JP2002327344A - 複合繊維構造物 - Google Patents

複合繊維構造物

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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】遠赤外線の内、健康増進効果の大きい波長域の
セラミックスを含有した繊維を用いて、肌に優しい繊維
構造物を得る。 【解決手段】特定波長における分光放射率の高いセラミ
ックスを含有した合成繊維と特定の天然鉱物として黒鉛
ケイ石を均一分散した絹繊維とから成る複合繊維構造物
とする。上記において、セラミックス分散絹繊維は、セ
ラミックス混入蚕用飼料を蚕に給餌させて生産された絹
糸を用いて合成繊維と複合化した繊維構造物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、セラミックス混入
繊維を複合した複合繊維構造物に関する。
【0002】
【従来の技術】セラミックスを混入あるいは塗布した繊
維あるいはこれを用いた繊維製品は各種知られている。
遠赤外線は医療、健康維持のために各種利用されてい
る。遠赤外効果を目的として遠赤外放射性セラミックス
粉末等を混入した繊維あるいは繊維製品も知られてい
る。これらの多くは遠赤外線放射性物質としてシリカ、
アルミナ、酸化チタンなどを用いる。
【0003】しかしながら遠赤外領域とは目に見えない
赤外線の中でも赤から遠い4〜1000ミクロンの広い
波長のものをいうが、このうちの健康増進効果に好適な
波長を考慮して設計されたセラミックス混入繊維の提案
はなされていない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明者は、上記課題
に鑑み、遠赤外領域を幅広く検討し、また波長をパラメ
ーターとした分光放射率で捉えた場合に特定波長におけ
る分光反射率の高いセラミックスを探求したところ、分
光反射率の高いセラミックスと特定の天然鉱物を適用す
れば、遠赤外線による健康増進効果の大きい波長域は高
い分光放射率で、またその他領域も幅広く設計可能であ
ることを見いだし、また肌に優しい絹繊維と撚り合わせ
複合化することによって、優れた複合繊維構造物となる
ことを見出した。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、セラミックス
が均一分散した絹繊維と黒鉛ケイ石を含有するポリエス
テル繊維とからなる複合繊維構造物である。さらには、
上記において、セラミックス分散絹繊維が、セラミック
ス混入蚕用飼料を蚕に給餌させて生産された絹糸である
複合繊維構造物である。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の複合繊維構造物の得るた
めの合成繊維は黒鉛ケイ石を含有する。黒鉛ケイ石とは
黒色の天然鉱石であり、海底の珪藻類が長年堆積して鉱
石化したもので多種の天然ミネラルを多量に含み、遠赤
外線をはじめとする活性波動を放射発散する特徴を有す
る。日本では北海道檜山郡の平成上の国鉱山で産出する
ものが品質が良く好ましい。また、このものはブラック
シリカの商品名で市販されている。黒鉛ケイ石の標準的
成分組成の例は、シリカ81.4%、アルミニウム6.
4%、炭素5.0%、カリウム1.7%、チタン1.2
%、二酸化鉄0.5%、マグネシウム0.5%、ナトリ
ウム0.08%、カルシウム0.02%である。
【0007】この黒鉛ケイ石の粉末を合成繊維に含有せ
しめると高い遠赤外線放射率のために強い遠赤外効果を
発揮する。前述のとおり黒鉛ケイ石には多数の成分が含
有されており、どの成分あるいはどの成分との組み合わ
せが有効に作用しているのかは未だ解明には至っていな
いが、単純な従来のセラミックスでは発現しない作用を
有している。特に遠赤外線の中でも、最も生体の細胞を
活発にする作用がある4〜14ミクロンの波長が強い。
黒鉛ケイ石はその放射線波動により身体中の水分子に共
鳴振動作用を生起し、これにより体内水分が酸性化され
て、健康増進効果も発現する。
【0008】合成繊維中の黒鉛ケイ石粉末の混入量は、
好ましくは0.5〜30%、特には1〜10%が好まし
い。少ないと効果が顕著ではなく、多すぎると合成繊維
の強度が低下するおそれがある。粉末の大きさは、合成
繊維の強度に影響を与えない程度の、粒径が10ミクロ
ン以下、さらには5ミクロン以下が好ましい。黒鉛ケイ
素はその他のセラミックス粉末と混合して用いてもよ
く、後述する絹に含ませるセラミックスを混入してもよ
い。
【0009】黒鉛ケイ石等の粉末の混入は、合成繊維の
製造工程中で行えばよく、原料の調整工程、重合工程で
添加して紡糸してもよく、また含有量の多いマスターバ
ッチを製造してこれを繊維形成性成分のペレットに添加
して溶融混合して紡糸してもよく、また紡糸液に添加し
て紡糸してもよい。
【0010】合成繊維を形成するための繊維形成性成分
としては、ポリエステル、ポリアミド、ポリオレフィ
ン、ポリアクリロニトリル、ポリウレタンはもちろん、
ビスコースレーヨン、アセテート等の半合成繊維等各種
