JPH03222135A - テープテンション制御装置 - Google Patents
テープテンション制御装置Info
- Publication number
- JPH03222135A JPH03222135A JP2016371A JP1637190A JPH03222135A JP H03222135 A JPH03222135 A JP H03222135A JP 2016371 A JP2016371 A JP 2016371A JP 1637190 A JP1637190 A JP 1637190A JP H03222135 A JPH03222135 A JP H03222135A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tape
- groove
- vacuum chamber
- tension
- pressure
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 238000004804 winding Methods 0.000 abstract description 31
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 2
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 2
- 230000004044 response Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 230000004043 responsiveness Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B15/00—Driving, starting or stopping record carriers of filamentary or web form; Driving both such record carriers and heads; Guiding such record carriers or containers therefor; Control thereof; Control of operating function
- G11B15/18—Driving; Starting; Stopping; Arrangements for control or regulation thereof
- G11B15/43—Control or regulation of mechanical tension of record carrier, e.g. tape tension
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B23/00—Record carriers not specific to the method of recording or reproducing; Accessories, e.g. containers, specially adapted for co-operation with the recording or reproducing apparatus ; Intermediate mediums; Apparatus or processes specially adapted for their manufacture
- G11B23/02—Containers; Storing means both adapted to cooperate with the recording or reproducing means
- G11B23/113—Apparatus or processes specially adapted for the manufacture of magazines or cassettes, e.g. initial loading into container
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B15/00—Driving, starting or stopping record carriers of filamentary or web form; Driving both such record carriers and heads; Guiding such record carriers or containers therefor; Control thereof; Control of operating function
- G11B15/56—Driving, starting or stopping record carriers of filamentary or web form; Driving both such record carriers and heads; Guiding such record carriers or containers therefor; Control thereof; Control of operating function the record carrier having reserve loop, e.g. to minimise inertia during acceleration measuring or control in connection therewith
