JPH0321426A - 成型品の絵付け装置 - Google Patents

成型品の絵付け装置

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JPH0321426A
JPH0321426A JP15617889A JP15617889A JPH0321426A JP H0321426 A JPH0321426 A JP H0321426A JP 15617889 A JP15617889 A JP 15617889A JP 15617889 A JP15617889 A JP 15617889A JP H0321426 A JPH0321426 A JP H0321426A
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JP
Japan
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molded product
molded item
painting
heating means
sheet
Prior art date
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Pending
Application number
JP15617889A
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English (en)
Inventor
Sakae Aoyama
青山 栄
Tetsuo Hiraishi
平石 哲生
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Toppan Inc
Original Assignee
Toppan Printing Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0321426A publication Critical patent/JPH0321426A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は成型品の絵付け装置に関する。
更に詳しくは、本発明は、3次元曲面を有する立体成型
品の隅部まで絵付けできる絵付装置に関する. 〈従来技術〉 3次元曲面を有する立体成型品に、印刷方法により直接
絵付することは困難である。このため、印刷絵柄を施し
たプラスチックフイルムから戒る化粧シートを成型品表
面に貼り合わせたり、あるいは剥離性プラスチックフィ
ルムに印刷絵柄を施して転写箔とし、この転写箔から印
刷絵柄を成型品表面に転写する技術が知られている。
このような絵付け方法の一つに、真空圧空或型法と呼ば
れる技術がある。この技術は、例えば特開昭て41−1
7335号公報等に記載されている,この方法に使用さ
れる装置は、上記化粧シートや転写箔等の絵付け用シー
トで上下チャンバーに二分割される装置で、上チャンバ
ーには絵付け用シートを加熱する赤外線ヒーター、真空
吸引孔及び送風孔を有し、下チャンバーには成型品を載
置するテーブルと真空吸引孔を有するものである。
立体成型品は下チャンバーのテーブル上にReされる.
絵付け用シートは、上下チャンバーにニ分割するように
チャンバー周縁で固定され、赤外線ヒーターで加熱して
絵付け用シートを軟化すると共に、絵付け用シートに塗
布された接着剤を活性化する.絵付け用シートの加熱軟
化と相前後して、上下チ+ンバーに設けられた真空吸引
孔から真空吸引する。真空吸引は、軟化した絵付け用シ
ートに流体圧がかかって変形するのを防ぐため、上下チ
ャンバー内が常に同一圧力となるように同速度で行なわ
れる.一般には同一の真空ポンプにつないで同時に吸引
することにより、上下チャンバー内を同一圧力に保って
いる.次いで上チャンバー内に、送風孔から送風して上
チャンバーの圧力を高め、この圧力により絵付け用シー
トを変形すると共に、立体成型品表面に沿って成形・密
着して絵付けする。絵付けシートが化粧シートの場合は
この後周囲を切断して仕上げし、転写箔の場合は上記剥
離性プラスチックフィルムを剥離除去して印刷絵柄のみ
を戒形品表面に残す.この方法は、単に立体成型品表面
に絵付けできるだけでなく、表面に凹部を有する立体成
型品であっても、この凹部に空気を残すことなく、この
凹部形状に沿って絵付けできる点で極めて優れたもので
