JP2005525264A - 二輪車両用のタイヤ - Google Patents

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Abstract

【課題】 本発明は二輪付き自動車両、特に自動二輪車用のタイヤに関する。
【解決手段】 このようなタイヤは、周方向と65°と90°との間の角度を形成する補強要素で形成され、基部がリムシートに装着されるようになっているビードに両側で固定されている少なくとも1つのカーカス型補強構造体を備えており、各ビードは、Ht/Wt比が0.15より大きいトレッドと外側に向かって半径方向に合流している側壁部により外側に向かって半径方向に延長されており、前記カーカス補強体は、少なくともトレッドの帯域において、周方向補強要素の少なくとも1つの層で形成されたクラウン補強体が半径方向に載置されている。本発明によれば、前記周方向補強要素は、可変のピッチで横方向に分布されており、前記ピッチがトレッドの中央(クラウン)のところで前記層の縁部のところより小さく、横方向におけるピッチの値が前記層の軸方向幅の少なくとも一部にわたって増大している算術数列に従うようになっている。

Description

二輪付き車両、より詳細には、自動二輪車に装着されるようになっているタイヤに関する。
あらゆる他のタイヤの場合のように、自動二輪車のタイヤのラジアル化を見てきており、このようなタイヤの構造は、周方向と65°と90°との間の角度を形成する補強要素の1つまたは2つのプライで形成されたカーカス補強体を備えており、このカーカス補強体は少なくとも一般に織物補強要素で形成されたクラウン補強体が半径方向に載置されている。
タイヤが自動二輪車の前部または後部に装着されるようになっているかどうかに応じて、多くのクラウン補強構造が提案されてきた。第1の構造は、前記クラウン補強の場合、周方向ケーブルを単独で使用することよりなり、この構造はより詳細には後位置用に使用される。乗用車のタイヤに一般に使用される構造により直接促された第2の構造は、耐摩耗性を向上させるために使用されており、この構造は、各々のプライ内で互いに平行であるが、プライ同士で互いに交差されて周方向と鋭角を形成している補強要素の少なくとも2つのクラウンプライを使用することよりなっており、このようなタイヤは、より詳細には、自動二輪車の前部に適している。前記に2つのクラウンプライは、ゴムで被覆された少なくとも1つの補強要素のストリップの螺旋巻きにより一般に得られる周方向要素の少なくとも1つのプライが半径方向に載置されてもよい。かくして、特許文献1は以下のようなクラウン補強体を述べている。このクラウン補強体は、補強要素が周方向と0°と8°との間で変化してもよい角度を形成する少なくとも1つのプライを有しており、これらの要素の弾性率は少なくとも6000N/mm2に及んでいる。カーカス補強体と周方向要素のプライとの間には、主として、プライ同士で互いに交差されて60°と90°との間の角度を形成している2つの要素のプライで形成されたショック吸収層が配置されており、これらの交差プライは、少なくとも6000N/mm2の弾性率を有する織物補強要素で形成されている。
特許文献2は、高速での優れた安定性ならびに地面との優れた接触性を有する自動二輪車のタイヤを提供する目的で、例えば、少なくとも2つのプライでクラウン補強体を形成すべきであり、カーカス補強体に半径方向に最も近い第1のプライが、周方向に対して40°と90°との間の角度で配向されているケーブルで構成されており、トレッドに半径方向に最も近い第2のプライが周方向に螺旋状に巻かれたケーブルで構成されていることを教示している。
特許文献3は、自動二輪車の後部用に設計されたタイヤの駆動能力を高める目的で、ラジアルカーカスからトレッドに向かって、実質的に周方向の要素の少なくとも1つのプライと、プライ同士で互いに交差されて周方向と35°と55°との間でもよい角度を形成している要素の2つのプライとで構成されたクラウン補強体を提案しており、芳香族ポリアミド製の要素が、周方向と平行な要素のプライとして使用するのに適しており、交差要素のプライ用には、脂肪族ポリアミドが適している。
