JPH09209225A - 抗菌性、脱臭性および防虫性を有すると共に、遠赤外線放射特性を有する複合レーヨンと牛乳蛋白繊維とを混紡または交撚して紡糸する加工糸の製造方法 - Google Patents

抗菌性、脱臭性および防虫性を有すると共に、遠赤外線放射特性を有する複合レーヨンと牛乳蛋白繊維とを混紡または交撚して紡糸する加工糸の製造方法

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JPH09209225A
JPH09209225A JP8277281A JP27728196A JPH09209225A JP H09209225 A JPH09209225 A JP H09209225A JP 8277281 A JP8277281 A JP 8277281A JP 27728196 A JP27728196 A JP 27728196A JP H09209225 A JPH09209225 A JP H09209225A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】抗菌性、脱臭性および防虫性を有すると共に、
遠赤外線放射特性を有する複合レーヨンと牛乳蛋白繊維
とを混紡または交撚して紡糸し加工糸とする。 【解決手段】抗菌性および脱臭性を有すると共に、遠赤
外線放射特性を有するセラミックス中、蛇紋石を基材と
し、硅石または酸化亜鉛を混合材とし、更に酸化亜鉛
(混合材として酸化亜鉛を用いた場合は除外する)、電
気石、ゼオライトまたは酸化カルシウムのいずれかを助
材として添加混合攪拌後、焼成して得られた複合セラミ
ックスを、レーヨン製造工程中において、ビスコースに
添加混入して得られた複合レーヨンに対して、牛乳蛋白
繊維を所定混合比率で混紡または交撚して紡糸し加工糸
とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、抗菌性、脱臭性お
よび防虫性を有すると共に、遠赤外線放射特性を有する
複合レーヨンと牛乳蛋白繊維とを混紡または交撚して紡
糸する加工糸の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、牛乳蛋白から得られた牛乳蛋白繊
維は広く用いられているが、抗菌性、脱臭性および防虫
性を有すると共に、遠赤外線放射特性を有するレーヨン
は存在していなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、抗菌性、脱
臭性および防虫性を有すると共に、遠赤外線放射特性を
有する複合レーヨンを製造すると共に、該レーヨンと従
来公知の牛乳蛋白繊維とを混紡または交撚して紡糸する
ことより、前記複合レーヨンと牛乳蛋白繊維の両者の特
性の相乗効果を期待できる加工糸を得ることを課題とす
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、粒径5μm以
下の蛇紋石微粉末を基材とすると共に、該基材が20〜
80重量%に対して、粒径5μm以下の硅石の微粉末を
混合材として、該混合材を10〜40重量%の割合で前
記基材に添加混合すると共に、更に粒径5μm以下の酸
化亜鉛の微粉末を助材として、該助材を10〜40重量
%の割合で前記基材に添加混合して、混合機および粉砕
機に順次複数回に亘って投入して、前記基材と混合材お
よび助材とを混合攪拌および粉砕して均一に混合し、然
る後200〜500℃の仮焼温度で焼成機により焼成し
て得られた複合セラミックスを、レーヨン製造工程中の
混合工程において、ビスコースを投入した混合機に5〜
10重量%投入するか、または脱泡工程において、ビス
コースを投入した紡糸タンクに5〜10重量%投入し
