JPH03224978A - 電子ロック装置 - Google Patents

電子ロック装置

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JPH03224978A
JPH03224978A JP2021536A JP2153690A JPH03224978A JP H03224978 A JPH03224978 A JP H03224978A JP 2021536 A JP2021536 A JP 2021536A JP 2153690 A JP2153690 A JP 2153690A JP H03224978 A JPH03224978 A JP H03224978A
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knob
locking
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frame
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Yuji Nakashio
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明はロック装置、特に従来より広範囲に使用され
ている機械式のシリンダ錠を使用しない電子ロック装置
に関連する。
従】6嬶皮哲□ 現在の自動車では、例えば特開昭61−295154号
公報に示されるように、自動車のステアリングシャフト
とイグニッションスイッチとを同時に制御するステアリ
ングロックが使用されている。このステアリングロック
は、フレーム内に収容されかつキーにより施錠位置及び
解錠位置間で回転されるキーシリンダと、キーシリンダ
と共に回転されるカムと、ステアリングシャツ1〜に係
合する施錠位置とこの係合が解除される解錠位置との間
でカムとスプリングにより移動されるロッキングロッド
と、カムの後方に作動連結されたイグニッションスイッ
チとを有する。
キーシリンダにキーを挿入して回転すると、キーは、r
LOcK位置」、「OFF位置」、「ACC位置」、エ
ンジンの1ON位置」、スタータモータを作動するrS
TART位置」の各位置に順次回転することができる。
rLOcK位置」でキーを抜き取ると、キーシリンダの
回転が不能となりイクニシ玉ンスイッチの作動を禁止す
ると共に、ロッキングロッドがステアリングシャツ1へ
と係合し、ステアリングシャフトの回転が阻止され盗難
防止が図られている。
また、従来ではキーをキーシリンダに挿入したとき、キ
ーの挿入を検出するキー検出装置がステアリングロック
装置に設けられている。キー検出装置は、キーシリンダ
内に摺動可能に配置された第一のピンと、第一のピンの
移動を検出する第二のピンと、第二のピンの移動により
切り換えられるマイクロスイッチとを有する。これらの
部品はステアリングロック装置に内蔵又は外部に取付け
られている。
また、実公昭61−28852号公報にはキを使用せず
に解錠できるシリンダ錠が開示されている。このシリン
ダ錠では、フレーム内に外側シリンダが挿設され、フレ
ームと外側シリンダとは前端部において一体に固定され
ている。外側シリンダ内には内側シリンダ及びロータが
順次同心に嵌挿され、内側シリンダとロータとによって
リンダ錠機構が構成される。
ロータ内にキーを挿入すると、内側シリンダとロータと
の係合は解除され、ロータは内側シリンダに対して回転
可能となる。また、ロータからキを抜き取れば、内側シ
リンダとロータとは係合されて、ロータは内側シリンダ
に対して回転不能となる。一方、フレームの側部にはソ
レノイドプレンジャが設けられる。ソレノイドプランジ
ャはフレーム、外側シリンダ及び内側シリンダに夫れ去
れ設けられた孔を貫通して半径方向内側に移動可能に支
持されている。ソレノイドプランジャは常時スプリング
の弾性力により突出状態に保持されているが、ソレノイ
ドに通電されると、引っ込み位置に移動する。このため
、キーがなくても、ロータを解錠位置に回転することが
できる。
また、特開昭62−128857号公報には、実公昭6
1−28852号に開示されたシリンダ錠を使用して車
両の走行中に常時ロック装置を操作できる車両用錠装置
が開示されている。
更に、特開昭61−23777号公報にはやはり前記実
公昭61−28852号公報に開示されたシリンダ錠装
置を使用する電子式キー装置が開示されている。
が解決しようとする課題 上述のように、従来では、シリンダ錠を基本にしてロッ