- G11B15/58—Driving, starting or stopping record carriers of filamentary or web form; Driving both such record carriers and heads; Guiding such record carriers or containers therefor; Control thereof; Control of operating function the record carrier having reserve loop, e.g. to minimise inertia during acceleration measuring or control in connection therewith with vacuum column
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
(産業上の利用分野1
本発明はテープテンション制御装置に係り、とくにテー
プのたるみ部分をバキュームチャンバ内に導入し、この
バキュームチャンバ内の負圧によってテープを吸引して
テンションを加えるようにした装置におけるテープテン
ション制御装置に関する。
プのたるみ部分をバキュームチャンバ内に導入し、この
バキュームチャンバ内の負圧によってテープを吸引して
テンションを加えるようにした装置におけるテープテン
ション制御装置に関する。
【発明の概要1
磁気テープをテープカセット内のリールに巻込むための
テープ巻込み装置のテープテンション制御方式において
、バキュームチャンバの底部に巾が変化する溝を形威し
、巻取り中のテープ位置の変化を上記溝の巾の変化によ
って圧力の変化としてとらえるようにしたものであって
、巻取り中のテープテンションを変化させて制御するこ
とを可能にしたものである。 K従来の技術] テープカセットを製造する場合には、カセットケーシン
グと磁気テープとを別々に用意するとともに、例えば特
開昭63−300475号公報に開示されているような
装置によって、磁気テープをカセットケーシング内のリ
ールに巻込むようにしている。すなわちカセットケーシ
ングのリールに止着されているリーダテープを切断する
とともに、切断されたリーダテープの端部に磁気テープ
を接続し、この後にリールを回転して磁気テープを所定
量巻込むとともに、巻込んだ後に磁気テープの後端を切
断し、反対側のリールと接続されているリーダテープの
自由端に接続して巻込むようにしている。 このようにして磁気テープをテープカセット内に巻込む
際に、磁気テープのテンションをほぼ一定の値に保持す
る必要がある。そこで磁気テープの走行経路中にテンシ
ョンアームを設けるようにし、磁気テープの変化に応じ
てテンションアームを回動させてテンションの調整を行
なうようにしている。 K発明が解決しようとする問題点1 このようなテープ巻込み装置におけるテンションアーム
によるテンションコントロールは、応答性に問題がある
。すなわちテープカセットの巻込みの生産性を高めるた
めに高速巻取りを行なうようにすると、テンションアー
ムがテンションの変化に追従できなくなるという問題が
ある。従ってテンションアームを用いた巻込み装置によ
れば、巻取り速度に限界を生ずる欠点がある。 そこでバキュームチャンバによってテンションを加えな
がら磁気テープを巻込むことが考えられる。ところがバ
キュームチャンバは定テンションill illであり
、このバキュームチャンバによってテープテンションを
変えるためには、真空源の圧力を変更する必要がある。 従って磁気テープの巻込み中のテンション変化の制御が
できないという問題があった。 本発明はこのような問題点に鑑みてなされたものであっ
て、バキュームチャンバ方式によってテンションの制御
を行なうようにするとともに、高速走行時の追従性の問
題を解消するようにしたテープテンション1lJIl装
置を提供することを目的とするものである。 K問題点を解決するための手段1 本発明は、テープのたるみ部分をバキュームチャンバ内
に導入し、該バキュームチャンバ内の負圧によって前記
テープを吸引してテンションを加えるようにした装置に
おいて、 前記テープの巾方向の端部に臨むように前記バキューム
チャンバの内表面に溝を形成し、しかも前記バキューム
チャンバ内に導入されるテープの吸引量に応じて前記溝
の巾が変化するようになっており、前記溝を通してリー
クする空気量が前記テープの吸引量に応じて変化するよ
うになし、リークする空気量に応じて変化する圧力を圧
力計によって検出するようにしたものである。 【作用】 従ってテープテンションの変化に応じてバキュームチャ
ンバ内におけるテープの吸引量が変化すると、バキュー
ムチャンバの内表面に形成されている溝の巾であってテ
ープが交差する部分の巾が変化することになり、このた
めにこの溝を通してリークする空気の量が変化し、これ
によってバキュームチャンバの圧力が変化する。そして
この圧力が圧力計によって検出されることになる。従っ
て圧力計の検出鐙に応じて例えば巻取り用のモータの1
