JPH03228237A - スタンパの裏打ち方法 - Google Patents
スタンパの裏打ち方法Info
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- JPH03228237A JPH03228237A JP2206290A JP2206290A JPH03228237A JP H03228237 A JPH03228237 A JP H03228237A JP 2206290 A JP2206290 A JP 2206290A JP 2206290 A JP2206290 A JP 2206290A JP H03228237 A JPH03228237 A JP H03228237A
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Landscapes
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
本発明は、２Ｐ法（Ｐｈｏｔｏ−Ｐｏｌｙ＋ｓｅｒ法）
による光ディスクの製造に用いられる、スタンパの裏打
チ補強方法に関するものである。
による光ディスクの製造に用いられる、スタンパの裏打
チ補強方法に関するものである。
（従来の技術）
光ディスク用基板に液状潤滑剤を介してスタンパより案
内溝を転写せしめる、いわゆる２Ｐ法は、ガラス基板や
熱硬化性樹脂基板に対しての溝の形成方法として重要で
ある。しかし、最も一般的に用いられているニッケルス
タンパは、厚さが０，３閤程度ときわめて薄く、２Ｐ法
に用いるためには何らかの形で裏打ち補強しなければな
らない。
内溝を転写せしめる、いわゆる２Ｐ法は、ガラス基板や
熱硬化性樹脂基板に対しての溝の形成方法として重要で
ある。しかし、最も一般的に用いられているニッケルス
タンパは、厚さが０，３閤程度ときわめて薄く、２Ｐ法
に用いるためには何らかの形で裏打ち補強しなければな
らない。
ニッケルスタンパの製造法は、研磨ガラス板上にレジス
トを塗布し、レザーカッティングで所定の溝あるいはフ
ォーマットを形成せしめ、次に導電膜を形成させた後、
ニッケル電鋳を行うものである。この状態ではガラス板
とスタンパを一体型をなしており、十分な剛性がそなわ
っているため、接着剤により裏打ち補強部材と容易に接
着でき、ガラス面から剥離すれば裏打ち補強されたスタ
ンパが得られる。しかし、通常入手できるスタンパは、
電鋳を行った後、ガラス面から剥離した薄膜状のスタン
パであり、その取扱いと裏打ち補強にるが、スタンパを
平滑に維持する事は難しく、又、別な方法として、補強
部材の上に、接着剤、ニッケルスタンパ、及び下面を保
護フィルムで覆った平板をこの順に積載しプレスする方
法もあるが、接着剤の溝面への回り込みがさけられず、
また、振動等でスタンパ表面に傷がつく危険があった。
トを塗布し、レザーカッティングで所定の溝あるいはフ
ォーマットを形成せしめ、次に導電膜を形成させた後、
ニッケル電鋳を行うものである。この状態ではガラス板
とスタンパを一体型をなしており、十分な剛性がそなわ
っているため、接着剤により裏打ち補強部材と容易に接
着でき、ガラス面から剥離すれば裏打ち補強されたスタ
ンパが得られる。しかし、通常入手できるスタンパは、
電鋳を行った後、ガラス面から剥離した薄膜状のスタン
パであり、その取扱いと裏打ち補強にるが、スタンパを
平滑に維持する事は難しく、又、別な方法として、補強
部材の上に、接着剤、ニッケルスタンパ、及び下面を保
護フィルムで覆った平板をこの順に積載しプレスする方
法もあるが、接着剤の溝面への回り込みがさけられず、
また、振動等でスタンパ表面に傷がつく危険があった。
このような問題点を解決し、ニッケルスタンパを平滑性
よく裏打ちする方法として、特開昭６４４３８２９号公
報により開示されている方法がある。
よく裏打ちする方法として、特開昭６４４３８２９号公
報により開示されている方法がある。
これは、平滑面を有する平板上に、案内溝の母型面（表
面）を上にした薄膜状のスタンパを設置し、その上に液
状潤滑剤を滴下して案内溝の母型面（表面）を上にした
