JP2873212B2 - ベッドパット - Google Patents

ベッドパット

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JP2873212B2
JP2873212B2 JP25537496A JP25537496A JP2873212B2 JP 2873212 B2 JP2873212 B2 JP 2873212B2 JP 25537496 A JP25537496 A JP 25537496A JP 25537496 A JP25537496 A JP 25537496A JP 2873212 B2 JP2873212 B2 JP 2873212B2
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信秀 前田
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OOHARA SANWA KK
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ベッドの上に装着
するベッドパットに関し、特に遠赤外線放射特性を有す
ると共に、抗菌性、脱臭性および防カビ抵抗性、ノミや
ダニ等の衛生害虫に対する忌避効果を有するそば殻を用
いたベッドパットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、遠赤外線放射特性を有すると共
に、抗菌性、脱臭性および防カビ抵抗性、衛生害虫に対
する忌避効果を有するベッドパットは、一般の使用に供
されておらず、単にキルティング加工を施したベッドパ
ットが広く用いられているに過ぎない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来、遠赤外線放射特
性を有すると共に、抗菌性、脱臭性および防カビ抵抗
性、忌避効果を有するベッドパットは一般の使用に供さ
れていないために、従来のベッドパットでは遠赤外線放
射効果による血流の増進効果、抗菌、脱臭作用および防
カビ抵抗性、衛生害虫に対する忌避効果を全く期待する
ことができないという問題点があった。
【0004】本発明は前記従来の問題点を解決すべくな
したもので、そば殻に遠赤外線放射特性、抗菌性、脱臭
性および防カビ抵抗性、衛生害虫に対する忌避効果を付
与するように加工して、該そば殻をベッドパットの材料
として利用することにより、一般生菌による病気の発生
や、衛生害虫から受ける被害を防止すると共に、寝具の
不快な臭いも除去することができる遠赤外線放射特性を
有すると共に、抗菌性、脱臭性および防カビ抵抗性、衛
生害虫に対する忌避効果を有するベッドパットを提供し
ようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、粒径5μm以
下のマグネシア40〜60重量%と蛇紋石40〜60重
量%を混合した複合セラミックス、またはマグネシア2
0〜40重量%、酸化亜鉛20〜40重量%、硅石20
〜40重量%およびチタン20〜40重量%を混合した
複合セラミックス、あるいはマグネシア20〜30重量
%、硅石20〜30重量%および酸化カルシウム40〜
60重量%を混合した複合セラミックスのうちのいずれ
かと、水および分散剤とを混合攪拌して得られたセラミ
ックス溶液を、そば殻を装入した真空加工機に導入し、
且つ該真空加工機内の圧力を−500mmHg〜−70
0mmHgにして、前記そば殻の果皮部にある気孔を開
口せしめて、前記セラミックス溶液を前記開口された気
孔内に圧入浸透させ、然る後前記真空加工機を大気圧に
戻して前記気孔を閉鎖せしめてそば殻を取出し、乾燥機
により乾燥して、そば殻の果皮部の気孔内に前記複合セ
ラミックスを封止させて遠赤外線放射特性を有すると共
に、抗菌性、脱臭性および防カビ抵抗性、衛生害虫に対
する忌避効果を有するそば殻を製造する一方、基布の表
面のほぼ全面に亘って接着剤塗布面を形成し、且つ該接
着剤塗布面に前記そば殻を接着成層すると共に、前記基
布表面上に被覆布を被覆固着するという方法、または、
粒径5μm以下のマグネシア40〜60重量%と蛇紋石
40〜60重量%を混合した複合セラミックス、または
マグネシア20〜40重量%、酸化亜鉛20〜40重量
