JPH0322330Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0322330Y2 JPH0322330Y2 JP5354784U JP5354784U JPH0322330Y2 JP H0322330 Y2 JPH0322330 Y2 JP H0322330Y2 JP 5354784 U JP5354784 U JP 5354784U JP 5354784 U JP5354784 U JP 5354784U JP H0322330 Y2 JPH0322330 Y2 JP H0322330Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- perforated plate
- enlarged
- open end
- axial direction
- rib
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 8
- 239000013049 sediment Substances 0.000 claims description 8
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 claims description 5
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 claims description 5
- 239000004576 sand Substances 0.000 description 7
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 description 1
- 239000002689 soil Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Sewage (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
本考案は道路の側溝における側壁等に用いて側
溝内に土砂が流出するのを防止するための土砂流
出防止用排水フイルターに関するものである。
溝内に土砂が流出するのを防止するための土砂流
出防止用排水フイルターに関するものである。
〈従来例の構成とその問題点〉
従来、この種の土砂流出防止用排水フイルター
は、合成樹脂製で、テーパー状に形成された胴部
の一側に多孔板が連設され、胴部は開放端側より
多孔板に至る軸芯方向に沿う複数条の切欠溝によ
り複数片に分割され、弾性が附与されている。而
してこの土砂流出防止用排水フイルターは側溝の
側壁に形成したテーパー状孔に挿入して抜止め状
態に保持し、土砂が側溝内に流出するのを防止し
て排水を行うようにしている。しかしながら上記
従来の土砂流出防止用排水フイルターはその胴部
を単にテーパー状に形成しているに止まるので、
各分割片の弾性が大きくなり過ぎ、従つて側壁の
テーパー状孔に挿入する際に傾き易く、正確な姿
勢で挿入するには注意を要するので、操作が煩わ
しい。また上記の如く傾いた状態で挿入され、正
確な姿勢に保持されていない場合には、側溝内へ
の土砂流出を効果的に防止することができない。
は、合成樹脂製で、テーパー状に形成された胴部
の一側に多孔板が連設され、胴部は開放端側より
多孔板に至る軸芯方向に沿う複数条の切欠溝によ
り複数片に分割され、弾性が附与されている。而
してこの土砂流出防止用排水フイルターは側溝の
側壁に形成したテーパー状孔に挿入して抜止め状
態に保持し、土砂が側溝内に流出するのを防止し
て排水を行うようにしている。しかしながら上記
従来の土砂流出防止用排水フイルターはその胴部
を単にテーパー状に形成しているに止まるので、
各分割片の弾性が大きくなり過ぎ、従つて側壁の
テーパー状孔に挿入する際に傾き易く、正確な姿
勢で挿入するには注意を要するので、操作が煩わ
しい。また上記の如く傾いた状態で挿入され、正
確な姿勢に保持されていない場合には、側溝内へ
の土砂流出を効果的に防止することができない。
〈考案の目的〉
本考案の目的は、簡単な操作により正確な姿勢
で側溝の側壁等のテーパー状孔に挿入して支持さ
せることができ、これにより側溝内等への土砂流
出を効果的に防止することができるようにした土
砂流出防止用排水フイルターを提供しようとする
ものである。
で側溝の側壁等のテーパー状孔に挿入して支持さ
せることができ、これにより側溝内等への土砂流
出を効果的に防止することができるようにした土
砂流出防止用排水フイルターを提供しようとする
ものである。
〈考案の構成〉
本考案は、上記目的を達成するため、合成樹脂
により成形され、多孔板に筒状の胴部が連設さ
れ、この胴部の開放端側外周に拡大部が連設さ
れ、これら拡大部と胴部は軸芯方向に沿う複数条
の切欠溝により略均等な複数片に分割され、各切
欠溝の間には多孔板側周縁部と拡大部の開放端側
周縁部間に軸芯方向に沿い外側に突出するテーパ
ー状のリブが設けられて成り、分割された胴部を
