JPH03227768A - 電動式パワーステアリング装置 - Google Patents

電動式パワーステアリング装置

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JPH03227768A
JPH03227768A JP2021419A JP2141990A JPH03227768A JP H03227768 A JPH03227768 A JP H03227768A JP 2021419 A JP2021419 A JP 2021419A JP 2141990 A JP2141990 A JP 2141990A JP H03227768 A JPH03227768 A JP H03227768A
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steering
differential correction
assist
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JP2021419A
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Kazumi Tsuda
津田 和美
Kenji Nishijima
健二 西島
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Daihatsu Motor Co Ltd
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Daihatsu Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野] 本発明は電動式パワーステアリング装置、特に車速感応
型の電動式パワーステアリング装置に関するものである
〔従来の技術〕
−iの電動式パワーステアリング装置は、第4図に示す
ような構造となっている。即ち、ハンドル1にはステア
リングシャフト2が固定され、このシャフト2の先端に
はピニオン3が連結されている。ビニオン3は軸方向へ
往復動作自在なラック4と噛み合っている。上記ステア
リングシャフト2の途中にはトルクセンサ5が取り付け
られており、ステアリングシャフト2に作用する操舵ト
ルクを検出している。上記ラック4には操舵トルクをア
シストするためのピニオン6も噛み合っており、このビ
ニオン6は電動モータ7によって駆動される。上記ラッ
ク4の両端は、タイロッド89を介して左右の操舵輪1
0.11を支持したステアリングナックル12.13と
連結されている。
コントローラ20には上記トルクセンサ5の操舵トルク
信号と車速センサ14の車速信号とが入力され、これら
入力信号に基づいて第5図のようにアシスト電流を制御
し、このアシスト電流を電動モータ7に入力してハンド
ル操舵力を補助しているそのため、低速コーナリング時
や車庫入れ時にハンドル操作が容易になるとともに、高
速走行時にはハンドル手応え感を得ることができ、走行
安定性を確保できる。
ところが、上記のように操舵トルク信号と車速信号とに
よってアシスト電流を第5図のように制御しただけでは
、モータやその駆動系の慣性によって応答遅れが生じや
すく、ハンドルlの切り始めにモータ7に小さな電流し
か流れず、ハンドルlが重いという問題が生しる。
このような応答性の遅れを解消するため、第6図のよう
にアシスト電流に操舵トルクの時間変化率(時間微分)
に応じた微分補正電流を加算してモータ7の駆動電流と
したものが知られている。
即ち、コントローラ20はアシスト電流決定回路21と
微分補正回路22とモータ駆動回路23とを備えており
、アシスト電流決定回路21には車速センサ14で検出
された車速■とトルクセンサ5で検出された操舵トルク
Tとが入力され、微分補正回路22には操舵トルクTの
みが入力される。アシスト電流決定回路21は、第5図
のように操舵トルクTの増大とともに増大し、かつ車速
■の増加とともに低下するアシスト電流を得るためのア
シスト信号を出力する。また、微分補正回路22は第7
図のように操舵トルクTに応じた微分補正電流を得るた
めの微分補正信号を出力する。アシスト信号と微分補正
信号は加算点24で加算され、モータ駆動回路23に人
力される。ここで上記加算信号は増幅され、駆動Tj、
流としてモータ7に入力される。
このように、アシスト電流に微分補正電流を加えること
によって、ハンドルを切り始めた時に瞬間的に大きな駆
動電流がモータ7に流れ、応答の遅れを解消できる。
〔発明が解決しようとする課B] ところが、上記のようなパワーステアリング装置の場合
、微分補正′gi流は車速に関係なく操舵トルクのみに
応じて変化するため、高速走行時に操舵を開始すると同
時に大きな駆動電流がモータ7に流れ、アシスト力が働
いてハンドルが軽くなり過ぎるという問題がある。つま
り、車速感応型パワーステアリング装置の長所である高
速走行時の走行安定性を填なう結果となる。
そこで、本発明の目的は、高速走行時におけるハンドル
手応え感を保持しつつ、低速走行時のアンスト応答性を
改善した電動式パワーステアリング装置を提供すること
にある。
(a’Nを解決するための手段〕 上記目的を達成するために、本発明は、ステアリング系
の操舵トルクを検出するトルクセンサと、車両の車速を
検出する車速センサと、操舵トルクをアンストして操舵
輪に伝達する電動モータと、少なくとも上記センサから
の検出信号に応じて電動モータの駆動電流を制でnする
コントローラを備えた電動式パワーステアリング装置に
おいて、上記コントローラは、上記センサからの検出信
号に応じたアシスト電流を決定するアシスト電流決定回
路と、トルクセンサからの検出信号の時間微分に応じた