)IJ IIIを行なうことにより、テープテンション
をほぼ一定の値に制御できるようになる。 (実施例] 第3図は本発明の一実施例に係るテープテンション制御
装置を適用した磁気テープの巻込み装置を示すものであ
って、巻込み装置10はその前面側にテープホルダ11
を備えている。このテープホルダ11にはテープカセッ
ト12が装着されるようになっている。なおこのテープ
カセット12はまだ磁気テープが巻込まれておらず、リ
ーダテ−113のみが両側のリールに止着された状態で
巻込まれたものである。そしてこのテープカセット12
に近接して、テープ支持ユニット14と第1のスプライ
スユニット15とが連続して配されている。このテープ
支持ユニット14は位置が固定されている。これに対し
て第1のスプライスユニット15は回動@16を中心と
して回動可能になっており、テープ支持ユニット14か
ら離間可能になっている。 またこのテープ支持ユニット14の上方には第2および
第3のスプライスユニット17.18が配されている。 スプライスユニット17は回動軸19を中心として回動
可能に取付けられている。 また第3のスプライスユニット18は回動輪20を中心
として回動可能に取付けられており、それぞれ対応する
軸を中心として回動することにより、テープ支持ユニッ
ト14と当接されるようになっている。 さらにこのテープ巻込み装置10には、直径の大きなリ
ール21が設けられており、このリール21に磁気テー
プ22が巻装されている。リール21から引出された磁
気テープ22はバキュームチャンバ23から成るテンシ
ョン付加部を介して第2のスプライスユニット17に供
給されるようになっている。また第3のスプライスユニ
ット18上のリール24にはスプライステープが巻装さ
れるようになっている。 つぎに磁気テープ22にテンションを付与するバキュー
ムチャンバ23について説明すると、第1図および第2
図に示すようにこのバキュームチャンバ23はその上端
側が開放された直方体状の箱から構成されており、しか
もその下端側には吸引孔28が形成されている。この吸
引孔28が真空源に第3図に示す吸引バイブ29を介し
て接続されるようになっている。 バキュームチャンバ23内にはとくに第1図に示すよう
に溝30が形成されている。この溝30は磁気テープ2
2の一方の端部に臨むようにバキュームチャンバ23の
底壁部に形成されており、しかもその巾が変化するよう
に上側の部分がV字状の形状をなしている。なお溝30
の深さは第2図から明らかなように一定の値になってい
る。そしてこの溝30に臨むように小孔31が設けられ
るとともに、この小孔31に接続されるように圧力計3
2が取付けられている。圧力計32はコントローラ33
と接続されるとともに、このコントローラ33がリール
25を駆動するモータ34を制御するようにしている。 つぎに磁気テープ巻込み装置10による磁気テープの巻
取りの動作について説明する。第3図に示すテープカセ
ット12に磁気テープ22の巻込みを行なうためには、
まずホルダ11に装着したテープカセット12からリー
ダテープ13を引出し、この引出したリーダテープ13
をテープ支持ユニット14および第1のスプライスユニ
ット15に通す。そしてこの第1のスプライスユニット
15によりリーダテープ13を切断するとともに、切断
したリーダテープ13の一方と他方の端部をテープ支持
ユニット14と第1のスプライスユニット15に支持さ
せる。 この後に第1のスプライスユニット15を回動させてテ
ープ支持ユニット14から離す。つぎに第2および第3
のスプライスユニット17および18を回動させてテー
プ支持ユニット14と当接させ、この第2のスプライス
ユニット17に供給された磁気テープ22の端部を第3
のスプライスユニット18から引出されているスプライ
ステープによってテープ支持ユニット14が支持してい
るリーダテープ13の一端に接続する。 この接続作業が終了したならば、第4図に示すように、
第3のスプライスユニット18を元の位置に戻すように
し、第2のスプライスユニット17のみをテープ支持ユ
ニット14に当接させておく。そしてテープカセット1
2のリール25をモー・夕34によって高速で回転駆動
する。するとリール21から供給される磁気テープ22
をこのリール25によって巻取ることが可能になる。な
おこのときにはテープテンション負荷部23によって磁
気テープ22に所定のテンションを与え、リール25に
磁気テープ22が良好に巻かれるようにしている。 そしてこの巻込みが終了すると、第2のスプライスユニ
ット17によって磁気テープ22を切断し、切断された
磁気テープ22のカセット12に巻込んだ側の端部をテ
ープ支持ユニット14に支持させた後に、第2のスプラ
イスユニット17を元の位置に回動させる。 そして再び第1および第3のスプライスユニット15お
よび18を回動させてテープ支持ユニット14と当接さ
せ、この第1のスプライスユニット15が支持したリー
ダチー713の他方の端部とテープ支持ユニット14が
支持した磁気テープ22の後端とをスプライステープに
より接続する。 そしてこの接続したテープをテープ支持ユニット14お
よび第1のスプライスユニット15から外し、カセット
12のリール25を回転させてこのテープをカセット1
2内に完全に巻込ませるようにする。このようにして磁
