JPH03225332A - 自動焦点調節装置を有するカメラ - Google Patents

自動焦点調節装置を有するカメラ

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JPH03225332A
JPH03225332A JP2020719A JP2071990A JPH03225332A JP H03225332 A JPH03225332 A JP H03225332A JP 2020719 A JP2020719 A JP 2020719A JP 2071990 A JP2071990 A JP 2071990A JP H03225332 A JPH03225332 A JP H03225332A
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focus
mode
camera shake
detection
camera
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JP2020719A
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Akira Akashi
明石 彰
Yukio Odaka
幸雄 小高
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Canon Inc
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Publication date
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    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B7/00Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements
    • G02B7/28Systems for automatic generation of focusing signals
    • G02B7/34Systems for automatic generation of focusing signals using different areas in a pupil plane
    • G02B7/346Systems for automatic generation of focusing signals using different areas in a pupil plane using horizontal and vertical areas in the pupil plane, i.e. wide area autofocusing
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B2217/00Details of cameras or camera bodies; Accessories therefor
    • G03B2217/005Blur detection

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  • Focusing (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は焦点検出手段を用いて撮影者の手振れ量を検出
する手振れ検出カメラに関するものである。
〔従来の技術〕
従来、焦点検出手段を用いて撮影者の手振れ量を検出す
る手振れ検出カメラは多数提案されており、本出願人に
よる特開昭60−166911号公報、特開昭60−1
66910号公報等が開示されている。
前記従来例では、先ず自動焦点調節動作にて被写体にピ
ントを合わせた後に、そのピントを固定した状態で手振
れの検出を行うような制御となっている。
また、上記AF左カメラオートフォーカスカメラ)は当
然のことながら自動焦点調節動作を行うことが第1の目
的であり、自動焦点調節動作として、旦合焦すると以降
焦点調節動作を行わないモード(以下、「ワンショット
・モード」と称する)と、合焦・非合焦に関わらず繰り
返し焦点調節動作を実行するモード(以下、「サーボ・
モード」と称する)が用意されているのが一般的である
又、上記のAF左カメラは上記自動焦点調節動作に際し
て焦点検出不能な様な状況下では被写体を補助的にパタ
ーン照明するための照明手段(以下、「補助光」と称す
る)を備え、出来るだけ自動焦点調節を実行する様に構
成されている。
〔発明が解決しようとしている問題点〕上記の如く手振
れ検出動作は合焦後にピントを固定した状態で行う様に
しなければ、手振れ検出のデーターとしての像信号が手
振れ検知に適した値を示さず、正確な手振れ検知動作を
行うことが出来なくなる。従って、カメラの自動焦点調
節モードとして前述のサーボモード及びワンショットモ
ードを有し、このモードを選択可能なカメラにあって、
サーボモードが設定されている場合には上記手振れ検出
動作が正確に実行されなくなる。
又、焦点検出不能時に補助光を投光してピントを合わせ
ても手振れ検出動作を実行し得ない。即ち通光補助光は
カメラと一体又は別体であれ、使用時にはカメラに固定
されて使用される。従って、カメラが振れた時には補助
光も同様に振れてしまい手振れ検出動作のために補助光
を投光しても手振れ検出が出来ないこととなり、上記手
振れ検出動作前のピント合わせのために補助光を投光し
ても無意味なものとなりエネルギーが無駄となる。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は上記事項に鑑みなされたもので、自動焦点調節
