JPH032112A - ワツクスの微小分散物を含有する毛髪用化粧料組成物 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はワックスの微小分散物を含有する毛髪用の化粧
料組成物又は化粧料組成物担体ならびにこれらの組成物
による毛髪のための美容処理法に関する。

ワックスは美容における利用が極めて古く、天然（動物
性又は植物性）物質又は合成物質であり常温（２１℃）
において固体であり一般に若干塑性であり水に不溶、油
類に可溶であり防水性フィルムを作り得ることは公知で
ある。ワックスの定義及びそれらの美容における応用に
ついてはたとえばＰ、　Ｄ、　Ｄｏｒｇａｎ著［ドラッ
グ　アンド　コスメチック　インダストリーＪ　（Ｄｒ
ｕｇｓ　ａｎｄ　Ｃｏｓｍｅｔｉｃ　Ｉｎｄｕｓｔｒｙ
）　、　１９８３年１２月、第３０−３３頁及び［ハン
ドブック　オブ　コスメチック　サイエンスＪ　（Ｈａ
ｎｄｂｏｏｋ　ｏｆ　Ｃｏｓｍｅｔｉｃ　５ｃｉｅｎｃ
ｅ）　、　）１．Ｗ、Ｈｉｂｂｏｔ編オックスフォード
市Ｐｅｒｇａｍｏｎ　Ｐｒｅｓｓ　（１９６３年）第６
０頁が引用できる。毛髪用調剤中、最も古典的な応用は
毛髪用ポマード又は固形ブリャンチンと呼ばれる半固体
調剤である。この種の組成物中において、ワックスはと
くに有意な程大きな割合の各種油と混合して用いられる
。たとえばＥ、Ｗ、Ｆｌｉｃｋ　　ｒコスメチック　ア
ンド　トイレトリー　フォームレーションズ（Ｃｏｓｍ
ｅｔｉｃ　ａｎｄ　Ｔｏｉｌｅｔｒｙ　Ｆｏｒｍｕｌａ
目ｏｎｓ）米国ニュージャージ州Ｎｏｙｅｓ　Ｐｕｂｌ
ｉｃａｔｉｏｎｓ編（１９８４年）第２７１−２８８頁
参照。

ドイツ国特許出願第３５３４７３３号明細書には油及び
場合によってはワックス０．０５乃至１％を含有し得る
澄明な発泡性化粧料組成物が記載しである。

これらの組成物中において油及び場合によっては存在し
ているワックスは可溶化しである。これら組成物中に油
及び／又はワックスが存在すると皮膚に脂肪分を与えこ
うしてアニオン系界面活性剤の使用により引き起こされ
る過度の脱脂を回避することを目的とする。

そのほか、若干の油を用いて微小乳濁物をまた若干のワ
ックスを用いて微小分散物を作ることができこれらは懸
濁している粒子の集塊及び沈降がな（安定で無限に水で
希釈できることも公知である。ワックスの微小分散物は
アニオン系又は非イオン系界面活性剤の存在下に及び場
合によっては一部が水と共にワックスの溶融次に攪拌し
ながら水の徐々の添加によって得られる。ヰ箒モ由中水
型の乳濁液が中間に生成され続いて相反転に伴なう水中
油型の乳濁液が最後に生成されることが観察される。冷
却するとワックスのコロイド状固体粒子の安定な微小分
散物が得られる；たとえば「ミクロエマルジョン　セオ
リー　アンド　プラクチスＪ　（Ｍｉｃｒｏｅｍｕｌｓ
ｉｏｎｓ　Ｔｈｅｏｒｙ　ａｎｄ　Ｐｒａｃｔｉｓ）Ｌ
、　Ｍ、　Ｐｒ　１ｎｃｅ編Ａｃａｄｅｍｉｃ　Ｐｒｅ
ｓｓ　（１９７７年）第２１−３２頁参照。

これらのワックス微小分散物はとくに皮革のつや出し及
びプラスチック床面の被覆に用いられる。

今回この種のワックス微小分散物が調髪に量感をもたら
しまた毛髪にとくに繊細なかつしなやかな毛髪に厚さを
与える調髪用ローションとしてとくに使用できることが
見出だされた：これらのローションによって毛髪の先端
まで毛髪を抑えぴったり覆うようにして毛髪を滑らかに
且つ艶出しすることができる。これらはまた主要活性成
分としてワックスすなわち脂肪物質として分類される物
質を含んでいるのに拘わらず髪に脂ぎった外観をもたら
さず逆にその出現を遅くする意外な特性も呈する。

