JPH03221865A - 微量成分の新規な分別測定方法 - Google Patents

微量成分の新規な分別測定方法

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JPH03221865A
JPH03221865A JP2016694A JP1669490A JPH03221865A JP H03221865 A JPH03221865 A JP H03221865A JP 2016694 A JP2016694 A JP 2016694A JP 1669490 A JP1669490 A JP 1669490A JP H03221865 A JPH03221865 A JP H03221865A
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慎二 里村
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賢治 中村
Shuji Matsuura
脩治 松浦
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の利用分野] 本発明は、例えば血清、血液、血漿、尿等の生体体液、
リンパ球、血球、各種細胞類等の生体由来の試料中の同
一の作用を有する2以上の測定対象物質又は類似した構
造を有するが異なる作用を有する2以上の測定対象物質
を、その化学的又は/及び物理的な性質に応じて、迅速
に、容易に且つ精度良く分別測定する方法に関する。
[発明の背景] 生体試料中に含まれる微量成分の中には、同一の作用を
有するが化学的又は/及び物理的に異なる性質を有する
もの、或は類似の構造を有するが異なる作用を有するも
のが存在する。例えば、煩白質部分或は糖鎖部分の構造
が異なる酵素(アイソザイム)や糖鎖構造の異なるホル
モン等の生理活性物質は前者に相当し、ステロイドホル
モン類や甲状腺刺激ホルモン(TSll)、卵胞刺激ホ
ルモン(FSH) 、ヒト絨毛性ゴナドトロピン(hC
G)等のホルモン等の生理活性物質が後者に相当する。
これらの試料中の量を、種々の性質に応じて分別測定す
ることができれば、臨床上有効な指標が得られることは
良く知られている。
これらを分別測定する一般的な方法としては、例えば電
気泳動法、イムノアッセイ法、抗体やインヒビターを用
いた酵素活性の阻害を利用した方法等が挙げられる。し
かしながら、これらの方法は、測定に時間を要する、定
量性が低い等の問題点があり、必ずしも実用的な方法と
はいい難い。
一方、このような問題点を解決する方法として、イオン
交換クロマトグラフィ用充填剤を充填したカラムを用い
た高速液体クロマトグラフィ(l(PLC)により、乳
酸脱水素酵素のアイソザイムを分別測定する方法が提案
されている(J、Chromatogr、、374.4
5〜50頁、1,986、J、Chromatogr、
、378,456−461頁、1986)。しかしなが
ら、この方法に於いても、分別測定の対象となり得るも
のはある程度限られており、しかも分別のための測定条
件は測定対象物質に応じて設定する必要がある等の問題
点を有しているので、必ずしも良い方法であるとは言い
難く、更なる改良が望まれていた。
[発明の目的コ 本発明は、上記した如き状況に鑑みなされたもので、生
体由来の試料中の、同一の作用を有する2以上の測定対
象物質又は類似した構造を有するが異なる作用を有する
2以上の測定対象物質を、その化学的又は/及び物理的
な性質に応じて、迅速に、容易に且つ精度良く分別測定
し得る方法を提供することを目的とする。
[発明の構成コ 本発明は、同一の作用を有する2以上の測定対象物質又
は類似した構造を有するが異なる作用を有する2以上の
測定対象物質(以下、単に、測定対象物質と略記する。
)を含む試料を、測定対象物質全てに対して結合能を有
し、且つそれ自身が何らかの方法により検出可能な性質
を有しているか又は何らかの方法により検出可能な物質
により標識されている物質(以下、結合能物質Aと略記
する。)及び測定対象物質の少なくとも1つに対しては
結合能を有するが少なくとも1つとは結合しない物質(
以下、結合能物質Bと略記する。)と混合して反応させ
た後、測定対象物質と結合能物質Aとの複合体(以下、
複合体Aと略記する。)と、測定対象物質と結合能物質
A及び結合能物質Bとの複合体(以下、複合体Bと略記
する。)と、遊離の結合能物質Aとを高速液体クロマト
グラフィにより分離し、複合体A中の結合能物質Aの量
又は/及び複合体B中の結合能物質Aの量を測定するこ
とにより試料中の測定対象物質の何れかの量を測定する
ことを特徴とする分別測定方法の発明である。
本発明の分別測定方法を実施するには、例えば以下のよ
うにして行えばよい。
即ち、先ず測定対象物質を含む生体由来の試料と、結合
能物質A及び結合能物質Bとを、要すれば適当な緩衝液
