JPH0321187B2 - - Google Patents

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JPH0321187B2
JPH0321187B2 JP62031034A JP3103487A JPH0321187B2 JP H0321187 B2 JPH0321187 B2 JP H0321187B2 JP 62031034 A JP62031034 A JP 62031034A JP 3103487 A JP3103487 A JP 3103487A JP H0321187 B2 JPH0321187 B2 JP H0321187B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
duct
suction
hole
roller
vacuum
Prior art date
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JP62031034A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS63197456A (ja
Inventor
Yasuo Tanaka
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toa Kikoh Co Ltd
Original Assignee
Toa Kikoh Co Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、衛生用品例えば女性生理用ナプキ
ン、お産パツト、小児用オムツ、大人用オムツ、
乳パツト等を均一な大きさに部材を積層する衛生
用品の成型方法とその装置に関するものである。
従来の技術 従来衛生用品即ち生理用ナプキンは、第5図に
示すようにローラーに巻きつけた吸収材、PEフ
イルム、防水紙又は台紙等を順番に繰り出してロ
ーラーの圧力で重ね合わせた後、均等な長さに切
断し、切断された生理用ナプキンを不織布が包被
し、一連に不織布で包被されているナプキンとナ
プキンとの継ぎ目部分を順次シールすると同時に
カツターで切断するよう上述のようにカツター及
び平滑面的な冷却ローラーを用いて挟着して移送
するよう取りつけている。
発明が解決しようとする問題点 しかしながら、従来の原紙搬送方式はコンベア
ベルト及びベルト間の渡り、一部固定ガイドによ
る修正により、原紙の蛇行、スリツプ等のために
製品の寸法が不揃いとなり、又ヒートシールの位
置ずれのためロス率や稼動率、品質等において問
題点が多かつた。
そこで本発明は、従来の問題点を解決するため
に、ドラムの全周面に衛生用品の種類に対応した
姿抜き型孔部を所定間隔をおいて設け、該孔部を
吸着面とするために多数の吸引口を穿設した。成
型方式は直線的流れをバキユーム、ドラム方式に
より一部曲線的流れに変更することによつて上記
欠点をなくすると共に原紙の供給においても、バ
キユーム搬送方式に変更することにより、原紙の
蛇行防止、および原紙の人手による引掛作業を不
要にし、又原紙のスリツター加工時の巻張力不均
一による無理な引張防止を図ることを目的とする
ものである。
問題点を解決するための手段 第一の発明の衛生用品の成型機は、全周面に所
定間隔をおいて多孔性底壁を有する複数の姿抜き
型孔部を有する回転式吸引成型ドラムに、上部に
ダクトを内装し周壁には吸引口を設けた真空室を
有する支軸を嵌挿し、前記真空室に対応する前記
回転式吸引成型ドラムの外側方に開口するように
供給装置とバキユーム管を設け、該バキユーム管
の開口部位置にローラーを設けて前記姿抜き型孔
部内の部材をダクトとバキユーム管の吸気力とロ
ーラーの圧力で圧縮成型するように形成してい
る。
第2の発明の前記衛生用品の成型機を用いる衛
生用品の成型方法としては、台紙を姿抜き型孔部
の上面に敷設した後に供給装置より姿抜き型孔部
の窪みに吸収性部材を供給し、ダクトの吸引力に
より姿抜き型孔部の深さに吸収性部材を積層後、
ダクトとバキユーム管の吸気力とローラーの圧力
で吸収性部材を圧縮し、吸収性部材が回転式吸引
成型ドラムの回転によりダクトの吸引力の範囲か
ら離れると押えローラーで部材を一定の厚味に順
次成型移送する方法がある。
作 用 回転式吸引成型ドラムの外周面に設けた姿抜き
型孔部が支軸の吸着面の吸引口に対接すると吸引
作用により吸着面の台紙上に綿及び吸収剤の如き
部材を姿抜き孔部に吸着させて成型し、ダクトの
空気吸引範囲を離れると、台紙上の部材は成型状
態で整然と移送される。
又、ダクトとバキユーム管から積層後の部材を
ローラーで圧力を加えながら吸気し真空に近くす
ると、部材間の空気層が圧力と吸気力で薄くなり
部材の密度が高くなつて部材は圧縮成型される。
本発明は、バキユーム内のこの作用を利用し、
ドラムの孔部内における空気の吸引作用により部
材が定着し、台紙が蛇行することなくその上に衛
生部材が積層する。
実施例 以下、図面を参照して本発明の衛生用品の成型
方法とその装置を説明する。
第1図と第2図において、1は回転式吸引成型
ドラムであつて、該ドラム1の外周面に所定間隔
をおいて、衛生用品の形状に対応した姿抜き型孔
部2を複数穿設する。この場合前記孔部2は有底
で多孔の場合も考えられ設計しうるは勿論であ
る。3は吸引口であつて、支軸6を筒体とする外
周の厚味に複数開口している。そして該吸引口は
前記支軸6の上方内部に適数構成したバキユーム
