JP2002316512A - 二輪車用ラジアルタイヤ - Google Patents

二輪車用ラジアルタイヤ

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JP2002316512A JP2001124620A JP2001124620A JP2002316512A JP 2002316512 A JP2002316512 A JP 2002316512A JP 2001124620 A JP2001124620 A JP 2001124620A JP 2001124620 A JP2001124620 A JP 2001124620A JP 2002316512 A JP2002316512 A JP 2002316512A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 耐久性、振動吸収性及び旋回安定性を両立す
ることのできる二輪車用ラジアルタイヤを提供するこ
と。 【解決手段】 スパイラルベルト層22の上部ショルダ
ー部側にのみ傾斜ベルト層24を配置したので、直進走
行時にはトレッドの剛性の低い部分が接地し、乗り心地
性及び振動吸収性が向上する。旋回時には、スパイラル
ベルト層22と傾斜ベルト層24とで補強された部分が
接地するため、十分なサイドフォースを発生させること
ができ、旋回安定性が向上する。スパイラルベルト層2
2のコード22Aと傾斜ベルト層24のコード24Aと
の間のゴムゲージdと、コード24Aの径Dとの比率d
/Dを0.3〜2.0としたので、層間の剪断歪みが抑
えられ亀裂の発生が抑えられる。傾斜ベルト層24によ
るスパイラルベルト層22の変形抑制効果が得られ、旋
回時の操縦安定性が確実に得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、二輪車用ラジアル
タイヤに係り、特に耐久性、振動吸収性及び旋回安定性
を両立することのできる二輪車用ラジアルタイヤに関す
る。
【0002】
【従来の技術】二輪車用のタイヤにおいて、車両の高速
化に対応しうる高速耐久性を確保するために、特にセク
ション幅の広いリアタイヤでは、高速転動時のクラウン
センター付近のせり出しを抑制するために、周方向モノ
スパイラルベルトを配置する場合が多い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、周方向
モノスパイラルベルトは、柔らかい接地感等、操縦安定
性面で優れた面もあるが、接地面内では周方向に圧縮さ
れるため張力をもたず、旋回時横力がかかった時の剛性
不足から、旋回安定性の低下をもたらしていた。
【0004】この周方向モノスパイラルベルトの旋回安
定性不足を補うため、周方向モノスパイラルベルトの内
側に、タイヤ軸に対するコード角度を70〜80度に設
定したブレーカーを1〜2枚配置して、ベルト部全体の
剛性を上げる等の手法を取っているものがあるが、周方
向モノスパイラルベルトは横力に応じて変形し易いた
め、あまり効果的ではなかった。また、振動の吸収性の
悪化をもたらす等の欠点も有していた。
【0005】さらに、このタイヤでは、傾斜ベルト層が
スパイラルベルト層の変形を抑制することにより、旋回
時の安定性向上に効果はあるが、踏面からの横力を受け
たとき、傾斜ベルト層とスパイラルベルト層との間の剪
断歪のために、傾斜ベルト層とスパイラルベルト層との
間に亀裂が入り易くなる傾向があり、操縦安定性と耐久
性の二律背反の問題があった。
【0006】本発明は上記事実を考慮し、耐久性、振動
吸収性及び旋回安定性を両立することのできる二輪車用
ラジアルタイヤを提供することが目的である。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、左右一対のビード部に埋設されたビードコアと、一
方のビード部から他方のビード部にトロイド状に跨がり
端部分が前記ビードコアに巻回されて前記ビードコアに
係止された少なくとも1枚のラジアルカーカスと、前記
ラジアルカーカスのタイヤ径方向外側に配置され単線ま
たは並列した複数本のコードを被覆ゴム中に埋設してな
る帯状のゴム被覆コード層を実質的にタイヤの周方向に
