JPH0322028B2 - - Google Patents

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JPH0322028B2
JPH0322028B2 JP56138690A JP13869081A JPH0322028B2 JP H0322028 B2 JPH0322028 B2 JP H0322028B2 JP 56138690 A JP56138690 A JP 56138690A JP 13869081 A JP13869081 A JP 13869081A JP H0322028 B2 JPH0322028 B2 JP H0322028B2
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JP
Japan
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protective layer
case
metal
solid electrolyte
anode
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JP56138690A
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English (en)
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Shutainraitonaa Gyuntaa
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ABB AB
Original Assignee
Asea Brown Boveri AB
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Publication date
Application filed by Asea Brown Boveri AB filed Critical Asea Brown Boveri AB
Publication of JPS5782964A publication Critical patent/JPS5782964A/ja
Publication of JPH0322028B2 publication Critical patent/JPH0322028B2/ja
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01MPROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
    • H01M10/00Secondary cells; Manufacture thereof
    • H01M10/36Accumulators not provided for in groups H01M10/05-H01M10/34
    • H01M10/39Accumulators not provided for in groups H01M10/05-H01M10/34 working at high temperature
    • H01M10/3909Sodium-sulfur cells
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01MPROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
    • H01M50/00Constructional details or processes of manufacture of the non-active parts of electrochemical cells other than fuel cells, e.g. hybrid cells
    • H01M50/10Primary casings; Jackets or wrappings
    • H01M50/147Lids or covers
    • H01M50/148Lids or covers characterised by their shape
    • H01M50/1535Lids or covers characterised by their shape adapted for specific cells, e.g. electrochemical cells operating at high temperature
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries

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  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Electrochemistry (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
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  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Secondary Cells (AREA)
  • Sealing Battery Cases Or Jackets (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、アルカリ金属アノード液を収容する
ための少なくとも1個のアノード室及びアルコゲ
ンカソード液を収容するためのカソード室とを有
し、アノード室とカソード室がアルカリイオン伝
導固体電解質によつて互いに分離され、少なくと
も区域的に金属ケースによつて画定され、上記固
体電解質がカツプ状に形成されており、その開放
端が結合材によつて少なくとも1個と環状絶縁体
に定着され、該環状絶縁体が電池の蓋の密封帯に
おいて二つの反応体室を相互に分割する、アルカ
リ金属およびカルコゲン・ベースのアルカリ金属
カルコゲン固体電解質電池に関する。
固体電解質を有する、上記の再充電可能な電気
化学的電池は、エネルギ密度と出力密度の高い蓄
電池を構成するのに極めて好適である。アルカ
リ・カルコゲン電池に使用される、例えばβ−ア
ルミナ製の固体電解質は、易動性イオンの部分伝
導度がすこぶる高く、電子の部分伝導度は何乗も
小さいのが特徴である。このような固体電解質を
電気化学的電池の構成に使用することによつて、
自己放電が事実上発生しないこととなる。なぜな
ら電子伝導を無視することができ、反応物質は中
性粒子として固体電解質を通過することができな
いからである。
このような再充電可能な電気化学的蓄電池の特
殊な例が、ナトリウムと硫黄をベースとする電池
である。その固体電解質はβ−アルミナで作られ
ている。この電気化学的蓄電池の利点は、充電の
際に電気化学的副次反応が生じないことにある。
その理由は、ただ1種類のイオンしか固体電解質
を通過できないことである。従つて上記のナトリ
ウム硫黄電池の電流効率はほぼ100%である。こ
の電気化学的蓄電池の場合、反応物質が軽量であ
り、電気化学反応の際に多量のエネルギが放出さ
れるから、この電池のエネルギ含量と総重量との
比は鉛蓄電池と比較して極めて高い。このように
してナトリウムおよび硫黄ベースの電気化学的蓄
電池は、在来の蓄電池、例えば鉛蓄電池と比較し
て大きい利点を有する。
この電気化学的蓄電池の欠点は、充放電の際に
このために必要な化学反応を所望の通りに進行さ
せるには、約300ないし500℃の高い使用温度に保
持しなければならないことである。この温度のも
とでは使用材料に重大な問題が生ずる。特に電池
の製造のために使用される構造材料と反応物質、
とくにナトリウムおよび硫黄との間に不適合が生
ずる。二つの反応体室の開口部が互いに隣接する
この電池の蓋被区域では、これらの室を相互に入
念に密封しても、腐食現象が起こる。この現象を
取除くことはこれまで不十分にしかできなかつ
た。
電池の金属ケースの開口部区域に内向きのフラ
ンジを具備する電気化学的蓄電池が西独公開特許
公報第2556279号により公知である。このフラン
ジの上に固体電解質が支持される。固体電解質は
外向きのフランジを具備し、このフランジによつ
て金属ケースのフランジの上に載設される。この
場合、固体電解質のフランジは、特殊な結合材に
よつて固体電解質の管に固定された環状絶縁体か
ら成る。環状絶縁体は、ガラス半田によつて固体
電解質の解放端の外側に固定することが好まし
い。この絶縁体と、これが載設される金属ケース
のフランジとの間に、尖つた隅角部を有する複側
面形のリングが配設される。固体電解質の開口部
は金属カバーによつて閉鎖される。該金属カバー
は固体電解質のフランジの上に載設する。閉鎖カ
バーと固体電解質のフランジの間にも、尖つた隅
角部を有する複側面形のリングが配設されてい
る。
反応体室の相互および外部に体する密封が熱圧
縮法で行われる電気化学的電池が、米国特許公報
第4037027号により公知である。この方法によつ
て金属ケースの一部と固体電解質のセラミツク絶
縁リングが結合される。
これら既知の解決方法でも、反応体の反応物質
が密封帯にある部品の材料と化学反応する限り、
依然として腐食問題がある。その場合、腐食生成
物が発生して電気化学的反応を妨げ、あるいは電
気化学的蓄電池のケースまたは密封要素を腐食し
て貫通する。それによつて一方では反応体室相互
の間の、他方では電池全体の外部に対する密閉が
失われる。とくに腐食を受けやすいのは、固体電
