JPH0322050Y2 - - Google Patents

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JPH0322050Y2
JPH0322050Y2 JP1983009983U JP998383U JPH0322050Y2 JP H0322050 Y2 JPH0322050 Y2 JP H0322050Y2 JP 1983009983 U JP1983009983 U JP 1983009983U JP 998383 U JP998383 U JP 998383U JP H0322050 Y2 JPH0322050 Y2 JP H0322050Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
tank
cover
water inlet
water
cover tank
Prior art date
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JP1983009983U
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English (en)
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JPS59116256U (ja
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  • Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はワイパとともに用いられる洗浄液噴射
装置におけるウオツシヤタンクの改良に関するも
のである。
〔従来技術および考案が解決しようとする課題〕
ウオツシヤタンクの成形方法としては、、従来
から例えば実開昭55−83151号公報に示されるよ
うに、ブロー成形が広く行われており、凍結時の
破損防止のために空室を設けることも知られてい
る。この成形により製造されるタンクは、肉厚が
厚くなり、しかも均一でないために重量が大にな
り、使用上不利である。また、この公報に示され
るようなタンクでは注水口が空室より下方に位置
するため、注水作業が行いにくい。そこで、軽量
化及び注水作業の容易化のために、インジエクシ
ヨン成形及び注水口の突出化の採用が考えられる
が、それによる製品は薄肉のタンクになると共
に、注水時にタンクの傾斜、ゆれ等により注水口
へ空気が空室から逃げ空室容積が減少しやすく、
タンク満水状態で寒冷時に凍結すると割れを生じ
やすいという問題がある。
本考案は上記問題点を解消するためになされた
もので、インジエクシヨン成形されたタンクにお
いて、上方に突出した注水口からの注水時に複数
の空気溜りによりタンクの傾斜等にかかわらず確
実に空気を溜め、寒冷時における凍結により膨張
する容積をその空気溜りで吸収し、タンク内壁に
力を加えず、割れを防止することができるととも
に、タンク重量をほとんど増加させずに、容量も
大きく減ずることなく容易に割れ防止の構造とす
ることができるウオツシヤタンクを提供すること
を目的とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本考案は、注水口
が上方に突出するように設けられる共にインジエ
クシヨン成形にて形成されたカバータンクと、こ
のカバータンクの下方部に溶着され、密閉タンク
を形成するインジエクシヨン成形された容器本体
とを備えたウオツシヤタンクであつて、 前記カバータンクの内壁から下方向に突出し、
前記タンク内に前記注水口から液体が注入された
際に、複数の所定容量の空気溜まりを形成する板
壁が、前記カバータンクに一体成形されるように
構成したことを特徴としている。
〔実施例〕
以下本考案を図に示す実施例について説明す
る。第1図および第2図において、ウオツシヤタ
ンクは、カバータンク2と容器本体をなすジヤー
3とからなり、接合部4において熱溶着されたも
のが示されている。カバータンク2およびジヤー
3は樹脂製でインジエクシヨン成形されて肉厚が
薄くなつている。本考案の特徴を有するカバータ
ンク2は、第2図に注水口1を下方にして示すよ
うに、内壁上面に位置する部分にスカート状の仕
切り板5が設けられている。
上記構成のウオツシヤタンクにおいて、注水口
1から注水されて、口元まで達しても、第2図に
示すように前記仕切り板5によつて囲まれた部分
は水が満たされず、複数の空気溜り6を形成す
る。この際、空気溜り6が分割されているので、
タンクがある程度傾斜していても空気溜り6の空
気の容積の減少は少なくなる。
したがつて、寒冷時において水が凍結しても凍
結による膨張は前記空気溜り6において吸収さ
れ、肉厚の薄いインジエクシヨン成形されたウオ
ツシヤタンクでも割れることがない。
なお、上記実施例においては、空気溜まり6を
カバータンク2の内側にスカート状の仕切り板5
によつて形成するようにしたが、第3図に示すよ
うにカバータンク2の内側上面の位置に平らな仕
切り板7を並列に設け、その仕切り板間を空気溜
まりとしても同様な効果が得られる。
〔考案の効果〕
以上述べたように本考案によれば、上方に突出
する注水口を有し、インジエクシヨン成形された
ウオツシヤタンクにおけるカバータンクの下方部
に板壁により水の凍結による膨張を吸収する複数
の分割された空気溜まりが形成されるように構成
したので、注水作業が容易な上にタンクの傾斜等
にかかわらず確実に十分な量の空気を溜めること
ができ、肉厚の薄いタンクでも寒冷時の水の凍結
によるタンクの割れが生じることなく、また、そ
のためにタンクの重量を増することなく容積も減
少されず、容易にタンクの割れ防止の構造が得ら
れるという優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例であるウオツシヤタン
クの断面図、第2図は第1図に示すウオツシヤタ
ンクのカバータンクを注水口を下方にして示す傾
斜図、第3図は本考案の他の実施例のカバータン
クを示す断面図である。 1……注水口、2……カバータンク、3……容
器本体(ジヤー)、4……接合部、5……仕切り
板、6……空気溜まり、7…平らな仕切り板。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 注水口が上方に突出するように設けられると共
    にインジエクシヨン成形にて形成されたカバータ
    ンクと、このカバータンクの下方部に溶着され密
    閉タンクを形成するインジエクシヨン成形された
    容器本体とを備えたウオツシヤタンクであつて、 前記カバータンクの内壁から下方向に突出し、
    前記タンク内に前記注水口から液体が注入された
    際に、複数の所定容量の空気溜まりを形成する板
    壁が前記カバータンクに一体成形されていること
    を特徴とするウオツシヤタンク。
JP998383U 1983-01-28 1983-01-28 ウオツシヤタンク Granted JPS59116256U (ja)

Priority Applications (1)

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JP998383U JPS59116256U (ja) 1983-01-28 1983-01-28 ウオツシヤタンク

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JP998383U JPS59116256U (ja) 1983-01-28 1983-01-28 ウオツシヤタンク

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Publication Number Publication Date
JPS59116256U JPS59116256U (ja) 1984-08-06
JPH0322050Y2 true JPH0322050Y2 (ja) 1991-05-14

Family

ID=30141430

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JP998383U Granted JPS59116256U (ja) 1983-01-28 1983-01-28 ウオツシヤタンク

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JP (1) JPS59116256U (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63273744A (ja) * 1987-05-02 1988-11-10 Hitachi Ltd 加湿装置
JP6432301B2 (ja) * 2014-11-19 2018-12-05 株式会社デンソー ウォッシャタンク

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5583151U (ja) * 1978-12-04 1980-06-07

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Publication number Publication date
JPS59116256U (ja) 1984-08-06

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