JP2004067058A - 自動二輪車用空気入りタイヤ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ベルト層26が、コード方向が実質的にタイヤ周方向であるスパイラルベルト26Aと、スパイラルベルト26Aの少なくとも外層に配置された少なくとも1枚の、タイヤ赤道面に対しコード方向が角度を有する角度付きベルト26Bと、を有し、スパイラルベルト26Aの打ち込み本数がセンター領域とショルダー領域とで異なり、センター領域が少なく、ショルダー領域が多くなっている。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動二輪車用空気入りタイヤに関し、特には、自動二輪車の少なくとも前輪または後輪に適用することにより操縦安定性を高めることのできる自動二輪車用空気入りタイヤに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、車両の軽量化、高性能化が進み、超高速時の安定性の確保がより重要になってきた。これにより、これまでの、タイヤ赤道面に対しコード方向が所定の角度を有する角度付きベルト構造から、高速時の接地形状変化が小さく、高速耐久性にも優れている、コード方向が実質的にタイヤ周方向のスパイラルベルト構造が採用されるようになってきた。
【0003】
かかるスパイラルベルト構造は、元来、踏面曲げ剛性(トレッド幅方向)が低いという欠点をも持つため、ハンドリング応答性、路面グリップ力の低さ等といった操縦性能の面で問題があった。そこで本出願人は、先に、スパイラルベルト構造を採用することにより高速耐久性の向上を図るとともに、トレッドにキャップ・ベース構造を採用してスパイラルベルトの構造柔軟性を高強度のキャップゴムで補強し、かつベースゴムの硬度をキャップゴムよりも低くすることでハンドリング性能変化を小さく保つことができる二輪車用空気入りタイヤを提案した(特開2000−177318号公報)。
【0004】
また、踏面曲げ剛性を高めるためにチールコードのみで構成されたスパイラルベルト構造では剛性が高くなりすぎ、乗り心地性や耐スリップ性を高く保つことが困難となり、またスチールコードのみで構成されたスパイラルベルトにおいて単にコードの打込み本数を減らした場合、空気圧に対する破壊強度の低下、耐パンク性の低下、および断面方向の曲げ剛性の低下により繰り返し屈曲に対するトレッドゴムとプライ材の耐疲労性の低下という弊害が生じる。このような問題を解決するために、本出願人は、先に、二種類のコードの組合せによるスパイラル構造においてコードの打込み本数を適切な本数とし、操縦安定性やその他の性能を向上させ得る空気入りタイヤ及びその製造方法も提案している(特開2002−59707号公報)。
【0005】
一方、今迄のスパイラルベルトとともに、少なくとも1層の角度付きベルトを有する自動二輪車用ラジアルタイヤも知られており、かかるタイヤにおいては、スパイラルベルトのみで角度付きベルトを有さないベルト構造に比較して、コーナーでの旋回力を含む運動性能およびグリップ限界の高さの面で優位であることが知られている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、これまでのスパイラルベルトと角度付きベルトとの併用型では、全般的な車体の振れ挙動の収まり、滑りのコントロール性および路面凹凸吸収性において不利である。特に、スパイラルベルトの外層に角度付きベルトを有するベルト構造の場合にこの傾向が強くなることが知られている。
【0007】
かかる問題を解決するために、角度付きベルトのコード材質の強力を弱める、コード角度を周方向に対し大きくする、センター部で角度付きベルトを切り離しする、などの対策がとられてきた。しかし、かかる対策ではベルトの断面方向引張り剛性と曲げ剛性との最適化が図れず、十分に角度付きベルトのメリットを引き出すことができなかった。
【0008】
そこで本発明の目的は、スパイラルベルトと角度付きベルトとを併用して、夫々のベルトがもつ優位な特性を活かし、コーナーでの旋回力を含む運動性能、グリップ限界、全般的な車体の振れ挙動の収まり、滑りのコントロール性および路面凹凸吸収性を向上させ、操縦安定性を高めた、前輪または後輪に適用可能な自動二輪車用空気入りタイヤを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明者は、上記課題を解決すべく鋭意検討した結果、スパイラルベルトと角度付きベルトとの併用型ベルト構造において、該スパイラルベルトの打ち込み本数を、センター領域を少なく、ショルダー領域を多くすることにより上記目的を達成し得ることを見出し、本発明を完成するに至った。即ち、本発明は下記に示す通りである。