あった。
〈発明が解決しようとする課題〉 しかし、加熱された接着剤が冷えた成型品に接触すると
、その瞬間熱が成型品に奪われて十分に接着力が発揮で
きない。特に高さの高い立体成型品の場合は、絵付け用
シートが立体成型品に接触し始めた地点から熱が奪われ
始めるから、成型品の下部、すなわちテーブルに近い部
分では絵付けシート自体の温度も低下しており、十分な
接着力を得ることができず、絵付が不完全となる欠点を
持っていた。これを避けるため、絵付け用シートを高温
に加熱すれば、絵付けの際の伸びに耐えられず、破れる
結果となり、成型品に密着することができない. 〈諜題を解決するための手段〉 かかる問題を解決するため、請求項1の発明は、絵付け
用シートを介して上下チャンバーに二分割可能な装置で
あって、上チャンバーに加熱装置、真空吸引孔及び送風
孔を有し、下チャンバーに成型品載置用テーブル及び真
空吸引孔を有する成型品の絵付け装置において、下チャ
ンバー内に成型品加熱手段を有することを特徴とする成
型品の絵付け装置を提供する. また、請求項2の発明は、上記成型品加熱手段が、成型
品の上方の位置と、その側方の位置の間を移動可能なヒ
ーターであることを特徴とする絵付け装置を提供する. 〈作用〉 本発明に係る装置は、成型品加熱手段を下チャンバー内
に有する点を除いて、従来の真空圧空戒型装置と同じで
ある.従って、その使用方法も大略同一であるが、上下
チャンバーを真空吸引すると同時に、又はその・後、送
風の前に、ヒーターから成る成型品加熱手段が成型品の
上方に位置して、成型品を加熱する.次いで成型品加熱
手段が側方に移動すると共に送風して絵付けシートを成
型品に密着する. このように、成型品加熱直後に絵付けシートを密着でき
るので、絵付けシートの温度低下が生しることがない。
かくして絵付けシートは十分な伸びを保つと共に接着剤
が強固な接着力を有し、成型品に密着する. 〈実施例〉 以下、図面を参照して本発明の実施例を説明する。
図面の第1図〜第3図は、本発明に係る装置を用いて絵
付する工程を示す説明図である。
すなわち、第1図に示すように、本発明に係る装置は外
壁により密閉されたチャンバーを構威し得るものである
.外壁は上下に二分割されており、両者は相対的に移動
可能で、開閉自在に構威されている.上部外壁又は下部
外壁は、例えば油左ボンブ等により移動できる。そして
、この両外壁の間に絵付用シートを介在させることによ
り、チャンバーを上下の二つのチャンバーに分割できる
上チャンバーOr5の内部には絵付け用シ一ト(6)、
加熱装置(9)が設けられている。この加熱装置(9)
は絵付用シート(6)を加熱して軟化させると共に接着
剤を活性化するもので、遠赤外線ヒーターが好適に用い
られる。
また、上チャンパー00には真空吸引孔と送風孔が設け
られている。両者は別個に設けても良いが、一つの孔で
兼ねることもできる.別個に設けた場合には真空吸引孔
を真空ポンプに連結し、送風孔を弁を介して外気又は送
風ポンプに連結する.つの孔で兼ねる場合は切り替え弁
を介して真空ポンプ及び外気又は送風ポンプに連結すれ
ば良い。
図示の例は、一つの孔00で兼ねたものである。
下チャンバー(1)には真空吸引孔α力が設けられてい
る。真空吸引孔0’7Jは図示しない真空ポンプに連結
されている.上チャンバー0[Dと下チャンバー(1)
の双方を常に同一圧力に真空吸引するように、上チャン
バー0[Dの真空吸引孔と下チャンバー(1)の真空吸
引孔は同一の真空ポンプに連結するのが望ましい. また、下チャンバー(1)内部には、成型品(4) [
置用テーブル(2)が設けられている.テーブル(2)
に直接成型品(4)を載置しても良いが、裏面が凹凸の
成型品(4)の場合には、この裏面形状に合致した形状
の治具(3)を用いて成型品(4)を固定することが便
利である. 下チャンバー(1)内部には、成型品加熱手段(7)が
設けられている。成型品加熱手段(7)は成型品(4)
の絵付けする表面を外部から加熱するもので、遠赤外線
パネルヒーターが好ましい。また成型品(4)全体を均
一に加熱するため、成型品(4)の上方、すなわち成型
品(4)と絵付け用シート(6)の間の位置に配置する
ことが望ましい。もっとも、この場合には絵付け用シー
ト(6)を成型品(4)に密着する隙に、この成型品加
熱手段(7)は側方に移動して、妨げにならないことが
必要である. なお、本発明に使用する絵付け用シートは、印刷絵柄を
