JPH0550430B2 - - Google Patents
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- JPH0550430B2 JPH0550430B2 JP63202383A JP20238388A JPH0550430B2 JP H0550430 B2 JPH0550430 B2 JP H0550430B2 JP 63202383 A JP63202383 A JP 63202383A JP 20238388 A JP20238388 A JP 20238388A JP H0550430 B2 JPH0550430 B2 JP H0550430B2
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- Japan
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- tension
- yarn
- winding
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Links
- 238000004804 winding Methods 0.000 claims description 52
- 230000007423 decrease Effects 0.000 claims description 5
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 238000007665 sagging Methods 0.000 description 1
- 239000012209 synthetic fiber Substances 0.000 description 1
- 229920002994 synthetic fiber Polymers 0.000 description 1
Landscapes
- Winding Filamentary Materials (AREA)
- Tension Adjustment In Filamentary Materials (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
本発明は糸上の巻取張力に基いてスピンドルの
回転制御を行ない、該スピンドルに装着された複
数本のボビンに夫々糸条を同時に巻取る巻取機の
改良に関するものである。
回転制御を行ない、該スピンドルに装着された複
数本のボビンに夫々糸条を同時に巻取る巻取機の
改良に関するものである。
（従来技術）
一般に、合成繊維糸条の巻取を行なう巻取機
は、糸条の巻取張力に基いてスピンドルの回転速
度を制御するものが使用されている。この様な巻
取機としては例えば、特公昭60−39625号公報に
記載されているような、ボビン装着用スピンドル
を駆動する電動機と、速度制御装置からの信号に
基いて電動機の回転速度を制御するインバータ
と、糸条の張力を検出する張力検出器と、スピン
ドルに装着されたボビンに当接し所定の面圧を付
与するコンタクトローラと、糸条を綾振させるト
ラバース装置とにより構成されている。
は、糸条の巻取張力に基いてスピンドルの回転速
度を制御するものが使用されている。この様な巻
取機としては例えば、特公昭60−39625号公報に
記載されているような、ボビン装着用スピンドル
を駆動する電動機と、速度制御装置からの信号に
基いて電動機の回転速度を制御するインバータ
と、糸条の張力を検出する張力検出器と、スピン
ドルに装着されたボビンに当接し所定の面圧を付
与するコンタクトローラと、糸条を綾振させるト
ラバース装置とにより構成されている。
（発明が解決しようとする課題）
上述のような巻取機のスピンドルに複数本のボ
ビンを装着し、各ボビンに糸条を同時に巻取る場
合には、スピンドル長が長くなるため、剛性を持
たせて先端側が垂れ下がらないようにしている
が、糸条の巻取量が増えるに従つてどうしても先
端側において垂れ下がりが生じてコンタクトロー
ラに対する各ボビンの平行度が異なり、その結果
巻厚に差を発生する。又、複数本の糸条を巻取る
場合には、これ等の糸条の内の代表として１本の
糸条の張力を検出してスピンドルの回転速度の制
御が行なわれるため、巻厚の差により各パツケー
ジの風速が異なり各ボビン間で巻取張力に差を生