向かう角度でスパイラル状に巻回してなるスパイラルベ
ルト層と、前記スパイラルベルト層のタイヤ径方向外側
のショルダー部側に配置され、複数本のコードをタイヤ
軸方向に対して0〜60度の角度で傾斜させて被覆ゴム
中に埋設してなる傾斜ベルト層と、前記スパイラルベル
ト層及び前記傾斜ベルト層のタイヤ径方向外側に配置さ
れたトレッドと、を備えた二輪車用ラジアルタイヤであ
って、前記スパイラルベルト層のコードと前記傾斜ベル
ト層のコードとの間のゴムゲージをd、前記傾斜ベルト
層のコードの径をDとしたときに、d/Dが0.3〜
2.0の範囲内に設定されていることを特徴としてい
る。
【0008】次に、請求項1に記載の二輪車用ラジアル
タイヤの作用を説明する。
【0009】請求項1に記載の二輪車用ラジアルタイヤ
では、ラジアルカーカスのタイヤ径方向外側に、単線ま
たは並列した複数本のコードを被覆ゴム中に埋設してな
る帯状のゴム被覆コード層を実質的にタイヤの周方向に
向かう角度でスパイラル状に巻回してなるスパイラルベ
ルト層を設けたので、トレッドの周方向の剛性が高くな
り、高速走行した際のトレッドのタイヤ径方向外側への
せり出しを抑制するため発熱が少なくなる。
【0010】直進走行時、トレッドは、タイヤ幅方向中
央のスパイラルベルト層のみで補強されている部分が接
地する。
【0011】トレッドの内でスパイラルベルト層のみで
補強されている部分は、スパイラルベルト層と傾斜ベル
ト層とで補強されている部分に比較して曲げ剛性が低い
ので、乗り心地性及び振動吸収性を向上することがで
き、また、広い接地幅を確保することができるので、直
進走行性を向上することができる。
【0012】一方、車両がコーナリングする際には(キ
ャンバー角が大となる)、トレッドの内のショルダー部
側が接地することになる。
【0013】トレッドの内のショルダー部側は、スパイ
ラルベルト層と傾斜ベルト層とで補強されているため、
接地部分の剛性をトレッド中央付近よりも高めることが
でき、十分なサイドフォースを発生させることができる
ので旋回安定性が向上する。
【0014】なお、スパイラルベルト層のコードと傾斜
ベルト層のコードとの間のゴムゲージdと、傾斜ベルト
層のコードの径Dとの比率d/D(平均)が0.3未満
になると、スパイラルベルト層のコードと傾斜ベルト層
のコードとの間のゴムゲージdが薄くなり過ぎ、スパイ
ラルベルト層のコードと傾斜ベルト層のコードとの間の
剪断歪みが大きくなるため層間で亀裂が発生し易くな
る。
【0015】一方、上記比率d/D(平均)が2.0を
越えると、スパイラルベルト層のコードと傾斜ベルト層
のコードとの間のゴムゲージdが厚くなり過ぎ、タイヤ
径方向外側に配置した傾斜ベルト層によるスパイラルベ
ルト層の変形抑制効果が低減され、旋回時の操縦安定性
が低下する。
【0016】なお、スパイラルベルト層のコードと傾斜
ベルト層のコードとの間のゴムゲージdと、傾斜ベルト
層のコードの径Dとの比率d/Dは、0.7〜2.0の
範囲内が更に好ましい。
【0017】また、傾斜ベルト層のコードの角度が60
度を越えると、傾斜ベルト層の有る領域と無い領域との
幅方向の曲げ剛性段差が大き過ぎ、直進から旋回に入る
時のリニアリティーが損なわれる。
【0018】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の二輪車用ラジアルタイヤにおいて、前記スパイラルベ
ルト層のコードと前記傾斜ベルト層のコードとの間のゴ
ムの100%モジュラスが1.5〜4.0MPaの範囲
内に設定されていることを特徴としている。
【0019】次に、請求項2に記載の二輪車用ラジアル
タイヤの作用を説明する。
【0020】スパイラルベルト層のコードと傾斜ベルト
層のコードとの間のゴムの100%モジュラスが1.5
MPa未満になると、傾斜ベルト層によるスパイラルベ
ルト層の変形抑制効果が低減するため、旋回時の操縦安
定性が低下する。
【0021】一方、スパイラルベルト層のコードと傾斜
ベルト層のコードとの間のゴムの100%モジュラスが
4.0MPaを越えると、コード間のゴムに剪断歪みが
集中し、亀裂を発生し易くなる。
【0022】したがって、スパイラルベルト層のコード
