JPH03227702A - 二輪車用空気入りタイヤ - Google Patents
二輪車用空気入りタイヤInfo
- Publication number
- JPH03227702A JPH03227702A JP2018996A JP1899690A JPH03227702A JP H03227702 A JPH03227702 A JP H03227702A JP 2018996 A JP2018996 A JP 2018996A JP 1899690 A JP1899690 A JP 1899690A JP H03227702 A JPH03227702 A JP H03227702A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- belt
- carcass
- tread
- tire
- side end
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 239000011324 bead Substances 0.000 claims abstract description 8
- 206010040844 Skin exfoliation Diseases 0.000 description 6
- 230000000052 comparative effect Effects 0.000 description 2
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 2
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Tires In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この発明は、二輪車用空気入りタイヤに関し、とくには
、ベルトもしくはブレーカ−の、側端部における剥離そ
の他の故障の発生を有効に防止して、タイヤの耐久性を
大きく向上させるものである。
、ベルトもしくはブレーカ−の、側端部における剥離そ
の他の故障の発生を有効に防止して、タイヤの耐久性を
大きく向上させるものである。
(従来の技術)
従来の二輪車用空気入りタイヤとしては、第2図にタイ
ヤの路線横断面図で例示するものがあり、これは、−枚
もしくは複数枚のカーカスプライからなるカーカス11
の、それぞれの側端部を、一対のビードコア12に巻掛
けて折り返すとともに、そのカーカス11のクラウン部
の外周側に、二枚のベルト層13からなるベルト14を
配設し、そして、そのベルト14のさらに外周側に、ド
レッド踏面15を形成するトレッド部16を設けること
によって構成されたラジアルタイヤである。
ヤの路線横断面図で例示するものがあり、これは、−枚
もしくは複数枚のカーカスプライからなるカーカス11
の、それぞれの側端部を、一対のビードコア12に巻掛
けて折り返すとともに、そのカーカス11のクラウン部
の外周側に、二枚のベルト層13からなるベルト14を
配設し、そして、そのベルト14のさらに外周側に、ド
レッド踏面15を形成するトレッド部16を設けること
によって構成されたラジアルタイヤである。
かかるタイヤでは、ベルト14が、−船釣なラジアルタ
イヤのそれと同様、あたかも「たが」の如くに機能して
、タイヤの周方向剛性を高め、また、タイヤに、所要に
応じた偏平率をもたらす。
イヤのそれと同様、あたかも「たが」の如くに機能して
、タイヤの周方向剛性を高め、また、タイヤに、所要に
応じた偏平率をもたらす。
ところで、同様の断面構造を有するバイアスタイヤは、
ベルト14をブレーカ−とすることによって構成されて
いる。
ベルト14をブレーカ−とすることによって構成されて
いる。
(発明が解決しようとする課題)
ところが、これらの従来タイヤにあっては、べルト14
またはブレーカ−がカーカス11の外周側に配設されて
おり、トレッド部16に作用する外力が、トレッドゴム
だけを緩衝材としてベルト14またはブレーカ−に伝達
されることから、ベルト14またはブレーカ−の変形量
、ひいては、その変形に起因する変位量が、とくにその
側端部にて大きくなり、この結果として、その側端部に
、剥離その他の故障が比較的早期に発生するという問題
があった。
またはブレーカ−がカーカス11の外周側に配設されて
おり、トレッド部16に作用する外力が、トレッドゴム
だけを緩衝材としてベルト14またはブレーカ−に伝達
されることから、ベルト14またはブレーカ−の変形量
、ひいては、その変形に起因する変位量が、とくにその
側端部にて大きくなり、この結果として、その側端部に
、剥離その他の故障が比較的早期に発生するという問題
があった。
この発明は、従来技術のかかる問題を有利に解決するも
のであり、ベルトまたはブレーカ−の変形量の低減をも
たらすことによって、その側端部の故障を有効に防止し
てタイヤの耐久性を大きく向上させることができる二輪
車用空気入りタイヤを提供するものである。
のであり、ベルトまたはブレーカ−の変形量の低減をも
たらすことによって、その側端部の故障を有効に防止し
てタイヤの耐久性を大きく向上させることができる二輪
車用空気入りタイヤを提供するものである。