施したプラスチックフィルムに接着剤を塗布した化粧シ
ート、又は剥離性プラスチンクフィルムに表面保護層、
絵柄層等の機能層と接着剤層を設けた転写箔である.な
お、接着剤層を持たない化粧シートや転写箔も使用でき
るが、この場合には成型品表面に接着剤を塗布する必要
がある。
成型品表面への塗布はスプレーコートなど゛の方法で可
能である.化粧シートのベースとなるプラスチックフィ
ルムは熱軟化性のものなら任意のもので良いが、戒形性
、軟化時に穴が生じにくいこと等の点から、ポリ塩化ビ
ニル、アクリロニトリルーブタジエンースチレン共重合
体、ボリスチレン、ポリアクリロニトリル等が好ましい
.剥離性プラスチックフィルムは、かかるプラスチック
フィルムをそのまま使用しても良いし、熱硬化性樹脂等
を塗布硬化したものを使用しても良い.また、 接着剤
はいずれの場合も熱により接着力を発揮するもので、ポ
リメタクリル酸メチル、ポリアクリル酸メチル等の感熱
接着剤である。
本発明に係る装置は、第2図に示すように、まず、テー
ブル(2)上に゛立体戒形品(4)を載置する.立体成
型品(4)は任意の材質のもので良いが、図示の例では
アクリロニトリルーブタジエンースチレン共重合体の成
型品である。なお、(3)は戒形品(4)を安定に載置
するため、その裏面形状に合わせて戊型した治具である
. 次いで、上下の外壁の間に、絵付け用シート(6)の周
縁をはさんで固定するとともに、チャンバーは上下のチ
ャンバーに分割され、それぞれ気密に密閉されている。
なお、本例において、絵付け用シート(6)は、ポリ塩
化ビニルフィルムの両面にそれぞれ接着剤層(5)と印
刷絵柄を設けた化粧シートを使用した. 次いで、上下チャンバーを真空吸引すると共に、成型品
(4冫上方に配置した成型品加熱用パネルヒーター(7
)及び加熱装置(9)により、それぞれ、成型品(4)
及び絵付け用シー } (6)を加熱した(第2図)。
真空度が5 t o r r.に達したところで、成型
品加熱用パネルヒーター(7)の加熱を停止して側方へ
移動させ、テーブル(2)を押し上げると共に、上チャ
ンバー内に圧縮空気を送風した,圧縮空気は大気との差
圧3 kg/ciJのものである.このテーブル(2)
の押上げと送風により、絵付け用シートが変形し、成型
品(4)表面に沿って戒形・密着した(第3図)。
得られた戒形品は、その下部に敗るまで十分に化粧シー
トが密着し、また剥れ難いものであった.〈発明の効果
〉 本発明によれば、真空吸引と同時又はこの後に成型品を
加熱し、直後に絵付けできるので、絵付け用シートの温
度低下が生じにくい.その上、加熱された成型品は真空
下に維持されているため、熱伝導による成型品の冷却も
生じないから、絵付け用シートは成型品との密着の開始
から終了まで十分な温度に維持されている.このため、
接着不良を生じることなく、成型品全表面に紋付が可能
となる。
また、絵付け用シートも、軟化に必要な温度以上に加熱
する必要はないから、絵付けの際に破れることがなく、
また耐熱性の小さいフィルムも使用可能となる.
【図面の簡単な説明】
図面の第1図〜第3図は、本発明に係る装置を用いて絵
付する工程を示す説明図である。 (1)・・・・下チャンバー  (2)・・・・テーブ
ル(3)・・・・治具      (4)・・・・成型
品第1図 接着剤 絵付け用シート 成型品加熱手段 加熱装置 上チャンバー 真空吸引兼送風孔 真空吸引孔 特 許 凸版印刷株式会社 代表者 鈴木和夫 第2図 第3図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)絵付け用シートを介して上下チャンバーに二分割
    可能な装置であって、上チャンバーに加熱装置、真空吸
    引孔及び送風孔を有し、下チャンバーに成型品載置用テ
    ーブル及び真空吸引孔を有する成型品の絵付け装置にお
    いて、下チャンバー内に成型品加熱手段を有することを
    特徴とする成型品の絵付け装置。
  2. (2)成型品加熱手段が、成型品の上方の位置と、その
    側方の位置の間を移動可能なヒーターであることを特徴
    とする請求項(1)記載の絵付け装置。
JP15617889A 1989-06-19 1989-06-19 成型品の絵付け装置 Pending JPH0321426A (ja)

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