JPH03216439A - 自動原稿給紙装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、画像形成装置に付設され、セットされた原稿
紙を自動で搬送して排紙するようにした自動原稿給紙装
置に関する。

（従来の技術） 近年，複写機などの各種画像形成装置に対してＡＤＦと
呼ばれる自動原稿給紙装置がしばしば装着されるように
なっている。この自動原稿給紙装置においては、所定の
初期位置に積み重ねるようにしてセットされた原稿紙が
、ベルト搬送装置によって原稿載置台、例えばコンタク
トガラス上の露光位置に順次搬送されていくとともに、
露光が行なわれた原稿紙は、排紙搬送装置によって上記
露光位置から排紙トレイに向かって搬送されるようにな
っている。

（発明が解決しようとする課題） ところがこのように一般の自動原稿給紙装置は、画像形
成装置側の露光タイミングと連動した従属動作モードし
か具備しておらず、機能性に欠！するという問題がある
。

本発明は，機能性をより拡大することができるようにし
た自動原稿給紙装置を提供することを目的とする． （課題を解決するための手段） 上記目的を達成するため本発明は、セットされた原稿紙
を、画像形成装置本体の原稿載置台の露光位置に順次搬
送し、前記露光位置から排紙トレイに露光後の原稿紙を
搬送するようにした自動原稿給紙装置において、画像形
成装置本体の露光工程とは無関係に、セットされた原稿
紙を反転して搬送することにより表裏を逆にして排紙ト
レイに排紙する単独ページ揃え動作モードを備える構成
を有している。

（作　　用） このような構成を備える手段において、複数枚にわたっ
てセットされた原稿紙に対して単独ページ揃え動作モー
ドが実行されると、頁順が逆になって排紙トレイ上に原
稿紙が積み重ねられるようになっている。したがって本
発明による手段によれば、画像形成装置における画像形
成工程と連動する通常の動作モードに加えて、画像形成
工程とは無関係に原稿紙の頁揃えを行なう単独の独立動
作モードが備えられるよう゛になっている。

（実　施　例） 以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明する
。

第６図において原稿紙１は，原稿テーブル２の上に載せ
られ、呼び出しローラー３により呼び出される。呼び出
された原稿紙は，互いに圧接されるプルアウトローラー
４，５およびプルアウトローラー４に巻き掛けられる分
離ベルト６の作用により重走を防止され、１枚宛ガイド
板７に沿って送られる。ガイド板７に沿って送られる原
稿紙はベルト搬送装置８により、画像形成装置本体とし
ての複写機の原稿載置台９、例えばコンタクトガラスの
上を所定の露光位置まで送られ停止される．ベルト搬送
装置８は．ａ動ローラー１０および従動ローラー１１に
巻き掛けられ、固定ローラー１２により原稿紙の挿入位
置を設定し、加圧ローラー１３．１４，１５．１６によ
り原稿紙をコンタクトガラス９に圧接させるベルト２７
を有している。

図示しない露光装置によりコンタクトガラス９の上の原
稿紙の露光読取が終ると、駆動ローラー１ｏの駐動によ
り搬送ベルト８が原稿紙を送り出す．原稿紙は排紙ガイ
ド１７と分岐ガイド１８により形成される通路を排紙搬
送装置１９に送られる．排紙搬送装置１９は送りローラ
ー２０と、該送りローラー２０に圧接される従動ローラ
ー２１とを有し、送りローラー２０はベルト搬送装置８
の駆動ローラー１０とは別個の駆動装置により駆動され
る。送りローラー２ｏにより送られる原稿紙は、ガイド
２２に沿って送られ、排紙トレイを兼ねた自動給紙装置
カバー２５の上に排出される。

両面原稿のような場合には、原稿紙はベルト搬送装置８
により送り出された後、偏向爪２３の切り替えにより分
岐ガイド１８の上の面と偏向爪２３との間に形成される
通路を案内され、原稿紙の表裏を反転した状態でベルト
搬送装置８に再び送られ、原稿紙の裏面がコンタクトガ
ラス９の上の露光位置に送られる。

ベルト搬送装置８と排紙搬送装置１９とは第７図に示さ
れるタイムチャートおよび第８図，第９図に示されるフ
ロー図にしたがって制御される。

すなわち電源がオンされることによって初期設定が行な
われ、原稿紙をセットしても良いという表示がオンにな
り、センサーＡ、例えば原稿セットセンサーがオンにな
ると、給紙スタートオンにより、呼び出しソレノイド（
ＳＱＬ）および給紙ソレノイド（ＳＱＬ）がオンになり
、呼び出しローラー３に加圧ローラーが圧接され、原稿
紙の給紙が開始される。

ついでベルト搬送装置８の輛動ローラー１０のＭ１モー
ターをオンとする。

センサーＢ（第６図のセンサー２６）のオンにより原稿
紙がプルアウトローラー４を通過したことを確認すると
、呼び出しＳＱＬおよび給紙ＳＯＬがオフとなって２枚
目の原稿紙が給紙されることが防止され，タイマーがス
タートし、前記モーターＭ１のパルスカウントが開始さ
れる。

所定のパルス数をオーバーしたときには、反転モードの
場合にはモーターＭ１のパルスカウントが停止されて以
後の所定動作を行なわれる。反転モードでない場合には
、原稿紙が薄い紙か厚い紙かがチェックされ、それぞれ
のパルスカウント設定値になるとモーターＭ１をオフし
、本体スタート信号をセットする。つまり原稿紙は所定
位置で露光される。