気テープ巻込み装置10によりテープカセット12内へ
の磁気テープ22の巻込みが行なわれ、磁気テープ22
が巻込まれたテープカセットとして完成することになる
。 つぎにこのようにして磁気テープ22を巻込む際に磁気
テープ22に常に最適な張力を付与するバキュームチャ
ンバ23の動作について説明する。 テーパ溝30を有するバキュームチャンバ23によるテ
ンション制御は、磁気テープ22の巻込み中にバキュー
ムチャンバ23内の磁気テープ22の先端部の位置を溝
30の形状によって真空圧力の変化とし、そしてこの圧
力の変化を圧力センサ32を用いて電気的に変換するよ
うにしたものであって、このような圧力センサ32の検
出に応じてリール25を駆動するモータ34をコントロ
ーラ33を介して制御することにより、巻取り中のテー
プテンションを変化させて制御することを可能にしたも
のである。 吸引孔28を介して吸引されるバキュームチャンバ23
内の真空圧力が一定であっても、磁気テープ22の位置
が第1図において実線で示す位置と鎖線で示す位置との
間では、磁気テープ22がこの満30と交差する位置の
巾W1とW2とが異なるために、溝30を通して空気が
リークする量が異なるために、センサ32はリークの量
に応じた圧力の変化を検出することができる。そしてそ
の出力を巻取り側のモータ34にフィードバックするこ
とにより、チャンバ23内の磁気テープ22の位置を制
御することができる。この場合においてテープ22の位
置を制御することは、巻取り中の磁気テープ22のテン
ションを制御するのと同じことになる。 すなわち本実施例のバキュームチャンバ23は、磁気テ
ープ22の先端部の位置の変化を、圧力の変化としてと
らえるための溝30を設けるようにしたものである。従
ってバキュームチャンバ23を用いたテンション装置に
おいて、今までになかった巻取り中のテンション可変制
御を容易に行なうことが可能になっている。また従来の
回動式テンションアームでの追従性の問題がなくなるた
めに、第3図に示す磁気テープ巻込み装置による巻取り
の高速化を達成することが可能になり、これによってテ
ープの製造の生産性が改善されるようになる。 K発明の効果1 以上のように本発明は、テープの巾方向の端部に臨むよ
うにバキュームチャンバ内の内表面に溝を形成し、しか
もバキュームチャンバ内に導入されるテープの吸引量に
応じて溝の巾が変化するようになっており、溝を通して
リークする空気量がテープの吸引量に応じて変化するよ
うになし、リークする空気量に応じて変化する圧力を圧
力計によって検出するようにしたものである。従ってバ
キュームチャンバの吸引圧を変更することなくしかもテ
ープテンションの制御を行なうことが可能になる。また
テンションアームのような可動部分を有していないため
に、追従性に問題がなく、高速巻取りに対応する可変テ
ンション制御を行なうことが可能になる。
テープ巻込み装置のテープテンション制御方式において
、バキュームチャンバの底部に巾が変化する溝を形威し
、巻取り中のテープ位置の変化を上記溝の巾の変化によ
って圧力の変化としてとらえるようにしたものであって
、巻取り中のテープテンションを変化させて制御するこ
とを可能にしたものである。 K従来の技術] テープカセットを製造する場合には、カセットケーシン
グと磁気テープとを別々に用意するとともに、例えば特
開昭63−300475号公報に開示されているような
装置によって、磁気テープをカセットケーシング内のリ
ールに巻込むようにしている。すなわちカセットケーシ
ングのリールに止着されているリーダテープを切断する
とともに、切断されたリーダテープの端部に磁気テープ
を接続し、この後にリールを回転して磁気テープを所定
量巻込むとともに、巻込んだ後に磁気テープの後端を切
断し、反対側のリールと接続されているリーダテープの
自由端に接続して巻込むようにしている。 このようにして磁気テープをテープカセット内に巻込む
際に、磁気テープのテンションをほぼ一定の値に保持す
る必要がある。そこで磁気テープの走行経路中にテンシ
ョンアームを設けるようにし、磁気テープの変化に応じ
てテンションアームを回動させてテンションの調整を行
なうようにしている。 K発明が解決しようとする問題点1 このようなテープ巻込み装置におけるテンションアーム
によるテンションコントロールは、応答性に問題がある
。すなわちテープカセットの巻込みの生産性を高めるた
めに高速巻取りを行なうようにすると、テンションアー
ムがテンションの変化に追従できなくなるという問題が
ある。従ってテンションアームを用いた巻込み装置によ
れば、巻取り速度に限界を生ずる欠点がある。 そこでバキュームチャンバによってテンションを加えな
がら磁気テープを巻込むことが考えられる。ところがバ
キュームチャンバは定テンションill illであり
、このバキュームチャンバによってテープテンションを
変えるためには、真空源の圧力を変更する必要がある。 従って磁気テープの巻込み中のテンション変化の制御が
できないという問題があった。 本発明はこのような問題点に鑑みてなされたものであっ
て、バキュームチャンバ方式によってテンションの制御
を行なうようにするとともに、高速走行時の追従性の問
題を解消するようにしたテープテンション1lJIl装