スタンパを圧延せしめ、ガラス板側より紫外線を照射し
て樹脂を硬化させた後、接着剤によりスタンパの裏面に
裏打ち補強部材を接着せしめ、液状潤滑剤層とスタンパ
表面の間で剥離させる事を特徴とするスタンパの裏打ち
方法である。
面）を上にした薄膜状のスタンパを設置し、その上に液
状潤滑剤を滴下して案内溝の母型面（表面）を上にした
スタンパを圧延せしめ、ガラス板側より紫外線を照射し
て樹脂を硬化させた後、接着剤によりスタンパの裏面に
裏打ち補強部材を接着せしめ、液状潤滑剤層とスタンパ
表面の間で剥離させる事を特徴とするスタンパの裏打ち
方法である。
ところがこの方法は平板上に直接スタンパを載置するた
め、圧締する際に反りを生じたスタンパ径スタンパの場
合、顕著になる事があった。この変形は２Ｐ法によって
基板に溝を転写せしめる際、基板の厚み不良、ひいては
反り等の機械特性不良をきたす恐れがあった。
め、圧締する際に反りを生じたスタンパ径スタンパの場
合、顕著になる事があった。この変形は２Ｐ法によって
基板に溝を転写せしめる際、基板の厚み不良、ひいては
反り等の機械特性不良をきたす恐れがあった。
（発明が解決しようとする課題）
本発明は、通常入手される薄膜状のニッケルスタンパを
平滑に維持し、且つスタンパ表面に接着剤等の異物が付
着したり、変形、破損、傷等を生ずる恐れのない裏打ち
補強法を得ることを目的としたものである。
平滑に維持し、且つスタンパ表面に接着剤等の異物が付
着したり、変形、破損、傷等を生ずる恐れのない裏打ち
補強法を得ることを目的としたものである。
（課題を解決するための手段）
すなわち本発明は、光ディスク用基板に液状潤滑剤を介
してスタンパより案内溝を転写せしめる工程で用いられ
るスタンパの裏打ち補強法にパを設置し、その上に液状
潤滑剤を滴下し、次いでガラス板を上にしたスタンパを
圧延せ！！ しめ、ガラス板側より紫外線を照射して赤外線硬化樹脂
を滴下し、次いでガラス板を積載し、加圧して、スタン
パの裏面に残留する液状潤滑剤を溶剤で除去し、接着剤
によりスタンパの裏面に裏打ち補強部材を接着せしめ、
液状潤滑剤層とスタンパ表面の間で剥離させることを特
徴とするスタンパσ裏打ち方法である。
してスタンパより案内溝を転写せしめる工程で用いられ
るスタンパの裏打ち補強法にパを設置し、その上に液状
潤滑剤を滴下し、次いでガラス板を上にしたスタンパを
圧延せ！！ しめ、ガラス板側より紫外線を照射して赤外線硬化樹脂
を滴下し、次いでガラス板を積載し、加圧して、スタン
パの裏面に残留する液状潤滑剤を溶剤で除去し、接着剤
によりスタンパの裏面に裏打ち補強部材を接着せしめ、
液状潤滑剤層とスタンパ表面の間で剥離させることを特
徴とするスタンパσ裏打ち方法である。
以下、図面により本発明の方法を詳細に説明するが、本
発明は裏打補強の工程が目的であり、用いられる部材の
材質等は何ら制限を加えるものではない。
発明は裏打補強の工程が目的であり、用いられる部材の
材質等は何ら制限を加えるものではない。
まず、平滑面を有する平板（１）を用意し、その上に液
状潤滑剤（８）を塗布する。ここで用いられる液状潤滑
剤は、圧締後の膜厚を均一にするためのもので、潤滑油
、グリース、液状樹脂等が使用できるが、後で用いる液
状潤滑剤（３）か又は同じ流動特性を示すものが好まし
く、更に、母型面上に凸部が発生しないように１μ以下
のフィルターを用いて濾過精製したものを用いる。
状潤滑剤（８）を塗布する。ここで用いられる液状潤滑
剤は、圧締後の膜厚を均一にするためのもので、潤滑油
、グリース、液状樹脂等が使用できるが、後で用いる液
状潤滑剤（３）か又は同じ流動特性を示すものが好まし
く、更に、母型面上に凸部が発生しないように１μ以下
のフィルターを用いて濾過精製したものを用いる。
その上に薄膜状のスタンパ（２）を案内溝の母型面（表
面）を上にして載せる（Ｉ）、この平板（１）の平滑性
は、好ましくは鏡面のレベルである事が必要である。
面）を上にして載せる（Ｉ）、この平板（１）の平滑性
は、好ましくは鏡面のレベルである事が必要である。
次に、スタンパ（２）の表面上に液状潤滑剤（３）を滴