(課題を解決するための手段)
この発明の二輪車用空気入りタイヤは、とくに、ベルト
もしくはブレーカ−を、トレッド幅以下の幅とするとと
もに、カーカスクラウン部の半径方向内方位置に埋設し
たものである。
もしくはブレーカ−を、トレッド幅以下の幅とするとと
もに、カーカスクラウン部の半径方向内方位置に埋設し
たものである。
(作 用)
このタイヤでは、トレッド部に作用する外力が、トレッ
ドゴムおよびカーカスの両者にて緩衝されてベルトもし
くはブレーカ−に伝達されることから、それの変形量お
よびその側端部の変位量がともに、従来技術に比して著
しく小さくなり、それ故に、ベルトもしくはブレーカ−
の側端部への故障の発生が極めて有効に防止され、タイ
ヤの耐久性が大きく向上する。
ドゴムおよびカーカスの両者にて緩衝されてベルトもし
くはブレーカ−に伝達されることから、それの変形量お
よびその側端部の変位量がともに、従来技術に比して著
しく小さくなり、それ故に、ベルトもしくはブレーカ−
の側端部への故障の発生が極めて有効に防止され、タイ
ヤの耐久性が大きく向上する。
なおここでは、トレッド部への外力の作用に起因するカ
ーカスの変形量が、従来タイヤに比して大きくなるも、
カーカスの側端部は、ビードコアに巻掛けて折り返され
ているので、その側端部に、剥離その他の故障が発生す
るおそれはない。
ーカスの変形量が、従来タイヤに比して大きくなるも、
カーカスの側端部は、ビードコアに巻掛けて折り返され
ているので、その側端部に、剥離その他の故障が発生す
るおそれはない。
(実施例)
以下にこの発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図はこの発明の一実施例を示す路線横断面図であり
、図中1は一対のビードコアを、2は少なくとも一枚の
ラジアルカーカスプライからなるカーカスをそれぞれ示
す。
、図中1は一対のビードコアを、2は少なくとも一枚の
ラジアルカーカスプライからなるカーカスをそれぞれ示
す。
ここでは、そのカーカス2のそれぞれの側端部を、従来
技術で述べたと同様、それぞれのビードコア1に巻掛け
て折り返したところにおいて、カーカスlのクラウン部
の半径方向内方位置に、トレッド幅以下の幅を有する二
枚のベルト層3からなるベルト4を配設し、そして、そ
のクラウン部の半径方向外方位置に、トレッド踏面5を
形成するトレッド部6を配設することによって、二輪車
用空気入りタイヤを構成する。
技術で述べたと同様、それぞれのビードコア1に巻掛け
て折り返したところにおいて、カーカスlのクラウン部
の半径方向内方位置に、トレッド幅以下の幅を有する二
枚のベルト層3からなるベルト4を配設し、そして、そ
のクラウン部の半径方向外方位置に、トレッド踏面5を
形成するトレッド部6を配設することによって、二輪車
用空気入りタイヤを構成する。
なおここにおいて、カーカス2を二枚以上のカーカスプ
ライにて形成することもでき、また、ベルト4を一枚の
ベルト層にて形成することもできる他、カーカスを、二
枚以上のバイアスカーカスプライにて形成することも可
能であり、この場合には、ベルトに代えて、少な(とも
−枚のブレーカ−層からなるブレーカ−をカーカス2の
半径方向位置に配設する。
ライにて形成することもでき、また、ベルト4を一枚の
ベルト層にて形成することもできる他、カーカスを、二
枚以上のバイアスカーカスプライにて形成することも可
能であり、この場合には、ベルトに代えて、少な(とも
−枚のブレーカ−層からなるブレーカ−をカーカス2の
半径方向位置に配設する。
以上のように構成してなるタイヤによれば、トレッド部
6に作用する外力は、トレッドゴムおよびカーカス2の
それぞれにて緩衝されてベルト4に伝達されることにな
り、そのベルト4の変形量、とくには、ベルト側端部の
変位量が、従来技術に比して著しく低減されるので、そ
のベルト側端部への、剥離その他の故障の発生を有効に
防止して、タイヤの耐久性を大きく向上させることがで
きる。
6に作用する外力は、トレッドゴムおよびカーカス2の
それぞれにて緩衝されてベルト4に伝達されることにな
り、そのベルト4の変形量、とくには、ベルト側端部の
変位量が、従来技術に比して著しく低減されるので、そ
のベルト側端部への、剥離その他の故障の発生を有効に
防止して、タイヤの耐久性を大きく向上させることがで
きる。
以下にこの発明のタイヤと従来のタイヤとの耐久性に関
する比較試験について説明する。
する比較試験について説明する。
ここで、発明タイヤは、第1図に示す断面構造を有する
、サイズが300−21のタイヤとし、従来タイヤは、
第2図に示す断面構造を有する同サイズのタイヤとした
。
、サイズが300−21のタイヤとし、従来タイヤは、
第2図に示す断面構造を有する同サイズのタイヤとした
。
両タイヤにつき、1.2kg/ cm”の低い充填内圧
の下で、室内ドラムテストを行って、約80 km/h
の速度の下での、ベルト端剥離が発生するまでの走行距
離を測定したところ、発明タイヤでは12500kmで
あるに対し、従来タイヤでは8300kmであり、発明
タイヤの耐久性は、従来タイヤのそれの約1.5倍とな
ることが判明した。
の下で、室内ドラムテストを行って、約80 km/h