%、硅石20〜40重量%およびチタン20〜40重量
%を混合した複合セラミックス、あるいはマグネシア2
0〜30重量%、硅石20〜30重量%および酸化カル
シウム40〜60重量%を混合した複合セラミックスの
うちのいずれかと水とを混合攪拌して得られたセラミッ
クス溶液を、そば殻を装入した真空加工機に導入し、且
つ該真空加工機内に圧力を−500mmHg〜−700
mmHgにして、前記そば殻の果皮部にある気孔を開口
せしめて、前記セラミックス溶液を前記開口された気孔
内に圧入浸透させ、然る後前記真空加工機を大気圧に戻
して前記気孔を閉鎖せしめてそば殻を取出し、乾燥機に
より乾燥して、そば殻の果皮部の気孔内に前記複合セラ
ミックスを封止させて遠赤外線放射特性を有すると共
に、抗菌性、脱臭性および防カビ抵抗性、衛生害虫に対
する忌避効果を有するそば殻を製造する一方、基布の表
面のほぼ全面に亘って接着剤塗布面を形成し、且つ該接
着剤塗布面に前記そば殻を接着成層すると共に、前記基
布表面上に被覆布を被覆固着するという方法、あるい
は、粒径5μm以下のマグネシア40〜60重量%と蛇
紋石40〜60重量%を混合した複合セラミックス、ま
たはマグネシア20〜40重量%、酸化亜鉛20〜40
重量%、硅石20〜40重量%およびチタン20〜40
重量%を混合した複合セラミックス、あるいはマグネシ
ア20〜30重量%、硅石20〜30重量%および酸化
カルシウム40〜60重量%を混合した複合セラミック
スのうちのいずれかと、水および分散剤とを混合攪拌し
て得られたセラミックス溶液を、そば殻を装入した真空
加工機に導入し、且つ該真空加工機内の圧力を−500
mmHg〜−700mmHgにして、前記そば殻の果皮
部にある気孔を開口せしめて、前記セラミックス溶液を
前記開口された気孔内に圧入浸透させ、然る後前記真空
加工機を大気圧に戻して前記気孔を閉鎖せしめてそば殻
を取出し、乾燥機により乾燥して、そば殻の果皮部の気
孔内に前記複合セラミックスを封止させて遠赤外線放射
特性を有すると共に、抗菌性、脱臭性および防カビ抵抗
性、衛生害虫に対する忌避効果を有するそば殻を製造す
る一方、基布の表面に適宜の間隔部を有して方形状、円
形状または不定形状の複数個の接着剤塗布面を形成し、
且つ該接着剤塗布面に前記そば殻を接着成層すると共
に、前記基布表面上に被覆布を被覆固着するという方
法、そしてまたは、粒径5μm以下のマグネシア40〜
60重量%と蛇紋石40〜60重量%を混合した複合セ
ラミックス、またはマグネシア20〜40重量%、酸化
亜鉛20〜40重量%、硅石20〜40重量%およびチ
タン20〜40重量%を混合した複合セラミックス、あ
るいはマグネシア20〜30重量%、硅石20〜30重
量%および酸化カルシウム40〜60重量%を混合した
複合セラミックスのうちのいずれかと水とを混合攪拌し
て得られたセラミックス溶液を、そば殻を装入した真空
加工機に導入し、且つ該真空加工機内に圧力を−500
mmHg〜−700mmHgにして、前記そば殻の果皮
部にある気孔を開口せしめて、前記セラミックス溶液を
前記開口された気孔内に圧入浸透させ、然る後前記真空
加工機を大気圧に戻して前記気孔を閉鎖せしめてそば殻
を取出し、乾燥機により乾燥して、そば殻の果皮部の気
孔内に前記複合セラミックスを封止させて遠赤外線放射
特性を有すると共に、抗菌性、脱臭性および防カビ抵抗
性、衛生害虫に対する忌避効果を有するそば殻を製造す
る一方、基布の表面に適宜の間隔部を有して方形状、円
形状または不定形状の複数個の接着剤塗布面を形成し、
且つ該接着剤塗布面に前記そば殻を接着成層すると共
に、前記基布表面上に被覆布を被覆固着するという方
法、のいずれかを採用することにより、上記問題点を解
決した。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明者は、単一成分のセラミッ
クスにつき、夫々抗菌率と脱臭率および遠赤外線放射率
を個々に測定し、抗菌率、脱臭率並びに遠赤外線放射率
において優れたものを抽出すると共に、前記各セラミッ
クスを2種以上一定比率で混合攪拌し、然る後仮焼して
得られた遠赤外線放射特性を有すると共に、抗菌性およ
び脱臭性を有し、且つ防カビ抵抗性、衛生害虫に対する
忌避効果を有する複合セラミックスと水および分散剤、
