JPH03211537A - 自動焦点調節装置 - Google Patents

自動焦点調節装置

Info

Publication number
JPH03211537A
JPH03211537A JP776890A JP776890A JPH03211537A JP H03211537 A JPH03211537 A JP H03211537A JP 776890 A JP776890 A JP 776890A JP 776890 A JP776890 A JP 776890A JP H03211537 A JPH03211537 A JP H03211537A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
defocus
focus
amount
subroutine
area
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP776890A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Akashi
明石 彰
Masaki Higashihara
東原 正樹
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP776890A priority Critical patent/JPH03211537A/ja
Publication of JPH03211537A publication Critical patent/JPH03211537A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Focusing (AREA)
  • Automatic Focus Adjustment (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、撮影レンズのデフォーカス量を検出して撮影
レンズの焦点調節を行う自動焦点調節装置に関するもの
である。
〔従来の技術〕
従来、カメラの自動焦点調節装置としては、撮影レンズ
の異なる射出暗領域を通過した被写体からの光束を、一
対のラインセンサ上に結像させ、被写体像を光電変換し
て得られた一対の像信号の相対位置変位量を求めること
により、被写体のデフォーカス量を検出して、これに基
づいて撮影レンズの駆動を行う自動焦点調節方法がよく
知られている。
〔発明が解決しようとしている課題〕
しかしながら、上記従来例では焦点検出光学系のどこか
に何らかのゴミが付着した場合、その影がセンサ上の像
に影響を及ぼし、実際の被写体とは異なった像13号の
相対位置変位量を求めることがある。特にパターンの乏
しい被写体の場合、ゴミの影か主たるパターンとなり、
このパターンによって得られた偽のデフォーカス量に基
づいて、不必要なレンズ駆動を行ってしまうという問題
がある。
(課題を解決するための手段) 本発明は、ゴミによる偽のデフォーカス量が焦点検出光
学系の構成によって特徴的な値を示すことに注目し、特
定範囲のデフォーカス量が複数個得られた場合には、こ
れはゴミによるものと判断して、その検出デフォーカス
量を無効とすることによって、ゴミに起因する不良な焦
点調節動作を抑制するようにしたものである。
〔実施例〕
以下、本発明を図示の実施例に基づいて詳細に説明する
第1図は本発明の一実施例の概略を示すフローチャート
であり、これを用いて動作説明を行う。
ステップ(OO1)において撮影レンズの焦点検出を行
ってデフォーカス量を得る。
次のステップ(002)にて、得られたデフォーカス量
か特定のデフォーカス量範囲内にあるかどうかを判断し
、範囲外であるならばステップ(003)へ移行して、
得られたデフォーカス量に基づいてti影レンズの駆動
を行う。
ステップ(002)にて、デフォーカス量が所定範囲内
にあればステップ(004)へ移行し、2回以上所定範
囲内にあったか否かを判断する。そっであるならばステ
ップ(005)へ移行して、焦点検圧を不能扱いとする
以上の処理は、検出されたデフォーカス量が正規なデフ
ォーカス量であるならば、撮影レンズのお勤によって何
らの変化があるはずであり、それでも変化しないという
ことはゴミに起因する偽のデフォーカス量であると判断
する、という考えに基づいている。
第3図は上記実施例を実現するための焦点検出装置の概
略構成を示す図である。
図中、MSKは視野マスクであり、中央に十字形の開口
11M5K−1,両側の周辺部に縦長の開口部M S 
K −2、M S K −3を有している。
FLDLはフィールドレンズであり、視野マスクの3つ
の開口部MSK−1,MSK−2,MSK−3に対応し
て、3つの部分FLDL−1,FLDL−2,FLDL
−3から成フている。DPは絞りであり、中心部には上
下左右に一対ずつ計4つの開口部DP−1a、DP−1
b、DP−1c、DP−1dを、また左右の周辺部分に
は一対2つの開口DP−2a、DP−2b及びDP−3
a、DP−3bがそれぞれ設けられている。
前記フィールドレンズFLDLの各領域FLDL−1,
FLDL−2,FLDL−3はそれぞれこれらの開口対
DP−1,DP−2,DP−3を不図示の対物レンズの
射出瞳付近に結像する作用を有している。AFLは4対
計8つのレンズAFL−1a、AFL−1b、AFL−
4a、AFL−4b、AFL−2a、AFL−2b、A
FL−3a  AFL−3bかうなる2次結像レンズで
あり、絞りDPの各開口に対応して、その後方に配置さ
れている。SNSは4対計8つのセンサ列5NS−1a
、5NS−1b、5NS−4a。
5NS−4b、  5NS−2a、  5NS−2b。
5NS−3a、5NS−3bから成るセンサであり、各