モードが前記サーボモードに設定されていても手振れ検
出動作を行うに際しては強制的にワンショットモードへ
移行させ手振れ検出動作を滞りなく行わせるカメラを提
供するものである。
本発明の他の目的は手振れ検出動作に際しては焦点検出
不能状態となっても補助光が投光されるのを禁止して無
駄なエネルギー消費を抑えるようにしたカメラを提供す
るものである。
〔実施例〕
以下、本発明を図示の実施例に基づいて詳細に説明する
第3図は本発明の一実施例であるところの焦点検出装置
の概略構成を示す図である。
図中、MSKは視野マスクであり、中央に十字形の開口
部MSK−1、両側の周辺部に縦長の開口部MSK−2
,MSK−3を有している。FLDLはフィールドレン
ズであり、視野マスクの3つの開口部MSK−1,MS
K−2,MSK−3に対応して、3つの部分FLDL−
1,FLDL−2,FLDL−3から成っている。DP
は絞りであり、中心部には上下左右に一対ずつ計4つの
開口DP−1a、DP−1b、 DP−4a、 DP−
4bを、また左右の周辺部分には一対2つの開口DP−
2a、DP−2bおよびDP−3a、 DP−3bがそ
れぞれ設けられている。
前記フィールドレンズFLDLの各領域FLDL−1゜
FLDL−2,FLDL−3はそれぞれこれらの開口対
DP−1,DP−4,DP−2,DP−3を不図示の対
物レンズの射出瞳付近に結像する作用を有している。A
FLは4対計8つのレンズAFL−1a、 AFL−1
b、 AFL−4a、 AFL−4b、 AFL−2a
、 AFL−2b1AFL−3a、AFL−3bからな
る2次結像レンズであり、絞りDPの各開口に対応して
、その後方に配置されている。SNSは4対計8つのセ
ンサ列5NS−1a、 5NS−1b、 5NS−4a
、 5NS−4b。
5NS−2a、  5NS−2b、 5NS−3a、 
5NS−3bから成るセンサであり、各2次結像レンズ
AFLに対応してその像を受光するように配置されてい
る。
この第3図に示す焦点検出系では、撮影レンズの焦点が
フィルム面より前方にある場合、各センサ列対上に形成
される被写体像は互いに近づいた状態になり、焦点が後
方にある場合には、被写体像は互いに離れた状態になる
。この被写体像の相対位置変位量は撮影レンズの焦点外
れ量と特定の関数関係にあるため、各センサ列対でその
センサ出力に対してそれぞれ適当な演算を施せば、撮影
レンズの焦点外れ量、いわゆるデフォーカス量を検出す
ることが出来る。
以上で説明したような構成をとることにより、不図示の
対物レンズにより撮影または観察される範囲の中心付近
では、光量分布が上下または左右の一方向にのみ変化す
るような物体に対しても測距することが可能となり、中
心以外の視野マスクの周辺の開口部MSK−2,MSK
−3に対応する位置にある物体に対しても測距すること
ができる。
第2図は第3図の如き焦点検出装置を備えたカメラの具
体的な構成の一例を示す回路図であり、先ず各部の構成
について説明する。
第2図において、PH1はカメラの制御装置で、例えば
、内部にCPU (中央処理装置)、ROM。
RAM、A/D変換機能を有するlチップのマイクロコ
ンピュータ(以下マイコンと記す)である。
マイコンPR8はROMに格納されたカメラのシーケン
スプログラムに従って、自動露出制御機能、自動焦点調
節機能、フィルムの巻上げ巻戻し等のカメラの一連の動
作を行っている。そのために、マイコンPR8は通信用
信号So、  SI、  5CLK。
通信選択信号CLCM、C3DR,CDDRを用イテ、
カメラ本体内の周辺回路およびレンズ内制御装置と通信
を行って、各々の回路やレンズの動作を制御する。
SOはマイコンPR5から出力されるデータ信号、SI
はマイコンPR5に入力されるデータ信号、5CLKは
信号So、  Slの同期クロックである。
LCMはレンズ通信バッファ回路であり、カメラが動作
中のときにはレンズ用電源端子VLに電力を供給すると
ともに、マイコンPRSからの選択信号CLCMが高電
位レベル(以下、“H′と記し、低電位レベルは“L”
と記する)のときには、カメラとレンズ間の通信バッフ
ァとなる。
マイコンPR3が選択信号CLCMを“H”にして、5
CLKに同期して所定のデータを信号soとして送出す
ると、バッファ回路LCMはカメラ・レンズ間通信接点
を介して、5CLK、Soの各々のバッファ信号LCK
、DCLをレンズへ出力する。それと同時にレンズLN
Sからの信号DLCのバッファ信号を信号Slとして出
力し、マイコンPRSは5CLKに同期して信号Slを
レンズのデータとして入力する。
DDRはスイッチ検知および表示用回路であり、信号C
DDRがH′″のとき選択されて、SO,SI。
5CLKを用いてマイコンPR8から制御される。
即ち、マイコンPR5から送られてくるデータに基づい
てカメラの表示部材DSPの表示を切り替えたり、カメ
ラの各種操作部材のオンオフ状態を通信によってマイコ
ンPR5に報知する。
SWI、SW2は不図示のレリーズボタンに連動したス
イッチで、レリーズボタンの第1段階の押下によりSW
Iがオンし、引続いて第2段階の押下でSW2がオンす
る。マイコンPR3はSWIオンで測光、自動焦点調節
を行い、SW2オンをトリガとして露出制御とその後の
フィルムの巻上げを行う。
なお、スイッチSW2はマイコンであるPH1の「割込
み入力端子」に接続され、SWIオン時のプログラム実
行中でもSW2オンによって割込みがかかり、直ちに所
定の割込みプログラムへ制御を移すことができる。
MTRIはフィルム給送用、MTR2はミラーアップ・
ダウンおよびシャッタばねチャージ用のモータであり、
各々の駆動回路MDRI、MDR2により正転、逆転の