と傾斜ベルト層のコードとの間のゴムの100%モジュ
ラスを1.5〜4.0MPaの範囲内に設定することが
好ましい。
【0023】なお、ここでいうゴムの100%モジュラ
スは、100%伸び時における引張り応力(MPa)を
JIS K 6251−1993に従い、JISダンベ
ル状3号型試験片を用いて、試験温度30°Cにて測定
したものである。
【0024】請求項3に記載の発明は、請求項1または
請求項2に記載の二輪車用ラジアルタイヤにおいて、タ
イヤ回転軸に沿った断面で見たときのトレッド踏面のペ
リフェリ幅寸法TPに対して、タイヤ軸方向一方の傾斜
ベルト層とタイヤ軸方向他方の傾斜ベルト層との間の中
抜部分のペリフェリ幅寸法Lが、0.045〜0.53
の範囲内に設定されていることを特徴としている。
【0025】次に、請求項3に記載の二輪車用ラジアル
タイヤの作用を説明する。
【0026】上記トレッド踏面のペリフェリ幅寸法TP
に対して中抜部分のペリフェリ幅寸法Lが0.045未
満になると、中抜部分の幅が狭過ぎ、クラウンセンター
付近の曲げ剛性が高くなり過ぎるため、乗り心地が悪化
する。
【0027】一方、上記トレッド踏面のペリフェリ幅寸
法TPに対して中抜部分のペリフェリ幅寸法Lが0.5
3を越えると、スパイラルベルト層と傾斜ベルト層とが
重なっている部分の幅が狭くなり過ぎ、旋回時の接地領
域の剪断剛性の増加の程度が小さくなるため、旋回安定
性向上効果が殆ど無くなる。
【0028】したがって、上記トレッド踏面のペリフェ
リ幅寸法TPに対して中抜部分のペリフェリ幅寸法Lを
0.045〜0.53の範囲内に設定することが好まし
い。
【0029】請求項4に記載の発明は、請求項1乃至請
求項3の何れか1項に記載の二輪車用ラジアルタイヤに
おいて、タイヤ回転軸に沿った断面で見たときのトレッ
ド踏面のペリフェリ幅寸法TPに対して、タイヤ回転軸
に沿った断面で見たときの前記傾斜ベルト層のペリフェ
リ幅寸法BWが0.18〜0.45の範囲内に設定され
てることを特徴としている。
【0030】次に、請求項4に記載の二輪車用ラジアル
タイヤの作用を説明する。
【0031】トレッド踏面のペリフェリ幅寸法TPに対
して傾斜ベルト層のペリフェリ幅寸法BWが0.18未
満になると、傾斜ベルト層の幅が狭くなり過ぎ、旋回時
の接地領域の剪断剛性の増加の程度が小さくなるため、
旋回安定性向上効果が殆ど無くなる。
【0032】トレッド踏面のペリフェリ幅寸法TPに対
して傾斜ベルト層のペリフェリ幅寸法BWが0.45を
越えると、傾斜ベルト層の幅が広くなり過ぎ、クラウン
部全体の剛性が高くなり過ぎ、振動の吸収性が悪化す
る。
【0033】したがって、トレッド踏面のペリフェリ幅
寸法TPに対して傾斜ベルト層のペリフェリ幅寸法BW
を0.18〜0.45の範囲内に設定することが好まし
い。
【0034】請求項5に記載の発明は、請求項1乃至請
求項4の何れか1項に記載の二輪車用ラジアルタイヤに
おいて、前記スパイラルベルト層のコードは有機繊維コ
ードであり、その強力は250〜450Nに設定されて
いることを特徴としている。
【0035】次に、請求項5に記載の二輪車用ラジアル
タイヤの作用を説明する。
【0036】スパイラルベルト層のコードを有機繊維コ
ードとした場合、その強力が250N未満になると、踏
面の捩り剛性が低いため、振れが出やすく、安定性が著
しく損なわれる。
【0037】一方、スパイラルベルト層のコードを有機
繊維コードとした場合、その強力が450Nを越える
と、踏面の曲げ剛性が高くなりすぎ、乗り心地、接地感
が著しく損なわれる。
【0038】なお、コードの強力(引っ張り強さ。単位
N)は、JIS L 1017−1982の試験方法に
従い、島津製作所製オートグラフによる試験温度30°
C、引っ張り伸度2%時の値である。
【0039】請求項6に記載の発明は、請求項1乃至請
求項4の何れか1項に記載の二輪車用ラジアルタイヤに
おいて、前記スパイラルベルト層のコードはスチールコ
ードであり、その強力は400〜600Nに設定されて
いることを特徴としている。
【0040】次に、請求項6に記載の二輪車用ラジアル
タイヤの作用を説明する。
【0041】スパイラルベルト層のコードをスチールコ
ードとした場合、その強力が400N未満になると、踏
