JPS641037Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS641037Y2 JPS641037Y2 JP1981080342U JP8034281U JPS641037Y2 JP S641037 Y2 JPS641037 Y2 JP S641037Y2 JP 1981080342 U JP1981080342 U JP 1981080342U JP 8034281 U JP8034281 U JP 8034281U JP S641037 Y2 JPS641037 Y2 JP S641037Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bottom wall
- tank
- sink
- tank body
- reinforcing ribs
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 claims description 7
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 claims description 7
- 238000000465 moulding Methods 0.000 claims description 6
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 6
- 239000010800 human waste Substances 0.000 description 6
- 239000002689 soil Substances 0.000 description 6
- 238000005192 partition Methods 0.000 description 3
- 230000002787 reinforcement Effects 0.000 description 3
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Landscapes
- Treatment Of Biological Wastes In General (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
[技術分野]
本考案は、屎尿処理用の浄化槽の外槽としてコ
ンクリートのような基礎平面上に設置する合成樹
脂製タンクに関する。
ンクリートのような基礎平面上に設置する合成樹
脂製タンクに関する。
[背景技術]
従来の浄化槽の外槽として用いる合成樹脂製タ
ンクA′には、第4図に示すようにタンク本体1
の底壁2に一条の補強リブ3を形成して補強した
り、又、第6図及び第7図に示す外槽タンク
A″のように二条の補強リブ3を形成し、補強効
果を発揮させると共に補強リブ3間に仕切り板1
3を挿入保持させているが、樹脂成形に際して、
合成樹脂のひけによりタンク本体1の底壁2の補
強リブ3に対応する外面側には合成樹脂のひけ4
が形成してしまい、この外槽タンクA′をコンク
リート基礎6上に設置したときには、小石がひけ
4に詰まつてしまい、屎尿の荷重によつて、ひけ
4のノツチ効果により、薄肉と成つてしまつた薄
肉部10に応力が集中し亀裂が生じ破損してしま
つていた。又、この外槽タンクA′をコンクリー
トを打たない土面上に設置したときには、第5図
に示すように屎尿の荷重がタンク本体1の底壁2
にかかつてタンク本体1の底壁2の周部14が変
形してしまつたりしてひけ4として薄肉となつた
薄肉部10から裂けてしまうという問題があつ
た。これらの問題を解決するため、第8図に示す
外槽用タンクA″のように補強リブ3の下面に凸
条15を形成して肉盛りすることも為されている
が、これでは安定した設置ができないという問題
が新たに生じてしまつていた。
ンクA′には、第4図に示すようにタンク本体1
の底壁2に一条の補強リブ3を形成して補強した
り、又、第6図及び第7図に示す外槽タンク
A″のように二条の補強リブ3を形成し、補強効
果を発揮させると共に補強リブ3間に仕切り板1
3を挿入保持させているが、樹脂成形に際して、
合成樹脂のひけによりタンク本体1の底壁2の補
強リブ3に対応する外面側には合成樹脂のひけ4
が形成してしまい、この外槽タンクA′をコンク
リート基礎6上に設置したときには、小石がひけ
4に詰まつてしまい、屎尿の荷重によつて、ひけ
4のノツチ効果により、薄肉と成つてしまつた薄
肉部10に応力が集中し亀裂が生じ破損してしま
つていた。又、この外槽タンクA′をコンクリー
トを打たない土面上に設置したときには、第5図
に示すように屎尿の荷重がタンク本体1の底壁2
にかかつてタンク本体1の底壁2の周部14が変
形してしまつたりしてひけ4として薄肉となつた
薄肉部10から裂けてしまうという問題があつ
た。これらの問題を解決するため、第8図に示す
外槽用タンクA″のように補強リブ3の下面に凸
条15を形成して肉盛りすることも為されている
が、これでは安定した設置ができないという問題
が新たに生じてしまつていた。
[考案の目的]
本考案は上記問題を解決するために為されたも
のであり、その目的とするところは、浄化槽の外
槽として、コンクリート基礎上又は土面にも安定
して設置できるのはもちろんのこと、タンク下面
に補強リブを形成して補強効果を発揮させ、しか
も補強リブに形成によるひけのノツチ効果を抑制
して屎尿の荷重などによつてひけによる薄肉部が
裂けることがない浄化槽の外槽用タンクを提供す
ることにある。
のであり、その目的とするところは、浄化槽の外
槽として、コンクリート基礎上又は土面にも安定
して設置できるのはもちろんのこと、タンク下面
に補強リブを形成して補強効果を発揮させ、しか
も補強リブに形成によるひけのノツチ効果を抑制
して屎尿の荷重などによつてひけによる薄肉部が