制御が行われる。マイコンPR5からMDRI、MDR
2に入力されている信号MIF。
MIR,M2F、M2Rはモータ制御用の信号である。
MCI、MG2は各々シャッタ先幕・後幕走行開始用マ
グネットで、信号SMGI、5MG2、増幅トランジス
タTRI、TR2で通電され、マイコンPR3によりシ
ャッタ制御が行われる。
なお、スイッチ検知および表示用回路DDR。
モータ駆動回路MDRI、MDR2、シャッタ制御は本
発明と直接間りがないので、詳しい説明は省略する。
LPR3はレンズ内制御回路で、該回路LPR8にLC
Kに同期して入力される信号DCLは、カメラから撮影
レンズLNSに対する命令のデータであり、命令に対す
るレンズの動作は予め決められている。
制御回路LPR3は所定の手続きに従ってその命令を解
析し、焦点調節や絞り制御の動作や、出力DLCからレ
ンズの各部動作状況(焦点調節光学系の駆動状況や、絞
りの駆動状態等)や各種パラメータ(開放Fナンバ、焦
点距離、デフォーカス量対焦点調節光学系の移動量の係
数等)の出力を行う。
該実施例では、ズームレンズの例を示しており、カメラ
から焦点調節の命令が送られた場合には、同時に送られ
てくる駆動量・方向に従って焦点調節用モータLTMR
を信号LMF、LMRによって駆動して、焦点調節光学
系を光軸方向に移動させて焦点調節を行う。光学系の移
動量は光学系に連動して回動するパルス板のパターンを
フォトカプラーにて検出し、移動量に応じた数のパルス
を出力するエンコーダ回路ENCFのパルス信号5EN
CFでモニタし、回路LPR8内のカウンタで計数し、
該カウント値が回路LPR3に送られた移動量に一致し
た時点でLPR8自身が信号LMF。
LMRを“L”にしてモータLMTRを制御する。
このため、−旦カメラから焦点調節の命令が送られた後
は、カメラの制御装置であるところのマイコンPR3は
レンズの駆動が終了するまで、レンズ駆動に関して全(
関与する必要がない。また、カメラから要求があった場
合には、上記カウンタの内容をカメラに送出することも
可能な構成になっている。
カメラから絞り制御の命令が送られた場合には、同時に
送られてくる絞り段数に従って、絞り駆動用としては公
知のステッピングモータDMTRを駆動する。なお、ス
テッピングモータはオープン制御が可能なため、動作を
モニタするためのエンコーダを必要としない。
ENCZはズーム光学系に付随したエンコーダ回路であ
り、回路LPR3はエンコーダ回路ENCZからの信号
5ENCZを入力してズーム位置を検出する。制御回路
LPR5内には各ズーム位置におけるレンズ・パラメー
タが格納されており、カメラ側のマイコンPR3から要
求があった場合には、現在のズーム位置に対応したパラ
メータをカメラに送出する。
SPCは撮影レンズを介した被写体からの光を受光する
露出制御用の測光センサであり、その出力5spcはマ
イコンPR5のアナログ入力端子に入力され、A/D変
換後、所定のプログラムに従って自動露出制御に用いら
れる。
SDRは焦点検出用ラインセンサ装置SNSの駆動回路
であり、信号C5DRが”H″のときに選択されて、S
O,SI、5CLKを用いてマイコンPR3から制御さ
れる。
駆動回路SDRからセンサ装置SNSへ与える信号φ5
ELO,φ5ELIはマイコンPR3からの信号5EL
O,5ELIそのもので、φ5ELO=“L”φ5EL
I−1L″のときセンサ列対5NS−1(SNS−1a
、 5NS−1b)を、φ5ELO=“H”、φ5EL
I=“L″のときセンサ列対5NS−4(SNS−4a
5NS−4b)を、φ5ELO=“L″、φ5EL1=
″H”のときセンサ列対5NS−2(SNS−2a、5
NS−2b)を、φ5ELO=“H”、φ5ELl=“
H”のときセンサ列対5M5−3 (SNS−3a、5
NS−3b)をそれぞれ選択する信号である。
蓄積終了後に、5ELO,5ELLを適当に設定して、
クロックφSH,φHR8を送ることにより、5ELO
,5ELI (φ5ELO,φ5ELI)で選択された
センサ列対の像信号が出力VOUTから順次シリアルに
出力される。
VPI、VF6.VF6.VF6はそれぞれ各センサ列
対5NS−1(SMS−1a、 5NS−1b)、SN
S −2(S M S−2a 、 S N S −2b
 )、5NS−3(SNS−3a。
5NS−3b)、5NS−4(SNS−4a、5NS−
4b)の近傍に配置された被写体輝度モニタ用センサか
らのモニタ信号で、蓄積開始とともにその電圧が上昇し
、これにより各センサ列の蓄積制御が行われる。
信号φRES、  φVR3はセンサのリセット用クロ
ック、φHR3,φSHは像信号の読出し用クロック、
φTl、φT2. φT3.φT4はそれぞれ各センサ
列対の蓄積を終了させるためのクロックである。
センサ駆動回路SDRの出力VIDEOは、センサ装置
SNSからの像信号VOUTと暗電流出力の差をとった
後、被写体の輝度によって決定されるゲインで増幅され
た像信号である。上記暗電流出力とは、センサ列中の遮
光された画素の出力値であり、SDRはマイコンPR8
からの信号DSHによってコンデンサにその出力を保持
し、これと像信号との差動増幅を行う。出力VIDEO
はマイコンPR5のアナログ入力端子に入力されており
、該マイコンPRSは同信号をA/D変換後、そのディ
ジタル値をRAM上の所定アドレスへ順次格納してゆく
信号/TINTEI、/TINTE2./TINTE3
゜/TINTE4は、それぞれセンサ列対5M5−1 
(SNSla、5NS−1b)、5NS−2(SNS−
2a、5NS2b)、5NS−3(SNS−3a、5N
S−3b)、5NS−4(SNS−4a、5NS−4b
)に蓄積された電荷で適正となり、蓄積が終了したこと