2次結像レンズAFLに対応してその像を受光するよう
に配置されている。
この第3図に示す焦点検出系では、撮影レンズの焦点が
フィルム面より前方にある場合、各センサ列対上に形成
される被写体像は互いに近づいた状態になり、焦点が後
方にある場合には、被写体像は互いに離れた状態になる
。この被写体像の相対位置変位量は撮影レンズの焦点外
れ量と特定の関数関係にあるため、各センサ列対でその
センサ出力に対してそれぞれ適当な演算を施せば、撮影
レンズの焦点外れ量、いわゆるデフォーカス量を検出す
ることが出来る。
以上で説明したような構成をとることにより、不図示の
対物レンズにより撮影または観察される範囲の中心付近
では、光量分布が上下または左右の一方向にのみ変化す
るような物体に対しても測距することが可能となり、中
心以外の視野マスクの周辺の開口部MSK−2,MSK
−3に対応する位置にある物体に対しても測距すること
ができる。
第2図は第3図の如き焦点検出装置を備えたカメラの具
体的な構成の一例を示す回路図であり、先ず各部の構成
について説明する。
第2図において、PH1はカメラの制御装置で、例えば
、内部にCPU (中央処理装置)。
ROM、RAM、A/D変換機能を有する1チツプのマ
イクロコンピュータ(以下マイコンと記す)である。マ
イコンPRSはROMに格納されたカメラのシーケンス
プログラムに従って、自動露出制御機能、自動焦点調節
機能、フィルムの巻上げ巻戻し等のカメラの一連の動作
を行っている。そのために、マイコンPR3は通信用信
号So、Sr、5CLK、通信選択信号CLCM。
C3DR,CDDRを用いて、カメラ本体内の周辺回路
及びレンズ内制御装置と通信を行って、各々の回路やレ
ンズの動作を制御する。
SoはマイコンPRSから出力されるデータ信号、SI
はマイコンPRSに入力されるデータ信号、5CLKは
信号So、Slの同期クロックである。
LCMはレンズ通信バッファ回路であり、カメラが動作
中のときにはレンズ用電源端子VLに電力を供給すると
ともに、マイコンPR3からの選択信号CLCMが高電
位レベル(以下、゛H°゛と記し、低電位レベルはL”
と記する)のときには、カメラとレンズ間の通信バッフ
ァとなる。
マイコンPR3が選択信号CLCMを”H”にし、で、
5CLKに同期して所定のデータを信号Soとして送出
すると、バッファ回路LCMはカメラ・レンズ間通信接
点を介して、5CLK。
SOの各々のバッファ信号LCK、DCLをレンズへ出
力する。それと同時にレンズLNSからの信号DLCの
バッファ信号を信号Slとして出力し、マイコンPR3
は5CLKに同期して信号SIをレンズのデータとして
人力する。
DDRはスイッチ検知及び表示用回路であり、信号CD
DRが”H”のとき選択されて、5O1S1.5CLK
を用いてマイコンPR5から制御される。即ち、マイコ
ンPRSから送られてくるデータに基づいてカメラの表
示部材DSPの表示を切り替えたり、カメラの各種操作
部材のオンオフ状態を通信によってマイコンPR3に報
知する。
カメラの自動焦点調節(AF)モートの設定は、マイコ
ンPR3がスイッチ検知回路DDRを介してスイッチ群
SWSの状態を認識することによって行われる。即ち、
5WSO内の特定のスイッチがONのときには、0NE
SHOTモード(−旦合焦するとピントをロック)、O
FFのときには5ERVOモード(合焦・非合焦に関わ
らず焦点調節を行う)というように決めることが出来る
SWI、SW2は不図示のレリーズボタンに連動したス
イッチで、レリーズボタンの第1段階の押下によりSW
Iがオンし、引続いて第2段階の押下でSW2がオンす
る。マイコンPR3はSW1オンで測光、自動焦点調節
を行い、SW2オンをトリガとして露出制御とその後の
フィルムの巻上げを行う。
なお、スイッチSW2はマイコンであるPRSの「割込
み入力端子」に接続され、SW1オン時のプログラム実
行中でもSW2オンによって割込みがかかり、直ちに所
定の割込みプログラムへ制御を移すことができる。
MTRIはフィルム給送用、MTR2はミラーアップ・
ダウン及びシャッタばねチャージ用のモータであり、各
々の駆動回路MDRI、MDR2により正転、逆転の制
御が行われる。マイコンPR5からMDRl、MDR2
に入力されている信号MI F、MI R,M2F、M
2Rはモータ制御用の信号である。
MGI、MG2は各々シャッタ先幕・後幕走行開始用マ
グネットで、信号SMGI、5MG2増幅トランジスタ
TR1,TR2で通電され、マイコンPR3によりシャ
ッタ制御が行われる。
なお、スイッチ検知及び表示用回路DDR、モータ駆動
回路MDR1,MDR2、シャッタ制御は本発明と直接
間りかないので、詳しい説明は省略する。
LPR5はレンズ内制御回路で、該回路LPR5にLC
Kに同期して人力される信号DCLは、カメラから撮影
レンズLNSに対する命令のデータであり、命令に対す
るレンズの動作は予め決められている。制御回路LPR
Sは所定の手続に従ってその命令を解析し、焦点調節や
絞り制御の動作や、出力DLCからレンズの各部動作状
況(焦点調節光学系の駆動状況や、絞りの駆動状態等)
や各種パラメータ(開放Fナンバ、焦点距離、デフーカ
ス量対焦点調節光学系の移動量の係数等)の出力を行う
該実施例では、ズームレンズの例を示しており、カメラ
から焦点調節の命令が送られた場合には、同時に送られ
てくる駆動量・方向に従って焦点調節用モータLTMR
を信号LMF、LMRによって駆動して、焦点調節光学
系を光軸方向に移動させて焦点調節を行う。光学系の移
動量は光学系に連動して回動するパルス板のパターンを
フォトカプラーにて検出し、移+0量に応じた数のパル
スを出力するエンコーダ回路ENCFのパルス信号5E
NCFでモニタし、回路LPR5内のカウンタで計数し