中に添加、混合して反応させ、複合体A及び複合体Bを
形成させた後、複合体A、複合体B及び遊離の結合能物
質Aとを所定の充填剤を充填したカラムを装着したHP
LCにより分離する。次いで、分離された複合体A中に
含まれる結合能物質Aの量又は/及び複合体B中に含ま
れる結合能物質Aの量を、結合能物質Aが保有する性質
に応じた測定方法により求めれば、試料中の測定対象物
質の何れかの量が求められる。
本発明の分別測定方法により測定可能な測定対象物質と
しては、測定対象物質の全てと結合し、且つそれ自身が
何らかの方法により検出可能な性質を有しているか又は
何らかの方法により検出可能な物質(以下、検出物質と
略記する。)により標識が可能な物質が存在し、更に測
定対象物質の少なくとも1つとは互いに強い相互作用(
affinity;a和力或は親和性)を及ぼしあい、
強固な複合体を形成するが、それらの少なくとも1つと
は結合しない物質が存在するものであれば、特に限定す
ることなく挙げられるが、例えば血清、血液。
血漿、尿等の生体体液、リンパ球、血球、各種細胞類等
の生体由来の試料中に含まれる酵素、生理活性物質、癌
関連抗原、糖鎖を有する物質等が代表的なものとして挙
げられる。更に具体的には、例えばアミラーゼ、アルカ
リホスファターゼ、酸性ホスファターゼ、γ−グルタミ
ルI・ランスフェラーゼ(γ−GTP) 、 リパーゼ
、クレアチンキナーゼ(CK)、乳酸脱水素酵素(LD
H)、グルタミン酸オキザロ酢酸トランスアミナーゼ(
GOT) 、グルタミン酸ピルビン酸トランスアミナー
ゼ(GPT) 、レニン、プロティンキナーゼ、チロシ
ンキナーゼ等の酵素類、例えばステロイドホルモン、ヒ
ト絨毛性ゴナドトロピン(hCG) 、プロラクチン、
甲状腺刺激ホルモン(TSH) 、黄体形成ホルモン(
LH)等ノ生理活性物質、例えば前立腺特異抗原(PS
A) 、α2マクログロブリン、癌胎児性抗原(CEA
)、α−フェトプロティン等の癌関連抗原等が好ましく
挙げられる。
本発明に係る結合能物質Aとしては、測定対象物質の全
てと結合し、且つそれ自身が何らかの方法により検出可
能な性質を有しているか又は検出物質により標識されて
いる物質であれば特に限定することなく挙げられる。結
合能物質Aに係る、測定対象物賃金てに対して結合能を
有する物質の具体例としては、例えば抗原性を有する物
質(ハプテンを含む。)の特定の部分構造式は抗原決定
部位に対する抗体や特定構造の糖鎖に対して結合能を有
する例えばコンカナバリンA、レンズマメレクチン、イ
ンゲンマメレクチン、ダツラレクチン、ヒイロチヤワン
タケレクチン、ヒママメレクチン、ピーナッツレクチン
、小麦胚芽レクチン等のレクチン類、或はアミラーゼ、
クレアチンキナーゼ(CK) 、グルタミン酸オキザロ
酢酸トランスアミナーゼ(GOT)等の酵素に対するイ
ンヒビター等が挙げられ、これらに検出物質を標識した
ものが結合能物質Aの具体例として好ましく挙げられる
9検出物質としては、例えば酵素免疫測定法(EIA)
に於いて用いられるアルカッホスファターゼ。
β−ガラクトシダーゼ、パーオキシダーゼ、マイクロパ
ーオキシダーゼ、グルコースオキシダーゼ。
グルコース−6−リン酸脱水素酵素、リンゴ酸脱水素酵
素、ルシフェラーゼ等の酵素類、例えばラジオイムノア
ッセイ(R工A)で用いられる99mTc。
+31 ■、 125I、 +4(、、”II等の放射
性同位元素、例えば蛍光免疫測定法(FIA)で用いら
れるフルオレセイン、ダンシル、フルオレスカミン、ク
マリン、ナフチルアミン或はこれらの誘導体等の蛍光性
物質、例えばルシフェリン、イソルミノール、ル主ノー
ル、ビス<2.4.6−ドリフロロフエニル)オキザレ
ーI・等の発光性物質、例えばフェノール、ナフトール
、アントラセン或はこれらの誘導体等の紫外部に吸収を
有する物質、例えば4−アミノ−2,2,6,8−テト
ラメチルピペリジン−1−オキシル、3−アミノ−2,
2,5,5−テトラメチルピロリジン−1−オキシル、
2,6−ジーし一ブチルーα−(3,5−ジ−セーブチ
ル−4−オキソ−2,5−シクロヘキサジエン−1−イ
リデン>−p−トリルオキシル等のオキシル基を有する
化合物に代表されるスピンラベル化剤としての性質を有
する物質等が挙げられるが、これらに限定されるもので
はないことは言うまでもない。
上記した如き物質に、上記した如き検出物質を標識させ
て結合能物質Aを調製する方法としては、自体公知のE
IA−RIA或はFIA等に於いて一般に行われている
自体公知の標識方法(例えば、医化学実験講座、第8巻
、山村雄−監修、第1版、中国書店、1971 ;図説
 蛍光抗体、用生明著、第1版、(株)ソフトサイエン
ス社、1983 ;酵素免疫測定法、石川栄治、河合忠
、宮井潔編、第2版、医学書院、1982等)が何れも
例外なく挙げられ、これらに準じて行えばよい。また、
標識方法として、アビジン(又はストレプトアビジン)
とビオチンの反応を利用した常法を利用しても良いこと
