JPH03223069A - 巻取機の駆動制御方法 - Google Patents
巻取機の駆動制御方法Info
- Publication number
- JPH03223069A JPH03223069A JP1659890A JP1659890A JPH03223069A JP H03223069 A JPH03223069 A JP H03223069A JP 1659890 A JP1659890 A JP 1659890A JP 1659890 A JP1659890 A JP 1659890A JP H03223069 A JPH03223069 A JP H03223069A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- winding
- traverse
- speed
- angle
- take
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 11
- 238000004804 winding Methods 0.000 claims abstract description 66
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 claims 1
- 238000001514 detection method Methods 0.000 abstract 1
- 230000006870 function Effects 0.000 abstract 1
- 230000008961 swelling Effects 0.000 abstract 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
Landscapes
- Winding Filamentary Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用範囲)
本発明は巻取機の駆動制御方法に関するものである。
(従来技術)
一般に、糸条の巻取は、ボビン装着用スピンドルの回転
速度に関係なく巻始めから巻終わりまでトラバース速度
が一定になるよう制御する綾角−定巻取方法によって行
なわれている。
速度に関係なく巻始めから巻終わりまでトラバース速度
が一定になるよう制御する綾角−定巻取方法によって行
なわれている。
(発明が解決しようとする課題)
上述のような綾角一定巻取方法によって得られるパッケ
ージは、端面の膨れ出し量が大きくパラゲージ形状が悪
くなる。そこで、端面の膨れ出し量を小さくするため綾
角を大きくすると、パッケージ周面の端部に耳立ちが生
じ、単に、綾角のレベルを変化させただけでは端面の膨
れ出し、および、耳立ちのないパッケージを得ることが
できないと共に、糸条の解舒性が悪いという問題があっ
た。
ージは、端面の膨れ出し量が大きくパラゲージ形状が悪
くなる。そこで、端面の膨れ出し量を小さくするため綾
角を大きくすると、パッケージ周面の端部に耳立ちが生
じ、単に、綾角のレベルを変化させただけでは端面の膨
れ出し、および、耳立ちのないパッケージを得ることが
できないと共に、糸条の解舒性が悪いという問題があっ
た。
(目的)
本発明の目的は、端面の膨れ出し、および、耳立ちの小
さい巻姿の良好な、しかも糸条の解舒性の良いパッケー
ジを得ることができるようにすることである。
さい巻姿の良好な、しかも糸条の解舒性の良いパッケー
ジを得ることができるようにすることである。
(課題を解決するための手段)
上述の目的を達成するために本発明の巻取機の駆動制御
方法は、トラバース速度を、巻取径の増加に伴って綾角
を変化させると共に、多段ワインド比一定巻取を行なう
ようにしである。
方法は、トラバース速度を、巻取径の増加に伴って綾角
を変化させると共に、多段ワインド比一定巻取を行なう
ようにしである。
また、トラバース速度を、巻取径の増加に件って綾角が
増加し、パッケージ端面に膨れ出しが発生する巻径の範
囲において綾角が最大になり、それ以降は巻取径の増加
に件って綾角が一定、または、減少するように制御する
と確実に実施することができる。
増加し、パッケージ端面に膨れ出しが発生する巻径の範
囲において綾角が最大になり、それ以降は巻取径の増加
に件って綾角が一定、または、減少するように制御する
と確実に実施することができる。
(実施例)
本発明の巻取方法を実施するための巻取機の1実施例の
構成を図面に基づいて説明する。
構成を図面に基づいて説明する。
1は機台(図示せず)に回転自在に取付けられたボビン
装着用のスピンドルであり、インバータ3によって回転
制御される駆動用電動機2が連結しである。該スピンド
ル1にボビン20を装着して糸条を巻取り、パッケージ
30を形成する。該ボビン20、または、パッケージ3
0にはタッチローラ4か所定の面圧で当接して回転する
。また、スピンドル1の上方にはカムローラ5aによっ
てトラバースガイド5bが往復動するトラバース装置5
が設置しである。該トラバース装置5のカムローラ5a
にはインバータ7によって回転制御される駆動用電動1
16が連結しである。各インバータ3.7の出力制御は
制御装置8によって行なうようになっており、検知器9
からタッチローラ4の回転速度が、検知器10からトラ
バース速度が、検知器11からスピンドル1の回転速度
が制御装置8に入力されるようになっている。該制御装
置8は、巻取速度、トラバース速度等の設定値、および