または水と混合して得られたセラミックス溶液を、そば
殻を装入した真空加工機内に導入し、該真空加工機内を
減圧して、前記複合セラミックスをそば殻の果皮部の気
孔内に封止させることにより、遠赤外線放射特性を有す
ると共に、抗菌性、脱臭性および防カビ抵抗性、衛生害
虫に対する忌避効果を有するそば殻を製造し、そして該
そば殻をベッドパットの材料として利用することにより
本発明をなした。以下本発明につき詳細に説明する。
【0007】本発明に使用される遠赤外線放射特性を有
すると共に、抗菌性および脱臭性を有する複合セラミッ
クスを構成する単一成分のセラミックスの抗菌率と脱臭
率および平均放射率を測定したところ、表1,表2に示
す測定値を得た。
【0008】
【表1】
【0009】
【表2】
【0010】表1の結果から、マグネシアは大腸菌およ
びブドウ状球菌に対してほぼ100%近い抗菌率を有す
るが、臭気の発生源であるアンモニアや硫化水素に対し
ては脱臭性はほとんどなく、酸化亜鉛は硫化水素に対し
て100%の脱臭率を有するが、アンモニアに対しては
ほとんど脱臭性がなく、抗菌性もほとんどなく、また硅
石は硫化水素に対して100%、アンモニアに対しては
93%の脱臭率を有するが、抗菌性はほとんどなく、そ
して、酸化カルシウムはアンモニアや硫化水素に対して
80%の脱臭率を有し、大腸菌に対して85%、ブドウ
状球菌に対して95%の高い抗菌率を有し、蛇紋石が大
腸菌に対して86%、ブドウ状球菌に対して96%の抗
菌率を有すると共に、アンモニアに対しては95%、硫
化水素に対して90%の脱臭率を有することが判った。
なお、チタンは、アンモニアに対しては60%と中程度
の脱臭率しかなく、硫化水素に対してはほとんど脱臭性
がなく、大腸菌およびブドウ状球菌に対してほとんど抗
菌性がないことが判ったが、チタンは他のセラミックス
と混合することにより、該セラミックスの効力を活性化
させる活性材として使用できるので、本発明に採用し
た。更に、表2の結果より、前記各セラミックスとも放
射率が比較的高いことが判った。
【0011】上記の結果より、本発明者は前記各単一成
分のセラミックスを2種以上混合することにより、遠赤
外線放射特性を有すると共に、抗菌性、脱臭性および防
カビ抵抗性、衛生害虫に対する忌避効果を併せ有する複
合セラミックスが得られるのではないかと考え、マグネ
シア40〜60重量%と蛇紋石40〜60重量%を混合
した複合セラミックス、またはマグネシア20〜40重
量%、酸化亜鉛20〜40重量%、硅石20〜40重量
%およびチタン20〜40重量%を混合した複合セラミ
ックス、あるいはマグネシア20〜30重量%、硅石2
0〜30重量%および酸化カルシウム40〜60重量%
を混合して得られた複合セラミックスの遠赤外線放射
率、防カビ抵抗、忌避率、抗菌率および脱臭率をそれぞ
れ測定したところ、それぞれよい測定結果が得られた。
そして、表3に示す最も好ましい各セラミックスの混合
比率で混合した複合セラミックスの測定をしたところ、
表4に示すような測定値が得られた。表3の各混合比率
で得られた複合セラミックスをそれぞれ複合セラミック
スA,B,Cとし、表4にもこれを適用した。
【0012】
【表3】
【0013】
【表4】
【0014】すなわち、前記3種の複合セラミックス
A,B,Cのいずれも遠赤外線放射率は92%以上で極
めて高い放射率を有し、且つ抗菌率および脱臭率、防カ
ビ抵抗、ノミやダニ等の衛生害虫に対する忌避率も極め
て高いことが判った。
【0015】次に、本発明に採用する遠赤外線放射特性
を有すると共に、抗菌性、脱臭性を有し、且つ防カビ抵
抗性、衛生害虫に対する忌避効果を有する複合セラミッ
クスの製造方法について詳細に説明する。前記複合セラ
ミックスを構成する各単一成分の各セラミックスの粒径
は、5μm以下の微粉末を使用する必要があり、そして
これら各セラミックスを混合すると、各セラミックスの
比重、水分、湿度等の物理的特性が夫々異なると共に、
これら原材料である前記各セラミックスは粒径が5μm
以下の微粉末であるため、凝集化が安易に作用して、前
記各セラミックスを均一に混合することは極めて容易で
はない。
【0016】そこで本発明者は、表3に示すような好ま
しい混合率により前記2種以上の単一成分のセラミック