【0010】
(1)左右一対のビード部に埋設されたビードコアと、一方のビード部から他方のビード部にトロイド状に跨がり両端部分が該ビードコアに巻回され係止されたカーカス層と、該カーカス層のクラウン部のタイヤ径方向外側に配置されたベルト層と、該ベルト層のタイヤ径方向外側に配置されたトレッド部と、を備えた自動二輪車用空気入りタイヤにおいて、
前記ベルト層が、コード方向が実質的にタイヤ周方向であるスパイラルベルトと、該スパイラルベルトの少なくとも外層に配置された少なくとも1枚の、タイヤ赤道面に対しコード方向が角度を有する角度付きベルトと、を有し、
前記スパイラルベルトの打ち込み本数がセンター領域とショルダー領域とで異なり、センター領域が少なく、ショルダー領域が多くなっていることを特徴とする自動二輪車用空気入りタイヤである。
【0011】
(2)前記(1)の自動二輪車用空気入りタイヤにおいて、前記センター領域を、JATMA規格に定める標準リムに組み、タイヤの規格最大内圧の80%の内圧を充填した無負荷標準状態でトレッドセンターから両側トレッド端間ペリフェリー長の略1/8のペリフェリー長を両側に各々隔てた領域とし、ショルダー領域を、前記センター領域を除く両ショルダー側のトレッド端までの領域としたとき、ショルダー領域打ち込み本数がセンター領域打ち込み本数よりも20%以上多くなっている自動二輪車用空気入りタイヤである。
【0012】
(3)前記(1)または(2)の自動二輪車用空気入りタイヤにおいて、前記スパイラルベルトと前記角度付きベルトとを構成するコードが共に初期引張り抵抗度50cN/本以上である自動二輪車用空気入りタイヤである。
【0013】
(4)前記(3)の自動二輪車用空気入りタイヤにおいて、前記コードの材質がスチール、芳香族ポリアミドまたは脂肪族ポリアミドである自動二輪車用空気入りタイヤである。
【0014】
(5)前記(1)〜(4)のいずれかの自動二輪車用空気入りタイヤにおいて、前記角度付きベルトのコード角度がタイヤ赤道面に対して80度〜20度である自動二輪車用空気入りタイヤである。
【0015】
(6)前記(1)〜(5)のいずれかの自動二輪車用空気入りタイヤにおいて、前記角度付きベルトの総幅がトレッド幅の150〜70%である自動二輪車用空気入りタイヤである。
【0016】
本発明においては、スパイラルベルトの打ち込み数を変化させてセンター域の曲げ剛性を低く保つことにより、全般的な車体の振れ挙動をマイルドにし、滑りのコントロール性、路面凹凸吸収性を高く維持しておくことができる。これにより、角度付き補強ベルトを付加することによって低下するこれら性能を補完することが可能となる。また、角度付きベルトの付加により断面方向引張り剛性と曲げ剛性の向上によるコーナーでの旋回力を含む運動性能およびグリップ限界の高さを最大限に引き出すことができ、結果として、前輪または後輪への適用時における構造的自由度が増すことになる。以上の結果、本発明においては、コーナーでの旋回力を含む運動性能、グリップ限界、全般的な車体の振れ挙動の収まり、滑りのコントロール性および路面凹凸吸収性を容易にバランス良く向上させることができ、操縦安定性を高めることができる。
【0017】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態に係る空気入りタイヤを図1に基づき説明する。
図1は、本実施の形態に係る自動二輪車用空気入りタイヤ10を示す。この空気入りタイヤ10の骨格を構成するカーカスプライ材12は、ナイロンやポリエステル等の有機繊維コードを平行に並べてゴムコーティングしたものである。そのコードはこの空気入りタイヤ10の赤道面CLに対して20〜90°の角度で交差する方向にそれぞれ配列した複数層により形成されている。なお、複数層のカーカスプライ12のコードは互いに交差しており、また、タイヤ赤道面CLに対して互いに反対方向に傾斜している。
【0018】
このカーカスプライ材12の両端部近傍には、それぞれリング状にスチールワイヤーが巻かれて束ねられた一対のビードコア14が配置されている。カーカスプライ材12は、これら一対のビードコア14にトロイド状に跨がり該カーカスプライ材12の両端部が巻き付けられて係止されている。さらに、このビードコア14の上部のカーカスプライ材12間の隙間には、硬質ゴム製で先細り形状に形成されたビードフィラー16がそれぞれ埋設されている。
【0019】
この空気入りタイヤ10のクラウン部18には、ゴム材により円環状に形成されて路面に接地するトレッド22が配置されており、このトレッド22には適宜トレッドパターン(図示せず)が形成されている。また、ビードコア14とトレッド22の両端部との間を繋ぐ部分のカーカスプライ材12上にはサイドウォール24が配置されており、この空気入りタイヤ10の最内層にはインナーライナー(図示せず)が形成されている。
