JPH03214130A - カメラ - Google Patents

カメラ

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JPH03214130A
JPH03214130A JP2010166A JP1016690A JPH03214130A JP H03214130 A JPH03214130 A JP H03214130A JP 2010166 A JP2010166 A JP 2010166A JP 1016690 A JP1016690 A JP 1016690A JP H03214130 A JPH03214130 A JP H03214130A
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JP
Japan
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circuit
camera
image signal
sensor
image
Prior art date
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Pending
Application number
JP2010166A
Other languages
English (en)
Inventor
Yukio Odaka
幸雄 小高
Akira Akashi
明石 彰
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Priority to JP2010166A priority Critical patent/JPH03214130A/ja
Publication of JPH03214130A publication Critical patent/JPH03214130A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B2217/00Details of cameras or camera bodies; Accessories therefor
    • G03B2217/005Blur detection

Landscapes

  • Exposure Control For Cameras (AREA)
  • Adjustment Of Camera Lenses (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は像信号の変化を検知して手振れ状態を判定する
手振れ検知回路を備えたカメラに関する。
〔従来技術〕
従来、センサーにて被写体に対する像信号を検出し、同
一被写体に対する所定時間における像信号の変化を検知
することで手振れ状態を検出する手振れ検知回路を備え
たカメラは知られている。このカメラにおいては、上記
検出手振れ状態に応じて限界シャッター秒時を自動的に
調定し、撮影に際しての手振れ写真となることを防止し
ている。
〔本発明が解決しようとしている問題点〕上記手振れ状
態検知動作は撮影前に行なわれるため、この手振れ検知
でのシャッター秒時が低速秒時であっても実際に撮影を
行なう際に大きく手振れを起こした時には手振れ写真と
なってしまうことがある。
又、上記手振れ検知にて得た限界シャッター秒時を表示
する場合、毎回検出されるシャッター秒時が太き(変化
するとその表示値がチラつくこととなる。特にこの検出
シャッター秒時で実際のシャッター秒時制御を行わせる
場合は表示値と制御秒時を一致させなければならず、上
記表示値のチラつきにより撮影者に制御秒時を知らせる
ことが出来なくなり撮影者に不信感を与えることとなる
〔本発明の目的〕
本発明は上記事項に鑑みなされたもので、異なる時間で
の同一被写体からの像信号の変化を検知して求められた
手振れ限界秒時値が撮影レンズの焦点距離の逆数で表わ
されるシャッター秒時よりも低速の時には、この焦点距
離の逆数で表わされるシャッター秒時を手振れ限界秒時
値に設定することで、撮影時における手振れを防止した
カメラを提供するものである。本発明の他の目的は上記
像信号の変化の検知にて求められる限界秒時値に対して
所定値高速側ヘシフトする演算処理を行ない、上記像信
号の変化の検知にて求められる限界秒時値に対する信頼
性を高めた手振れ秒時検知回路を提供するものである。
本発明の他の目的は上記像信号の変化検知にて求められ
た限界秒時値に対して過去に求められた限界秒時値との
重み付け演算し、この演算結果を限界秒時値として表示
するカメラを提供するものである。
本発明の他の目的は上記センサーを複数設け、各センサ
ーごとに像信号の変化検知を行なわせて、そのうち最も
像信号の変化が大なる信号変化を選択し、この選択され
た信号変化にてカメラの手振れ状態を求め手振れ検知を
確実化したカメラを提供するものである。
本発明の他の目的は上記センサーにて検知される像信号
を手振検知に使用するとともにオートフォーカス用に使
用させ、その際におけるセンサーの像信号の最大検知時
間又は像信号に対する信頼性の判定規準を像信号をオー
トフォーカス用に使用する場合よりも手振検知に使用す
る場合の方の検知時間を短く又は判定規準を低く設定し
手振検知をより行ないやすくしたカメラを提供するもの
である。
〔実施例〕
以下、本発明を図示の実施例に基づいて詳細に説明する
第3図は本発明の一実施例であるところの焦点検出装置
の概略構成を示す図である。
図中、MSKは視野マスクであり、中央に十字形の開ロ
部MSK−1.両側の周辺部に縦長の開口部MSK−2
,MSK3を有している。FLDLはフィールドレンズ
であり、視野マスクの3つの開口部MSK−1,MSK
−2,MSK−3に対応して、3つの部分FLDL−1
,FLDL、−2,FLDL−3から成っている。DP
は絞りであり、中心部には上下左右に1対ずつ計4つの
開口DP−1a、  DP−1b。
DP−4a、  DP−4cを、また左右の周辺部分に
は1対2つの開口DP−2a、 DP−2b及びDP−
3a。
DP−3bがそれぞれ設けられている。前記フィールド
レンズFLDLの各領域FLDL−1,FLDL−2゜
