JPH0321266A - 遠赤外線の効力増強方法およびこの方法を利用した遠赤外線放射体構造物 - Google Patents

遠赤外線の効力増強方法およびこの方法を利用した遠赤外線放射体構造物

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JPH0321266A
JPH0321266A JP1154429A JP15442989A JPH0321266A JP H0321266 A JPH0321266 A JP H0321266A JP 1154429 A JP1154429 A JP 1154429A JP 15442989 A JP15442989 A JP 15442989A JP H0321266 A JPH0321266 A JP H0321266A
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far
far infrared
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cotton
infrared radiator
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JP1154429A
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Takemasa Kouchi
幸地 武正
Tetsuya Kouchi
幸地 哲也
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  • Radiation-Therapy Devices (AREA)
  • Disinfection, Sterilisation Or Deodorisation Of Air (AREA)
  • Inorganic Fibers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、遠赤外線の効力増強方法およびこの方法を利
用した遠赤外線放射体構造物に関する。
[従来の技術] 遠赤外線は熱を効率よく伝えるため、遠赤外線放射体は
暖房器具や調理器具の熱源として広く利用されている。
また、近年、遠赤外線が消臭効果、人体に対する生理・
生体的活性効果等の効力を有することが明らかとなって
以来、遠赤外線放射体を、寝具や衣料等のように人体に
接した状態で使用される遠赤外線放射体構造物に繊維状
や粒状に加工して含ませ、常温下の遠赤外線放射体から
発せられる遠赤外線の利用を図ることが試みられている
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、常温下の遠赤外線放射体から発せられる
遠赤外線が有する消臭効果や、神経痛、腰痛、膝関節痛
、喘息、皮膚炎、不眠症等の疾病に対する改善効果のよ
うな人体に対する生理・生体的活性効果の活用を図った
従来の遠赤外線放射体構造物では、その効果が一様では
なく、遠赤外線の有する効力をいかんなく発揮させるま
でにはいたっていなかった。
したがって本発明の第1の目的は、常温下の遠赤外線放
射体から発せられる遠赤外線の有する効力をいかんなく
発揮させることができる遠赤外線の効力増強方法を提供
することにあり、さらに第2の目的は、この方法を利用
して、遠赤外線の有する消臭効果や人体の生理・生体的
活性効果等を容易に有効利用することができる遠赤外線
放射体構造物を提供するこ′とにある。
C課題を解決するための手段] 本発明は上記の2つの目的を達或するためになされたも
のであり、第1の目的を達成する本発明の遠赤外線の効
力増強方法は、遠赤外線放射体の表面もしくは内部に、
吸湿・保湿性物質を介して水分を供給することを特徴と
するものであり、第2の目的を達成する本発明の遠赤外
線放射体構造物は、上述の遠赤外線の効力増強方法を利
用するものであり、゜遠赤外線放射体と吸湿・保湿性物
質との積層物を含むことを特徴とするものである。
先ず本発明の遠赤外線の効力増強方法について説明する
本発明の方法に用いる遠赤外線放射体は特に限定される
ものではなく、酸化ジルコニウム、酸化アルミニウム、
酸化ケイ素、酸化チタン、炭化ケイ素、窒化アルミニウ
ム等のセラミックスの単体や、これらセラミックスと樹
脂との複合物などの従来より用いられている遠赤外線放
射体を用いることができる。このときの遠赤外線放射体
の形状は繊維、バルク、粉末等いかなる形状のものであ
ってもよい。
また本発明の方法に用いる吸湿・保湿性物質は、上記遠
赤外綿放射体の表面もしくは内部に水分を安定供給する
