JPH0322944Y2 - - Google Patents

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JPH0322944Y2
JPH0322944Y2 JP10933486U JP10933486U JPH0322944Y2 JP H0322944 Y2 JPH0322944 Y2 JP H0322944Y2 JP 10933486 U JP10933486 U JP 10933486U JP 10933486 U JP10933486 U JP 10933486U JP H0322944 Y2 JPH0322944 Y2 JP H0322944Y2
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JP
Japan
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clamping piece
side clamping
movable side
operation plate
vehicle equipment
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JP10933486U
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JPS6316483U (ja
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  • Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)
  • Casings For Electric Apparatus (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、カートランシーバなどの車載機器
を取外し自在に挾圧して固定するための車載機器
取付装置に関するものである。
(従来の技術) この種の車載機器取付装置として、可動側挾持
片に対して回動操作される操作プレートに、ボー
ルを係止し、上記回動中心の円周方向に沿つて傾
斜する上記可動側挾持片の傾斜溝にボールが嵌合
されていて、操作プレートの回動操作に伴うボー
ルの嵌合位置に応じて可動側挾持片が固定側挾持
片に向つて接近してこれにより機器を挾圧する構
造のものが、実開昭60−130687号として知られて
いる。
(考案が解決しようとする問題点) 上記公知のものは、ボールと云う特別な部材を
必要とするうえ、製作組立の際に、複数のボール
を、操作プレートのボール孔及び、可動側挾持片
の傾斜溝の双方に正確に嵌合するための面倒な手
数が必要であつて、製作コストが割高となつてい
る。
(問題点を解決するための手段) この考案はボールなどの部品点数が多くなり組
立にも手数を要していると云う従来の問題点を解
決するために提案するものであつてその構成は、
取付枠体1に設けられた固定側挾持片2に対向す
る可動側挾持片3を、操作プレート4の操作に伴
つて固定側挾持片2に接近させることにより、上
記双方の挾持片2,3にて車載機器16を挾圧す
る車載機器取付装置において、上記接近動作を行
わせるための夫々複数個の突起部6,9を、可動
側挾持片3及び操作プレート4に設け、上記双方
の突起部6,9の相互当接状態を、弾性材15に
て保持するように構成した車載機器取付装置であ
る。
(作用) 双方の突起部6,9が相互に当接する位置に操
作プレート4を操作すると、突起部9の高さ分だ
け、可動側挾持片3が固定側挾持片2に向つて接
近移動し、この接近移動によつて車載機器16
は、固定側挾持片2と可動側挾持片3とによつて
弾性材15の弾力を介して挾圧、保持される。
双方の突起部6,9が互に当接しない位置に操
作プレート4を操作すると、突起部9の高さ分だ
け、可動側挾持片3が固定側挾持片2から遠去る
ことになつて車載機器16を取外しできる。
(実施例) 次にこの考案の一実施例を図にもとづいて説明
する。
第1図に全体斜視図を、第6図に分解斜視図
を、夫々示したように、長方形で箱状の取付枠体
1の左右一方の内側部に、正面視が形の固定側
挾持片2が取付けられ、取付枠体1の他方の内側
部に内嵌している正面視形の可動側挾持片3
を、操作プレート4の枢支ピン5廻りの回動操作
によつて固定側挾持片2へ接近させ、又はこれか
ら遠去らせるように構成したものである。
即ち、正面視が形の可動側挾持片3の外側部
に、複数個の突起部6を、枢支ピン孔7を中心と
する一つの円周上に配設し、突起部6は上記円周
方向で傾斜のゆるい緩坂部6aと傾斜のきつい急
坂部6bにて形成している。
操作プレート4には、枢支ピン孔8を中心とし
て可動側挾持片3の上記円周と同一の円周上に複
数個の突起部9を、可動側挾持片3の上記突起部
6に対向する向きに突設され、レバー部10をこ
の操作プレート4に設けている。
取付枠体1の他方の側板部11の附近に設けて
いるガイド12とこの側板部11との間にレバー
部10が位置するように操作プレート4を、側板