て、前記ビスコースに複合セラミックスを添加混入して
得られた複合レーヨン65〜85重量%に対して、牛乳
蛋白繊維15〜35重量%を混紡または交撚して紡糸す
るという手段、粒径5μm以下の蛇紋石微粉末を基材と
すると共に、該基材が20〜80重量%に対して、粒径
5μm以下の硅石の微粉末を混合材として、該混合材を
10〜40重量%の割合で前記基材に添加混合すると共
に、更に粒径5μm以下の電気石の微粉末を助材とし
て、該助材を10〜40重量%の割合で前記基材に添加
混合して、混合機および粉砕機に順次複数回に亘って投
入して、前記基材と混合材および助材とを混合攪拌およ
び粉砕して均一に混合し、然る後200〜500℃の仮
焼温度で焼成機により焼成して得られた複合セラミック
スを、レーヨン製造工程中の混合工程において、ビスコ
ースを投入した混合機に5〜10重量%投入するか、ま
たは脱泡工程において、ビスコースを投入した紡糸タン
クに5〜10重量%投入して、前記ビスコースに複合セ
ラミックスを添加混入して得られた複合レーヨン50〜
70重量%に対して、牛乳蛋白繊維30〜50重量%を
混紡または交撚して紡糸するという手段、粒径5μm以
下の蛇紋石微粉末を基材とすると共に、該基材が10〜
40重量%に対して、粒径5μm以下の酸化亜鉛の微粉
末を混合材として、該混合材を10〜40重量%の割合
で前記基材に添加混合すると共に、更に粒径5μm以下
のゼオライトの微粉末を助材として、該助材を20〜8
0重量%の割合で前記基材に添加混合して、混合機およ
び粉砕機に順次複数回に亘って投入して、前記基材と混
合材および助材とを混合攪拌および粉砕して均一に混合
し、然る後200〜500℃の仮焼温度で焼成機により
焼成して得られた複合セラミックスを、レーヨン製造工
程中の混合工程において、ビスコースを投入した混合機
に5〜10重量%投入するか、または脱泡工程におい
て、ビスコースを投入した紡糸タンクに5〜10重量%
投入して、前記ビスコースに複合セラミックスを添加混
入して得られた複合レーヨン30〜50重量%に対し
て、牛乳蛋白繊維50〜70重量%を混紡または交撚し
て紡糸するという手段、粒径5μm以下の蛇紋石微粉末
を基材とすると共に、該基材が10〜40重量%に対し
て、粒径5μm以下の酸化亜鉛の微粉末を混合材とし
て、該混合材を10〜40重量%の割合で前記基材に添
加混合すると共に、更に粒径5μm以下の酸化カルシウ
ムの微粉末を助材として、該助材を20〜80重量%の
割合で前記基材に添加混合して、混合機および粉砕機に
順次複数回に亘って投入して、前記基材と混合材および
助材とを混合攪拌および粉砕して均一に混合し、然る後
200〜500℃の仮焼温度で焼成機により焼成して得
られた複合セラミックスを、レーヨン製造工程中の混合
工程において、ビスコースを投入した混合機に5〜10
重量%投入するか、または脱泡工程において、ビスコー
スを投入した紡糸タンクに5〜10重量%投入して、前
記ビスコースに複合セラミックスを添加混入して得られ
た複合レーヨン15〜35重量%に対して、牛乳蛋白繊
維65〜85重量%を混紡または交撚して紡糸するとい
う手段、のいずれかを採用することにより、上記課題を
解決した。
【0005】
【発明の実施の形態】先ず本発明者は、単一成分のセラ
ミックスにつき、夫々抗菌率と脱臭率および遠赤外線放
射率につき個々に測定し、抗菌率または脱臭率並びに遠
赤外線放射率において優れたものを抽出すると共に、前
記各セラミックスを基材、混合材および助材のいずれか
として採用してこれを一定比率で混合攪拌し、然る後仮
焼して抗菌性および脱臭性を有すると共に、遠赤外線放
射特性を有し、更に防虫性をも有する複合セラミックス
を製造し、そして該複合セラミックスをレーヨン製造工