を表す信号で、マイコンPR3はこれを受けて像信号の
読出しを実行する。
信号BTIMEはセンサ駆動回路SDR内の像信号増幅
アンプの読出しゲイン決定のタイミングを与える信号で
、通常上記回路SDRはこの信号が“H″となった時点
でのモニタ信号vPO〜VP3の電圧から、対応するセ
ンサ列対の読出しゲインを決定する。
CKI、CR2は上記クロックφRES、  φVR3
゜φHR3,φSHを生成するために、マイコンPR3
からセンサ駆動回路SDRへ与えられる基準クロックで
ある。
マイコンPR3が通信選択信号C5DRを“H”として
所定の「蓄積開始コマンド」をセンサ駆動回路SDRに
送出することによってセンサ装置SNSの蓄積動作が開
始される。
これにより、4つのセンサ列対で各センサ上に形成され
た被写体像の光電変換が行われ、センサの光電変換素子
部には電荷が蓄積される。同時に各センサの輝度モニタ
用センサの信号VPl−VP4が上昇してゆき、この電
圧が所定レベルに達すると、センサ駆動回路SDRは前
記信号/TINTE1〜/TINTE4がそれぞれ独立
に“L”となる。
マイコンPR3はこれを受けてクロックCK2に所定の
波形を出力する。センサ駆動回路SDRはCR2に基づ
いてクロックφSH,φHR8を生成してセンサ装置S
NSに与え、該センサ装置SNSは前記クロックによっ
て像信号を出力し、マイコンPR3は自ら出力している
CR2に同期して内部のA/D変換機能でアナログ入力
端子に入力されている出力VIDEOをA/D変換後、
ディジタル信号としてRAMの所定アドレスへ順次格納
してゆ(。
なお、センサ駆動回路SDR,センサ装置SNSの動作
については先に、2対のセンサ列を有する焦点検出装置
として特開昭63−216905号公報等で開示してい
るので、ここでの詳細な説明は省略する。
AUXLは焦点検出不能時に被写体を照明するための補
助光ユニットである。マイコンPR3の出力端子CAU
XLが“H”となると、抵抗を介してトランジスタAT
Rがオンし、発光ダイオードALEDが通電される。A
LEDの発光による光束は補助光用レンズALNSの作
用によって、被写体パターンを照明する。
以上のようにして、マイコンPR8は各センサ列対上に
形成された被写体像の像情報を受けとって、その後所定
の焦点検出演算を行い、撮影レンズのデフォーカス量を
知ることが出来る。
第4図(a)はご(大まかなカメラ全体のシーケンスの
フローチャートである。
第2図に示した回路に給電が開始されると、マイコンP
R8は第4図(a)のステップ(000)から実行を開
始してゆく。ステップ(ooi)において、レリーズボ
タンの第1段階押下によりオンするスイッチSWIの状
態検知を行い、オフならば再びステップ(001)へ移
行する。スイッチSWIがオンであればステップ(00
2)へ移行し、カメラの動作を開始する。
ステップ(002)では測光や各種スイッチ類の状態検
知、表示等のrAE制御」サブルーチンを実行する。A
E制御は本発明と直接間りがないので詳しい説明は省略
するが、このサブルーチンにて、前述したスイッチ群S
WSの各スイッチの状態をスイッチ検知回路DDRを介
して認識し、あらかじめ決められている定義に従って後
述するAF動作の設定等が行われる。即ち、撮影モード
の設定として、AF動作を行うのか手振れ検出動作を行
うのか、という設定や、AF動作の場合、自動焦点調節
動作としてはワンショット・モード(−旦合焦すると以
降焦点調節動作を実行しないモード)かサーボ・モード
(合焦・非合焦に関わらず焦点調節動作を繰り返し実行
するモード)のいずれのAFモードを設定するのか、と
いった処理がこのサブルーチンで行われる。即ち上記ス
イッチ群SWSにてAF動作モードと手振れ検出動作モ
ードが択一的にセットされ、又ワンショットモード又は
サーボモードが択一的にセットされるものとする。サブ
ルーチン「AE制御」が終了すると、次いでステップ(
003)へ移行する。
ステップ(003)でrAF制御」サブルーチンを実行
する。ここではセンサの蓄積、焦点検出演算、レンズ駆
動の自動焦点調節動作と手振れ検出動作を行う。サブル
ーチンrAF制御」が終了すると再びステップ(001
)へ戻り、電源がオフするまでステップ(002)、 
 (003)を繰返し実行してゆく。
なお、本実施例のフローチャートでは、レリーズ動作に
ついて記述していないが、レリーズ動作は本発明と直接
間わりがないのであえて省略している。
第1図は前記ステップ(003)において実行されるサ
ブルーチンrAF制御」のフローチャートである。
サブルーチンrAF制御」がコールされると、ステップ
(010)を経て、ステップ(011)以降のAF制御
を実行してゆく。
先ずステップ(011)において、前記撮影モードがA
F動作モードか手振れ検出動作モードであるかを判定し
、AF動作モードの場合にはステップ(012)へ移行
し、AFモード設定の判定を行う。
AFモードの設定が前述したワンショット・モードの場
合にはステップ(015)へ分岐し、前記合焦であった
か否かの判定を行う。AFモードがサーボ・モードの場
合、あるいは、ワンショットモードでも前回合焦でなか
った場合にはステップ(016)へ移行し、同ステップ
にて「焦点状態検出」サブルーチンを実行する。
「焦点状態検出」サブルーチンは本実施例の4つの被写
体領域のデフォーカス量を検出するサブルーチンであり
、詳しい動作については、本出願人による特願平1−2
91131号公報に開示されているので、ここでの説明
は省略する。
ステップ(011)において、撮影モードが手振れ検出
動作モードの場合にはステップ(013)へ分岐する。
ステップ(013)では、rAF制御」サブルーチンの
実行が1回目であるか否かを判定し、1回目の場合には