じる。そのため、張力検出を行なつている糸条は
適正な巻取張力で巻かれるため、巻姿の良好なパ
ツケージとして巻取ることができるが、張力検出
が行なわれていない糸条は、巻取張力が大き過ぎ
るか、あるいは小さ過ぎて、巻姿が悪くなるとい
う問題があつた。
ビンを装着し、各ボビンに糸条を同時に巻取る場
合には、スピンドル長が長くなるため、剛性を持
たせて先端側が垂れ下がらないようにしている
が、糸条の巻取量が増えるに従つてどうしても先
端側において垂れ下がりが生じてコンタクトロー
ラに対する各ボビンの平行度が異なり、その結果
巻厚に差を発生する。又、複数本の糸条を巻取る
場合には、これ等の糸条の内の代表として１本の
糸条の張力を検出してスピンドルの回転速度の制
御が行なわれるため、巻厚の差により各パツケー
ジの風速が異なり各ボビン間で巻取張力に差を生
じる。そのため、張力検出を行なつている糸条は
適正な巻取張力で巻かれるため、巻姿の良好なパ
ツケージとして巻取ることができるが、張力検出
が行なわれていない糸条は、巻取張力が大き過ぎ
るか、あるいは小さ過ぎて、巻姿が悪くなるとい
う問題があつた。
この現象は特に伸度が低く糸条の巻取速度が張
力に大きく影響するような糸質の糸条巻取におい
て顕著にあらわれる。
力に大きく影響するような糸質の糸条巻取におい
て顕著にあらわれる。
本発明は上述のような問題点を解決し、１本の
スピンドルに複数本のボビンを装着し、各ボビン
に同時に糸条を巻取る場合に、全ての糸条を許容
張力内で巻取ることができ、巻姿の良好なパツケ
ージが得られる巻取機を提供することを目的とす
るものである。
スピンドルに複数本のボビンを装着し、各ボビン
に同時に糸条を巻取る場合に、全ての糸条を許容
張力内で巻取ることができ、巻姿の良好なパツケ
ージが得られる巻取機を提供することを目的とす
るものである。
（問題点を解決するための手段）
本発明の糸条巻取機は、巻取時の糸条の張力を
張力検出器により検出してその張力信号を速度制
御装置の張力制御回路に入力し、予め設定された
糸条巻取速度に対応する基準張力値と対比せし
め、その結果を回転速度増減制御信号に変換して
スピンドルを駆動する電動機の回転速度を制御せ
しめるように構成し、前記スピンドルに複数本の
ボビンを装着しめ、各ボビンに夫々糸条を同時に
巻取る巻取機において、前記張力検出器を、少な
くとも２本の糸条の走行部に夫々対応させて設置
して各糸条の張力を夫々検出すると共に、前記各
張力検出器と前記速度制御装置の張力制御回路の
間に、各張力検知器からの検出張力が予め設定さ
れた上限許容張力値、もしくは下限許容張力値の
いずれかに達した張力検出器の張力信号のみを張
力制御回路に入力する張力信号選択回路を配設せ
しめた構成にしてある。
張力検出器により検出してその張力信号を速度制
御装置の張力制御回路に入力し、予め設定された
糸条巻取速度に対応する基準張力値と対比せし
め、その結果を回転速度増減制御信号に変換して
スピンドルを駆動する電動機の回転速度を制御せ
しめるように構成し、前記スピンドルに複数本の
ボビンを装着しめ、各ボビンに夫々糸条を同時に
巻取る巻取機において、前記張力検出器を、少な
くとも２本の糸条の走行部に夫々対応させて設置
して各糸条の張力を夫々検出すると共に、前記各
張力検出器と前記速度制御装置の張力制御回路の
間に、各張力検知器からの検出張力が予め設定さ
れた上限許容張力値、もしくは下限許容張力値の
いずれかに達した張力検出器の張力信号のみを張
力制御回路に入力する張力信号選択回路を配設せ
しめた構成にしてある。
又、２個の張力検出器は、巻取径の差が一番大
きくなる糸条位置に設置するのが好ましい。
きくなる糸条位置に設置するのが好ましい。
（実施例）
本発明の巻取機の１実施例の構成を図面に基い
て説明する。
て説明する。
１は糸条搬送用のゴデツトローラであり、２は
糸条を所定の綾振位置に案内する振り支点ガイド
である。３は糸条巻取用のボビンを装着するスピ
ンドルであり、電動機４により回転されるように
なつている。５はスピンドル３に装着されたボビ
ンに当接し所定の面圧を付与するコンタクトロー
ラである。６は速度制御装置９からの制御信号を
受け、電動機４の回転数を制御するためのインバ
ータである。７はスピンドル３の先端側位置に装
着されたボビンに巻取られる糸条の張力を検出す
る第１張力検出器であり、８はスピンドル３の支
持側位置に装着されたボビンに巻取られる糸条の
