JPH0538082U - 合成樹脂製u字溝 - Google Patents
合成樹脂製u字溝Info
- Publication number
- JPH0538082U JPH0538082U JP9372791U JP9372791U JPH0538082U JP H0538082 U JPH0538082 U JP H0538082U JP 9372791 U JP9372791 U JP 9372791U JP 9372791 U JP9372791 U JP 9372791U JP H0538082 U JPH0538082 U JP H0538082U
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- JP
- Japan
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- shaped groove
- synthetic resin
- lid
- groove made
- convex portion
- Prior art date
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本考案は、土圧により浮き上がることがない
合成樹脂製U字溝を提供することを目的とする。 【構成】 側壁の内側面に凹み21を形成するととも
に、この凹み21に対応して外側面に膨出する凸部20
を形成したものである。
合成樹脂製U字溝を提供することを目的とする。 【構成】 側壁の内側面に凹み21を形成するととも
に、この凹み21に対応して外側面に膨出する凸部20
を形成したものである。
Description
【0001】
本考案は、浮き上がりを防止機能を有する合成樹脂製U字溝に関する。
【0002】
従来から合成樹脂製のU字溝が知られている。これら合成樹脂製のU字溝は、 成形が容易であり、かつ軽量のため搬送が容易である。
【0003】
しかし、合成樹脂製のU字溝を埋設した際には、軽量のため、側面に加わる土 圧により浮き上がってしまうおそれがある。 一方、傾斜地等に施工した際には、流速が早くなり過ぎることもある。 そこで、本考案は、土圧により浮き上がることがない合成樹脂製U字溝を提供 することを目的とする。
【0004】
上記課題を解決するため、本考案は次の構成を備える。 すなわち、側壁の内側面に凹みを形成するとともに、この凹みに対応して外側 面に膨出する凸部を形成したことを特徴とする。
【0005】
作用について説明する。 U字溝を施工したのちに、側面からの土圧によりU字溝が浮き上がろうとして も、外側面に膨出する凸部上方を土砂が被っているため、U字溝の浮き上がりが 防止される。
【0006】
以下、本考案の好適な実施例について添付図面に基づいて詳細に説明する。 図1はU字溝の部分断面正面図、図2はU字溝の平面図、図3は蓋体の平面図 である。 全体符号10は合成樹脂製のU字溝を示す。このU字溝10は、U字溝本体1 2と蓋体14とから構成されている。 U字溝本体12の開口縁12a、12aには、対向位置に外方向に膨出する膨 出受け部16・・・が形成されている。各膨出受け部16は、膨出先端方向が幅 広で、基部側が幅狭(平面全体形状が台形状)に形成されている。この膨出受け 部16の深さ、すなわち膨出受け部16の底面16aまでの深さを、図1に示す ようにLとする。 また、対向する膨出受け部16、16を連結するように外方に山形状に突出す るリブ18が形成されている。このリブ18は補強用である。 さらに、U字溝本体12の外側面12b、12bの中途部で、かつリブ18、 18の間には、外側面の外方に突出する凸部20が形成されている。この凸部2 0は先端側が幅狭に形成されている。また、U字溝本体12の内側面に凸部20 に対応する凹み21が形成されている。
【0007】 蓋体14は板状に形成されている。この蓋体14の側面には、U字溝本体12 の膨出受け部16・・・に対応して嵌合する嵌合片22・・・が突出している。 この嵌合片22・・・は、外側が幅広であり、平面台形状に形成されている。こ のため、U字溝本体12の開口を覆うように蓋体14を被せると、蓋体14の嵌 合片22・・・が膨出受け部16・・・の底面16a上に載った状態で保持され ることとなる(図1参照)。 また、蓋体14の厚みをMとすると、L>Mが成り立つような関係である。こ のため、U字溝本体12に蓋体14を被せると、U字溝本体12の開口縁12a 、12aよりも蓋体14の方が低くなる。 一方、蓋体14には、図3に示すように、5個ずつ2列の孔24が合計10個 穿設されている。この孔24は、平面形状が楕円形状であり、かつ2段孔に形成 されている。この2段孔は、大口径の開口孔24aと、開口孔24aより小径で U字溝本体12内に流体が落下する流入口24bに形成されている。 なお、蓋体14は、本実施例では中空に形成されている。
【0008】 続いて、U字溝の接続構造について、図2と共に図4〜図6を参照して説明す る。 U字溝本体12の両端には、それぞれ接続部12A、12Bが形成されている 。 接続部12Aは、先端近傍に、周面に沿う凸条32が形成されている。一方、 接続部12Bは、凸条32を覆う大きさであり、内側に凸条32が収納される外 周方向に突出する受け溝34が形成されている。また、受け溝34内に凸条32 を収容した際に、互いに弾発接触するような大きさに形成されている。 そして、接続する際には、受け溝34内にパッキン36を介して凸条32を収 容し、互いに弾発接続させる。 また、2つのU字溝10、10は、受け溝34の曲率が大きいため、角度を持 たせて接続することもできる(図5参照)。この場合、接続する側壁が離間しな いように、図6に示すようなピン38で挟持する。このため、2つのU字溝10 、10はの角度を自由に設定することができる。
