JPH03229734A - スチレン系樹脂発泡体の製造方法 - Google Patents

スチレン系樹脂発泡体の製造方法

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JPH03229734A
JPH03229734A JP2222690A JP2222690A JPH03229734A JP H03229734 A JPH03229734 A JP H03229734A JP 2222690 A JP2222690 A JP 2222690A JP 2222690 A JP2222690 A JP 2222690A JP H03229734 A JPH03229734 A JP H03229734A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
blowing agent
styrenic resin
resin foam
foam
production
Prior art date
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Pending
Application number
JP2222690A
Other languages
English (en)
Inventor
Minako Aoyanagi
美奈子 青柳
Tateo Kitamura
健郎 北村
Yuuji Tanonaka
裕二 田野中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
AGC Inc
Original Assignee
Asahi Glass Co Ltd
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Publication date
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  • Manufacture Of Porous Articles, And Recovery And Treatment Of Waste Products (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、スチレン系樹脂発泡体の製造方法に関するも
のであり、更に詳しくは新規な発泡剤を用いたスチレン
系樹脂発泡体の製造方法に関するものである。
[従来の技術] スチレン系樹脂の発泡には、毒性が少なく、不燃性で、
化学的に安定なジクロロジフルオロメタン(R12)等
のフッ素化炭化水素系化合物(以下単にフロンという)
が用いられてきた。
[発明が解決しようとする課題] 化学的に特に安定なR12は対流圏内での寿命が長く、
拡散して成層圏に達し、ここで太陽光線により分解して
発生する塩素ラジカルがオゾンと連鎖反応を起こし、オ
ゾン層を破壊するとのことから、これら従来のフロンの
使用規制が実施されることとなった。このため、これら
の従来のフロンに変わり、オゾン層を破壊しに(い代替
フロンの探索が活発に行なわれている。
本発明は、従来のフロンが有している優れた特性を満足
しながら代替フロンとして使用できるオゾン層を破壊し
にくい新規なフロンを必須成分として含む発泡剤を用い
たスチレン系樹脂発泡体の製造方法を提供することを目
的とするものである。
[課題を解決するための手段] 本発明は、スチレン系樹脂と発泡剤を高温高圧下で混合
し、低圧帯域に押し出し、スチレン系樹脂発泡体を製造
する方法において、発泡剤として、窒素原子を含むポリ
フルオロ化合物を用いることを特徴とするポリスチレン
系樹脂発泡体の製造方法を新規に提供するするものであ
る。この発泡剤として、一般式 %式% ] で表わされるパーフルオロトリアルキルアミン、 Cn  F tzn*lIN = N Cm F cz
n*++[n、m、β=1〜5の整数] で表わされるパーフルオロアゾ化合物等から選ばれる少
なくとも一種のフッ素含有化合物が好ましい。これらの
発泡剤の例として (CF−13N、(CFi)aNC
2Fs、(C,F、13N 、 CF、N=NCF、、
C,F、N=NC−Fs等があげられる。
本発明のスチレン系樹脂発泡体の製造方法において用い
る発泡剤は、従来のR12等のフロンと同等の特性を有
し、同じ使い方ができ、従来技術の大幅な変更を要しな
いこと等の利点がある。
本発明における発泡剤の量は、特に限定されることはな
いが、スチレン系樹脂100重量部に対して0.1重量
部乃至50重量部使用することが好ましい。