スを夫々所定比率で混合機に投入して混合攪拌した後、
その混合物を粉砕機に投入して粉砕し、更に、前記粉砕
したものを再び混合機に投入して混合攪拌し、その後ま
た粉砕機に投入して粉砕するという工程を順次約30分
間繰返すという手段を採用することにより、均一に混合
された複合セラミックスを作ることができた。
【0017】そして、前記均一に混合された複合セラミ
ックスの化学特性の安定化を図るため、複合セラミック
スを200〜500℃の仮焼温度で焼成機により焼成し
て、遠赤外線放射特性を有すると共に抗菌性、脱臭性お
よび防カビ抵抗性、衛生害虫に対する忌避効果を有する
複合セラミックスとするのである。
【0018】なお、前記複合セラミックスの材料である
各セラミックスの水素イオン濃度は、表5に示すように
アルカリ性状を呈している。また、前記各セラミックス
より成る複合セラミックスも表6に示すようにアルカリ
性状を呈している。
【0019】
【表5】
【0020】
【表6】
【0021】表5記載の水素イオン濃度を有する各セラ
ミックスを複合した本発明に採用される複合セラミック
スの水素イオン濃度は、前記のように200℃〜500
℃で焼成されているので、表6に示すように非常に安定
してアルカリ性状を呈し、水素イオン濃度の経時変化が
ない。更に、これら複合セラミックスは仮焼によって結
晶化されて、電界エネルギー(陽イオン)を発生する機
能を有する複合セラミックスになる。前記複合セラミッ
クスがアルカリ性状を呈するのは、その焼成加工中に不
純物がガス化されるので、単一成分のセラミックスより
もアルカリ性に移行するからである。
【0022】前記表5〜表6から前記製造方法によって
得られた複合セラミックスは、陽イオンを有する複合セ
ラミックスであり、アルカリ域の水素イオンになり、1
年以上という長時間に亘って経時変化がなく安定してい
て、脱臭機構は分解作用であるという特性を有し、その
結果前記製造方法によって得られた複合セラミックス
は、遠赤外線放射特性を有する外に、抗菌性と脱臭性の
両作用を兼ね備えていることが判った。
【0023】すなわち、一般的に生菌の表層(壁)は陰
イオンであって、そのため中性領域(pH7.0〜7.
5)でしか生息が不可能であるが、前記製造方法によっ
て得られた複合化された複合セラミックスの最大の特性
として陽イオンを発生するので、陰イオンである菌体の
表層(壁)が、前記複合セラミックスの陽イオンによっ
て破壊されると同時に、菌体蛋白質が変成して、呼吸困
難となり死滅するのである。
【0024】更に、硫化水素およびアンモニア等に対す
る脱臭作用は、物理的吸着または化学的吸着等の一般的
作用ではなく、分解作用のため飽和状態にならないの
で、抗菌力と同様に、脱臭力を半恒久的に有すると共
に、毒性をも有していないのである。
【0025】本発明の材料となるそば殻の加工方法を、
図1の真空処理装置に基づいて説明する。先ず前記遠赤
外線放射特性を有すると共に、抗菌性および脱臭性、並
びに防カビ抵抗性、衛生害虫に対する忌避効果を有する
5μm以下の粒径の複合セラミックスを水および分散剤
と共に攪拌槽1に投入して、これらを充分に混合攪拌す
る。そして、前記攪拌槽1で混合攪拌して得られたバル
ブ(スラリー)状態のセラミックス溶液を送液パイプ2
を介して真空加工機3の貯液槽4に注入する。前記送液
パイプ2と貯液槽4間にはストレーナー5が設けられて
ごみ等を除去する。
【0026】次に、前記真空加工機3の貯液槽4の下面
に配設された注液槽6内に加工するそば殻を装入して、
蓋体7を密閉する。そして、貯液槽4内のセラミックス
溶液を注入パイプ8を介して注液槽6内に注入しなが
ら、前記真空加工機3の貯液槽4および注液槽6内の圧
力を、減圧機9により、好ましくは−1000mmHg
〜−550mmHg、特に好ましくは−700mmHg
〜−500mmHgに設定する。前記真空加工機3の貯
液槽4および注液槽6の圧力が前記好ましい圧力になる
と、前記注液槽6内に装入されたそば殻の果皮部の気孔
に、所謂「毛羽タキ」の現象(一般的には起毛現象)が
発生して気孔を開口せしめる。この状態になった時に、
分散剤の添加混入によって活性化されたセラミックス溶
液が、前記開口された気孔内に圧入浸透する。前記「毛
羽タキ」の現象が生ずるのは大体外層から0.1〜0.