微分補正電流を決定する微分補正回路と、アシスト電流
と微分補正電流とを加算して得られるモータ駆動電流を
モータに出力するモータ駆動回路とを備え、上記微分補
正回路は、車速の増大につれて微分補正電流を小さく設
定したことを特徴とするものである。
〔作用〕
ハンドルを操舵すると、操舵トルクと車速とに応じたア
シスト電流と、操舵トルクセンサの時間変化率に応じた
微分補正電流との加算電流がモータに流れ、ハンドル操
舵力がアシストされる。このとき、微分補正電流は車速
と操舵トルクとに関連して設定されており、特に高速走
行時には低速走行時に比べて操舵トルクの上昇に伴う微
分補正電流の上昇度が小さくなるように設定されている
ので、低速時には大きな微分補正電流が流れて、大きな
アシスト力を発揮でき、逆に高速時には小さな微分補正
電流しか流れず、小さなアシストカしか発生しない、し
たがって、低速時のアシスト応答遅れを解消できるとと
もに、高速時のハンドル手応え感を確保することができ
る。
〔実施例〕
第1図は本発明にかかる電動式パワーステアリング装置
の制御系を示す。なお、パワーステアリング装置の駆動
系の構造は第4図と同様であり、説明を省略する。
コントローラ30はアシスト電流決定回路31と微分補
正回路32とモータ駆動回路33とを備えている。
アシスト電流決定回路31には車速センサ14とトルク
センサ5とからそれぞれ車速信号■と操舵トルク信号T
とが人力される。また、微分補正回路32にも車速セン
サ14とトルクセンサ5とからそれぞれ車速信号■と操
舵トルク信号Tとが入力される。
アシスト電流決定回路31は1.第5図と同様に操舵ト
ルクTの増大とともに増大し、かつ車速Vの増加ととも
に低下するアシスト電流を得るためのアシスト信号SA
を出力する。また、微分補正回路32は第2図のように
操舵トルクTと車速■とに応じた微分補正電流を得るた
めの微分補正信号S。
を出力する。微分補正電流は、低速時には操舵トルクの
増大に対する上昇度が大きく、高速時には上昇度が低く
なるように設定されている。即ち、微分係数が第3図の
ように車速の増大につれて漸次小さくなるように設定さ
れている。
アシスト信号SAと微分補正信号S、は加算点34で加
算され、モータ駆動回路33に入力される。
ここで、上記加算信号は増幅され、駆動電流としてモー
タ7に入力される。
上記構成の電動式パワーステアリング装置の動作につい
て説明する。
まず、低速走行時にハンドルlを操舵すると、アシスト
電流は第5図のように大きく、微分補正電流も第2図の
ように大きいので、両者の加算電流であるモータの駆動
電流が非常に大きくなる。
そのため、瞬間的に大きな電流がモータ7に流れ、モー
タ7やその駆動系の慢性等による応答の遅れを解消でき
、極めて円滑にハンドル操舵を行うことができる。
一方、高速走行時にハンドル1を操舵すると、アシスト
電流は第5図のように小さく、微分補正電流も第2図の
ように小さいので、モータ駆動電流も小さい。したがっ
て、モータ7によるアシスト力が非常に小さく、ハンド
ル1の手応え感を確保できる。したがって、高速走行時
にハンドル1を切り過ぎる問題を解消できる。
なお、上記実施例では車速と操舵トルクのみを用いてア
シスト制御したが、それ以外の信号、例えば操舵角を加
味して制御Jを行ってもよい。
また、微分補正電流の上昇度、つまり微分係数を第3図
のように車速の増大に伴って連続的に低下させたものに
限らず、段階的に低下させてもよい。
〔発明の効果] 以上の説明で明らかなように、本発明によればアシスト
電流だけでなく微分補正電流にも車速の因子を採り入れ
、高速になるにつれて微分補正電流を小さくしたので、
低速時におけるハンドル切れ始めの重さを解消できると
ともに、高速時の手応え惑を確保することができる。し
たがって、車速感応型の電動式パワーステアリング装置
の長所を最大限に発渾できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明にかかる電動式パワーステアリング装置
の制御系の構成図、第2図は微分補正電流と操舵トルク
および車速との関係を示す図、第3図は微分係数と車速
との関係を示す図、第4図は一般的な電動式パワーステ
アリング装置の構造図、第5図はアシスト電流と操舵ト
ルクおよび車速との関係を示す図、第6図は従来の制御
系の構成図、第7図は従来の微分補正電流と操舵トルク
センサとの関係を示す図である。 1・・・ハンドル、5・・・トルクセンサ、7・・・電
動モータ、10.11・・・操舵輪、14・・・車速セ
ンサ、30・・・コントローラ、31・・・アシスト電
流決定回路、32・・・微分補正回路、33・・・モー
タ駆動回路。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】  ステアリング系の操舵トルクを検出するトルクセンサ
    と、車両の車速を検出する車速センサと、操舵トルクを
    アシストして操舵輪に伝達する電動モータと、少なくと
    も上記センサからの検出信号に応じて電動モータの駆動
    電流を制御するコントローラを備えた電動式パワーステ
    アリング装置において、 上記コントローラは、上記センサからの検出信号に応じ
    たアシスト電流を決定するアシスト電流決定回路と、ト
    ルクセンサからの検出信号の時間微分に応じた微分補正
    電流を決定する微分補正回路と、アシスト電流と微分補
    正電流とを加算して得られるモータ駆動電流をモータに
    出力するモータ駆動回路とを備え、上記微分補正回路は
    、車速の増大につれて微分補正電流を小さく設定したこ
    とを特徴とする電動式パワーステアリング装置。
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