JPH03216232A - バレルを製造するための方法及び装置並びに該バレルから成る入れ子式動力伝達自在継手 - Google Patents

バレルを製造するための方法及び装置並びに該バレルから成る入れ子式動力伝達自在継手

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JPH03216232A
JPH03216232A JP2311237A JP31123790A JPH03216232A JP H03216232 A JPH03216232 A JP H03216232A JP 2311237 A JP2311237 A JP 2311237A JP 31123790 A JP31123790 A JP 31123790A JP H03216232 A JPH03216232 A JP H03216232A
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mandrel
die
axis
barrel
forming
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JP2311237A
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Michel Orain
ミシェル オレン
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Glaenzer Spicer SA
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Publication date
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    • F16D3/16Universal joints in which flexibility is produced by means of pivots or sliding or rolling connecting parts
    • F16D3/24Universal joints in which flexibility is produced by means of pivots or sliding or rolling connecting parts comprising balls, rollers, or the like between overlapping driving faces, e.g. cogs, on both coupling parts
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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    • B21DWORKING OR PROCESSING OF SHEET METAL OR METAL TUBES, RODS OR PROFILES WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21D17/00Forming single grooves in sheet metal or tubular or hollow articles
    • B21D17/02Forming single grooves in sheet metal or tubular or hollow articles by pressing
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    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21DWORKING OR PROCESSING OF SHEET METAL OR METAL TUBES, RODS OR PROFILES WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21D53/00Making other particular articles
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    • F16D3/2055Universal joints in which flexibility is produced by means of pivots or sliding or rolling connecting parts one coupling part entering a sleeve of the other coupling part and connected thereto by sliding or rolling members one coupling part having radially projecting pins, e.g. tripod joints the pins extending radially outwardly from the coupling part having three pins, i.e. true tripod joints
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、特に自動車用の入れ子式動力伝達自在継手の
バレル(胴)を製造する方法に関する。
本発明はまたこのようなバレルを製造する装置即ち工具
(too1)に関している。
本発明は、更に、特に自動車用の上記バレルを備えた入
れ子式動力伝達自在継手に関している。
(従来の技術) 仏国特許出願公開第2,607,883号により、いわ
ゆる[三脚(トリポッド)」と呼ばれる内部部材を備え
た単一運動の動力伝達継手において、上記内部部材にそ
の軸線に関してほぼ径方向に配列された3つの腕が設け
られ、各腕は2つのローラ部分によって部分的に包囲さ
れ、それらローラ部分のわん曲した横断面形状の径方向
の外面はバレルの内面に形成された縦方向の軌道と縦方
向のローリング及び横方向振動接触し、上記バレルが上
記内部部材を包囲しかつ動力伝達を行なわなければなら
ない2つの軸の他方に接続されるようになっか単一運動
の動力伝達継手は公知である。
この文献によればそれぞれがローラ部分からなる介挿部
材は、接線方向に向けられた力を内部部材の腕とバレル
の対応する軌道との間で伝達し、軌道上の力の伝達点は
継手の入れ子(テレスコピック)圧縮状態、内部部材及
びバレルそれぞれの軸線間の角度並びにこれら2つの軸
線が存在する平面に関する特定の腕の位置の関数である
。ローラ部分の代りに、介挿部材は、仏国特許出願公開
第2,622,653号に従って設けられた軌道に沿っ
て摺動するブロック若しくはローリング及び摺動可能な
複合部材にすることができ、あるいは例えば仏国特許出
願公開第2,525,306号に記載されているような
可変の形状の部材にすることができる。
一般的に、内部部材は通常それを三脚と呼ぶように、3
つの径方向の腕を有するが、この部材の構成は必須なも