2mm位までの範囲である。
【0027】その後、注液槽6から排液ポンプ10によ
り排出パイプ11を介してセラミックス溶液を貯液槽4
内に戻しバルブ12を閉止し、再び注液槽6内を真空に
してそば殻の果皮部に付着したセラミックス溶液を除去
する。そして、この除去されたセラミックス溶液は注液
槽6内を大気圧に戻して貯液槽4内に排出することによ
り、そば殻の真空処理は完了し、蓋体7を開放して処理
済みそば殻を取出す。
【0028】次に、前記真空加工機3から取出されたそ
ば殻は、前記セラミックス溶液に浸漬されて水分を多く
含んだ状態であるため、前記そば殻は乾燥機内に装入し
て乾燥せしめる。
【0029】前記真空加工機3の注液槽6内に装入され
てそば殻の気孔が「毛羽タキ」状態となって開口され、
且つ該開口部から前記セラミックス溶液を圧入浸透され
た後の気孔が、この乾燥工程において完全に元の状態に
復元して前記開口部が閉鎖され、そば殻の果皮部の気孔
内に前記複合セラミックスが封止された状態となり、本
発明の材料となる遠赤外線放射特性を有すると共に、抗
菌性、脱臭性および防カビ抵抗性、衛生害虫に対する忌
避効果を有するそば殻の加工が完了する。
【0030】前記複合セラミックスは、好ましくは2〜
4重量%、特に好ましくは3重量%を水と分散剤とで混
合することが推奨され、また前記セラミックス溶液およ
び水に添加混入する分散剤は、特に限定する必要はない
が、好ましくはヘキサメタリン酸ソーダ、Teepol
またはイソオクタン非イオン界面活性剤のいずれかを使
用することが推奨され、そしてその添加量は0.10〜
0.20重量%程度が好ましく、0.15重量%前後と
するのが最も好ましい。
【0031】前記加工方法はセラミックス溶液を分散剤
を用いてそば殻に圧入する加工方法であるが、前記セラ
ミックス溶液に分散剤を添加混入することなく、水とだ
け混合して得られたセラミックス溶液をそば殻の果皮部
の気孔内に圧入浸透させることも可能である。この場
合、そば殻の果皮部の気孔内への該セラミックス溶液の
圧入浸透時間が分散剤を用いる場合に比して2倍位かか
る。
【0032】前記加工方法により加工されたそば殻は、
遠赤外線放射特性を有すると共に、抗菌性、脱臭性およ
び防カビ抵抗性、衛生害虫に対する忌避効果を付与され
る。図2は前記加工方法により加工されたそば殻と、汎
用そば殻との遠赤外線放射率を示す分布図であり、前記
加工方法によるそば殻の方が、遠赤外線放射率が高いこ
とが判る。
【0033】
【実施例1】前記複合セラミックスAに対して分散剤と
してヘキサメタリン酸ソーダを用いた場合と、分散剤を
全く使用しない場合とに分け、更に真空度および加工時
間をそれぞれ異にすると共に、セラミックス溶液の濃度
を同一にして加工して得られたそば殻におけるセラミッ
クスの浸透深度および特性について測定した結果を表7
に示す。
【0034】
【表7】
【0035】
【実施例2】前記複合セラミックスBに対して、分散剤
としてTeepolを用いた場合と、分散剤を全く使用
しない場合とに分け、更に真空度および加工時間をそれ
ぞれ異にすると共に、セラミックス溶液の濃度を同一に
して加工して得られたそば殻の浸透深度および特性につ
いて測定した結果を表8に示す。
【0036】
【表8】
【0037】
【実施例3】前記複合セラミックスCに対して、分散剤
としてイソオクタン非イオン界面活性剤を用いた場合
と、分散剤を全く使用しない場合とに分け、更に真空度
および加工時間をそれぞれ異にすると共に、セラミック
ス溶液の濃度を同一にして加工して得られたそば殻の浸
透深度および特性について測定した結果を表9に示す。
【0038】
【表9】
【0039】前記表7〜表9における測定結果より、前
記加工方法により得られたそば殻は、遠赤外線放射特性
を有すると共に、抗菌性、脱臭性および防カビ抵抗性、
衛生害虫に対する忌避効果を有する複合セラミックスが
その果皮部の気孔内に封止されており、前記複合セラミ
ックスによってそば殻に遠赤外線放射特性、抗菌性、脱
臭性および防カビ抵抗性、衛生害虫に対する忌避効果を
付与していることが判った。
【0040】すなわち、大腸菌、ブドウ状球菌等の一般
生菌の果皮(壁)は陰イオンであって、そのため中性域
(pH7.0〜7.5)でしか生息が不可能であるが、
前記単一成分のセラミックスまたは複合セラミックスは
遠赤外線放射によって陽イオンを発生するので、陰イオ
ンである菌体(壁)が、前記セラミックスの陽イオンに
よって破壊されると同時に、菌体蛋白質が変性して呼吸
困難となり死滅するのである。更に陽イオンによってカ
ビの増殖を阻止し、防カビの機能を果たす。
【0041】また、ノミやダニ等の衛生害虫も、前記一
般生菌と同様前記セラミックスの陽イオンによって、そ