F L D L−3はそれぞれこれらの開口対DP−1
゜DP−4,DP−2,DP−3を不図示の対物レンズ
の射出瞳付近に結像する作用を有している。AFLは4
対計8つのレンズAFL−1a、  AFL−1b。
AFL−4a、AFL−4b、AFL−2a、AFL−
2b。
AFL−3a、AFL−3bからなる2次結像レンズで
あり、絞りDPの各開口に対応して、その後方に配置さ
れている。SNSは4対計8つのセンサ列5M5−1a
、 5NS−1b、 5NS−4a、 5NS−4b。
5NS−2a、  5NS−2b、、5NS−3a、 
 5NS−3bから成るセンサであり、各2次結像レン
ズAFLに対応してその像を受光するように配置されて
いる。
この第3図に示す焦点検出系では、撮影レンズの焦点が
フィルム面より前方にある場合、各センサ列対上に形成
される被写体像は互いに近づいた状態になり、焦点が後
方にある場合には、被写体像は互いに離れた状態になる
。この被写体像の相対位置変位量は撮影レンズの焦点外
れ量と特定の関数関係にあるため、各センサ列対でその
センサ出力に対してそれぞれ適当な演算を施せば、撮影
レンズの焦点外れ量、いわゆるデフォーカス量を検出す
ることが出来る。
以上で説明したような構成をとることにより、不図示の
対物レンズにより撮影または観察される範囲の中心付近
では、光量分布が上下または左右の一方向にのみ変化す
るような物体に対しても測距することが可能となり、中
心以外の視野マスクの周辺の開口部MSK−2,MSK
−3に対応する位置にある物体に対しても測距すること
ができる。
第4図は第3図の焦点検出系を持つ焦点検出装置をカメ
ラ内に収納した場合の配置を示したものである。
図中、LNSは撮影レンズ、QRMはクイックリターン
ミラー、FSCRNは焦点板、PPはペンタプリズム、
EPLは接眼レンズ、FPLNはフィルム面、SHはサ
ブミラー、MSKは視野マスク、ICFは赤外カットフ
ィルタ、FLDLはフィールドレンズ、RMI。
RM2は第1.第2の反射ミラー、SHMSKは遮光マ
スク、DPは絞り、AFLは2次結像レンズ、AFPは
反射面AFP−1と射出面AFP−2を有するプリズム
部材、SNSはカバーガラス5NSCG及び受光面5N
SPLNを有するセンサである。
プリズム部材AFPは、アルミ等の金属反射膜を蒸着し
た反射面AFP−1を有し、2次結像レンズAFLから
の光束を反射して、射出面AFP−2に偏向する作用を
有している。
第2図は第3図及び第4図の如き焦点検出装置を備えた
カメラの具体的な構成の一例を示す回路図であり、先ず
各部の構成について説明する。
第2図において、PRSはカメラの制御装置で、例えば
、内部にCPU(中央処理装置)、ROM、RAM。
A/D変換機能を有するlチップのマイクロコンピュー
タ(以下マイコンと記す)である。マイコンPR5はR
OMに格納されたカメラのシーケンスプログラムに従っ
て、自動露出制御機能、自動焦点調節機能、フィルムの
巻上げ巻戻し等のカメラの一連の動作を行っている。そ
のために、マイコンPR5は通信用信号SO,SI、 
5CLK、通信選択信号CLCM、C3DR,CDDR
を用いて、カメラ本体内の周辺回路及びレンズ内制御装
置と通信を行って、各々の回路やレンズの動作を制御す
る。
SOはマイコンPR5から出力されるデータ信号、SI
はマイコンPR5に入力されるデータ信号、5CLKは
信号So、  Slの同期クロックである。
LCMはレンズ通信バッファ回路であり、カメラが動作
中のときにはレンズ用電源端子VLに電力を供給すると
ともに、マイコンPR3からの選択信号CLCMが高電
位レベル(以下、“H”と記し、低電位レベルは“L″
と記する)のときには、カメラとレンズ間の通信バッフ
ァとなる。
マイコンPR3が選択信号CLCMを“H”にして、S
 CL Kに同期して所定のデータを信号SOとして送
出すると、バッファ回路LCMはカメラ・レンズ間通信
接点を介して、5CLK、SOの各々のバッファ信号L
CK、DCLをレンズへ出力する。それと同時にレンズ
LNSからの信号D L Cのバッファ信号を信号Sl
として出力し、マイコンPR3は5CLKに同期して信
号SIをレンズのデータとして入力する。
DDRはスイッチ検知及び表示用回路であり、信号CD
DRが“I(”のとき選択されて、So、  SI。
S CL Kを用いてマイコンPR3から制御される。
即ち、マイコンPR3から送られてくるデータに基づい
てカメラの表示部材DSPの表示を切り替えたり、カメ
ラの各種操作部材のオンオフ状態を通信によってマイコ
ンPR3に報知する。
SWI、SW2は不図示のレリーズボタンに連動したス
イッチで、レリーズボタンの第1段階の押下によりSW
Iがオンし、引続いて第2段階の押下でSW2がオンす
る。マイコンPR3はSWIオンで測光、自動焦点調節
を行い、SW2オンをトリガとして露出制御とその後の
フィルムの巻上げを行う。
なお、スイッチSW2はマイコンであるPR3の「割込
み入力端子Jに接続され、SWIオン時のプログラム実
行中でもSW2オンによって割込みがかかり、直ちに所
定の割込みプログラムへ制御を移すことができる。
MTRIはフィルム給送用、MTR2はミラーアップ・
ダウン及びシャッタばねチャージ用のモータであり、各
々の駆動回路MDRI、MDR2により正転、逆転の制
御が行われる。マイコンPR3からMDRI、MDR2
に入力されている信号MIF、MIR。
M2F、M2Rはモータ制御用の信号である。
MCI、MG2は各々シャッタ先幕・後幕走行開始用マ
グネットで、信号SMGI、5MG2.増幅トランジス
タTRI、TR2で通電され、マイコンPR3によりシ
ャッタ制御が行われる。
なお、スイッチ検知及び表示用回路DDR,モータ駆動
回路MDRISMDR2、シャッタ制御は本発明と直接
間りがないので、詳しい説明は省略する。
LPR3はレンズ内制御回路で、該回路LPR3にLC
Kに同期して入力される信号DCLは、カメラから撮影
レンズLNSに対する命令のデータであり、命令に対す
るレンズの動作は予め決められている。
制御回路L P RSは所定の手続きに従ってその命令
を解析し、焦点調節や絞り制御の動作や、出力D 1.