【0020】
本発明においては、上述の構造の自動二輪車用空気入りタイヤ10において、カーカスプライ材12とトレッド部22との間に以下に詳述するベルト層26が配設されている。なお、図1に示す好適例においては、かかるベルト層26としてスパイラルベルト26Aの外層に2枚の角度付きベルト26Bが配設されているが、角度付きベルト26Bは、スパイラルベルト26Aの少なくとも外層に少なくとも1枚配設されていれば、本発明の所望の効果を得ることができる。
【0021】
スパイラルベルト26Aは、1本のコードをゴムで被覆した長尺状のゴム被覆コード(図示せず)または複数本のコードをゴムで被覆した帯状プライ(図示せず)を螺旋状に巻き回して形成され、コード方向が実質的にタイヤ周方向とされたものである。本発明においては、このスパイラルベルト26Aの打ち込み本数がセンター領域とショルダー領域とで異なり、センター領域が少なく、ショルダー領域が多くなっている。このように打ち込み数に差を設けることにより、全般的な車体の振れ挙動がマイルドとなり、滑りのコントロール性、および路面凹凸吸収性が向上し、角度付き補強ベルト26Bを付加することによって低下するこれら性能を補完することが可能となる。
【0022】
かかる補完効果を十分に実現するために、好適には、センター領域を、JATMA規格に定める標準リムに組み、タイヤの規格最大内圧の80%の内圧を充填した無負荷標準状態でトレッドセンターから両側トレッド端間ペリフェリー長の略1/8のペリフェリー長を両側に各々隔てた領域とし、ショルダー領域を、前記センター領域を除く両ショルダー側のトレッド端までの領域としたとき、ショルダー領域打ち込み本数がセンター領域打ち込み本数よりも20%以上多くなるようにする。
【0023】
このスパイラルベルト26Aは、ベルト材としてのタガ強度の確保および補強効果の確保等の観点から、コードの初期引張り抵抗度が50cN/本以上であることが好ましく、スチールコードの他、芳香族ポリアミドであるアラミド(例えば、du Pont社製、商品名ケブラー)、ポリエチレンナフタレート(PEN)、ポリエチレンテレフタレート(PET)、レーヨン、脂肪族ポリアミドであるナイロン等の有機繊維、さらにはグラスファイバーの材質の中より適宜選ぶことができる。
【0024】
次に、スパイラルベルト26Aの外層に配設された2枚の角度付きベルト26Bは、断面方向引張り剛性と曲げ剛性の向上によるコーナーでの旋回力を含む運動性能およびグリップ限界の高さを最大限に引き出す上で、コード角度がタイヤ赤道面に対して80度〜20度であることが好ましい。また、同様の理由から、角度付きベルト26Bの総幅がトレッド幅の150〜70%であることが好ましい。
【0025】
角度付きベルト26Bは、並置された複数本のコードをゴムで被覆したプライであり、タイヤ赤道面に対して角度を付けて配設される。この角度付きベルト26Bは、スパイラルベルト26Aの場合と同様に、ベルト材としてのタガ強度の確保および補強効果の確保等の観点から、コードの初期引張り抵抗度が50cN/本以上であることが好ましく、その材質もスパイラルベルト26Aの場合と同様の材質の中から適宜選択することができる。
【0026】
【実施例】
次に、実施の形態で説明した空気入りタイヤの実施例と従来例に係るタイヤとを比較して行った走行試験およびその結果について以下に説明する。
【0027】
実施例
図1に示す実施の形態の自動二輪車用空気入りタイヤ10を、リアタイヤとして用いた。このタイヤのサイズは190/50ZR17であり、2枚のナイロンカーカスプライを有し、ビードフィラーは硬度95°(ショアーA硬度)である。
【0028】
スパイラルベルト26Aは、アラミド繊維(du Pont社製、商品名ケブラー、撚り構造:1670d/2、初期引張り抵抗度:736cN/本)のコードをゴムで被覆した長尺状のゴム被覆コード1本を螺旋状に巻き回して形成した。センター領域を、JATMA規格に定める標準リムに組み、タイヤの規格最大内圧の80%の内圧を充填した無負荷標準状態でトレッドセンターから両側トレッド端間ペリフェリー長の略1/8のペリフェリー長を両側に各々隔てた領域とし、ショルダー領域を、前記センター領域を除く両ショルダー側のトレッド端までの領域としたとき、このショルダー領域打ち込み本数を30本/25mmとし、センター領域打ち込み本数を15本/25mmとした。
【0029】