の発生が阻止される。
【0042】更に、硫化水素およびアンモニア等に対す
る脱臭作用は、物理的吸着または化学的吸着等の一般的
作用ではなく、遠赤外線放射に基づく分解作用のため飽
和状態にならないので、抗菌力と同様に脱臭力を半恒久
的に有すると共に、毒性をも有していない。
【0043】次に、前記遠赤外線放射特性を有すると共
に、抗菌性および脱臭性を有し、更に防カビ抵抗性およ
び衛生害虫に対する忌避効果を有するそば殻を用いて本
発明ベッドパットを形成する実施の形態を図面に基づい
て説明すると、図3は本発明ベッドパットの一部を切り
欠いた平面図、図4は同縦断面図であり、所定巾と長さ
に形成された布または不織布等より成る基布21の表面
に、該基布21の表面のほぼ全面に亘って接着剤塗布機
により接着剤を塗布して接着剤塗布面22を形成する。
【0044】そして、前記接着剤塗布面22に前記そば
殻23を成層機により均一になるよう接着成層すると共
に、該そば殻23上より加圧機により加圧処理して前記
そば殻23を接着剤塗布面22に完全に接着させる。
【0045】然る後、前記そば殻23を接着成層した基
布21の表面上に、該そば殻23をカバーする布または
不織布等より成る被覆布24を縫着、溶着または接着等
により被覆固着してベッドパット25を形成する。な
お、該ベッドパット25はベッド上に載置する場合は、
そのまま使用してもよいが、更に全体を包囲布で包み込
んで使用してもよい。
【0046】図5は本発明ベッドパットの他の実施の形
態を示す一部を切り欠いた平面図、図6は同縦断面図で
あり、所定巾と長さに形成された布または不織布等より
成る基布21aの表面に、接着剤塗布機により接着剤を
塗布して適宜の間隔部26を有して方形状、円形状また
は不定形状の複数個の接着剤塗布面22aを形成する。
【0047】そして、前記接着剤塗布面22aに前記そ
ば殻23aを成層機により均一になるよう接着成層する
と共に、該そば殻23a上より加圧機により加圧処理し
て前記そば殻23aを接着剤塗布面22aに完全に接着
させる。
【0048】然る後、前記そば殻23aを接着成層した
基布21a上面に、該そば殻23aをカバーする布また
は不織布等より成る被覆布24aを縫着、溶着または接
着等により被覆固着してベッドパット25aを形成す
る。なお、該ベッドパット25aはベッド上に載置する
場合は、そのまま使用してもよいが、更に全体を包囲布
で包み込んで使用してもよい。
【0049】前記そば殻23,23aを基布21,21
aに接着成層するのに使用する接着剤としては、特に限
定する必要はないが、好ましくはアクリル系接着剤を使
用することが推奨される。
【0050】表10は特に本発明ベッドパットに使用す
るのに適するアクリル系接着剤の化学成分表であり、ま
た、表11は同接着剤の物性表である。更に、表12は
前記そば殻23,23aを基布21,21aに接着加工
した後の接着力と剥離強度の経時変化を示す表である。
【0051】
【表10】
【0052】
【表11】
【0053】
【表12】
【0054】前記表12の経時変化を示す表により、そ
ば殻23,23aが基布21,21aの接着剤塗布面2
2,22aに強固に接着固定されていることが立証でき
た。
【0055】前記そば殻を用いて製造されたベッドパッ
トの放射率、抗菌率および脱臭率、並びに防カビ抵抗、
衛生害虫に対する忌避率につき測定した結果(本発明ベ
ッドパットの特性)を表13、表14に示す。なお、表
13、表14における本発明ベッドパットA〜Cは、表
3の記号A〜Cの混合比率による複合セラミックスを封
止したそば殻を用いて製造されたそれぞれのベッドパッ
トを示している。
【0056】
【表13】
【0057】
【表14】
【0058】前記表13、表14の測定結果から、各そ
ば殻を用いた本発明各ベッドパットはいずれも放射率9
2%以上、大腸菌に対する抗菌率87%以上、ブドウ状
球菌に対する抗菌率が89%以上、アンモニアに対する
脱臭率が82%以上、硫化水素に対する脱臭率が89%
以上、防カビ抵抗は3、衛生害虫に対する忌避率80%
以上を示し、いずれも高率であって、本発明ベッドパッ
トは遠赤外線放射特性、抗菌性および脱臭性を有すると
共に、防カビ抵抗性および衛生害虫に対する忌避効果に
おいても優れていることが立証できた。
【0059】更に、表15〜表17は本発明ベッドパッ
トと汎用ベッドパットを用いた場合におけるマットレ
ス、枕、毛布およびふとんに付着した衛生害虫の一種で
あるダニの数を測定した結果を示すものである。なお、
表中における本発明ベッドパットAおよびCは、前記表
3の記号A〜Cの混合比率による複合セラミックスを封
入したそば殻を用いて製造されたそれぞれのベッドパッ