本発明の発泡剤には、必要に応じてその他の成分を更に
添加混合することが−できる。例えば、プロパン、ブタ
ン、ペンタン、イソペンタン、ヘキサン、イソヘキサン
、ネオヘキサン、ヘプタン、イソへブタン、2.3−ジ
メチルブタン、シクロベンクン等の炭化水素類、クロロ
メタン、ジクロロメタン等のハロゲン化炭化水素類、イ
ソプロピルエーテル等のエーテル類、その他、トリクロ
ロフルオロメタン(R11)、ジクロロジフルオロメタ
ン(R12) 、 1,1.2−トリクロロ−1,2,
2−トリフルオロエタン(R113J、1.2−ジクロ
ロ−1,1,2,2−テトラフルオロエタン(R114
)、モノクロロペンタフルオロエタン(R115)、2
.2−ジクロロ−1,1,1−トリフルオロエタン(R
123)、1.2−ジクロロ−1,1,2−トリフルオ
ロエタン(R123a) 、 1.1−ジクロロ−1−
フルオロエタン(R141b)、 3.3−ジクロロ−
1,1,1,2,2−ペンタフルオロプロパン(R22
5ca)、1,3−ジクロロ−1,1,2゜2.3−ペ
ンタフルオロプロパン(R225cb)、3−クロロ−
1,1,2,2−テトラフルオロプロパン(R244c
al、1−クロロ−1,2,2,3−テトラフルオロプ
ロパン(R244cb)、 3−クロロ−1,1,2,
2,3−ペンタフルオロプロパン(R235cal、1
.1−ジクロロ−1,2,2−トリフルオロプロパン(
R243cc)等のフロン類等を1種以上適宜添加する
ことができる。
本発明におけるスチレン系樹脂とは、スチレン系単量体
の重合体又は共重合体、スチレン系単量体と他の単量体
との共重合体である。ここで、スチレン系単量体とは、
スチレン、α−メチルスチレン、ビニルトルエン、クロ
ルスチレン等であり、他の単量体としては、ジビニルベ
ンゼン、アクリロニトリル、メチルメタクリレート等の
ビニル系単量体等である。
さらに、本発明においては、シリカ、タルク、珪酸カル
シウム、ワラストナイト、カオリン、マイカ、ステアリ
ン酸カルシウム等の各種添加剤を用いることもできる。
[実施例] 以下に本発明の実施例及び比較例を示す。
実施例1〜lO及び比較例1〜2は、30mm直径を有
する単軸スクリュー型押出機を用いて発泡体をつくった
この押出機のスクリューは、フィード領域、圧縮・溶融
領域、計量領域及び混合領域から成っている。計量領域
と混合領域の間の押出機バーレルには液体発泡剤用の注
入口が備えられている。この注入口には、発泡剤を注入
するために、高圧定容量ポンプが接続されている。押出
機の放出端は、口径5mmの丸い孔を有する口金を備え
ている。ポリスチレン樹脂(三菱モンサンド製 ダイヤ
レックスHH102) 100重量部に対し、添加剤と
してステアリン酸カルシュウム0.1重量部及びタルク
0.5重量部を、■ミキサーにて混合し、上記押出機の
ホッパーより供給した。一方、各種発泡剤を上記高圧定
容量ポンプを用いて、押出機゛バーレルの注入口より一
定量注入し、押出機内の高圧・高温下において、樹脂と
発泡剤を混合し、口金より押出発泡した。
表1において発泡剤には、(CF3)、N 、(CF、
)2NC2F5、(C2Fs)J、 CF、N=NCF
、、C,FsN =NC21s、及びジクロロジフルオ
ロメタン(R12)を用いた。
発泡性を評価するため従来のフロンを用いて発泡体を製
造し、これとの比較を行なった。表1における発泡体表
面とは、発泡体の表面シワ、凹凸等を比較し、従来品と
遜色ないものを○印とした。発泡体形状とは1発泡体断
面を拡大鏡により肉眼で観察し、気泡の独立性、気泡の
大きさの均−性等が、従来品と遜色ないものを○印とし
た。
表1 [発明の効果] 本発明のスチレン系樹脂発泡体の製造方法において用い
る発泡剤は、従来のフロン類が有している優れた特性を
満足し、従来のフロンと同じ使い方でき、従来技術の大
幅な変更を要しない等の利点がある。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、スチレン系樹脂と発泡剤を高温高圧下で混合し、低
    圧帯域に押し出し、スチレン系樹脂発泡体を製造する方
    法において、発泡剤として、窒素を含むポリフルオロ化
    合物を必須成分として用いることを特徴とするスチレン
    系樹脂発泡体の製造方法。
JP2222690A 1990-02-02 1990-02-02 スチレン系樹脂発泡体の製造方法 Pending JPH03229734A (ja)

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