置を提供することを目的とするものである。 K問題点を解決するための手段1 本発明は、テープのたるみ部分をバキュームチャンバ内
に導入し、該バキュームチャンバ内の負圧によって前記
テープを吸引してテンションを加えるようにした装置に
おいて、 前記テープの巾方向の端部に臨むように前記バキューム
チャンバの内表面に溝を形成し、しかも前記バキューム
チャンバ内に導入されるテープの吸引量に応じて前記溝
の巾が変化するようになっており、前記溝を通してリー
クする空気量が前記テープの吸引量に応じて変化するよ
うになし、リークする空気量に応じて変化する圧力を圧
力計によって検出するようにしたものである。 【作用】 従ってテープテンションの変化に応じてバキュームチャ
ンバ内におけるテープの吸引量が変化すると、バキュー
ムチャンバの内表面に形成されている溝の巾であってテ
ープが交差する部分の巾が変化することになり、このた
めにこの溝を通してリークする空気の量が変化し、これ
によってバキュームチャンバの圧力が変化する。そして
この圧力が圧力計によって検出されることになる。従っ
て圧力計の検出鐙に応じて例えば巻取り用のモータの1
)IJ IIIを行なうことにより、テープテンション
をほぼ一定の値に制御できるようになる。 (実施例] 第3図は本発明の一実施例に係るテープテンション制御
装置を適用した磁気テープの巻込み装置を示すものであ
って、巻込み装置10はその前面側にテープホルダ11
を備えている。このテープホルダ11にはテープカセッ
ト12が装着されるようになっている。なおこのテープ
カセット12はまだ磁気テープが巻込まれておらず、リ
ーダテ−113のみが両側のリールに止着された状態で
巻込まれたものである。そしてこのテープカセット12
に近接して、テープ支持ユニット14と第1のスプライ
スユニット15とが連続して配されている。このテープ
支持ユニット14は位置が固定されている。これに対し
て第1のスプライスユニット15は回動@16を中心と
して回動可能になっており、テープ支持ユニット14か
ら離間可能になっている。 またこのテープ支持ユニット14の上方には第2および
第3のスプライスユニット17.18が配されている。 スプライスユニット17は回動軸19を中心として回動
可能に取付けられている。 また第3のスプライスユニット18は回動輪20を中心
として回動可能に取付けられており、それぞれ対応する
軸を中心として回動することにより、テープ支持ユニッ
ト14と当接されるようになっている。 さらにこのテープ巻込み装置10には、直径の大きなリ
ール21が設けられており、このリール21に磁気テー
プ22が巻装されている。リール21から引出された磁
気テープ22はバキュームチャンバ23から成るテンシ
ョン付加部を介して第2のスプライスユニット17に供
給されるようになっている。また第3のスプライスユニ
ット18上のリール24にはスプライステープが巻装さ
れるようになっている。 つぎに磁気テープ22にテンションを付与するバキュー
ムチャンバ23について説明すると、第1図および第2
図に示すようにこのバキュームチャンバ23はその上端
側が開放された直方体状の箱から構成されており、しか
もその下端側には吸引孔28が形成されている。この吸
引孔28が真空源に第3図に示す吸引バイブ29を介し
て接続されるようになっている。 バキュームチャンバ23内にはとくに第1図に示すよう
に溝30が形成されている。この溝30は磁気テープ2
2の一方の端部に臨むようにバキュームチャンバ23の
底壁部に形成されており、しかもその巾が変化するよう
に上側の部分がV字状の形状をなしている。なお溝30
の深さは第2図から明らかなように一定の値になってい
る。そしてこの溝30に臨むように小孔31が設けられ
るとともに、この小孔31に接続されるように圧力計3
2が取付けられている。圧力計32はコントローラ33
と接続されるとともに、このコントローラ33がリール
25を駆動するモータ34を制御するようにしている。 つぎに磁気テープ巻込み装置10による磁気テープの巻
取りの動作について説明する。第3図に示すテープカセ
ット12に磁気テープ22の巻込みを行なうためには、
まずホルダ11に装着したテープカセット12からリー
ダテープ13を引出し、この引出したリーダテープ13
をテープ支持ユニット14および第1のスプライスユニ
ット15に通す。そしてこの第1のスプライスユニット
15によりリーダテープ13を切断するとともに、切断
したリーダテープ13の一方と他方の端部をテープ支持
ユニット14と第1のスプライスユニット15に支持さ
せる。 この後に第1のスプライスユニット15を回動させてテ
ープ支持ユニット14から離す。つぎに第2および第3
のスプライスユニット17および18を回動させてテー
プ支持ユニット14と当接させ、この第2のスプライス
ユニット17に供給された磁気テープ22の端部を第3
のスプライスユニット18から引出されているスプライ
ステープによってテープ支持ユニット14が支持してい
るリーダテープ13の一端に接続する。 この接続作業が終了したならば、第4図に示すように、
第3のスプライスユニット18を元の位置に戻すように
し、第2のスプライスユニット17のみをテープ支持ユ
ニット14に当接させておく。そしてテープカセット1