、 Cからレンズの各部動作状況(焦点調節光学系の駆
動状況や、絞りの駆動状態等)や各種パラメータ(開放
Fナンバ、焦点距離、デフォーカス量対焦点調節光学系
の移動量の係数等)の出力を行う。
該実施例では、ズームレンズの例を示しており、カメラ
から焦点調節の命令が送られた場合には、同時に送られ
てくる駆動1・方向に従って焦点調節用モータLTMR
を信号LMF、LMRによって駆動して、焦点調節光学
系を光軸方向に移動させて焦点調節を行う。光学系の移
動量は光学系に連動して回動するパルス板のパターンを
フォトカプラーにて検出し、移動1に応じた数のパルス
を出力するエンコーダ回路ENCFのパルス信号5EN
CFでモニタし、回路LPR3内のカウンタで計数し、
該カウント値が回路LPR3に送られた移動量に一致し
た時点でLPR3自身が信号LMF、LMRを“L”に
してモータLMTRを制御する。
このため、−旦カメラから焦点調節の命令が送られた後
は、カメラの制御装置であるところのマイコンPR3は
レンズの駆動が終了するまで、レンズ駆動に関して全く
関与する必要がない。また、カメラから要求があった場
合には、上記カウンタの内容をカメラに送出することも
可能な構成になっている。
カメラから絞り制御の命令が送られた場合には、同時に
送られてくる絞り段数に従って、絞り駆動用としては公
知のステッピングモータDMTRを駆動する。なお、ス
テッピングモータはオーブン制御が可能なため、動作を
モニタするためのエンコーダを必要としない。
ENCZはズーム光学系に付随したエンコーダ回路であ
り、回路L P RSはエンコーダ回路ENCZからの
信号5ENCZを入力してズーム位置を検出する。制御
回路LPR3内には各ズーム位置におけるレンズ・パラ
メータが格納されており、カメラ側のマイコンPR8か
ら要求があった場合には、現在のズーム位置に対応した
パラメータをカメラに送出する。
SPCは撮影レンズを介した被写体からの光を受光する
露出制御用の測光センサであり、その出力5spcはマ
イコンPR9のアナログ入力端子に入力され、A/D変
換後、所定のプログラムに従って自動露出制御に用いら
れる。
SDRは焦点検出用ラインセンサ装置SNSの駆動回路
であり、信号C3DRが“H”のときに選択されて、S
o、Sl、5CLKを用いてマイコンPRSから制御さ
れる。
駆動回路SDRからセンサ装置SNSへ与える信号φ5
ELO,φ5ELIはマイコンPR5からの信号5EL
O,5ELI(−(7)もノテ、φ5ELO=′Lnφ
5EL1=”L”のときセンサ列対SNS −1(SN
S −1a。
5NS−1b)を、φ5ELO=“H”、φ5EL1=
″L”のときセンサ列対5NS−4(SNS−4a、5
NS−4b)を、φ5ELO−“L″、φ5EL1=“
H”のときセンサ列対5NS−2(SNS−2a、5N
S2b)を、φ5ELO−“H“、φ5ELI= ”H
,”のときセンサ列対5NS−3(SNS−3a、 5
NS−3b)をそれぞれ選択する信号である。
蓄積終了後に、5ELO,5ELIを適当に設定して、
クロックφSH,φHR3を送ることにより、5ELO
,5ELI (φ5ELO,5ELI)で選択されたセ
ンサ列対の像信号が出力VOUTから順次シリアルに出
力される。
VPI、VF6.VF6.VF6はそれぞれ各センサ列
対5M5−1 (SNS−1a、5NS−1b)、5N
S−2(SNS−2a、 5NS−2b)、5NS−3
(SNS−3a。
5NS−3b)、5NS−4(SNS−4a、5NS−
4b)の近傍に配置された被写体輝度モニタ用センサ(
不図示)からのモニタ信号で、蓄積開始とともにその電
圧が上昇し、これにより各センサ列の蓄積制御が行われ
る。
信号φRES、 φVR3はセンサのリセット用クロッ
ク、φ)(RS 、  φSHは像信号の読出し用クロ
ック、φTl、 φT2. φT3.φT4はそれぞれ
各センサ列対の蓄積を終了させるためのクロックである
センサ駆動回路SDRの出力VIDEOは、センサ装置
SNSからの像信号VOUTと暗電流出力の差をとった
後、被写体の輝度によって決定されるゲインで増幅され
た像信号である。上記暗電流出力とは、センサ列中の遮
光された画素の出力値であり、SDRはマイコンPRS
からの信号DSHによってコンデンサにその出力を保持
し、これと像信号との差動増幅を行う。出力VIDEO
はマイコンPR5のアナログ入力端子に入力されており
、該マイコンPR8は同信号をA/D変換後、そのディ
ジタル値をRAM上の所定アドレスへ順次格納してゆく
信号/TIN置、/TINTE2./TINTE3゜/
TINTE4はそれぞれセンサ列対5NS−1(SNS
−1a、5NS−1b)、5NS−2(SNS−2a、
5NS2b)、5NS−3(SNS−3a、5NS−3
b)、5NS−4(SNS−4a、5NS−4b)に蓄
積された電荷で適正となり、蓄積が終了したことを表す
信号で、マイコンPR3はこれを受けて像信号の読出し
を実行する。
信号BTIMEはセンサ駆動回路SDR内の像信号増幅
アンプの読出しゲイン決定のタイミングを与える信号で
、通常上記回路SDRはこの信号が“H”となった時点
でのモニタ信号VP1〜VP4の電圧から、対応するセ
ンサ列対の読出しゲインを決定する。
CK11CK2は上記クロックφRES、φVR3゜φ
HRS、φSHを生成するために、マイコンPR8から
センサ駆動回路SDRへ与えられる基準クロックである
マイコンPR5が通信選択信号C3DRを“H”として
所定の「蓄積開始コマンド」をセンサ駆動回路SDRに
送出することによってセンサ装置id SNSの蓄積動
作が開始される。