面の捩り剛性が低いため、振れが出やすく、安定性が著
しく損なわれる。
【0042】一方、スパイラルベルト層のコードをスチ
ールコードとした場合、その強力が600Nを越える
と、踏面の曲げ剛性が高くなりすぎ、乗り心地、接地感
が著しく損なわれる。
【0043】請求項7に記載の発明は、請求項1乃至請
求項6の何れか1項に記載の二輪車用ラジアルタイヤに
おいて、前記傾斜ベルト層のコードは有機繊維コードで
あり、その強力は100〜450Nに設定されているこ
とを特徴としている。
【0044】次に、請求項7に記載の二輪車用ラジアル
タイヤの作用を説明する。
【0045】傾斜ベルト層のコードを有機繊維コードと
した場合、その強力が100N未満になると、有機繊維
コードが伸び易くなり、旋回時の安定性向上効果が少な
くなる。
【0046】一方、傾斜ベルト層のコードを有機繊維コ
ードとした場合、その強力が450Nを越えると、剛性
が高くなり過ぎて振動吸収性が悪化する。
【0047】
【発明の実施の形態】[第1の実施形態]次に、本発明
の二輪車用ラジアルタイヤの第1の実施形態を図1乃至
図3にしたがって説明する。
【0048】図1に示すように、本実施形態の二輪車用
空気入りタイヤ10は、タイヤ赤道面CLに対して交差
する方向に延びるコードが埋設された第1のカーカスプ
ライ12及び第2のカーカスプライ14から構成された
カーカス16を備えている。
【0049】第1のカーカスプライ12及び第2のカー
カスプライ14は、各々両端部分が、ビード部18に埋
設されているビードコア20の周りに、タイヤ内側から
外側へ向かって巻き上げられている。
【0050】図2に示すように、第1のカーカスプライ
12は、複数本のコード(例えば、ナイロン等の有機繊
維コード)12Aを平行に並べてゴムコーティング(図
示せず)したものであり、コード12Aのタイヤ軸方向
に対する角度θ1は0°〜15°の範囲内である。
【0051】第2のカーカスプライ14も、複数本のコ
ード(例えば、ナイロン等の有機繊維コード)14Aを
平行に並べてゴムコーティング(図示せず)したもので
あり、コード14Aのタイヤ軸方向に対する角度θ2は
0°〜15°の範囲内である。
【0052】なお、第1のカーカスプライ12のコード
12Aと第2のカーカスプライ14のコード14Aとは
互いに交差しており、また、タイヤ赤道面CLに対して
互いに反対方向に傾斜している。
【0053】図1及び図2に示すように、カーカス16
のタイヤ半径方向外側には、スパイラルベルト層22が
設けられている。
【0054】図3に示すように、スパイラルベルト層2
2は、コーティングゴム22Bに複数本のコード22A
が埋設されており、1本のコード22Aを未加硫のコー
ティングゴムで被覆した長尺状のゴム被覆コード、また
は複数本のコード22Aを未加硫のコーティングゴムで
被覆した帯状プライを螺旋状に巻き回すことにより形成
されており、コード方向が実質的にタイヤ周方向とされ
ている。
【0055】スパイラルベルト層22のコード22Aは
有機繊維コードであっても良く、スチールコードであっ
ても良い。
【0056】但し、コード22Aが有機繊維コードであ
る場合には、その強力は250〜450Nの範囲内に設
定されていることが好ましい。
【0057】なお、スパイラルベルト層22のコード2
2Aとしては、例えば、芳香族ポリアミド繊維等を用い
ることができる。
【0058】一方、コード22Aがスチールコードであ
る場合には、その強力は400〜600Nの範囲内に設
定されていることが好ましい。
【0059】図2及び図3に示すように、このスパイラ
ルベルト層22タイヤ幅方向両端付近のタイヤ径方向外
側には、各々傾斜ベルト層24が配置されている。
【0060】傾斜ベルト層24は、各々複数本のコード
24Aを平行に並べてコーティングゴム24Bで被覆し
たものであり、そのコード24Aのタイヤ軸方向に対す
る角度θ3は0°〜60°の範囲内である。
【0061】傾斜ベルト層24のコード24Aは有機繊
維コードが好ましいが、スチールコードでも良い。コー
ド24Aが有機繊維コードである場合、その強力は10
0〜450Nに設定されていることが好ましい。
【0062】なお、傾斜ベルト層24のコード24Aと
