JPH03221639A - 多機能居室ユニットおよび多機能ユニット式住宅 - Google Patents

多機能居室ユニットおよび多機能ユニット式住宅

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JPH03221639A
JPH03221639A JP1566690A JP1566690A JPH03221639A JP H03221639 A JPH03221639 A JP H03221639A JP 1566690 A JP1566690 A JP 1566690A JP 1566690 A JP1566690 A JP 1566690A JP H03221639 A JPH03221639 A JP H03221639A
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JP
Japan
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unit
living room
functional
panel
multifunction
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Application number
JP1566690A
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English (en)
Inventor
Katsuhiko Azuma
四阿 克彦
Yoshio Orito
折戸 儀夫
Katsumi Izutsu
井筒 勝巳
Atsuya Nakatani
中谷 厚也
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NON IND DESIGN KK
Misawa Homes Co Ltd
Original Assignee
NON IND DESIGN KK
Misawa Homes Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は多機能居室ユニットおよび多機能居室ユニット
に係り、カプセルユニット形のプレハフ住宅建築などに
利用できる。
〔背景技術〕
従来より、住宅建物においては、居住に必要な機能を各
部に割り当て、住む人が必要に応じて移動して各種機能
を利用していた。
すなわち、住宅建物には主な居住空間として汎用の居室
スペースが配置され、これらに適宜な調度や家具を配置
することで居間や寝室等が実現されている。また、住宅
建物には浴室やトイレ等が居住に不可欠であり、これら
は配管設備等との関係から固定的な専用スペースとして
機能別に配置されており、通常の居室スペースとは分離
されていた。
ところで、住宅内において機能別に所定のスペースを割
り当てた場合、主な居住空間となる汎用の居室スペース
が相対的に狭くなる。これに対し、複数機能による同一
空間の共用化が図られており、調理と食事とを兼ねるダ
イニングキッチンや、洗面から入浴および洗濯を兼ねる
サニタリルーム等が導入されている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、従来の住宅建物における空間共用化は関連のあ
る機能に限られる。つまり、全く機能の異なる居間と洗
濯室、あるいは調理室と書斎等とを組み合わせた場合、
各々に必要な機能設備が邪魔になるうえ、視覚的な違和
感が避けられず、異なる機能間での空間共用化は実質的
に無理という問題があった。
さらに、前述のような理由から、居住に必要な各種機能
は住宅内に分散配置されるため、住む人が機能に応じて
移動する必要があり、人が建物に合わせるという基本的
な概念を変えることはできず、快適さの改善にあたって
の障害となっていた。
本発明の目的は、異なる機能を同じ空間で選択できると
ともに空間利用効率および快適さを向上できる多機能居
室ユニットおよび多機能ユニット式住宅を提供すること
にある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、同一空間で異なる機能を実現するために、箱
状の居室部分を形成し、この居室部分の壁面に回転自在
な機能パネルを配置し、この機能パネルの表裏に各々所
定の機能設備を設置して多機能ユニット式住宅を構成し
たものである。
また、前述の多機能居室ユニットを他の建築物に接続す
るために、その壁面外側に内部と連通された通路部分を
設けたものである。
そして、このようなユニットを用いた住宅を具体化する
ものとして、周面にそれぞれ内部で連通された多数の接
続口を有するコアブロックを設け、このコアブロックの
各接続口に前述の通路部分を有する多機能居室ユニット
を接続して多機能ユニット式住宅を構成したものである
ここで、機能設備としては格納式ベツド等の寝室設備、
デスクや書棚等の書斎設備、テレビやステレオおよびテ