拡大部とリブにより補強することにより適度な弾
性に制限し得るようにすると共にテーパー状のリ
ブを側溝の側壁におけるテーパー状孔等の内壁に
安定的に触触し得るように構成したことを特徴と
するものである。
により成形され、多孔板に筒状の胴部が連設さ
れ、この胴部の開放端側外周に拡大部が連設さ
れ、これら拡大部と胴部は軸芯方向に沿う複数条
の切欠溝により略均等な複数片に分割され、各切
欠溝の間には多孔板側周縁部と拡大部の開放端側
周縁部間に軸芯方向に沿い外側に突出するテーパ
ー状のリブが設けられて成り、分割された胴部を
拡大部とリブにより補強することにより適度な弾
性に制限し得るようにすると共にテーパー状のリ
ブを側溝の側壁におけるテーパー状孔等の内壁に
安定的に触触し得るように構成したことを特徴と
するものである。
〈実施例の説明〉
以下、本考案の一実施例を図面に基いて詳細に
説明する。第１図乃至第６図に示すように本考案
の土砂流出防止用排水フイルター１は、合成樹脂
により成形され、多孔板２に円筒状の胴部３が連
設され、胴部３の開放端側外周に拡大部４が連設
されている。この拡大部４は胴部３より離隔する
に従い次第に拡開するようにテーパー状に形成さ
れ、且つ胴部３より離隔するに従い次第に肉薄と
なるように形成されている。胴部３と拡大部４は
この拡大部４の外縁より多孔板２附近に達し、軸
芯方向に沿う複数条（図示例では３条）の切欠溝
５により略均等な複数片（３片）に分割されてい
る。この切欠溝５は多孔板２側が次第に狭くなる
ように形成されている。各切欠溝５の中間部には
多孔板２側周縁部と拡大部４の開放端側周縁部間
に軸芯方向に沿い外側に突出するテーパー状のリ
ブ６が設けられ、各リブ６の内側には凹入溝７が
形成されている。従つて分割された各複数片にお
ける胴部３と拡大部４はその中央部に跨つて設け
られたリブ６により補強されている。
説明する。第１図乃至第６図に示すように本考案
の土砂流出防止用排水フイルター１は、合成樹脂
により成形され、多孔板２に円筒状の胴部３が連
設され、胴部３の開放端側外周に拡大部４が連設
されている。この拡大部４は胴部３より離隔する
に従い次第に拡開するようにテーパー状に形成さ
れ、且つ胴部３より離隔するに従い次第に肉薄と
なるように形成されている。胴部３と拡大部４は
この拡大部４の外縁より多孔板２附近に達し、軸
芯方向に沿う複数条（図示例では３条）の切欠溝
５により略均等な複数片（３片）に分割されてい
る。この切欠溝５は多孔板２側が次第に狭くなる
ように形成されている。各切欠溝５の中間部には
多孔板２側周縁部と拡大部４の開放端側周縁部間
に軸芯方向に沿い外側に突出するテーパー状のリ
ブ６が設けられ、各リブ６の内側には凹入溝７が
形成されている。従つて分割された各複数片にお
ける胴部３と拡大部４はその中央部に跨つて設け
られたリブ６により補強されている。
上記構成の土砂流出防止用排水フイルター１
は、第７図に示すように側溝８の側壁９に形成し
たテーパー状孔１０に挿入する。このとき胴部３
及び拡大部４は切欠溝５により分割しているの
で、弾性変形させることができ、しかも胴部３に
拡大部４を連設し、且つ胴部３と拡大部４に跨つ
てリブ６を突出して補強しているので、上記弾性
を過度に制限することができる。またリブ６の外
面をテーパー状に形成している。従つてテーパー
状のリブ６の外面をテーパー状孔１０の内周壁に
安定状態で接触させると共に多孔板２側周縁部と
拡大部４の外周縁部により傾斜を防止して正確な
姿勢で挿入させ、保持させることができる。この
ようにテーパー状孔１０内に保持させた土砂流出
防止用排水フイルター１の多孔板２の孔２ａより
雨水を側溝８に流出させ、多孔板２により土砂が
側溝８に流出するのを防止することができる。
は、第７図に示すように側溝８の側壁９に形成し
たテーパー状孔１０に挿入する。このとき胴部３
及び拡大部４は切欠溝５により分割しているの
で、弾性変形させることができ、しかも胴部３に
拡大部４を連設し、且つ胴部３と拡大部４に跨つ
てリブ６を突出して補強しているので、上記弾性
を過度に制限することができる。またリブ６の外
面をテーパー状に形成している。従つてテーパー
状のリブ６の外面をテーパー状孔１０の内周壁に
安定状態で接触させると共に多孔板２側周縁部と
拡大部４の外周縁部により傾斜を防止して正確な
姿勢で挿入させ、保持させることができる。この
ようにテーパー状孔１０内に保持させた土砂流出
防止用排水フイルター１の多孔板２の孔２ａより
雨水を側溝８に流出させ、多孔板２により土砂が
側溝８に流出するのを防止することができる。
なお、多孔板２の孔２ａは図示例おような角形
に限らず、円形等でもよく、また切欠溝５は多孔
板２に到達する迄形成してもよく、途中で止めて
もよい。更にリブ６は胴部３と拡大部４より板状
部材を突設させてもよい。更にまたリブ６は多孔
板２のやや内方位置より後方に向つて突設しても
よい。本考案は、この他、その基本的技術思想を
逸脱しない範囲で種々設計変更することができ
る。
に限らず、円形等でもよく、また切欠溝５は多孔