程中においてビスコースに添加混入することにより、本
発明の素材となる抗菌性、脱臭性および防虫性を有する
と共に、遠赤外線放射特性を有する複合レーヨンを完成
した。
【0006】本発明の素材となる抗菌性、脱臭性および
防虫性を有すると共に、遠赤外線放射特性を有する複合
セラミックスを構成する単一成分のセラミックスの抗菌
率と脱臭率および平均放射率を測定したところ、表1、
表2に示す測定値を得た。
【0007】
【表1】
【0008】
【表2】
【0009】表1の結果から、蛇紋石が大腸菌に対して
86%、ブドウ状球菌に対して96%の抗菌率を有する
と共に、臭気の発生源であるアンモニアに対して95
%、硫化水素に対して90%の脱臭率を有し、硅石は硫
化水素に対して100%、アンモニアに対しては93%
の脱臭率を有するが、抗菌性はほとんどなく、酸化亜鉛
は硫化水素に対して100%の脱臭率を有するが、アン
モニアに対してはほとんど脱臭性がなく、抗菌性もほと
んどなく、また、電気石は大腸菌に対して87%、ブド
ウ状球菌に対して83%の抗菌率を有するが、アンモニ
アや硫化水素に対しては中程度の脱臭性しかなく、ゼオ
ライトはアンモニアに対しては90%、硫化水素に対し
て80%の脱臭率を有するが、抗菌性はほとんどなく、
酸化カルシウムはアンモニアや硫化水素に対して80%
の脱臭率を有し、大腸菌に対して85%、ブドウ状球菌
に対して95%の高い抗菌率を有していることが判っ
た。更に、表2の結果より前記各セラミックスとも遠赤
外線放射率が85〜96%で高いことが判った。
【0010】上記の結果より、本発明者は大腸菌とブド
ウ状球菌のいずれに対しても高い抗菌率を有すると共
に、アンモニアや硫化水素に対しても高い脱臭率を有
し、且つ放射率が比較的高い蛇紋石を本発明に使用する
複合セラミックスの基材として採用し、この基材となる
蛇紋石に、混合材として硅石または酸化亜鉛を添加混合
し、更に助材として、酸化亜鉛(混合材として酸化亜鉛
を用いた場合は除外する)、電気石、ゼオライト、酸化
カルシウムのいずれかを前記基材に添加混合することに
よって、抗菌性、脱臭性および防虫性を有すると共に、
遠赤外線を放射する複合セラミックスが得られると考
え、前記各セラミックスをその各配合比率を種々変えて
抗菌率、脱臭率、ノミやダニ等の衛生害虫に対する防虫
性を示す忌避率および遠赤外線放射率について測定し
た。
【0011】前記測定の結果、基材が蛇紋石、混合材が
硅石、助材が酸化亜鉛の場合、それぞれ蛇紋石20〜8
0重量%、硅石10〜40重量%、酸化亜鉛10〜40
重量%とするのが好ましく、特に好ましくは蛇紋石50
重量%、硅石25重量%、酸化亜鉛25重量%とするこ
とが推奨され、また、基材が蛇紋石、混合材が硅石、助
材が電気石の場合、それぞれ蛇紋石20〜80重量%、
硅石10〜40重量%、電気石10〜40重量%とする
のが好ましく、特に好ましくは蛇紋石50重量%、硅石
25重量%、電気石25重量%とすることが推奨され、
更に、基材が蛇紋石、混合材が酸化亜鉛、助材がゼオラ
イトの場合、それぞれ蛇紋石10〜40重量%、酸化亜
鉛10〜40重量%、ゼオライト20〜80重量%とす
るのが好ましく、特に好ましくは蛇紋石25重量%、酸
化亜鉛25重量%、ゼオライト50重量%とすることが
推奨され、また更に、基材が蛇紋石、混合材が酸化亜
鉛、助材が酸化カルシウムの場合、それぞれ蛇紋石10
〜40重量%、酸化亜鉛10〜40重量%、酸化カルシ
ウム20〜80重量%とするのが好ましく、特に好まし
くは蛇紋石25重量%、酸化亜鉛25重量%、酸化カル
シウム50重量%とすることが推奨されることが判っ
た。
【0012】そして、本発明で採用する複合セラミック
スを構成する単一成分のセラミックスである蛇紋石、硅