は言うまでもない。
本発明に係る結合能物質Aとしては、このように検出物
質で標識されたちの以外にそれ自身何らかの方法により
検出可能な性質を有するものも挙げることができる。本
発明に係る結合能物質Aが1 有する何らかの方法により検出可能な性質の例としては
、例えば酵素活性、蛍光性、発光性或は紫外部に吸収を
有する性質等が挙げられる。
本発明に係る結合能物質Bとしては、測定対象物質の少
なくとも1つとは互いに強い相互作用(affinjt
y ;親和力或は親和性)を及ぼしあい、強固な複合体
を形成するが、測定対象物質の少なくとも1つとは結合
しない物質であれば特に限定することなく挙げられる。
具体的には、例えば抗原性を有する物質(ハプテンを含
む。)の特定の部分構造酸は抗原決定部位に対する特定
の抗体や特定構造の糖鎖に対して結合能を有する例えば
コンカナバリンA、レンズマメレクチン、インゲンマメ
レクチン、ダツラレクチン、ヒイロチヤワンタケレクチ
ン、ヒママメレクチン、ピーナッツレクチン、小麦胚芽
レクチン等のレクチン類、或はアミラーゼ、タレアチン
キナーゼ(CK) 、グルタミン酸オキザロ酢酸トラン
スアミナーゼ(GOT)等の酵素に対する特定のインヒ
ビター等が好ましく挙げられる。
 2 尚、要すれば、結合能物質Bを、結合能物質Aのところ
で述べたような検出物質で上記した如き方法により標識
してもよい。この場合に、結合能物質Aが保持している
検出物質と同じものを標識すれば、複合体Bの検出感度
が高くなって検出が容易となると言う利点が生じる。但
し、標識された結合能物質Bを用いて本発明の分別測定
方法を実施する場合には、遊離の結合能物質Bは、複合
体A及び複合体Bと、HP L Cにより分離し得る性
質を有していなければならないことは言うまでもない。
本発明の分別測定方法に於いて、測定対象物質と、結合
能物質A及び結合能物質Bとを反応させて、複合体A及
び複合体Bを形成させる際の反応条件としては、複合体
A及び複合体Bが形成されるのを妨げたり、測定対象物
質、結合能物質A並びに結合能物質Bを変質させてしま
う様な条件でさえなければ特に限定されないが、例えば
EXARIA、FIA、アフイニティクロマトグラフィ
等の自体公知の方法に於いて採用されている複合体等を
形成させる際の反応条件に準じて行われるのが一般的で
ある。例えば、反応時に緩衝液を用いる場合には、使用
される緩衝剤やその他の試薬はこれら自体公知の方法に
於いて用いられるものを適宜選択して用いればよい。
本発明の分別測定方法に於いて、複合体A及び複合体B
を形成させる際の結合能物質A及び結合能物質Bの使用
濃度は、測定対象物質の検量限界や測定感度をどの程度
に設定するかによって適宜設定すればよく、特に限定さ
れない。結合能物質A及び結合能物質Bは通常夫々1種
を用いれば足りるが、要すれば夫々について2種以上組
み合わせて用いてもよい。この場合に、測定対象物質上
の異なる部位に各々結合する性質を有する2種類以上の
結合能物質A、任意の測定対象物質」二の異なる部位に
各々結合する性質を有する2種類以上の結合能物質B等
を組み合わせて用いれば、結果的に複合体A及び複合体
Bの分子量が大きくなり、また、場合によっては等電点
も変動すること等から、複合体A、複合体B及び遊離の
結合能物質Aの分離がより容易となり、測定精度の向上
を計ることができる。また、測定対象物質が、例えばX
、Y及びZの混合物である場合に、例えばXに対する結
合能物質BとYに対する結合能物質Bを併せて用いれば
、X、Y及びZを各々同時に分別測定することも可能と
なる。
本発明の分別測定法に於いて、反応時のpHとしては、
複合体A及び複合体Bが形成されるのを妨げない範囲で
あれば特に限定されるものではないが、通常2〜10、
好ましくは5〜9の範囲が挙げられる。反応時の温度も
、複合体A及び複合体Bが形成されるのを妨げない範囲
であれば特に限定されるものではないが、通常0〜70
℃、好ましくは20〜40℃の範囲が挙げられる。反応
時間は、複合体A及び複合体Bが形成されるのに要する
時間が測定対象物質や結合能物質A及び結合能物質Bの
性質により異なるので、各々の性質に応じて数秒間乃至
数時間適宜反応させればよい。
本発明の測定方法に於いて、複合体A、複合体B及び遊
離の結合能物質Aの分離に用いられるHP 5 LCとしては、装置自身は通常分析の分野に於いて用い
られているもので定流速のものであれば特に問題なく用
いることができるが、分離用カラムに使用する充填剤は
、複合体A、複合体B及び遊離の結合能物質Aとの間に
どのような性質の差があるかにより種々のものが適宜選
択されて使用されなければならないことは言うまでもな
い。即ち、例えば複合体Bの分子量が複合体Aの分子量
の約1.2倍以上、好ましくは1.5倍以上、更に好ま
しくは2倍以上あり、且つ複合体Aの分子量が遊離の結
合能物質Aの分子量の約1.2倍以上、好ましくは1.
