心)方向
に押圧され、それによってアークシールド分割体4は上
記内、外挾持部80.64で挾持されている。
上記押圧ネジ70による外側挾持部64の押圧は、該外
側挟持部64の中央部(90”円弧方向の中央部)にお
いて上記中心方向に押圧すべく、上記押圧ネジ70の先
端を上記外側挾持部64の上記中央部に当接させかつ該
押圧ネジ70の軸が中心方向に向くように設定されてい
る。
円筒状アークシールド2を2分割して各アークシールド
分割体4を保持する場合、上述の如く半円筒状の内側挟
持部60と2個の174円筒状の外側挟持部64とで挾
み、かつ各外側挟持部64を上記中央部において上記中
心方向に押圧する構成を採用することによって、溶接時
におけるアークシールド分割体4と保持部本体62およ
び外側挾持部64との熱膨張率の違いによるアークシー
ルド分割体4の割れ等の防止が図られている。
即ち、内外挾持部80.84とアークシールド分割体の
被保持部20とは、溶接前は平面図である第12図に示
す様に互いに全域で接した状態にある。この状態から溶
接を行ない、高温状態となると各部60、20.84は
熱膨張する。この場合、アークシールド分割体4は前述
の如くセラミックスから成り、また内外挟持部60.6
4は放熱性を向上させるため例えば銅等の熱伝導性の良
好な金属により形成されており、セラミックスは殆んど
熱膨張しないが金属は大きく熱膨張する。従って、もし
外側挾持部64も半円筒状でありその円周方向中央部に
おいて上記中心方向に外側挾持部64を押圧するように
すると、第13図に示す様にアークシールド分割体の被
保持部20はその中央部のみで外側挟持部64′に接し
て該中央部から中心方向の力を受け、かっ両端部のみで
内側挟持部60に接して該両端部から外方に向かう反力
を受け、この第13図から容易に理解されるようにアー
クシールド分割体4には極めて大きな熱応力(曲げモー
メント)が作用し、クラックが生じ破損しやすい状態と
なる。
これに対し、上記溶接機においては、半円筒状の外側挾
持部64′をさらに2分割して2個の1/4円筒状外側
挟持部64とし、各174円筒状外側挟持部64の円周
方向中央部において上記中心方向に押圧力を加えるよう
に構成されているので、熱膨張時における力の作用状態
は第14図に示す通りとなり、この図から容易に理解さ
れるようにアークシールド分割体4に作用する熱応力(
曲げモーメント)は上記第13図の場合に比して非常に
小さく、よって熱膨張率の違いによるアークシールド分
割体4のクラックや破損の恐れの著るしい軽減が図られ
ている。
上記押圧ネジ70には係止ネジ72が螺合され、該係止
ネジ72に上記外側挟持部64が嵌挿され係止されてい
る。これにより、上記押圧ネジ70による外側挾持部6
4の抑圧が解除された際の該外側挟持部64の上記保持
部本体62からの脱落防止が図られている。
また、上記係止ネジ72は所定の間隙をもって外側挾持
部64に遊嵌挿されており、このことと上記抑圧ネジ7
0の先端部(外側挟持部64を押圧する部分)が略円錐
状となっていることとで、抑圧ネジ70に対する外側挾
持部64の変位自由度を高め、それによって上記熱膨張
時にアークシールド分割体4へ作用する力の軽減が図ら
れている。
また、同じく熱膨張時にアークシールド分割体4へ作用
する力の軽減を図るため、図示していないが、例えば押
圧ネジ70の先端押圧部をバネ等から成る緩衝機構によ
り上記中心方向に向けて変位可能に支持するようにして
も良い。
また、上述の様に上記アークシールド保持部44(保持
部本体62および外側挾持部64)は熱伝導率の高い銅
もしくはその合金により作製され、またアークシールド
保持部44の外周には保持部本体62と一体となった放
熱フィン74が形成されており、これらにより溶接時に
発生した高熱はセラミ・ソクス製アークシールドに蓄熱
されることなく空気中に効率良く放熱され、該アークシ
ールドの高温劣化が防止され、寿命の伸長が図られてい
る。
また、上記アークシールド保持部44は、その保持部本
体62を介して、上記レバー30の段差部(小径部30
aと大径部30bとの段差部)と上記す・ント68との
間で所定長小径部30aに沿ってスライド可能に設けら
れ、かつ上記レバー大径部30bにはバネ受け76が固
着され、このバネ受け76と上記保持部本体62の上面
との間には圧縮バネ78が設けられ、それらによってア
ークシールド2に対する緩衝機構が構成され、この緩衝
