JP3006532U - 回動部材の支持装置 - Google Patents

回動部材の支持装置

Info

Publication number
JP3006532U
JP3006532U JP1994009465U JP946594U JP3006532U JP 3006532 U JP3006532 U JP 3006532U JP 1994009465 U JP1994009465 U JP 1994009465U JP 946594 U JP946594 U JP 946594U JP 3006532 U JP3006532 U JP 3006532U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rotating member
supporting
flat
support
base portion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1994009465U
Other languages
English (en)
Inventor
合 秀 典 和
Original Assignee
加納 純一
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 加納 純一 filed Critical 加納 純一
Priority to JP1994009465U priority Critical patent/JP3006532U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3006532U publication Critical patent/JP3006532U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Snaps, Bayonet Connections, Set Pins, And Snap Rings (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 回動部材の支持装置に関し、構成が簡単で、
組み立ての容易な装置を提供する。 【構成】 回動部材1の端部に平面部1a,1aを形成
すると共に、この平面部1a,1aの外側面に凸部2,
2を形成し、前記回動部材1を支持するベース部3に
は、前記回動部材1の凸部2を支持するための一対の支
持部7,7を設け、ベース部3上で且つ前記支持部7,
7の内側には前記回動部材1の端部に形成した平面部1
a,1aの縁部を嵌入せしめる一対の凹部6,6を形成
せしめたことを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、回動可能な部材の支持装置に関わり、特に、自動二輪車のステップ に好適な回動部材の支持装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の回動部材の支持装置を、図6を用いて詳細に説明する。 図4では、ベース部103に形成した支持部104の取付孔105と回動部材1 00の取付孔101とを一直線上にならべると共に、止め具102を用いて支持 部104にネジ止めしたり、或いは、止め具102を支持部104にかしめるこ とにより回動部材100をベース部103に対して回動可能に取り付けていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、上記従来例では、回動部材100にベース部103を回動可能に取り 付けるには、止め具102を用いているため、部品点数が多くなっていた。
【0004】 また、止め具102を取付孔101や取付孔105,105内を挿通させなけ ればならなかったので、非常に作業効率が悪くなっていた。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため本考案は、回動可能に支持される部材の端部に平面部 を形成すると共に、この平面部の外側面に凸部を形成し、前記部材を支持するベ ース部には前記部材の凸部を支持するための一対の支持部を設け、前記ベース部 上で且つ前記支持部の内側には前記部材が回動した際、前記部材の端部に形成し た平面部の縁部を嵌入せしめる一対の凹部を形成せしめたことを特徴とするもの である。
【0006】 また、前記部材は支持部側へ押圧されていることを特徴とするものである。 また、前記平面部の端面には、少なくとも2つの略平らな面が形成され、且つ 、前記凹部には前記端面を押圧するばね材が嵌入されていることを特徴とするも のである。 また、前記回動部材は自動二輪車のステップであることを特徴とするものであ る。
【0007】
【作用】
本考案によれば、部品点数が少なく、且つ、短い工数で回動部材を取り付ける ことが出来る。 特に、回動部材の凸部を有する脚はベース部側に常に押圧されているから、常 に確実に支持されていて、自動二輪車のステップとして用いる時は、特に、安全 性が向上する。
【0008】
【実施例】
以下に具体的な実施例を示す。 図1は、本考案の実施例の分解斜視図、図2は、本考案の実施例の各状態を示 す図であり、同図(a)は回動部材1をベース部3に取り付けた状態での上面図 、(b)はベース部3の上面図、(c)は(a)の側面図、(d)はバネ材4の 側面図、図3は回動部材1を自動二輪車のフレームに取り付け、ステップとした 例を示す斜視図である。
【0009】 回動部材1は、剛体より成り、その先端部には平面状に形成した平面部1aが 形成すると共に、平面部1aの略中央に外側に突出する凸部2,2を形成してい る。
【0010】 ベース部3には、一対の支持部7,7を突出形成していて、これら支持部7, 7の内側には各々対向する位置に第1の嵌合孔6,6を形成している。また、ベ ース部3上で、一対の支持部7,7の立設位置内側に、バネ材4をはめ込む凹部 である第2の嵌合孔5,5が各々形成されている。
【0011】 バネ材4は、板状金属片を略U字状に屈曲し、バネ性を持たせ、その両端内側 には図2(d)で示すようにバネ8を挟み込んでいる。
【0012】 そして、本考案の支持装置を組み立てるには、まず、2つのバネ材4をベース 部3の第2の嵌合孔5,5に各々入れる。この状態を、図2(b)に示す。 次に、回動部材1の弾性を有する両脚を内側に変形させながら、その凸部2, 2を支持部7,7の第1の嵌合孔6,6に入れる。この状態で両脚にかけている 力を解除すると、凸部2,2が第1の嵌合孔6,6にはまり込み、回動部材1が ベース部3に回動可能に組み立てられる。この状態を、図2(a)と(c)に示 す。
【0013】 特に、図2(c)の状態では、平面部1a,1aの縁部分が、第2の嵌合孔5 ,5にそれぞれ入り込むから回動部材1がベース部3よりはずれることはない。 また、平面部1aの端面には2つの平らな面1A,1Bが形成され、前記2つ の面は略90度を成していて、しかも、一方の面は常にバネ材4で押圧されてい るから、回動部材1を回動する際、クリック感が得られ、かつ、組み付けた後も 回動部材1が支持部から簡単にはずれにくくなっている。
【0014】 図3は回動部材を自動二輪車のフレーム11に取り付け、足置き10とした例 を示し、この場合は、ベース部はフレーム11に一体に取り付けられている。 そして、足置き10をフレーム11に組み付けるには、図3の一点鎖線の位置 でフレーム11に組み付ければよい。 なお、足置き10をフレーム11に対して略垂直な状態、即ち、図3の実線で 示す位置に回動したときに、この足置き10に足を載せて力をかけても、前記平 面状の端面が第2の嵌合孔5にはまり込んでいるので、足置き10がフレーム1 1から外れることはない。
【0015】 なお、図1で示した、例えば、ゴムまたは樹脂からなるステップ20を回動部 材1の両脚間に嵌入せしめ、且つ、ステップ20と固定部材30とで回動部材1 を挟さむようにステップ20と固定部材30とを取り付けねじで固定すると、回 動部材1の両脚は支持部7に押圧されるから、足置き10はより確実にフレーム 11に支持され、安全性も向上する。 従って、この場合、ステップ20は回動部材1の両脚を支持部7側へ押圧する 押圧部材としての機能も有している。
【0016】 上記実施例においては、オートバイのフレームに適用したときを説明したが、 本考案はそれに限ったものではなく、剛体を回動可能に嵌合するものであったら 、全てのものに適用できる。 また、回動部材1の両脚を別体で構成し、ステップ20に回動部材1の両脚を 組み付けるような構造としてもよい。
【0017】 図4,図5は本考案の他の実施例を示すものであり、部材40は、ベース部4 3に、一対の支持部47,47を突出形成していて、これら支持部47,47の 内側には各々対向する位置に第1の嵌合孔46,46を形成している。 さて、上記した部材40を製作する際の金型について説明する。 金型は可動型の金型A1、固定型の金型A2、隙間A7間を移動する巾子A3 ,A4からなる。
【0018】 従って、図4の金型が締められた状態から図5の状態に巾子A3,A4を隙間 A7方向に移動させると、巾子A3,A4が部材40から離れる。 この状態で金型を開くと部材40を取り出すことが出来る。 従って、図1のベース部3を上記のような金型で容易に製作することが出来る 。
【0019】
【考案の効果】
本考案は、上記のように構成したので、部品点数が削減でき、また、組み立て の作業効率が向上する等の優れた効果を有する。 しかも、加締めることがないので支持部が割れるなどの不良の発生もなく、著 しく、生産性が向上する。 勿論、回動部材が容易にはずれることもない。 また、回動部材はガタなく組み付けられるから、支持部の凹部にゴミなど入る ことなく、従って、長寿命で意匠的にも優れている等多くの特徴を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例の分解斜視図である。
【図2】本考案の一施例の各状態を示す図であり、
(a)は回動部材をベース部に取り付けた状態での上面
図、(b)はベース部の上面図、(c)は回動部材をベ
ース部に取り付けた状態で回動部材を回動させた状態の
側面図、(d)はバネ材の側面図である。
【図3】本考案の他の実施例の斜視図である。
【図4】金型を示す図である。
【図5】金型を示す図である。
【図6】本考案の従来技術の図である。
【符号の説明】
1 回動部材 2 凸部 3 ベース部 5 第2の嵌合孔 6 第1の嵌合孔 7 支持部 10 足置き 20 ステップ 30 固定部材