ク装置を構成している。しかし近年、電気・電子技術の
発展に伴い、シリンダ錠を使用しないロック装置が要求
されている。このロック装置にお、Aではシリンダ錠が
使用される場合でも、シリンダ錠は補助的手段として使
用されなければならない。現在、このような電子ロック
装置は全く提案されていない。
この発明はシリンダ錠を使用しない新規な電子ロック装
置を提供することを目的とする。
を 決するための この発明による電子ロック装置は、フレーム内において
ロック位置及びアンロック位置間で回転可能に配置され
たロータ装置と、フレームの外部に突出するロータ装置
の端部に取付けられたノブと、ロータ装置に隣接して配
置されかつロータ装置の回転を制御する手動操作部材と
、電子解錠手段により手動操作部材の作動を制御する係
止部材とを設けたものである。
ロータ装置はノブに連結されかつフレーム内において軸
方向に移動可能かつ回転可能な外側ロータ部材と、外側
ロータ部材と一体に回転する内側ロータ部材とを有する
。内側ロータ部材にリクエストスイッチが設けられ、外
側ロータ部材を内側に軸方向に手動により押圧したとき
リクエストスイッチが作動される。手動操作部材はノブ
と、ノブを手動で押圧したときに作動されるリクエスト
スイッチとを有する。電子解錠手段は、複数のスイッチ
を所定の順序で操作したときに解錠信号を発生するキー
レスエントリシステム又は所定のコド信号を含む赤外線
若しくは電波等の電磁波を受信したときに解錠信号を発
生する遠隔操作システムである。キーレスエントリシス
テムは例えば特公昭60−19392号明細書に開示さ
れている。また、電波を使用するロック装置は特開昭6
0−138190号公報に開示されている。更に、赤外
線を使用するロック装置は特開昭62−173354号
公報に開示されている。
また、この発明による電子ロック装置の実施例では、フ
レーム内においてロック位置及びアンロック位置間で回
転可能に配置されたロータ装置と、フレームの外部に突
出するロータ装置の端部に取付けられたノブと、電子解
錠手段によりロータ装置の作動を制御する係止部材とが
設けられる。前記と同様に、ロータ装置はノブに連結さ
れかつフレーム内において軸方向に移動可能かつ回転可
能な外側ロータ部材と、外側ロータ部材と一体に回転す
る内側ロータ部材とを有するが、内側ロータ部材には係
止部材が係合する複数の嵌合溝が形成される。
作   用 この発明は種々の作動態様がある。例えば、電波を使用
する電子ロック装置について考える。まず、ノブ又は手
動操作部材を押圧すると、フレーム内又は手動操作部材
に設けられたリフニス1−スイッチがオンとなる。この
とき、キー側に設けられた発信機から所定のコードを含
む電波が発射されていると、この電波を受信して係止部
材が作動される。従って、手動操作部材を作動してノブ
を解錠位置に回転することができる。
電波の代わりに赤外線を使用した場合も同様である。ま
た、キーレスエントリ装置を使用した場合も解錠信号を
発生することにより、手動操作部材を同様に作動するこ
とができる。
また、この発明の実施例では手動操作部材を省略して係
止部材をロータ装置に形成された嵌合溝に直接係合する
ことができる。この構造では、手動操作部材の操作が省
略されるので、電子ロック装置の操作がより簡便となる
災−驚一析 以下、ステアリングロック装置に応用したこの発明によ
る電子ロック装置の実施例を第1図〜第20図について
説明する。
まず、第1図に示すように、この発明による電子ロック
装置10はフレーム11内においてロック位置及びアン
ロック位置間で回転可能に配置されたロータ装置12と
、フレーム11の外部に突出するロータ装置12の端部
に取付けられたノブ13と、ロータ装置12に隣接して
配置されかつロータ装置12の回転を制御する手動操作
部材14と、電子解錠手段により手動操作部材14の作
動を制御する係止部材15とを有する。
第6図から明らかなように、フレーム11はハウジング
20を有し、ハウジング20の開口部20a内にロータ
装置12が配置される。ロータ装置12はノブ13に連
結されかつフレーム11内において軸方向に移動可能か
つ回転可能な外側ロータ部材21と、外側ロータ部材2
1と一体に回転する内側ロータ部材22とを有する。外
側ロータ部材21には内側に突出かつ内側ロータ部材2
2に形成された非円形断面の孔22a内に挿入される突
出部21aが設けられる。突出部21aに捲回されたス
プリング23は外側ロータ部材21を常時外側に付勢す