張力を検出する第２張力検出器である。
糸条を所定の綾振位置に案内する振り支点ガイド
である。３は糸条巻取用のボビンを装着するスピ
ンドルであり、電動機４により回転されるように
なつている。５はスピンドル３に装着されたボビ
ンに当接し所定の面圧を付与するコンタクトロー
ラである。６は速度制御装置９からの制御信号を
受け、電動機４の回転数を制御するためのインバ
ータである。７はスピンドル３の先端側位置に装
着されたボビンに巻取られる糸条の張力を検出す
る第１張力検出器であり、８はスピンドル３の支
持側位置に装着されたボビンに巻取られる糸条の
張力を検出する第２張力検出器である。
上述の速度制御装置９は、張力制御回路１０
と、初速度制御回路１１と、第１張力検出器７か
らの信号と、第２張力検出器８からの信号の内の
一方の張力信号を張力制御回路１０に入力するた
めの張力信号選択回路１２と、張力制御回路１０
からの出力値と初速度制御回路１１からの出力値
を加減算する加算器１３とにより構成されてい
る。又、張力信号選択回路１２は、上限許容張力
値と下限許容張力値を基準にして張力検出器７，
８からの張力値を比較し、許容張力上限値、ある
いは許容張力下限値に達したことを判断すると動
作信号を出力する判別器１４と、該出力信号によ
つて回路を切替える回路切替器１５とにより構成
されている。
と、初速度制御回路１１と、第１張力検出器７か
らの信号と、第２張力検出器８からの信号の内の
一方の張力信号を張力制御回路１０に入力するた
めの張力信号選択回路１２と、張力制御回路１０
からの出力値と初速度制御回路１１からの出力値
を加減算する加算器１３とにより構成されてい
る。又、張力信号選択回路１２は、上限許容張力
値と下限許容張力値を基準にして張力検出器７，
８からの張力値を比較し、許容張力上限値、ある
いは許容張力下限値に達したことを判断すると動
作信号を出力する判別器１４と、該出力信号によ
つて回路を切替える回路切替器１５とにより構成
されている。
１６は設定器であり、糸巻付け操作時の速度で
ある初速度を決める初速度設定値と、通常の巻取
操作時の巻取速度に対応する基準張力値と、張力
検知器７，８からの張力値を張力制御回路１０に
入力するための切替基準値である上限許容張力値
と、下限許容張力値等を入力する。
ある初速度を決める初速度設定値と、通常の巻取
操作時の巻取速度に対応する基準張力値と、張力
検知器７，８からの張力値を張力制御回路１０に
入力するための切替基準値である上限許容張力値
と、下限許容張力値等を入力する。
上述の巻取機における速度制御動作について説
明する。
明する。
速度制御装置９とインバータ６のスイツチ（図
示せず）をオンにすると、設定器から予め設定さ
れた初速度設定信号が初速度設定回路１１から加
算器１３に入力される。この時、張力制御回路１
０からの出力はなく、設定器１６からの信号のみ
加算器１３から出力されインバータ６に供給され
る。インバータに入力された制御信号は、所定の
電圧と周波数を有する電力に変換されて電動機４
に供給される。すると、電動機４が回転し、同時
に電動機４に連結されているスピンドル３が回転
される。該スピンドル３の回転に伴いスピンドル
３に装着されたボビンに接触しているコンタクト
ローラ５が回転される。該状態でスピンドル３に
装着されたボビンに糸条を巻付けて巻取を開始す
る。糸条の巻取が開始されると、制御開始スイツ
チ（図示せず）が閉じて第１張力検出器７、及び
第２張力検出器８による張力検出に基く速度制御
が開始される。そして、スピンドル３に装着され
たボビンに糸条が巻取られ、巻糸の巻厚が徐徐に
大きくなると、ボビンの周速度が増加して張力が
高くなる。該張力は第１張力検出器７、及び第２
張力検出器８によつて検出され、張力信号選択回
路１２を介してどちらか一方の張力値が張力制御
回路１０に入力される。該張力値が予め設定され
た基準張力値より大きい場合には加算器１３に出
力信号が減算値として入力され、該張力値が基準
張力値より小さい場合には加算値として入力され
る。そして、加算器１３の出力信号は初速度設定
値より小さい制御信号としてインバータに入力さ
れ、所定の電圧と周波数を有する電力に変換され
て電動機４に供給される。すると、制御信号の低
下した分だけスピンドルの回転速度を低下し、巻
取張力が設定値に近付くように制御される。
示せず）をオンにすると、設定器から予め設定さ