、該カウント値が回路LPR5に送られたり動量に一致
した時点でLPR5自身が43号LMF、LMRを°“
L ”にしてモータLMTRを制御する。
このため、−旦カメラから焦点調節の命令が送られた後
は、カメラの制御装置であるところのマイコンPRSは
レンズの駆動が終了するまで、レンズ駆動に関して全く
関与する必要がない。
また、カメラから要求があった場合には、上記カウンタ
の内容をカメラに送出することも可能な構成になってい
る。
カメラから絞り制御の命令が送られた場合には、同時に
送られてくる絞り段数に従って、i32’)駆動用とし
ては公知のステッピングモータDMTRを駆動する。な
お、ステッピングモータはオーブン制御が可能なため、
動作をモニタするためのエンコーダを必要としない。
ENCZはズーム光学系に付随したエンコーダ回路であ
り、回路LPRSはエンコーダ回路ENCZからの信号
5ENCZを人力してズーム位置を検出する。制御回路
LPRS内には各ズーム位置におけるレンズ・パラメー
タが格納さねており、カメラ側のマイコンPR5から要
求があった場合には、現在のズーム位置に対応したパラ
メータをカメラに送出する。
SPCは撮影レンズを介した被写体からの光を受光する
露出制御用の測光センサであり、その出力5SPCはマ
イコンPR3のアナログ入力端子に入力され、A/D変
換変換所定のプログラムに従って自動露出制御に用いら
れる。
SDRは焦点検出用ラインセンサ装置SNSの駆動回路
であり、信号C3DRが“H”のときに選択されて、S
o、SI、5CLKを用いてマイコンPR3から制御さ
れる。
駆動回路SDRからセンサ装置SNSへ与える信号φ5
ELO,φ5ELIはマイコンPRSからの信号5EL
O,5ELIそのもので、φ5ELO=”L”、φ5E
LI=″′L″のときセンサ列対5NS−1(SNS−
1a、5NS−f b)を、φ5ELO= ’“H゛、
φ5EL1=”L”のとぎセンサ列対5NS−4(SN
S−4a、5NS−4b)を、φ5ELO= ’“L°
゛、φ5ELI=”H”のときセンサ列対5NS−2(
SNS−2a、5NS−2b)を、φ5ELO=”H”
φ5ELI =“H”のときセンサ列対5NS−3(S
NS−3a、5NS−3b)をそれぞれ選択するイエ号
である。
蓄積終了後に、5ELO,5ELIを適当に設定して、
クロックφSH,φHR3を送ることにより、5ELO
,5ELI  (φ5ELO,5EL1)で選択された
センサ列対の像信号が出力■。
UTから順次シリアルに出力される。
VPI、VF6.VF6.VF6はそねぞね各センサ列
対5NS−1(SNS−1a  5NS−1b)、5N
S−2(SNS−2a、5NS−2b)、5NS−3(
SNS−3a、5NS−3b)、5NS−4(SMS−
4a、5NS−4b)の近傍に配置された被写体輝度モ
ニタ用センサ(不図示)からのモニタ信号で、蓄積開始
とともにその電圧が上昇し、これにより各センサ列の蓄
積制御が行われる。
43号φRES、φVR5はセンサのリセット用クロッ
ク、φHR3,φSHは像信号の読出し用クロック、φ
Tl、φT2.φT3.φT4はそれぞれ各センサ列対
の蓄積を終了させるためのクロックである。
センサ駆動回路SDRの出力VIDEOは、センサ装置
SNSからの像信号VOUTと暗電流出力の差をとった
後、被写体の輝度によフて決定されるゲインで増幅され
た像信号である。上記暗電流出力とは、センサ列中の遮
光された画素の出力値であり、SDRはマイコンPR3
からの48 号DSHによってコンデンサにその出力を
保持し、これと像信号との差動増幅を行う。出力VID
EOはマイコンPR3のアナログ入力端子に入力されて
おり、該マイコンPR5は同信号をA/D変換後、その
ディジタル値をRAM上の所定アドレスへ順次格納して
ゆく。
信号/TINTEI、/TINTE2./TINTE3
./TINTE4はそれぞれセンサ列対5NS−1(S
NS−1a、5NS−1b)SNS−2(SNS−2a
、5NS−2b)SNS−3(SNS−3a、5NS−
3b)SNS−4(SNS−4a、5NS−4b)に蓄
積された電荷で適正となり、蓄積が終了したことを表す
43号で、マイコンPR5はこれを受けて像信号の読出
しを実行する。
信号B T I M Eはセンサ駆動回路SDR内の像
信号増幅アンプの読出しゲイン決定のタイミングを¥え
る1゛ε号で、通常上記回路SDRはこの信号かH” 
となった時点でのモニタ信号■PO〜VP3の電圧から
、対応するセンサ列対の読出しケインを決定する。
CKI、CK2は上記クロックφRES、φVR3,φ
)(R3,φSHを生成するために、マイコンPR3か
らセンサ駆動回路SDRへ与えられる基準クロックであ
る。
マイコンPR5が通信選択信号C3DRを“H”として
所定の「蓄積開始コマンド」をセンサ駆動回路SDRに
送出することによってセンサ装置SNSの蓄積動作が開
始される。
これにより、4つのセンサ列対で各センサ上に形成され
た被写体像の光電変換が行われ、センサの光電変換素子
部には電荷が蓄積される。同時に各センサの輝度モニタ
用センサの信号VPI〜VP4が上昇してゆき、この電
圧が所定レベルに達すると、センサ駆動回路SDRは前
記信号7丁I NTE 1〜/TINTE4がそれぞれ
独立に“′L′°となる。
マイコンPRSはこれを受けてクロックCK2に所定の
波形を出力する。センサ駆動回路SDRはCK2に基づ
いてクロックφSH,φHRSを生成してセンサ装置S
NSに与え、該センサ装置SNSは前記クロックによっ
て像信号を出力し、マイコンPR5は自ら出力している
CK2に同期して内部のA/D変換機能でアナログ入力
端子に人力されている出力VIDEOをA/D変換後、
ディジタル信号としてRAMの所定アドレスへ順次格納