石、酸化亜鉛、電気石、ゼオライト、酸化カルシウムを
夫々表3に示す好ましい混合率により混合して製造され
た複合セラミックスの遠赤外線放射率、忌避率、抗菌率
および脱臭率を測定した結果を表4に示す。なお、表4
における記号1〜4は表3の記号1〜4と対応してい
る。
【0013】
【表3】
【0014】
【表4】
【0015】前記表4の結果から、いずれの複合セラミ
ックスも、その複合セラミックスを構成する各単一成分
の各セラミックスの相乗効果により抗菌率および脱臭率
において高い数値が出て、抗菌性および脱臭性において
優れていると共に、遠赤外線放射特性および衛生害虫に
対する防虫性を示す忌避効果においても優れていること
が判った。
【0016】以下本発明に採用する抗菌性、脱臭性およ
び防虫性を有すると共に、遠赤外線放射特性を有する複
合セラミックスの製造方法について更に詳細に説明す
る。前記複合セラミックスを構成する各単一成分の各セ
ラミックスの粒径は、5μm以下の微粉末を使用する必
要があり、そしてこれら各セラミックスを混合すると、
各セラミックスの比重、水分、湿度等の物理的特性が夫
々異なると共に、これら原材料である前記各セラミック
スは粒径が5μm以下の微粉末であるため、凝集化が安
易に作用して、前記各セラミックスを均一に混合するこ
とは極めて容易ではない。
【0017】そこで本発明者は、表3に示すような好ま
しい混合率により前記基材と混合材および助材とを夫々
所定比率で混合機に投入して混合攪拌した後、その混合
物を粉砕機に投入して粉砕し、そして更に、前記粉砕し
たものを再び混合機に投入して混合攪拌し、その後また
粉砕機に投入して粉砕するという工程を順次約30分間
繰返すという手段を採用することにより、基材と混合材
および助材とが均一に混合された複合セラミックスを製
造することができた。
【0018】そして、前記均一に混合された複合セラミ
ックスの化学特性の安定化を図るため、複合セラミック
スを200〜500℃の仮焼温度で焼成機により焼成し
て、抗菌性、脱臭性および防虫性とを有すると共に、遠
赤外線放射特性を有する複合セラミックスとするのであ
る。
【0019】なお、前記複合セラミックスの材料である
各セラミックスの水素イオン濃度は、表5に示すように
アルカリ性状を呈している。また、前記各セラミックス
より成る複合セラミックスも表6に示すようにアルカリ
性状を呈している。なお、表6における記号1〜4は表
3の記号1〜4と対応している。
【0020】
【表5】
【0021】
【表6】
【0022】表5記載の水素イオン濃度を有する各セラ
ミックスを複合した本発明に採用される複合セラミック
スの水素イオン濃度は、前記のように200℃〜500
℃で焼成されているので、表6に示すように非常に安定
してアルカリ性状を呈し、水素イオン濃度の経時変化が
ない。更に、これら複合セラミックスは仮焼によって結
晶化されて、電界エネルギー(陽イオン)を発生する機
能を有する複合セラミックスになる。前記複合セラミッ
クスがアルカリ性状を呈するのは、その焼成加工中に不
純物がガス化されるので、単一成分のセラミックスより
もアルカリ性に移行するからである。
【0023】前記表4〜表6から前記製造方法によって
得られた複合セラミックスは、陽イオンを有する複合セ
ラミックスであり、アルカリ域の水素イオンになり、1
年以上という長時間に亘って経時変化がなく安定してい
て、脱臭機構は分解作用であるという特性を有し、その
結果前記製造方法によって得られた複合セラミックス
は、遠赤外線放射特性を有する外に、抗菌性、脱臭性お
よび防虫性を兼ね備えていることが判る。
【0024】一般的に生菌の表層(壁)は陰イオンであ
って、そのため中性領域(pH7.0〜7.5)でしか
生息が不可能であるが、前記製造方法によって得られた