4の範囲内の軸筒に形成されている。7は真空室
であつてダクト5を挿入して空気を吸引し、バキ
ユーム4の作用を司掌させる。8は供給装置であ
つて、綿即ちフレーク状のパルプ綿又はキルト綿
の供給路であり、その口端を孔部2に開口する。
9はバキユーム管であつて、ダクト5に連絡して
バキユーム4内の空気を吸引排出する。10はロ
ーラーであつて、孔部2内の衛生部材の表面を転
動して均一化する。11は容積式ポリマー移載装
置であつて、内部に歯車を設け、スクリユーコン
ベヤにて送入された吸収剤をコンベヤにて送り込
んで歯車の回転により必要量を部材上に撤布す
る。12は台紙、13はテンシヨンローラー、1
4はドラム1の孔部2内に充填された部材例えば
パルプ綿又はキルト綿の積層である。15は押え
ローラーである。
第3図A,Bは本発明の他の実施例を示すもの
であつて、同一符号の部分は第1図の同一箇所同
一作用をなすものであるから、重複を避けるため
省略する。この場合は、支軸6のバキユーム4は
上方部に1個のみ設けており、支軸6を偏心させ
ている場合とそうでない場合がある。その他の構
成作用は共に第1図と同様であるが、吸引機構の
勢力範囲を脱した場合は台紙は成型された綿を載
せたまま従来のように直進する。この場合支軸6
を偏心させて孔部の深浅を調節し、台紙12の孔
部における垂下状態により衛生用部材の厚薄を調
整することができる。
次に、成型方法を説明する。
台紙12を成型ドラム1の上に送り出すとダク
ト5による吸引口3からの吸引作用により台紙1
2が姿抜き型孔部2に吸着されてストツパ的吸着
面となり、順次引きづられて移動し、その台紙は
曲線状の凹部に形成される。その凹部における台
紙上に供給装置8からパルプ綿又はキルト綿等の
綿類が積層され、次の段階でローラー10の回転
により前記綿類の表面を均整化し、この均整化さ
れた綿類積層面14に、容積式ポリマー移載装置
11のスクリユーコンベヤで送られた吸収剤を、
歯車の凹部を介してその歯車の回転により均一に
撤布し、前記ドラム1が回転して吸引口3から離
れて吸引勢力の範囲外に脱出すると、解放された
台紙12は直線状に移動し、その上面の吸収剤を
押えローラー15で押えて積層する。そして積層
された衛生用部材は、直線状の台紙上に所定間隔
毎に載置されたままの状態で、次の工程に移行し
てカツター或はシール等を施して成型を行うもの
である。
発明の効果 本発明は上述のように回転する成型ドラムの外
周面に所定間隔をおいて姿抜き型孔部を形成し、
該ドラムの外部に部材の供給装置を設け、前記ド
ラム内に任意の吸引機構を有する偏心自在の支軸
を該支軸の吸引機構の範囲内において、前記部材
を該孔部内の台紙又は不織布上に積層吸着するよ
うにしたので、従来の平滑面のドラムと異なり、
台紙は勿論その他の部材も一定場所に吸着成型さ
れるので、原紙の蛇行及びスリツプを防止するこ
とにより寸法を規格化して精度を上げうるは勿論
稼動率と品質の向上と共にロス率の低下により安
価に提供しうるの特異性がある。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第2図は本発明に使用する方法および
装置の要部の一例を示す説明図、第3図A,Bは
本発明に使用する他の実施例を示す説明図、第4
図は従来の製造工程の説明図である。 1……成型ドラム、2……姿抜き型孔部、3…
…吸引口、4……バキユーム、5……ダクト、6
……支軸、7……真空室、8……供給装置、9…
…バキユーム管、10……ローラー、12……台
紙、14……吸収性部材の積層、15……押えロ
ーラー。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 全周面に所定間隔をおいて多孔性底壁を有す
    る複数の姿抜き型孔部2を有する回転式吸引成型
    ドラム1に、上部にダクト5を内装し周壁には吸
    引口3を設けた真空室7を有する支軸6を嵌挿
    し、前記真空室7に対応する前記回転式吸引成型
    ドラム1の外側方に開口するように供給装置8と
    バキユーム管9を設け、該バキユーム管9の開口
    部位置にローラー10を設けて前記姿抜き型孔部
    2内の部材14をダクト5とバキユーム管9の吸
    気力とローラー10の圧力で圧縮成型するように
    したことを特徴とする衛生用品の成型機。 2 吸気される姿抜き型孔部2を有する回転吸引
    成型ドラム1を用いて体液を吸収させるための部
    材から成る衛生用品を製造する方法において、台
    紙12を姿抜き型孔部2の上面に敷設した後に供
    給装置8より前記姿抜き型孔部2の窪みに吸収性
    部材を供給し、ダクト5の吸引力により前記姿抜
    き型孔部2の深さに吸収性部材14を積層後、前
    記ダクト5と前記バキユーム管9の吸気力とロー
    ラー10の圧力で吸収性部材14を圧縮し、該吸
    収性部材14が回転式吸引成型ドラム1の回転に
    より前記ダクト5の吸引力の範囲から離れると押
    えローラー15で部材14を一定の厚味に順次成
    型移送するようにしたことを特徴とする衛生用品
    の成型方法。
JP62031034A 1987-02-12 1987-02-12 衛生用品の成型機及び成型方法 Granted JPS63197456A (ja)

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