る。
内側ロータ部材22には手動操作部材14と作動連結さ
れる円周カム30とハンガ32が当接する径方向カム3
1が形成される。第1図に示すように、径方向カム31
にはフレーム11に固定されたリッド34とハンガ32
との間に配置されたスプリング33によりハンガ32が
当接している。
ハンガ32は自動車のステアリングシャフト(図示せず
)に係合可能なロッキングロッド24に組み合わされ、
ロッキングロッド24と一体に移動する。内側ロータ部
材22には後方に突出する連結部22bが設けられる。
連結部22bは図示しないイグニッションスイッチに連
結される。上記のハンガ32、スプリング33及びロッ
キングロッド24は特公昭60−24055号公報等に
開示された公知の部品をそのまま使用することができる
。第1図に示す例では、外側ロータ部材21と11 内側ロータ部材22との間にはリクエストスイッチ25
が配置され、リクエストスイッチ25は外側ロータ部材
22を内側に押圧するとオンとなる。
手動操作部材14はフレーム11に対して滑動可能に配
置され、ノブ14aと、切欠き部14bとを有する。切
欠き部14bにはスプリング35により押圧されたボー
ル36が嵌合され、手動操作部材14の滑動運動に対し
てクリック感を与えている。また、手動操作部材]−4
はスプリング37により軸方向外側に押圧される。更に
、手動操作部材14にはスプリング38により内側ロー
タ部材22に設けられた円周カム3oに係合するピン3
9が設けられる。手動操作部材14には更に係止部材1
5の突起部15dが係入する切欠き部14cが設けられ
る。
係止部材15の一端15aは軸部40によりフレーム1
1に回転可能に軸着され、他端15bはシリンダ錠41
のキーシリンダ42と係合可能である。係止部材15の
孔15cには引張スプリング43が取付けられ、引張ス
プリング43は第42− 図に示すように突起部15dが常時手動操作部材14の
切欠き部14cから離脱する方向に係止部材15を付勢
する。また、アクチュエータとしてのソレノイド44の
プランジャ45は第5図に示すように係止部材15の突
起部15dが手動操作部材14の切欠き部14bに係合
する方向に係止部材15を押圧する。このように係止部
材15は手動操作部材14に係合する係止位置と、係合
しない非係止位置に移動される。
第7図及び第8図はリフニス1−スイッチ25をフレー
ム11内で外側ロータ部材21と内側ロータ部材22と
の間に配置する代わりに、手動操作部材14のノブ14
aの内側に設けた変形実施例を示す。第7図はリクエス
トスイッチ25のオン状態を示し、第8図はリクエスト
スイッチ25のオフ状態を示す。
第9図は内側ロータ部材22に形成した円周カム30を
示す。円周カム30はロック位置にある軸方向溝30a
と、軸方向溝30aに対して直角のかつ径方向に突出し
た第1の溝30bと、第1の溝30bより連絡しON位
置に向かう第2の溝3ocと、ON位置とACC位置と
の間に設けられた第3の溝30dと、第3の溝30dに
接続されかつ軸方向溝30eと、軸方向溝30eに接続
されかつ傾斜する第4の溝30fと、第4の溝30fと
軸方向溝30aとの間に設けられた第5の溝30gとを
有する。軸方向溝30aにはON位置方向に段部30a
’が形成されるので、手動操作部材14のピン39は軸
方向(第9図において右側)に移動されない限り、段部
30a’に当接するから、ロータ部材2oをON位置方
向に回転できない。また、軸方向溝30eにはストッパ
面としての段部30e’が設けられているので、ACC
位置からLOCK位置にロータ部材20を回転するとき
に、ピン39が段部30e’に当接する。従って、ピン
39は軸方向(第9図において右側)に移動されない限
り、段部30e′に当接するからロータ部材20をLO
CK位置方向に回転できない。
第10図〜第13図は内側ロータ部材22と手動操作部
材14との作動時の位置関係を示す。第10図に示すよ
うに、手動操作部材14のピン39がLOCK位置にあ
る場合には軸方向溝30aと、溝30fの段部30a′
によりON位置方向の回転が阻止されるため、ノブ13
を回転することができない。アンロック信号により、係
止部材15が手動操作部材14の切欠き部14cから外
れると、第10図のLOCK位置から軸方向溝30aに
沿って手動操作部材14を押圧することができる。この
ため、第11図のように第2の溝30bに移動すること
ができるので、ノブ13を回転することができる。そこ
で、第11図のLOCK位置とACC位置との中間位置