機構により、溶接の際セラミックス製アークシールド2
を無理な力を加えることなく安定して母材8に押し付け
ることが可能となっている。即ち、溶接前は第5図中2
点鎖線で示されている様にレバー30の下端はアークシ
ールド2の下端より上方に位置しているが、溶接時に溶
接機22を母材8に向けて押し付ける場合には、レバー
30の下端が母材8の上面に当接する。
つまり、溶接時に溶接機が動かぬ様に固定するに足る作
業者の押し付は力は全てこの2本のレバー3oを通して
母材8に伝えられ、よってアークシールド2は常に圧縮
バネ78による一定の無理のない押圧力で母材8に押し
付けられる構造となっている。
また、上記アークシールド2はその全外周を上記アーク
シールド保持部44によって覆われており、それにより
アークシールド2が直接外部の器物に当たり損傷、破壊
するのを防止している。
次に、上記アークシールド2の材質について説明する。
上記アークシールド2は、前述の如く窒化ホウ素を20
重量%以上含有するセラミックスから形成されており、
かかるアークシールド2は、その様な材質で形成されて
いることにより、アーク溶接時の熱衝撃(1,300℃
以上)に耐えることができると共に溶融金属に対する付
着性がなく、よって多数回の繰り返し使用が可能である
下記の表1は各種のセラミックスにより上記第1図に示
す様なアークシールドを作製し、そのアークシールドを
用いて上記第5,6図に示す溶接機で繰り返しアークス
タッド溶接実験を行ない、その際の各アークシールドの
繰り返し溶接可能回数および溶接性評価JIS試験(J
 I S  B11911「頭付きスタッド」)による
合否判定結果を示すものである。
なお、上記表1中における実施例1〜実施例5までの窒
化ホウ素を含有するセラミックスは、各々ホットプレス
法にて圧力230 K’j/cm温度1580℃にて4
0分間最高温度に保ち焼結を行なったものを用いた。
溶接は、溶接電流1200〜1300A、アークタイム
0.8秒で行なった。また、使用した材料は全て99%
以下の純度のものを用いた。さらに、JIS試験におい
ては、繰り返し使用が100回以上のものについては1
00回目からの溶接片を必要個数用いて試験に供した。
その他は通常のJIS  B1198に依り試験を行な
った。
上記表1から明らかな様に、窒化ホウ素を含有するセラ
ミックスから成るアークシールドを用いた溶接は、いず
れもJIS試験合格であり、繰り返し溶接可能回数も1
00回以上であり、他の従来例セラミックスや比較例セ
ラミックスに比して著しく耐熱衝撃性が優れ、繰り返し
溶接可能回数が大幅に向上していることが認められる。
次に、窒化ホウ素の含有量の異なる各種窒化ホウ素セラ
ミックスにより上記と同様の実験を行ない、窒化ホウ素
の含有量による影響を調べたので、その結果を下記表2
に示す。
なお、上記表2中の各種セラミックスのうち窒化ホウ素
を多く含むものについては、最高温度1550℃にて焼
結したものを用いた。
上記衣2から明らかな様に、窒化ホウ素の含有量が多い
ほど繰り返し溶接可能回数が多く、また溶接性評価JI
S試験でも良好な結果が得られることが認められ、特に
窒化ホウ素を20重量%以上含有する場合には上記JI
S試験を合格し、かつ10回以上の繰り返し溶接が可能
であり、従って窒化ホウ素を20重量%以上含有するセ
ラミックスが優れた耐熱衝撃性を有する材料として繰り
返し溶接に適用可能なことが認められる。なお、より実
ぬ的には、100回以上の繰り返し溶接が可能なセラミ
ックス、即ち窒化ホウ素を40重量%以上含有するセラ
ミックスが望ましい材料であると考えられる。
次に、適切な溶接条件を調べるため、溶接電流とアーク
タイムを変えた場合の試験を、窒化ホウ素含有量が40
%重量以上のセラミックスから成るアークシールド(表
2中のアークシールドB、  E。
F、G)を用いて前記と同様のJIS試験とJASS試
験(JASS6鉄骨工事付則5「スタ・ノド溶接の品質
試験」)とを行なった。その結果を表3に示す。
なお、上記表3中のJISおよびJASS試験において
は、100回目からの溶接試験片を必要個数用いて試験
に供した。
上記衣3より、窒化ホウ素を40重−%以上含有するセ
ラミックスから成るアークシールドを用いた場合、従来
品のアークシールドを用いた場合と同等またはそれ以上
の広い適切溶接条件範囲が存在することが認められる。