ステップ(014)へ分岐して、像データ蓄積数の初期
化を行う。
撮影モードが手振れ検出動作モードの場合には、ステッ
プ(013) (014)を経てステップ(015)へ
移行する。これは、手振れ検出動作モードの場合は、撮
影モードがAF動作モードで、AFモードがワンショッ
ト・モードの場合と同じ動作を行わせるためである。
ステップ(015)において、前回合焦であるならばス
テップ(017)へ分岐し、撮影モードの判定を行う。
撮影モードがAF動作モードであるならば、−旦合焦後
はAF動作を行わせないようにステップ(019)へ移
行して、サブルーチンrAF制御」をリターンする。撮
影モードが手振れ検出動作モードの場合には、ステップ
(018)へ分岐し、「手振れ検出制御」サブルーチン
を実行する。同サブルーチンについては後で詳しく説明
するが、−旦合焦した後、AF動作を行うことなく、ピ
ントを固定した状態で手振れ検出動作を行うことになる
さて、ステップ(016)のサブルーチン「焦点状態検
出」が終了するとステップ(020)へ移行し、再び撮
影モードの判定を行う。撮影モードがAF動作モードの
場合にはステップ(021)へ移行し、AFモードの判
定を行う。
AFモードがサーボ会モードの場合には、ステップ(0
22)へ移行してサブルーチン「レンズ駆動」を実行す
る。
同サブルーチンはステップ(016)で得られたデフォ
ーカス量に基づいて撮影レンズの駆動を行うサブルーチ
ンであり、その方法については本出願人による特願昭6
1−160824号公報等により開示されているので、
本発明は説明を省略する。
ステップ(020)において撮影モードが手振れ検出動
作モードの場合、あるいは、ステップ(021)におい
てAFモードがワンショット・モードの場合にはステッ
プ(023)へ分岐する。即ち、手振れ検出動作モード
で未だ合焦していない場合には、AFモードがワンショ
ット・モードと同じ動作を行わせている。
ステップ(023)において、先のステップ(016)
の「焦点状態検出」サブルーチンでの焦点検出が可能で
あったか否かを判定し、不能ならばステップ(026)
へ分岐し、可能ならばステップ(024)へ移行する。
焦点検出が可能であった場合には、ステップ(024)
において検出されたデフォーカス量が合焦状態にあるか
否かを判定し、合焦であるならばステップ(025)へ
分岐してファインダ内に合焦表示を行い、合焦でなけれ
ばステップ(022)へ移行してサブルーチン「レンズ
駆動」を実行する。
ステップ(023)において焦点検出が不能であった場
合には、ステップ(026)で再度撮影モードの判定を
行い、手振れ検出動作モードの場合には、ステップ(0
28)へ分岐してrAF制御」サブルーチンをリターン
する。
撮影モードがAF動作モードの場合には、今回焦点検出
不能であったので、次回の焦点検出動作に際しては補助
光を使用すべくステップ(027)へ移行して補助光の
使用設定を行う。この設定が試されることにより、ステ
ップ(016)の「焦点状態検出」サブルーチン内にお
いて、センサの蓄積動作時に前述した方法により、補助
光が点灯し、被写体を照明した状態でセンサの蓄積が行
われる。蓄積終了後には補助光が消灯されることは説明
するまでもない。
結局、ステップ(026)(027)は焦点検出が不能
であっても、撮影モードが手振れ検出動作モード時には
補助光を使用しないようにしているのである。
以上のrAF制御」サブルーチンの動作をまとめると、
撮影モードがAF動作モードに設定されている場合には
、AFモード設定に従って自動焦点調節動作を実行し、
撮影モードが手振れ検出動作モードに設定されている場
合には、先ずAFモードがワンショット・モードに設定
されている場合と同じ自動焦点調節動作を行って合焦状
態とし、その後はピントを固定したまま手振れ検出制御
を(り返して実行することになる。
第4図(b)は、前記ステップ(ois)において実行
されるサブルーチン「手振れ検出制御」のフローチャー
トである。
サブルーチン「手振れ検出制御」がコールされると、ス
テップ(030)を経て、ステップ(031)以降の手
振れ検出制御を実行していく。
まず、ステップ(031)において、現在の時刻TM2
を入力する。この時刻はマイコンPR5に内蔵されてい
る16bitのフリーランニングカウンタの値を読み取
ることでTM2を入力する。TM2− TM 1を行う
。TMIは前回該サブルーチンが実行された時の時刻デ
ータであり、TM2−TMIは該サブルーチンが実行さ
れる時間間隔となる。次いてステツブ(032)へ移行
も、サブルーチン「蓄積」を実行する。
第4図(g)は前記ステップ(032)において実行さ
れるサブルーチン「蓄積」のフローチャートである。
サブルーチン「蓄積Jがコールされると、ステップ(1
00)を経てステップ(101)以降の蓄積を実行して
いく。
まず、ステップ(101)において、蓄積に必要なデー
タの初期化やタイマーのスタート等の作業を行なう。
次のステップ(103)では最大蓄積時間T m a 
xを手振れ検出モード用の値T TEBURHに変更し
て、ステップ(104)へ移行する。ここで、最大蓄積
時間を操作しているのは、通常の測距演算で使用される
値は数100 m sという比較的長い時間に設定しで
あるが、手振れ検出の制御にこの値を用いると検出サイ
クルが長いため応答性が悪くなるため、手振れ検出の時
は、数10 m sという比較的短かい値を用いて制御
させることにより、応答性が悪くならない様にしている
。また、最大蓄積時間を短が(しただけでは、検出能力
が低下してしまうので、センサ駆動回路SDR内の像信
号増幅アンプの読み出しゲイン決定のタイミングを与え
る信号BTIMEを操作することにより、検出能力の低