2のリール25をモー・夕34によって高速で回転駆動
する。するとリール21から供給される磁気テープ22
をこのリール25によって巻取ることが可能になる。な
おこのときにはテープテンション負荷部23によって磁
気テープ22に所定のテンションを与え、リール25に
磁気テープ22が良好に巻かれるようにしている。 そしてこの巻込みが終了すると、第2のスプライスユニ
ット17によって磁気テープ22を切断し、切断された
磁気テープ22のカセット12に巻込んだ側の端部をテ
ープ支持ユニット14に支持させた後に、第2のスプラ
イスユニット17を元の位置に回動させる。 そして再び第1および第3のスプライスユニット15お
よび18を回動させてテープ支持ユニット14と当接さ
せ、この第1のスプライスユニット15が支持したリー
ダチー713の他方の端部とテープ支持ユニット14が
支持した磁気テープ22の後端とをスプライステープに
より接続する。 そしてこの接続したテープをテープ支持ユニット14お
よび第1のスプライスユニット15から外し、カセット
12のリール25を回転させてこのテープをカセット1
2内に完全に巻込ませるようにする。このようにして磁
気テープ巻込み装置10によりテープカセット12内へ
の磁気テープ22の巻込みが行なわれ、磁気テープ22
が巻込まれたテープカセットとして完成することになる
。 つぎにこのようにして磁気テープ22を巻込む際に磁気
テープ22に常に最適な張力を付与するバキュームチャ
ンバ23の動作について説明する。 テーパ溝30を有するバキュームチャンバ23によるテ
ンション制御は、磁気テープ22の巻込み中にバキュー
ムチャンバ23内の磁気テープ22の先端部の位置を溝
30の形状によって真空圧力の変化とし、そしてこの圧
力の変化を圧力センサ32を用いて電気的に変換するよ
うにしたものであって、このような圧力センサ32の検
出に応じてリール25を駆動するモータ34をコントロ
ーラ33を介して制御することにより、巻取り中のテー
プテンションを変化させて制御することを可能にしたも
のである。 吸引孔28を介して吸引されるバキュームチャンバ23
内の真空圧力が一定であっても、磁気テープ22の位置
が第1図において実線で示す位置と鎖線で示す位置との
間では、磁気テープ22がこの満30と交差する位置の
巾W1とW2とが異なるために、溝30を通して空気が
リークする量が異なるために、センサ32はリークの量
に応じた圧力の変化を検出することができる。そしてそ
の出力を巻取り側のモータ34にフィードバックするこ
とにより、チャンバ23内の磁気テープ22の位置を制
御することができる。この場合においてテープ22の位
置を制御することは、巻取り中の磁気テープ22のテン
ションを制御するのと同じことになる。 すなわち本実施例のバキュームチャンバ23は、磁気テ
ープ22の先端部の位置の変化を、圧力の変化としてと
らえるための溝30を設けるようにしたものである。従
ってバキュームチャンバ23を用いたテンション装置に
おいて、今までになかった巻取り中のテンション可変制
御を容易に行なうことが可能になっている。また従来の
回動式テンションアームでの追従性の問題がなくなるた
めに、第3図に示す磁気テープ巻込み装置による巻取り
の高速化を達成することが可能になり、これによってテ
ープの製造の生産性が改善されるようになる。 K発明の効果1 以上のように本発明は、テープの巾方向の端部に臨むよ
うにバキュームチャンバ内の内表面に溝を形成し、しか
もバキュームチャンバ内に導入されるテープの吸引量に
応じて溝の巾が変化するようになっており、溝を通して
リークする空気量がテープの吸引量に応じて変化するよ
うになし、リークする空気量に応じて変化する圧力を圧
力計によって検出するようにしたものである。従ってバ
キュームチャンバの吸引圧を変更することなくしかもテ
ープテンションの制御を行なうことが可能になる。また
テンションアームのような可動部分を有していないため
に、追従性に問題がなく、高速巻取りに対応する可変テ
ンション制御を行なうことが可能になる。
第1図は本発明の一実施例に係るバキュームチャンバの
縦断面図、第2図は第1図における■〜■〜■面図、第
3図は磁気テープ巻込み装置の全体の構造を示す正面図
、第4図は同磁気テープの巻取り動作を示す正面図であ
る。 また図面中の主要な部分の名称はつぎの通りである。 2 2 3 5 8 0 1 2 3 4 ・テープカセット ・磁気テープ ・バキュームチャンバ ・リール ・吸引孔 ・溝 ・小孔 ・圧力計 ・コントローラ ・モータ
縦断面図、第2図は第1図における■〜■〜■面図、第
3図は磁気テープ巻込み装置の全体の構造を示す正面図
、第4図は同磁気テープの巻取り動作を示す正面図であ
る。 また図面中の主要な部分の名称はつぎの通りである。 2 2 3 5 8 0 1 2 3 4 ・テープカセット ・磁気テープ ・バキュームチャンバ ・リール ・吸引孔 ・溝 ・小孔 ・圧力計 ・コントローラ ・モータ
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、テープのたるみ部分をバキュームチャンバ内に導入
し、該バキュームチャンバ内の負圧によって前記テープ
を吸引してテンションを加えるようにした装置において
、 前記テープの巾方向の端部に臨むように前記バキューム