ーブル等の居間設備、流しやレンジ等の調理設備、洗濯
機および乾燥機を含む洗濯設備、シャワーおよび防水カ
ーテンを含む入浴設備、筋力トレーニング用の運動設備
、その他趣味に応じた各種設備等を適宜選択して機能パ
ネルに設置すればよい。なお、機能パネルに設置するも
のは固定的な設備だけでよく、付随的な椅子などの簡単
に持ち運べるものは居室部分に配置してもよい。
〔作 用〕
このような本発明の多機能居室ユニットにおいては、機
能パネルを回動させることで居室部分に表れる機能設備
が選択され、この機能設備に応じて居室部分で実現され
る機能が変化することになる。この際、居室部分には固
定的な機能設備を配置しないため、居室部分は機能パネ
ルで選択した機能に完全に専用化される。
従って、複数の異なる機能でも同じ居室部分で実現可能
となり、空間利用効率が向上されるとともに、住む人の
要求に応じて機能を任意に選択することで快適さが向上
される。
また、複数の多機能居室ユニットを各々の通路部分を介
して一つのコアブロックに接続することで多機能ユニッ
ト式住宅が形成され、このような住宅においては各ユニ
ットに居住に必要な機能設備を順次割り当てておけば住
宅全体としての空間効率が飛躍的に向上され、かつ住む
人の好みで各室毎の機能の組み合わせを選択することで
総合的な快適さが向上され、これらにより前記目的が達
成される。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
第1図および第2図には本発明に基づく多機能ユニット
式住宅lが示されている。この住宅lは、複数の多機能
居室ユニットlOを接続して構成されたものである。
多機能居室ユニットIOは、予め工場で一体形成された
ものであり、長円形の中空箱状の基部11を有し、その
上面側に透明な窓12、壁面13、天板14、半円筒状
のパネルカバー15を組み立てて内部を密閉したカプセ
ル式のユニットである。
基部11は、上面両端に各々回動床21を有し、各回動
床21には直径方向に沿って機能パネル20が立設され
ている。これらの機能パネル20によりユニッ)10の
内部は三つに仕切られ、中間部分に居室部分16が形成
されている。
機能パネル20は、回動床21とともにカバー15の内
部で各方向に180度づつ回動可能であり、各々は機能
パネル20の表裏何れかの面が居室部分16の内側に面
した位置で停止するように構成されている。また、機能
パネル20には回動軸に沿って上下に延びる略円筒状の
設備スペース22を有し、この設備スペース22は下端
部を基部11の内部に開放されている。
機能パネル20の表裏には、各々所定の機能設備30が
設置されている。例えば、第1図のユニット10におい
ては機能設備30として調理ユニット−31、シャワー
ユニット32、ベツドユニット33、収納ユニット34
が設置されている。
調理ユニット31は、機能パネル20に設けられたレン
ジフード31A 、ガスレンジ31Bおよび流し台31
Cと、機能パネル20の一端から回動床21の周縁に沿
って設置されたテーブルカウンター31Dとを備えてい
る。このうち、レンジフード31Aからの排気ダクト、
ガスレンジ31Bに至るガス管、および流し台31Cへ
の給排水管はそれぞれ設備スペース22を通して基部l
l内まで延長されている。
シャワーユニット32は、シャワー32Aを備え、シャ
ワー32Aへの給湯給水管は設備スペース22を通して
基部11内まで延長されている。なお、回動床21の周
縁に沿って機能パネル20を囲うように水滴飛散防止用
の半円筒形透明防水カバー32Bが配置され、防水カバ
ー328で囲まれた回動床21には水勾配が着けられ、
基部ll内に連なる排水口に接続されている。
ベツドユニット33は、回動床21に回動支持された格
納式ベツド33Aおよび機能パネル20に設けられたヘ
ッドコンソール33Bを備えている。格納式ベツド33
Aは機能パネル20に沿って折り畳まれることでパネル
カバー15内に格納可能であり、手前側に倒すことで居
室部分16内に展開される。
収納ユニット34は、機能パネル20に沿って固定され
たものであり、図示しないが各種の整理棚や衣類ハンガ
ー等を備えたものである。
なお、各ユニット31〜34には、基部11から図示し
ない電源配線が接続され、照明や電源コンセントとして
利用可能である。
また、機能パネル20および回動床21は、パネルカバ
ー15を外した状態で一体的に着脱できるように構成さ
れ、これらを別のものに交換することで機能設備30を
任意のものに変更可能である。
このような多機能居室ユニット10は、それぞれジヨイ
ントユニット40を介してコアブロック50に連結され
る。
ジヨイントユニット40は、厚みのある矩形に形成され
、居室ユニット10の壁面13に密着接続されるもので
あり、前面および後面を貫通する通路部分41を備えて
いる。
通路部分41は、居室ユニット10の壁面13に形成さ
れた開口17に対応して形成され、ユニットl0940
の密着接続に伴って居室部分16に連通される。