また、特許文献4は、実質的に周方向をとるように螺旋状に巻かれた有機繊維から製造された補強要素をもつプライよりなるクラウン補強体が載置されているラジアルカーカスを備えている自動二輪車のタイヤを述べている。高速で使用するようになっているタイヤに関するこの文献によれば、周方向コードの数は、トレッドの中央のところで肩部の高さのところより少ない。この教示によれば、このようなタイヤでは、地面との接触性を向上させるためにトレッドの中央における変形を許容しながら、特に肩部における高速でのタイヤの形状を保持することが可能である。
特許文献5は、金属製補強要素を備えている上記と同じ種類のタイヤを述べている。
これらの種々の方法により製造されたタイヤは、或る程度の弱さを有するものと思われる。実際、これらのタイヤは、特に金属製周方向補強要素の場合に、タイヤが利用圧力にされるやいなや、或いは走行後に肩部の高さにおける或いは側壁部における外観の欠点を示すものと思われる。
フランス特許第2561588号 ヨーロッパ特許第0456933号 米国特許第5301730号 ヨーロッパ特許第565339号 米国特許第5,975,175号
本発明の目的は、自動二輪車の品質、特に外観を向上させ、使用者が満足するために必要とされる他の特性、特に高速における使用者にとっての適合性を損なうことなしに上記欠点を解消することである。
この目的は、本発明によれば、周方向と65°と90°との間の角度を形成する補強要素で形成され、基部がリムシートに装着されるようになっているビードに両側で固定されている少なくとも1つのカーカス型補強構造体を備えており、Ht/Wt比が0.15より大きいトレッドと外側に向かって半径方向に合流している側壁部により各ビードが外側に向かって半径方向に延長されており、前記カーカス補強体が、少なくともトレッドの帯域において、周方向補強要素の少なくとも1つの層で形成されたクラウン補強体により半径方向に覆われている二輪付き自動車両用のタイヤであって、前記周方向補強要素が、可変のピッチで横方向に分布されており、前記ピッチが、トレッドの中央(クラウン)のところで前記層の縁部のところより小さく、横方向におけるピッチの値が、前記層の軸方向幅の少なくとも一部にわたって増大している算術数列をたどるようになっている二輪付き自動車両用のタイヤにより達成される。
本発明の好適な実施形態によれば、周方向補強要素の層の縁部は、タイヤの肩部または縁部まで延びている。
トレッドの中央またはクラウンは、タイヤの赤道平面により定められている。
タイヤの周方向または長さ方向は、タイヤの周囲に対応し、且つタイヤの転動方向により定められる方向である。
タイヤの横方向または軸方向はタイヤの回転軸線と平行である。
補強要素は、当業者に公知であって、ゴムに対する接着性を向上させるために表面処理または被覆処理または予備サイジング処理のような任意の種類の処理を施された任意の材料で製造された補強コードである。これらのコードは、ケーブル、諸撚糸または当業者に公知な任意の他の種類の集合体のようなモノフィラメント、多フィラメントまたは集合体でもよい。
本発明の好適な実施形態によれば、横方向におけるピッチの値は、前記層の縁部まで前記層の軸方向幅の少なくとも一部にわたって数列に従っている。このような実施形態によれば、前記層の周方向補強要素間のピッチは有利にはトレッドのクラウンを覆う帯域において一定である。
第1実施形態によれば、ピッチの値は、式U(n)=U0+nrの算術数列に従い、この式において、U0は0.4mmと2.5mmとの間であり、rは数列の連続項の差であり、この差は0.001と0.1との間である。
第2実施形態によれば、ピッチの値は、式U(n)=U0xrnの等比数列を辿り、この式において、U0は0.4mmと2.5mmとの間であり、rは数列の連続項の差であり、この差は1.001と1.025との間である。
本発明の他の実施形態によれば、ピッチの値は、前記層における軸方向位置の関数としての幾つかの数列の組合せでもよく、このピッチはトレッドの中央のところの方が前記層の縁部のところより小さい。