の紡糸材が使用可能であるが、特にはポリエチレンテレ
フタレート等のポリエステルが好ましい。またこれらに
は艶消し剤、熱安定剤、紫外線吸収剤、着色剤などの添
加剤を加えることもできる。
【0011】合成繊維の断面形状は円形でも非円形でも
任意の形状が可能である。繊維の太さも任意であるが、
通常は単糸で0.1〜60デニール程度、特に5〜30
デニール程度が柔軟性に富むので布帛用として適してい
る。
【0012】複合繊維のもう一方の材料であるセラミッ
クスが均一分散した絹繊維は、好ましくはセラミックス
を混入した蚕用飼料を蚕に給餌させて生産された絹糸で
ある。蚕用飼料或いは生桑葉にセラミックス粉末を添加
し、これを蚕が摂取すると、見事に蚕が産生する繭に移
行し、セラミックスが均一に分散された絹繊維が得られ
る。
【0013】飼料又は桑葉に混入するセラミックスの粉
末は平均粒径が1ミクロン以下の微粉化したものが好ま
しい。粒径が大きすぎると蚕がセラミックスを食さなく
なる。混入量は飼料又は桑葉に重量%で1〜30%が好
ましい。飼料に混入する場合は、市販の蚕用人工飼料に
セラミックス粉末を所定量添加し、これに水を加えて、
必要により、加熱したり蒸したりしたものを給餌する。
桑葉に混入する場合の好ましい方法は、セラミックス微
粉を桑葉に直接散布するか、セラミックス微粉を分散又
は、必要な可溶化処理により、溶解した水を桑葉に散布
する等の方法が好ましく挙げられる。このようにすると
蚕はセラミックスを忌避することなく、通常と同様によ
く食べよく繭を作り、自然の絹の光沢、風合い、肌触り
を持ち且つ含有するセラミックの持つ遠赤外効果、保温
効果、抗菌効果、遮光性、紫外線吸収効果を有する絹繊
維を簡単に得ることができる。
【0014】絹に混入されるセラミックスとしては、S
iO、Al23、TiO2、ZrO2、ZrC、Mn
2、Fe2、CoO、CuO、MgO、NiO、C
aO、Li2O等が好ましく例示される。これらのセラ
ミックスは遠赤外効果の分光反射率が高く、もう一方の
黒鉛ケイ石入り合成繊維との組み合わせると、幅広い遠
赤外線領域で広範な遠赤外効果を達成できる。特にシリ
カSiO、アルミナAl2、酸化チタンTiO2
分光反射率が高いので好ましい。あるいはまたセラミッ
クスとして殺菌作用のある銀添着セラミックス等を用い
れば殺菌効果、水質改善効果も達成できる。
【0015】本発明でいう繊維構造物とは、布帛状物は
もちろん、撚り糸、ひも状物、糸状物等、繊維構造体を
含む物体であれば、いかなる構造、形状のものであって
もよいが、好ましくは、該絹繊維と該合成繊維との撚り
糸、混紡、混撚、混繊物、混織した織物、さらには両繊
維を混合した不織布等が挙げられる。
【0016】混繊率或いは合糸率は、セラミック分散絹
繊維:黒鉛ケイ石入り合成繊維の比で、5:95〜9
5:5が好ましく、特には10:90〜90:10が好
ましい。互いに10%以下では効果の発現が不十分とな
りがちである。
【0017】本発明の繊維構造体は、健康増進用途、衣
料、寝具、家具、自動車・鉄道車両・航空機等の内装
材、カーテン、壁紙、クッション、フロアマット、便座
カバー等の家具・建築内装材、浄水材等の水質改善用
途、化学物質吸着材、保温材、マイナスイオン発生材、
植物育成用材、植物鮮度保持材、防菌材、防かび材、除
湿材として使用することができる。
【0018】
【実施例】黒鉛ケイ石粉末(上の山鉱山産出、商品名
“ブラックシリカ”、平均粒径5ミクロン)30重量部
をポリエチレンテレフタレートチップ70重量部に加
え、押出機で溶融混合してマスターバッチチップを製造
した。このマスターチップ10重量部に対してポリエチ
レンテレフタレートチップ90重量部を混合し、溶融温
度230℃で溶融紡糸し、2倍延伸して黒鉛ケイ石入り
糸を得た。ついでこれにアルミナ入り(5重量%)絹糸
とを1:1で撚り合わせて混撚糸を得た。これを用いて
10センチ四方の織物を作成した。
【0019】触った感触は肌に優しく、保湿感があり、
べとつき感はなく、さらさら感のあるものであった。こ
のものの常温での4〜14ミクロンの波長域での遠赤外
線放射率は95%以上と高いものであった。また20ミ
クロン以上の遠赤外線領域での放射率は殆どの領域で7
5〜85%であり、健康増進効果と保温感に優れるもの
であった。
【0020】
【発明の効果】本発明の繊維複合体は、肌触りが良く、
また医療効果や健康増進効果が高く、また広い領域での
遠赤外効果を発現する。また、その他、防菌効果、マイ
ナスイオン発生効果等にも優れる。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】セラミックスが均一分散した絹繊維と黒鉛
    ケイ石を含有する合成繊維とからなることを特徴とする
    複合繊維構造物。
  2. 【請求項2】セラミックス分散絹繊維が、セラミックス
    混入蚕用飼料を蚕に給餌させて生産された絹糸であるこ
    とを特徴とする請求項1に記載の複合繊維構造物。
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