、綾角の変更パターン等の入力部、設定値等を記憶する
記憶部、設定値と検出値を比較演算する比較演算部、そ
の結果に基づいてインバータ等に動作指令信号を出す動
作指令部等の機能を有するコンピュータ等を使用する。
装着用のスピンドルであり、インバータ3によって回転
制御される駆動用電動機2が連結しである。該スピンド
ル1にボビン20を装着して糸条を巻取り、パッケージ
30を形成する。該ボビン20、または、パッケージ3
0にはタッチローラ4か所定の面圧で当接して回転する
。また、スピンドル1の上方にはカムローラ5aによっ
てトラバースガイド5bが往復動するトラバース装置5
が設置しである。該トラバース装置5のカムローラ5a
にはインバータ7によって回転制御される駆動用電動1
16が連結しである。各インバータ3.7の出力制御は
制御装置8によって行なうようになっており、検知器9
からタッチローラ4の回転速度が、検知器10からトラ
バース速度が、検知器11からスピンドル1の回転速度
が制御装置8に入力されるようになっている。該制御装
置8は、巻取速度、トラバース速度等の設定値、および
、綾角の変更パターン等の入力部、設定値等を記憶する
記憶部、設定値と検出値を比較演算する比較演算部、そ
の結果に基づいてインバータ等に動作指令信号を出す動
作指令部等の機能を有するコンピュータ等を使用する。
上述の巻取機により下記のような条件で第2図に示すよ
うなパターンで綾角を変更すると共に、リボン巻発生域
を回避するようワインド比を変更させて糸条の巻取を行
なったところ、第1表に示すような形状のパッケージを
得ることができた。
うなパターンで綾角を変更すると共に、リボン巻発生域
を回避するようワインド比を変更させて糸条の巻取を行
なったところ、第1表に示すような形状のパッケージを
得ることができた。
第1実施例
巻取糸条
糸条太さ
巻取速度
トラバース幅
トラバース速度:
多段ワインド比:
ボリアミド フィラメント
70 デニール
5000 m/1Hn
114Ifi+
739m/1lin (設定中央値)上記トラバース
速度に対して ±1%幅でワインド比一定 巻取 (以下余白) これに対し、第1実施例において巻始めから巻終わりま
での綾角を8.5°にして糸条の巻取を行なうと、端面
の膨れ出し量が6.0mm、耳立ち量が2.3mmにな
る。各実施例の巻取径の増加に伴って綾角を変化させた
場合の、端面の膨れ出し量、耳立ち量を比較すると、膨
れ出し、耳立ちとも小さくなっていることがわかる。
速度に対して ±1%幅でワインド比一定 巻取 (以下余白) これに対し、第1実施例において巻始めから巻終わりま
での綾角を8.5°にして糸条の巻取を行なうと、端面
の膨れ出し量が6.0mm、耳立ち量が2.3mmにな
る。各実施例の巻取径の増加に伴って綾角を変化させた
場合の、端面の膨れ出し量、耳立ち量を比較すると、膨
れ出し、耳立ちとも小さくなっていることがわかる。
上述の第1実施例の条件によって綾角を変更すると共に
、リボンブレーク条件を5秒±4%として巻取ったパッ
ケージを解舒したところ、2500m/1nで糸切れを
発生したが、第1実施例の条件によって綾角を変更する
と共に、リボン巻発生域を回避するようにワインド比を
変更させて巻取ったパッケージを解舒したところ350
0m/1nまで糸切れを生じることなく解舒することが
できた。
、リボンブレーク条件を5秒±4%として巻取ったパッ
ケージを解舒したところ、2500m/1nで糸切れを
発生したが、第1実施例の条件によって綾角を変更する
と共に、リボン巻発生域を回避するようにワインド比を
変更させて巻取ったパッケージを解舒したところ350
0m/1nまで糸切れを生じることなく解舒することが
できた。
上述の綾角変更において、綾角が最大になる巻径は、パ
ッケージ端面の膨れ出し量が略最大になる位置を目安と
し、実験的に求める。
ッケージ端面の膨れ出し量が略最大になる位置を目安と
し、実験的に求める。
また、糸条のトラバースは、回転羽根トラバースガイド
によって行なうこともできる。
によって行なうこともできる。
(発明の効果)
本発明の巻取機の駆動制御方法は、トラバース速度を、
巻取径の増加に伴って綾角を変化させると共に、多段ワ
インド比一定巻取を行なうように制御せしめるようにし
であるため、端面の膨れ出し、および、耳立ちの小さい
巻姿の良好なパッケージを得ることができる。
巻取径の増加に伴って綾角を変化させると共に、多段ワ
インド比一定巻取を行なうように制御せしめるようにし
であるため、端面の膨れ出し、および、耳立ちの小さい
巻姿の良好なパッケージを得ることができる。
また、トラバース速度を、巻取径の増加に伴って綾角が
増加し、パッケージ端面に膨れ出しが発生する巻径の範
囲において綾角が最大になり、それ以降は巻取径の増加
に伴って綾角が一定、または、減少するように制御せし
めることにより確実に実施することができる。
増加し、パッケージ端面に膨れ出しが発生する巻径の範
囲において綾角が最大になり、それ以降は巻取径の増加
に伴って綾角が一定、または、減少するように制御せし
めることにより確実に実施することができる。
第1図は本発明の駆動方法を実施するための巻取装置の
1実施例を示す概略図である。 第2図は本発明の駆動制御方法における第1実施例にお
ける綾角変化パターンの1実施例を示す概略図である。 第1表は、 第1実施例の巻取条件で糸条を巻取 っな時の綾角と端面膨れ出し量、 および、 耳立ち 量の関係を示すものである。