裂けることがない浄化槽の外槽用タンクを提供す
ることにある。
[考案の開示]
本考案の浄化槽の外槽用タンクは、合成樹脂の
成形によりタンク本体1を形成すると共にタンク
本体1の底壁2の内面に補強リブ3を突設し、タ
ンク本体1の底壁2の外面に、補強リブ3に対応
させて補強リブ3の突設により形成されたひけ4
よりも大きな凹溝5を設けて成るものであり、こ
の構成により上記目的を達成できたものである。
即ち、タンク本体1の底壁2の内面に補強リブ3
を形成して補強効果を発揮させることができ、し
かも樹脂成形に際して補強リブ3の形成により補
強リブ3に対応して底壁2の外面にはひけ5を形
成しているにも拘わらず、底壁2の外面には補強
リブに対応させてひけ4よりも大きな凹溝5を形
成しているので、ひけ4が凹溝5内に位置するこ
とになり、従つてコンクリート基礎6上又はコン
クリートを打つていない土面に設置した場合にも
従来のようにひけ4に小石が詰まつたり、屎尿の
荷重によつてタンク本体1の底壁2のひけ4によ
る薄肉部10が裂けることがないものであり、こ
のように凹溝5によりひけ4のノツチ効果を抑制
することができるものであり、しかもタンク本体
1の底壁2の外面には凹溝5を形成しているだけ
なので、コンクリート基礎6上又は土面にも安定
して設置できるものである。
成形によりタンク本体1を形成すると共にタンク
本体1の底壁2の内面に補強リブ3を突設し、タ
ンク本体1の底壁2の外面に、補強リブ3に対応
させて補強リブ3の突設により形成されたひけ4
よりも大きな凹溝5を設けて成るものであり、こ
の構成により上記目的を達成できたものである。
即ち、タンク本体1の底壁2の内面に補強リブ3
を形成して補強効果を発揮させることができ、し
かも樹脂成形に際して補強リブ3の形成により補
強リブ3に対応して底壁2の外面にはひけ5を形
成しているにも拘わらず、底壁2の外面には補強
リブに対応させてひけ4よりも大きな凹溝5を形
成しているので、ひけ4が凹溝5内に位置するこ
とになり、従つてコンクリート基礎6上又はコン
クリートを打つていない土面に設置した場合にも
従来のようにひけ4に小石が詰まつたり、屎尿の
荷重によつてタンク本体1の底壁2のひけ4によ
る薄肉部10が裂けることがないものであり、こ
のように凹溝5によりひけ4のノツチ効果を抑制
することができるものであり、しかもタンク本体
1の底壁2の外面には凹溝5を形成しているだけ
なので、コンクリート基礎6上又は土面にも安定
して設置できるものである。
以下、本考案を添付の図面に示す実施例に基づ
いて説明する。外槽用タンクAは上型7と下型8
とからなるタンク本体1により形成されている。
タンク本体1はFRP成形品であり、タンク本体
1の下型8の底壁2の内面には補強リブ3を突設
している。この補強リブ3が形成されることによ
り、底壁2の外面にはひけ4が形成される。又、
底壁2の外面には底壁2を内方に凸になるように
曲成して補強リブ3に対応する箇所にひけ4より
も大きい、即ち、広幅で深い凹溝5が形成され
て、ひけ4が凹溝5の溝底に位置している。これ
ら補強リブ3及び凹溝5はタンク本体1の成形の
際に設けられる。従つて、この外槽用タンクAを
コンクリート基礎6上に設置しても凹溝5には小
石が詰まることがなく、補強リブの形成によるひ
け4に応力が集中することがなく、従来のように
薄肉部10から裂けることがない。又、コンクリ
ートの打つていない土面に設置して底壁2の周部
14が変形しても凹溝5によりひけ4への応力の
集中が防止される。
いて説明する。外槽用タンクAは上型7と下型8
とからなるタンク本体1により形成されている。
タンク本体1はFRP成形品であり、タンク本体
1の下型8の底壁2の内面には補強リブ3を突設
している。この補強リブ3が形成されることによ
り、底壁2の外面にはひけ4が形成される。又、
底壁2の外面には底壁2を内方に凸になるように
曲成して補強リブ3に対応する箇所にひけ4より
も大きい、即ち、広幅で深い凹溝5が形成され
て、ひけ4が凹溝5の溝底に位置している。これ
ら補強リブ3及び凹溝5はタンク本体1の成形の
際に設けられる。従つて、この外槽用タンクAを
コンクリート基礎6上に設置しても凹溝5には小
石が詰まることがなく、補強リブの形成によるひ
け4に応力が集中することがなく、従来のように
薄肉部10から裂けることがない。又、コンクリ
ートの打つていない土面に設置して底壁2の周部
14が変形しても凹溝5によりひけ4への応力の
集中が防止される。
第3図に示す実施例にあつては、二条の補強リ
ブ3が形成されており、この補強リブ3間に気液
接触を行う接触曝気室11と沈澱室12とを仕切
る仕切り板13が挿入保持されている。
ブ3が形成されており、この補強リブ3間に気液
接触を行う接触曝気室11と沈澱室12とを仕切
る仕切り板13が挿入保持されている。
[考案の効果]
本考案にあつては、合成樹脂の成形によりタン
ク本体を形成すると共にタンク本体の底壁の内面
に補強リブを突設し、タンク本体の底壁の外面に
補強リブに対応させて凹溝を設けているので、タ
ンク本体の底壁の内面の補強リブにより補強効果
を発揮させることができ、しかも樹脂成形に際し
て補強リブの形成により補強リブに対応して底壁
の外面にはひけを形成しているにも拘わらず、底
壁の外面には補強リブに対応させてひけよりも大
きな凹溝を形成しているので、ひけが凹溝内に位
置することになり、従つて、コンクリート基礎と
かコンクリートを打つていない土面に設置しても
凹溝に小石が詰まつて小石を介してひけに応力が
集中したり、屎尿の荷重によつてタンク本体の底
壁のひけに応力が集中してして薄肉部が裂けるこ
とがないものであり、このように凹溝によりひけ
のノツチ効果を抑制することができるものであ
り、しかもタンク本体の底壁の外面には凹溝を形
成しているだけであり、コンクリート基礎上又土
面にも安定して設置できるものである。