これにより、4つのセンサ列対で各センサ上に形成され
た被写体像の光電変換が行われ、センサの光電変換素子
部には電荷が蓄積される。同時に各センサの輝度モニタ
用センサの信号VPI〜VP4が上昇してゆき、この電
圧が所定レベルに達すると、センサ駆動回路SDRは前
記信号/TINTEI〜/TINTE4がそれぞれ独立
に“L“となる。
マイコンPR3はこれを受けてクロックCK2に所定の
波形を出力する。センサ駆動回路SDRはCK2に基づ
いてクロックφS H、φHR3を生成してセンサ装置
SNSに与え、該センサ装置SNSは前記クロックによ
って像信号を出力し、マイコンPR5は自ら出力してい
るCK2に同期して内部のA/D変換機能でアナログ入
力端子に入力されている出力VIDEOをA/D変換後
、ディジタル信号としてRAMの所定アドレスへ順次格
納してゆく。
なお、センサ駆動回路SDR,センサ装置SNSの動作
については先に2対のセンサ列を有する焦点検出装置と
して特開昭61216905号等で開示しているので、
ここでの詳細な説明は省略する。
以上のようにして、マイコンPR5は各センサ列対上に
形成された被写体像の像情報を受とって、その後所定の
焦点検出演算を行い、撮影レンズのデフォーカス量を知
ることが出来る。
第5図(a)はごく大まかなカメラ全体のシーケンスの
フローチャートである。
第2図に示した回路に給電が開始されると、マイコンP
R6は第5図(a)のステップ(000)から実行を開
始してゆく。ステップ(001)において、レリーズボ
タンの第1段階押下によりオンするスイッチSWIの状
態検知を行い、オフならばステップ(001’ )を介
してフラグ等をリセットしてステップ(001)へ移行
する。スイッチSWIがオンであればステップ(002
)へ移行し、カメラの動作を開始する。
ステップ(002)では測光や各種スイッチ類の状態検
知、表示等のrAE制御」サブルーチンを実行する。A
E制御は本発明と直接間りがないので詳しい説明は省略
する。サブルーチンrAE制御」が終了すると、次いで
ステップ(003)へ移行する。
ステップ(003)でrAF制御」サブルーチンを実行
する。ここではセンサの蓄積、焦点検出演算、レンズ駆
動の自動焦点調節動作を行う。サブルーチンrAF制御
Jが終了すると再びステップ(001)へ戻り、電源が
オフするまでステップ(002)、  (003)を繰
返し実行してゆく。
なお、本実施例のフローチャートでは、レリーズ動作に
ついて記述していないが、レリーズ動作は本発明と直接
間わりがないのであえて省略している。
第5図(b)は前記ステップ(003)において実行さ
れるサブルーチンrAF制御」のフローチャートである
サブルーチンrAF制御」がコールされると、ステップ
(010)を経て、ステップ(011)以降のAF副制
御実行してゆく。
まず、ステップ(011)にて、撮影モードが手振れ検
出モードであるか否かを判別し、手振れ検出モードでな
ければステップ(012)へ移行し、サブルーチン「焦
点状態検出」を実行する。
該サブルーチンでは各被写体領域(センサー列5NS−
1a、 5NS−1b ; 5NS−4a、 5NS−
4b ;5NS−2a、 5NS2b ; 5NS−3
a、 5NS−3b)に対する焦点検出を行なって各領
域のデフォーカスIを求める。この具体的方法について
は、特願平1−291130号公報等に詳細に説明して
いるので、その説明は省略するが、上記4つの各領域に
おけるセンサーごとの蓄積制御動作及び蓄積信号(像信
号)の読み出し、該各領域ごとに蓄積制御され、読み出
された像信号それぞれに対するデフォーカス量の算出が
なされる。又、各領域について像信号のコントラスト等
から公知の方法にて焦点検出可能・不能の判定も行なわ
れる。又、更にこの領域ごとのデフォーカス量に対する
選択動作もなされ選択された領域の1つのデフォーカス
量が出力される。この選択規準としては例えば焦点検出
可能と判定された領域の各デフォーカス量のうち最も至
近の被写体を表わすデフォーカス量を選びだす様なアル
ゴリズムが用いられている。次いでステップ(013)
にてサブルーチン「合焦判定」が実行され、上記選択さ
れた領域のデフォーカス量が所定値内の時に合焦と判定
され、ステップ(022)を介してリターンする。一方
、非合焦と判定された時はステップ014の「レンズ駆
動」サブルーチンが実行される。
同サブルーチンは上記ステップ(012)にて求められ
たデフォーカス量分レンズを駆動するものである。次い
でステップ(022)へ移行し、サブルーチンrAF制
御」を終了する。
一方、ステップ(011)にて手振れ検出モードである
と判断されると、ステップ(015)へ移行する。尚、
手振れ検出モードはスイッチSWSにて設定されたり、
被写体条件等によってカメラ自身が自動的に該モードを
設定するものとする。ステップ(015)においてサブ
ルーチンrAF制御」の実行が初回のものと判定される
とステップ(016)へ移行し、像データの蓄積数を初
期化する(蓄積数−〇)。サブルーチンrAF制御」の
実行が初回のものでなければ、ステップ017へ移行す
る。ステップ017では現在の焦点状態がワンショット
合焦(焦点状態検出及びレンズ駆動動作を繰り返し行な
う過程で初めて合焦と判定された状態)後であるか否か
を判別し、ワンショット合焦後でなければステップ01
8へ移行する。ステップ(018)以降は、ステップ(
018)のサブルーチン「焦点状態の検出」、ステップ
(01,9)のサブルーチン「合焦判定」、ステップ(
020)のサブルーチン「レンズ駆動」を順次実行し、
ステップ(022)へ移行しサブルーチンrAF制御」