板２に到達する迄形成してもよく、途中で止めて
もよい。更にリブ６は胴部３と拡大部４より板状
部材を突設させてもよい。更にまたリブ６は多孔
板２のやや内方位置より後方に向つて突設しても
よい。本考案は、この他、その基本的技術思想を
逸脱しない範囲で種々設計変更することができ
る。
〈考案の効果〉
以上の説明より明らかなように本考案によれ
ば、合成樹脂により成形され、多孔板に筒状の胴
部が連設され、この胴部の開放端側外周に拡大部
が連設され、これら拡大部と胴部は軸芯方向に沿
う複数条の切欠溝により略均等な複数片に分割さ
れ、各切欠溝の間には多孔板側周縁部と拡大部の
開放端側周縁部間に軸芯方向に沿い外側に突出す
るテーパーのリブが設けられ、これらの分割片が
拡大部とリブにより補強されて過度な弾性に制限
されるようにしている。また各リブはテーパー状
に形成されている。従つて各リブの外面をテーパ
ー状孔の内壁に安定状態に接触させ、正確な姿勢
を保持して挿入することができる。即ち簡単な操
作により正確な姿勢でテーパー状孔に挿入、支持
させることができ、これにより側溝内等への土砂
流出を効果的に防止することができる等の利点が
ある。
ば、合成樹脂により成形され、多孔板に筒状の胴
部が連設され、この胴部の開放端側外周に拡大部
が連設され、これら拡大部と胴部は軸芯方向に沿
う複数条の切欠溝により略均等な複数片に分割さ
れ、各切欠溝の間には多孔板側周縁部と拡大部の
開放端側周縁部間に軸芯方向に沿い外側に突出す
るテーパーのリブが設けられ、これらの分割片が
拡大部とリブにより補強されて過度な弾性に制限
されるようにしている。また各リブはテーパー状
に形成されている。従つて各リブの外面をテーパ
ー状孔の内壁に安定状態に接触させ、正確な姿勢
を保持して挿入することができる。即ち簡単な操
作により正確な姿勢でテーパー状孔に挿入、支持
させることができ、これにより側溝内等への土砂
流出を効果的に防止することができる等の利点が
ある。
第１図乃至第７図は本考案の土砂流出防止用排
水フイルターの一実施例を示し、第１図は平面
図、第２図は正面図、第３図は底面図、第４背面
図、第５図は右側面図、第６図は第２図の−
矢視断面図、第７図は使用状態の断面図である。 １……土砂流出防止用排水フイルター、２……
多孔板、３……胴部、４……拡大部、５……切欠
溝、６……リブ、８……側溝、９……側壁、１０
……テーパー状孔。
水フイルターの一実施例を示し、第１図は平面
図、第２図は正面図、第３図は底面図、第４背面
図、第５図は右側面図、第６図は第２図の−
矢視断面図、第７図は使用状態の断面図である。 １……土砂流出防止用排水フイルター、２……
多孔板、３……胴部、４……拡大部、５……切欠
溝、６……リブ、８……側溝、９……側壁、１０
……テーパー状孔。
Claims (1)
- 合成樹脂により成形され、多孔板に筒状の胴部
が連結され、この胴部の開放端側外周に拡大部が
連設され、これら拡大部と胴部は軸芯方向に沿う
複数条の切欠溝により略均等な複数片に分割さ
れ、各切欠溝の間には多孔板側周縁部と拡大部の
開放端側周縁部間に軸芯方向に沿い外側に突出す
るテーパー状のリブが設けられていることを特徴
とする土砂流出防止用排水フイルター。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5354784U JPS60165528U (ja) | 1984-04-13 | 1984-04-13 | 土砂流出防止用排水フイルタ− |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5354784U JPS60165528U (ja) | 1984-04-13 | 1984-04-13 | 土砂流出防止用排水フイルタ− |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60165528U JPS60165528U (ja) | 1985-11-02 |
| JPH0322330Y2 true JPH0322330Y2 (ja) | 1991-05-15 |
Family
ID=30574516
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5354784U Granted JPS60165528U (ja) | 1984-04-13 | 1984-04-13 | 土砂流出防止用排水フイルタ− |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60165528U (ja) |
-
1984
- 1984-04-13 JP JP5354784U patent/JPS60165528U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60165528U (ja) | 1985-11-02 |
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