複合化された複合セラミックスの最大の特性として陽イ
オンを発生するので、陰イオンである菌体の表層(壁)
が、前記複合セラミックスの陽イオンによって破壊され
ると同時に、菌体蛋白質が変成して、呼吸困難となり死
滅するのである。
【0025】更に、硫化水素およびアンモニア等に対す
る脱臭作用は、物理的吸着または化学的吸着等の一般的
作用ではなく、分解作用のため飽和状態にならないの
で、抗菌力と同様に、脱臭力を半恒久的に有すると共
に、毒性をも有していないのである。
【0026】本発明の素材となる複合セラミックスの粒
子の粒径は、レーヨンの生産に支障のない程度に充分小
さいことが好ましい。比較的太いレーヨンの場合は粒径
5〜15μm程度のものの利用も可能であるが、通常は
0.1〜5μm程度のもの、特に0.2〜1.5μm程
度のものが好適である。逆に粒径が0.1μm以下の場
合は粒子の凝集が起り易く、不都合なことが多い。
【0027】前記製造方法により製造された複合セラミ
ックスを、公知のレーヨンの製造工程中の、ビスコース
の品質を一定、均一にするため混合機に入れて混合する
混合工程において、前記混合機に好ましくは5〜10重
量%、特に好ましくは8重量%の比率で投入して、該複
合セラミックスをビスコースに添加混入する。
【0028】または、前記複合セラミックスの混合工程
における添加混入に代えて、混合工程、濾過工程の後、
ビスコースを紡糸タンクに入れて脱泡する脱泡工程にお
いて、前記紡糸タンクに好ましくは5〜10重量%、特
に好ましくは8重量%の比率で複合セラミックスを投入
して、該複合セラミックスをビスコースに添加混入して
もよい。
【0029】そして、前記工程においてビスコースに複
合セラミックスを添加混入した後は、公知のレーヨン製
造工程により本発明の素材となる複合レーヨンを製造す
る。
【0030】前記特に好ましい混合率によって得られた
表3の記号1〜4に示す複合セラミックスをセルロース
に添加混入して得られた本発明の素材となる複合レーヨ
ンにつき、抗菌率、脱臭率、忌避率および遠赤外線放射
率についてテストしたところ、表7に示す結果が得られ
た。表7の記号1〜4は表3の記号1〜4と対応してお
り、表3の混合率により製造された複合セラミックスを
用いた複合レーヨンを示している。
【0031】
【表7】
【0032】本発明に用いられる複合セラミックスは遠
赤外線放射特性を有するが、混合するセラミックスの種
類を異にして製造された複合セラミックスを用いて製造
した本発明の素材となる複合レーヨンと汎用レーヨンの
遠赤外線放射率を測定したところ、図1に示すように、
本発明の素材となる複合レーヨンの遠赤外線放射率が、
波長5μm前後より20μmにかけて80%以上と汎用
レーヨンに比して極めて高いことが判った。図中の記号
1〜4は表3の記号1〜4と対応しており、好ましい混
合率により製造された各複合セラミックスを夫々添加混
入した複合レーヨンを示している。また、本発明の素材
となる前記各複合レーヨンの水素イオン濃度を測定した
ところ、いずれもpH7.0〜7.8で中性であった。
【0033】前記表7および図1に示すように、本発明
の素材となる複合レーヨンは、93〜95%の放射率を
有すると共に、89〜93.5%の抗菌率、87〜9
5.4%の脱臭率を有し、更に衛生害虫に対する忌避率
も92〜94%と極めて高く、汎用のレーヨンにはない
抗菌性、脱臭性、防虫性および遠赤外線放射特性が付与
されていることが判った。
【0034】次に、前記製造方法によって得られた抗菌
性、脱臭性および防虫性を有すると共に、遠赤外線放射
特性を有する複合レーヨンと混紡または交撚して紡糸す
る牛乳蛋白繊維は既に一般に広く使用されている。この
牛乳蛋白繊維は、好ましくは、東洋紡績株式会社が商品