解質と絶縁リングの結合のために使用されるガラ
スである。電気化学的蓄電池のたいていの実施態
様で、カツプ状ー固体電解質の内部にあるナトリ
ウムによつてこのガラスが侵蝕される。一方、電
池の金属ケースはとくに電池の蓋の密封帯で、硫
黄および発生する多硫化ナトリウムまたは発生す
る蒸気により腐食作用にさらされる。
本発明の目的とするところは、反応体室が相互
に、かつ外部に対して、恒久的に密封され、電池
のすべての部品が耐食性をもつように保護された
アルカリ金属カルコゲン固体電解質電池を提供す
ることにある。
この目的は、冒頭に挙げた種類の電池におい
て、少なくとも電池の蓋の密封帯で、少なくとも
金属ケースと固体電解質およびこれに固定された
絶縁体を少なくとも区域的に、それぞれ少なくと
も1個の保護層で蔽うことによつて達成される。
本発明の一実施態様において、環状絶縁体のそ
れぞれ上側と下側に保護層が配設される。絶縁体
を固体電解質に固定した結合体も、これらの2個
の保護層によつて蔽われる。二つの保護層の寸法
は、絶縁体を固定した、固体電解質の外向きの端
縁も同時に蔽うような大きさに選定されている。
これらの2個の保護層を金属円環として構成する
ことが好ましい。上記の2個の円環の製作のため
に、熱圧縮材料を使用する。2個の円環は絶縁体
および固体電解質と定着されている。
電池の金属ケースの保護層は、少なくとも金属
ケースの内部に配設されている。保護層を金属ケ
ースの開口部区域に取付けることが好ましい。保
護層は金属ケースの内面を包被状に蔽うように、
金属ケースに挿入して装着する。
本発明の一実施態様においては、この保護層が
スリーブによつて金属ケースの内部に保持され
る。スリーブを金属ケースの開放端の内側に固定
することが好ましい。保持のために使用されるス
リーブは、内向きのフランジを有する。ケースの
保護層は円筒形に形成され、スリーブと金属ケー
スの間に挿入される。保護層が離脱しないよう
に、スリーブの直径が金属ケースの内径より僅か
に小さいように選定する。このスリーブのフラン
ジの、少なくとも反応体室に面する側は、金属ケ
ースの保護層によつて取囲まれる。保護層はフラ
ンジの下面全体に沿つて走り、フランジの端縁で
上方へ折返されていることが好ましい。スリーブ
のフランジを、金属ケース内に配設された固体電
解質の保持装置として利用することが好ましい。
とくに、固体電解質の管と結合された絶縁リング
がフランジの上に載設されて、支持される。
本発明の別の実施態様においては、金属ケース
の保護層が金属ケースの内面に直接に覆設され
る。この実施態様では金属ケースの全内面が被覆
される。保護層を金属ケースの内面に直接に覆設
した電池の実施態様においては、金属ケースは開
放端に、内向きまたは外向きのフランジを有す
る。このフランジの上に、固体電解質と結合され
た絶縁体が載設される。この二つの実施態様の場
合、内向きまたは外向きのフランジの上側または
下側は、金属ケースの保護層によつて被覆され
る。金属ケースの保護層の製作にも熱圧縮材料を
使用することが好ましい。熱圧縮材料として、と
くにアルミニウムとチタンが適当である。またア
ルミニウム合金またはチタン合金も使用できる。
固体電解質の蓋被として、金属カバーが使用され
る。この金属カバーは、絶縁体および固体電解質
の端縁の上に配設された保護層の上に載置され
る。外部に対する電池の密閉を保証するために、
この円環と金属カバーを定着する。カバーと円環
との間に、場合によつては拡散障壁を配設するこ
とができる。絶縁体の下側に配設された円環と、
スリーブまたは金属ケースの内向きフランジの間
にも、別の拡散障壁を配設することができる。熱
圧縮材料製の金属部品に定着された金属部品の間
に、上記の拡散障壁を配設することが好ましい。
もろい金属間中間層の発生によつて接合区域が弱
められることが、この拡散障壁によつて防止され
る。絶縁体の上側と下側に配設され、保護層の役
割をする2個の円環と、それぞれ該円環に隣接す
る金属部品とを、既に公知の熱圧縮法によつて定
着することが好ましい。スリーブと金属ケースの
間に配設された保護層も、同じ方法により上記ス
リーブのフランジの下側に固定される。
本発明の一実施態様においては、絶縁体がガラ
ス半田によつて、固体電解質の外向きの厚くなつ
た端縁と結合される。軟質金属によつて絶縁体と
固体電解質を結合することもできる。この場合、
熱圧縮材料を使用することが好ましい。また、保
護層として設けられた2個の円環を介して、絶縁
体を固体電解質に保持することもできる。これが
可能であるのは、とくに2個の円環が絶縁体の上
側および下側とも、また固体電解質の外向きの厚
くなつた端縁の上側および下側とも、定着されて
いるからである。
次に図面に基づいて、本発明を説明する。
第1図に示すアルカリ金属固体電解質電池は、
金属製のカツプ状の金属ケース2と固体電解質で