れた初速度設定信号が初速度設定回路１１から加
算器１３に入力される。この時、張力制御回路１
０からの出力はなく、設定器１６からの信号のみ
加算器１３から出力されインバータ６に供給され
る。インバータに入力された制御信号は、所定の
電圧と周波数を有する電力に変換されて電動機４
に供給される。すると、電動機４が回転し、同時
に電動機４に連結されているスピンドル３が回転
される。該スピンドル３の回転に伴いスピンドル
３に装着されたボビンに接触しているコンタクト
ローラ５が回転される。該状態でスピンドル３に
装着されたボビンに糸条を巻付けて巻取を開始す
る。糸条の巻取が開始されると、制御開始スイツ
チ（図示せず）が閉じて第１張力検出器７、及び
第２張力検出器８による張力検出に基く速度制御
が開始される。そして、スピンドル３に装着され
たボビンに糸条が巻取られ、巻糸の巻厚が徐徐に
大きくなると、ボビンの周速度が増加して張力が
高くなる。該張力は第１張力検出器７、及び第２
張力検出器８によつて検出され、張力信号選択回
路１２を介してどちらか一方の張力値が張力制御
回路１０に入力される。該張力値が予め設定され
た基準張力値より大きい場合には加算器１３に出
力信号が減算値として入力され、該張力値が基準
張力値より小さい場合には加算値として入力され
る。そして、加算器１３の出力信号は初速度設定
値より小さい制御信号としてインバータに入力さ
れ、所定の電圧と周波数を有する電力に変換され
て電動機４に供給される。すると、制御信号の低
下した分だけスピンドルの回転速度を低下し、巻
取張力が設定値に近付くように制御される。
すなわち、巻糸の巻厚が徐徐に大きくなりボビ
ンの周速度が増加すると、第１張力検出器７と第
２張力検出器８によつて検出された張力値が第２
図に示すように上昇し、第１張力検出器７によつ
て検出された張力値が上限許容張力値（TU）で
ある(A)点に達すると、張力信号選択回路１２の判
別器１４が作動して動作信号が回路切替器１５に
出力され、第１張力検出器７によつて検出された
張力値が張力制御回路１０に入力される。する
と、加算器１３に出力信号が減算値として入力さ
れ、減速制御信号がインバータ６に入力されて巻
取張力が設定値に近付くように巻取速度を制御さ
れる。該第１張力検出器７によつて検出されてい
る張力値が基準張力値（T0）まで減少され、検
出値が基準張力値（T0）を境にして上下するよ
う巻取速度が制御される。
ンの周速度が増加すると、第１張力検出器７と第
２張力検出器８によつて検出された張力値が第２
図に示すように上昇し、第１張力検出器７によつ
て検出された張力値が上限許容張力値（TU）で
ある(A)点に達すると、張力信号選択回路１２の判
別器１４が作動して動作信号が回路切替器１５に
出力され、第１張力検出器７によつて検出された
張力値が張力制御回路１０に入力される。する
と、加算器１３に出力信号が減算値として入力さ
れ、減速制御信号がインバータ６に入力されて巻
取張力が設定値に近付くように巻取速度を制御さ
れる。該第１張力検出器７によつて検出されてい
る張力値が基準張力値（T0）まで減少され、検
出値が基準張力値（T0）を境にして上下するよ
う巻取速度が制御される。
上述の糸条巻取においてはスピンドル３の先端
部に装着されたボビンに巻取られている糸条の巻
厚に対して、スピンドル３の支持側に装着された
ボビンに巻取られている糸条の巻厚の方が小さく
なるため、第２張力検出器８によつて検出される
張力値は基準張力値（T0）から下限許容張力値
（TD）に向つて漸減される。そして、第２張力検
出器８によつて検出されている張力値が下限許容
張力値（TD）である(B)点に達すると、張力信号
選択回路１２の判別器１４が作動して動作信号が
回路切替器１５に出力され、回路が切替えられて
第２張力検出器８によつて検出された張力値が張
力制御回路１０に入力される。今度は上述の第１
張力検出器７による制御とは逆に、加算器１３に
出力信号が加算値として入力され、増速制御信号
がインバータ６に入力される。すると、所定の電
圧と周波数を有する電力に変換されて電動機４に
供給され、制御信号の増加した分だけスピンドル
の回転速度が上昇し、巻取速度が設定値に近付く
ように制御される。そして、第２張力検出器８に
よつて検出されている張力値が基準張力値（T0）
まで増加され、基準張力値（T0）を境にして巻