5倍以上、更に好ましくは2倍以上ある場合にはゲル濾
過(ゲルクロマトグラフィ)用の充填剤が適している。
また、例えば複合体A、″a合体B及び遊離の結合能物
質Aの等重点が互いに異なる場合であって、各等電点の
差がpHで0.05Jl上、好ましくは0.2以上ある
場合にはイオン交換クロマトグラフィ用或は等電点クロ
マトグラフィ用の充填剤が適しており、例えば複合体A
、複合体B及び遊離の結合能物質Aの疎水性に明らかな
差が 6 有る場合には疎水クロマトグラフィ用充填剤、逆相クロ
マトグラフィ用充填剤或はハイドロキシアパタイト等が
適している。
HPLCにより複合体A、!合体B及び遊離の結合能物
質Aの分離を行う際に用いられる溶媒(溶離液)として
は、形成された複合体A及び複合体Bが再び測定対象物
質と結合能物質A或は測定対象物質と結合能物質Bとに
分解されるようなことがなく、且つ複合体A及び複合体
Bに含まれる結合能物質Aが有している或は結合能物質
Aが保持している検出物質が有している、何らかの方法
により検出し得る性質を失わしめるようなものでなけれ
ば特に限定されることなく挙げられるが、通常は例えば
E:rA、RIA、FIA、アフィニティクロマトグラ
フィ等の自体公知の方法に於いて緩衝液として用いられ
ているようなものが好ましく用いられる。具体例として
は、例えばリン酸塩。
酢酸塩、クエン酸塩、グツド(Good)の緩衝剤、ト
リス(ヒドロキシエチル)アミノメタン等の緩衝剤、例
えば塩化ナトリウム、塩化カリウム、硫酸アンモニウム
等の塩類、例えばメタノール、エタノール、イソプロピ
ルアルコール、アセトニトリル、テトラヒドロフラン等
の極性有機溶媒類及び界面活性剤等を、複合体A、複合
体B及び′ili離の結合能物質Aの性質に応じて適宜
選択し、添加、混合してm製された、PH2〜10の緩
衝液が好ましく用いられる。
本発明の分別測定方法に於いて、HPLCにより分離さ
れた複合体A及び複合体B中に含まれる結合能物質Aの
量の測定は、結合能物質Aが或は結合能物質Aに保持さ
れている検出物質が有している、何らかの方法により検
出し得る性質に応じて夫々所定の方法に従って実施され
る。例えば、その性質が酵素活性の場合にはEIAの常
法、例えば「酵素免疫測定法、蛋白質核酸酵素別冊No
、31、北用常廣・南原利夫・辻章夫・石川榮治編集、
51−63頁、共立出版(株) 、1987年9月10
EI発行」等に記載された方法に準じて測定を行えばよ
く、検出物質が放射性物質の場合にはRIAの常法に従
い、該放射性物質の出す放射線の種類及び強さに応じて
液浸型0Mカウンター、液体シンチレーションカウンタ
ー、井戸型シンチレーションカウンター、 1(PLC
用カウンター等の測定機器を適宜選択して使用し、測定
を行えばよい(例えば医化学実験講座、第8巻、山村雄
−監修、第1版、中国書店、1971等参照。)。また
、その性質が蛍光性の場合には蛍光光度計等の測定機器
を用いるFIAの常法、例えば「図説 蛍光抗体、用生
明著、第王版、(株)ソフトサイエンス社、1983J
等に記載された方法に準じて測定を行えばよく、その性
質が発光性の場合にはフォトンカウンター等の測定機器
を用いる常法、例えば「酵素免疫測定法、蛋白質核酸酵
素別冊No、31、北用常廣・南原利夫・辻章夫・石川
榮治編集、252〜263頁、共立出版(株) 、 1
987年9月10日発行」等に記載された方法に準じて
測定を行えばよい。更に、その性質が紫外部に吸収を有
する性質の場合には分光光度針等の測定機器を用いる常
法によって測定を行えばよく、検出物質がスピンの性質
を有する物質の場合には電子スピン共鳴装置を用いる常
法、例 9 えば「酵素免疫測定法、蛋白質核酸酵素側In)No、
3]、北用常廣・南原利夫・辻章夫・石川榮治編集、2
64〜271頁、共立出版(株) 、 1987年9月
10日発行」等に記載された方法に準じて夫々測定を行
えばよい。
また、本発明の分別測定方法に於いて、+1 P L 
Cによる分離後の測定方式としては、例えばrM新液体
クロマトグラフィ、原昭二・辻章夫編、第1版、92〜
104頁、南山堂、]]978年2月J−日発行jに記
載されているような、H)) L Cのカラムからの流