チャンバの内表面に溝を形成し、しかも前記バキューム
チャンバ内に導入されるテープの吸引量に応じて前記溝
の巾が変化するようになっており、前記溝を通してリー
クする空気量が前記テープの吸引量に応じて変化するよ
うになし、リークする空気量に応じて変化する圧力を圧
力計によって検出するようにしたことを特徴とするテー
プテンション制御装置。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP01637190A JP3187819B2 (ja) | 1990-01-26 | 1990-01-26 | テープテンション制御装置 |
KR1019910001155A KR100238915B1 (ko) | 1990-01-26 | 1991-01-24 | 테이프장력 제어장치 |
EP91300581A EP0439366B1 (en) | 1990-01-26 | 1991-01-25 | Tape tension controller |
ES91300581T ES2099132T3 (es) | 1990-01-26 | 1991-01-25 | Controlador de la tension de una cinta. |
US07/893,593 US5228635A (en) | 1990-01-26 | 1992-06-02 | Apparatus having a vacuum chamber for controlling a tape tension thereof/vacuum chamber apparatus for controlling tape tension |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP01637190A JP3187819B2 (ja) | 1990-01-26 | 1990-01-26 | テープテンション制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03222135A true JPH03222135A (ja) | 1991-10-01 |
JP3187819B2 JP3187819B2 (ja) | 2001-07-16 |
Family
ID=11914444
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP01637190A Expired - Lifetime JP3187819B2 (ja) | 1990-01-26 | 1990-01-26 | テープテンション制御装置 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP0439366B1 (ja) |
JP (1) | JP3187819B2 (ja) |
KR (1) | KR100238915B1 (ja) |
ES (1) | ES2099132T3 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN115074896A (zh) * | 2021-08-17 | 2022-09-20 | 深圳市海弘装备技术有限公司 | 一种丝线限位装置及其方法 |
US11721362B2 (en) | 2021-12-15 | 2023-08-08 | International Business Machines Corporation | Tape drive tension management |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3329364A (en) * | 1965-02-24 | 1967-07-04 | Ampex | Pneumatic tape drive system |
US3499614A (en) * | 1967-12-26 | 1970-03-10 | Ibm | Automatic web buffering means |
US3701494A (en) * | 1970-04-20 | 1972-10-31 | Honeywell Inc | Electropneumatically controlled servo for tape mechanism |
US3888480A (en) * | 1971-02-09 | 1975-06-10 | Ottaviano Clerici Bagozzi | Apparatus for loading a magnetic tape into a cassette |
US3948463A (en) * | 1974-04-10 | 1976-04-06 | Data General Corporation | Web transport load and unload system |
DE2914037C2 (de) * | 1979-04-06 | 1983-12-08 | Siemens AG, 1000 Berlin und 8000 München | Einrichtung zum Unwirksammachen von durch Temperaturschwankungen verursachten Abweichungen der Ausgangsspannung eines Druckwandlers in Magnetbandgeräten |