従って本発明は液体担体中にワックス分散物を含んでい
る非発泡性で流動性の組成物であって、その分散相は粒
度５００ｎｍ未満の粒子の安定な微小分散物であり該粒
子は本質的には１種のワックス又はワックス混合物から
なり該ワックス又は該混合物は終末の融点が６０℃より
高＜１００℃より低く前述の微小分散物を形成し得るも
のであり、該組成物はワックスの０．１乃至４０重量％
、非イオン系又はアニオン系乳化剤の少なくとも１種０
．０１乃至２５重量％及び水の少なくとも３５重量％を
含んでおりワックス／乳化剤の重量比は１乃至３０の範
囲であることを特徴とする毛髪用化粧用組成物又は化粧
用組成物担体に関する。

従って本発明により用いられるワックス又はワックス混
合物は上記の方法に従って非イオン系及び／又はアニオ
ン系乳化剤と組合せて粒度５００ｎｍ未満の安定な微小
分散物が生成できなくてはならない。使用可能なワック
ス又はワックス混合物は日常の簡単な経験により選択で
きる。もちろん、本発明により用いられるワックス微小
分散物はカチオン系界面活性剤を含んでいない。

特定の実施型式においては本発明により使用可能な組成
物はまた下記の諸特徴を単独で又は組合せて呈すること
もできる： （イ）ワックスはカルナウバワックス、カンデリラワッ
クス、アルファワックス及びそれらの混合物のうちから
選ばれたワックスである；（０）ワックスはカルナウバ
ワックス又はカンデリラワックス〆又はそれらの混合物
に加えて他のワックス又は他のワックスの混合物たとえ
ばパラフィンワックス、オゾケライト、水素添加したジ
ョジョバワックス゛、場合によってはエステル化した蜜
蝋、稲ワックス又はセラミドを含んでいる；この種の混
合物中のカルナウバ及び／又はカンデリラワックスの重
量比は望ましくは５０％に等しいか又はそれ以上である
； （ハ）化粧料組成物中においてはワックスの割合はたと
えば０．１乃至２０％、とくに１乃至２０％またとくに
１乃至１０％である； （ニ）乳化剤の濃度は０．１乃至１０％である。

（ホ）該非イオン系乳化剤はポリアルコキン化及び／又
はポリグリセロール化した界面活性剤である； （へ）乳化剤はアニオン系界面活性剤である（））液体
担体は液相重量に対して８０乃至１００９６の水を含ん
でいる； （チ）液体担体は水からなる； （す）コレステロール、炭素原子数が少なくとも１２個
の脂肪アルコールなどの如き両親媒性化合物（ワックス
を乳化させない）の少なくとも１種をワックスに組合せ
ることができる；両親媒性化合物の濃度はワックス又は
ワックス混合物に対して３０重量％まで（とくに１０重
量％まで）に達し得る：（ヌ）油又は油混合物（とくに
下記実験部分に記載の浦）をワックスに組合せることが
できる。油の濃度はワックス又はワックス混合物に対し
て３０重量％（とくに１０重量％）までに達し得る一本
発明による組成物のうちとくに油を含んでいないものが
あげられる； （ル）組成物はそのほか情況に応じて油溶性活性成分の
少なくとも１種を含有し得る；油溶性活性成分のうちと
くに油溶性着色料又は可溶性の太陽光線フィルター（紫
外線の有害作用から皮膚及び／又は毛髪を保護し得る物
質）をあげることができる； （１）油溶性活性成分が存在するときその濃度はワック
ス又はワックス混合物に対して３０重量％（一般に１０
重量％）までに達し得る；（ワ）ワックスの重量比及び
粒子中に非乳化性の両親媒性化合物がある場合その重量
比は粒子の重量に対して一般に９０％を超えたいていの
場合９５％を超え、残部は浦及び／又は存在する場合油
溶性成分（乳化剤は含まない）からなる； （力）ワックス／乳化剤の重量比は１乃至２０とくに２
乃至ＩＯの範囲内で変動できる。

植物性のカルナウバワックス（Ｃｏｐｅｒｎ　ｉｃ　１
ａＣｅｒｉｆｅｒａの抽出物）、カンデリラワックス（
Ｅｕｐｈ−ｏｒｂｉｅｓ　Ｃｅｒｉｆｅｒａ及びＰｅｄ
ｉｌａｎｔｕｓ　Ｐａｖｏｎｉｓの抽出物）及びアルフ
ァワックス（Ｓｔｉｐａ　Ｔｅｎａｃｅｓｓｉｍａの抽
出物）は市販品である。

またワックス及び乳化剤を含んでいる市販の自家乳化性
ワックス混合物を用いて化粧料組成物又は化粧料組成物
担体を製造することもできる。たとえば仏国ボビニ市Ｔ
ｌ５ＣＣＯ社から“ＣＩＲＥ　ＡＵＴＯＬＵＳＴＲＡＮ
ＴＥ　ＯＦＲ“の名称で市販されておりしかもカルナウ
バワックス及びパラフィンワックスを非イオン系乳化剤
と組合せて含んでいるワックス又は仏国マルセイユ市Ｌ
Ａ　ＣＥＲＥＳＩＮＥ社から“ＣＥＲＡＸＡ、　０．２
８／Ｂ“の名称で市販されてしかもアルファワックスを
非イオン系乳化剤と組合せて含んでいる自家乳化性ワッ
クスが使用できる。これら市販の混合物は上記の方法゛
に従って水を添加することによりワックス微小分散物を
製造できる。