形成された陽極ケース3から成る。カツプ状の金
属ケース2は、例えば特殊鋼で製作された、片側
を閉じた管である。これを安価な低合金鋼で製作
することもできる。このカツプ状の金属ケース2
の内部に、やはりカツプ状に形成された陽極ケー
ス3が配設されている。図示の陽極ケース3を形
成する固体電解質の実施態様は、β−アルミナで
製作されている。陽極ケース3の寸法は、その外
面と金属ケース2の内面の間に、陰極室の役割を
する連続した隙間4が形成されるように選定され
ている。
金属ケース2の内側界面は防食体5、例えば黒
鉛膜、で被覆されている。この黒鉛膜は、とりわ
け電池の放電時に発生する多硫化ナトリウムによ
つて金属ケース2が破壊されることを防止する。
金属ケース2は開口部区域の内部に側面保護層6
を具備し、ケース2の上部区域と内面を包被状に
取囲む。この側面保護層6は熱圧縮材料で製作す
ることが好ましい。側面保護層6の保持のために
スリーブ7が設けられている。該スリーブ7の一
端は、金属ケース2の開放端の内側でその内面に
定着されている。スリーブ7は金属ケースの開放
端の内側な、溶接により固定することが好まし
い。スリーブ7の内径はカツプ状ケース2の内径
より僅かに小さい。側面保護層6は円筒形に折曲
げられ、金属ケース2とスリーブ7の間に挿入さ
れている。金属ケース2とスリーブ7の間の僅か
な間隔によつて側面保護層6が結合されるから、
側面保護層6はこのクランプ式保持から離脱する
ことができない。スリーブ7の第2の端部に内向
きのフランジ8を具備する。フランジ8の幅は、
金属ケース2と陽極ケース3の間のカソード室4
を蔽うように定められている。スリーブ7とその
フランジ8は、例えば特殊鋼でこれらを製作する
ことができる。しかしコストの理由から、スリー
ブ7とそのフランジ8を安価な低合金鋼で製作す
ることもできる。スリーブ7とフランジ8を、カ
ソード室4の中の硫黄による損傷から守るため
に、金属ケース2の側面保護層6をフランジ8の
下面全体に沿つて導き、その端縁を上方へ折返
す。この措置によつてスリーブ7とカソード室4
の硫黄の直接的接触が完全に抑制される。前に述
べたように、側面保護層6はスリーブ7によつて
金属ケース2に極めて強く押付けられる。それに
よつて金属ケース2と側面保護層6の間に硫黄蒸
気が侵入し得ないこととなる。
前述のように、側面保護層6は熱圧縮材料から
成る。とくにこの保護層の形成のために、アルミ
ニウムまたはアアルミニウム合金の板が使用され
る。チタンまたはチタン合金の板もこのために考
えられる。側面保護層6をスリーブ7のフランジ
8に固定するために、圧縮法によつて側面保護層
6とフランジ8が定着される。ここで述べる圧縮
法は既に先行技術に属するものであり、電池の製
造に関連してのちに詳細に説明をする。
ここで述べる実施例の場合、スリーブ7の長さ
は、そのフランジ8を、金属ケース2の内部に配
設された陽極ケース3の支持面として利用できる
ように定める。ここで述べる実施例では、カツプ
状の金属ケース2の内部に配設された陽極ケース
3は、片側を閉じた、β−アルミナ製の管から成
る。陽極ケース3はその開口部に外向きの、厚く
なつた端縁を有し、ここに環状絶縁体11を結着
する。この環状絶縁体11の内径は、β−アルミ
ナ管の外径より僅かに大きく選定されている。結
合材12により、環状絶縁体11とβ−アルミナ
からなる陽極ケース3の定着が行われる。ここに
示す実施例の場合、結合材12はガラス半田から
成る。結合材12として、金属、とくに熱圧縮材
料として利用される金属を使用することもでき
る。このためにやはりアルミニウムまたはアルミ
ニウム合金あるいはチタンまたはチタン合金が考
えられる。環状絶縁体11と陽極ケース3の表面
は、共通の表面保護層13によつて蔽われてい
る。表面保護層13は円環状に形成されていて、
その内径は陽極ケース3の内径に整合する。この
表面保護層13の外側界面は、環状絶縁体11の
外側界面と同一の平面にある。
この表面保護層13によつて、とりわけ環状絶
縁体11と陽極ケース3とを結合する結合材12
も陰蔽される。表面保護層13の上に金属カバー
14が載置される。その外側界面は、環状絶縁体
11と同一平面にある。とくに表面保護層13の
区域に拡散障壁9を形成するために、金属カバー
14の下面に酸化物層を張ることができる。この
酸化物層は、もろい金属間中間層の発生によつて
接合区域が弱められることを防止する。
表面保護層13は熱圧縮材料で製作することが
好ましい。これをアルミニウムまたはチタン材で
製造することが好ましい。またアルミニウム合金
またはチタン合金を使用することもできる。表面
保護層13はまず第1に、α−アルミナ製の環状
絶縁体11と結合材12に対する保護層の役割を
する。結合材12はとりわけアルカリ金属、とく
にこの場合使用されるナトリウムから守らなけれ