下を防いでいる。信号BTIMEについては本出願人に
よる特開昭63−216905号公報等に開示している
ので、本発明での説明は省略する。
次にステップ(104)で蓄積を開始する。
そして、次のステップ105で蓄積が終了するまで待つ
。ステップ(104)と(105)の詳しい制御は前記
特開昭63−216905号公報で開示しているので本
発明の詳細な説明は省略する。
次にステップ(108)へ移行し、NG判定しきい値等
を手振れ検出モード用の値へ変更する。通常の測距演算
と違い、手振れ検出に必要な像信号のデータは、同一時
刻に取り込まれたものではないので、像信号自体に信号
のレベル差が生じたりして、信号の信頼性が低くなる事
が予想されるため通常の測距演算に用いられるしきい値
を使ってしまうと、手振れ量の検出が不可能となる状態
がほとんどになってしまう。通常の測距演算のしきい値
の2倍程度の大きさに変更することにより、信頼性を余
り低下させることなく、検出不可能な状態の頻度を減少
させる事が可能となる。
次いてステップ(109)へ移行し、サブルーチン「蓄
積」の実行を終了する。
第4図(b)へ戻って説明を続ける。
ステップ(032)の実行後、次いで、ステップ(03
3)へ移行し、サブルーチン「像変化検出」を実行する
。第4図(C)は前記ステップ(033)において実行
されるサブルーチン「像変化検出」のフローチャートで
ある。
サブルーチン「像変化検出]がコールされると、ステッ
プ(050)を経て、ステップ(051)以降の像変化
検出を実行していく。
まず、ステップ(051)にて、手振れ量検出に必要な
像データの蓄積数STRNUMを判定し、蓄積数が0の
場合は、手振れ量の検出が出来る状態でないので、ステ
ップ(061)へ移行する。蓄積数STRNUMが1以
上の場合は、ステップ(052)へ移行する。5M5−
1の(中央の縦センサ)の像ズレ量(PRDCT−V)
の計算を行なう。尚、このズレ量(PRDCT−V)は
センサー5M5−1aに今回蓄積された像信号と前回蓄
積された像信号の差を意味しており、前回の像信号は後
述のステップ(061)にて保持されている。次のステ
ップ(053)ではSNS −4a (中央の横センサ
)の像ズレ量(PRDCT−H)の計算をステップ(0
52)と同様にして行なう。
ステップ(052)と(053)で縦方向と横方向の両
方の像ズレ量を検出しているのは、実際の手振れの状態
というのは一方向だけに動くのではなく、縦、横の2次
の方向に動くことがほとんどである。この様な手振れ状
態を検出するには、一方向だけしか検出する手段がない
場合は、余り信頼性の高い検出が出来ない。よって縦、
横の2次の方向に検出する手段を持たせることにより、
実際の手振れ量をより信頼性良く検出する様にしている
次いて、ステップ(054)では5NS−1(中央の縦
センサ)と5NS−4(中央の横センサ)がともに検出
可能な状態であるか否かを判別する。尚、この判定はセ
ンサー5NS−1,5NS−4の像信号に基づいてコン
トラスト等で求め低コントラスト等の検出不可能状態か
否かの判定にて行なう。両方共、検出が可能な状態であ
る場合は、ステップ(055)へ移行する。ステップ(
055)では、5NSlaの像ズレ量と、5NS−4a
の像ズレ量を比較して、5NS−1aの像ズレ量の方が
大きければステップ(057)へ移行し、手振れ限界シ
ャッター速度の演算に使用する像ズレ量PRDCTは5
NS−1aの像ズレ量の値を用いることとする。ステッ
プ(055)で5NS−4aの像ズレ量の方が大きけれ
ば、ステップ(058)へ移行し、手振れ限界シャッタ
ー速度の演算に使用する像スレ量PRDCTは5NS−
4aの像ズレ景を用いることとする。この様に像ズレ量
の大きい方を採用する事によって、手振れ量の検出に際
してはより安全性を高めている。ステップ(054)に
おいて、5M5−1.5M5−4のセンサが両方とも、
検出可能状態でない時は、ステップ(056)へ移行す
る。ステップ(056)では、5NS−1が検出可能状
態であるか否かの判別をし、5NS−1が検出可能状態
である場合はステップ(059)へ移行し、手振れ限界
シャッター速度の演算に使用する像ズレ量PRDCTは
、5NS−1aの像ズレ量を用いることとし、5NS−
1が検出可能状態でなければ、ステップ(060)へ移
行し、手振れ限界シャッター速度の演算に使用する像ズ
レ量PRDCTは、5NS−4aの像ズレ量を用いるこ
ととする。
次いて、ステップ(061)では、次回の像ズレ量の計
算に必要な5M5−1a、 5M5−4aの像信号を記
憶する。
次のステップ(062)では5NS−1(中央の縦セン
サ)と、5M5−4(中央の横センサ)が両方とも検出
不可能状態であるか否かの判別を行ない、両方とも検出
不可能状態である場合は、ステップ(065)へ移行し
、手振れ量検出に必要な像データの蓄積数をSTR−N
UMIとし、ステップ(066)へ移行する。
ステップ(062)において両方とも検出不可能状態で
はない場合には、ステップ(063)へ移行し、ここで
、手振れ量検出に必要な像データの蓄積数STR−NU
Mが2以下であるか否かを判別し、2以下である場合は
、手振れ検出に必要な像データの蓄積数STR−NUM
に1を加え、ステップ(066)へ移行する。
ステップ(063)で手振れ量検出に必要な像デ・−タ
の蓄積数が2以下でない場合は、ステップ(066)へ
移行し、サブルーチン「像変化検出」の実行を終了する
第4図(b)へ戻って説明を続ける。
ステップ(033)の実行後、ステップ(034)へ移
行し、手振れ量検出に必要な像データの蓄積数を判定し
、その蓄積数が2以上でなければステップ(037)へ
移行する。その蓄積数が2以上である時は、手振れ量の