露光を含む画像形成工程が終わると、排紙スタートオン
になり、モータＭ１をオンにして排紙搬送装置１９の送
りローラー２０の駆動用モーターＭ２がオンにされる。

つまりベルト搬送装置８が駐動されて一定時間経過後に
始めて排紙搬送装置１９が駆動を開始される。

送りローラー２０により送られる原稿紙がセンサーＣ（
第６図のセンサー２８）を通過した後、上記モーターＭ
２は減速され、所定時間経過してタイムオーバーになる
とモーターＭ２がオフになされ、つぎの原稿紙の給紙が
行なわれる。

また本装置においては，画像形成装置本体としての複写
機の露光工程とは無関係に、セットされた原稿紙を反転
して搬送することにより表裏を逆にして排紙トレイに排
紙する単独ページ揃え動作モードが備えられている。す
なわち本実施例における自動原稿給紙装置には、上述し
た本体側の画像形成工程と連動する通常の連動動作モー
ドと、単独の独立動作モードとを切り替えるモード選択
スイッチが設置されており、このモード選択スイッチが
オフ状態にあるときには通常の連動動作モードが実行さ
れ、モード選択スイッチがオン状態にあるときには、第
３図ないし第５図に示される単独ページ揃え動作モード
が実行されるようになっている。単独ページ揃え動作モ
ードを以下説明する。

まず電源がオンされることによって初期設定が行なわれ
、モード選択スイッチのオンによって単独ページ揃え動
作モードの実行状態に入る。原稿紙をセットしても良い
という表示がオンになり、センサーＡ、例えば原稿セッ
トセンサーがオンになされると、単独ページ揃え動作モ
ードのオンによってコピー禁止信号が複写機本体側へ送
信され、誤ってコピーが行なわれないようになっている
とともに、自動原稿給紙装置のスタートとは別のぺ一パ
ー給紙反転スイッチオンによって単独ページ揃え動作モ
ードのための駐動が開始される。このとき排紙タイマー
がスタートされる。

モード選択スイッチがオンされていない場合には、コピ
ー禁止信号がオフされるとともに単独ページ揃え動作モ
ードおよびペーパー反転モードがオフされた上で、複写
機本体側からの給紙スタートオン信号によって呼び出し
ソレノイド（ＳＱＬ）および給紙ソレノイド（ＳＱＬ）
および給紙モーター（Ｍｌモーター）がオンになされる
。以後、上述した通常の画像形成用の自動給紙モードが
実行される。

この実施例において、例えば第１図および第２図に示さ
れているように、３枚の原稿紙■■■が下から順に自・
動原稿給紙装置に積層セットされている場合に上記単独
ページ揃え動作モードが実行されると、単独ページ揃え
動作モードにより排紙された後の原稿紙は、第２図に示
されているように、頁順が逆になって排紙トレイ上に積
み重ねられるようになっている。

このように本発明による自動原稿給紙装置によれば、複
写機本体における画像形成工程と連動する通常の動作モ
ードに加えて、画像形成工程とは無関係に原稿紙の頁揃
えを行なう単独の独立動作モードが備えられる。

なお本実施例におけるペーパー給紙反転スイッチとして
は自動復帰式の押しボタンが使用されており，自動原稿
給紙装置にセットされた原稿紙が全て排紙終了された後
には、再度原稿紙を自動原稿給紙装置にセットしてスタ
ートスイッチを新ためて押さないと動作が行なわれない
ようになっている。

（発明の効果） 以上述べたように本発明は，画像形成装置本体の露光工
程とは無関係に、セットされた原稿紙を反転して搬送す
ることにより表裏を逆にして排紙トレイに排紙する単独
ページ揃え動作モードを備える構成を有しているから，
画像形成装置における画像形成工程と連動する通常の連
動動作モードに加えて単独の独立動作モードか・具備さ
れ、自動原稿給紙装置の機能性を拡大することができ、
便利性を向上させることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図および第２図は本発明の一実施例装置により頁揃
え動作を行なった場合の原稿紙の積層状態を表わした原
理的側面説明図、第３図ないし第５図は本発明の実施例
装置による頁揃え動作手順の一例を表わしたフロー図、
第６図は本発明の一実施例における自動原稿給紙装置の
構造を表ねした縦断面説明図、第７図は本発明の実施例
装置における通常の給紙動作手順を表わしたタイミング
図、第８図および第９図は本発明の実施例装置における
通常の給紙動作手順を表わしたフロー図である。 １・・・原稿紙、８・・・ベルト搬送装置、９・・・コ
ンタクトガラス、１９・・・排紙搬送装置６，４ 士 代　理　人　　樺　　山　　　亨・Ｃ （ほ　か　１　名） ｂ イ 図 処 ？ ■

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 セットされた原稿紙を、画像形成装置本体の原稿載置台
   の露光位置に順次搬送し、前記露光位置から排紙トレイ
   に露光後の原稿紙を搬送するようにした自動原稿給紙装
   置において、 画像形成装置本体の露光工程とは無関係に、セットされ
   た原稿紙を反転して搬送することにより表裏を逆にして
   排紙トレイに排紙する単独ページ揃え動作モードが設け
   られていることを特徴とする自動原稿給紙装置。