ばならない。本発明により表面保護層13は陽極
ケース3および環状絶縁体11の表面とも、金属
カバー14の下面とも、定着される。これもまた
前述の熱圧縮法によつて行われる。
環状絶縁体11と結合材12のための下面保護
層15は、環状絶縁体11の下側に配設されてい
る。この下面保護層15または金属円環から成り
その内径は陽極ケース3の外径に整合する。下面
保護層15の外径は環状絶縁体11の外径に相当
する。この下面保護層15は、前述の表面保護層
13と同じ材料で作られている。下面保護層15
も環状絶縁体11および陽極ケース3の端縁と定
着されている。前述のように、好ましくはα−ア
ルミナ製の環状絶縁体11は、ガラス半田または
軟質金属によつて陽極ケース3に固定されてい
る。2個の表面保護層13および下面保護層15
を陽極ケース3とも環状絶縁体11とも、定着す
ることによつて、場合によつては結合材12を全
く廃止することができる。なぜなら表面保護層1
3および下面保護層15によつて環状絶縁体11
が陽極ケース3に十分に保持されるからである。
前述のように、カツプ状の金属ケース2の保護
層6の保持のために設けられたスリーブ7は、内
向きのフランジ8を有する。このフランジ8の上
に環状絶縁体11が載置されている。その場合、
保護層の役割をする下面保護層15は、フランジ
8の表面に直接載設する。拡散障壁を形成するた
めに、必要ならばフランジ8の表面にやはり酸化
物層を覆設する。下面保護層15は圧縮法によつ
てフランジ8の表面と定着されている。金属ケー
ス2の側面保護層6はさらにフランジ8の下面に
沿つて導かれ、上方へ折返され、その端部が下面
保護層15に接してこれと気密に結合されてい
る。それによつてスリーブ7の腐食が完全に排除
される。
前述のように、金属ケース2と陽極ケース3の
間にある間隙は、カソード室4として使用され
る。カソード室4は、ここに示す実施例では、硫
黄と場合によつてはさらに黒鉛繊維層が充填され
ている。カソード集電体として、金属ケース2が
使用される。陽極ケース3、とくにこれを形成す
るβ−アルミナ管の内部は、アノード室16とし
て使用され、ここに熔融ナトリウムが充填されて
いる。金属カバー14を貫通し、これに定着され
た集電体17が陽極ケース3の中に突出する。電
池1の製作の際に、集電体17はまず第一にアノ
ード室16にナトリウムを充填するために使用さ
れる。次いで管17は陽極集電体の役割を担当す
る。金属カバー14の開口(図示せず)を介し
て、アノード室16と、金属カバー14の上方に
補設されたナトリウム貯留槽(図示せず)とを連
通することができる。
第2図は、本発明による電池1の変型を示す。
電池1は実質的に金属ケース2と陽極ケース3か
ら成る。カツプ状の金属ケース2は金属管2Aで
製作されている。この管は特殊鋼または安価な低
合金鋼で製作することができる。この管2Aの第
1の端部は円板2Bによつて閉じ、この円板2B
が金属ケース2の底部をなす。円板2Bは管2A
と同じ材料を作られ、管2Aに溶接されている。
管2Aの第2の端部は内側へ折曲げられて、フラ
ンジ8を形成する。このフランジは陽極ケース3
の支持面として使用される。管2Aおよび底部2
Bの内面は、それぞれ完全に閉じた内面保護層6
0で被覆される。側面保護層6は熱圧縮材料から
成る。この場合、被覆のためにやはりアルミニウ
ムまたはチタンもしくはアルミニウム合金または
チタン合金を使用することが好ましい。管2Aお
よび底部2Bの内面の内面保護層60の覆設は、
ここで詳述しない既知の方法によつて行われる。
管2Aを内側へ折曲げて形成したフランジ8の下
面も内面保護層60で被覆される。必要ならばこ
の内面保護層60の上にもう一つの防食体50を
覆設することができる。このために、例えば黒鉛
膜が考えられる。これに適した他の材料も、もち
ろん使用することができる。金属ケース2の内部
には陽極ケース3が配設されている。ここで述べ
る実施例の場合、陽極ケース3は片側が閉じたβ
−アルミナ管から成る。この管の開口部区域の厚
くなつた外縁に、環状絶縁体11が付着されてい
る。環状絶縁体11は結合材12、例えばガラス
半田または軟質金属によつて陽極ケース3と結合
されている。陽極ケース3の寸法は、その外側界
面と金属ケース2の内側界面の間に連続する間隙
4が形成されるように選定されている。ここに示
す実施例では、この間隙4がカソード室として使
用される。
第1図に図示し、当該の明細書で説明した実施
例と同様に、この場合も環状絶縁体11と結合材
12のために2個の保護槽13,15が設けられ
ている。2個の保護層は、やはり2個の円環状の
表面保護層13、と下面保護層15から成る。こ
れらの保護層13,15は、環状絶縁体11の上
側と下側に配設されている。表面保護層13、と
下面保護層15は、同時に接合材12と陽極ケー
ス3の外側寄りに厚くなつた端縁を蔽う。2個の