しては、例えば、芳香族ポリアミド繊維等を用いること
ができる。
【0063】ここで、スパイラルベルト層22のコード
22Aと、傾斜ベルト層24のコード24Aとの間のゴ
ムの100%モジュラスは、1.5〜4.0MPaの範
囲内に設定されていることが好ましい。
【0064】なお、上記ゴムの100%モジュラスは、
スパイラルベルト層22のコーティングゴム22Bの1
00%モジュラスと、傾斜ベルト層24のコーティング
ゴム24Bの100%モジュラスとが異なる場合、(コ
ーティングゴム22Bの100%モジュラス×コーティ
ングゴム22Bのゲージd1+コーティングゴム24B
の100%モジュラス×コーティングゴム24Bのゲー
ジd2)/(コーティングゴム22Bのゲージd1+コ
ーティングゴム24Bのゲージd2)で表す平均値とす
る。
【0065】図1に示すように、スパイラルベルト層2
2及び傾斜ベルト層24のタイヤ径方向外側には厚肉の
ゴムからなるトレッド26が配置されている。
【0066】二輪車用空気入りタイヤ10を回転軸に沿
った断面で見たときの、トレッド26の踏面のペリフェ
リ(periphry)幅TP、即ち、踏面に沿って計測したト
レッド幅に対して、タイヤ軸方向一方の傾斜ベルト層2
4とタイヤ軸方向他方の傾斜ベルト層24との間の中抜
部分(傾斜ベルト層24の配置されていない部分)のペ
リフェリ幅寸法Lを、0.045〜0.53の範囲内に
設定することが好ましく、0.05〜0.15の範囲内
に設定することが更に好ましい。
【0067】トレッド26の踏面のペリフェリ幅寸法T
Pに対して、傾斜ベルト層24のペリフェリ幅寸法BW
を、0.18〜0.45の範囲内に設定することが好ま
しく、0.30〜0.45の範囲内に設定することが更
に好ましい。
【0068】なお、図1では図示されていないが、トレ
ッド28には排水性を得るために溝が設けられている。 (作用)次に、本実施形態の二輪車用ラジアルタイヤ1
0の作用を説明する。 (1) 本実施形態の二輪車用ラジアルタイヤ10で
は、カーカス16のタイヤ径方向外側にスパイラルベル
ト層22を設けたので、トレッド28の周方向の剛性が
高くなり、高速走行時のトレッド28のタイヤ径方向外
側へのせり出しを抑制することができる。このためトレ
ッド28の発熱が少なくなる。 (2) 直進走行時では、トレッド28は、タイヤ幅方
向中央のスパイラルベルト層22のみで補強されたトレ
ッド28の中でも曲げ剛性の低い部分が接地するので、
直進走行時の乗り心地性及び振動吸収性が向上する。ま
た、広い接地幅を確保することができるので、直進走行
性を向上することができる。 (3) 車両がコーナリングする際には、スパイラルベ
ルト層22と傾斜ベルト層24とで補強されたトレッド
28の中でも剛性の高い部分が接地するので、十分なサ
イドフォースを発生させることができ、旋回安定性が向
上する。 (4) 傾斜ベルト層24のコード24Aの角度が60
度以下であるので、傾斜ベルト層24の有る領域と無い
領域との幅方向の曲げ剛性段差が抑えられ、直進から旋
回に入る時のリニアリティーが損なわれることが無い。
【0069】なお、傾斜ベルト層24のコード24Aの
角度は、0〜54度が更に好ましい。 (5) スパイラルベルト層22のコード22Aと傾斜
ベルト層24のコード24Aとの間のゴムゲージdと、
傾斜ベルト層24のコード24Aの径Dとの比率d/D
を0.3〜2.0の範囲内に設定したので、コード22
Aとコード24Aとの間の剪断歪みを抑えて層間での亀
裂の発生を抑えることができ、傾斜ベルト層24による
スパイラルベルト層22の変形抑制効果が発揮され、コ
ーナリング時の操縦安定性が向上する。 (6) スパイラルベルト層22のコード22Aと傾斜
ベルト層24のコード24Aとの間のゴムの100%モ
ジュラスを1.5〜4.0MPaの範囲内に設定したの
で、旋回時の操縦安定性が確実に確保され、また、コー
ド間ゴムの亀裂の発生が抑えられる。 (7) トレッド踏面のペリフェリ幅寸法TPに対して
中抜部分のペリフェリ幅寸法Lを0.045〜0.53
の範囲内に設定したので、乗り心地が確実に向上し、旋
回安定性も確実に向上する。 (8) トレッド踏面のペリフェリ幅寸法TPに対して
