JPH03216833A - 光ディスクの接着方法 - Google Patents

光ディスクの接着方法

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JPH03216833A
JPH03216833A JP1329190A JP1329190A JPH03216833A JP H03216833 A JPH03216833 A JP H03216833A JP 1329190 A JP1329190 A JP 1329190A JP 1329190 A JP1329190 A JP 1329190A JP H03216833 A JPH03216833 A JP H03216833A
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JP
Japan
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adhesive
disk
adhering
disks
protective film
Prior art date
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Pending
Application number
JP1329190A
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English (en)
Inventor
Noboru Otani
昇 大谷
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は、2枚の光磁気記録用ディスクの記録膜側を対
向し接着してなる光ディスクの接着方法に関し、特に誘
電体層を記録媒体層のエンハンス層、保護層に使用する
両面仕様の光ディスクの接着方法に関するものである。
(口)従来の技術 光磁気記録用ディスクは、AIN.SiN等の誘電体薄
膜を、記録媒体層のエンハンス層、保護層に使用してい
る。そして基板にプラスチックを用いた場合、二枚のデ
ィスクの接着工程に加熱処理が含まれると、加熱時に誘
電体薄膜と基板との熱膨張係数の違いから記録膜中に亀
裂(クラック)が発生し、再生信号不良(ヒットエラー
率の増加等)を引き起こすことがあった。
また、接着工程においては、その前工程までに発生した
ディスクの反り等の機械的特性の矯正か課せられており
、したがって基板の平坦性を保つには二枚のディスクを
加圧接着てきることが望ましいとされている。
このため接着に関しては、記録及び再生信号劣化を起こ
さない接着方法、具体的には優れた機械的特性の得られ
る加圧接着法が利用でき、かつ加熱過程を含まない接着
方法が求められている。
従来、光ディスクの貼合わせに使用されている接着剤と
しては、 l)ホットメルト型 2)紫外線(UV)硬化型 3)エボキシ系樹脂二液混合型 が代表的である。
(ハ)発明が解決しようとする課題 このうち、ホットメルト型はレーザーディスクの接着に
最も広く利用されている接着剤である。
ホットメルト型は、ロールコータによる塗布、加圧接着
ができるため機械的特性及び量産性は高いものの、接着
剤塗布温度が120〜160℃と高く、誘電体を記録膜
に含む光ディスクでは記録膜にクラツクを発生させる危
険があり好ましくない。
紫外線硬化型接着剤は嫌気性等を付与するこ七によって
室温硬化が可能であるが、塗布後加圧接着に際してはデ
ィスクの中心孔、及び外縁への接着剤のしみたしが発生
ずる。ディスクの偏心は中心孔の精度で決まるため、こ
のような接着剤の中心孔への回り込みは、ディスクの偏
心を大きくし機械的特性を著しく劣化させるという問題
がある。
また、エボキシ樹脂二液混合型は、室温硬化が可能であ
るとともに、硬化後の物性も最も安定した接着剤である
が、主剤と硬化剤を混合した後の使用可能時間(ポット
ライフ)が2時間以下と短く、作業性が悪い。また、塗
布については紫外線硬化型と同様の欠点を持っている。
本発明は、上記従来技術の欠点を解決するためになされ
たもので、具体的には室温においてロールコー夕による
塗布、加圧接着ができ、レーザーディスクと同様の工程
を用いて光磁気ディスクの大量処理を可能にする光ディ
スクの接着方法を掛供するものである。
(二)課題を解決するための手段及び作用上記目的を達
成するため、本発明が採用する光ディスクの接着方法は
、透明合成樹脂基板と該基板片面のトラック案内溝上に
形成された誘電体層を含む記録膜と該記録膜上に設けら
れた高分子樹脂保護膜からなるディスクにおける高分子
樹脂保護膜面上に、ロールコート法により紫外線粘着型
接着剤を塗布する工程、塗布された該接着剤層に紫外線
を照射する工程および上記方法で作製した2枚のディス
クの接着剤層を対向して加圧接着する工程からなる両面
仕様の光ディスクの接着方法工程からなる。紫外線粘着