トを示している。
【0060】
【表15】
【0061】
【表16】
【0062】
【表17】
【0063】前記表15〜表17の測定結果より、本発
明ベッドパットは各種ダニに対して有効で、ダニがほと
んど寄りつかないという忌避効果を有することが立証さ
れた。
【0064】表18は本発明ベッドパットと汎用ベッド
パットを用いた場合における入院患者に対する作用の比
較表である。なお、表中における本発明ベッドパットA
〜Cは、前記表3の記号A〜Cの配合比率による複合セ
ラミックスを封入したそば殻を用いて製造されたそれぞ
れのベッドパットを示している。
【0065】
【表18】
【0066】前記表18の比較表から、本発明ベッドパ
ットは入院患者に対して床ずれ防止、臭気発生防止およ
びダニやノミ等の衛生害虫が寄りつかず、その発生を阻
止することが立証できた。
【0067】そして、前記本発明ベッドパットの特性に
対して、従来使用されている汎用ベッドパットでは、遠
赤外線放射特性、抗菌性および脱臭性がなく、また防カ
ビ抵抗性および衛生害虫に対する忌避効果が全くないの
である。
【0068】
【発明の効果】本発明ベッドパットの材料であるそば殻
は遠赤外線放射特性を有し、血流を促進させるという効
果があるので、本発明ベッドパットをベッドに装着して
使用することにより、首、肩および腰の血流を促進させ
て、肩のこりや首のこりあるいは腰痛を緩和すると共
に、病人の床ずれを防止することができる。また、本発
明ベッドパットの材料であるそば殻は、アルカリ性状を
呈し、且つ陽イオンを発生して一般生菌を死滅させる抗
菌性を有すると共に、硫化水素およびアンモニアを分解
して脱臭性をも有し、その抗菌性と脱臭性は恒久的にそ
の作用を有するため、本発明ベッドパットをベッドに装
着して使用することにより、一般生菌の発生を防止する
と共に、人体から発する臭いを除去することができる。
更にまた、本発明ベッドパットの材料であるそば殻は防
カビ抵抗性および衛生害虫に対する忌避効果を有するの
で、本発明ベッドパットをベッドに装着して使用するこ
とにより、カビの発生も防止でき、且つノミやダニ等の
衛生害虫に対して忌避効果を有するという優れた効果を
奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明ベッドパットの材料となるそば殻の加工
に使用する真空処理装置の概略説明図である。
【図2】本発明ベッドパットの材料となるそば殻と汎用
そば殻との遠赤外線放射率を示す分布図である。
【図3】本発明ベッドパットの一部を切り欠いた平面図
である。
【図4】本発明ベッドパットの縦断面図である。
【図5】本発明ベッドパットの他の実施の形態を示す一
部を切り欠いた平面図である。
【図6】本発明ベッドパットの他の実施の形態を示す縦
断面図である。
【符号説明】 21,21a 基布、 22,22a 接着剤塗布面、
23,23a そば殻、 24,24a 被覆布、
25,25a ベッドパット、 26 間隔部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A47C 21/06 A47C 27/00 A61N 5/06 A61L 2/16

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】粒径5μm以下のマグネシア40〜60重
    量%と蛇紋石40〜60重量%を混合した複合セラミッ
    クス、またはマグネシア20〜40重量%、酸化亜鉛2
    0〜40重量%、硅石20〜40重量%およびチタン2
    0〜40重量%を混合した複合セラミックス、あるいは
    マグネシア20〜30重量%、硅石20〜30重量%お
    よび酸化カルシウム40〜60重量%を混合した複合セ
    ラミックスのうちのいずれかと、水および分散剤とを混
    合攪拌して得られたセラミックス溶液を、そば殻を装入
    した真空加工機に導入し、且つ該真空加工機内の圧力を
    −500mmHg〜−700mmHgにして、前記そば
    殻の果皮部にある気孔を開口せしめて、前記セラミック
    ス溶液を前記開口された気孔内に圧入浸透させ、然る後
    前記真空加工機を大気圧に戻して前記気孔を閉鎖せしめ
    てそば殻を取出し、乾燥機により乾燥して、そば殻の果
    皮部の気孔内に前記複合セラミックスを封止させて遠赤
    外線放射特性を有すると共に、抗菌性、脱臭性および防
    カビ抵抗性、衛生害虫に対する忌避効果を有するそば殻
    を製造する一方、基布の表面のほぼ全面に亘って接着剤
    塗布面を形成し、且つ該接着剤塗布面に前記そば殻を接
    着成層すると共に、前記基布表面上に被覆布を被覆固着