、第12図のACC直前位置及び第13図の5TART
位置にノブ13を回転することができる。このとき、手
動操作部材14は元の位置に戻り、ACC位置において
ソレノイド44が付勢され、係止部材15が手動操作部
材14の切欠き部14cに係合する。5TART位置側
からLOCK位置に向かってノブ13を回転するとき、
ACC位置において係止部材15が手動操作部材14の
切欠き部14.cに係5− 合しているから、電気的信号を発生して係止部材15の
係合を解除しなければならない。この場合にノブ13を
押圧してリフニス1〜スイツチ25をオンすることによ
り、ソレノイド44が作動して、係止部材15を手動操
作部材14から開放することができる。これは運転者が
所定の電波を発生する発信機を有するか否かを確認する
ためである。
従って、軸方向溝30eに沿って手動操作部材14を押
圧し、ノブ13をLOCK位置方向に回転させると、ピ
ン39は軸方向溝30e、第4の溝30f及び第5の溝
30gを通り軸方向溝30aへ移動する。このとき、ソ
レノイド44が作動し、再び係止部材15が手動操作部
材14の切欠き部14cに係合する。これらの動作は、
後述のように電波の代わりに赤外線又はキーレスエント
リ装置を使用する場合には必要でない。
また、これらの点を考慮して、第14図に示す手動操作
部材14及び円周カム30は第2図、第6図及び第9図
に示す実施例とは異なるが、先端に横に突出する突起部
14cを設けた手動操作部16 材14の突起部14cを円周カム3oに係入することが
できる。この例では、LOCK位置からON位置にノブ
13を回転するときに、ACC直前位置においてノブ1
3を押圧する必要がない。しかし、ストッパ面30hが
設けられ、手動操作部材の突起部14cとストッパ面3
0hとの係合を解除するには手動操作部材14を押圧す
れ点は第9図の場合と同様である。
更に、第21図に示すように、LOCK位置から○N位
置に回転するときに第2の溝30cと第4の溝30fが
緩慢な傾斜又は曲面により形成すると、ACC位置から
ON位置に回転するときに手動操作部材14を押圧する
必要がない。
第15図は電波を使用するロック装置の一例を示す。発
信機50から発射された所定のコード符号を含む電波は
受信機51で受信される。リクエストスイッチ25がオ
ンされたとき、受信された電波は比較回路52において
記憶回路53内に記憶されたコード符号と比較され、こ
れらが一致したときに比較回路52は出力を発生する。
比較回路52の出力によりワンショットマルチバイブレ
ータ54が出力を発生し、RSフリップフロップ55が
セットされタイマ59を介してソレノイド44が付勢さ
れる。これにより、手動操作部材14を抑圧又は移動す
ることが可能となる。また、このときフリップフロップ
56が出力を発生するので、ロックスイッチ57がAC
C位置又はL○CK位置に回転されたとき、アンドゲー
ト58が出力を発生するので、RSフリッププロップ5
5はリセットされる。また、ワンショットマルチバイブ
レータ57aが作動してソレノイド44が逆方向に作動
するので、係止部材15の突起部15dが手動操作部材
14の切欠き部14cに係止する位置に移動する。従っ
て、ACC位置からLOCK位置にノブ13を回転する
とき、再度リクエストスイッチ25をオンしなければな
らない。このとき、再び比較回路52が出力を生ずるの
で、RSフリップフロップ55が出力を発生してソレノ
イド44が付勢される。フリップフロップ56はRSフ
リップフロップ55の2回の出力に74 L、て1回出
力を発生する。
第16図は第15図に示す回路をマイクロコンピュータ
により構成した場合のマイクロコンピュタの作動シーケ
ンスを示すフローチャートである。
スタートのステップ60から61に進み、リクエストス
イッチ25をオンする。ここで、発信機50を有するカ
ードエントリ装置の交信が開始される(ステップ62)
。次に、ステップ63に進み、発信機50と受信機51
側のコード符号が一致して照合がOKか否か判断する。
照合がOKであると、ステップ64に進み、照合がNG
であると、ステップ61に戻る。
照合がOKであると、ステップ64において、解錠操作
が行われる。即ち、RSフリップフロップ55がセット
されたのと、同一の状態が得られる。従って、ステップ
65においてノブ13を回転して自動車のエンジンをス
タートすることができる。
降車時には、ステップ66においてエンジンを19 オフにする。この段階では、係止部材15が手動操作部
