JPH09257375A - 電気炉小天井プレキャストブロック - Google Patents
電気炉小天井プレキャストブロックInfo
- Publication number
- JPH09257375A JPH09257375A JP9308496A JP9308496A JPH09257375A JP H09257375 A JPH09257375 A JP H09257375A JP 9308496 A JP9308496 A JP 9308496A JP 9308496 A JP9308496 A JP 9308496A JP H09257375 A JPH09257375 A JP H09257375A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- block
- electric furnace
- electrode hole
- small ceiling
- precasted
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Landscapes
- Vertical, Hearth, Or Arc Furnaces (AREA)
- Furnace Housings, Linings, Walls, And Ceilings (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 電気炉小天井プレキャストブロックの電極孔
周辺の改善と本体の安定使用を同時に図ることを目的と
している。 【構成】 電極孔２周りのブロックと、その他の部位の
ブロックの材質を異としたことを特徴とする電気炉小天
井プレキャストブロック。 【効果】 本発明により、電極孔周辺の損傷抑制によ
り、電気炉小天井ブロックの耐用を３０〜４０％向上さ
せることができた。
周辺の改善と本体の安定使用を同時に図ることを目的と
している。 【構成】 電極孔２周りのブロックと、その他の部位の
ブロックの材質を異としたことを特徴とする電気炉小天
井プレキャストブロック。 【効果】 本発明により、電極孔周辺の損傷抑制によ
り、電気炉小天井ブロックの耐用を３０〜４０％向上さ
せることができた。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、電気炉小天井プレキャ
ストブロックの耐用向上を主目的としたものである。
ストブロックの耐用向上を主目的としたものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、電気炉小天井プレキャストブロッ
ク１は、図１のように電極孔２周囲及びその他の部分は
同一材質で構成されているが、電極孔２周囲の損傷が大
きく、これが原因で廃却する場合が多い。このため従来
の材質であるＡｌ2Ｏ3−ＳiＯ2系材質から損傷の主要因
である構造スポール性とＦｅＯ反応性、耐火性を改善す
るために、Ａｌ2Ｏ3−Ｃr2Ｏ3系の研究・実炉使用がな
されてきたが、一般本体部位は逆に表面微クラックの発
生により総合的に耐用改善には至っていない。また電極
孔２周囲のみ定形れんがでリングを作成し、ブロック本
体に埋め込み配置する構造も試みられたが、やはり定形
れんがの耐スポール性がプレキャストに比し劣ることか
ら耐用改善に至っていない。従って本体部の安定使用、
特に耐スポール性の改善と電極孔２周辺の耐溶損性、耐
熱性に優れた材質改善が課題となっていた。
ク１は、図１のように電極孔２周囲及びその他の部分は
同一材質で構成されているが、電極孔２周囲の損傷が大
きく、これが原因で廃却する場合が多い。このため従来
の材質であるＡｌ2Ｏ3−ＳiＯ2系材質から損傷の主要因
である構造スポール性とＦｅＯ反応性、耐火性を改善す
るために、Ａｌ2Ｏ3−Ｃr2Ｏ3系の研究・実炉使用がな
されてきたが、一般本体部位は逆に表面微クラックの発
生により総合的に耐用改善には至っていない。また電極
孔２周囲のみ定形れんがでリングを作成し、ブロック本
体に埋め込み配置する構造も試みられたが、やはり定形
れんがの耐スポール性がプレキャストに比し劣ることか
ら耐用改善に至っていない。従って本体部の安定使用、
特に耐スポール性の改善と電極孔２周辺の耐溶損性、耐
熱性に優れた材質改善が課題となっていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】電気炉小天井プレキャ
ストブロックの電極孔周辺の改善と本体の安定使用を同
時に図ることを課題とした。
ストブロックの電極孔周辺の改善と本体の安定使用を同
時に図ることを課題とした。
【０００４】
【課題を解決するための手段】 電極孔周辺には、定形れんがよりも耐スポール性に優
れたプレキャストブロックリングを配置する。 本体と電極孔周辺材質の必要特性の違い（表１参照） 電極孔周辺用・・・耐溶損性、耐熱性 例 Ａｌ2Ｏ3−Ｃr2Ｏ3系（Ａｌ2Ｏ3：９２％ Ｃr
2Ｏ3：３％) 本 体 用・・・耐スポール性 例 Ａｌ2Ｏ3−ＳｉＯ2系（Ａｌ2Ｏ3：８１％ Ｓｉ
Ｏ2：１７％）
れたプレキャストブロックリングを配置する。 本体と電極孔周辺材質の必要特性の違い（表１参照） 電極孔周辺用・・・耐溶損性、耐熱性 例 Ａｌ2Ｏ3−Ｃr2Ｏ3系（Ａｌ2Ｏ3：９２％ Ｃr
2Ｏ3：３％) 本 体 用・・・耐スポール性 例 Ａｌ2Ｏ3−ＳｉＯ2系（Ａｌ2Ｏ3：８１％ Ｓｉ
Ｏ2：１７％）
【０００５】
【実施例】本発明により８０ｔ電気炉小天井プレキャス
トブロック１を作成した（図２） ・電極孔２には電極周りプレキャトブロック材質Ａ、本
体部には本体プレキャトブロック材質Ｂを配置した（図
２） ・成形法は先ず電極孔リングを鋳込み成形、その次にそ
れを金枠内の所定位置に固定し、本体部を鋳込み成形し
た。 ・一体品を脱枠し、乾燥し完成品とした。
トブロック１を作成した（図２） ・電極孔２には電極周りプレキャトブロック材質Ａ、本
体部には本体プレキャトブロック材質Ｂを配置した（図
２） ・成形法は先ず電極孔リングを鋳込み成形、その次にそ
れを金枠内の所定位置に固定し、本体部を鋳込み成形し
た。 ・一体品を脱枠し、乾燥し完成品とした。
【０００６】
【発明の効果】本発明により、電極孔周辺の損傷抑制に
より、電気炉小天井ブロックの耐用を３０〜４０％向上
させることができた。
より、電気炉小天井ブロックの耐用を３０〜４０％向上
させることができた。
【０００７】
【表１】
【図１】従来の電気炉小天井プレキャストブロックの平
面図である。
面図である。
【図２】本発明の電気炉小天井プレキャストブロックの
平面図である。
平面図である。
１ 電気炉小天井プレキャストブロック ２ 電極孔 Ａ 電極周りプレキャトブロック材質 Ｂ 本体プレキャトブロック材質
Claims (1)
- 【請求項１】 電極孔周りのブロックと、その他の部位
のブロックの材質を異としたことを特徴とする電気炉小
天井プレキャストブロック。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9308496A JPH09257375A (ja) | 1996-03-21 | 1996-03-21 | 電気炉小天井プレキャストブロック |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9308496A JPH09257375A (ja) | 1996-03-21 | 1996-03-21 | 電気炉小天井プレキャストブロック |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09257375A true JPH09257375A (ja) | 1997-10-03 |
Family
ID=14072668
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9308496A Pending JPH09257375A (ja) | 1996-03-21 | 1996-03-21 | 電気炉小天井プレキャストブロック |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09257375A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20020052107A (ko) * | 2000-12-23 | 2002-07-02 | 이구택 | 전기로 소천정 적치장치 |
-
1996
- 1996-03-21 JP JP9308496A patent/JPH09257375A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20020052107A (ko) * | 2000-12-23 | 2002-07-02 | 이구택 | 전기로 소천정 적치장치 |
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