上記各種の実験から明らかな様に、窒化ホウ素を20重
量%以上含有するセラミックスから成るアークシールド
は、従来の他のセラミックスから成るアークシールドに
比して十分に優れた耐熱衝撃性を有し、多数回の繰返し
溶接が可能であり、その結果例えば上述の如き溶接機と
組合せて使用することにより、従来のセラミックス製ア
ークシールドの欠点、つまりアークシールドは1回のみ
使用可能であり、従って溶接するスタッドの本数だけア
ークシールドを用意しなければならずかつ溶接前に各ス
タッドへのアークシールドの装着および溶接後のアーク
シールドの粉砕除去という面倒な手間を要するという欠
点を全て解消することができる。
本発明に係る窒化ホウ素を20重量%以上含有するセラ
ミックスから成る溶接補助材は、上記アークシールドの
みではなく、他の種々の溶接補助材、例えば板と板との
継ぎ手アーク溶接における溶接補助材(タブ)や棒鋼と
棒鋼の継ぎ手溶接における溶接補助材(当て材)等に適
用可能である。
第15図は上記タブに本発明を適用した場合の板と板と
の継ぎ手アーク溶接を示す斜視図であり、板90と板9
2とは溶接部94においてアーク溶接され、該溶接部9
4の両端には窒化ホウ素を20重量%以上含有するセラ
ミックスから成るタブ9Bが配設されている。上記タブ
96の配設は、強力な永久磁石例えばレア・アース系永
久磁石や機械的なネジ止め等によって行なえば良い。
上記の如く窒化ホウ素を20重量%以上含有するセラミ
ックスで作製したタブを用いれば、該タブは優れた耐熱
衝撃性を何し、1つのタブで繰り返し多数回の溶接が可
能であり、従来の1回のみしか使用できない金属製また
はセラミックス製のタブと比較して経済性および作業能
率の向上が図られる。
第16図は上記力て材に本発明を適用した場合の棒鋼と
棒鋼の継ぎ手溶接(エンクローズ溶接)を示す正面図J
第17図は第16図のX■−X■線断面図であり、棒鋼
98と棒鋼100とは端面を対向させて配置され、両端
面対向部には上記窒化ホウ素を20重量%以上含有する
セラミックスで作製した断面U字状の当て材102が配
され、該当て材102の外側は金属製押え治具104が
配され、かかる状態の下で溶接棒106を用いたガス溶
接により上記棒鋼の両端面が溶接される。
上記の如く窒化ホウ素を20%以上含有したセラミック
スで作製した当て材を用いれば、該当て材は含有してい
る窒化ホウ素の作用により金属との付着性が極度に小さ
くなるため溶接後も容易に取り外すことが可能であり、
経済性と作業能率の向上が図られる。
(発明の効果) 以上詳細に説明した様に、本発明に係る溶接補助材は窒
化ホウ素を20重量%以上含有するセラミックスから成
るので、耐熱衝撃性に優れかつ溶融金属に対する付着性
も極めて低く、よって多数回の繰り返し使用が可能であ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図および第3図は本発明に係る溶接補助材
の一例を示す斜視図、 第4図は第1図に示す溶接補助材の使用状態を示す断面
図、 第5図は第1図に示す溶接補助材を用いる溶接機を示す
正面図、 第6図は第5図に示す溶接機の右側面図、第7図および
第9図は第5図に示す溶接機のレバー開閉機構を示す正
面図、 第8図は第7図の■−■線断面図、 第10図および第11図は第5図に示す溶接機のアーク
シールド保持部の詳細図であり、第10図は第11図の
X−X線断面図、第11図は第10図のXl−X1線断
面図、 第12図、第13図および第14図は高温時におけるア
ークシールド保持状態の変化を説明するための平面図、 第15図は本発明の他の適用例を示す斜視図、第16図
は本発明のさらに他の適用例を示す正面図、 第17図は第16図のX■−X■線断面図である。 2 (4) 、 96.102・・・溶接補助材第5図 第6図 区 Oコ 一〇〇 第 ]O 図 暑 第 1 図 4 第 2 図 第 3 図 第 4 図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 窒化ホウ素を20重量%以上含有するセラミックスから
    成ることを特徴とする溶接補助材。
JP1294338A 1989-11-13 1989-11-13 溶接補助材 Pending JPH03155494A (ja)

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