材14の切欠き部1.4cに係合しており、手動操作部
材14を抑圧できないので、ノブ13をLOCK位置に
回転することができない。そこで、ノブ13又は手動操
作部材14を押圧することにより、再びリクエストスイ
ッチ25をオンする(ステップ67)。このため、ステ
ップ68においてステップ62と同様に発信機50を有
するカードエンI・り装置の交信が開始される続いて、
ステップ69に進み、発信機50と受信機51側のコー
ド符号が一致して照合がOKか否か判断する。
照合が○にであると、ステップ70に進み、照合がNG
であると、ステップ67に戻る。
照合がOKであると、ステップ70において、ソレノイ
ド44が係止位置に移動し、施錠操作が行われ、ステア
リングロック装置はロック状態と′。
なる(ステップ71)。
次に、第17図は赤外線信号により構成したロック装置
を示す。キーに設けられた赤外線発光器80は所定のコ
ード符号を含む赤外線を発生する。
0 この赤外線は受光器81により受信され、増幅器82を
介して比較回路83に送られる。比較回路83では、記
憶回路84内に記憶された所定の赤外線コード符号と比
較され、これらが一致すると、比較回路83はフリップ
フロップ85に出力を発生する。フリップフロップ85
は最初の信号を受信したとき、端子85aから出力を生
じて、ワンショットマルチバイブレータ86に出力を送
出する。このため、RSフリップフロップ87がセット
され、タイマ87aを介してソレノイド44が付勢され
る。また、同時にドアロック用アクチュエータ44aが
作動され、ドアがロックされる。
このため、係止部材15は手動操作部材14との係合が
解除される。このとき、フリッ・プフロップ85からア
ンドゲート89へ出力が与えられていないから、LOC
K位置を検出するロック状態スイッチ88がオンになる
と、アンドゲート89は出力を発生してRSフリップフ
ロップ87をリセットする。
この状態で、再度受光器81が赤外線信号を受信して比
較回路83が出力を発生すると、フリップフロップ85
は2度目の信号を受信してRSフリップフロップ87を
セットさせ、タイマ87aを介してソレノイド44が作
動し、係止部材15は手動操作部材14との係合が解除
される。しかし、一定時間内にイグニッションスイッチ
が作動されなければ、再びソレノイド44によりロック
される。このため、係止部材15は手動操作部材14と
の係合が解除される。次に、3回目の赤外線信号を受光
器81が受信して、イグニッションスイッチがLOCK
状態かを判断するロック状態スイッチ88がオンならば
、比較回路83が出力を発生すると、フリップフロップ
85は3度目の信号を受信してドアをロックし、ソレノ
イド44をロックさせる。
第18図は第17図に示す回路をマイクロコンピュータ
により構成した場合のマイクロコンピュータの作動シー
ケンスを示すフローチャートである。
ステップ90のスタートからステップ91に進み、赤外
線信号を受信する。ステップ92において受信した赤外
線信号に所定のコード符号が含まれているか否か判断す
る。所定のコード符号が含まれていると、照合○にとな
り、ステップ93に進み、所定のコード符号が入力され
れば、最初にドアが解錠される。次に、ステップ94に
進み、2回目の赤外線を受信し、ステップ95において
照合OKか否か判断する。照合NGのときステップ94
に戻り、照合OKならば、ステップ96に進み、ソレノ
イド44が引かれる。ステップ97においてノブ13が
回転されると、ステップ98においてエンジンスタート
○にとなる。その後、ステップ97の前にエンジンがオ
フにされると、ステップ97においてソレノイド44が
引かれた後、一定時間内にノブ13が作動されないと、
ソレノイド44が押され、ロック状態となり(ステップ
103)、ステップ94に戻る。
ステアリングロック装置を操作するとき、ステップ98
から99に進み、赤外線を受信する。ステップ100に
おいて照合○Kか否か判断し、照3 合NGならステップ99に戻り、照合OKならステップ
101において全ドアが閉じた状態か否か確認する。こ
れは、運転者に半ドアを知らせるためである。全ドアが
閉じていれば、ステップ1゜2においてドアがロックさ
れソレノイド44が作動されるから、ステアリングロッ
ク装置がロックされる。ソレノイド44の作動によるに
よるロックはステップ99の直後でもよい。
第19図は複数のスイッチ110を有するキーレスエン
トリ装置の例を示す。複数のスイッチ110を所定の順
序で押圧すると、チャタリング防止回路111を通じて