周方向補強要素間のピッチの変化の結果、横方向における単位長さあたりの周方向補強要素の数が変化し、その結果、横方向における周方向補強要素の密度が変化し、従って、横方向における周方向剛性が変化する。
本発明の変更実施形態によれば、周方向補強要素間のピッチの変化は、補強要素の直径の変化、または補強要素の機械特性の横方向の変化、詳細には、補強要素の弾性率の変化と組み合わされてもよい。機械特性のこれらの変化は、例えば、異なる処理を受けた補強要素、または性質または成分材料が異なる補強要素、または捩り歪が横方向に変化する補強要素を適所に設定することによって達成される。
かくして、本発明によるタイヤは、前述の公知の方法の教示に反して、例えば、補強要素の密度をトレッドのクラウンのところで縁部に対して増大することによって製造され、このタイヤは使用者にとって全く満足である特性をもたらし、更に以上に挙げたタイヤのもののような外観の欠点を示さない。
本出願人は、利用圧力までのタイヤの膨らまし中、次いでタイヤの使用中、肩部の高さに位置決めされた補強要素が圧縮応力を受けることを実証することに成功した。金属製補強要素の場合、これらの圧縮応力は、従来技術のタイヤの肩部または側壁部の高さのところで認められる変形現象の原因を解明するものであり、これらの原因解明によれば、前記金属製要素の座屈の結果である。補強要素が有機材料製である場合、これらの要素がこのような圧縮応力に敏感であるので、これらの要素の圧縮を回避することが望ましい。
更に、本出願人が行なった試験は、前述のタイヤのものと同様に、高速で使用するための所望の性能レベルが達成されることを示している。
特に周方向補強要素の層の縁部まで達する帯域における算術数列または等比数列によるピッチの変化は、特に、直線位置とコーナリング時の位置、すなわち、キャンバーにあるときの位置との間の漸進性の向上をもたらす。
更に、前記補強要素の数を特に肩部の高さのところで減少させることによる特に補強要素の密度の局部的減少により達成される周方向剛性の局部的減少によって、製造コストに関してゲインが得られ、実際、前記補強要素を位置決めするのにかかる時間が前記補強要素の量に比例するので、例えば、一方では、材料の使用量に関して、他方では、生産性に関してゲインを得ることが可能である。
本発明の一変形実施形態によれば、周方向補強要素は金属製要素である。以上で説明したように、このような金属製要素を備えている本発明により製造されたタイヤは、特に利用圧力にされたとき、肩部または側壁部の高さのところで居部的変形を示さないと言う利点を示すものと思われる。実際、周方向補強要素の層の周方向剛性の減少が、前記補強要素により持続される圧縮応力の減少または除去をもたらすものと思われる。
更に、本発明の前記変形実施形態によるタイヤが、これらの同じ要素の引張応力を引起す過剰圧力または不足圧力に耐えるためにこれらの同じ帯域において十分な耐性を維持することが研究からあきらかである。
本発明の他の変形実施形態によれば、周方向補強要素はアラミド要素のような有機要素である。金属製要素の場合に説明したように、本発明によるタイヤでは、肩部の高さのところに位置決めされた周方向補強要素は、可能な伸び応力のための十分な補強をもたらしながら、より小さいまたは非既存の圧縮応力に耐えることができる。
本発明の他の変形実施形態によれば、周方向補強要素はガラス要素のような鉱物要素である。
本発明の他の変形実施形態によれば、周方向補強要素は金属および/または鉱物および/または有機材料よりなる複合要素またはハイブリッド要素である。
本発明の一実施形態によれば、タイヤは、互いに平行であって、周方向と少なくとも15°の角度を形成する補強要素よりなる少なくとも1のプライまたは層よりなるクラウン補強体を備えている。このようなタイヤは、特に、向上された特性、より詳細には、高速における安定性をもたらす。
本発明の好適な実施形態によれば、クラウン補強体は、互いに平行であって、プライまたは層同士で互いに交差されている補強要素よりなる少なくとも2つのプライまたは層よりなっている。このようして製造されたタイヤは高速で使用するのに特に有利である。
