JPH03230169A - 静電荷現像用キャリアー - Google Patents

静電荷現像用キャリアー

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JPH03230169A
JPH03230169A JP2025546A JP2554690A JPH03230169A JP H03230169 A JPH03230169 A JP H03230169A JP 2025546 A JP2025546 A JP 2025546A JP 2554690 A JP2554690 A JP 2554690A JP H03230169 A JPH03230169 A JP H03230169A
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JP
Japan
Prior art keywords
polymer
carrier
core material
toner
formula
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Pending
Application number
JP2025546A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Inukai
宏 犬飼
Takahiro Kitahara
隆宏 北原
Kayoko Sugioka
杉岡 香代子
Morio Mizuguchi
水口 盛雄
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Daikin Industries Ltd
Original Assignee
Daikin Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、電子写真複写法において、トナー(こ適当量
の電荷を与えて、両者で静電荷像現像剤(2式分現像剤
)を構成する静電荷現像用キャリアー(以下単にキャリ
アーという)に関する。
従来技術とその問題点 2式分現像剤を使用する電子写真複写法においては、光
導電性感光体上に静電画像を形成した後、現像を行ない
、可視像を得ている。この際使用されるキャリアーとし
ては、通常金属、その合金或いはその酸化物(例えば、
鉄、コバルト、ニッケル、フェライト、マグネタイト、
マンガン−銅−アルミニウム系ホイスラー合金、マンガ
ン−銅−錫系ホイスラー合金、二酸化クロムなど)の粉
末(30〜500μm程度)からなる芯材に樹脂を被覆
したものが使用されている。
トナーにプラスの電荷を与えるには、芯材を電気陰性度
の大きいフッ素含有樹脂で被覆すれば良いことが知られ
ている。
例えば、フッ化ビニリデン共重合体を被覆層とするキャ
リアーが提案されている(特開昭60−176055号
公報)。しかしながら、フッ化ビニリデン共重合体は、
結晶性ポリマーであるため、加工時の熱処理、トナーと
の攪拌時の発熱などにより誘電率などの電気的性質が変
化しゃすく、その結果、キャリアーとしての帯電特性の
安定性に欠ける。また、形成される被膜が柔らがいため
、トナーとの攪拌時に芯材から剥離する危険性もある。
また、下式 %式%) (式中、Rは、HまたはCH3を表わし、n=1〜2、
m=1〜6である) で表わされるフルオロアルキル(メタ)アクリレート重
合体を被覆層とするキャリアーも提案されている(特開
昭61−120170号公報)。この重合体は、非晶質
であるため、加工時の熱処理、トナーとの攪拌などによ
る電気的性質の変化はないものの、摩擦帯電量が低いと
いう問題点がある。
さらに、形成される被膜が脆く且つ芯材との密着性に欠
けるため、トナーとの攪拌時に剥離する傾向がある。
問題点を解決するための手段 本発明者は、上記の如き従来技術の問題点に鑑みて鋭意
研究を重ねた結果、特定のモノマー単位を含む重合体が
、キャリアー被膜として優れた特性を有することを見出
した。
すなわち、本発明は、下記のキャリアーを提供するもの
である: 式(1) (式中、R1は、炭素数3〜12のパーフルオロアルケ
ニル基を表わす) で示されるモノマー単位を50重量%以上含有する重合
体を芯材に被覆してなる静電荷現像用キャリアー 本発明において使用する式(1)のモノマー単位を有す
るポリマーは、公知の手法に従って、ビニルフェノール
(フェノール部分に置換基を有していても良い)の重合
体、共重合体、p−エチルフェノール(フェノール部分
に置換基を有していても良い)の脱水素と熱重合とを同
時に行なわせて得た重合体などと、非水溶媒中塩基性触
媒の存在下パーフルオロオレフィンオリゴマーとの脱H
F反応によって調製される。
本発明で使用するポリマーが共重合体である場合には、
コモノマーとしては、スチレン、置換スチレン(例えば
、0−メチルスチレン、p−メチルスチレン、p−クロ
ロメチルスチレンなど)などのスチレン類、MMA、E
MA、  トリフルオロエチルメタクリレート、トリフ
ルオロメチル−α−フルオロアクリレートなどの(メタ
)アクリレート類;エチレン、プロピレン、塩化ビニル
などが例示される。
上記の脱HF反応に使用するパーフルオロオレフィンオ
リゴマーは、例えばテトラフルオロエチレン、ヘキサフ
ルオロエチレンなどの2量体乃至7量体であり、内部に
二重結合を有するものである。この様なオレフィンのオ
リゴマーは、テトラフルオロエチレン、ヘキサフルオロ
エチレンなどのオリゴメリゼーションにより合成できる
(米国特許第3403191号明細書、米国特許第29
18501号明細書)。
ポリビニルフェノール類とパーフルオロオレフィンオリ
ゴマーとの反応には、たとえば、英国特許第11439
27号明細書、英国特許第1130822号明細書など
に記載の方法が採用できる。
式(1)で示されるモノマー単位の具体例としては、下
記のものが例示される。
UC8Fl 5+      OC10F 19*0 
Cb Fll。
C9 F1□ C6 Fll CH3 / −(CH−CHrテ OC,。
FF2n− 0n=3+3.m=1〜3 n=2m’  +6.m  =1〜4 009F、7  0H 本発明で使用する重合体の分子量は、1万乃至100万