出液をそのまま検出部に導き、流出液中の複合体A及び
複合体B中に含まれる結合能物質Aの量を直接測定する
方式が、測定が迅速に行えるのでより好ましい。この場
合に、結合能物質Aが或は結合能物質Aに保持されてい
る検出物質が有している、何らかの方法により検出し得
る性質が、例えば酵素活性であれば、HP 1.Cのカ
ラムと検出部との間に、酵素活性測定用の試薬を添加し
流出液と反応させる、所謂ポストカラム法の反応部を設
ける必要があることは言うまでもない。結合能物質Aの
該性0 質が酵素活性である場合に該反応部に於いて用いられる
酵素活性測定用の試薬は、常法、例えば「酵素免疫測定
法、蛋白質核酸酵素別冊N0831、北用常廣・南原利
夫・辻章夫・石川榮治編集、51〜63頁、共立出版(
株) 、1987年9月10日発行」等に記載された方
法に準じて調製したものを用いてもよいし、市販されて
いる臨床検査用キットの試薬を適宜選択して利用しても
よい。また、結合能物質Aの該性質が酵素活性以外の場
合に於いても、検出感度を増加させる目的で所定の試薬
を添加、反応させるために、+1 P L Cのカラム
と検出部との間に適当な反応部を設けることは任意であ
る。
尚、結合能物質Bが、結合能物質Aに保持されているの
と同じ検出物質により標識されている場合には、各複合
体中の結合能物質Aの量を測定することにより、複合体
B中の結合能物質Bの量も併せて測定されることは言う
までもない。
本発明の分別測定方法に於いて、結合能物質Aに係る、
測定対象物賃金てに対して結合能を有する物質及び/又
は結合能物質Bとして抗体を用いる場合には、目的に応
じて使用する抗体を適宜ペプシン、パパイン等の酵素を
用いて消化してF(ab′)2、F ab’或はFal
)として使用することも可能である。特に、Fab’と
した場合には、これに対して検出物質を容易に標識し得
ると言う利点が生じる。また、F ab’或はF’ab
として利用した場合には、結合能物質Aや結合能物質B
が、各々が結合能を有する測定対象物質1個当りに1個
(測定対象物質が2量体や3量体等になっている場合に
は単量体あたりに1個)結合するため、複合体A及び複
合体BがII P L Cにより溶出されて来る時間が
ほぼ一定となるのでより好ましい。また、抗体として1
つの抗原認識部位のみと結合する性質を備えたモノクロ
ーナル抗体を用いた場合にも、測定対象物質1個当りに
1個(測定対象物質が21体や3量体等になっている場
合には単量体あたりに1個)のモノクローナル抗体が結
合するため、複合体A及び複合体Bが)I P L C
により溶出されて来る時間がほぼ一定となるのでより好
ましい。この場合にも、これを消化してFab’或はF
abとして用いてもよいことは言うまでもない。
本発明に於いて用いられる、結合能物質Aに係る、測定
対象物賃金てに対して結合能を有する物質又は/及び結
合能物質Bとしての抗体は、常法、例えば「免疫学実験
入門、第2刷、松橋直ら、C株)学会出版センター、1
981J等に記載の方法に準じて、馬、牛、羊、兎、山
羊、ラット、マウス等の動eelこ測定対象物質を免疫
して作製されるポリクローナル抗体でも、或はまた常法
、即ちケラ−とミルスタイン(G、 K6hler a
nd C,Milst、ein; Nature、 2
56.495.1975)により確立された細胞融合法
に従い、マウスの腫瘍ラインからのME胞と、測定対象
物質で予め免疫されたマウスの#細胞とを融合させて得
られるハイブリドーマが産生ずる単クローン性抗体でも
何れにてもよく、これらを単独で或はこれらを適宜組み
合わせて用いる等は任意である。
本発明の分別測定方法によれば、測定に要する時間は数
分から数時間程度であり、必要な測定操作自体は、測定
対象物質を含む試料、結合能物質 3 A及び結合能物質Bを混合した後、HPLCにより複合
体A、複合体B及び遊離の結合能物質Aとを分離し、複
合体A中の結合能物質Aの量又は/及び複合体B中の結
合能物質Aの量を検出するのみである。これらのことか
ら明らかなように、本願発明の分別測定方法は、従来の
同様な目的の分別測定方法に比べて、簡便に且つ迅速に
目的の測定を行うことができる。