次に、このスパイラルベルト26Aの外層に配設された2枚の角度付きベルト26Bは、アラミド繊維(du Pont社製、商品名ケブラー、撚り構造:1670d/2、初期引張り抵抗度:736cN/本)コードのベルトプライ(打ち込み数:18本/25mm)である。このコード角度はタイヤ赤道面に対して45度である。2枚の角度付きベルト26Bは互いに交差しており、かつ、タイヤ赤道面CLに対して互いに反対方向に傾斜している。また、この角度付きベルト26Bの総幅はトレッド幅の97%である。
【0030】
従来例1
スパイラルベルト26Aの打ち込み本数をセンター領域およびショルダー領域ともに30本/25mmで一定とした以外は実施例と同様のリアタイヤを供試タイヤとした。
【0031】
従来例2
スパイラルベルト26Aの打ち込み本数をセンター領域およびショルダー領域ともに30本/25mmで一定とし、かつ角度付きベルト26Bのコード角度をタイヤ赤道面に対して15度とした以外は実施例と同様のリアタイヤを供試タイヤとした。
【0032】
これら各タイヤをリアタイヤとして車両に装着し、フロントタイヤとしてはいずれもサイズ120/70ZR17の従来タイヤを装着して走行試験を行い、下記の表1に示す結果を得た。各試験結果は、ドライバーによるフィーリング評価に基づき、従来例1の結果を100として指数で表示した。数値が大なる程結果が良好である。
【0033】
なお、走行試験の際に用いたフロントタイヤのリムのサイズはMT3.50×17であり、リアタイヤのリムのサイズはMT6.00×17である。フロントタイヤおよびリアタイヤのタイヤ空気圧は、それぞれ250kPaおよび290kPaとした。
【0034】
【表1】
【0035】
表1の結果より、実施例においては、従来例1および2に比し、全てにおいてバランスよく各性能が向上することが確かめられた。
【0036】
【発明の効果】
以上説明してきたように、ラジアルカーカス構造の自動二輪車用空気入りタイヤを前後輪両方に装着する組み合わせにおいて、少なくとも前輪または後輪のうちの一方に本発明の自動二輪車用空気入りタイヤを装着することにより、そのスパイラルベルトと角度付きベルトとがもつ優位な特性を活かすことができ、コーナーでの旋回力を含む運動性能、グリップ限界、全般的な車体の振れ挙動の収まり、滑りのコントロール性および路面凹凸吸収性がバランス良く向上して、操縦安定性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る自動二輪車用空気入りタイヤの断面図である。
【符号の説明】
10 自動二輪車用空気入りタイヤ
12 カーカスプライ材
14 ビードコア
16 ビードフィラー
18 クラウン部
22 トレッド
24 サイドウォール
26 ベルト層
26A スパイラルベルト
26B 角度付きベルト
Claims (6)
- 左右一対のビード部に埋設されたビードコアと、一方のビード部から他方のビード部にトロイド状に跨がり両端部分が該ビードコアに巻回され係止されたカーカス層と、該カーカス層のクラウン部のタイヤ径方向外側に配置されたベルト層と、該ベルト層のタイヤ径方向外側に配置されたトレッド部と、を備えた自動二輪車用空気入りタイヤにおいて、
前記ベルト層が、コード方向が実質的にタイヤ周方向であるスパイラルベルトと、該スパイラルベルトの少なくとも外層に配置された少なくとも1枚の、タイヤ赤道面に対しコード方向が角度を有する角度付きベルトと、を有し、
前記スパイラルベルトの打ち込み本数がセンター領域とショルダー領域とで異なり、センター領域が少なく、ショルダー領域が多くなっていることを特徴とする自動二輪車用空気入りタイヤ。 - 前記センター領域を、JATMA規格に定める標準リムに組み、タイヤの規格最大内圧の80%の内圧を充填した無負荷標準状態でトレッドセンターから両側トレッド端間ペリフェリー長の略1/8のペリフェリー長を両側に各々隔てた領域とし、ショルダー領域を、前記センター領域を除く両ショルダー側のトレッド端までの領域としたとき、ショルダー領域打ち込み本数がセンター領域打ち込み本数よりも20%以上多くなっている請求項1記載の自動二輪車用空気入りタイヤ。
- 前記スパイラルベルトと前記角度付きベルトとを構成するコードが共に初期引張り抵抗度50cN/本以上である請求項1または2記載の自動二輪車用空気入りタイヤ。
- 前記コードの材質がスチール、芳香族ポリアミドまたは脂肪族ポリアミドである請求項3記載の自動二輪車用空気入りタイヤ。
- 前記角度付きベルトのコード角度がタイヤ赤道面に対して80度〜20度である請求項1〜4のうちいずれか一項記載の自動二輪車用空気入りタイヤ。
- 前記角度付きベルトの総幅がトレッド幅の150〜70%である請求項1〜5のうちいずれか一項記載の自動二輪車用空気入りタイヤ。
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