検出が可能な状態であるので、ステップ(035)へ移
行し、サブルーチン「手振れ限界シャッター速度の演算
」を実行する。第4図(d)は前記ステップ(035)
において実行されるサブルーチン「手振れ限界シャッタ
ー速度の演算」のフローチャートである。
サブルーチン「手振れ限界シャッター速度の演算」が実
行されるとステップ(070)を経て、ステップ(07
1)以降の手振れ限界シャッター速度の演算を実行する
まず、ステップ(071)で手振れ限界のシャッター速
度を演算することになるが、この演算における基本的な
考え方を次に示す。
ピント面上での像変化速度をv(mm/s)、シャッタ
ー時間をt (s)、許容錯乱円形をδ(0、035m
 m )とすると、 vXt≦δ(m m ) となる撮影条件では手振れ写真にならないと考える。
よって、 t=o、oa5/v (s) で、シャッター時間tを計算する。
ピント面上での像の変化量をr(mm)、変化量測定時
間をts(s)とすると、像変化速度v(mm/s)は
、 v=r/ls  (mm/s) となる。
上記式v==r/lsのうちrは前記第4図(c)のル
ーチンにて求められたPRDCTに比例する値であり、
かつtsは該PRDCTを求めるために像信号を取り入
れる間隔、即ち第4図(b)のサブルーチンが実行され
る時間間隔であり、ステップ(031)にて求められた
7M2−TMIにて表わされる。よって、上記式t=o
、035/vは上記データーPRDCT及び7M2−T
MIから求められ、ステップ(071)では上記tを上
記の式に基づき実行する。上記式から明らかな如く単位
時間あたりのズレ量が大な程手振限界秒時tは高速秒時
へ移行する。
以上の様な考え方で手振れ限界のシャッター速度tを求
める。
次いで、ステップ(072)に移行して、ステップ07
1で求められた検出量tを所定量倍する。
ここで手振れ限界のシャッター速度tを所定量倍してい
るのは、限界のシャッター速度に対して所定量分高速側
ヘシフトさせより安全を見込んだ値にすることと、後で
説明するが、制御値を演算する時に過去の値と平均した
値で制御する様にしているために、応答かにぶくならな
い様にするためである。
次にステップ(073)へ移行し、サブルーチン「手振
れ限界シャッター速度の演算」の実行を終了する。
第4図(b)へ戻って説明を続ける。
ステップ(035)の実行後、ステップ(036)へ移
行し、サブルーチン「リミッタ」を実行する。
第4図(e)は、前記ステップ(036)において実行
されるサブルーチン「リミッタ」のフローチャートであ
る。
サブルーチンFリミッタ」がコールされると、ステップ
(080)を経てステップ(osi)以降のリミッタを
実行していく。
まず、ステップ(081)において、サブルーチン「手
振れ限界のシャッター速度の演算」で求められたシャッ
ター速度tをアペックス表現のCALTVに変換する。
次いてステップ(082)において、リミッタ−モード
が設定されているか否かの判別を行ない、リミッタ−モ
ードでない場合はステップ(085)へ移行する。リミ
ッタ−モードの場合はステップ(083)へ移行し、C
ALTVと撮影レンズの焦点距離の逆数をアペックス表
現したFCALとを比較し、CALTVの方が大きい、
すなわち、シャッター速度CALTVが撮影レンズの焦
点距離の逆数FCALよりも高速である場合は、ステッ
プ(085)へ移行する。
CALTVの方が小さい、すなわち、シャッター速度C
ALTVが撮影レンズの焦点距離の逆数よりも低速であ
る場合は、ステップ(084)へ移行し、シャッター速
度CALTVを撮影レンズの焦点距離の逆数に設定する
次に、ステップ(085)へ移行し、サブルーチン「リ
ミッタ」の実行を終了する。尚、上記リミッタ−モード
の設定も上述したAFモード等の設定と同様に行なわれ
るものである。
第4図(b)に戻って説明を続ける。
ステップ(036)の実行後、ステップ(037)へ移
行し、サブルーチン「制御値演算」を実行する。
第4図(f)は、前記ステップ(037)において実行
されるサブルーチン「制御値演算」のフローチャートで
ある。
サブルーチン「制御値演算」がコールされると、ステッ
プ(090)を経て、ステップ(091)以降の制御値
演算を実行していく。
まず、ステップ(091)において、手振れ量検出に必
要な像データの蓄積数STR−NUMが1以下か否かを
判別し、1以下であれば、ステップ(092)へ移行す
る。この場合はデータの蓄積数が足りないために、手振
れ量の検出が不可能であるので、通常の測光値に基づい
たシャッター速度で制御させるため、実際の制御値l5
P−TVは、通常の測光値に基づいたシャッター速度T
Vの値(TVR)を使用することとし、ステップ(09
6)へ移行する。尚、該TVRは第4図(a)のAE制
御サブルーチンにて求められる測光出力に応じた値であ
る。ステップ(091)において、蓄積数STR−NU
Mが1以下でない場合は、ステップ(093)へ移行し
、今度は、蓄積数STR−NUMが3か否かの判別を行
ない、蓄積数が3である場合には、ステップ(094)
へ移行し、蓄積数が3でない場合には、ステップ(09
5)へ移行する。
制御値を演算する際の基本的な考え方は、次の通りであ
る。手振れ量より計算したシャッター速度を検出サイク
ル毎に表示していたのでは、表示のばらつきが太き(見
づらく、撮影者に対し、不信感を与えてしまう事になる
。よって今回のシャッター速度と過去の制御値とで平均
をとる様にし、その平均のし方は、若干過去の制御値に
重みを付けた平均にすることによって、表示を安定させ
る事が可能となる。
次いで、フローチャートに沿って説明を続ける。
ステップ(094)においては、像データの蓄積数が3