以下に実施例を挙げて、本発明を更に具体的に説明する
が、本発明はこれらにより何ら限定されるものではない
C実施例コ 実施例11w鎖構造の異なるヒト絨毛性ゴナドトロピン
(hCG)の分別測定 (溶離液) リン酸1ナトリウム3.9g、リン酸2ナトリウム(1
2水塩) 81に、塩化ナトリウム44g及び3−(p
−ヒドロキシフェニル)−プロピオン酸8.3gをイオ
ン交換水に溶解し、PH7,5となるようにlNNaO
H溶液を加えた後、全量51として溶離液とした。
(基質液) 30%過酸化水素水をイオン交換水で希釈し、1−12
02の20mM溶液を調製して基質液とした。
(抗体液) 抗l「CG−β鎖モノクローナル抗体(和光紬薬工業(
株)製)を常法により処理してFab’とし、これに常
法により西洋ワサビペルオキシダーゼ(POD)を標識
して得たPOD標識抗hCG−β鎖−Fab’を、50
mMリン酸緩衝液(pH7,0,150mM塩化ナトリ
ウム含有)中に95r+4/mlの蛋白濃度となるよう
に添加して抗体液とした。
(レクチン液) レンズマメレクチン(LCA−A)を、50mMリン酸
緩衝液(PH7,0)中に1.5mg/mlの蛋白濃度
となるように添加してレクチン液とした。
(試料) 市販のhCG(胎盤絨毛由来、シグマ社製)又は絨毛癌
患者血清から@製された絨毛癌由来のhCGをイオン交
換水に溶解して、hCG濃度100゜200、300.
400又は500mIU/mlの溶液を夫々調製し、4 試料とした。
(HPLCの使用条件) システムの概略は第2図の通り。
・カラム及び充填剤: 0.46φX 60c旧YMC
−パックDiol−200(山村化学研究所(株)社商
品名)。
・流速:溶離液; 0.5ml/min、、基質液; 
0.05m1/min、。
・反応部: 0.04φX900cm (40℃保温)
・検出:励起波長320nm、蛍光波長404nm テ
蛍光を測定した。
(測定操作) 抗体液40μm、レクチン液40μm及び試料20μm
とを混合し、30℃で30分間放置した後、混合液の2
0μ]を+IPLcにより分析した。
(結果) HP L Cによる分析の結果、POD標識抗h CG
−β鎖Fab’は12.5分後に、POD標識抗hCG
−β鎖−Fa I) ’と胎盤絨毛由来のhCGとの複
合体(複合体A)ハ11.o分後ニ、poowsi抗h
c G −19鎖−Fab’ トLCA−A及び絨毛癌
由来のhCGとの複合体(複合体B)は10.2分後に
溶出してくることが判った。この結果から明らかな如く
、poo標識抗hCG−β鎖−Fab′とLCA−Aと
を夫々結合能物質A及び結合能物質Bとして用いること
により、糖鎖構造の異なるhcGを分離できることが判
る。
実施例2.hCG及び甲状腺刺激ホルモン(TSH)の
分別測定 (溶離液) 実施例1と同じ。
(基質液) 実施例1と同じ。
(抗体液1) 抗hCG−α鎖モノクローナル抗体(和光紬薬工業(株
)製)を常法により処理してFab’とし、これに常法
により西洋ワサビペルオキシダーゼ(POD)を標識し
て得たPOD標識抗hCG−α鎖−F ab’を、50
mMリンM緩衝液(P)+7.01150mM塩化ナト
リウム含有)中に70ng/miの蛋白濃度となるよう
に添加して抗体液1とした。
 7 (抗体液2) 抗hCG−β鎖モノクローナル抗体(和光紬薬工業(株
)製)を50mM !、1 ン酸緩衝液(pH7,5,
150m14NaC1含有)中に950μg/+ulの
蛋白濃度となるように添加して抗体液2とした。
(ホルモン液) 市販のhca (胎盤絨毛由来、シグマ社製)及びTS
H(tlc[(バイオプロダクトS、A、社製)を夫I
t カ0.04.0.08.0.12.0.16又ハ0
.20nMトナルように、50mMリン酸緩衝液(pH
7,5,150mM〜a[,1含有)に溶解したものを
ホルモン液とし、た。
(ilPI、Cの使用条件) システムの概略は第2図に同じ。
・カラム及び充填剤: 0.46φ×60cm、YMc
バック Diol−200(山村化学研究所(株)社商
品名)。
・流速:溶離液; 0.5ml/mjn、、基質液; 
0.05m1/・反応部: 0.04φX 900cm
 (55°C加温)、。