のではなく、例えば2つ又は4つの腕を有する内部部材
であってもよい。
バレルは底部でほぼ円筒状のいわゆる「ボウル深皿(型
)」を形成するように一側がその底部で往々閉ざされる
バレルは円筒状の外表面と、縦方向の軌道が機械加工さ
れる内表面とを有する鋼鉄製の素材片から製造される。
バレルは、材料の量並びに高精度の軌道及び底部で閉じ
た内側に必要な表面状態を機械加工する困難性のために
、一般的に継手の最も高価な部品である。
冷間及び半熱間押し出し処理を実行する試みが行なわれ
たが、軌道のために必要な表面品位、外形精度は、大量
生産においてこれら継手が経済的競争条件の下で動作時
に予期した高度の満足性を有するようにするためには不
充分である。
更にまた、各軌道はその径に対して大きな長さを有する
ため、軌道の研磨(研削)に多大のコストがかかってし
まう。
本発明の目的は、特に経済的な条件の下でバレルを製造
しかつこのようなバレルを備えた動力伝達継手を製造す
る方法及び工具即ち製造装置を提供することにある。こ
の製造方法及び装置は、このようにして得られたバレル
を備えた継手がそれらの固有の高度の満足する性能から
全体的に利益を受けることができなければならない。
本発明の第1の特徴によれば、バレル軸線に平行に延び
るほぼ円形の形状を有する軌道を画成する内面を備えた
環状壁を含んだ摺動動力伝達自在継手用プランジャバレ
ルを成形するための方法は、素材片(blank)のほ
ぼ円筒状の側壁が、その側壁内に径方向に配置されかつ
形成されるべき軌道と実質的に相補的な成形表面を有す
る内部の成形マンドレルと、上記側壁の径方向外側に配
置されかつ互の間の円周方弐の遊びを持って互に円周方
向に継続すると共に上記素材片の側壁の方向に圧力表面
を有するダイとの間に配置され、上記マンドレルの軸線
に向う同時変位が上記ダイに与えられ、それにより上記
圧力表面が上記素材片の側壁を上記マンドレルの成形表
面に対して径方向に圧縮するようにしたことを特徴とす
る。
バレルの環状壁の内面に形成されるべき全ての軌道のこ
のようにして極めて簡単にかつ単一の迅速で正確な操作
で作られる。
この方法の初期に使用される素材片は深絞りされた金属
板素材片であってもよく、その壁はほぼ一定の厚みを有
している。
しばしば出てくるように、作られるべきバレルが凹面軌
道を含み、それぞれが隆起部の一側で延びている。また
隆起部はこの軌道を隆起部の他方の側で延びる近接した
軌道から分離している。この時、使用されるダイの圧力
表面は突出部を有し、それにより素材片の材料は、それ
ぞれが作られるべき2つの近接したトラックを成形する
ための表面を含んだマンドレルの突起間に画成される間
隔に径方向内向きに流れるようにされる。
材料のこの流れは動力伝達継手が動作している時に特に
大きな応力を受けるバレルの領域の1つにおいて一種の
補強されたビードを与える。
本発明の第2の特徴によれば、動力伝達摺動自在継手用
のバレルを形成するためのプレス工具、すなわち装置は
、自己の中心軸線に平行に移動するためにプレスピスト
ンに接続されるように意図したマンドレルを含み、この
マンドレルは上記中心軸線に平行な軸線の円筒状の成形
表面を周囲に有し、更に少なくとも静止位置においてそ
れぞれの間で円周方向の遊びを持って互いに円周方向で
継続するダイを含み、これらダイは上記マンドレルの軸
線に向って収束する方位を有する案内面に装着され、ま
た上記マンドレルの軸線に向って収束する方向に上記案
内面に向って上記ダイを同時に摺動させるために上記プ
レスピストンに接続されるように意図した押圧部材を含
んだことを特徴とする。
ダイは傾斜した案内面に装着されているために、プレス
の直線運動はマンドレルの軸線に向うダイの同時移動に
変換されることができ、この移動は案内面に関して傾斜
しているが、素材片及びマンドレルに関して厳密に径方
向になることができる。
プレスピストンに接続されているマンドレルが素材片と
共にダイの移動の軸方向成分に対応する移動を持つこと
ができるためである. 本発明の第3の特徴によれば、内部部材がその軸線に関
してほぼ径方向に配列された腕を設けており、各腕は2
つの介挿部材により部分的に包囲され、上記腕のわん曲
した横方向形状の径方向の外面がバレルの環状壁の内面
に属する実質的に相補的な形状の縦方向の軌道と当接し
、上記バレルに関して上記内部部材の各腕が予め定めら
れた入れ子状行程に渡って可動となった特に車両用の入
れ子式動力伝達自在継手は、上記環状壁が金属板から作
られ、この壁の内部の形状に近似的に追従する外形形状
を有することを特徴とする。
軌道が凹面でありかつりフジによって対に分布されるよ
うな好適実施例によれば、環状壁の材料の径方向の厚み
はりッジと一致して増大せしめられる。
本発明の他の特定の特徴及び利点は以下の記載から明ら
かになるであろう。
第15図及び第16図に示された実施例において、図示
された単一運動の動力伝達継手は軸線Tのリング201
からなる第1の部材すなわち三脚を含んでおり、このリ
ング201から、軸線Tの周りに等角度間隔で隔った3
つの径方向即ち放射方向の腕202が径方向外向きつま
り放射方向に延びる。各腕202の側壁は凸球面区域2
03を構成し、その中心Sは軸線Tから距離をとって置
かれる。この三脚は軸204に嵌合されて取り付けられ
ており、軸線Tの周りのその回転運動は、自動車の駆動
輪を駆動する車軸スタップ(stub)になることがで
きる軸線Zの回転要素77に自在にかつ入れ子式に伝達
される必要がある。
三脚の各腕202は2つのローラ部分206によって部
分的に包囲されており、(腕の軸線に関して)径方向内
側のその凹球表面は腕の球面区域203と玉受け(ボー
ル・ソケット)接触している。
ローラ部分206は(腕の軸線に関して)径方向外側の
トロイダル面208を更に有し、この面20Bによりロ
ーラ部分のそれぞれは、車軸スタップ77に固着された
軸線Zのバレル3の環状壁211の径方向内面に縦方向
に形成された6つの軌道lのそれぞれはローリングすな
わちころがり接触する。図示した実施例において、バレ
ル3は、環状壁211が例えば溶接で車軸スタップ77
を取り付けた底部8に一端で接続されるという点で、「
深皿(ボウル)」の形態に作られる。
この実施例の継手において、ローラ部分206は、車軸
スタップ77に対する軸204の入れ子式移動時に、す
なわち各腕202が軸204の軸線Tと車軸スタップ7
7の軸線Zとの間に角度が存在する(図示しない状況に
従ったある角度での動作モード)結果として継手の各回
転時に2つの対応する軌道1に関して移動する時に、バ
レル3のトラックlに沿ってローリングする。
第16図の上部は関連した三脚腕202の周りでの端位
置にあるローラ206を示す。
第1図及び第2図の左手部分は、第15図及び第16図
を参照して一つの例として記載された継手を製造するた
め並びに例えば、仏国特許出願公開第2.607,88
3号、同第2.622,653号及び同第2.525.
306号に記載されている他の継手を製造するために使
用されることができるバレル3を示す。
バレル3の環状壁211の内側形状は、バレルの軸線Z
に平行にされ、従って環状壁211の内面で縦方向に伸