傾斜ベルト層24のペリフェリ幅寸法BWを0.18〜
0.45の範囲内に設定したので、旋回安定性が確実に
向上し、また、振動の吸収性も確実に向上する。 (9) スパイラルベルト層22のコード22Aの強力
を上記のように設定したので、安定性(特に旋回時)が
向上し、また振動の吸収性も向上する。 (10) 傾斜ベルト層24のコード24Aを、強力を
100〜450Nの有機繊維コードとすることにより、
旋回安定性、乗り心地共に向上する。 (11) また、本実施形態の二輪車用ラジアルタイヤ
10を車両の前輪に用いると、直進から旋回にかけての
ハンドリングが向上し、また、吸収性も向上する。
【0070】本実施形態の二輪車用ラジアルタイヤ10
を車両の後輪に用いると、旋回安定性、乗り心地共に向
上する。 [第2の実施形態]次に、本発明の二輪車用ラジアルタ
イヤの第2の実施形態を図4にしたがって説明する。な
お、第1の実施形態と同一構成には同一符号を付し、そ
の説明は省略する。
【0071】本実施形態では、図4に示すように、スパ
イラルベルト層22のコーティングゴム22Bのゲージ
d1及び傾斜ベルト層24のコーティングゴム22Bの
ゲージd2を第1の実施形態よりも厚く設定し、コード
22Aとコード24Aの間のゴムゲージdを広げたもの
である。
【0072】本実施形態の二輪車用ラジアルタイヤ10
を車両の前輪に用いると、スパイラルベルト層〜傾斜ベ
ルト層間の歪みが減少し、耐久性が向上する。
【0073】本実施形態の二輪車用ラジアルタイヤ10
を車両の後輪に用いると、スパイラルベルト層〜傾斜ベ
ルト層間の歪みが減少し、耐久性が向上する。 [第3の実施形態]次に、本発明の二輪車用ラジアルタ
イヤの第2の実施形態を図5にしたがって説明する。な
お、前述した実施形態と同一構成には同一符号を付し、
その説明は省略する。
【0074】本実施形態では、図5に示すように、傾斜
ベルト層24のコーティングゴム22Bのゲージd2の
みを第1の実施形態よりも厚く設定し、コード22Aと
コード24Aの間のゴムゲージdを広げたものである。
【0075】本実施形態の二輪車用ラジアルタイヤ10
を車両の前輪に用いると、スパイラルベルト層〜傾斜ベ
ルト層間の歪みが減少し、耐久性が向上する。
【0076】本実施形態の二輪車用ラジアルタイヤ10
を車両の後輪に用いると、スパイラルベルト層〜傾斜ベ
ルト層間の歪みが減少し、耐久性が向上する。 [第4の実施形態]次に、本発明の二輪車用ラジアルタ
イヤの第4の実施形態を図6にしたがって説明する。な
お、前述した実施形態と同一構成には同一符号を付し、
その説明は省略する。
【0077】第1〜3の実施形態では、スパイラルベル
ト層22のコード22Aと傾斜ベルト層24のコード2
4Aとの間には、コーティングゴム22Bとコーティン
グゴム24Bのみが配置されていたが、図6に示すよう
に、スパイラルベルト層22と傾斜ベルト層24との間
に厚さが一定のシート状のスキージゴム30を配置して
も良い。
【0078】本実施形態の二輪車用ラジアルタイヤ10
を車両の前輪に用いると、スパイラルベルト層〜傾斜ベ
ルト層間の歪みが減少し、耐久性が向上する。
【0079】本実施形態の二輪車用ラジアルタイヤ10
を車両の後輪に用いると、スパイラルベルト層〜傾斜ベ
ルト層間の歪みが減少し、耐久性が向上する。 [第5の実施形態]次に、本発明の二輪車用ラジアルタ
イヤの第2の実施形態を図7にしたがって説明する。な
お、前述した実施形態と同一構成には同一符号を付し、
その説明は省略する。
【0080】第4の実施形態では、スパイラルベルト層
22と傾斜ベルト層24との間に、厚さが一定のシート
状のスキージゴム30が配置されていたが、本実施形態
では、図7に示すように、スパイラルベルト層22と傾
斜ベルト層24との間にタイヤ赤道面CL側が厚く、シ
ョルダー部側が薄いスキージゴム32が配置されている
ものである。
【0081】コーナリング時の操縦安定性を考慮する
と、ショルダー部側のコード22Aとコード24Aとの
ゴムゲージdをタイヤ赤道面CL側よりも薄く設定し、
傾斜ベルト層24によるスパイラルベルト層22の変形
抑制効果が低減しないようにすることが好ましい。
【0082】本実施形態の二輪車用ラジアルタイヤ10