を終了する。
これらのステップ(01B)〜(020)は上記ステッ
プ(012)〜(014)と同一であるので、その説明
は省略するが、ステップ(01B)での焦点状態検出動
作に際して中央部領域のセンサー5NS−1a、 5N
S−1b;5NS−4a、 5NS−4bからのデフォ
ーカス量のうち至近側を表わすデフォーカス量の選択が
なされるものとする。よって、このステップ(018)
〜(020)では中央部領域の被写体に対するピント合
わせがなされる。又ステップ(019)で合焦と判定さ
れると合焦フラグがセットされ、このフラグのセット状
態を上記ステップ(017)で判定してワンショット合
焦後か否かの判定が実行されるものである。
ステップ(017)でワンショット合焦後であると判定
されるとステップ(021)へ進む。ステップ(021
)は1手振れ検出制御」サブルーチンで、その詳細は第
1図に示される。
サブルーチン「手振れ検出制御」がコールされると、ス
テップ(030)を経て、ステップ(031)以降の手
振れ検出制御を実行していく。
まずステップ(031)において、現在の時刻TM2を
入力する。この時刻はマイコンPR3に内蔵されている
16bitのフリーランニングカウンタの値を読み取る
ことで7M2を入力する。7M2−7M3を行なう、7
M3は後述する如く前回手振れ検出制御サブルーチンが
実行された時の時刻データであり7M2−7M3は該サ
ブルーチンが実行される時間間隔となる。次いでステッ
プ(032)へ移行し、サブルーチン「蓄積」を実行す
る。
第5図(g)は前記ステップ(032)において実行さ
れるサブルーチン「蓄積」のフローチャートである。
サブルーチン「蓄積コがコールされると、ステップ(1
00)を経てステップ101以降の蓄積を実行していく
まず、ステップ(101)において、蓄積に必要なデー
タの初期化やタイマーのスタート等の動作を行なう。初
期化されるデーターとしては最大蓄積時間T m a 
X AFや、検出不能判定のスレショルド値AFNG等
のデーターである。
次にステップ(102)で、手振れ検出モードであるか
否かの判別を行ない、手振れ検出モードであれば、最大
蓄積時間Tmaxを手振れ検出モード用の値T TEB
IJREに変更して、ステップ(104)へ移行し、手
振れ検出モードでなければ、そのままステップ(104
,)へ移行する。この手振れ検出モード用の最大蓄積時
間T TEnuREは通常の焦点検出用の最大蓄積時間
T m a X AFに比して短く設定されている。
次に、ステップ(104)で、蓄積を開始する。
そして、次のステップ(105)で蓄積が終了するまで
待つ。ステップ(104)と(105)の詳しい制御は
本発明と直接関わりがないので詳しい説明は省略するが
、像信号の蓄積がなされ、この蓄積された像信号がマイ
コンPR3に読み込まれる。
次に、ステップ(106)で再び手振れ検出モードであ
るか否かの判別を行ない、手振れ検出モードであれば、
ステップ(108)へ移行し、検出不能判定スレショル
ド値AFNG等を手振れ検出モード用の値へ変更して、
焦点検出演算を行なわすステップ(109)へ移行する
。上記ステップ(108)で変更されるAFNGは通常
の焦点検出動作時に設定される値よりも小さ(し、検出
不能と判定されに<<シている。手振れ検出モードでな
ければステップ(107)へ移行しサブルーチン「演算
」を実行する。同サブルーチンでは、焦点検出演算を行
なうが、詳しい制御は本発明と直接関わりないので、詳
しい説明は省略する。
次にステップ109を経て、サブルーチン「蓄積」の実
行を終了する。尚、上記の動作は各領域のセンサーに対
してそれぞれ実行されるものである。
又、この「蓄積」サブルーチンは第5図(a)のフロー
における「焦点状態検出」サブルーチン(012)(0
18)にて行なわれる蓄積動作のためのサブルーチンも
兼ねている。この場合はステップ(103) (108
)の実行が禁止されること前述した通常の像信号の蓄積
及び演算処理が実行される。
該「蓄積」サブルーチン終了後第1図のステップ(03
3)へ移行する。
ステップ(033)ではサブルーチンU像変化の検出」
を実行する。第5図(C)は前記ステップ033におい
て実行されるサブルーチン「像変化の検出」のフローチ
ャートである。サブルーチン「像変化検出」がコールさ
れると、ステップ(050)を経て、ステップ(051
)以降の像変化検出を実行していく。
まず、ステップ(051)にて、手振れ量検出に必要な
像データの蓄積数を判定し、蓄積数がOの場合は、手振
れ量の検出が出来る状態ではないので、ステップ(06
1)へ移行する。
ステップ(061)では、センサー5NS−1a、  
lbのうち5NS−1aの像信号とセンサー5NS−4
a。
5NI−4bのうち5NS−4aの像信号が記憶される
ステップ(062)では5NS−1と5M5−4の像信
号に基づいて、コントラスト等を求め低コントラスト等
の検出不可能状態か否かの判定を上記ステップ(108
)にて設定したスレショルド値に基づき行ない、両方と
も不能の時はステップ(065)にて蓄積数STR−N
UMを1にしてステップ(066)にてリターンする。
又、両方とも検出不能状態でない時(両方又は一方が検
出可能な時)はステップ(063)で蓄積数が2以下の
時はステップ(064)にて蓄積数STR−NUMを+
1としてステップ(066)にてリターンし、蓄積数が
2以下でない時はそのままリターンする。又、ステップ
(051)にて蓄積数STR−NUMが1以上と判定さ
れた時はステップ(052)へ移行し、今回蓄積された
センサー5NS1aの像信号とステップ(061)にて