びる軸線Yの6つの軌道1を含んでいる。第15図及び
第16図に示された実施例ではローリング軌道となって
いるが、ローラ部分の代りに介挿部材が滑車移動せしめ
られる継手用摺動軌道としてもよい上述の軌道1は、1
つの円のセクタの形すなわち軸線Yに垂直な平面で延び
る1つの円のほぼセクタの形の母線の軸線Yに平行な運
動により幾何学的に得られる。各軌道lは角度A内に形
成され、その値は90゜から120゜までにすることが
できる。それら軌道は2つづつ相互に対面して配置され
る。相互に対面した各対の軌道はバレル3の軸線Zから
の半平面2の各側で対称的に配置されている。半平面2
は120°で互にオフセットしている。6つの軌道は同
一の半径を有し、それらの軸線Yは軸線Zから同一距離
でかつそれぞれの半平面2から同一距離に位置決めされ
ている。
各軌道1は、詳細には、バレルの環状壁211の内部折
目即ち折れ曲がり部によって形成された内方隆起部4の
1つの側面に延びる。隆起部4は軸線方向に配向され、
軸線Zの周りで互に120゜の間隔で配置されている。
各隆起部4は2つの軌道1を分離し、分離されたこれら
軌道は2つの別々の軌道対に属し、それぞれは隆起部4
の2つの側面のそれぞれに延びる。
バレル4はその外側表面に、隆起部4のそれぞれと一致
した縦方向の溝すなわちくぼみ5を有している。隆起部
4の各側面に位置決めされた2つの軌道1の軸線Y間の
中心角度Bは、バレルが意図する継手の形式、使用され
る成形装置及び構成部品の鋼鉄の展性により30゜から
60゜間で変わる. 各隆起部4と一致して、環状壁211の径方向の厚味は
成形時の金属の初期の径方向流れの結果として増大せし
められる。この特別な特徴はブロック即ち滑車206の
ような介挿部材からのトルク伝達荷重を受けるこの区域
の効果的な補強を行なわせるようにし、開き角度Aの値
を確保させ、軌道1の正しい方位を保障する. バレル3は平らな底部8及び円筒状側壁9を備えたボウ
ルの形態の素材片11(第2図)から得られる。この素
材片11は公知の工業処理に従って、焼きなましした鋼
板から深絞りにより得られる。この素材片11の材料の
厚味は、例えば中型自動車に対しては4から5mmの程
度である。
第13図に示されているように、ボウル状の素材片11
は実質的に半径方向に外向きに巾を広げたリム10を有
するようにしてもよく、これにより第5図に示すように
、半径方向に外向きに向けたリム6を備えたバレルを製
造することが可能となる。このリム6はバレル3をその
オリフィスすなわち開口部付近で補強し、単一運動の継
手を保護するためのべロー(図示せず)を取り付ける便
宜のため好ましいものとなる。
これに対して、第6図はリムを有しない第12図の素材
片から得られたバレルを示す。
同様に第5図に示されているように(第6図の実施例と
同一であるが)、ボウルの底部74に近接した環状壁2
11の端部で、環状壁211の初期の円形形状は実質的
に変えられずに残されている。更に、環状壁211は、
この端部から始まる転移領域7を有し、これは材料の移
動に対応する連続転移形状となっており、その材料の移
動の程度は上記端部から、側壁211の軸方向長さのほ
とんどを占める一定形状の領域まで増加している。
従って、転移領域7での断面は対応する第2図の下側の
右手部分に示されるように、軌道lが転移領域7に形成
される角度A′はバレルの底部74に向って徐々に減少
する。
リム6を有する(第5図)バレルでは、リム6に接続す
る第2の転移領域108が存在する。図示しない態様で
、軌道lが形成される角度はリム6の方向に転移領域1
08に沿って徐々に小さくなって消されていく。
成形時に付随的に生じるこれら転移領域7及び108は
比較的短く、関連した摺動継手の有効行程(ストローク
)を減少させない。これにより、本発明に従ったバレル
は摺動自在継手のための主部品として極めて好ましい。
第5図及び第7図の実施例において、バレルはその底部
74でフランジ75に溶接される。このフランジ75は
取付穴76を設けており、これにより、例えば、バレル
を自動車の歯車箱の出力に取付けることを可能にする。
穴76はくぼみ5の延長上に設けられる。
第6図及び第8図の実施例では、車軸スタップ77はバ
レルの底部に溶接され、その底部は中心決め手段78が
通ることができるように切り欠かれている。
第3図は、素材片11の側壁9の内面に軌道1を成形す
る処理の種々の段階を示す。
この処理は、Z軸と呼ばれる軸線を有するマンドレル1
7の周りに分布して設けた3つのダイを含んだ製造装置
すなわち工具を使用する。マンドレル17の軸線Zは成
形時にボウルの軸線Zと一致する。
適当な焼なましの後に、ボウル状の素材片11はマンド
レル17の周りで、3つのダイ120間に導入される。
これらの3つのダイは、素材片の側壁9に対して充分な
環状空間を残すように充分径方向に隔てられている(第
3図の右側上部での段階を参照)。
ダイ12のそれぞれは、マンドレル17に面しすなわち
素材片11の側壁9に面して(それが適切に配置された
時に)、全体的に112で示した圧力表面を有しており
、これは形成されるべきバレルの側壁211の外形とば
ぼ相補的である。詳細には、各ダイ12の圧力表面11
2は突出部13を有し、その頂点14は軸線14と平行
に伸び、かつ先端が丸められている。突出部13は、半
加工品の壁厚を除き、作られるべき軌道1のものと実質
的に対応する形状を有する2つの円弧15間に存在する
。しかしながら、この円形領域15は、第3図の左側上
方に示されるように、軌道1が形成される角度Aよりも
わずかに小さな角度Cで作られる。更にまた、領域15
の軸線Y′が、(第3図に誇張して示されるように)作
られるべき軌道lの軸線Yよりも、作られるべきりッジ
4から遠く離れるようにして、素材片の材料が表面15
とリッジ4に近接したマンドレルとの間で強く圧縮され
、そこで金属が最も大きな変形を受けるようにすること
は好ましい。
突出部13の両側の端部で、各領域15は円形凹部16
と接し、その凹部16の中心はマンドレルの軸線Z及び
バレルの成形の終了時のバレルの軸線Zとなる。円弧1
5の両側で各円形部16に続いて、凸わん曲の端部頌域
すなわち丸められた部分27が設けられる。
内側の成形マンドレルエ7は、作られるべきバレルの環
状壁211の内面のものと、一般的に云ってほぼ相補的
な外形を有する。詳細には、マンドレルは6つの縦方向
の凸面突起21あるいは21aを有し、その外表面18
はほぼ円形断面の成形表面となる。各成形表面18はバ
レルの軌道の1つを形成するように意図され、その軸線
は形成されるべき軌道1の軸線Yと一致する。形成され
るべき各リッジ4と一致して、円形の突起21あるいは
21aは、リッジの成形のための十分な自由度を可能に
する縦方向の間隔19によって隔てられる。
間隔19によって隔てられてはいない近接した突起2l
あるいは21aは円周弧20により対で結合され、これ
ら弧の中心は軸線Zとされ、それらの半径はバルレの内
面の対応する領域の半径よりわずかに小さくされ、成形
終了時にわずかな遊び28を有するようにされる。従っ
て、最も大きな精度と最良の表面状態を必要とする軌道