保護層13,15は、やはり熱圧縮材料で製作さ
れている。このために適した材料は、既に前に挙
げた通りである。2個の表面保護層13、と下面
保護層15は、熱圧縮法によつて環状絶縁体11
とも陽極ケース3とも結合される。電池1の上部
は、表面保護層13の上に載置された金属カバー
14によつて閉鎖される。この金属カバー14も
また熱圧縮法によつて表面保護層13と定着され
かつ気密に結合される。下面保護層15によつて
下側を保護された環状絶縁体11は、金属ケース
2の内向きのフランジの上に載置されている。下
面保護層15は、第1図の実施例のように、この
場合も陽極ケース3および環状絶縁体11とも、
フランジ8の上面とも、気密に固着されていて、
熱圧縮法によつて結合することができる。金属ケ
ース2の内面を蔽う内面保護層60は、フランジ
8の内側の端縁を越えて上方へ導かれ、下面保護
層15と気密に結合される。この措置によつて、
カソード室4を画定する金属ケース2の面が内面
保護層60と補助的に下面保護層15によつて包
被状に取囲まれるから、この面は硫黄または電池
の放電時に発生する多硫化ナトリウムと全く接触
しない。この場合も金属ケースはカソード集電体
として使用される。β−アルミナからなる陽極ケ
ース3の内部は、陽極室16をなし、熔融ナトリ
ウムがこれに充填される。金属カバー14を貫通
し、これに固定された集電体17が陽極ケース3
の中に突出する。電池の製作の際に集電体17
は、まず第一に陽極室16にナトリウムを充填す
るために使用される。次いで、集電体17は陽極
集電体の役割を担当する。条件が必要とするなら
ば、この場合も一方では表面保護層13と金属カ
バー14の間、他方ではフランジ8と下面保護層
15の間に、拡散障壁を設けることができる。
この実施例でも環状絶縁体11は2個の保護層
13,15を介して陽極ケース3と定着されてい
るから、条件が許すならば、結合材12を廃止す
ることができる。
次に、第1図に図示す電池の熱圧縮法を使用し
た製作について説明をする。
電池1を製作する場合、まずβ−アルミナから
なる陽極ケース3と環状絶縁体11とを結合す
る。これは、例えばガラス半田によつて行われ
る。次に、保護層の役割をする表面保護層13、
と下面保護層15を環状絶縁体11および陽極ケ
ース3の外向きの端縁3aの上側または下側に配
設する。表面保護層13の上に更に金属カバー1
4を載設する。該金属カバー14は、注入管およ
び集電体として利用される集電体17と既に結合
されている。表面保護層13と金属カバー14の
間に閑散障壁を形成しようとするときは、金属カ
バー14の下面に酸化物層を具備せしめる。こう
して形成された堆積物を、次の電池の上記の構成
部分と共に、熱圧縮材料の融点よりやや低い温度
で圧接する。圧接は温度550ないし650℃で行う。
600℃の温度を得るように努めることが好ましい。
構成部分の押圧は、圧力10ないし50MPa(10000
ないし50000KgW)で行うが、圧力が約40MPa
(40000KgW)であることが好ましい。加圧時間は
およそ1ないし3分であるが、堆積物2分間押圧
することが好ましい。保護ガス雰囲気、例えばア
ルゴンまたは窒素雰囲気で圧接することもでき
る。
圧接工程のち、こうして密封された陽極ケース
3を、カツプ状の金属ケース2の中に挿入するこ
とができる。その場合、環状絶縁体11と、下側
に配設されたその下面保護層15はフランジ8の
上に載設される。再び圧縮法を使用することによ
つて、下面保護層15とフランジ8の上面とを結
合することができる。同時に側面保護層6と下面
保護層15の二つの端部も気密に接合することが
できる。
アルカリ金属カルコゲン固体電解質電池の別の
実施例を第3図に示す。この実施態様は、第2図
に図示し、当該の明細書で説明した実施態様とお
おむね同様である。第3図の同等の構成部分は、
第2図と同じ参照符号を付した。2つの実施例の
相違は、金属ケース2によつて決まる。とくに金
属ケース2を形成する金属管2Aの第2の端部
は、外方へ折曲げられている。それによつて外向
きのフランジ8が形成される。この実施例でも、
金属ケース2の全内面は、内面保護層60で被覆
される。このためにやはり熱圧縮材料が使用され
る。内面保護層60によつて外向きフランジ8の
表面も被覆される。この場合もまたフランジ8は
陽極ケース3のための支持面として利用される。
陽極ケース3は、β−アルミナから成る。陽極ケ
ース3の開口部区域では、その厚くなつた端縁の
外側に、結合材12によつて環状絶縁体11が固
定される。環状絶縁体11の表面と結合材12お
よび陽極ケース3の外向きの厚くなつた端縁3a
は、やはり円環から成る表面保護層13によつて
完全に蔽われている。この場合も表面保護層13
の製作のために圧縮材料が使用される。金属カバ
ー14が電池のシーリングを形成する。表面保護