【0009】 上述するように構成されたU字溝の作用について述べる。 U字溝本体12を複数接続埋設して、U字溝本体12に蓋体14を被せる。 合成樹脂製のU字溝10は軽いため側面に加わる土圧により浮き上がる危険性 があるが、凸部20の上方にも土砂が存在し浮き上がりが防止されることとなる 。また、内側面には、凸部20に対応して、凹み21が形成されているため、傾 斜地等にU字溝10を施工した場合には、抵抗となって流速を抑えることができ る。 一方、蓋体14がU字溝本体12の開口縁12a、12aよりも低くいため、 多量の水が流入しても蓋体12の上面上に溜まり、徐々に孔24・・・からU字 溝内に流入することとなる。また、孔24・・・が2段孔となっているため、大 量の水が流入する際には水を流入し易くしている。 また、U字溝10の側面下部に土圧が加わると、U字溝本体12の開口縁12 a、12aが開こうとするが、U字溝本体12の開口縁12a、12aの膨出受 け部16と蓋体14の嵌合片22・・・が嵌合しているため、開口縁12a、1 2aが開くことがない。 以上本考案の好適な実施例を挙げて種々説明したが、本考案は上記実施例に限 定されるものでなく、例えば凸部や凹みの形状は限定されるものでなく、考案の 精神を逸脱しない範囲内で多くの改変を施し得ることはもちろんである。
【0010】
本考案に係るU字溝は上述するように構成されており、U字溝本体の外側面に 凸部が形成されているため、凸部の上方にも土砂が存在し浮き上がりを防止する こととなる。また、内側面に凹みを有するため、傾斜地等にU字溝を施工した場 合には、抵抗となって流速を抑えることもできる。
【図1】本考案に係るU字溝の部分断面正面図である。
【図2】U字溝の平面図である。
【図3】蓋体の平面図である。
【図4】U字溝の接続部の接続構造を示す部分説明図で
ある。
ある。
【図5】U字溝の接続状態を示す平面説明図である。
【図6】ピンの側面図である。
10 U字溝 12 U字溝本体 14 蓋体 16 膨出受け部 18 リブ 20 凸部 21 凹み 22 嵌合片
Claims (1)
- 【請求項1】 側壁の内側面に凹みを形成するととも
に、この凹みに対応して外側面に膨出する凸部を形成し
たことを特徴とする合成樹脂製U字溝。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9372791U JPH0538082U (ja) | 1991-10-18 | 1991-10-18 | 合成樹脂製u字溝 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9372791U JPH0538082U (ja) | 1991-10-18 | 1991-10-18 | 合成樹脂製u字溝 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0538082U true JPH0538082U (ja) | 1993-05-21 |
Family
ID=14090451
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9372791U Pending JPH0538082U (ja) | 1991-10-18 | 1991-10-18 | 合成樹脂製u字溝 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0538082U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014101704A (ja) * | 2012-11-21 | 2014-06-05 | Ken Kunimoto | 濾過構造体 |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS44280Y1 (ja) * | 1966-07-31 | 1969-01-08 | ||
JPS4833172B1 (ja) * | 1966-10-28 | 1973-10-12 | ||
JPS5038914A (ja) * | 1973-08-14 | 1975-04-10 | ||
JPS5224351A (en) * | 1975-08-20 | 1977-02-23 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | A high-frequency heating device |
JPS5217529B2 (ja) * | 1972-06-30 | 1977-05-16 |
-
1991
- 1991-10-18 JP JP9372791U patent/JPH0538082U/ja active Pending
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS44280Y1 (ja) * | 1966-07-31 | 1969-01-08 | ||
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JPS5224351A (en) * | 1975-08-20 | 1977-02-23 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | A high-frequency heating device |
Cited By (1)
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JP2014101704A (ja) * | 2012-11-21 | 2014-06-05 | Ken Kunimoto | 濾過構造体 |
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