回以上であるため、過去の結果が重み付きで反映される
様に次の式に従って制御値ISP  TVを求める。
MEMTVは、後述のステップ(038)にて得られる
前回の手振れ検出によって得られた制御値l5PTVで
ある。
この演算が終るとステップ(096)へ移行する。
ステップ(095)においては、像データの蓄積数が2
回であるため、過去(前回)の結果との平均を取る様に
、次の式に従って制御値ISP  TVを求める。
l5PTV ←(CALTV+MEMTV)/2この演
算が終了すると、ステップ(096)へ移行し、サブル
ーチン「制御値演算」の実行を終了する。
第4図(b)に戻って説明を続ける。
ステップ(037)を実行後、ステップ(038)を実
行する。
ステップ(038)では、ステップ(031)にて検知
した今回の蓄積開始時間TM2を次回の手振れ検出用に
TMIとして記憶する。次いて、ステップ(039)で
は、今回の手振れ検出制御によって求められた制御値I
SP  TVを、次回の手振れ検出用に、MEMTVと
して記憶する。次いて、ステップ(040)へ移行し、
サブルーチン「手振れ検出制御」の実行を終了する。
以上の手振れ検出制御サブルーチンの動作をまとめると
、蓄積されたセンサー5NS−1a又は5NS4aの像
信号を所定時間間隔(TM2−TMI)で検出し、第4
図(c)のサブルーチンにて上記時間間隔における像信
号のズレ量PRDCT−V又はPRODCT−Hを求め
、ズレ量の大きな方のズレ量を用いて第4図(d)のサ
ブルーチンにて上記ズレ量から手振れ限界秒時を求める
。この手振れ限界秒時を第4図(f)に示したサブルー
チンにて過去に求めた手振れ限界秒時との重み付は平均
し、この重み付は平均された秒時を制御秒時ISP  
TVとして設定する。
よって、レリーズ動作がなされると、シャッター秒時は
該ISP  TVに基づいて制御され手振れを起こして
も手振れに影響されない写真が撮影されることとなる。
又、上述の如(手振れ検出動作モードがセットされてい
る時はAF動作としてはワンショットモードの動作とな
り、合焦した状態で上記の像ズレ量検知による手振れ検
出制御動作が実行されることとなり、正確な手振れ検知
が可能となり、その際、焦点検出不能な場合でも補助光
の投光は禁止されるので無駄なエネルギー消費を防止出
来ることとなる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によればAFモードがサー
ボ・モードに設定されていても、強制的にワンショット
・モードで自動焦点調節動作を行ってから手振れ検出動
作を行うようにしたので、手振れ検出中にピントが変動
するような不都合を解消することが可能となる。又、手
振れ検出動作に際して焦点検出不能な場合でも補助光を
使用しないようにしているので、無駄なエネルギー消費
を抑えることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のカメラの一実施例・動作を説明するた
めのフローチャートを示す説明図、第2図は本発明のカ
メラの一実施例を示す回路図、第3図は第2図示のカメ
ラにおける焦点検出光学系の一実施例を示す構成図、第
4図(a)、  (b)、  (C)、  (d)。 (e)、  (f)、  (g)は本発明のカメラの動
作を説明するためのフローチャートを示す説明図である
。 PH1・・・マイクロコンピュータ− 3NS・・・センサー装置 LNS・・・レンズ装置

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)撮影レンズの焦点状態を検出し、該焦点状態を表
    わす像信号を出力する焦点検出手段と、該焦点検出手段
    にて検出された焦点状態に応じてレンズを駆動するレン
    ズ駆動手段と、前記焦点検出手段にて検出された焦点状
    態が合焦状態となった後に前記焦点検出手段及びレンズ
    駆動手段による焦点調節動作を禁止する第1の自動焦点
    調節モードと前記検出された焦点状態が合焦であっても
    非合焦であっても上記焦点調節動作を繰り返し実行する
    第2の自動焦点調節モードを有するオートフォーカス制
    御回路と、該第1又は第2の自動焦点調節モードを選択
    するモード選択手段と、前記焦点検出手段からの像信号
    に基づいて手振れ状態を検知する手振れ検知回路と、手
    振れ検出モードとオートフォーカスモードを選択して設
    定する設定手段と、該設定手段にてオートフォーカスモ
    ードが選択されている時には前記モード選択手段にて選
    択された第1又は第2の自動焦点調節モードにて焦点調
    節動作を行わせ、一方手振れ検出モードが選択されてい
    ない時には前記第1の自動焦点調節モードにて焦点調節
    動作を行わせる制御回路を設けたことを特徴とする自動
    焦点調節装置を有するカメラ。
  2. (2)撮影レンズの焦点状態を検出し該焦点状態を表わ
    す像信号を出力する焦点検出手段と、該焦点検出手段に
    て検出された焦点状態に応じてレンズを駆動するレンズ
    駆動手段と、前記焦点検出手段による焦点検出不能時に
    被写体に対して投光を行う補助光手段と、前記焦点検出
    手段からの像信号に基づき手振れ状態を検知する手振れ
    検知回路と、該手振れ検知回路による手振れ検知動作の
    実行を指定する指定手段と、該指定手段にて手振れ検知
    動作の実行が指定された際に前記補助光手段を不作動に
    する補助光制御手段を設けたことを特徴とする自動焦点
    調節装置を有するカメラ。
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