また、通路部分41の壁面には電話を含む各種ホームオ
ートメーション用の操作コンソール42が配置されてい
る。なお、照明や空調等の操作としては、マニュアルス
イッチの他に赤外線センサ等を用いた人感スイッチが配
置され、人の入室を検知して自動的に起動可能である。
さらに、通路部分41の後面側開口部分には自動式のド
ア43が配置され、後面外側または通路部分41内側か
らの操作により施錠可能である。
ジヨイントユニット40の前面および後面にはユニット
40下部を通して相互連結されたコネクタ群44が配置
されている。
コネクタ群44は、居室ユニットlOの壁面13に設置
されたものであり、各々はユニット10.40の密着接
続に伴って自動的に連結され、基部ll内に集合された
電気配線、ガスや水道等の配管、通気用のダクト等をコ
アブロック50に中継可能である。
コアブロック50は、中空の立方体状のコアユニット5
1を階数性を積層して四角柱状に形成されるものである
コアユニット51は、内部に中央フロア52を有し、各
階の中央フロア52の間は図示しない階段などで昇降可
能に結ばれている。また、コアユニット51は四方の側
面にそれぞれジヨイントユニット40の後面が密着接続
されるものであり、各側面には通路部分41に対応した
開口53が形成され、ユニット40、50の密着接続に
伴って各ユニット40の通路部分41は共にコアユニッ
ト51内部の中央フロア52に連通される。
コアユニット51の各側面にはジヨイントユニット40
の後面側のコネクタ群44に対応したコネクタ群54が
形成され、各々はユニット40.50の密着接続に伴っ
て自動的に連結される。また、コアユニット51の四隅
には上下に貫通する設備スペース55が形成され、コネ
クタ群54からの電気配線、ガスや水道等の配管、通気
用のダクト等はそれぞれ設備スペース55を通して上下
面のコネクタ群56に接続され、コアブロック50とし
て積層された際に対応するものどうしが一本に連結され
、図示しない配電盤、公共配管、排気装置や空調装置等
に接続される。
このようなコアユニット51は、ここでは三段性が積層
されてコアブロック50とされるとともに、各コアユニ
ット51の四方にはそれぞれジヨイントユニット40を
介して多機能居室ユニッ)10が接続されており、各居
室ユニット10の居室部分16は通路部分41を介して
各階の中央フロア52に連通され、相互に出入りが可能
である。なお、複数の居室ユニット10のうち、−階部
性の一つにはガラス窓I2に代えて玄関ドア12Aが設
置されており、外部からの中央フロア52への出入りが
行えるように構成されている。
このように構成された本実施例においては、必要な機能
設備30が配置された居室ユニッHOを選んで入り、機
能パネル20を回動させて所期の機能設備30を利用す
る。
例えば、前述した第1図の居室ユニット10においては
、外から帰った際など中央フロア52からドア43を開
け、通路部分41を通って居室部分16に入る。この際
、人感スイッチにより自動的に照明や空調等が起動され
る。居室部分16に入ったら、機能パネル20を回動さ
せ、収納ユニット34およびシャワーユニット32を手
前側に向けて着替えるとともにシャワーを浴びる。そし
て、調理ユニット31を手前に向けて食事等をとるとと
もに、ベツドユニット33を手前に向け、ベツド33A
を開いて横になって休む。
このような本実施例によれば、次に示すような効果があ
る。
すなわち、機能パネル20を回動させることで居室部分
16に表れる機能設備30が選択でき、選択する機能設
備30により居室部分16の機能を自由に変化させるこ
とができる。
特に、第1図に示す居室ユニットIOのように、通常は
移動しにくいユニット31〜34等を機能パネル20に
集中的に配置することにより、居室部分16には固定的
な機能設備類を配置する必要がなくなるため、居室部分
16に高い汎用性を実現でき、機能パネル20で選択し
た機能設備30に基づく機能に完全に専用化させること
ができる。
従って、複数の異なる機能でも同じ居室部分16で実現
することができ、空間利用効率を向上できるとともに、
同じ居室部分16に居ながらにして各種機能を利用でき
るため、いわゆる人が建物に合わせるのではなく建物が
人に合わせることを具体化でき、居住にあたっての快適
さを向上することができる。
さらに、居室部分16における機能は、建築時あるいは
改装等により機能パネル20とともに機能設備30を交
換することで変更でき、−個の居室部分16で実現する
機能が住む人が自由に選択することができ、住む人の快
適さを一層向上できる。
一方、多機能ユニット式住宅lにおいては、コアブロッ
ク50の周囲に居室ユニット10を接続し、各々の居室
部分16を中央フロア52で連通させて−戸の住宅とし
たため、各居室部分16に居住に必要な機能設備30を
順次割り当てておくことができ、住宅lの全体としての
空間効率を飛躍的に向上することができる。