記憶されている前回の像信号との差(像ズレ量PRDC
T−Vを求め、次のステップでは同様にしてセンサー5
NS−4aにおける今回と前回の像ズレ量PRDCT−
Hを求める。ステップ(054)ではセンサー5NS−
1とセンサー5NS−4がともに検出可能状態であるか
否かを判別し、両方共、検出可能状態である場合は、ス
テップ(055)へ移行する。ステップ(055)では
、5NS−1(7)像ズレ量PRDCT−Vと、5NS
4の像ズレ量PRDCT−Hを比較して、5NS−1の
像ズレ量の方が大きければステップ(057)へ移行し
、手振れ限界シャッター速度の演算に使用する像ズレf
iPR,DCTは5NS−1の像ズレ量の値を用いる事
とする。ステップ(055)で5NS−4の像ズレ量の
方が大きければ、ステップ(058)へ移行し、手振れ
限界シャッター速度の演算に使用する像ズレ量P RD
 CTは5NS−4の像ズレ量を用いる事とする。ステ
ップ(054)において、5NS1.5M5−4のセン
サが両方ともには検出可能状態でない時は、ステップ(
056)へ移行する。ステップ(056)では、5M5
−1が検出可能状態であるか否かの判別をし、5M5−
1が検出可能状態である場合は、ステップ(059)へ
移行し、手振れ限界シャッター速度の演算に使用する像
ズレ量PRDCTはSNS、−1の像ズレ量を用いるこ
ととし、5NSIが検出可能状態でなければ、ステップ
(060)へ移行し、手振れ限界シャッター速度の演算
に使用する像ズIノ1PRDcTは、5M5−4の像ズ
レ量を用いることとする。
該「像変化検出」サブルーチンの各ステップは一ト述の
如く作動するので、センサー5NS−1,,5NS4が
ともに検出不能の時には蓄積数STR−NUMはlのま
ま保持され、2回以上連続して両者とも又は一方が検出
可能の時には、ズレ471PRDCTが上記の如くして
求められる。
又、ステップ(054)、  (056)、  (06
2)でのセンサー検出不能か否かの判定はステップ(0
52)と(053)で求められたPRDCT−V、PR
DCTHが使用可能か否かの判定であるので、このPR
DCTを求めるのに使用するセンサー5NS−1aの前
回と今回像信号によって求められるコントラスト又はセ
ンサー5NS−4aの前回と今回の像信号によって求め
られるコントラスト等が低コントラストであるか否かを
上記スレショルド値AFNGとの比較にて判定するもの
である。
第1図へ戻って説明を続ける。
ステップ(033)の実行後、ステップ(034,)へ
移行し、手振れ量検出に必要な像データの蓄積数を判定
し、その蓄積数が2以上でなければステップ(037)
へ移行する。その蓄積数が2以上である時は、手振れ量
の検出が可能な状態(上記ズレfiPRDCTが求めら
れている状態)であるので、ステップ(035)へ移行
し、サブルーチン「手振れ限界シャッター速度の演算」
を実行する。第5図(d)は前記ステップ(035)に
おいて実行されるサブルーチン「手振れ限界シャッター
速度の演算」のフローチャートである。
サブルーチン1手振れ限界シャッター速度の演算」が実
行されると、ステップ(070)を経て、ステップ(0
71)以降の手振れ限界シャッター速度の演算を実行す
る。
まず、ステップ(071)で、手振れ限界のシャッター
速度を演算することになるが、この演算における基本的
な考え方を次に示す。
ピント面上での像変化速度をV(mm/s)、シャッタ
ー時間をt (s)、許容錯乱円径をδ(0,035m
m)とすると、 VXt≦δ(m m ) となる撮影条件では手振れ写真にならないと考える。
よって、 t=0.035/V (S) で、ンヤツター時間tを計算する。
ピント面上での像の変化量をr(mm)、変化量測定時
間をt s(s )とすると、像変化速度V(mm/s
)は、 V = r / t s  (m m、 / s )と
なる。
上記式V = r / t sのうちrは前記第5図(
C)のルーチンにて求められたPRDCTに比例する値
であり、かつtsは該PRDCTを求めるために像信号
を取入れる間隔、即ち第1図のサブルーチンが実行され
る時間間隔であり、ステップ(031)にて求められた
TM2−TM3にて表わされる。よって、」1記式t=
0.035/Vは上記データPRDCT及びTM2TM
3から求められ、該ステップ(071)は上記tを上記
の式に基づき実行する。上記式から明らかなごとく単位
時間あたりのズレ量が大きな程手振限界秒時tは高速秒
時へ移行する。尚、前述の第5図(c)のサブルーチン
でズレ量PRDCT−VとPR,DCTllのうちズレ
量が大きな方を使用する理由も手振れ秒時としてより高
速秒時を使用し確実に手振れを防止するためである。
次いで、ステップ(072)に移行し、ステップ(07
1)で求められた検出fitをN倍する。このNはN<
1で例えばA程度の値に設定されている。このステップ
処理を行なうことで手振れ秒時として更に高速秒時を使
用させ手振れに対しての確実性を更に高めるためである
次にステップ(073)へ移行し、サブルーチン「手振
れ限界シャッター速度の演算」の実行を終了する。
第1図に戻って説明を続ける。
ステップ(035)の実行後、ステップ(036)へ移
行しサブルーチン「リミッタ」を実行する。
第5図(e)は前記ステ゛ンブ(036)において実行
されるサブルーチン「リミッタ」のフローチャートであ
る。
サブルーチン「リミッタ」がコールされると、ステップ
(OSO)を経て、ステップ(081)以降のリミッタ
を実行していく。
まず、ステップ(081)においてサブルーチン「手振
れ限界のシャッター速度の演算」で求められたシャッタ