、比較回路112に送られる。ここで、記憶回路113
に記憶されたコード符号と比較され、一致したときに比
較回路112は出力を発生する。全桁一致するとシフト
レジスタ114から出力が発生し、RSフリップフロッ
プ115がセットされ、タイマ116を通じてソレノイ
ド44が引かれる。ここで、一定時間内にイグニッショ
ンスイッチが操作されなければ、ソレノイド44は再び
係止位置にロックされる。
24 イグニッションスイッチがロックロック状態か否か判断
するロックスイッチ117がオン状態にあり、複数のス
イッチ110のいずれかをオンにすると、アンドゲート
116を介してRSフリップフロップ115がリセット
される。
第20図はキーレスエントリ装置を使用する場合にマイ
クロコンピュータを使用しときの作動シーケンスを示す
。ステップ120のスタートからステップ121におい
て複数のスイッチ110を操作して所定の暗証符号を入
力する。ステップ122において入力した暗証符号がN
Gのとき、ステップ121に戻り、暗証符号がOKのと
き、ステップ123においてドアがアンロックされ、ソ
レノイド44が引かれる。ここで、一定時間内にノブ1
3が回転されたか否か判断し、ノブ13が回転されると
エンジンスタートがOKとなる(ステップ125)。ス
テアリングロック装置の操作において、ステップ126
において車内テンキーを操作したか否か判断し、車内テ
ンキーを操作すると、ステップ127においてロックボ
タンをオンする。続いて、ステップ128においてソレ
ノイド44を押し、ソレノイド44の作動により手動操
作部材12をロックする。ステップ129において車外
テンキーのロックスイッチをオンする。
続いて、半ドアによるロックを防止するため、全てのド
アが閉鎖されているか否か判断(ステップ130)L、
ドアが閉鎖されていると、ステップ131においてドア
がロックされ、ドアが閉鎖されていないと、ステップ1
29に戻る。
ステップ126において車内のテンキーを操作しないと
、ステップ132に進み、車外のチンキを操作してスイ
ッチをオンする。ステップ133において全てのドアが
閉鎖されたか否か判断し、ドアが閉鎖されていると、ス
テップ134に進み、ソレノイド44により手動操作部
材12をロックし、ドアをロックする。ステップ133
において全てのドアが閉鎖されていないと、ステップ1
32に戻る。
ステップ124においてソレノイド44が引かれた後、
一定時間以内にノブ13を作動しないと、ツレノド44
が押されて手動操作部材12がロック状態となり(ステ
ップ135)、ステップ136において車内のテンキー
により再び暗証番号を入力する。ステップ137におい
て照合OKのときはステップ138においてソレノイド
44が再び作動され、ステップ124に戻る。しかし、
ステップ137において照合がNGのときはステップ1
36に戻る。
上記の構成において、ノブ13又は手動操作部材14を
押圧すると、ハウジング11内又は手動操作部材14に
設けられたリクエストスイッチ25等のスイッチがオン
となり、キー側に設けられた発信機から所定のコードを
含む電波が発射される。電波の代わりに、赤外線等の電
磁波が発射され又はキーレスエントリ装置からコード入
力が入力されていると、この信号を受信してソレノイド
44が作動して係止部材15が手動操作部材14から外
れる。従って、手動操作部材14を作動してノブ13を
解錠位置に回転することができる。
また、特に電波の場合は、ノブ13を解錠位置27 からロック位置に回転するとき、ACC位置で再び係止
部材15が手動操作部材14に係合する。
従って、再びリクエストスイッチ25等のスイッチをオ
ンにして電波を発生させ、係止部材15を手動操作部材
14から外すことができる。これは、ノブ13をロック
位置に回転するとき操作者に注意を喚起するためである
上記実施例では電気回路に故障等が発生したときに、第
4図に示すように、エマージエンシーキ16によりシリ
ンダ錠41を操作することができる。シリンダ錠41に
キー16を挿入して係止部材15を手動操作部材14と
係合しない非係止位置に移動することが可能である。
また、第23図及び第24図は係止部材15を内側ロー
タ部材22に形成した嵌合溝22c又は22dに直接係
合する構造を示す。嵌合溝22cと22dはそれぞれL
OCK位置及びACC位置に形成され、第1図及び第2
図に示す方法と同様の方法でソレノイド44により係止
部材15が嵌合される。
8− 光泄R窪か釆 上記のように、この発明ではキーを使用することなく、