これらの実施形態のうちの1つまたは他の実施形態によれば、周方向補強要素よりなる層と、互いに平行であって、プライまたは層同士で互いに交差されている補強要素よりなるプライ/層との間の相対位置は求められた特性の関数として定められてもよく、周方向補強要素のプライまたは層はこのまたはこれらのプライの下、或いはこのまたはこれらのプライの上位置決めされてもよいし、或いは実際、クラウン補強体がこれらのプライのうちの少なくとも2つを備えている場合、これらのプライのうちの2つの間に位置決めされてもよい。
本発明のその他の有利な詳細および特徴は、図1ないし図3を参照してなされる本発明の以下の実施形態の例の説明から明らかになるであろう。
本発明の理解を簡単にするため、図面は、一定の縮尺で示されていない。
図1は寸法180/55zr17のタイヤ1を示している。このタイヤ1は、織物種類の補強要素を備えた単一プライ2よりなるカーカス補強体を備えている。プライ2は半径方向に配置された補強要素よりなる。これらの補強要素の半径方向の位置決めは、前記補強要素の埋設角度により定められ、半径方向の配置は65°と90°との間のタイヤの長さ方向に対する前記要素の埋設角度に対応している。前記プライ2は、基部がリムシートに装着されるようになっているビード3においてタイヤ1の両側に固定されている。各ビード3は、側壁部4により外側に向けて半径方向に延長されており、前記側壁部4は、外側に向けて半径方向に延びてトレッド5と合流している。かくして構成されたタイヤ1は0.15より大きい、好ましくは0.3より大きい曲率の値を有している。この曲率の値は、Ht/Wt比、すなわち、タイヤのトレッドの高さ対最大幅の比により定められている。この曲率の比は、有利には、自動二輪車の前部に装着されるようになっているタイヤでは、0.3と0.5との間であり、有利には、後部に装着されるようになっているタイヤでは、0.2と0.5との間である。
カーカスとトレッドとの間には、周方向または長さ方向に配向され、この長さ方向と0°または0°に近い角度を形成する補強要素10を備えている少なくとも1つの層よりなるクラウン補強体が位置決めされている。この層はトレッドに対応する帯域の少なくとも一部にわたって、有利にはトレッドに対応する全面にわたって延びている。本発明によれば、周方向の補強要素間のピッチは、これがタイヤのクラウンのところで周方向の補強要素の層の縁部のところより小さくなるように、本発明による横方向または軸方向に周方向の補強要素の層の一部にわたって変化している。この実施形態によれば、このピッチはクラウンからトレッドの縁部各々の方向に60mmの軸方向幅にわたって一定であって、0.85mmに等しく、次いでタイヤのクラウンから110mmまで延びている軸方向幅にわたって、0.85mmに等しいU0および0.025に等しい連続項の差を持つ算術数列に従って変化している。
周方向補強要素は、好ましくは6000N/mm2より大きい弾性率を示す。周方向要素は、例えば、金属製、またはアラミドまたはガラス製である。
使用される金属製補強要素は0.55mmの直径を有する種類4.23の非箍巻き鋼の補強体である。アラミド製補強要素の場合、例えば、種類167x2−350/350の要素が使用される。
これらの補強要素は、タイヤの軸方向に変化する埋設ピッチで適所に設定されている。
図2は、図1に示す場合に対応し、周方向の補強要素10のたった1つの層7を備えたクラウン補強体6の場合を示している。本発明の有利な実施形態によれば、補強要素は一体のコードよりなる。このようなタイヤは、特に、自動二輪車の後輪に装着されるようになっている。
図3は、補強要素の3つのプライまたは層よりなるクラウン補強体6'の場合を示しており、半径方向外方では、カーカスプライ2'は、互いに平行であって、互いに交差されている補強要素よりなる2つの作用クラウンプライ8、9で覆われている。これらの作用クラウンプライは、周方向補強要素10'よりなる層7'が半径方向に載置されている。これらの周方向要素10'の適所の配置は図2に示す場合と同じあってもよい。図3のタイヤのようなタイヤが、自動二輪車の前輪および/または後輪に装着されてもよい。本発明によるタイヤのこれらの実施形態のうちの1つまたは他の実施形態によれば、周方向補強要素よりなる層は、トレッドの中央またはクラウンのところの要素の密度が周方向補強要素の前記層の縁部のところより大きくなるように前記補強要素が可変のピッチで横方向に分布されるようにして本発明により形成されている。かくして、これらの実施形態によれば、トレッドの中央またはクラウンのところの前記層の周方向剛性が前記層の縁部のところより大きくなるようにして周方向補強要素の層の横方向に周方向剛性の変化が達成される。