名「ミルクアートシノン」として販売しているものを使
用することが推奨される。前記牛乳蛋白繊維は、牛乳蛋
白を素材として用いているので、特に吸水拡散性に優
れ、保温性もよく、更に乾燥速度が速いという効果を有
することが知られている。
【0035】本発明は、前記特性を有する複合レーヨン
と牛乳蛋白繊維とを所定比率で、従来一般に用いられて
いる混紡方法または交撚方法により紡糸して加工糸を得
るのであるが、表3に示す好ましい配合比率により製造
された複合レーヨン1〜4と牛乳蛋白繊維とは夫々次の
ような混合比率にして混紡または交撚して紡糸すること
が推奨される。すなわち、表3の記号1で示す複合セラ
ミックスを使用した複合レーヨン65〜85重量%、好
ましくは75重量%に対して、牛乳蛋白繊維15〜35
重量%、好ましくは25重量%の混合比率で混紡または
交撚して紡糸し加工糸Aを製造するか、または表3の記
号2で示す複合セラミックスを使用した複合レーヨン5
0〜70重量%、好ましくは60重量%に対して、牛乳
蛋白繊維30〜50重量%、好ましくは40重量%の混
合比率で混紡または交撚して紡糸し加工糸Bを製造する
か、あるいは表3の記号3で示す複合セラミックスを使
用した複合レーヨン30〜50重量%、好ましくは40
重量%に対して、牛乳蛋白繊維50〜70重量%、好ま
しくは60重量%の混合比率で混紡または交撚して紡糸
し加工糸Cを製造するか、更に表3の記号4で示す複合
セラミックスを使用した複合レーヨン15〜35重量
%、好ましくは25重量%に対して、牛乳蛋白繊維65
〜85重量%、好ましくは75重量%の混合比率で混紡
または交撚して紡糸し加工糸Dを製造する。
【0036】そして、表8に示す複合レーヨンと牛乳蛋
白繊維の好ましい混合比率で混紡または交撚して紡糸さ
れた加工糸A〜Dの特性を表9で示す。
【0037】
【表8】
【0038】
【表9】
【0039】また、図2は表8,9の加工糸A〜Dと牛
乳蛋白繊維との乾燥速度を示す比較図であり、また図3
は前記表8,9の加工糸A〜Dと牛乳蛋白繊維との接触
温冷感を示す比較表である。
【0040】前記表9、図2および図3で示すように、
本発明製造方法によって得られた加工糸は93〜94%
の遠赤外線放射率を有すると共に、89〜93%の抗菌
率および89〜92%の脱臭率を有し、また90〜92
%の忌避率を有する。更に、牛乳蛋白繊維に比して乾燥
速度も速く、且つ接触温冷感が高いという優れた効果を
有することが判った。これは抗菌性、脱臭性および防虫
性を有すると共に、遠赤外線放射特性を有する複合レー
ヨンの特性と、牛乳蛋白繊維の有する特性との相乗効果
である。すなわち、乾燥速度および接触温冷感について
は前記複合レーヨンが有している遠赤外線作用によって
その効果を上げている。更に、牛乳蛋白繊維には存在し
ない抗菌性、脱臭性および防虫性が付与される。
【0041】前記本発明製造方法により得られた加工糸
を木綿、その他の繊維と混紡した下着、肌着を着用する
と、体温で遠赤外線の放射効率が高まり、それにより皮
膚表面温度を昇温させる効果があり、そして遠赤外線の
放射により生体水が活性化されて血流も促進されるの
で、疲労回復等の効果があり、更に乾燥速度および保温
性にも優れている。また、本発明製造方法の素材となる
複合レーヨンはpH7.0〜7.8の中性であるため、
人体に被着する下着、肌着の素材として最適である。
【0042】
【発明の効果】本発明製造方法の一方の素材となる複合
レーヨンを構成する抗菌性および脱臭性を有する複合セ
ラミックスが、アルカリ性状を呈し、且つ水素イオン濃
度の経時変化がなく、陽イオンを発生して一般生菌を死
滅させて抗菌性を有すると共に、硫化水素およびアンモ
ニアを分解して脱臭性をも有し、その抗菌性と脱臭性は