取速度が制御される。この間に、第１張力検出器
７によつて検出されている張力値が上限許容張力
値（TU）である(C)点に達すると、再び、第１張
力検出器７の張力値が張力制御回路１０に入力さ
れて減速制御が行なわれる。
部に装着されたボビンに巻取られている糸条の巻
厚に対して、スピンドル３の支持側に装着された
ボビンに巻取られている糸条の巻厚の方が小さく
なるため、第２張力検出器８によつて検出される
張力値は基準張力値（T0）から下限許容張力値
（TD）に向つて漸減される。そして、第２張力検
出器８によつて検出されている張力値が下限許容
張力値（TD）である(B)点に達すると、張力信号
選択回路１２の判別器１４が作動して動作信号が
回路切替器１５に出力され、回路が切替えられて
第２張力検出器８によつて検出された張力値が張
力制御回路１０に入力される。今度は上述の第１
張力検出器７による制御とは逆に、加算器１３に
出力信号が加算値として入力され、増速制御信号
がインバータ６に入力される。すると、所定の電
圧と周波数を有する電力に変換されて電動機４に
供給され、制御信号の増加した分だけスピンドル
の回転速度が上昇し、巻取速度が設定値に近付く
ように制御される。そして、第２張力検出器８に
よつて検出されている張力値が基準張力値（T0）
まで増加され、基準張力値（T0）を境にして巻
取速度が制御される。この間に、第１張力検出器
７によつて検出されている張力値が上限許容張力
値（TU）である(C)点に達すると、再び、第１張
力検出器７の張力値が張力制御回路１０に入力さ
れて減速制御が行なわれる。
上述の制御が繰返されて糸条張力が上限許容張
力値と下限許容張力値の間で常に基準張力値に近
付くように制御されながら糸条の巻取が行なわれ
る。
力値と下限許容張力値の間で常に基準張力値に近
付くように制御されながら糸条の巻取が行なわれ
る。
（発明の効果）
本発明の糸条巻取機は、巻取時の糸条の張力を
張力検出器により検出してその張力信号を速度制
御装置の張力制御回路に入力し、予め設定された
糸条巻取速度に対応する基準張力値と対比せし
め、その結果を回転速度増減制御信号に変換して
スピンドルを駆動する電動機の回転速度を制御せ
しめるように構成し、前記スピンドルに複数本の
ボビンを装着せしめ、各ボビンに夫々糸条を同時
に巻取る巻取機において、前記張力検出器を、少
なくとも２本の糸条の走行部に夫々対応させて設
置して各糸条の張力を夫々検出すると共に、前記
各張力検出器と前記速度制御装置の張力制御回路
の間に、各張力検知器からの検出張力が予め設定
された上限許容張力値、もしくは下限許容張力値
のいずれかに達した張力検出器の張力信号のみを
張力制御回路に入力する張力信号選択回路を配設
せしめた構成にしてあるため、全ての糸条を許容
張力値内で巻取ることができ、良好な巻姿のパツ
ケージを得ることができる。
張力検出器により検出してその張力信号を速度制
御装置の張力制御回路に入力し、予め設定された
糸条巻取速度に対応する基準張力値と対比せし
め、その結果を回転速度増減制御信号に変換して
スピンドルを駆動する電動機の回転速度を制御せ
しめるように構成し、前記スピンドルに複数本の
ボビンを装着せしめ、各ボビンに夫々糸条を同時
に巻取る巻取機において、前記張力検出器を、少
なくとも２本の糸条の走行部に夫々対応させて設
置して各糸条の張力を夫々検出すると共に、前記
各張力検出器と前記速度制御装置の張力制御回路
の間に、各張力検知器からの検出張力が予め設定
された上限許容張力値、もしくは下限許容張力値
のいずれかに達した張力検出器の張力信号のみを
張力制御回路に入力する張力信号選択回路を配設
せしめた構成にしてあるため、全ての糸条を許容
張力値内で巻取ることができ、良好な巻姿のパツ
ケージを得ることができる。
又、張力検出器を、巻取径の差が一番大きくな
る糸条位置に設置すると、全ての糸条が確実に許
容張力値内で巻取れるように制御することができ
る。
る糸条位置に設置すると、全ての糸条が確実に許
容張力値内で巻取れるように制御することができ
る。
第１図は本発明の巻取機の１実施例を示す概略
図である。第２図は本発明の巻取機の張力検出器
によつて制御される張力の関係を示す概略線図で
ある。 ３：スピンドル、４：電動機、５：コンタクト
ローラ、６：インバータ、７：第１張力検出器、
８：第２張力検出器、９：速度制御装置、１０：
張力制御回路、１１：初速度制御回路、１２：張