の速度の下での、ベルト端剥離が発生するまでの走行距
離を測定したところ、発明タイヤでは12500kmで
あるに対し、従来タイヤでは8300kmであり、発明
タイヤの耐久性は、従来タイヤのそれの約1.5倍とな
ることが判明した。
(発明の効果)
かくして、この発明によれば、ベルトもしくはブレーカ
−の、側端部における剥離その他の故障の発生を有効に
防止してタイヤの耐久性を大きく向上させることができ
る。
−の、側端部における剥離その他の故障の発生を有効に
防止してタイヤの耐久性を大きく向上させることができ
る。
第1図は、この発明の一実施例を示す路線横断面図、
第2図は、従来例を示す路線横断面図である。
1・・・ビードコア 2・・・カーカス3・・・
ベルト層 4・・・ベルト5・・・トレッド踏
面 6・・・トレッド部第1図 第2図
ベルト層 4・・・ベルト5・・・トレッド踏
面 6・・・トレッド部第1図 第2図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、一対のビードコアと、両側端部をビードコアに巻掛
けて折り返したカーカスと、ベルトもしくはブレーカー
と、トレッド踏面を形成するトレッド部とを具える空気
入りタイヤであって、 前記ベルトもしくはブレーカーを、トレッド幅以下の幅
とするとともに、カーカスの半径方向内方位置に埋設し
てなることを特徴とする二輪車用空気入りタイヤ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018996A JPH03227702A (ja) | 1990-01-31 | 1990-01-31 | 二輪車用空気入りタイヤ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018996A JPH03227702A (ja) | 1990-01-31 | 1990-01-31 | 二輪車用空気入りタイヤ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03227702A true JPH03227702A (ja) | 1991-10-08 |
Family
ID=11987173
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018996A Pending JPH03227702A (ja) | 1990-01-31 | 1990-01-31 | 二輪車用空気入りタイヤ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03227702A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007516884A (ja) * | 2003-12-24 | 2007-06-28 | ソシエテ ド テクノロジー ミシュラン | 車両用タイヤ |
US20110011509A1 (en) * | 2007-12-18 | 2011-01-20 | Societe De Technologie Michelin | Lightweight Tire Comprising a Crown Layer Radially on the Inside of the Carcass Structure |
US8918989B2 (en) | 2009-04-25 | 2014-12-30 | Ev Group Gmbh | Device for aligning and pre-fixing a wafer |
-
1990
- 1990-01-31 JP JP2018996A patent/JPH03227702A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007516884A (ja) * | 2003-12-24 | 2007-06-28 | ソシエテ ド テクノロジー ミシュラン | 車両用タイヤ |
US20110011509A1 (en) * | 2007-12-18 | 2011-01-20 | Societe De Technologie Michelin | Lightweight Tire Comprising a Crown Layer Radially on the Inside of the Carcass Structure |
US8776853B2 (en) * | 2007-12-18 | 2014-07-15 | Michelin Recherche Et Technique S.A. | Lightweight tire comprising a crown layer radially on the inside of the carcass structure |
US8918989B2 (en) | 2009-04-25 | 2014-12-30 | Ev Group Gmbh | Device for aligning and pre-fixing a wafer |
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