ためのものであり、このような吸湿・保湿性物質として
は、羊毛や絹等の動物繊維、木綿や亜麻等の植物繊維、
レーヨンやキュプラ等の再生繊維等の吸湿・保湿性に優
れた繊維物質を用いることカセ好ましい。
本発明の方法は、遠赤外線放射体の表面もしくは内部に
、吸湿・保湿性物質を介して水分を供給することを特徴
とするものであり、このときの水源は人為的に設けても
よく、また人体の発汗を利用してもよく、さらに大気中
の湿度が高い環境下では、この湿度を利用してもよい。
吸湿・保湿性物質を介在させることにより、遠赤外線放
射体におよぼす大気中の湿度の影響が低減され、遠赤外
線放射体の表面もしくは内部に水分を安定供給すること
か可能となる。そして、遠赤外線放射体の表面もしくは
内部に水分を安定供給することにより、この遠赤外線放
射体から発せられる遠赤外線の有する消臭効果や人体に
対する生理・生体的活性効果等の効力をいかんなく発揮
させることができる。
次に本発明の遠赤外線放射体構造物について説明すると
、この構造物は、遠赤外線放射体と吸湿・保湿,性物質
との積層物を含むことを特徴とする。
本発明の遠赤外線放射体構造物において用いられる遠赤
外線放射体としては、前述の遠赤外線の効力増強方法と
同様に、従来より用いられている遠赤外線放射体を用い
ることができ、吸水性や結露現象の発現等の点から、綿
状に加工した遠赤外線放射体を用いることが特に好まし
い。
また本発明の遠赤外線放射体構造物に用いられる吸湿・
保湿性物質は、水分を吸収、保持した後、遠赤外線放射
体に水分を安定供給するためのものであり、本発明の遠
赤外線の効力増強方法において用いられたものをそのま
ま用いることができるが、本発明の遠赤外線放射体構造
物を蒲団等の寝具に利用する場合には、風合の点から、
インド産木綿、メキシコ産木綿、エジプト産木綿等の各
種木綿を用いることが好ましい。
遠赤外線放射体と吸湿・保湿性物質との積層物における
両肯の割合は、雫湿・保.湿性物質から遠赤外線放射体
に水分を安定供給することができる割合であればよい。
この割合は吸湿・保湿性物質の種類により異なるが、例
えば遠赤外線放射体として綿状に加工したセラミックス
繊維(またはセラミックスー樹脂複合繊維)を用い、吸
湿・保湿性物質としてインド産木綿を用いる場合には、
綿状に加工したセラミックス繊維(またはセラミックス
ー樹脂複合繊維)とインド産木綿とがともに未使用の段
階で、セラミックス繊維(またはセラミックスー樹脂複
合繊維)と木綿との厚みの比を1:0.1〜1:10と
することにより、所望の効果を得ることができる。なお
、本発明の遠赤外線放射体構造物を掛蒲団に適用する場
合には、綿状に加工したセラミックス繊維(またはセラ
ミックスー樹脂複合繊維)と木綿との厚みの比を1=0
.  25 [8 (am)  : 2 (am) ]
とすることが特に好ましい。
この遠赤外線放射体と吸湿・保湿性物質との積層物は、
遠赤外線放射体と吸湿・保湿性物質とをそのまま積層し
て得てもよく、また両者を二一ドルパンチ等により機械
的に接合させて得てもよく、さらには接着剤等により化
学的に点接合させて得てもよい。なお、接着剤等により
化学的に接合させる場合には、吸湿・保湿性物質から遠
赤外線放射体への水分の供給が、接合に用いた化学物質
により阻害され過ぎないよう考慮する。
本発明の遠赤外線放射体構造物は、上述の積層物を布や
不織布で被包することにより得ることができる。使用に
際しては、人体からの汗あるいはその蒸気が遠赤外線放
射体構造物中の吸湿・保湿性物質に吸収・保持されやす
いように、これを人体側に位置させる必要がある。
また、積層物を被包する布あるいは不織布のうち、少な
くとも使用時において人体側に位置する部分は、上記積
層物を構戊する吸湿・保湿性物質が人体からの汗もしく
はその蒸気を十分に吸収できるように、透過性に優れて
いなければならない。
このような布あるいは不織布としては、木綿繊維、アク
リル繊維、ナイロン繊維、ビニロン繊維等からなる布お
よびこれら繊維を用いた不織布が例示される。
[実施例] 以下、本発明の実施例について説明する。
実施例1 遠赤外線放射体として綿状に加工したセラミックスー樹
脂複合繊維(商品名:クラレエステルロンウェーブ、ク
ラレ■製)を用い、この遠赤外線放射体の表面もしくは
内部に、吸湿・保湿性物質であるインド産木綿を介して
水分を供給する、本発明の遠赤外線の効力増強方法を実
施して、その効力の一つである消臭効果を以下のように
して評価した。
まず、第1図に示すように、バルブ1を有する配管2と
、バルブ3を有する配管4と、開閉口5とを備えた密閉
容器6内に、水の入った容器7を載置して、この容器7