・検出:励起波長320nm、蛍光波長404nmで蛍
光を測定した。
(測定操作) 抗体液140μm、ホルモン液20μm及び抗体液24
0μlとを混合し30 ’Cで30分間放置した後、混
合液の15μmをHP L Cにより分析した。
(結果) +1 P L Cによる分析の結果、POD標識抗hC
G−α鎖Fab’は12,5分後に、POD標識抗hC
G−α鎖−Fab’とT S Hとの複合体(複合体A
)は11.7分後に、POD標諏抗hCG−α鎖−Fa
b’と抗hCG−β鎖モノクローナル抗体及びhCGと
の複合体(?![合体B)は10.2分後に溶出してく
ることが判った。この結果から明らかな如く、POD標
諏抗hCG−α鎖F ab’と抗hCG−β鎖モノクロ
ーナル抗体を夫々結合能物質A及び結合能物質Bとして
用いることにより、h CGとT’ S Hとを分離で
きることが判る。
また、HP l、Cによる分析の結果得られた、各試料
のhCG@度(nM)又はT’ S I−T 8度(n
M)と、複合体のピーク高さ値(μV)との関係を表わ
す検量線を第1図に示す。尚、第1図に於いて、−0は
hCGに係る検量線を、−・−はT 、S Hに係る検
量線を夫々示す。
実施例3.hCG、黄体形成ホルモン(L H)及び甲
状腺刺激ホルモン(TSH)の分別測定(溶離液) 実施例1と同じ。
(基質液) 実施例1と同じ、。
(抗体液1) 実施例2と同じ。
(抗体液2) 抗hCG−β鎖モノクローナル抗体(和光紬薬工業(株
)製)及び抗L H−β鎖モノクローナル抗体(バイオ
クロン・オーストラリア社)を常法により処理して各々
をFabとし、50mMリン酸緩衝液(PI(7,5,
150mM NaC1含有)中に夫々が2μg/m1の
蛋白濃度となるように添加して抗体液2とした。
(ホルモン液) 市販のhCG(胎盤絨毛由来、シグマ社″gi)、LH
(IJcBバイオプロダクトS、A、社製)及びTS 
I−I (IIcBバイオプロダクトS、A、社製)を
夫々が1rMとなるように、50mMリン酸緩衝液(p
H7,5,150mM NaC1含有)に溶解したもの
をホルモン液とした。
(HP L Cの使用条件) システムの概略は第2図に同じ。
・カラム及び充填剤: 0.46φX 60cm、 Y
 M CバックDiol−200(山村化学研究所(株
)社商品名)。
・流速:溶離液; 0.5m]/min、、基質液;0
,05m1/min、。
・反応部: 0.04φX 900cm (55℃加温
)。
・検出:励起波長320nm、蛍光波長404nmで蛍
光を測定した。
(測定操作) 抗体液140μ」、ホルモン液30μl及び抗体液24
0μmとを混合し30℃で30分間放置した後、混合液
の15μ」をHP L Cにより分析した。
(結果) +1PLc ニヨル分析の結果、PODII m抗h 
CG −a鎖Fab’は12.5分後に、POD標識抗
h CG −α鎖−Fab’と抗1+cG−β鎖−Fa
b及びhCGとの複合体は10 、0分後に、POD標
識抗h CG −α鎖−Fab’と抗T−l−1−β鎖
−Fab及びL Hとの複合体は1]、0分後に+ P
OD標識抗h CG −α鎖−Fab’とT S Hと
の複合体は】1.9分後に夫々ピークとして溶出した。
この結果から明らかな如く、本発明の分別測定方法によ
り、hCG、LI−I及びTS I−Tが混在する試料
中の各ホルモンを夫々定量することができることが判る
比較例1゜ (溶離液) 実施例1と同じ。
(抗体液1) 実施例1と同じ。
(ホルモン液) 実施例3と同じ。
(HPLCの使用条件) 実施例3と同様にして行った。
 9 1 (測定操作) 抗体液1,40μ]、ホルモン液30μ〕及び50mM
リン酸緩衝液(pH7,5,150mM NaC1含有
)  40μ]とを混合し30℃で30分間放置した後
、混合液の15μmをHP L Cにより分析した。
(結果) +1 P L Cによる分析の結果、12.5分後にP
OD標識抗hCG−α鎖−Fab″のピークが観察され
た以外は、ブロードなピークが1つ観察されたのみで、
POD標識抗hCG−α鎖−Fab’とhCGとの複合
体、POD標諏抗h CG −α鎖−Fab’とL H