1の表面に成形力が集中せしめられる。
第3図の下半分に示された実施例において、マンドレル
17は一体構造なもので、一片構造の突起21a備えて
いる。
第3図の上部分に示された実施例においては、マンドレ
ルは複合型のもので、突起21は、接続表面20を有す
るコア22に属した相補的なわん曲形状の円筒状凹面座
表面23に着座した6つの円筒状ローラからなる。
この複合マンドレル技術により、過度の使用時に形成表
面18を研摩することで容易な整備が可能となり、また
適時ローラ21を交換することによってわずかな費用で
修理が可能となる。更に、座表面23でこれらローラが
自由に回転するために、ダイ12の突出部13の突込み
によるリッジ4の形成時に、特に(周方向で測った)リ
ッジ4の厚味が素材片の金属板の厚味に対して小さい時
に金属が流れることを容易にする。バレルの各成形後に
、次のバレルの成形時にローラの回転を補助するように
潤滑材がコア22に設けた好ましいダクト(図示せず)
を介してローラ2lと座表面23との間に注入されても
よい。
処理の実行の開始時に、ダイの突出部13はマンドレル
17の間隔19に径方向で対面し、ダイ12は第3図に
おいてJで表わされた周方向の遊びをそれらの間で有し
ている。本発明に従って、バレルの環状壁211はダイ
12を軸線Zの方向に同時に変位することによって形成
される。
第3図の平面において、この移動は接線方向の成分がな
い状態での速度■の突出部13の変位に対応する。これ
に対して、頂点14の両側で等しい周方向距離を延びる
他の成形表面15、16及び27は頂点17と同じ速度
■を有するが、軸線Zの周りのそれらの角度位置が異な
っているために、この速度■は、例えば第3図の右側上
方の面取り部27に関しては、径方向の成分■8と接線
方向の成分■,に分けられる。接線方向の成分V丁はダ
イ間の周方向の遊びJを徐々に減少させる。
第3図の右手部分上方の点線は成形の開始時のダイ12
の位置を表わす。この段階で、ダイの端部27はボウル
11の壁9と接触するようになるが、3つの頂点14は
既にボウルを円と三角形の中間の形にしている。第3図
の下方に示された中間の成形段階では、ダイ12はこの
図の右上方に点線で表わされた状態に比較して軸線Zに
均一により近づいている。半加工品の側壁9の形状はそ
れ自体が周方向に圧縮され、ダイ12の突出部13の径
方向の突込みの結果として進められた頂点25を備えた
折目24がよりはっきりし、マンドレル17の円筒状の
成形表面18に対して自然に近づき、その間に各突出部
13の両側の反対方向に向いた折り曲がり部は近接した
突出部13の方向にローリングする。
ダイ間12の周方向の遊びJを徐々に再吸収するために
、ダイ12の端部27は素材片の側壁9の外側表面上を
摺動ずる。端部27は面取りされているため、これは素
材片の側壁に何ら損傷を与えることにはならない。
第3図の左手上方部分は軸線Zの方向にダイ12が進行
した最後の状況を示している。ダイ12間の周方向の遊
びJは完全に消失している。
突出部13は素材片の材料を加圧し、近接した成形表面
18間をそれらに対する極めて高い圧力で流れるように
される。マンドレルの接続弧20とバレルの側面211
の対応する内面との間でわずかな間隔が残り、このため
ダイ12によって与えられる押圧力は、軌道1が形成さ
れる全体の角度Aに渡って集中せしめられる。折り曲げ
の結果、次いで表面18間への流動の結果として得られ
たリッジ4の頂点29は間隔19の底部19aには達し
ない。
第4図は本発明による方法の他の実施例を示す。
ダイ12は第3図のものと同様であり、従って詳細には
記載されない。これに対して、マンドレル17は隆起部
4の成形をより容易にするために変更され、その径方向
の長さは軌道が介挿部材(第15及び16図のローラ部
分206)を包む量、換言すれば角度Aの値を制御する
この目的のため、内側の成形マンドレルは3つの成形部
材3Iを含み、それらは成形時に径方向に収縮可能、す
なわち軸線Zの方向に移動可能である。これを行なわせ
るために、成形部材31のそれぞれは正三角形の基部を
備えた角錐の形のコア33の側面32に対して摺動可能
にする後方傾斜面34を含んでいる。成形時の軸線Zの
方向への成形部材31の移動はコア33と成形部材31
との間の相対的な軸線方向の移動の結果として生じる。
それぞれの成形部材31は、2つの相互に対面する軌道
1に対するほぼ円筒状の成形表面18を定める2つの突
起21を有している。これら2つの成形表面18は接続
表面20により結合せしめられる。ダイ12の突出部1
3は並んだ成形部材31の間に形成される間隔19に対
面して位置決めされ、バレルの隆起部4はこれらの間隔
内に成形されることになる。
第4図の下部の点線はダイ12の移動の開始前の状況を
表わす。次いで、成形部材31は第4図の下方の実線で
表わされた位置となり、その位置では、間隔I9は比較
的に大きな周方向の寸法を有している。
点線によって表わされる位置から始まると、ダイ12は
、第3図に関連して記載されたように、すなわち突出部
13に対する接線方向の成分を何ら持たない速度で変位
される。この段階で、成形部材31は(以下に述べる純
粋に軸方向の移動を除いて)静止状態に維持される。ダ
イ12は素材片の側壁を押し込み、その内側で各成形部
材31の接続表面20に対して強く押付ける。
第4図に示される成形装置において、ダイ端部27は第
3図に関連して記載した逆方向のわん曲部を持たないが
、その代りに、成形部材31の接続表面20の曲率半径
R1はバレルの対応する領域の最終の内側半径(第4図
の上部での半径R,)より大きくされて、ダイ12の端
部27での圧力を減少し、それによりダイの端縁35が
これらの縁35とハレルの側壁との相対的な周方向の移
動の結果バレルの外側表面を損傷しないようにする。
しかしながら、半径R1は半加工品の側壁の内側半径R
3よりも小さいかあるいはそれと実質的に等しくされ、
中間成形時(第4図の下方に図示されている)に、素材
片と成形部材31の接続表面20との間の上述した相互
の押付けを可能とする.成形部材31が軸線Zの方向へ
また移動し始めない中間成形時(第4図の下方の状況)
に、半加工品11の側壁9のしゅう曲した折り曲がり部
25は、間隔19がより大きな周方向の寸法を有するた
めに、第3図に示された実施例の場合より容易に間隔1
9内に形成されている。
後の処理では、ダイ12は軸線Zの方向に移動し続ける
が、この移動は、適切な方向へのコア33の相対的な軸
線方向移動の結果軸線Zの方向への同様の成形部材31
の移動によって達成される。成形部材31の移動は、軸
線Zに垂直な平面(第4図の平面)に示されるように、
各部材31の軸線方向の中間平面Pでの接線方向の成分
を持たない速度Wを有する。各成形部材31の他の点で
の速度は平面Pでのものと同一の速度Wである。
しかしながら、第4図の左上方に示されるように、特に
成形表面18に沿った平面Pから離れたところでは、速
度Wは径方向の速度Wえと接線方向の速度Wアとに分け
られる。このような接線方向の成分の存在のため、間隔
19の円周方向の寸法は減少する。換言すれば、成形表