してゆく。
なお、センサ駆動回路SDR、センサ装置SNSの動作
については先に本出願人より、2対のセンサ列を有する
焦点検出装置として特開昭63−216905号等で開
示しているので、ここでの詳細な説明は省略する。
以上のようにして、マイコンPR5は各センサ列対上に
形成された被写体像の像情報を受けとって、その後所定
の焦点検出演算を行い、撮影レンズのデフォーカス量を
知ることが出来る。
次いで、上記構成によるカメラの自動焦点調節装置につ
いて、以下のフローチャートに従って説明を行う。
第4図(a)はごく大まかなカメラ全体のシーケンスの
フローチャートである。
第2図に示した回路に給電が開示されると、マイコンP
R5は第4図(a)のステップ(101)から実行を開
始してゆく。ステップ(102)において、レリーズボ
タンの第1段階押下によりオンするスイッチSWIの状
態検知を行い、オフならばステップ(103)へ移行し
、変動やフラグの順いを初期化する。スイッチSW1が
オンであればステップ(104)へ移行し、カメラの動
作を開始する。
ステップ(104)では測光や各種スイッチ類の状態検
知、表示等のrAE制御」サブルーチンを実行する。A
E副制御本発明と直接間つがないので詳しい説明は省略
する。サブルーチンrAE制御」が終了すると、次いで
ステップ(105)へ移行する。
ステップ(105)でrAF制御」サブルーチンを実行
する。ここではセンサの蓄積、焦点検出演算、レンズ駆
動の自動焦点調節動作を行う。サブルーヂンrAF制御
」が終了すると再びステップ(102)へ戻り、電源が
オフするまでステップ(104)、(105)を繰返し
実行してゆく。
なお、本実施例のフローチャートでは、レリーズ動作に
ついて記述していないが、レリーズ動作は本発明と直接
間つがないのであえて省略している。
第4図(b)は前記ステップ(105)において実行さ
れるサブルーチンrAF制御」のフローチャートである
サブルーチンrAF制御」がコールされると、ステップ
(201)を経て、ステップ(202)以降のAFjl
dJ御を実行してゆく。
ステップ(202)ではAFモードが0NESHOTモ
ードか5ERV○モードであるかを判定し、0NESH
OTの場合にはステップ(203)へ移行する。
ステップ(203)では前回の焦点検出の結果が合焦で
あったか否かを判定し、合焦であった場合には新たな焦
点調節動作を行うことなくステップ(204)にてサブ
ルーチンrAF制御」をリターンする。
ステップ(203)で合焦と判定されなかった場合や、
ステップ(202)でAFモードが5ERVOモードで
あった場合には、新たな焦点調節動作を行うべくステッ
プ(205)へ移行する。
ステップ(205)では複数の被写体領域の焦点検出を
行って各領域のデフォーカス量を検出するサブルーチン
「焦点検出」を実行する。この具体的方法については本
出願人が先に提案した特願平1−291130号等に詳
細に説明しているので本発明での説明は省略する。
本発明の実施例の4つの被写体領域毎にそれぞれデフォ
ーカス量検知がなされ、各領域毎にデフォーカス量DE
FI、DEF2.DEF3゜DEF4が得られるものと
する。また、各領域について、像信号のコントラスト等
から公知の方法によって焦点検出可能・不能の判定も行
われるものとする。
次のステップ(206)ではサブルーチン「判定IJを
実行する。r判定IJは焦点検出系(光学系とセンサ)
中に存在するゴミのために生じる偽の検出結果を排除す
るためのサブルーチンである。
「判定1」のフローチャートを第4図(C)に示す。
「判定1」サブルーチンがコールされると、第4図(C
)のステップ(301)を経て、ステップ(302)へ
移行する。
ステップ(302)は本実施例の4つの被写体領域毎に
処理を行うループ処理を表わしており、領域を表わす引
数iを1から4に変更させながら処理を行ってゆく。
最初に引数iに1を設定してステップ(303)へ進む
ステップ(303)では、センサ5M5−i+即ち5N
S−1の担当する第1の被写体領域の焦点検出が可能で
あったか否かを判定し、可能な場合はステップ(304
)へ移行する。可能でなかった場合はiが1の場合のル
ープを終了し、iに2を設定して再びステップ(303
)からの処理を実行してゆく。
焦点検出が可能でステップ(304)へ移行した場合は
、DEFi、即ち第1の被写体領域のデフォーカス量D
EFIが所定のデフォーカス範囲DEFA−DEFB間
にあるかどうかを判定する。前記DEFA、DEFBは
焦点検出系(光学系、センサ)の構成によって決まる値
であって、仮に焦点検出光学系上にゴミが付着した場合
にゴミの像をセンサが検出すると、概ね一定のデフォー
カス量として検出されることを原理としている。従って
、検出デフォーカス量がDEFA〜DEFB間にあると
きは、ゴミによる偽のデフォーカス量である可能性があ
るということになる。
ここで処理ループ(302)内で使われるフラグについ
て説明しておく。
PH51iフラグ: 被写体領域iでDEFA〜DEFB 範囲内のデフォーカス量を1回検知。
PH52iフラグ; 被写体領域iでDEFA〜DEFB 範囲内のデフォーカス量を2回検知。
ゴミによる偽デフォーカス量と見なして領域iは検出不
能扱いとする。
PH53tフラグ: 被写体領域iでDEFA NDEFB範囲内のデフォー
カス量を2回検知して、−旦は検出不能扱いとしたが、
その後DEFA〜DEFB範囲外のデフォーカス量を検
知したため、以降はDEFA〜DEFB範囲内のデフォ
ーカス量を検知しても、検出不能扱いとはしない。
さて、ステップ(304)において被写体領域1の検出
デフォーカス量DEF 1がDEFA〜DEFB範囲内
にあれば、ステップ(309)へ移行する。
ステップ(309)ではフラグPH51i。