を車両の前輪に用いると、直進から旋回にかけてのハン
ドリングの変化がリニアで、かつ、直進時の振動吸収性
も良い。
【0083】本実施形態の二輪車用ラジアルタイヤ10
を車両の後輪に用いると、旋回安定性と直進時の吸収性
が向上する。 [第6の実施形態]次に、本発明の二輪車用ラジアルタ
イヤの第6の実施形態を図8にしたがって説明する。な
お、前述した実施形態と同一構成には同一符号を付し、
その説明は省略する。
【0084】本実施形態の二輪車用ラジアルタイヤ10
は、第2の実施形態の変形例であり、スパイラルベルト
層22とカーカス16との間に、傾斜ベルト層34を追
加している。
【0085】また、本実施形態の二輪車用ラジアルタイ
ヤ10を車両の前輪に用いる場合、重量車で高い剛性が
必要な場合には、図8のようにカーカス16の上部に傾
斜ベルト層34を追加し、全体剛性を上げておいたとこ
ろで、本発明を適用するのが好ましい。
【0086】本実施形態の二輪車用ラジアルタイヤ10
を車両の後輪に用いる場合、図8のようにカーカス16
の上部に傾斜ベルト層34を追加し、全体剛性を上げて
おいたところで、本発明を適用するのが好ましい。
【0087】[第7の実施形態]次に、本発明の二輪車
用ラジアルタイヤの第7の実施形態を図9にしたがって
説明する。なお、前述した実施形態と同一構成には同一
符号を付し、その説明は省略する。
【0088】本実施形態の二輪車用ラジアルタイヤ10
は、第2の実施形態の変形例であり、傾斜ベルト層24
のタイヤ径方向外側のショルダー部側に、傾斜ベルト層
24よりも幅狭の傾斜ベルト層36を追加している。
【0089】本実施形態の二輪車用ラジアルタイヤ10
を車両の前輪に用いた場合、傾斜ベルト層36をショル
ダー部側に追加したことにより、ショルダー部側の剛性
が更に上がり、キャンバー角が特に大きい場合の安定性
を更に向上することができる。
【0090】本実施形態の二輪車用ラジアルタイヤ10
を車両の後輪に用いた場合、傾斜ベルト層36をショル
ダー部側に追加したことにより、ショルダー部側の剛性
が更に上がり、キャンバー角が特に大きい場合の安定性
を更に向上することができる。 (試験例)本発明の効果を確かめるために、従来例のタ
イヤ1種、比較例のタイヤ3種及び本発明の適用された
実施例のタイヤ5種を用意し、操縦安定性及びドラム耐
久性の比較を行った。
【0091】試験タイヤのサイズは、前輪が120/7
0R17、後輪が190/50R17である。
【0092】操縦安定性:試験タイヤを前後輪に装着し
た車両をテストコースで走行させ、パネラーによるフィ
ーリング評価を行った。なお、評価は従来例を100と
する指数表示とした。なを、指数の数値が大きいほど操
縦安定性に優れていることを表している。
【0093】ドラム耐久性:リア用タイヤを、荷重29
0kPa、速度81km/hにてドラム耐久試験を行っ
た。評価は、比較例1のタイヤ故障時の走行距離を10
0にしたときの指数で評価した。なお、指数の数値が大
きいほど耐久性性に優れていることを表している。
【0094】
【表1】
【0095】試験の結果、本発明の適用された実施例1
〜5のタイヤは、操縦安定性及びドラム耐久性ともに向
上しているのが分る。
【0096】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の二輪車用
ラジアルタイヤは上記の構成としたので、耐久性、振動
吸収性及び旋回安定性を両立することができる、という
優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る二輪車用ラジア
ルタイヤのタイヤ回転軸に沿った断面図である。
【図2】本発明の第1の実施形態に係る二輪車用ラジア
ルタイヤのカーカス、スパイラルベルト層及び傾斜ベル
ト層の展開図である。
【図3】本発明の第1の実施形態に係る二輪車用ラジア
ルタイヤのスパイラルベルト層及び傾斜ベルト層の断面
図である。
【図4】本発明の第2の実施形態に係る二輪車用ラジア
ルタイヤのスパイラルベルト層及び傾斜ベルト層の断面
図である。
【図5】本発明の第3の実施形態に係る二輪車用ラジア
ルタイヤのスパイラルベルト層及び傾斜ベルト層の断面
図である。