面18は、折れ曲がり部25がそれらの間で形成するよ
うにされた後に、それらの間で折れ曲がり部25を握持
し、その間にダイ12の突出部13によって材料が径方
向外向きに逃げないようにして、特に小さな周方向の厚
味を有することができるリッジ4をより効果的に形成す
る。
従って、成形表面18と接触した軌道1を有する領域間
で、最後の成形処理時に、素材片の側壁は円周方向ある
いは接線方向の圧縮力を受けて、アーチング(arch
ing)効果の結果としてダイ12の圧力表面16に対
して側壁を圧接する。従って、遊び16がバレルの内壁
と成形部材31の接続表面20との間に生じる。
第3図の場合と同様に、ダイ12の移動と成形部材31
の移動の同時の終了で、各リッジ4の頂部29は対応す
る間隔l9の底部から離して設定される。
第9図ないし第11図は、第3図の不変位の構成の内側
マンドレル17によって第12図及び第13図の深絞り
された素材片から経済的なバレルの工業成形を可能にす
る本発明に従った加圧工具を図式的に示す。
各ダイ12は径方向外向きに配向された背面12aを有
し、これは軸線Zに関して傾斜しており、かつ軸線Zの
方向に下方に収束する摺動方向をダイ12に対して定め
る3つの不動の相補的な傾斜した案内面37のうちの1
つの圧接する。プレスのピストン(図示せず)に取付け
られた管状のプッシャ38はダイ12の上方の側部に圧
接する。プレスのピストンの下降の効果は、3つのダイ
12を案内面37上で一緒に下向きに移動し、それによ
ってダイをそれらの初期位置(第3図の右手上方部分に
対応する第9図及び第10図の左手部分)から成形終了
位置(第3図の左手上方部分に対応する第9図及び第1
0図の右手部分)まで軸線Zに径方向により近づけるこ
とにある。
部分39の案内面37は機械加工され、これら部分39
は結合リング40によって外面から保持されかつねじ4
2によってプレスのプラテン41に固定される。結合リ
ング400機能は、特に、ダイ12によって素材片に径
方向内向きに与えられる力の結果として生じる径方向外
向きの反力に耐えるようにすることである。
ねじ44によってプレスのプラテン4lに保持された3
つの対抗案内面部材43(第9図及び第11図)は2つ
の並んだ部分39間に円周方向にそれぞれが介挿されて
いる。各対抗案内面部材43は、それが近接する部分3
9のそれぞれの方向で、この部分の軸線方向の対称平面
に平行な面45を有し、これら部分の対応する面39a
と当接することによってこれら部分を円周方向に滑動さ
せる。
成形操作の終了時でのダイ12の上昇は、ばね48の作
用を受ける管状のプランジャ47によってあるいは空気
圧または油圧ジャッキのような任意の他の同様の手段に
よって行なわれる。ブランジャ47はダイ12の下面並
びに丁度形成し終えたバレルの底部8に同時に作用する
。このプンジャは排出器49を含んでおり、それは、ダ
イか上昇行程を終えて部分39の上面に固着された停止
リング51と突き当たると完成したバレルをダイから持
ち上げるようにばね50によりプランジャ49に関して
上方に移動する。プランジャ47はフランジ53並びに
ねじ42(第10図)及び44(第11図)によってプ
レスのプラテンに固着された管状の案内部材52内を摺
動する。
ダイか停止リング51に衝突するまで上昇すると、それ
らダイは案内面37の傾斜の結果とじて完成したバレル
から径方向に離れた状態にされる.プレスのピストンは
上昇し続け、そのピストンでプッシャ38をそれがダイ
12から離れて移動するように駆動しかつ同様それが固
定されているマンドレル17を駆動する。排出器49は
、マンドレル17と共に、マンドレル17の下方の自由
faにふたをする完成したバレルを持ち上げる。内側の
マンドレル17と管状のプッシャ38との間の環状の空
間に介挿せめしられた除去ブッシュ54は、ピストンの
戻り行程の終りで完成したバレルがダイ12から自由に
なった時に完成したバレルの環状の自由端と当接するよ
うになる。次いで、除去フンシュ54は、マンドレル1
7からバレルを除去すなわち解放するためにプッシャ3
8及びマンドレル17に関して下方に摺動ずる。除去ブ
ソシュ54は、プレスのピストンの上昇行程の特定の段
階でプレスのシリンダの固定の点と衝突することによっ
てあるいは公知の技術に従ったジャッキによって起動せ
しめることができる。
動作は次の通りである。好ましくは焼なましされかつ潤
滑化された深絞りの素材片は排出器49の上面に置かれ
る。排出器49はこの段階ではダイの上面とほぼ同一平
面にされている。
マンドレル17及びプッシャ38を固着したプレスのピ
ストン(図示せず)が引き続いて下降せしめられる。プ
ンシャ38に関して下向きに突き出るマンドレル17は
、第10図の左手側の半分の部分に示された位置まで素
材片及び排出器49の底部を押し込み、同時にこれに対
応してばね50を圧縮する。この時点から、プッシャ3
8はダイ12の上方駆動表面57と圧接し、ダイ12は
傾斜した案内面37に沿って下降し、それによって径方
向に軸線Zに近づきかつ周方向に互に近づくようになる
。マンドレル17、従って半加工品はダイ12と共に軸
線方向に移動せしめられる。
第9図及び第10図の右手部分に示される加工行程の終
了まで成形は進行する。その後、プレスのピストンは上
昇し、マンドレル17とプッシャ38とを上方に駆動す
る。バレルが形成されると、ダイはブランジャ47によ
って上向きに押され、次いでバレルは排出器49によっ
てダイ12からまた除去器54によってマンドレル17
から解放される。
第10図のものとは異なった点のみが記載される第14
図に示された工具は、第4図に従った径方向に収縮可能
なマンドレルを用いるように設計され、初期の成形段階
は第14図の左側に、最後の成形段階は同図の右側に示
されている。
成形部材31はリング57によってプッシャ38に軸線
方向に保持され、リング57は内側のカラーを形成し、
かつ弾性の止め輪58によってプッシャ38にそれ自体
固着される。成形部材31は円59の扇形の形のくぼみ
でこのリングを受け、従ってプッシャ38に対して径方
向のそれらの移動の自由度を維持する。環状の軸線のヘ
リカルばねから形成されかつ3つの成形部材31のそれ
ぞれのくぼみ7l及び72に着座せしめられた弾性クリ
ップ60あるいは61は三角錐のコア33の傾斜面32
に対してこれら成形部材31を当接させる。くぼみ72
は、操作時に素材片の底部8の内面に近接した成形部材
31の下面に作られる。くぼみ71は、操作時に底部8
の反対側である成形部材31の成形表面の一端を軸線方
向に越えて形成される。
基部が上方に面している角錐のコア33は軸62を備え
ており、軸62は成形部材31の上方の離れた位置で部
材63を有し、これはブッシュ54の軸線方向のスロッ
ト81及び管状のプッシャ38の壁に軸線方向に機械加
工して設けた細長い孔65を通過する横車軸64を受け
る。部材63は、また、横車軸64の上方で、油圧ある
いは空気ジャッキ(図示せず)の軸線Zのロッドの端部
66を受け、かつ横車軸64の下側で、圧縮ばね68の
基部を受ける。圧縮ばね68はこのジャッキと対抗し、
その他端は成形部材31の頂部と当接する。ばね68は