ク本体を形成すると共にタンク本体の底壁の内面
に補強リブを突設し、タンク本体の底壁の外面に
補強リブに対応させて凹溝を設けているので、タ
ンク本体の底壁の内面の補強リブにより補強効果
を発揮させることができ、しかも樹脂成形に際し
て補強リブの形成により補強リブに対応して底壁
の外面にはひけを形成しているにも拘わらず、底
壁の外面には補強リブに対応させてひけよりも大
きな凹溝を形成しているので、ひけが凹溝内に位
置することになり、従つて、コンクリート基礎と
かコンクリートを打つていない土面に設置しても
凹溝に小石が詰まつて小石を介してひけに応力が
集中したり、屎尿の荷重によつてタンク本体の底
壁のひけに応力が集中してして薄肉部が裂けるこ
とがないものであり、このように凹溝によりひけ
のノツチ効果を抑制することができるものであ
り、しかもタンク本体の底壁の外面には凹溝を形
成しているだけであり、コンクリート基礎上又土
面にも安定して設置できるものである。
第1図は本考案の一実施例を示す断面図、第2
図は同上の底壁部分を示す拡大断面図、第3図は
本考案の他の実施例の底壁部分を示す断面図、第
4図は従来例を示す断面図、第5図は同上の作用
を示す断面図、第6図及び第7図は他の従来例を
示す断面図及び底壁部分を示す拡大断面図、第8
図は更に他の従来例の底壁部分を示す断面図であ
つて、Aは外槽用タンク、1はタンク本体、2は
底壁、3は補強リブ、4はひけ、5は凹溝であ
る。
図は同上の底壁部分を示す拡大断面図、第3図は
本考案の他の実施例の底壁部分を示す断面図、第
4図は従来例を示す断面図、第5図は同上の作用
を示す断面図、第6図及び第7図は他の従来例を
示す断面図及び底壁部分を示す拡大断面図、第8
図は更に他の従来例の底壁部分を示す断面図であ
つて、Aは外槽用タンク、1はタンク本体、2は
底壁、3は補強リブ、4はひけ、5は凹溝であ
る。
Claims (1)
- 合成樹脂の成形によりタンク本体を形成すると
共にタンク本体の底壁の内面に補強リブを突設
し、タンク本体の底壁の外面に、補強リブに対応
させて補強リブの突設により形成されたひけより
も大きな凹溝を設けて成る浄化槽の外槽用タン
ク。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1981080342U JPS641037Y2 (ja) | 1981-05-30 | 1981-05-30 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1981080342U JPS641037Y2 (ja) | 1981-05-30 | 1981-05-30 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57193686U JPS57193686U (ja) | 1982-12-08 |
JPS641037Y2 true JPS641037Y2 (ja) | 1989-01-11 |
Family
ID=29875902
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1981080342U Expired JPS641037Y2 (ja) | 1981-05-30 | 1981-05-30 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS641037Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH081034Y2 (ja) * | 1990-11-06 | 1996-01-17 | 日立化成工業株式会社 | 浄化槽の外槽 |
FR2978747B1 (fr) * | 2011-08-01 | 2014-08-08 | Ets Magyar | Citerne comportant une cloison encastree |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5323150A (en) * | 1976-08-14 | 1978-03-03 | Matsushita Electric Works Ltd | Multi-chamber tank |
JPS53101854A (en) * | 1977-02-17 | 1978-09-05 | Matsushita Electric Works Ltd | Producing method of purifier tank |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5917438Y2 (ja) * | 1979-02-28 | 1984-05-21 | 株式会社西原環境衛生研究所 | 汚水浄化槽 |
-
1981
- 1981-05-30 JP JP1981080342U patent/JPS641037Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5323150A (en) * | 1976-08-14 | 1978-03-03 | Matsushita Electric Works Ltd | Multi-chamber tank |
JPS53101854A (en) * | 1977-02-17 | 1978-09-05 | Matsushita Electric Works Ltd | Producing method of purifier tank |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57193686U (ja) | 1982-12-08 |
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