即ちPH3IIフラグの判定を行い、既にセットされて
いればステップ(313)へ移行する。
ステップ(313)では、DEFA〜DEFB範囲内の
デフォーカスが2回検知されたので、PH3IIフラグ
をクリア、PH521フラグをセットし、次のステップ
(314)にてセンサ5NS−i、即ち被写体領域1を
焦点検出不能扱いとして、領域1のループ処理を終了す
る。
ステップ(−309)においてPH3IIフラグがクリ
アならばステップ(310)へ移行してフラグPH52
iの判定を行う。
ステップ(310)にてフラグPH52i。
即ちPH521フラグがセットされていれば、ステップ
(314)へ移行して被写体領域】は焦点検出不能扱い
とする。PH521フラグがクリアの場合は、ステップ
(311)へ移行してフラグPH33iの判定を行う。
ステップ(311)においてフラグPH331、即ちP
H531フラグがセットされていれば、前述したように
検出不能扱いとはしないために分岐して被写体領域Iに
対するステップ(302)のループ処理を終了する。
ステップ(311)においてPH531フラグがクリア
されていれば、今回初めて領域1の検圧デフォーカス量
がDEFA〜DEFB範囲内に入ったとして、ステップ
(312)へ移行して、PH511フラグをセットして
、ループ処理を終了する。
さて、ステップ(304)に戻って、被写体領域1の検
出デフォーカスがDEFA〜DEFBの範囲内にない場
合は、ステップ(305)へ移行する。
ステップ(305)てはフラグPH51i。
即ちPH3IIフラグを判定してセットされていれは、
ステップ(308)にてPH511フラグをクリアして
領域1のループ処理を終了する。
ステップ(305)にてPH5IIフラグがクリアされ
ていれば、次にステップ(306)でフラグPH52i
、即ちPH521フラグを判定し、クリアならば領域1
のループ処理を終了する。クリアでない場合は、前述し
たように、これ以降領域1での検出デフォーカス量がD
EFA〜DEFBの範囲内に入っても検出不能としない
ために、ステップ(307)へ移行して、PH521フ
ラグをクリアし、PH531フラグをセットした後、領
域1のループ処理を終了する。
領域1のループ処理が終了した後は、再びステップ(3
02)の先頭へ戻り、引数1を2として、被写体領域2
に対して同様のループ処理を実行してゆく。領域2の処
理が終了した後は領域3.4に対しても同様の処理を実
行してゆく。
被写体領域1〜4の総てのループ処理が終了すると、ス
テップ(315)へ8行してサブルーチン「判定1」を
リターンする。
以上の「判定1」サブルーチンの動作をまとめると、各
被写体領域毎に、検出デフォーカス量が所定のデフォー
カス範囲内にいるかどうかを判断し、2回入った場合は
焦点検出系内のゴミによる偽のデフォーカスであると肥
識して、その領域は焦点検出を不能扱いとし、2回入っ
て後に検圧デフォーカスが所定のデフォーカス範囲外に
なればそれ以降範囲内に入っても検出不能扱いにはしな
いというものである。
第4図(b)に戻フてフローチャートの説明を続ける。
ステップ(206)て「判定1」サブルーチンの実行を
終了すると次のステップ(207)にて「判定2」のサ
ブルーチンを実行する。
「判定2」サブルーチンは、複数の被写体領域の焦点検
出結果から撮影レンズの焦点調節を行う自U隼、点調節
装置において、撮影レンズの駆動に伴って焦点検出が可
能になったり不能になったりすることでレンズ駆動が発
振状態に陥ることを防止するためのサブルーチンである
「判定2」サブルーチンのフローチャートを第4図(d
)(e)に示している。
「判定2」サブルーチンかコールされると第4図(d)
のステップ(401)を経てステップ(402)以降の
処理を実行してゆく。
ステップ(402)ではサブルーチンrJDGS」を実
行する。
サブルーチンrJDGSJはある被写体領域か一旦検出
可能となった後に不能となった場合に、その領域が再び
検出可能となっても、レリーズボタンを離さない限り不
能扱いとするためのサブルーチンである。
rJDGsJサブルーチンがコールされると、第4図(
e)のステップ(501)を経てステップ(502)の
ループ処理を実行する。
ステップ(502)は前述したステップ(302)と同
様に本実施例の4つの被写体領域毎に処理を行うループ
処理を表わしており、領域を表わす引数iを1から4に
変更させながら処理を行ってゆく。
最初に引数iに1を設定してステップ(503)を実行
する。
ステップ(503)において、センサ5NS−1、即ち
5NE−1の担当する被写体領域が焦点検出可能である
か否かを判定して可能ならばステップ(506)へ移行
する。
ここでステップ(502)のループ処理内で使用するフ
ラグについて説明しておく。
ENO】 : 被写体領域iは一旦焦点検出可能と なった。
ISi 被写体領域iは一旦焦点検出可能と なった後に検出不能となった。以降、 再び焦点検出可能となっても検出不能 扱いとする。
即ち、−星点点検出可能であった測距点が検出不能に陥
ると、再び焦点検出可能となっても不能扱いとすること
によフて、撮影レンズが駆動されたことで選択領域が切
り換わり、レンズ駆動か発振状態となることを防止する
わけである。
さて、ステップ(506)において、既にフラグDIS
i、ここではiは1に設定されているのでDISIフラ
グがセットされていれば、ステップ(50B)へ移行し
て、前述したように5NS−1の担当する被写体領域1
を検出不能扱いとし、領域1に対するループ処理を終了
する。
ステップ(506)において、DrS1フラグがクリア
ならば、ステップ(507)へ移行し、被写体領域1が
一旦焦点検出可能となったとしてENO1フラグをセッ
トする。そして、領域1に対するループ処理を終了する