型接着剤とは、紫外線を照射することにより粘着性を発
現する粘着剤であり、具体的にはアクリル系接着剤を用
いることができる。
(ホ)実施例 以下、本発明を実施例に基づき図面を参照して詳細に説
明する。
第1図に両面仕様光磁気記録用ディスクの断面図を示す
。片面にトラック案内溝を設けた130mmφPMMA
(ポリメチルメタアクリレート)基板10a,10bの
案内溝側に、スバッタ法により順次A I N. Tb
FeCo, A I N, A Iの四層記録膜11a
,llbを形成した後、スピンコー夕により約151m
の紫外線硬化樹脂膜(保護11i)12a.12b(大
日本インキ(株)社製、EX−1)を形成して単板ディ
スクDi,D2を用意した。この単板ディスクDI,D
2の保護膜側に紫外線粘着型接着剤13(セメダイン社
製 CT− 1 1 0K粘度10000cps/20
℃)をそれぞれ約30pm厚にロールコートした後、紫
外線を照射(高圧水銀ランプ 365nm  約500
mJ/cs+”) L,、塗布面を対向させて加圧接着
した。このようにして得られたディスクをディスク1と
呼ぶ。
比較のため、室温硬化可能な嫌気性を付与した紫外線硬
化型接着剤(東亜合成化学(株)製BU−130U  
粘度1000cps/20℃)により接着したディスク
を作製した。接着は、上記単板ディスクの一方の半径4
5mmの位置に同心円状に紫外線硬化型接着剤を約3c
c塗布した後、他方のディスクを重ねその自重により接
着剤をディスク全面に延ばし、600mJ/cn+1の
紫外線量を両面に照射して行った。上記方法により得ら
れたディスクをディスク2と呼ぶ。その際、反り等の矯
正のため、加圧を行うとディスク中心孔および表面に回
り込みがみられ、また塗布量を調整して加圧した場合に
も単板ディスクの反りの固体差により接着層の薄い部分
ができ、硬化後部分的に剥離するケースが発生した。
第2図は、上記したディスクlおよびディスク2の18
0orpmスヂルジャンプモードでのトラックエラー信
号の模式図を示している。スチルジャンプ信号振幅(A
)とトランク追随時のエラー信号振幅(B)の比(B/
A)は、ディスク!では約0.09に対しディスク2で
は約0.17程度と劣化しており、接着工程の差に上り
面振れ等の機械的特性の差が発生していることが判る。
また、紫外線硬化型等貼合イっせ時に流動性のある接着
剤では、作業中にハンドリングによる場合を含めディス
ク読み出し面への接着剤の付着は避け難く、上記付着に
起因するトロツプアウトが発生した。
(へ)発明の効果 以上のように、本発明の光ディスクの接着方法を用いれ
ば、接着工程でのクラックの発生等による特性劣化のな
い、機械的特性にすぐれた両面仕様光ディスクを得るこ
とができる。更に、接着にレーザーディスクと同じロー
ルコータ塗布/加圧接着を利用できるめ、接着に要する
時間を短縮することかでき、機械的特性に優れた光ディ
スクを安価に製造することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明の一実施例の両面仕様光ディスクの
断面模式図、第2一図は実施例におけるトラックエラー
信号を説明するための模式図である。 10a  10b・・・・・プラスティック基板、11
’a.Ilb・・・・・・誘電体層を含む記録膜、12
a.12b・・・・高分子樹脂保護膜、l3・・・・接
着剤層。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、透明合成樹脂基板と該基板片面のトラック案内溝上
    に形成された誘電体層を含む記録膜と該記録膜上に設け
    られた高分子樹脂保護膜からなるディスクにおける高分
    子樹脂保護膜面上に、ロールコート法により紫外線粘着
    型接着剤を塗布する工程、塗布された該接着剤層に紫外
    線を照射する工程および上記方法で作製した2枚のディ
    スクの接着剤層を対向して加圧接着する工程からなる両
    面仕様の光ディスクの接着方法。
JP1329190A 1990-01-22 1990-01-22 光ディスクの接着方法 Pending JPH03216833A (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02165440A (ja) * 1988-12-19 1990-06-26 Hitachi Maxell Ltd 光情報記録媒体及びその製造方法

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02165440A (ja) * 1988-12-19 1990-06-26 Hitachi Maxell Ltd 光情報記録媒体及びその製造方法

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