層13は、陽極ケース3、環状絶縁体11、金属
カバー14と定着される。前述のように、固体電
解質3、とくにこれと結合された環状絶縁体11
を載置したフランジ8の表面は、内面保護層60
で被覆される。これは前述のように熱圧縮材料か
ら成るから、この実施態様では下面保護層15を
廃止することができる。内面保護層60が、下面
保護層15の機能を担当するからである。電池の
この実施態様では、ただ陽極ケース3の外向きの
厚くなつた端縁3aを、環状絶縁体11と陽極ケ
ース3の間の結合部が必ず内面保護層60によつ
て蔽われるような幅に形成するように注意しさえ
すればよい。このことは、陽極ケース3の端縁3
aが、金属ケース2と陽極ケース3の間にある反
応体室を蔽うような幅を有するように形成するこ
とによつて達成される。熱圧縮法によつて内面保
護層60と、陽極ケース3の端縁3aおよび環状
絶縁体11と結合することができる。同様にして
表面保護層13と陽極ケース3および環状絶縁体
11並びに金属カバー14とを結合することがで
きる。
電池の上記の実施態様は、反応体室が入れ換わ
り、陽極ケースの内室がカソード室として使用さ
れ、金属ケースと陽極ケースの間の間隙がアノー
ド室をなす場合にも適用することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、アルカリ金属カルコゲン固体電解質
電池の縦断面図、第2図は、第1図に図示したア
ルカリ金属カルコゲン固体電解質電池の変型の縦
断面図、第3図は、アルカリ金属カルコゲン固体
電解質電池の実施態様の縦断面図。 2……金属ケース、3……陽極ケース、4……
間隙(カソード室)、5……防食体、6……側面
保護層、7……スリーブ、8……フランジ、9…
…拡散障壁、11……環状絶縁体、12……結合
材、13……表面保護層、14……金属カバー、
15……下面保護層、16……アノード室、17
……集電体、2A……金属管、2B……円板、5
0……防食体、60……内面保護層、1V……密
封帯。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 カツプ状の金属ケース2と、 外向きに厚くなつた端縁3aを形成した開口部
    を該金属ケース2の開口端よりも内部側に位置付
    け、かつ、該金属ケース2の内面との間にカソー
    ド室4を形成するように所定間隔を設けて該金属
    ケース2の内部に収容された固体電解質からなる
    カツプ状の陽極ケース3と、 前記端縁3aの周側面に半田ガラス又は熱圧縮
    性材料からなる結合材12を介して結着された環
    状絶縁体11と、 該環状絶縁体11及び前記端縁3aの前記カソ
    ード室4に臨む下面を覆い、内側界面が前記陽極
    ケース3の外周面に当接すると共に、外側界面が
    該環状絶縁体11の外側面と略面一になるように
    して前記結合材12に被着された熱圧縮性材料か
    らなる下面保護層15と、 外側面が前記環状絶縁体11の外側面と略面一
    になるようにして該環状絶縁体11及び前記端縁
    3aの上側表面を覆つて前記結合材12に被着さ
    れた熱圧縮性材料からなる表面保護層13と、 一端部7aが前記金属ケース2の開口端部内壁
    面に取り付けられ、中央部7bによつて前記表面
    保護層13、前記環状絶縁体11及び前記下面保
    護層15の夫々の前記外側面を覆い、かつ、他端
    部7cを前記陽極ケース3側に屈曲して前記下面
    保護層15の直下に延出すると共に、拡散障壁9
    を介して前記下面保護層15を支持するフランジ
    8を形成したスリーブ7と、 該スリーブ7の前記中央部7bと前記金属ケー
    ス2の内壁面間に介在され、かつ、一端部が前記
    スリーブ7及びその屈曲端を覆うようにして前記
    陽極ケース3側に屈曲して設けられた側面保護層
    6と、 前記陽極ケース3の開口部を塞ぐように前記表
    面保護層13上に拡散障壁9を介して設けられ、
    前記金属ケース2及び前記陽極ケース3とにより
    密封帯を構成する金属カバー14と、 該金属カバー14を貫挿した一端部を前記陽極
    ケース3内に位置付け、かつ、他端部を外部に露
    出した集電体17とを具備することを特徴とする
    アルカリ金属カルコゲン固体電解質電池。 2 拡散障壁9が、酸化物層で形成されているこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項記載のアル
    カリ金属カルコゲン固体電解質電池。 3 側面保護層6、表面保護層13及び下面保護
    層15が、アルミニウム、チタンのいずれかの熱
    圧縮性材料で形成されていることを特徴とする特
    許請求の範囲第1項記載のアルカリ金属カルコゲ