恒久的にその作用を有し、且つ他方の素材となる牛乳蛋
白繊維は乾燥速度が速く、接触温冷感が高く保温性に優
れているため、本発明製造方法によって得られた加工糸
は前記複合セラミックスにより抗菌性および脱臭性を合
わせ保有し、木綿または合成繊維と混紡することによ
り、特に病院に於けるシーツ、ふとんカバーやその他、
布巾、靴下等に使用され、その用途は極めて広い。ま
た、本発明製造方法によって得られた加工糸は遠赤外線
放射特性を有すると共に、乾燥速度が速く、保温性も有
しているので、該加工糸を木綿等と混紡した下着や肌着
として利用することにより、皮膚表面温度を昇温させて
保温性を高めると共に、血流を促進させるという効果が
ある。更に、本発明製造方法によって得られた加工糸は
ノミやダニ等衛生害虫に対する忌避率が高く、衛生害虫
が寄りつかず防虫性を有するという優れた効果を有す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明製造方法の素材となる複合レーヨンと汎
用のレーヨンの放射率を示す分布図である。
【図2】本発明製造方法によって得られた加工糸と牛乳
蛋白繊維の乾燥速度の比較表である。
【図3】本発明製造方法によって得られた加工糸と牛乳
蛋白繊維の接触温冷感の比較表である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C04B 35/80 D01F 1/10 D01F 1/10 2/10 2/10 4/04 4/04 C04B 35/80

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】粒径5μm以下の蛇紋石微粉末を基材とす
    ると共に、該基材が20〜80重量%に対して、粒径5
    μm以下の硅石の微粉末を混合材として、該混合材を1
    0〜40重量%の割合で前記基材に添加混合すると共
    に、更に粒径5μm以下の酸化亜鉛の微粉末を助材とし
    て、該助材を10〜40重量%の割合で前記基材に添加
    混合して、混合機および粉砕機に順次複数回に亘って投
    入して、前記基材と混合材および助材とを混合攪拌およ
    び粉砕して均一に混合し、然る後200〜500℃の仮
    焼温度で焼成機により焼成して得られた複合セラミック
    スを、レーヨン製造工程中の混合工程において、ビスコ
    ースを投入した混合機に5〜10重量%投入するか、ま
    たは脱泡工程において、ビスコースを投入した紡糸タン
    クに5〜10重量%投入して、前記ビスコースに複合セ
    ラミックスを添加混入して得られた複合レーヨン65〜
    85重量%に対して、牛乳蛋白繊維15〜35重量%を
    混紡または交撚して紡糸することを特徴とする抗菌性、
    脱臭性および防虫性を有すると共に、遠赤外線放射特性
    を有する複合レーヨンと牛乳蛋白繊維とを混紡または交
    撚して紡糸する加工糸の製造方法。
  2. 【請求項2】粒径5μm以下の蛇紋石微粉末を基材とす
    ると共に、該基材が20〜80重量%に対して、粒径5
    μm以下の硅石の微粉末を混合材として、該混合材を1
    0〜40重量%の割合で前記基材に添加混合すると共
    に、更に粒径5μm以下の電気石の微粉末を助材とし
    て、該助材を10〜40重量%の割合で前記基材に添加
    混合して、混合機および粉砕機に順次複数回に亘って投
    入して、前記基材と混合材および助材とを混合攪拌およ
    び粉砕して均一に混合し、然る後200〜500℃の仮
    焼温度で焼成機により焼成して得られた複合セラミック
    スを、レーヨン製造工程中の混合工程において、ビスコ