ー速度tをアペックス表現のCALTVに変換する。次
いでステップ(082)においてリミットモードか否か
の判定が行なわれリミットモードでない時はステップ(
085)へ移行する。リミットモードの場合は、ステッ
プ(083)へ移行し、CALTVと撮影レンズの焦点
距離の逆数をアペックス表現したFCALとを比較し、
CALTVの方が大きい、すなわちシャッター速度CA
LTVが撮影レンズの焦点距離の逆数FCALよりも高
速である場合は、ステップ(085)へ移行する。尚、
FCALは制御回路LPR8から送られてきた焦点距離
情報に基づき演算されるものとする。一方、CALTV
の方が小さい、すなわちシャッター速度CALTVが撮
影レンズの焦点距離の逆数よりも低速である場合は、ス
テップ(084)へ移行し、シャッター速度CA L 
T Vを撮影レンズの焦点距離の逆数に設定する。
これによりサブルーチン[手振れ限界シャッター速度の
演算]にて元めた手振れ限界秒時が実際に装着される撮
影レンズの焦点距離の逆数で表わされる秒時よりも低速
の時には、この焦点距離の逆数で表わされる秒時にリミ
ットされる。
この秒時リミットの理由は上記サブルーチンにて求めた
限界秒時が上記焦点距離の逆数で表わされる秒時より低
速秒時である場合でも、この秒時は撮影前に求められる
秒時であり、撮影中の状態をかならずしも表わしておら
ず、かつ通常手振れは上記焦点距離の逆数で表わされる
秒時を限界秒時として使用するためであり、このリミッ
ト処理で更に手振れに対して確実化している。
次に、ステップ(085)へ移行し、サブルーチン「リ
ミッタ」の実行を終了する。第1図に戻って説明を続け
る。
ステップ(036)の実行後、ステップ(037)へ移
行し、サブルーチン「制御値演算」を実行する。
第5図(f)は前記ステップ(037)において実行さ
れるサブルーチン「制御値演算」のフローチャートであ
る。
サブルーチン「制御値演算」がコールされると、ステッ
プ(090)を経て、ステップ(091)以降の制御値
演算を実行していく。
まず、ステップ(091)において手振れ量検出に必要
な像データの蓄積数が1以下か否かを判別し、1以下で
あれば、ステップ(092)へ移行する。この場合はデ
ータの蓄積数が足りないために、手振れ量の検出が不可
能であるので、通常の測光値に基づいたシャッター速度
で制御させるため、実際の制御値l5P−TVは、通常
の測光値に基づいたシャッター速度TVの値(TVR)
を使用することとし、ステップ(096)へ移行する。
ステップ(091)において、蓄積数STR−NUMが
1以下でない場合は、ステップ(093)へ移行し、今
度は蓄積数STR−NUMが3か否かの判別を行ない、
蓄積数が3である場合にはステップ(094)へ移行し
、蓄積数が3でない場合、即ち2の時には、ステップ(
095)へ移行する。
ステップ(094)においては、像データの蓄積数が3
回以上であるため、過去の結果が重み付きで反映される
様に次の式に従って制御値l5P−TVを求める。
4 MEMTVLt、第1図ノステップ(039)1.:”
(定義される前回の手振れ検出によって得られた制御値
l5PTVである。
この演算が終るとステラツブ(096)へ移行する。
ステップ(095)においては、像データの蓄積数が2
であるため、過去(前回)の結果との平均を取る様に、
次の式に従って制御値l5P−TVを求める。
ISP  TV ←(CALTV十MEMTV)/2こ
の演算が終了するとステップ(096)へ移行し、サブ
ルーチン「制御値演算」を終了する。上記の如くこのサ
ブルーチンは制御シャッター秒時としてサブルーチン「
手振れ限界シャッター速度の演算」「リミッタ−」にて
求めた現在の限界秒時CALTVを直接用いず、過去に
求めたCALTV又は制御シャッター秒時値TVRとの
重み付け平均した秒時を採用している。このため、毎回
得られるCALTVが大きく変化した場合でも制御値と
してのrsp’rvはさほど大巾に変化することなく保
持できる。このl5PTVは実際のシャッター制御に用
いられるシャッター秒時であるとともに第5図(a)の
「AE制制御ササブルーチンてこのl5PTVが表示さ
れる。よって上記の如(CALTVが太き(変化しても
表示値が大きく変化し表示値がチラつくことを防止し得
るものである。
第1図に戻って説明を続ける。
ステップ(037)を実行後、ステップ(038)を実
行する。
ステップ(038)では、今回の蓄積開始時間TM2を
次回の手振れ検出用にTM3として記憶する。次いでス
テップ(039)では、今回の手振れ検出制御によって
求められた制御値l5P−TVを、次回の手振れ検出用
に、MEMTVとして記憶する。次いで、ステップ(0
40)へ移行し、サブルーチン1手振れ検出制御」の実
行を終了する。
上記の手振れ検出制御動作をまとめると次の様になる。
初回の手振れ検出制御動作時にあっては、ズレfiPR
DCTが求められていないので、l5PTVとしてはr
AE制御」サブルーチンで求められた測光出力に基づく
シャッター秒時TVRが設定される。
2回目の手振れ検出制御においては中央部領域の縦セン
サー5NS−1と横センサー5NS−4のうちズレ量の
大の方のセンサーからのズレ量等に基づき、所定の安全
度を見込んで手振れ限界秒時CALTVがりミツターモ
ードの時は撮影レンズの焦点距離の逆数に対応する秒時
をリミット秒時として求められる。リミットモードでな
い時は上記リミット動作が行なわれることなく CAL
TVが求められる。
そして、このCALTVと前回の制御シャッター秒時値
l5PTVとしてのTVRとの平均値がl5PTVとし
て設定される。3回目以後の手振れ検出制御においては