本発明によるこの周方向補強層によれば、品質、特に概観が前記の在来のタイヤに対して向上されたタイヤを製造することが可能である。更に、これらのタイヤでは、特に高速で使用するのに望まれる特性を保持し得る。
本発明によるタイヤの子午線方向の図である。 本発明の第1実施形態による補強要素の積層体の概略図である。 本発明の第2実施形態による補強要素の積層体の概略図である。

Claims (12)

  1. 周方向と65°と90°との間の角度を形成する補強要素で形成され、基部がリムシートに装着されるようになっているビードに両側で固定されている少なくとも1つのカーカス型補強構造体を備えており、Ht/Wt比が0.15より大きいトレッドと外側に向かって半径方向に合流している側壁部により各ビードが外側に向かって半径方向に延長されており、前記カーカス補強体は、少なくともトレッドの帯域において、周方向補強要素の少なくとも1つの層で形成されたクラウン補強体が半径方向に載置されている二輪付き自動車両用のタイヤにおいて、前記周方向補強要素は、可変のピッチで横方向に分布されており、前記ピッチは、トレッドの中央(クラウン)のところで前記層の縁部のところより小さく、横方向におけるピッチの値は、前記層の軸方向幅の少なくとも一部にわたって増大している算術数列に従っていることを特徴とする二輪付き自動車両用のタイヤ。
  2. 周方向補強要素の層はタイヤの肩部まで延びていることを特徴とする請求項1に記載の二輪付き自動車両用のタイヤ。
  3. ピッチの値は、式U(n)=U0+nrの算術数列に従い、この式において、U0は0.4mmと2.5mmとの間であり、rは数列の連続項の差であり、この差は0.001と0.1との間であることを特徴とする請求項1または2に記載の二輪付き自動車両用のタイヤ。
  4. ピッチの値は、式U(n)=U0xrnの等比数列に従い、この式において、U0は0.4mmと2.5mmとの間であり、rは数列の連続項の差であり、この差は1.001と1.025との間であることを特徴とする請求項1または2に記載の二輪付き自動車両用のタイヤ。
  5. 補強要素の直径は横方向に変化していることを特徴とする請求項1ないし4のうちのいずれか1項に記載の二輪付き自動車両用のタイヤ。
  6. 補強要素の機械的特性は横方向に変化していることを特徴とする請求項1ないし5のうちのいずれか1項に記載の二輪付き自動車両用のタイヤ。
  7. 周方向補強要素は6000N/mm2より大きい弾性率を示すことを特徴とする請求項1ないし6のうちのいずれか1項に記載の二輪付き自動車両用のタイヤ。
  8. 周方向補強要素は鋼製であることを特徴とする請求項1ないし7のうちのいずれか1項に記載の二輪付き自動車両用のタイヤ。
  9. 周方向補強要素はアラミド製であることを特徴とする請求項1ないし7のうちのいずれか1項に記載の二輪付き自動車両用のタイヤ。
  10. 周方向補強要素はガラス製であることを特徴とする請求項1ないし7のうちのいずれか1項に記載の二輪付き自動車両用のタイヤ。
  11. クラウン補強体は、互いに平行であって、長さ方向と少なくとも15°の角度を形成する周方向補強要素よりなる少なくとも1つのプライまたは層よりなることを特徴とする請求項1ないし10のうちのいずれか1項に記載の二輪付き自動車両用のタイヤ。
  12. クラウン補強体は、互いに平行であり、プライまたは層同士で互いに交差されている周方向補強要素よりなる少なくとも2つのプライまたは層よりなることを特徴とする請求項11に記載の二輪付き自動車両用のタイヤ。
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