1実施例を示す概略図である。 第2図は本発明の駆動制御方法における第1実施例にお
ける綾角変化パターンの1実施例を示す概略図である。 第1表は、 第1実施例の巻取条件で糸条を巻取 っな時の綾角と端面膨れ出し量、 および、 耳立ち 量の関係を示すものである。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1)トラバース速度を、巻取径の増加に伴つて綾角を変
化させると共に、多段ワインド比一定巻取を行なうよう
に制御せしめることを特徴とする巻取機の駆動制御方法
。 2)トラバース速度を、巻取径の増加に伴って綾角が増
加し、パッケージ端面に膨れ出しが発生する巻径の範囲
において綾角が最大になり、それ以降は巻取径の増加に
伴って綾角が一定、または、減少するように制御せしめ
るようにしたことを特徴とする請求項1の巻取機の駆動
制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1659890A JPH03223069A (ja) | 1990-01-25 | 1990-01-25 | 巻取機の駆動制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1659890A JPH03223069A (ja) | 1990-01-25 | 1990-01-25 | 巻取機の駆動制御方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03223069A true JPH03223069A (ja) | 1991-10-02 |
Family
ID=11920732
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1659890A Pending JPH03223069A (ja) | 1990-01-25 | 1990-01-25 | 巻取機の駆動制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03223069A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
AU2004205181B2 (en) * | 2003-08-22 | 2010-06-10 | Sumitomo Wiring Systems, Ltd. | Grommet with an inner |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5598056A (en) * | 1979-01-19 | 1980-07-25 | Daido Seisakusho:Kk | Method of winding up yarn for bobbin |
JPS63185779A (ja) * | 1986-09-18 | 1988-08-01 | Teijin Seiki Co Ltd | トラバース制御方法およびトラバース装置 |
JPH01167182A (ja) * | 1987-12-21 | 1989-06-30 | Toray Ind Inc | 合成繊維糸条の高速巻取方法 |
JPH01167183A (ja) * | 1987-11-27 | 1989-06-30 | W Reiners Verwalt Gmbh | 綾巻きパッケージ用の巻取り装置 |
JPH01167184A (ja) * | 1987-11-27 | 1989-06-30 | W Reiners Verwalt Gmbh | チーズのワインダ |
-
1990
- 1990-01-25 JP JP1659890A patent/JPH03223069A/ja active Pending
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5598056A (en) * | 1979-01-19 | 1980-07-25 | Daido Seisakusho:Kk | Method of winding up yarn for bobbin |
JPS63185779A (ja) * | 1986-09-18 | 1988-08-01 | Teijin Seiki Co Ltd | トラバース制御方法およびトラバース装置 |
JPH01167183A (ja) * | 1987-11-27 | 1989-06-30 | W Reiners Verwalt Gmbh | 綾巻きパッケージ用の巻取り装置 |
JPH01167184A (ja) * | 1987-11-27 | 1989-06-30 | W Reiners Verwalt Gmbh | チーズのワインダ |
JPH01167182A (ja) * | 1987-12-21 | 1989-06-30 | Toray Ind Inc | 合成繊維糸条の高速巻取方法 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
AU2004205181B2 (en) * | 2003-08-22 | 2010-06-10 | Sumitomo Wiring Systems, Ltd. | Grommet with an inner |
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