ステップ(503)でセンサ5NS−1の担当する被写
体領域1が焦点検出可能でなければステップ(504)
へ移行する。
ステップ(504)でフラグENOf、即ちENO1フ
ラグがセットされていればステップ(505)へ移行し
、前述したように被写体領域1が一旦検出可能後に検出
不能になったとしてDIS1フラグをセットし、被写体
領域1に対するループ処理を終了する。
ステップ(504)でENO1フラグが未だクリアであ
れば、何も実行せずに領域1のループ処理を終了する。
被写体領域1のループ処理か終了すると、領域を表わす
引数iを2.3.4として同様にループ処理を実行して
ゆく。
総ての被写体領域に対してループ処理が終了するとステ
ップ(509)へ移行して、サブルーチンrJDGSJ
をリターンする。
サブルーチンrJDGsJが終了すると、第4区(d)
へ戻って次のステップ(403)へ移行する。
ステップ(403)では、先のステップ(402)で実
行したサブルーチンrJDGSJの実行結果により総て
のセンサ(領域)が焦点検出不能であるか否かを判定し
、総てが不能であるならばステップ(404)へ移行し
、総てのフラグENOi、DISiをクリアした後、ス
テップ(405)にて再度サブルーチンrJDGSJを
実行す乙。これは、ステップ(402)で実行したサブ
ルーチンrJDGsJの実行により、総ての領域が焦点
結果不能となった場合、今回の焦点検出動作で本当に総
ての領域が検出不能であった場合と、検出可能な領域が
あっても、フラグDISiの作用により焦点不能扱いと
なった場合があるからである。そもそも、サブルーチン
rJDGsJは焦点検出可能、不能によって選択被写体
領域が切り換わることを原因とする撮影レンズの不必要
な発振動作を抑制することを目的としており、焦点検出
可能な被写体領域があるにも拘らず、総ての領域を焦点
検出不能としてしまうのは、もはや本来の目的とは異な
る操作であり、従りてステップ(404)にてサブルー
チンrJDGS」を機能させるフラグを総て一部クリア
した後にステップ(4,05)にて再度rJDGsJを
実行させるわけである。
ステップ(403)にて、総ての被写体領域が焦点検出
不能でない場合、あるいはステップ(405)のサブル
ーチンrJDGsJ実行後は、ステップ(406)へ移
行してサブルーチン[判定2」をリターンする。
サブルーチン「判定2」の実行を終了すると、第4図(
b)のフローチャートのステップ(208)へ13行す
る。
再び第4図(b)のフローチャートに基づいて説明を続
ける。
ステップ(208)において、総てのセンサ、即ち総て
の被写体領域が焦点検出不能であるが否かを判定し、総
てが不能であればステップ(214)へ移行し、サブル
ーチン「サーチレンズ駆動」を実行する。これは被写体
のコントラストが低くて焦点検出不能となった場合に、
撮影レンズを駆動させながら焦点検出動作を実行する制
御で、詳しくは特願昭61−160824号公報に開示
されているものであるので、本発明は説明を省略する。
ステップ(208)にて総ての被写体領域が焦点検出不
能でない場合は、ステップ(209)へ移行してサブル
ーチン「センサ選択」を実行する。
サブルーチン「センサ選択」は焦点検出可能な複数の被
写体領域(センサ)の内から、最終的に焦点調節を行う
ための被写体領域を選択するためのサブルーチンであり
、第4図(f)にフローチャートを示している。
サブルーチン「センサ選択」がコールされると、第4図
(f)のステップ(601)を経て、ステップ(602
)以降の処理を実行してゆく。
先づステップ(602)にて、最終的なデフォーカス量
を表わす変数DEFに初期値として30 (mm)を格
納する。本発明の実施例では、デフォーカス量が正の場
合は後ピン、負の場合は前ビンを意味しており、従って
初期値−30(mm)は非常に大ぎな前ビンのデフォー
カス量を表わしている。
次のステップ(603)にて前述した自動焦点調節(A
F)モートを判定し、モードが5ERVOならばステッ
プ(607)へ、0NESHOTならばステップ(60
4)へ第3行する。AFモードは第4図(a)のステッ
プ(104)のサブルーチンrAE制御」にて、カメラ
の操作部材の状態によりあらかじめ設定されているもの
とする。
AFモートか0NESHOTモードの場合について説明
する。
ステップ(604)は本実施例の4つの被写体領域(セ
ンサ)毎に処理を行うループ処理を表わしており、領域
(センサ)を表わす引数iを1から4に変更させながら
処理を行ってゆく。
最初に引数iに1を設定して、ステップ(605)へ進
む。
ステップ(605)では、サブルーチン「デフ、t−カ
ス更新」を実行している。
サブルーチン「デフォーカス更新」は焦点検出可能な領
域のデフォーカス量と、最終的なデフォーカス量DEF
を比較して、より大きいデフォーカス量を最終的なデフ
ォーカス量とするためのサブルーチンである。第4図(
8)にサブルーチン「デフォーカス更新」のフローチャ
ートを示している。
サブルーチン「デフォーカス更新」がコールされると、
第4図(g)のステップ(701)を経て、ステップ(
702)以降の処理を実行してゆく。
ステップ(702)にて、5NS−i、即ちいま引数i
には1が設定されているから5NS−1である被写体領
域1が焦点検出可能であるか否かを判定し、可能でない
場合には何も実行せずステップ(705)へ移行して、
サブルーチン「デフォーカス更新」をリターンする。
可能な場合にはステップ(703)へ移行して、領域1
のデフォーカス量DEFIと最終的なデフォーカス量D
EFを比較し、DEFの方が大きい場合は荷も実行せず
ステップ(705)でサブルーチンをリターンする。D
EFIの方が大きい場合は、ステップ(704)へ移行