軸62を包囲し、かつプッシャ38によって包囲される
更にまた、この実施例において、ダイ12の上向きの戻
り走行を制限するリング51は横車軸64のための停止
として働き、従って角錐のコア33に対しては第4図の
下方に実線で表わされた中間成形段階から開始する。
動作モードは次の通りである。最初の段階では、前に述
べた実施例の場合のように、排出器49の上側表面はダ
イ12の上面と同じレベルであり、プッシャ38及びマ
ンドレル17は半加工品11が所定位置に置かれること
ができるように充分に上昇せしめられる。
続いて、プッシャ38が下降せしめられてリング57を
介して成形部材31を駆動し、ロッド66を作動させる
ためのジャッキが起動され、それによって車軸64を孔
65の下端にもたらし、ばね68を圧縮し、成形部材3
1を径方向に離れた位置に設定する。プッシャ3日がダ
イ12の頂部と当接するようになった時の全体的な組立
体が第14図の左手側に示されている。この位置から、
プッシャ38はダイ12を下向きに押し下げ、排出器4
9はその下向きの走行を続け、ブランジャ47とその下
向きの行程を開始する。
第4図の下方に実線で表わされた位置までの実施行程の
最初の部分では、車軸64はロッド66に対する起動ジ
ャッキによって孔65の下端に当接して留まる。この時
間で、ダイ12は径方向に軸線Zに近接し始める。
作業工程の特定の段階で、車軸64は停止リング51に
突当り、角錐のコア33の下向きの走行を中断する。管
状のプッシャ38はその作業行程を続けて、リング57
によって成形素子31を駆動する。従って、成形部材3
1は角錐コア33に関する摺動を実行する。この摺動は
、素材片及びダイに関して、軸線方向の成分がない軸線
Zの方向の移動に変換される。軸線Zの方向のこの移動
は素材片の側壁によって伝達されるダイ12の径方向の
推力によって大きく援助される。これは第4図の上部の
形状が得られるまで行なわれる。
最後の成形段階もまた第4図の右手側に示されている。
車軸64が停止リング51と突当った後のプッシャ38
の軸線方向の行程は、最終的な成形段階(第14図の右
手部分)において、車軸64と孔65の上端との間にゎ
ずがな遊びが残るようなものである。
部品の排出及びその除去は、プレスのピストンの上昇の
制御がロッド66を作動する補助ジャッキへの圧力を相
殺して横車軸64が孔65の上端70に突当るようにな
るまで対抗ばね68が角錐のコア33を持ち上げること
ができるようにして収縮可能なマンドレルの径方向の圧
力を形成されたバレル内に逃がして除去を容易にするこ
とを除き、第10図に示された構成の場合と同じ態様で
実行される。実際上、ダイ12、特にそれらの突出部1
3の前の収縮は、車軸64が第4図の右側に示された位
置から孔65の上端70に突当った位置まで変化する時
に部材31が円周方向に互にわずかに近づくようになっ
たとしても、径方向外向きのリッジ4のわずかな(数十
ミリ)弾性的な弛緩を可能にし、この結果部材31によ
ってリッジ4に与えられる把持の緩和を可能にする。
第10図の実施例においては、第14図の実施例の場合
のように、バレルの成形に必要な加工力は走行の終了で
最大である。従って、機械的なナックル継手あるいはク
ランクプレスは、2つの作業速度を有する油圧プレスと
同様特に有利である。
最も普通である6つのトラックでバレルを成形すること
が詳細に記載されたが、異なった数の軌道を有するバレ
ルを形成するための成形方法及び簡単な高性能プレス工
具が容易に使用可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は第2図の軸方向平面1−Iに沿った縦方向断面
の本発明に従ったバレルの図である。 第2図はバレルの横断面図であり、左手の部分は第1図
の千面■−■に沿って取られ、右手の部分は第1図のn
’−n’に沿って取られている。 第3図は図の下側で示された一体的構成の成形マンドレ
ルによってかつ図の上部に示された複合構成の成形マン
ドレルによって成形される時のバレルの横断面図であり
、3つのダイはそれぞれ初期、中間及び最終成形段階に
ある。 第4図は図の下部では中間成形段階にありかつ図の上部
では最終成形段階にある第14図の■■で切断した収縮
可能なマンドレルのダイの横断面図である。 第5図はフランジが溶接されるバレルの軸方向の半断面
図である。 第6図は車軸スタップが溶接されるバレルの軸方向の半
断面図である。 第7図は第5図のフランジを付けたバレルの半正面図で
ある。 第8図は第6図車軸スタップの半正面図である。 第9図はプレス成形装置の′周辺部分の上面図であり、
第10図の右手部分の部分断面はそれぞれ右上部及び右
下部で平面IX−IX及びIX’ 一IX’に沿って取
られる。 第10図は第9図の線x−xに沿って固定構成のマンド
レルを備えたプレス装置の横方向の断面であり、この装
置は図の左手部分では初期成形段階にあり、図の右手部
分では最終成形段階にある。 第11図は軸方向断面で結合リング40を示しかつ側面
で対向案内面部材43を示す半図である。 第12図はボウル素材片の軸方向断面図である。 第13図はリムを付けたボウル半加工品の軸方向断面図
である。 第14図は第10図に類似するが第4図のマンドレルに
対応する装置の第2の実施例に関連した図である。 第15図は本発明に従った入れ子式動力伝達自在継手の
側面図であり、第16図の平面xv − xvに沿って
バレルの軸方向断面が取られ、第16図の平面xv’−
xv’に沿った一部切欠き断面を示す。 第16図は第15図の継手の端面図であり、第15図の
平面XVI−XVIに沿って部分断面が取られる。 (主要部分の符号の説明) 1・・・軌道 3・・・バレル 4・・・隆起部 11・・・素材片 12・・・ダイ 13・・・突出部 17・・・成形マンドレル 18・・・成形表面 2 1、 2 1 a・・・突起 25・・・折れ曲がり部

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、バレル軸線(Z)に平行に延びるほぼ円形の形状を
    有する軌道(1)を画成する内面を備えた環状壁(21
    1)から成る動力伝達摺動自在継手用のバレルを形成す
    る方法において、素材片(11)のほぼ円筒状の側壁(
    9)が、その側壁内に径方向に配置されかつ形成される
    べき軌道(1)と実質的に相補的な成形表面(18)を
    有する成形マンドレル(17)と、上記側壁と径方向に
    対面して位置決めされ、かつ互の間で円周方向の遊びを
    持って互に円周方向に継続すると共に上記素材片の側壁
    (9)の方向に圧力表面(14、15、16)を有する
    ダイ(12)との間に配置され、上記マンドレルの軸線
    (Z)の方向への同時変位が上記ダイ(12)に与えら
    れ、それにより上記圧力表面が上記素材片の側壁(9)
    を上記マンドレル(17)の成形表面(18)に対して
    径方向に圧縮するようにしたことを特徴とする方法。 2、ダイ(12)が配置される前に、上記素材片の上記
    側壁は、成形の終了時に上記バレルの上記環状壁に対し