電子的手段により係止部材を手動操作部材に係合又は係
合解除することによりノブ13の作動を規制することが
でき、新規な電子ロック装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明による電子ロック装置の断面図、第2
図は第1図に対し直角方向の断面図、第3図は側面図、
第4図は手動操作部材、係止部制及びソレノイドとの関
係を示す部分的断面図、第5図は第4図において係止部
材が非係止位置から係止位置に移動した状態を示す部分
的断面図、第6図は第1図の分解斜視図、第7図はこの
発明の他の実施例を示す断面図、第8図は第7図の部分
的拡大図、第9図は内側ロータ部材の斜視図、第10図
〜第13図は内側ロータ部材が回転した状態を示し、第
10図はLOCK位置、第11図はACC直前位置、第
12図はLOCK位置とACC位置との中間位置、第1
3図はACC直前位置を示し、第14図は内側ロータ部
材の他の実施例を示す斜視図、第15図は電波を使用し
たこの発明の電子ロック装置の回路図、第16図は第1
5図の回路をICにより構成した場合の回路の動作シー
ケンスを示すフローチャート、第17図は赤外線を使用
したこの発明の電子ロック装置の回路図、第18図は第
17図の回路をICにより構成した場合の回路の動作シ
ーケンスを示すフローチャート、第19図はキーレスエ
ントリ装置を使用したこの発明の電子ロック装置の回路
図、第20図は第19図の回路をICにより構成した場
合の回路の動作シーケンスを示すフローチャート、第2
1図はこの発明の他の実施例として内側ロータ部材に形
成した円周カムを示す斜視図、第22図はこの発明の更
に別の実施例を示す電子ロック装置の断面図、第23図
は第22図の正面図である。 100.電子ロック装置、111.ハウジング、120
.ロータ装置、133.ノブ、1400手動操作部材、
150.係止部材、211.外側ロータ部材、220.
内側ロータ部材、250.すクエス1ヘスイッチ、51
6.受信機、811.受光器、110.、複数のスイッ
チ、

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)フレーム内においてロック位置及びアンロック位
    置間で回転可能に配置されたロータ装置と、フレームの
    外部に突出するロータ装置の端部に取付けられたノブと
    、ロータ装置に隣接して配置されかつロータ装置の回転
    を制御する手動操作部材と、電子解錠手段により手動操
    作部材の作動を制御する係止部材とを設けたことを特徴
    とする電子ロック装置。
  2. (2)ロータ装置はノブに連結されかつフレーム内にお
    いて軸方向に移動可能かつ回転可能な外側ロータ部材と
    、外側ロータ部材と一体に回転する内側ロータ部材とを
    有する請求項(1)に記載の電子ロック装置。
  3. (3)内側ロータ部材にリクエストスイッチが設けられ
    、外側ロータ部材を内側に軸方向に手動により押圧した
    ときリクエストスイッチが作動される請求項(2)に記
    載の電子ロック装置。
  4. (4)手動操作部材はノブと、ノブを手動で押圧したと
    きに作動されるリクエストスイッチとを有する請求項(
    1)に記載の電子ロック装置。
  5. (5)電子解錠手段は、複数のスイッチを所定の順序で
    操作したときに解錠信号を発生するキーレスエントリシ
    ステム又は所定のコード信号を含む赤外線若しくは電波
    等の電磁波を受信したときに解錠信号を発生する遠隔操
    作システムである請求項(1)に記載の電子ロック装置
  6. (6)フレーム内においてロック位置及びアンロック位
    置間で回転可能に配置されたロータ装置と、フレームの
    外部に突出するロータ装置の端部に取付けられたノブと
    、電子解錠手段によりロータ装置の作動を制御する係止
    部材とを設けたことを特徴とする電子ロック装置。
  7. (7)ロータ装置はノブに連結されかつフレーム内にお
    いて軸方向に移動可能かつ回転可能な外側ロータ部材と
    、外側ロータ部材と一体に回転する内側ロータ部材とを
    有し、内側ロータ部材には係止部材が係合する複数の嵌
    合溝が形成されている請求項(6)に記載の電子ロック
    装置。
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