下し、ガラス板（４）を載せる（■）、用いられる樹脂
（３）は、硬化後の硬度がスタンパ（２）の表面硬度よ
り小さい事が好ましい、硬度が大きいと後の接着工程で
の加圧力により、スタンパ表面の溝が液状潤滑剤の硬化
物により変形をきたす恐れがあるからである。また、ガ
ラス板（４）は平滑性とた後、紫外線を照射し硬化させ
る（Ｉｌｌ）、この時、液状潤滑剤（３）は、剥離力を
加えない限りガラス板面とスタンパ表面にそれぞれ接着
した状態となるよう注意する。その後、平板（１）をと
り除く。
下し、ガラス板（４）を載せる（■）、用いられる樹脂
（３）は、硬化後の硬度がスタンパ（２）の表面硬度よ
り小さい事が好ましい、硬度が大きいと後の接着工程で
の加圧力により、スタンパ表面の溝が液状潤滑剤の硬化
物により変形をきたす恐れがあるからである。また、ガ
ラス板（４）は平滑性とた後、紫外線を照射し硬化させ
る（Ｉｌｌ）、この時、液状潤滑剤（３）は、剥離力を
加えない限りガラス板面とスタンパ表面にそれぞれ接着
した状態となるよう注意する。その後、平板（１）をと
り除く。
この時スタンパ（２）の裏面には液状潤滑剤（８）が残
存しているため溶剤等で除去する。
存しているため溶剤等で除去する。
次に、金属製の裏打ち部材（５）を接着剤（６）を介し
て圧締しつつ、スタンパ（２）の裏面に接着させる（［
Ｖ、Ｖ）、ここで用いられる接着剤（６）は特に限定さ
れないが、気泡が少なく、かつ薄くのばせるもので常温
硬化タイプであることが好ましい、また、この段階では
スタンパ（２）は溝が固定保護されているため、必要に
応じて接着力をあげるために、満面をキズつける事なく
スタンパ裏面を粗化させる事も可能である。
て圧締しつつ、スタンパ（２）の裏面に接着させる（［
Ｖ、Ｖ）、ここで用いられる接着剤（６）は特に限定さ
れないが、気泡が少なく、かつ薄くのばせるもので常温
硬化タイプであることが好ましい、また、この段階では
スタンパ（２）は溝が固定保護されているため、必要に
応じて接着力をあげるために、満面をキズつける事なく
スタンパ裏面を粗化させる事も可能である。
最後に、接着剤を硬化させた後、液状潤滑剤（３）層と
スタンパ（２）の裏面で剥離させる（■）。
スタンパ（２）の裏面で剥離させる（■）。
この場合、液状潤滑剤（３）をすべてガラス板（４）＾
°。
°。
側に付着せしめる必要である。 従って、よりガラス面
との密着性をあげるために、ガラス板（４）にシランカ
ップリング剤等による表面処理をする事も有効である。
との密着性をあげるために、ガラス板（４）にシランカ
ップリング剤等による表面処理をする事も有効である。
剥離後は裏打ち補強部材（５）に強固に接着し、平滑性
の優れたスタンパ（７）を得る事ができる。
の優れたスタンパ（７）を得る事ができる。
実施例
表面研磨加工した鉄製平板上に、潤滑剤として液状潤滑
剤ＳＴＭ−４０１（大日本インキ化学表面上に同じ樹脂
を塗布した。続いて、シランカップリング剤で処理をし
たｌＯ謹厚のガラス板を重ね、１．０ｋｇｆ／ｃｄの力
で５分間圧締し樹脂を圧延せしめた後、８０Ｗ／ｃｇｉ
の高圧水銀灯を、ガラス１５Ｃ１の距離で３０秒間照射
し、液状潤滑剤を硬化させた。
剤ＳＴＭ−４０１（大日本インキ化学表面上に同じ樹脂
を塗布した。続いて、シランカップリング剤で処理をし
たｌＯ謹厚のガラス板を重ね、１．０ｋｇｆ／ｃｄの力
で５分間圧締し樹脂を圧延せしめた後、８０Ｗ／ｃｇｉ
の高圧水銀灯を、ガラス１５Ｃ１の距離で３０秒間照射
し、液状潤滑剤を硬化させた。
次に、鉄製平板をとり除いた後、スタンパの裏面につい
た未硬化の液状潤滑剤をアセトンで洗浄し除去した。続
いて、エポキシ系室温硬化型接着剤を用いてスタンパと
裏打ち部材を接着させた。
た未硬化の液状潤滑剤をアセトンで洗浄し除去した。続
いて、エポキシ系室温硬化型接着剤を用いてスタンパと
裏打ち部材を接着させた。
最後に、液状潤滑剤層とスタンパ表面の間で剥離させて
、裏打補強されたスタンパを得た。
、裏打補強されたスタンパを得た。
また、このスタンパを用いて２Ｐ法を行ったところ、極
めて平滑でうねりの少ない、かつ液状潤滑剤層の厚みも