する。
ステップ(704)では領域1のデフォーカス量DEF
Iを最終的tJデフォーカスDEFへ格納し、次のステ
ップ(705)でサブルーチン「デフォーカス更新」を
リターンする。
サブルーチン「デフォーカス更新」をリターンすると、
第4図(f)に戻って、ステップ(604)のループ処
理にて、被写体領域を表わす引数iを2に変更して、同
様にステップ(605)のサブルーチン「デフォーカス
更新」を実行する。
引数1を3.4にして同様の処理を行う。
総ての被写体領域に対してステップ(604)のループ
処理が終了すると、ステップ(606)へ移行してサブ
ルーチン「センサ選択」をリターンする。
0NESHOTモートでは、ステップ(604)におい
て、焦点検出可能な被写体領域のうち最も大きなデフォ
ーカス量を最終的なデフォーカス量として設定すること
になる。先に述べたように、本実施例ではデフォーカス
量が正の値のときには後ピンを表わしているから、最終
的なデフォーカス量は最も後ピンのデフォーカス量が格
納されている。最も後ピンということは、そのデフォー
カス量を示している被写体領域は、カメラに対して最も
至近側に位置していることになり、結局0NESHOT
モードでは、最も至近側の被写体に焦点調節が行われる
ことになる。
ステップ(603)にてAFモードが5ERVOモード
に設定されている場合はステップ(607)へ8行する
ステップ(607)では、5NS−1あるいは5NS−
4、即ち第3図で説明したように、画面中央に位置する
被写体領域1あるいは4のいずれかが焦点検出可能か否
かを判定し、可能な場合にはステップ(613)へ、可
能でない場合はステップ(608)へ移行する。
画面中央に位置する被写体領域1あるいは4のいずれか
が焦点検出可能な場合、ステップ(613)で領域を表
わす引数iに1を設定して次のステップ(614)にて
サブルーチン「デフォーカス更新」を実行する。次いで
ステップ(615)にて引数iに4を設定して次のステ
ップ(616)にてサブルーチン「デフォーカス更新」
を実行する。そしてステップ(617)にてサブルーチ
ン「センサ選択」をリターンする。
ステップ(613)〜(616)を実行することにより
被写体領域1と4のうち、いずれか大きい方のデフォー
カス量か最終的なデフォーカス2tDEFに格納される
ことになる。もちろん、いずれか一方か焦点検出不能の
場合には、可能な方のデフォーカス量が格納されること
は明らかである。
ステップ(607)にて被写体領域1.4がともに焦点
検出不能の場合、ステップ(608)以降を実行する。
ステップ(808)にて被写体領域を表わす引数iに2
を設定して、次のステップ(609)にてサブルーチン
「デフォーカス更新」を実行する。次いでステップ(6
10)にて引数iに3を設定して次のステップ(611
)にて再度サブルーチン「デフォーカス更新」を実行す
る。そして、ステップ(612)にてサブルーチン「セ
ンサ選択」をリターンする。
ステップ(608)あるいは(610)で設定される領
域2,3は第3図で示したように画面w辺の被写体領域
を表わしている。
以上のようにS E RVOモードの場合には、画面中
央に位置する被写体領域が焦点検出可能な場合は、その
領域のデフォーカス量を最終的なデフォーカス量として
いることになる。本実施例の場合には、画面中央には領
域1.4の2つの被写体領域があるので、両方とも焦点
検出可能な場合は、より至近側の領域を選択しているこ
とになる。
サブルーチン「センサ選択」をリターンすると、第4図
(b)へ戻ってステップ(210)へ移行する。
ステップ(210)では、最終的に得られたデフォーカ
ス量に基づいて、撮影レンズが合焦状態にあるかどうか
を判定する。合焦状態の場合はステップ(213)へ移
行して、サブルーチン「合焦表示」を実行して、ファイ
ンダ内に合焦表示を行い、次のステップ(215)でサ
ブルーチンrAF制御」をリターンする。
ステップ(210)にて、合焦状態にないと判定された
場合は、ステップ(211)へ移行してレンズ駆動を行
い、次いでステップ(215)でサブルーチンrAF制
御」をリターンする。
レンズ駆動に関しては本出願人による特願昭61−16
0824号公報等により開示されているので詳しい説明
は省略する。
以上説明した実施例では、検出デフォーカス量が所定範
囲に2回入れば焦点検出不能扱いとしているが、目的動
作を確実に行わせようとするならば3回以上に増しても
良い。
1回目の判定はやや広いデフォーカス範囲を設定してお
き、この範囲内に入れは、その時検出デフォーカス量を
記憶しておき、2回目は、前回の検出デフォーカス量を
中心とした所定範囲のデフォーカス範囲で判定を行うよ
うにすれば、ゴミに起因する偽のデフォーカス量が多少
変動しても正確な動作か可能となる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば焦点検出光学系内
にゴミが付着しても、ゴミによる偽のデフォーカスであ
ると判断し、不良な焦点焦点動作を抑制することが可能
となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の主要な動作を説明するためのフローチ
ャートを示す説明図、 第2図は本発明の実施例の装置がカメラに組み込まれた
ときの具体的構成例を示す回路図、第3図は第2図示カ
メラにおける焦点検出系の詳細な構成を示す構成図、 第4図(a)〜(g)は第2図実施例の動作を説明する
ためのフローチャートを示す説明図である。 SNS・・・センサ PH1・・・マイコン LNS・・・レンズ 3IO

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)撮影レンズの画面内の複数の被写体領域のデフオ