また、各居室部分16毎の機能の組み合わせを住む人の
好みで選択することかでき、住宅lにおける総合的な快
適さを向上することができる。
さらに、コアブロック5oを複数のコアユニット51を
積層して形成したため、住宅1の階数が異なる場合でも
コアユニット51の数を変更することで対応でき、建築
にあたっての自由度を高めることかできる。
また、各居室ユニットIOを各々ジヨイントユニット4
0を介してコアブロック50に接続したため、周方向に
配列されるユニットlO相互の物理的な干渉による設置
上の制約を回避して建築に際の自由度を高めることがで
きる。
併せて、ジヨイントユニット40および内部の通路部分
41に操作コンソール42等の機能パネル2oによって
変化することのない機能設備を設置しておくことができ
、居室部分16をより簡略化することができる。
なお、本発明は前記実施例に限定されるものではなく、
以下に示すような変形をも含むものである。
すなわち、前記実施例では調理ユニット31、シャワー
ユニット32、ベツドユニット33、収納ユニット34
を有する居室ユニット10について説明したが、居室ユ
ニット10において機能パネル20に設置される機能設
備30としてはこれらに限らず、必要に応じて各種のも
のが利用できる。例えば、デスクや書棚等の書斎設備、
テレビやステレオおよびテーブル等の居間設備、洗濯機
および乾燥機を含む洗濯設備、筋力トレーニング用の運
動設備、その他、美術アトリエ用の設備や音楽スタジオ
用設備、あるいは模型工作用設備など、趣味に応じた各
種設備等を適宜選択すればよい。これらのうち、移動し
にくい設備については機能パネル20に設置し、付随的
な椅子などの簡単に持ち運べるものは居室部分16に配
置しておいてもよい。
一方、居室ユニットIOおよび内部の居室部分16、ジ
ヨイントユニット40および内部の通路部分41゜コア
ユニット51および内部の中央フロア52等の寸法や形
状あるいは材質および連結構造等は実施にあたって適宜
設定すればよい。
例えば、居室ユニット10は、その両端部に機能パネル
20を有するのものに限らず、一方だけであってもよく
、あるいは中間の側面にも機能パネルを設けてもよい。
また、機能パネル20は回動床21とともに回動するも
のに限らないが、ベツドユニット33等の重量物やシャ
ワーユニット32等の防水処理を考慮すると回動床21
を利用することが好ましい。
さらに、機能パネル20を回動させる手段としてはモー
タ等の適宜な駆動手段を利用すればよく、リミットスイ
ッチ等を用いて機能パネル20が居室部分16に面した
所定の位置で停止するように制御すればよい。一方、機
能パネル20は手動により回動させてもよく、機能パネ
ル20の端部にマグネットキャッチなど適宜な係止手段
を設けて所定の位置で停止するように構成することが望
ましい。
また、居室ユニット10ないしジヨイントユニット40
およびコアユニット51等にわたって設置される電気配
線やガス水道等の配管、通気用ダクト等の配置や各ジヨ
イント部分の構造等も実施にあたって適宜選択すればよ
い。
さらに、コアブロック50を構成するコアユニット51
の数、これらに接続される居室ユニットlOの数等も実
施にあたって適宜選択すればよく、例えばコアユニッ)
51の側面のうち居室ユニットlOを接続しない面につ
いては適宜な外装パネル等で閉鎖すればよい。
また、コアブロック50はコアユニット51を積層して
形成されるものに限らず、予め一体式の中空柱状に形成
されたものであってもよい。
この際、コアブロック50の形状としては四角柱状に限
らず、適宜な形態を選択してもよい。
例えば、第3図に示す実施例の住宅lは、三角柱状のコ
アブロック50を用い、各階に三個づつの居室ブロック
10を接続したものである。
さらに、第4図に示す実施例の住宅lは、六角柱状のコ
アブロック50を用い、各階に六個づつの居室ブロック
10を接続したものである。
また、住宅1としては一本のコアブロック50を中心と
して軸対称状に構成されるものに限らず、例えば、第5
図に示す実施例の住宅1のように、二本以上のコアブロ
ック50の対向側面を適宜なコアジヨイントユニット5
7で連結して並列配置し、各ブロック50の空いた側面
に居室ユニット10を接続してもよい。
さらに、住宅lとしてはコアブロック50の周囲に居室
ユニットlOを接続して構威されるものに限らず、複数
の居室ユニットlOを相互接続してもよい。
例えば、第6図に示す実施例の住宅2は、居室部分16
が前記実施例の二倍の長さの居室ユニット10Aを平行
配列し、各列の一端寄りを互いにジヨイントユニット4
0で接続したものである。このような実施例では、居室
部分16を仕切ることでユニット40を通して一連にさ
れた共用部分16Aと個室部分16Bとを構成すること
ができ、各列の共用部分16Aに面した機能パネル20
に調理等の共用機能を設置し、かつ個室部分16Bの機
能パネル20に個人的に所望の機能を選択することがで
きる。
また、第7図に示す実施例の住宅2は、居室部分16が