2回目と同様に上記センサーからのズレ量に基づく限界
秒時CALTVが求められ、このCALTVと以前に求
められたl5PTVとの重み付け平均値がl5PTVと
して設定される。
又、手振れ検出制御動作時の蓄積最大時は通常の焦点検
出時の最大時間よりも短くかつ設定するとともに、検出
不可判定もゆるく設定し、速写性を高めている。
〔発明の効果〕
以上の如(本発明による手振れ検出カメラによれば、演
算された手振れ限界シャッター速度に対し焦点距離に応
じた所定量以下にならない様に制限をかける事により手
振れのない写真を撮ることを可能にすることが出来るも
のである。
また前回までの制御値と平均をとることによって、表示
・制御値のばらつきをおさえ撮影者に不信感を与えない
様にすることを、可能ならしめたものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るカメラの手振れ検出動作を説明す
るためのフローを示す説明図、 第2図は本発明に係るカメラの一実施例を示す回路図、 第3図は第2図示カメラの焦点検出用光学系の−実施例
を示す構成図、 第4図は本発明に係るカメラの全体構成を示す構成図、 第5図(a)〜第5図(g)は本発明に係るカメラの動
作を説明するためのフローを示す説明図である。 PR5・・・マイコン L N S・・・レンズ装置 SNS・・・センサー 早/図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)振動検出回路にて検出される振動状態に基づいて
    カメラの手振限界秒時を算出する演算回路を備えたカメ
    ラにおいて、該演算回路にて算出された手振限界秒時が
    撮影レンズの焦点距離に応じて決定される秒時よりも低
    速秒時の時に手振限界秒時を撮影レンズの焦点距離に応
    じて決定される秒時でリミットするリミット回路を設け
    たことを特徴とするカメラ。 (2)前記振動検出回路は被写体像を検出する像検出セ
    ンサーと、該センサーにて検知された時間を異にするセ
    ンサー出力間の相対信号関係を算出する相対信号算出回
    路を備え、該相対信号関係に基づき前記演算回路は手振
    限界秒時を算出する特許請求の範囲第(1)項に記載の
    カメラ。 (3)振動検出回路にて繰り返し振動状態を検出し、該
    検出回路にて検知された振動状態に基づいて繰り返しカ
    メラの手振限界秒時を求める演算回路を備えたカメラに
    おいて、 前記演算回路にて求められた手振限界秒時を記憶する記
    憶手段と、該記憶手段に記憶されている限界秒時と今回
    求められた限界秒時との平均を求める平均化回路を設け
    、該平均化回路にて求められた平均値を各回の限界秒時
    として設定することを特徴とするカメラ。 (4)前記平均化回路は重み付け平均を行う特許請求の
    範囲第(3)項に記載のカメラ。(5)前記演算回路に
    て求められる手振限界秒時に対して所定量高速側へシフ
    トするシフト処理を行い、前記手振限界秒時を設定する
    設定回路を設けた特許請求の範囲第(3)項に記載のカ
    メラ。 (6)被写体像を検出する複数の像検出センサーと、各
    センサーにてそれぞれ検知された時間を異にするセンサ
    ー出力間の相対信号関係を各センサーごとに算出する相
    対信号算出回路を備えるとともに、前記各センサーごと
    に算出された相対信号関係のうち大なる相対信号関係を
    選択し、該選択された相対信号関係に基づきカメラの手
    振れ状態を算出する手振れ状態演算回路を備えたことを
    特徴とするカメラ。 (7)被写体像を検知する蓄積型センサーと、該センサ
    ーにて蓄積された像信号に基づいてフォーカス状態の検
    出を行う焦点検出モードと前記センサーにて時間を異に
    して蓄積された像信号間の相対信号関係を算出してカメ
    ラの手振れ状態の検知を行う手振れ検出モードとを有す
    る像信号処理回路と、前記センサーによる像信号の蓄積
    時間の最長時間を手振れ検出モードの時には焦点検出モ
    ードに比して短く設定する蓄積時間規制回路を有するこ
    とを特徴とするカメラ。 (8)被写体像を検知する像検出センサーと、該センサ
    ーにて検知された像信号に基づいてフォーカス状態の検
    出を行う焦点検出モードと前記センサーにて検知された
    時間を異にする像信号間の相対信号関係を算出してカメ
    ラの手振れ状態の検知を行う手振れ検出モードとを有す
    る像信号処理回路と、前記センサーにて検知された像信
    号に基づき像信号が前記処理回路にて処理されるに適し
    た信号であるか否かを判定し、不適切な信号であると判
    定された時に該像信号の処理回路による処理を禁止する
    禁止回路と、該禁止回路による像信号に対する判定規準
    を前記焦点検出モードに比して手振れ検出モードの方を
    低く設定する規準設定回路を有することを特徴とするカ
    メラ。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007306436A (ja) * 2006-05-12 2007-11-22 Sharp Corp 撮像装置
JP2009025533A (ja) * 2007-07-19 2009-02-05 Denso Corp 表示画面調整装置

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