    て所望される展開時の円周長にほぼ等しい円周長を有す
    ることを特徴とする請求項1記載の方法。 3、上記ダイの圧力表面は、上記側壁に与えられべき変
    形がより顕著であるか、上記側壁の内面を成形するため
    に必要な精度がより高いかあるいはこれら両者である領
    域において上記素材片の側壁(9)をより大きな程度ま
    で圧縮するために、上記マンドレルの成形表面に対して
    オフセットすることを特徴とする請求項1又は2記載の
    方法。 4、上記ダイ(12)の上記圧力表面は凸面領域(13
    )を含み、それによって上記側壁の内面の凸面領域(4
    )に対応する縦方向のくぼみ(5)が上記素材片の側壁
    (9)の外面に形成されることを特徴とする請求項1、
    2又は3記載の方法。 5、得られた環状壁は、上記くぼみ(5)の反対側に、
    上記バレルを固着するための穴(76)を有するフラン
    ジ(75)に接続されることを特徴とする請求項4記載
    の方法。 6、端部の少なくとも1つでほぼ径方向の壁(8、10
    )に接続された側壁(9)を有する素材片(11)が使
    用され、この端部で、上記素材片の側壁(9)の初期の
    円形の形状が上記バレルの上記環状壁(211)に対し
    て残され、かつこの端部の近傍で上記素材片は材料の移
    動に対応する転移形状(7、108)の形で成形され、
    この程度はこの端部から増大することを特徴とする請求
    項1、2、3、4又は5記載の方法。 7、上記ダイ(12)が上記マンドレル(17)の上記
    軸線(Z)方向に変位される時に軸線方向の成分を有す
    る移動がダイ(12)に与えられ、上記素材片(11)
    及び上記マンドレル(17)はそれらが上記ダイ(12
    )を軸線方向に伴うように変位されることを特徴とする
    請求項1、2、3、4、5又は6記載の方法。 8、互に円周方向で継続しかつ上記成形表面(18)を
    備えた成形部材(31)を周辺に有するマンドレル(1
    7)が使用され、上記ダイ(12)が上記マンドレルの
    上記軸線 (Z)に近づくにつれ上記成形素子(31)も上記マン
    ドレルの上記軸線(Z)の方向に移動せしめられること
    を特徴とする請求項1、2、3、4、5、6又は7記載
    の方法。 9、上記ダイ(12)が上記マンドレルの上記軸線(Z
    )に近づくにつれ、上記マンドレル(17)の一部を形
    成しかつそれぞれが上記軌道のうちの1つを形成するた
    めの表面(18)を備えた個々の成形部材(21)は、
    上記マンドレル(17)のコア(22)に対して、作ら
    れるべき軌道のものに対応して軸線(Y)の周りで回転
    せめられることを特徴とする請求項1、2、3、4、5
    、6又は7項記載の方法。 10、バレルの上記軌道(1)が凹面の軌道からなり、
    隆起部(4)の1つの側面を延びるそれぞれの軌道は該
    隆起部(4)の他の側面を延びる近接した軌道から該隆
    起部(4)で分離され、上記ダイ(12)の上記圧力表
    面に設けられた突出部(13)によって素材片(3)の
    材料は、2つの近接した軌道に対する上記成形表面(1
    8)を備えた上記マンドレル(17)の2つの突起(2
    1、21a)間でそれぞれが定められる間隔(19)に
    径方向内向きに流れるようにされることを特徴とする上
    記バレルを製造するための請求項1、2、3、4、5、
    6又は7項記載の方法。 11、上記間隔へ自然にあるいはほとんど自然に係合す
    る折れ曲がり部を形成するように上記ダイ(12)が円
    周方向の圧縮力を上記素材片の上記側壁(9)に与える
    ようにされて、材料の流れにより隆起部を形成する処理
    に対して上記間隔に存在する材料の品位を増大するよう
    にしたこと特徴とする請求項10記載の方法。 12、各突出部(13)が上記ダイ(12)の1つの円
    周長に沿った中間にあることを特徴とする請求項10又
    は11記載の方法。 13、上記マンドレルの上記軸線(Z)の方向への上記
    ダイ(12)の変位は、上記突出部が接線方向の成分を
    ほぼ0とした速度を有するようにして実行されることを
    特徴とする請求項10、11又は12項記載の方法。 14、上記マンドレルの上記軸線(Z)の方向への上記
    ダイ(12)の変位は、上記素材片の側壁の内面に形成
    された隆起部(4)の頂部が上記マンドレルの対応する
    間隔(19)の底部に接触する前に中断されることを特
    徴とする請求項10、11、12又は13項記載の方法
    。 15、各ダイ(12)は、上記素材片の壁厚を除き、作
    られるべき軌道のものに実質的に対応する形状を有する
    領域(15)を、各突出部(13)の両側に有すること
    を特徴とする請求項10、11、12、13又は14項
    記載の方法。 16、上記各ダイ(12)は、上記素材片の側壁の内面
    に作られるべき軌道(1)の形状に対応するが作られる
    べき軌道(1)の外形に関してオフセットせしめられた
    形状を有する領域(15)を、各突出部(13)の両側
    で有するようにし、作られるべき各隆起部(4)の近傍
    での上記バレルの材料の厚味を減少させるようにしたこ
    とを特徴とする請求項10、11、12、13又は14
    項記載の方法。 17、各ダイ(12)は対応する形状の領域を越える丸
    めた縁部領域(27)を有することを特徴とする請求項
    15又は16項記載の方法。 18、作られるべき軌道(1)の実質的に軸線(Y)の
    周りで回転自在であると共に、上記成形表面(18)を
    画成する円筒状の成形部材(21)を支持するコア(2
    2)を有する複合マンドレルを使用することを特徴とす
    る請求項10、11、12、13、14、15、16又
    は17項記載の方法。 19、上記マンドレルの軸線(Z)に向う上記ダイ(1
    2)の変位は、作られるべきそれぞれの軌道(1)の軸
    線(Y)の周りの、作られるべき近接した隆起部(4)
    の方向の各隆起部(21)の形成表面(18)の枢動に
    よって達成されることを特徴とする請求項10、11、
    12、13、14、15、16、17又は18項記載の
    方法。 20、上記突起部(21)の上記成形表面(18)の枢
    動は上記素材片(11)の側壁と上記突起の上記成形表
    面(18)との間の摩擦の結果得られることを特徴とす
    る請求項19記載の方法。 21、使用されるマンドレルは、ほぼ円筒状の凸面形で
    上記マンドレルの軸線に近接した軸線を有しかつ上記成
    形表面(18)間で上記間隔(19)と交互に延びる接
    続表面(20)を上記成形表面(18)間に有するマン
    ドレルであることを特徴とする請求項10、11、12
    、13、14、15、16、17、18、19又は20