前記実施例の三倍の長さの居室ユニ、ソトlOBを平行
配列し、このうち二列を前記実施例の三倍の幅のジヨイ
ントユニット40Aで連結したものである。このような
実施例では、各列の居室部分16とジヨイントユニット
40内の通路部分41とにより一つの大きな部屋16c
を構成することができる。
これらの住宅2においては、ジヨイントユニット40を
省略し、居室ユニット10どうしを直接接続してもよい
ところで、以上に説明した各実施例においては、中央の
居室部分16の両端に機能パネル20を有する多機能居
室ユニット10について説明したが、ユニットの構成は
このような形態に限定されるものではない。
例えば、第8図に示す多機能居室ユニット80のように
、中央部および両端部に機能パネル20を設け、各々の
間に二つの居室部分16を備えたものとしてもよい。こ
のユニット80は、いわば前記各実施例のユニッ)10
を二つ分連結し、各々の一端の機能パネル20を共用し
た形態であり、全体の構成材料も前記各実施例と略同様
でよいので簡単に実施することができる。
また、第9図ないし第12図に示すように、多角形の居
室ユニット90を構威し、各側面に機能パネル20を設
けてもよい。すなわち、第9図のユニット90では全体
が三角形であり、各々の側面に機能パネル20が計三個
設置される。同様に、第1O図の四角形のユニット90
では機能パネル20が四個、第11図の五角形のユニッ
ト90では機能パネル20が五個、第12図の六角形の
ユニット90では機能パネル20が六個得られ、それぞ
れ居室部分16において一層多様な機能設備が利用でき
るようになる。なお、各ユニット90は任意の側面の機
能パネル20を適宜省略してもよい。
さらに、第13図ないし第15図に示すように、多角形
の居室ユニット91を構威し、各頂点部分に機能パネル
92〜94を設けてもよい。すなわち、第13図のユニ
ット91では全体が六角形であり、各々の頂点には頂角
120°に合わせた三機能の機能パネル92が設置され
る。同様に、第14図の四角形のユニット91では頂角
90’に合わせて四機能の機能パネル92が設置され、
第15図の三角形のユニット91では頂角60’に合わ
せて六機能式の機能パネル92が設置されており、それ
ぞれ−個の機能パネル92〜94に設定できる機能設備
を増すことができ、居室部分16において一層多様な機
能設備が利用できるようになる。なお、各ユニット91
は任意の頂点の機能パネル92〜94を適宜省略しても
よい。
〔発明の効果〕
以上に説明したように、本発明によれば、住宅および居
室ユニットとして異なる機能を同じ空間で選択できると
ともに、空間利用効率および快適さを向上することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す分解斜視図、第2図は
同実施例の全体構成を示す斜視図、第3図ないし第5図
はそれぞれ本発明の他の実施例を示す斜視図、第6図お
よび第7図はそれぞれ本発明の更に他の実施例を示す斜
視図、第8図は本発明の変形例を示す平面図、第9図な
いし第12図はそれぞれ本考案の他の変形例を示す平面
図、第13図ないし第15図はそれぞれ本考案の更に他
の変形例を示す平面図である。 1.2・・・多機能ユニット式住宅、10. IOA、
 JOB。 80、90.91・・・多機能居室ユニット、16・・
・居室部分、20、92.93.94・・・機能パネル
、30・・・機能設備、40・・・ジヨイントユニット
、41・・・通路部分、50・・・コアブロック、51
・・・コアユニット。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)箱状の居室部分を形成し、この居室部分の壁面に
    回転自在な機能パネルを配置し、この機能パネルの表裏
    に各々所定の機能設備を設置したことを特徴とする多機
    能居室ユニット。
  2. (2)第1の請求項において、壁面外側に内部と連通さ
    れた通路部分を設け、この通路部分を介して他の建築物
    に接続したことを特徴とする多機能居室ユニット。
  3. (3)周面にそれぞれ内部で連通された多数の接続口を
    有するコアブロックを設け、このコアブロックの各接続
    口に第2の請求項記載の多機能居室ユニットを接続した
    ことを特徴とする多機能ユニット式住宅。
JP1566690A 1990-01-24 1990-01-24 多機能居室ユニットおよび多機能ユニット式住宅 Pending JPH03221639A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005026488A1 (ja) * 2003-09-08 2005-03-24 Sony Corporation 制御装置および制御方法、記録媒体、プログラム、並びに建造物
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