    ーカス量をくり返し検出するデフオーカス量検出手段と
    、前記検出手段の結果に基づいて、前記複数の被写体領
    域のデフオーカス量検出が可能であるか否かをそれぞれ
    領域に対して判定する判定手段と、前記判定手段の結果
    をそれぞれの領域に対して少なくとも過去1回記憶する
    記憶手段と、前記デフオーカス量検出手段、判定手段、
    記憶手段の結果に基づいて、前記複数の被写体領域のう
    ち、少なくとも一つの領域を選択する選択手段とを有す
    ることを特徴とする自動焦点調節装置。
  2. (2)前記選択手段は、前記判定手段と記憶手段の結果
    に基づいて選択の候補となる領域の変更を行うことを特
    徴とする特許請求の範囲第1項記載の自動焦点調節装置
  3. (3)撮影レンズのデフオーカス量をくり返し検出する
    デフオーカス量検出手段と、 前記検出手段の結果に基づいて、デフオーカス検出が可
    能であるか否かを判定する判定手段と、前記判定手段の
    結果を少なくとも過去1回記憶する記憶手段と、前記判
    定手段、記憶手段の結果に基づいて、検出手段の結果に
    関わらずデフオーカス量検出が強制的に不能とする制御
    手段とを有することを特徴とする自動焦点調節装置。
  4. (4)被写体領域のデフオーカス量をくり返し検出する
    デフオーカス量検出手段と、該検出手段の結果に基づい
    てデフオーカス量検出が可能であるか否かを判定する判
    定手段と、該判定手段にて複数個連続してデフオーカス
    量検出不能と判定されることで前記デフオーカス量検出
    手段を不能とする制御手段とを有することを特徴とする
    焦点検出装置。
JP776890A 1990-01-16 1990-01-16 自動焦点調節装置 Pending JPH03211537A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP776890A JPH03211537A (ja) 1990-01-16 1990-01-16 自動焦点調節装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP776890A JPH03211537A (ja) 1990-01-16 1990-01-16 自動焦点調節装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH03211537A true JPH03211537A (ja) 1991-09-17

Family

ID=11674859

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP776890A Pending JPH03211537A (ja) 1990-01-16 1990-01-16 自動焦点調節装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH03211537A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005345833A (ja) * 2004-06-03 2005-12-15 Ricoh Co Ltd 撮像装置およびその合焦制御方法
JP2012168399A (ja) * 2011-02-15 2012-09-06 Canon Inc 撮像装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005345833A (ja) * 2004-06-03 2005-12-15 Ricoh Co Ltd 撮像装置およびその合焦制御方法
JP4565549B2 (ja) * 2004-06-03 2010-10-20 株式会社リコー 撮像装置およびその合焦制御方法
JP2012168399A (ja) * 2011-02-15 2012-09-06 Canon Inc 撮像装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2756330B2 (ja) 自動焦点調節装置
JP3301799B2 (ja) カメラシステム
US5604562A (en) Auto-zoom camera
JPH11337814A (ja) 光学装置
JPH03211537A (ja) 自動焦点調節装置
JP2952215B2 (ja) 自動焦点調節装置
JPH03225332A (ja) 自動焦点調節装置を有するカメラ
JPS63172231A (ja) 自動焦点調節装置
JPH06138378A (ja) 焦点検出手段と視線検出手段とを有したカメラ
JP3294636B2 (ja) オートフォーカスカメラ
JPH06313842A (ja) 自動焦点カメラ
JP2832054B2 (ja) 焦点検出装置
JP4262034B2 (ja) 光学装置及びカメラ
JPH03211516A (ja) 自動焦点調節装置
JP2663653B2 (ja) 焦点検出装置
JP2756333B2 (ja) 自動焦点調節装置
JPH0534572A (ja) 焦点検出装置
JPH03214130A (ja) カメラ
JPH06148510A (ja) 視線検出機能付カメラ
JPH0467132A (ja) 自動焦点調節装置
JPH03231710A (ja) 自動焦点調節装置
JPH03152505A (ja) 焦点検出装置
JPH03152504A (ja) 焦点検出装置
JP2771005B2 (ja) 自動焦点調節装置
JP2000009990A (ja) 自動焦点検出装置及びこの装置を備えた撮像装置