【図6】本発明の第4の実施形態に係る二輪車用ラジア
ルタイヤのスパイラルベルト層及び傾斜ベルト層周辺の
断面図である。
【図7】本発明の第5の実施形態に係る二輪車用ラジア
ルタイヤのスパイラルベルト層及び傾斜ベルト層周辺の
断面図である。
【図8】本発明の第5の実施形態に係る二輪車用ラジア
ルタイヤのスパイラルベルト層及び傾斜ベルト層周辺の
断面図である。
【図9】本発明の第6の実施形態に係る二輪車用ラジア
ルタイヤのスパイラルベルト層及び傾斜ベルト層周辺の
断面図である。
【符号の説明】
10 二輪車用空気入りタイヤ 16 カーカス(カーカス層) 18 ビード部 20 ビードコア 22 スパイラルベルト層 22A コード 22B コーティングゴム 24 傾斜ベルト層 24A コード 24B コーティングゴム 28 トレッド

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 左右一対のビード部に埋設されたビード
    コアと、一方のビード部から他方のビード部にトロイド
    状に跨がり端部分が前記ビードコアに巻回されて前記ビ
    ードコアに係止された少なくとも1枚のラジアルカーカ
    スと、前記ラジアルカーカスのタイヤ径方向外側に配置
    され単線または並列した複数本のコードを被覆ゴム中に
    埋設してなる帯状のゴム被覆コード層を実質的にタイヤ
    の周方向に向かう角度でスパイラル状に巻回してなるス
    パイラルベルト層と、前記スパイラルベルト層のタイヤ
    径方向外側のショルダー部側に配置され、複数本のコー
    ドをタイヤ軸方向に対して0〜60度の角度で傾斜させ
    て被覆ゴム中に埋設してなる傾斜ベルト層と、前記スパ
    イラルベルト層及び前記傾斜ベルト層のタイヤ径方向外
    側に配置されたトレッドと、を備えた二輪車用ラジアル
    タイヤであって、 前記スパイラルベルト層のコードと前記傾斜ベルト層の
    コードとの間のゴムゲージをd、前記傾斜ベルト層のコ
    ードの径をDとしたときに、 d/Dが0.3〜2.0の範囲内に設定されていること
    を特徴とする二輪車用ラジアルタイヤ。
  2. 【請求項2】 前記スパイラルベルト層のコードと前記
    傾斜ベルト層のコードとの間のゴムの100%モジュラ
    スが1.5〜4.0MPaの範囲内に設定されているこ
    とを特徴とする請求項1に記載の二輪車用ラジアルタイ
    ヤ。
  3. 【請求項3】 タイヤ回転軸に沿った断面で見たときの
    トレッド踏面のペリフェリ幅寸法TPに対して、タイヤ
    軸方向一方の傾斜ベルト層とタイヤ軸方向他方の傾斜ベ
    ルト層との間の中抜部分のペリフェリ幅寸法Lが、0.
    045〜0.53の範囲内に設定されていることを特徴
    とする請求項1または請求項2に記載の二輪車用ラジア
    ルタイヤ。
  4. 【請求項4】 タイヤ回転軸に沿った断面で見たときの
    トレッド踏面のペリフェリ幅寸法TPに対して、タイヤ
    回転軸に沿った断面で見たときの前記傾斜ベルト層のペ
    リフェリ幅寸法BWが0.18〜0.45の範囲内に設
    定されてることを特徴とする請求項1乃至請求項3の何
    れか1項に記載の二輪車用ラジアルタイヤ。
  5. 【請求項5】 前記スパイラルベルト層のコードは有機
    繊維コードであり、その強力は250〜450Nに設定
    されていることを特徴とする請求項1乃至請求項4の何
    れか1項に記載の二輪車用ラジアルタイヤ。
  6. 【請求項6】 前記スパイラルベルト層のコードはスチ
    ールコードであり、その強力は400〜600Nに設定
    されていることを特徴とする請求項1乃至請求項4の何
    れか1項に記載の二輪車用ラジアルタイヤ。
  7. 【請求項7】 前記傾斜ベルト層のコードは有機繊維コ
    ードであり、その強力は100〜450Nに設定されて
    いることを特徴とする請求項1乃至請求項6の何れか1
    項に記載の二輪車用ラジアルタイヤ。
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