程度であることが好ましい。
キャリアー芯材に対する被膜形成は、常法とほぼ同様に
して行われる。すなわち、アセトン、メチルエチルケト
ン、メチルイソブチルケトンなどのケトン系溶剤:酢酸
エチル、酢酸ブチルなどのエステル系溶剤;トルエン、
キシレンなどの芳香族系溶剤;メタキシレンへキサフル
オライド、1.。
1.2−トリクロロ−1,2,2−トリフルオロエタン
などのフッ素系溶剤、1.1.1−1リクロロエタン、
1.2−ジクロロエタンなどの塩素系溶剤などの溶剤に
溶解させた本発明の重合体を公知の任意の方法で(たと
えば、フローコーターなどを使用して)キャリアー芯材
の表面に付与すれば良い。溶剤としては、蒸発速度など
の観点から、沸点80〜コ、40°C程度のものがより
好ましい。重合体溶液には、常法にしたがって、帯電量
調整、塗膜強度補強、流動性向上などの目的で、帯電制
御剤;アクリル樹脂、シリカなどのフィラー;カップリ
ング剤などを添加しても良い。
本発明で使用するキャリアー芯材としては、公知のもの
が全て使用可能であり、特に限定されない。具体的には
、鉄、コバルト、ニッケルなどの金属:フェライト、マ
グネタイト、M n −Cu −AI、Mn−Cu−3
nなどの合金:CrO2などの金属酸化物などが例示さ
れ、これらの粒径30〜500μm程度の粒子が使用さ
れる。
キャリアー芯村上に形成される塗膜の厚さは、通常0.
]〜10μm程度であり、より好ましくは1〜5μm程
度である。
2成分現像剤としてのキャリアーとトナーとの混合比は
、前者100重量部に対し後者0.3〜20重量部重量
上程ることが好ましい。トナーとしては、公知の方法に
より製造した任意の製品が使用可能である。
発明の効果 本発明によるキャリアーは、芯材と塗膜との密着性が良
好で、また帯電性、耐磨耗性、耐衝撃性、現像剤寿命な
どに優れている。従って、本発明キャリアーとトナーと
の組合わせによる2成分現像剤は、鮮明な複写画像を与
え、複写速度の高速化が可能となる。
実施例 以下に実施例および比較例を示し、本発明の特徴とする
ところをより一層明確にする。
実施例1〜5および比較例1〜2 下記に示すモノマー単位を有する重合体を所定の溶媒に
溶解して、3重量%の樹脂溶液を調製した後、常法にし
たがって、フローコーター(商標“FL−MINI”、
フロイント産業(株)製)を使用して、キャリアー芯材
としての球形鉄粉(商標“DSPR−141″、同和鉄
粉工業(株)製)に被覆し、所定膜厚のキャリアーを得
た。
各実施例および比較例で使用したポリマーを構成するモ
ノマー単位、ポリマーの平均分子量、溶剤、膜厚などの
詳細を下記第1表に示す。
なお、溶媒の欄において、略号は以下の溶媒を表わす。
* m X HF・・・メタキシレンヘキサフルオライ
ド*AC・・・アセトン *MEK・・・メチルエチルケトン 参考例1 スチレン/アクリル酸共重合体(商標“ハイマーSBM
73”、三洋化成工業(株)製)100重全部、カーボ
ンブラック(商標“リーガル660R”、米国キャボッ
ト社製)10重量部および低分子量ポリプロピレン(商
標“ビスコール660P″、三洋化成工業(株)製)3
重量部をボールミルにより混合し、混練、粉砕および分
級を経て平均粒径10μmのトナーを調製した。
得られたトナー5重量部と実施例1〜5および比較例1
〜2で得られたそれぞれのキャリアー100重量部とを
ボールミルにて30分間攪拌し、電子写真複写機用の2
成分現像剤を調製した。
次いで、ブローオフ式帯電量測定装置(商標“TB−2
00”、東芝ケミカル(株)製)を使用して、各現像剤
におけるトナーの帯電量を測定した。
結果を第2表に示す。
第2表 トナーの帯電量 (μC/g) +32 +32 +26 +30 +28 +30 +15 さらに、上記の各現像剤を上記と同じボールミルで50
00時間攪拌し、それぞれにおけるトナーの帯電量を測
定した。
結果を第3表に示す。
第3表 トナーの帯電量 (μc / g ) +30 +30 +21 +28 +26 +15 +3 第3表に示す結果から、本発明によるキャリアーの優れ
た性能が明らかである。
また、攪拌前およびボールミルで5000時間攪拌後の
キャリアー粒子の表面をそれぞれ走査型電子顕微鏡で観
察したところ、実施例品では、攪拌の前後で殆ど変化が
認められなかったのに対し、比較例界の場合には、攪拌
により被覆層の剥離を生じていることが認められた。
(以 上)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 [1]式(1) ▲数式、化学式、表等があります▼(1) (式中、R_1は、炭素数3〜12のパーフルオロアル
    ケニル基を表わす) で示されるモノマー単位を50重量%以上含有する重合
    体を芯材に被覆してなる静電荷現像用キャリアー。
JP2025546A 1990-02-05 1990-02-05 静電荷現像用キャリアー Pending JPH03230169A (ja)

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JP2025546A JPH03230169A (ja) 1990-02-05 1990-02-05 静電荷現像用キャリアー

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JP2025546A JPH03230169A (ja) 1990-02-05 1990-02-05 静電荷現像用キャリアー

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JPH03230169A true JPH03230169A (ja) 1991-10-14

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JP2025546A Pending JPH03230169A (ja) 1990-02-05 1990-02-05 静電荷現像用キャリアー

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