部11の内側にセツトし、操作プレート4の突起
部9に可動側挾持片3の突起部6を向い合わせ、
側板部11のピン孔13と操作プレート4の枢支
ピン孔8にピン部14aを遊挿したピン14のピ
ン頭14bとこの側板部11との間に、弾性材1
5としてのばねを介装し、可動側挾持片3の枢支
ピン孔7に枢支ピン5のねじ部5aを遊挿して、
このねじ部5aをピン14のめねじ14cにねじ
込むことによつて可動側挾持片3と操作プレート
4が組立てられる。
したがつてレバー部10を第1図又は第2図に
示す上位位置に操作したときは、第4図に要部側
面を示したように操作プレート4の突起部9は、
可動側挾持片3の突起部6から外れるので、操作
プレート4及び他方の側板部11に可動側挾持片
3は近づくことになつて固定側挾持片2から遠去
り、車載機器16を取付枠体1に出し入れでき
る。レバー部10を第3図に示した下位位置に操
作すると、第5図のように、操作プレート4の突
起部9が可動側挾持片3の突起部6に当接するこ
とになり、可動側挾持片3は操作プレート4から
離れて固定側挾持片2に接近し、ばね15の弾力
を介して車載機器16は、固定側挾持片2と可動
側挾持片3とによつて左右から挾圧されることに
なる。
図示例では、第2図と第4図の開き位置にある
操作プレート4を、第3図と第5図の挾圧位置に
操作するとき、操作プレート4の突起部6は可動
側挾持片2の緩坂部6aを摺動することになるの
で、わづかなトルクによつて操作プレート10の
回動操作が可能となると云う利点がある。
図示例とは逆に、操作プレート4の突起部9を
可動側挾持片3の突起部6の如く傾斜状に形成し
ても良く、又、双方の突起部6,9共に傾斜を設
けないものとしても良い。
又、図示例では、固定側挾持片2と可動側挾持
片3の内側上下隅部に、直角3角形状断面のクツ
シヨン材17を取付けているので、双方の挾持片
2,3による挾圧力が、左右方向からのみでな
く、上下方向からも、車載機器16に作用するこ
とになり、上下及び左右方向共に、しつくりと車
載機器16を挾圧できるものである。
又、図示例の突起部6,9は、何れも可動側挾
持片3と操作プレート4の側板部を、切り起し加
工によつて夫々突起させているので、例えばねじ
止めによる場合や溶着によるものに比べて加工費
が低廉である。
弾性材15は、ばねを用いないで前記クツシヨ
ン材17の弾力を利用しても良い。
(考案の効果) この考案に係る車載機器取付装置は上述のよう
に構成したものであつて、車載機器16の挾圧動
作は、固定側挾持片2に対向して設けられた可動
側挾持片3及びこれに形成されている突起部6
と、操作プレート4及びこれに形成されている突
起部9との当接作用によつて行われるので、上記
2つの部材及び突起部6,9と云う極めて簡易で
数少ない構成部材を組合せれば良く、部品コスト
は安価となつて、しかも組立作業も安易なものと
なり全体としてコストが安く、確実な挾圧保持が
できるものである。
【図面の簡単な説明】
図はこの考案の一実施例を示し、第1図は全体
斜視図、第2図と第3図は夫々の動作位置におけ
る要部側面図、第4図と第5図は夫々第2図、第
3図における要部側面図、第6図は要部分解斜視
図、第7図は第1図の要部縦断面図である。 1……取付枠体、2……固定側挾持片、3……
可動側挾持片、4……操作プレート、6,9……
突起部、15……弾性材、16……車載機器。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 取付枠体に設けられた固定側挾持片に対向する
    可動側挾持片を、操作プレートの操作に伴つて固
    定側挾持片に接近させることにより、上記双方の
    挾持片にて車載機器を挾圧する車輌機器取付装置
    において、 上記接近動作を行わせるための夫々複数個の突
    起部を、可動側挾持片及び操作プレートに設け、
    上記双方の突起部の相互当接状態を、弾性材にて
    保持するように構成したことを特徴とする車載機
    器取付装置。
JP10933486U 1986-07-18 1986-07-18 Expired JPH0322944Y2 (ja)

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JP10933486U JPH0322944Y2 (ja) 1986-07-18 1986-07-18

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JP10933486U JPH0322944Y2 (ja) 1986-07-18 1986-07-18

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Publication Number Publication Date
JPS6316483U JPS6316483U (ja) 1988-02-03
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