均一な溝付光ディスク基板が得られた。
めて平滑でうねりの少ない、かつ液状潤滑剤層の厚みも
均一な溝付光ディスク基板が得られた。
（発明の効果）
本発明に従うと、スタンパの裏面と平板の間の液状潤滑
剤による潤滑効果のため、特に大口径スタンパに対して
平滑性に優れ、接着剤等の異物のヤ 付着がなく、溝の変形が破損、傷等のない裏打ち補強を
行う事ができるため、品質、信鯨性に優れた溝付光ディ
スク基板を得る事ができる。
剤による潤滑効果のため、特に大口径スタンパに対して
平滑性に優れ、接着剤等の異物のヤ 付着がなく、溝の変形が破損、傷等のない裏打ち補強を
行う事ができるため、品質、信鯨性に優れた溝付光ディ
スク基板を得る事ができる。
Claims (1)
- （１）光ディスク用基板に紫外線硬化樹脂を介してスタ
ンパより案内溝を転写せしめる工程で用いられるスタン
パの裏打ち補強法において、平滑面を有する平板上に液
状潤滑剤を滴下して案内溝の母型面（表面）を上にした
スタンパを設置し、その上に紫外線硬化樹脂を滴下し、
次いでガラス板を積載し、加圧して樹脂を圧延せしめ、
ガラス板側より紫外線を照射して紫外線硬化樹脂を硬化
させた後、前記平板とスタンパの間で剥離して、スタン
パの裏面に残留する液状潤滑剤を溶剤で除去し、接着剤
によりスタンパの裏面に裏打ち補強部材を接着せしめ、
紫外線硬化樹脂層とスタンパ表面の間で剥離させること
を特徴とするスタンパの裏打ち方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2206290A JPH03228237A (ja) | 1990-02-02 | 1990-02-02 | スタンパの裏打ち方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2206290A JPH03228237A (ja) | 1990-02-02 | 1990-02-02 | スタンパの裏打ち方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03228237A true JPH03228237A (ja) | 1991-10-09 |
Family
ID=12072418
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2206290A Pending JPH03228237A (ja) | 1990-02-02 | 1990-02-02 | スタンパの裏打ち方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH03228237A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8029262B2 (en) * | 2005-04-28 | 2011-10-04 | Sony Corporation | Lubricant composition and article, disk molding stamper, disk molding apparatus, disk forming method, method of forming lubrication coating |
-
1990
- 1990-02-02 JP JP2206290A patent/JPH03228237A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8029262B2 (en) * | 2005-04-28 | 2011-10-04 | Sony Corporation | Lubricant composition and article, disk molding stamper, disk molding apparatus, disk forming method, method of forming lubrication coating |
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