に細孔が穿設された蓋8をし、この蓋8の上に綿状に加
工したセラミックスー樹脂複合繊維つとインド産木綿1
0との厚みの比が1 : 0. 25 [8 (cm)
  : 2 (Cm) ]である積層物11を載せ、イ
ンド産木綿10に容器7内からの水蒸気を一旦吸湿・保
湿させ、インド産木綿10を介してセラミックスー樹脂
複合繊維9に水分が安定供給されるようにして開閉口5
を閉じて密閉容器6を密閉した。
この後、バルプ3は閉とした状態で、バルブ1を有する
配管2を介してアンモニアとビルビン酸の混合溶液l2
の臭いを密閉容器6内に充満させた後バルプ1も閉とし
た。
そして、1゛0日後にバルブ3を開として密閉容器6内
の気体を採取し、この気体が臭いを発しているか否かを
嗅覚により確認することにより、遠赤外線放射体である
セラミックスー樹脂複合繊維9から発せられた遠赤外線
の消臭効果を評価したところ、臭いを感知することはで
きず、優れた消臭効果が発現していたことが確認された
比較例1 インド産木綿10を用いなかった以外は実施例1と同様
にして、セラミックスー樹脂複合繊維9から発せられた
遠赤外線の消臭効果を評価したところ、アンモニアとピ
ルビン酸の混合溶液の臭いを感知することができ、実施
例1の場合より消臭効果が低いことが確認された。
実施例2および比較例2 実施例2として、遠赤外線放射体として綿状に加工した
厚み8cmのセラミックスー樹脂複合繊維(商品名:ク
ラレエステルロンウェーブ、クラレ■製)を、また吸湿
・保湿性物質として厚み2cmのインド産木綿を用い(
綿状に加工したセラミックスー樹脂複合繊維とインド産
木綿との厚みの比−1 : 0.  25) 、これら
を積層して積層物を得、この積層物を用いて、常法によ
り105X190emの掛蒲団を得た。このときの表地
としてはポリエステル繊維布を、また裏地としてはアク
リル繊維布を用いた。
また比較例2として、インド産木綿を用いなかった以外
は実施例2と同様にして、実施例2と同一形状の掛蒲団
を得た。
これらの掛蒲団中のセラミックスー樹脂複合繊維から発
せられる遠赤外線の人体に対する生理・生体的活性効果
を評価するにあたり、実施例2と比較例2について神経
痛罹患者各20名、腰痛罹患者各10名、膝関節痛罹患
者各15名、喘息罹患者各10名、皮膚炎罹患者各10
名、および不眠症罹患者各15名からなる計160名の
パネラーに、各掛蒲団を10日間づつ連続して使用して
もらい、各人の病状の変化を解答してもらうパネルテス
トを行った。この結果を表−1に示す。
(以下、余白) 表−1から明らかなように、多くのパネラーが、本実施
例の掛蒲団は病状の改善に著効および有効であったと解
答している。一方、本比較例の掛蒲団を使用した場合に
は、病状の改善に著効であったと解答した人は僅かであ
った。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明によれば常温下の遠赤外線
放射体から発せられる遠赤外線の有する効力をいかんな
く発揮させることができ、さらに、遠赤外線の有する効
力を容易に有効利用することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の遠赤外線の効力増強方法を適用した
場合に遠赤外線の消臭効果を評価するための密閉容器゜
の模式図である。 9・・・綿状に加工したセラミックスー樹脂複合繊維、
10・・・インド産木綿。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)遠赤外線放射体の表面もしくは内部に、吸湿・保
    湿性物質を介して水分を供給することを特徴とする遠赤
    外線の効力増強方法。
  2. (2)遠赤外線放射体と吸湿・保湿性物質との積層物を
    含むことを特徴とする遠赤外線放射体構造物。
JP1154429A 1989-06-19 1989-06-19 遠赤外線の効力増強方法およびこの方法を利用した遠赤外線放射体構造物 Pending JPH0321266A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0617744U (ja) * 1992-02-26 1994-03-08 安朗 生野 赤色に着色した遠赤外線セラミック層

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JPS646170A (en) * 1987-06-26 1989-01-10 Anmin Kogyo Co Ltd Thread

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