    ン固体電解質電池。 4 側面保護層6、表面保護層13及び下面保護
    層15が、アルミニウム合金、チタン合金のいず
    れかの熱圧縮性材料で形成されていることを特徴
    とする特許請求の範囲第1項記載のアルカリ金属
    カルコゲン固体電解質電池。 5 開口部の開口径を縮径するように内側に折り
    曲げて環状のフランジ8を形成したカツプ状の金
    属ケース2と、 前記フランジ8の開口部内側縁及び下面内壁を
    含む該金属ケース2の内壁面に被着された内面保
    護層60と、 外向きに厚くなつた端縁3aを形成した開口部
    を該端縁3aを外部に突出するようにして前記内
    面保護層60に接触した状態で該金属ケース2の
    開口端よりも内部側に位置付けられ、かつ、該金
    属ケース2の内面との間に所定間隔を設けてカソ
    ード室4を形成する固体電解質からなるカツプ状
    の陽極ケース3と、 前記端縁3aの周側面に半田ガラス又は熱圧縮
    性材料からなる結合材12を介して結着された環
    状絶縁体11と、 外側面が該環状絶縁体11の外側面と略面一に
    なるようにして前記フランジ8及び前記内面保護
    層60の露出端縁に支持された状態で前記結合材
    12に被着された熱圧縮性材料からなる下面保護
    層15と、 外側面が前記環状絶縁体11の外側面と略面一
    になるようにして該環状絶縁体11及び前記端縁
    3aの上側表面を覆つて前記結合材12に被着さ
    れた熱圧縮性材料からなる表面保護層13と、 前記陽極ケース3の開口部を塞ぐように前記表
    面保護層13上に設けられ、前記金属ケース2及
    び前記陽極ケース3とにより密封帯を構成する金
    属カバー14と、 該金属カバー14を貫挿した一端部を前記陽極
    ケース3内に位置付け、かつ、他端部を外部に露
    出した集電体17とを具備することを特徴とする
    アルカリ金属カルコゲン固体電解質電池。 6 内面保護層60、表面保護層13及び下面保
    護層15が、アルミニウム、チタンのいずれかの
    熱圧縮性材料で形成されていることを特徴とする
    特許請求の範囲第5項記載のアルカリ金属カルコ
    ゲン固体電解質電池。 7 内面保護層60、表面保護層13及び下面保
    護層15が、アルミニウム合金、チタン合金のい
    ずれかの熱圧縮性材料で形成されていることを特
    徴とする特許請求の範囲第5項記載のアルカリ金
    属カルコゲン固体電解質電池。 8 開口部の開口径を縮径するように内側に曲げ
    再び外側に向かつて折り曲げ屈曲部2aを設けた
    フランジ8を有するカツプ状の金属ケース2と、 前記フランジ8の表面を含む該金属ケース2の
    内壁面に被着された内面保護層60と、 外向きに厚くなつた端縁3aを形成した開口部
    を該端縁3aを外部に突出すると共に前記フラン
    ジ8上に載置し、かつ、前記屈曲部2aの内面保
    護層60と接触して気密状態を保持して該金属ケ
    ース2の内面との間に所定間隔を設けてカソード
    室4を形成する固体電解質からなるカツプ状の陽
    極ケース3と、 前記端縁3aの周側面に半田ガラス又は熱圧縮
    性材料からなる結合材12を介して結着された環
    状絶縁体11と、 外側面が前記環状絶縁体11の外側面と略面一
    になるようにして該環状絶縁体11及び前記端縁
    3aの上側表面を覆つて前記結合材12に被着さ
    れた熱圧縮性材料からなる表面保護層13と、 前記陽極ケース3の開口部を塞ぐように該表面
    保護層13上に設けられ、前記金属ケース2及び
    前記陽極ケース3とにより密封帯を構成する金属
    カバー14と、 該金属カバー14を貫挿した一端部を前記陽極
    ケース3内に位置付け、かつ、他端部を外部に露
    出した集電体17とを具備することを特徴とする
    アルカリ金属カルコゲン固体電解質電池。 9 内面保護層60及び表面保護層13が、アル
    ミニウム、チタンのいずれかの熱圧縮性材料で形
    成されていることを特徴とする特許請求の範囲第
    8項記載のアルカリ金属カルコゲン固体電解質電
    池。 10 内面保護層60及び表面保護層13が、ア
    ルミニウム合金、チタン合金のいずれかの熱圧縮
    性材料で形成されていることを特徴とする特許請
    求の範囲第8項記載のアルカリ金属カルコゲン固
    体電解質電池。
JP56138690A 1980-09-05 1981-09-04 Electrochemical storage battery Granted JPS5782964A (en)

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