との複合体及びI)OD標識抗h CG −α鎖−Fa
b’と7r” S I−Iとの複合体のピークは何れも
特定し得なかった。
この結果から明らかな如く、POD標諏抗hCG−α鎖
−Fat3’ のみを用いた場合には、hCG、LH及
びTSHを分別して検出することができないことが判る
[発明の効果コ 以上述べた如く、本発明は、生体由来の試料中の測定対
象物質を、その化学的又は/及び物理的な性質に応じて
、迅速に、容易に且つ精度良く分別測定し得る方法を提
供するものである。本発明の方法によれば、測定に要す
る時間は数分から数時間程度であり、必要な測定操作自
体は、測定対象物質を含む試料と結合能物質A及び結合
能物質Bとを混合した後、HP ]、、Cにより複合体
A、複合体B及びTi離の結合能物質Aとを分離し、複
合体A中の結合能物質Aの量又は/及び複合体り中の結
合能物質Aの量を検出するのみであるので、従来の同様
な目的の分別測定方法に比べて、簡便に且つ迅速に目的
の測定を行うことができる点に顕著な効果を有する発明
であり、斯業に貢献するところ大なる発明である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、実施例2に於いて得られた検量線を示す。 第2図は、実施例1,2.3及び比較例1で使用したH
 P 1.、Cのシステムの概略図を示したものである

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)同一の作用を有する2以上の測定対象物質又は類
    似した構造を有するが異なる作用を有する2以上の測定
    対象物質(以下、単に、測定対象物質と略記する。)を
    含む試料を、測定対象物質全てに対して結合能を有し、
    且つそれ自身が何らかの方法により検出可能な性質を有
    しているか又は何らかの方法により検出可能な物質によ
    り標識されている物質(以下、結合能物質Aと略記する
    。)及び測定対象物質の少なくとも1つに対しては結合
    能を有するが少なくとも1つとは結合しない物質(以下
    、結合能物質Bと略記する。)と混合して反応させた後
    、測定対象物質と結合能物質Aとの複合体(以下、複合
    体Aと略記する。)と、測定対象物質と結合能物質A及
    び結合能物質Bとの複合体(以下、複合体Bと略記する
    。)と、遊離の結合能物質Aとを高速液体クロマトグラ
    フィにより分離し、複合体A中の結合能物質Aの量又は
    /及び複合体B中の結合能物質Aの量を測定することに
    より試料中の測定対象物質の何れかの量を測定すること
    を特徴とする分別測定方法。
  2. (2)測定対象物質が、酵素、生理活性物質、癌関連抗
    原又は糖鎖を有する物質である請求項1に記載の分別測
    定方法。
  3. (3)結合能物質Aに係る、測定対象物質全てに対して
    結合能を有する物質が抗体又はレクチンであり、結合能
    物質Bが測定対象物質の少なくとも1つとは特異的に結
    合するが、少なくとも1つに対しては結合しない抗体又
    はレクチンである請求項1に記載の分別測定方法。
  4. (4)抗体が、モノクローナル抗体である請求項3に記
    載の分別測定方法。
  5. (5)レクチンが、コンカナバリンA、レンズマメレク
    チン、インゲンマメレクチン、ダツラレクチン、ヒイロ
    チヤワンタケレクチン、ヒママメレクチン、ピーナッツ
    レクチン又は小麦胚芽レクチンである請求項3に記載の
    分別測定方法。
  6. (6)複合体A、複合体B及び遊離の結合能物質Aの分
    離を、ゲル濾過(ゲルクロマトグラフィ)用充填剤、イ
    オン交換クロマトグラフィ用充填剤、疎水クロマトグラ
    フィ用充填剤、等電点クロマトグラフィ用充填剤、逆相
    クロマトグラフィ用充填剤又はハイドロキシアパタイト
    を充填したカラムを装着した高速液体クロマトグラフィ
    により行う請求項1〜5の何れかに記載の分別測定方法
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