DE2936937C2 (de) * | 1979-09-12 | 1983-01-27 | Siemens AG, 1000 Berlin und 8000 München | Schaltungsanordnung zum Dämpfen der Bewegung der Wickelmotoren in Bandgeräten bei Stillstand der Bandanstriebsrolle |
-
1990
- 1990-01-26 JP JP01637190A patent/JP3187819B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1991
- 1991-01-24 KR KR1019910001155A patent/KR100238915B1/ko not_active IP Right Cessation
- 1991-01-25 ES ES91300581T patent/ES2099132T3/es not_active Expired - Lifetime
- 1991-01-25 EP EP91300581A patent/EP0439366B1/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
KR910014897A (ko) | 1991-08-31 |
JP3187819B2 (ja) | 2001-07-16 |
EP0439366A2 (en) | 1991-07-31 |
ES2099132T3 (es) | 1997-05-16 |
EP0439366A3 (en) | 1992-10-21 |
KR100238915B1 (ko) | 2000-01-15 |
EP0439366B1 (en) | 1997-03-19 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CA1054709A (en) | Magnetic tape transport | |
US4543149A (en) | Strip supplying apparatus | |
US4132371A (en) | Apparatus for web feed | |
JPH04356755A (ja) | 磁気記録再生装置におけるテ−プロ−ディング装置 | |
JPH01502375A (ja) | ヘリカルスキャンテープガイド装置 | |
JPH03222135A (ja) | テープテンション制御装置 | |
US4854517A (en) | Apparatus having means for unloosenly winding a tape to reels of a tape cassette | |
US5228635A (en) | Apparatus having a vacuum chamber for controlling a tape tension thereof/vacuum chamber apparatus for controlling tape tension | |
JP2001354359A (ja) | 綾巻ボビンを巻成する繊維機械の運転法 | |
JPH09132344A (ja) | 帯状体の一定張力発生装置 | |
JPH0582668B2 (ja) | ||
JP2000053439A (ja) | オプチカルファイバの製造方法および装置 | |
JPH02113430A (ja) | 磁気テープ転写装置 | |
JPS63212655A (ja) | 薄帯体の巻出方法および装置 | |
JPH02188349A (ja) | ウエブ巻出し機の自動重ね継ぎ装置 | |
JPH08235823A (ja) | 磁気テープ巻き取り装置 | |
JPS60195754A (ja) | テ−プレコ−ダ | |
JPS6071452A (ja) | ウエブの巻出姿勢制御方法 | |
JP3774526B2 (ja) | 帯状ゴム材料の綾巻取り方法 | |
JP3040623B2 (ja) | シートの自動切断巻付装置 | |
JPH01137451A (ja) | テープ収容装置 | |
JPS6341617Y2 (ja) | ||
JPS6134607Y2 (ja) | ||
JPH0633562Y2 (ja) | 磁気テープ駆動装置 | |
JP2001236765A (ja) | テープ巻取り装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090511 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100511 Year of fee payment: 9 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term | ||
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100511 Year of fee payment: 9 |