    記載の方法。 22、上記接続表面は、上記バレルの環状壁の内部が上
    記ダイ(12)の変位の終了でこれら接続表面の反対側
    で有する半径(R2)よりも大きな半径(R1)を有す
    ることを特徴とする請求項21記載の方法。 23、上記マンドレルの軸線(Z)に向う上記ダイ(1
    2)の変位が停止した時に、上記接続表面(20)と上
    記バレル(3)の環状壁 (211)の内面に属する反対側の領域との間で遊びが
    残ることを特徴とする請求項21記載の方法。 24、成形表面が2つの成形表面(18)間で延びるほ
    ぼ円筒状の凸面形の接続表面(20)を含んでいる素子
    が各成形素子(31)に対して使用され、その半径(R
    1)は上記素材片(102)の側壁の内面の半径(R3
    )よりも小さくかつ上記バレルの環状壁の内面が上記ダ
    イ(12)の変位の終了でこれら接続表面の反対側で有
    する半径(R2)よりも大きいことを特徴とする請求項
    23記載の方法。 25、上記成形部材(31)は、上記ダイ(12)が上
    記マンドレルの軸線(Z)に向うそれらの走行の第1の
    部分を実行した後に上記マンドレル(17)の軸線(Z
    )に近づき始めることを特徴とする請求項8、23又は
    24項記載の方法。 26、上記マンドレル(17)の軸線(Z)の向きに上
    記成形部材(31)を変位するために、上記マンドレル
    のほぼ三角錐形の中央コア (33)と上記成形部材(31)との間に相対軸方向移
    動が行なわれ、上記成形部材(31)の傾斜した背面(
    34)は対応する傾斜を有する上記中央コア(33)の
    面(32)と当接することを特徴とする請求項8、23
    、 24または25項記載の方法。 27、使用される素材片は、ほぼ平らな底部(8)と側
    壁(9)の少なくとも部分的に閉じた端部とを有するボ
    ウル形状の深絞りした金属製のシート状素材片(11)
    であることを特徴とする請求項1、2、3、4、5、6
    、7、8、9、10、11、12、13、14、15、
    16、17、18、19、20、21、22、23、2
    4、25又は26項記載の方法。 28、使用される素材片は上記底部(8)と反対側の端
    部においてほぼ径方向外向きに配向されたリム(10)
    を有する素材片(11)であることを特徴とする請求項
    27記載の方法。 29、動力伝達摺動自在継手用のバレルを形成するプレ
    ス装置において、 自己の中心軸線に平行に移動するようにプレスピストン
    に接続されるように意図されかつ上記中心軸線(Z)に
    平行な軸線(Y)の円筒状の成形表面(18)を周囲に
    有するマンドレル(17)と、 少なくとも静止位置において、それぞれの間で円周方向
    の遊び(J)を持って互いに円周方向で継続し、上記マ
    ンドレルの軸線(Z)に向って収束する方位を有する案
    内面(37)に装着されたダイ(12)と、 上記マンドレルの軸線(Z)に向って収束する方向に上
    記案内面(37)に沿って上記ダイ(12)を同時に摺
    動させるために上記プレスピストンに接続されるように
    意図した押圧部材(38)とを備えたことを特徴とする
    装置。 30、上記マンドレル(17)と上記押圧部材(38)
    との間に径方向に介挿されかつ管状構成有する除去ブッ
    シュ(54)を設けたことを特徴とする請求項29記載
    の装置。 31、上記ダイ(12)及び/または上記マンドレル(
    17)の自由端をキャップ押えする最終的に形成された
    バレル(3)及び/またはマンドレル(17)を、その
    マンドレルの軸線(Z)から離れる上記ダイ(12)の
    移動に対応する方向に戻すための手段(48、50)を
    設けたことを特徴とする請求項30記載の装置。 32、上記マンドレルは三角錐体のコア(33)を含み
    、この面に対して成形部材(31)が摺動可能に装着さ
    れており、上記コア(33)の軸線方向の行程を制限す
    る停止手段(64、69)と、上記プッシャ(38)に
    よって支持され上記コア(33)が上記停止手段に突き
    当ると上記マンドレルの軸線(Z)に上記成形部材(3
    1)を近づけるようにする方向に上記成形部材(31)
    を上記コア(33)に関して駆動するための駆動手段(
    57)とを更に具備したことを特徴とする請求項29、
    30又は31項記載の装置。 33、上記マンドレルは、コア(22)と、自己の軸線
    (Y)の周りで回転可能性を持って上記コアの相補的な
    円筒状の受けに支持された円筒状の成形部材(21)と
    を含んだことを特徴とする請求項29、30または31
    項記載の装置。 34、内部部材がその軸線(T)に関してほぼ径方向に
    配列された腕(102)を設けており、各腕は2つの介
    挿部材(206)によって部分的に包囲され、上記腕の
    わん曲した横方向形状の径方向の外面(203)はバレ
    ル(3)の環状壁(211)の内面に属する実質的に相
    補的な形状の縦方向の軌道(1)と当接し、上記バレル
    に関して上記内部部材の各腕(2)が予め定められた入
    れ子状行程に渡って可動される特に車両用の入れ子式動
    力伝達自在継手において、上記環状壁(211)は金属
    板から作られ、この壁の内部の形状に近似的に追従する
    外部形状を有することを特徴とする上記入れ子式動力伝
    達自在継手。 35、上記軌道(1)は凹面となっており、隆起部(4
    )によって分離されて対になって分布せしめられ、上記
    環状壁(3)の材料の径方向の厚みは上記隆起部(4)
    と一致して増大せしめられることを特徴とする請求項3
    4記載の入れ子式動力伝達自在継手。
JP2311237A 1989-11-17 1990-11-16 バレルを製造するための方法及び装置並びに該バレルから成る入れ子式動力伝達自在継手 Pending JPH03216232A (ja)

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FR898915106A FR2654654B1 (fr) 1989-11-17 1989-11-17 Procede pour realiser un barillet et joint de transmission articule telescopique comprenant un tel barillet.
FR8915106 1989-11-17

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FR2654654B1 (fr) 1994-06-10
FR2654654A1 (fr) 1991-05-24
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