力信号選択回路、１３：加算器、１４：判別器、
１５：回路切替器、１６：設定器、１７：制御開
始スイツチ。
図である。第２図は本発明の巻取機の張力検出器
によつて制御される張力の関係を示す概略線図で
ある。 ３：スピンドル、４：電動機、５：コンタクト
ローラ、６：インバータ、７：第１張力検出器、
８：第２張力検出器、９：速度制御装置、１０：
張力制御回路、１１：初速度制御回路、１２：張
力信号選択回路、１３：加算器、１４：判別器、
１５：回路切替器、１６：設定器、１７：制御開
始スイツチ。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ 巻取時の糸条の張力を張力検出器により検出
してその張力信号を速度制御装置の張力制御回路
に入力し、予め設定された糸条巻取速度に対応す
る基準張力値と対比せしめ、その結果を回転速度
増減制御信号に変換してスピンドルを駆動する電
動機の回転速度を制御せしめるように構成し、前
記スピンドルに複数本のボビンを装着しめ、各ボ
ビンに夫々糸条を同時に巻取る巻取機において、
前記張力検出器を、少なくとも２本の糸条の走行
部に夫々対応させて設置して各糸条の張力を夫々
検出すると共に、前記各張力検出器と前記速度制
御装置の張力制御回路の間に、各張力検知器から
の検出張力が予め設定された上限許容張力値、も
しくは下限許容張力値のいずれかに達した張力検
出器の張力信号のみを張力制御回路に入力する張
力信号選択回路を配設せしめたことを特徴とする
糸条巻取機。 ２ ２個の張力検出器が、巻取径の差が一番大き
くなる糸条位置に設置されていることを特徴とす
る請求項１の糸条巻取機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20238388A JPH0252865A (ja) | 1988-08-12 | 1988-08-12 | 糸条巻取機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20238388A JPH0252865A (ja) | 1988-08-12 | 1988-08-12 | 糸条巻取機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0252865A JPH0252865A (ja) | 1990-02-22 |
| JPH0550430B2 true JPH0550430B2 (ja) | 1993-07-29 |
Family
ID=16456588
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20238388A Granted JPH0252865A (ja) | 1988-08-12 | 1988-08-12 | 糸条巻取機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0252865A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP3549892B1 (en) * | 2016-12-02 | 2021-06-16 | Murata Machinery, Ltd. | Yarn winding machine |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5826769A (ja) * | 1981-07-18 | 1983-02-17 | カ−ル・マイヤ−・テクステイルマシ−ネンフアブリ−ク・ゲ−エムベ−ハ− | 糸巻き装置 |
-
1988
- 1988-08-12 JP JP20238388A patent/JPH0252865A/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5826769A (ja) * | 1981-07-18 | 1983-02-17 | カ−ル・マイヤ−・テクステイルマシ−ネンフアブリ−ク・ゲ−エムベ−ハ− | 糸巻き装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0252865A (ja) | 1990-02-22 |
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