    したことを特徴とするベッドパット。
  2. 【請求項2】粒径5μm以下のマグネシア40〜60重
    量%と蛇紋石40〜60重量%を混合した複合セラミッ
    クス、またはマグネシア20〜40重量%、酸化亜鉛2
    0〜40重量%、硅石20〜40重量%およびチタン2
    0〜40重量%を混合した複合セラミックス、あるいは
    マグネシア20〜30重量%、硅石20〜30重量%お
    よび酸化カルシウム40〜60重量%を混合した複合セ
    ラミックスのうちのいずれかと水とを混合攪拌して得ら
    れたセラミックス溶液を、そば殻を装入した真空加工機
    に導入し、且つ該真空加工機内に圧力を−500mmH
    g〜−700mmHgにして、前記そば殻の果皮部にあ
    る気孔を開口せしめて、前記セラミックス溶液を前記開
    口された気孔内に圧入浸透させ、然る後前記真空加工機
    を大気圧に戻して前記気孔を閉鎖せしめてそば殻を取出
    し、乾燥機により乾燥して、そば殻の果皮部の気孔内に
    前記複合セラミックスを封止させて遠赤外線放射特性を
    有すると共に、抗菌性、脱臭性および防カビ抵抗性、衛
    生害虫に対する忌避効果を有するそば殻を製造する一
    方、基布の表面のほぼ全面に亘って接着剤塗布面を形成
    し、且つ該接着剤塗布面に前記そば殻を接着成層すると
    共に、前記基布表面上に被覆布を被覆固着したことを特
    徴とするベッドパット。
  3. 【請求項3】粒径5μm以下のマグネシア40〜60重
    量%と蛇紋石40〜60重量%を混合した複合セラミッ
    クス、またはマグネシア20〜40重量%、酸化亜鉛2
    0〜40重量%、硅石20〜40重量%およびチタン2
    0〜40重量%を混合した複合セラミックス、あるいは
    マグネシア20〜30重量%、硅石20〜30重量%お
    よび酸化カルシウム40〜60重量%を混合した複合セ
    ラミックスのうちのいずれかと、水および分散剤とを混
    合攪拌して得られたセラミックス溶液を、そば殻を装入
    した真空加工機に導入し、且つ該真空加工機内の圧力を
    −500mmHg〜−700mmHgにして、前記そば
    殻の果皮部にある気孔を開口せしめて、前記セラミック
    ス溶液を前記開口された気孔内に圧入浸透させ、然る後
    前記真空加工機を大気圧に戻して前記気孔を閉鎖せしめ
    てそば殻を取出し、乾燥機により乾燥して、そば殻の果
    皮部の気孔内に前記複合セラミックスを封止させて遠赤
    外線放射特性を有すると共に、抗菌性、脱臭性および防
    カビ抵抗性、衛生害虫に対する忌避効果を有するそば殻
    を製造する一方、基布の表面に適宜の間隔部を有して方
    形状、円形状または不定形状の複数個の接着剤塗布面を
    形成し、且つ該接着剤塗布面に前記そば殻を接着成層す
    ると共に、前記基布表面上に被覆布を被覆固着したこと
    を特徴とするベッドパット。
  4. 【請求項4】粒径5μm以下のマグネシア40〜60重
    量%と蛇紋石40〜60重量%を混合した複合セラミッ
    クス、またはマグネシア20〜40重量%、酸化亜鉛2
    0〜40重量%、硅石20〜40重量%およびチタン2
    0〜40重量%を混合した複合セラミックス、あるいは
    マグネシア20〜30重量%、硅石20〜30重量%お
    よび酸化カルシウム40〜60重量%を混合した複合セ
    ラミックスのうちのいずれかと水とを混合攪拌して得ら
    れたセラミックス溶液を、そば殻を装入した真空加工機
    に導入し、且つ該真空加工機内に圧力を−500mmH
    g〜−700mmHgにして、前記そば殻の果皮部にあ
    る気孔を開口せしめて、前記セラミックス溶液を前記開
    口された気孔内に圧入浸透させ、然る後前記真空加工機
    を大気圧に戻して前記気孔を閉鎖せしめてそば殻を取出
    し、乾燥機により乾燥して、そば殻の果皮部の気孔内に
    前記複合セラミックスを封止させて遠赤外線放射特性を
    有すると共に、抗菌性、脱臭性および防カビ抵抗性、衛
    生害虫に対する忌避効果を有するそば殻を製造する一
    方、基布の表面に適宜の間隔部を有して方形状、円形状
    または不定形状の複数個の接着剤塗布面を形成し、且つ
    該接着剤塗布面に前記そば殻を接着成層すると共に、前
    記基布表面上に被覆布を被覆固着したことを特徴とする
    ベッドパット。
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