    ースを投入した混合機に5〜10重量%投入するか、ま
    たは脱泡工程において、ビスコースを投入した紡糸タン
    クに5〜10重量%投入して、前記ビスコースに複合セ
    ラミックスを添加混入して得られた複合レーヨン50〜
    70重量%に対して、牛乳蛋白繊維30〜50重量%を
    混紡または交撚して紡糸することを特徴とする抗菌性、
    脱臭性および防虫性を有すると共に、遠赤外線放射特性
    を有する複合レーヨンと牛乳蛋白繊維とを混紡または交
    撚して紡糸する加工糸の製造方法。
  3. 【請求項3】粒径5μm以下の蛇紋石微粉末を基材とす
    ると共に、該基材が10〜40重量%に対して、粒径5
    μm以下の酸化亜鉛の微粉末を混合材として、該混合材
    を10〜40重量%の割合で前記基材に添加混合すると
    共に、更に粒径5μm以下のゼオライトの微粉末を助材
    として、該助材を20〜80重量%の割合で前記基材に
    添加混合して、混合機および粉砕機に順次複数回に亘っ
    て投入して、前記基材と混合材および助材とを混合攪拌
    および粉砕して均一に混合し、然る後200〜500℃
    の仮焼温度で焼成機により焼成して得られた複合セラミ
    ックスを、レーヨン製造工程中の混合工程において、ビ
    スコースを投入した混合機に5〜10重量%投入する
    か、または脱泡工程において、ビスコースを投入した紡
    糸タンクに5〜10重量%投入して、前記ビスコースに
    複合セラミックスを添加混入して得られた複合レーヨン
    30〜50重量%に対して、牛乳蛋白繊維50〜70重
    量%を混紡または交撚して紡糸することを特徴とする抗
    菌性、脱臭性および防虫性を有すると共に、遠赤外線放
    射特性を有する複合レーヨンと牛乳蛋白繊維とを混紡ま
    たは交撚して紡糸する加工糸の製造方法。
  4. 【請求項4】粒径5μm以下の蛇紋石微粉末を基材とす
    ると共に、該基材が10〜40重量%に対して、粒径5
    μm以下の酸化亜鉛の微粉末を混合材として、該混合材
    を10〜40重量%の割合で前記基材に添加混合すると
    共に、更に粒径5μm以下の酸化カルシウムの微粉末を
    助材として、該助材を20〜80重量%の割合で前記基
    材に添加混合して、混合機および粉砕機に順次複数回に
    亘って投入して、前記基材と混合材および助材とを混合
    攪拌および粉砕して均一に混合し、然る後200〜50
    0℃の仮焼温度で焼成機により焼成して得られた複合セ
    ラミックスを、レーヨン製造工程中の混合工程におい
    て、ビスコースを投入した混合機に5〜10重量%投入
    するか、または脱泡工程において、ビスコースを投入し
    た紡糸タンクに5〜10重量%投入して、前記ビスコー
    スに複合セラミックスを添加混入して得られた複合レー
    ヨン15〜35重量%に対して、牛乳蛋白繊維65〜8
    5重量%を混紡または交撚して紡糸することを特徴とす
    る抗菌性、脱臭性および防虫性を有すると共に、遠赤外
    線放射特性を有する複合レーヨンと牛乳蛋白繊維とを混
    紡または交撚して紡糸する加工糸の製造方法。
JP8277281A 1995-11-27 1996-09-27 抗菌性、脱臭性および防虫性を有すると共に、遠赤外線放射特性を有する複合レーヨンと牛乳蛋白繊維とを混紡または交撚して紡糸する加工糸の製造方法 Expired - Fee Related JP2909028B2 (ja)

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