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回動可能に支持される部材の端部に平面
    部を形成すると共に、この平面部の外側面に凸部を形成
    し、前記部材を支持するベース部には前記部材の凸部を
    支持するための一対の支持部を設け、前記ベース部上で
    且つ前記支持部の内側には前記部材が回動した際、前記
    部材の端部に形成した平面部の縁部を嵌入せしめる一対
    の凹部を形成せしめたことを特徴とする回動部材の支持
    装置。
  2. 【請求項2】 前記部材は支持部側へ押圧されているこ
    とを特徴とする請求項1記載の回動部材の支持装置。
  3. 【請求項3】 前記平面部の端面には、少なくとも2つ
    の略平らな面が形成され、且つ、前記凹部には前記端面
    を押圧するばね材が嵌入されていることを特徴とする請
    求項1または2記載の回動部材の支持装置。
  4. 【請求項4】 前記回動部材は自動二輪車のステップで
    あることを特徴とする請求項1,2または3記載の回動
    部材の支持装置。
JP1994009465U 1994-07-11 1994-07-11 回動部材の支持装置 Expired - Lifetime JP3006532U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1994009465U JP3006532U (ja) 1994-07-11 1994-07-11 回動部材の支持装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1994009465U JP3006532U (ja) 1994-07-11 1994-07-11 回動部材の支持装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3006532U true JP3006532U (ja) 1995-01-24

Family

ID=43142396

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1994009465U Expired - Lifetime JP3006532U (ja) 1994-07-11 1994-07-11 回動部材の支持装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3006532U (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3006532U (ja) 回動部材の支持装置
JPH0820374A (ja) 回動部材の支持装置
JPH08264073A (ja) シーソー釦
JPH0447444Y2 (ja)
JP2506601Y2 (ja) トリマコンデンサ
JP3749472B2 (ja) 回転電機の製造方法
JP2583646Y2 (ja) 鍵盤組体構造
JPH0322944Y2 (ja)
JP2581657B2 (ja) 組み立て式挾持具
JPS6341716Y2 (ja)
JPH048594Y2 (ja)
JPH0235253Y2 (ja)
JPH0562380U (ja) ステアリングホイールのホーンスイッチ
JPH0353387Y2 (ja)
JPH0430771Y2 (ja)
JPH058143Y2 (ja)
JPH0610584Y2 (ja) メンブレンスイッチの端子部接続構造
JPS5920102Y2 (ja) まく板の取付構造
JPS6136027Y2 (ja)
JPH0339227Y2 (ja)
JPH0339612Y2 (ja)
JPH0330051Y2 (ja)
JPH031902Y2 (ja)
JPH0619144Y2 (ja) コネクタのシールドケース固定機構
JPH0114515Y2 (ja)