セラミドは角質層の角質細胞間の場所を構成する主要脂
質である。とくにＤｏｗｎｉｎｇによりサイエンス（Ｓ
ｃｉｅｎｃｅ）第１８巻（１９８２）第１２６１−２頁
に記述されている。セラミドはとくに老化防止剤及び給
温剤として化粧料組成物中に用いられる；たとえば日本
国特許出願第８７．１７６９０７号参照。毛髪用組成物
中においてはセラミドは毛髪保護剤として作用する；た
とえば欧州特許出願第０２７８５０５号参照。

これらセラミドは化粧料組成物中に分散させるのが困難
である。しかしながら本発明のお蔭でこれらを高濃度に
分散させることがきる。

場合によっては本発明の組成物中に存在している油溶性
着色料はたとえば下記のものである：ｌ−二トロー：）
−アミノ−４−・ｒソゾ１＋ビルアニリン、ｌ−ニトロ
−２−メチル−３−メチルアミノ−４−メチルアニリン
、 ３−ニトロ−４−ブチルアミノフェノール、４−ヒドロ
キシ−３−メチル−フェニルアゾベンゼン、及び 式　　　　　　　　　　　　　　　　の生成物本発明の
組成物中に場合によっては存在している油溶性太陽光線
フィルターのうちとくに下記の市販の化合物が列挙でき
る ３−ベンジリデン−ｄ、１５−樟脳、 ３−（４’−メチルベンジリデン）−ｄ、　Ａ−樟脳、
４−（ジメチルアミノ）安息香酸アミル、ｐ−メトキシ
桂皮酸アミル及び−イソアミル及びサリチル酸メチル 本発明の組成物の利点の一つはこれら油溶性成分を水性
媒体中で使用し得ることである。

用いられるアニオン系界面活性剤は望ましくは親水性親
油性バランス（ＨＬＢ）がＩＯから４０となり得るもの
である。これ°らはと（に脂肪酸塩（たとえばアルカリ
塩又はアミン塩の如き有機塩）であってたとえば炭素原
子数１２乃至１８個でオレイン酸の場合のように二重結
合があってもよい脂肪酸の塩アルカリ塩又は炭素原子数
１２乃至１８個のアルキル硫酸又はアルキル−スルホン
酸、アルキル基の炭素原子数６乃至１６個でアリール基
がたとえばフェニル基であるアルキル−アリールスルホ
ン酸の有機塩基との塩である。またエーテルサルファー
トとくに脂肪アルコールの硫酸塩化生成物及び炭素原子
数６乃至２０個の脂肪族鎖とオキシアルキレンとくにオ
キシエチレン、オキシプロピレン又はオキシブチレンの
反復単位数１乃至３０個のポリアルコキシル化鎖とがあ
るポリアルコキシル化アルキルフェノールでもある。

これらアニオン系界面活性剤すべてがよく知られており
それらのうちの多くは市販品である。

非イオン系界面活性剤はとくにポリアルコキシル化及び
／又はポリグリセロール化した脂肪酸又は脂肪酸アミド
；ポリアルコキシル化及び／又はポリグリセロール化し
た脂肪酸とポリオールとのエステル；ポリアルコキシル
化及び／又はポリグリセロール化した脂肪アルコール又
はアルキルフェノール；ポリアルコキシル化及び／又は
ポリグリセロール化した１、２−又は１．３−アルカン
ジオール又はアルケンジオール；及びポリアルコキシル
化及び／又はポリグリセロール化した１、２−又は１．
３−アルカンジオール又はアルケンジオールのアルキル
エーテルである。脂肪酸又は脂肪アルコールは場合によ
っては不飽和であり、たとえば炭素原子数１２乃至２４
個であり、アルキルフェノールのアルキル連鎖はたとえ
ば炭素原子数６乃至１６個であり、アルカンジオール又
はアルケンジオールは炭素原子数９乃至２４個であり、
アルキルエーテルのアルキル部分は炭素原子数４乃至２
０個であり、オキシアルキレン反復単位又は（ＣＨ２Ｃ
ＨＯＨＣＩＩ□Ｏ）反復単位の個数は２乃至４０に達し
得る。

ポリアルコキシル化した非イオン系誘導体はとくにポリ
オキシエチレン化した場合によってはポリオキシプロピ
レン化した誘導体である。

ポリアルコキシル化した脂肪酸は市販品とくに〜１ｙｒ
ｉの商標の商品である。

ポリオキシエチレン化した脂肪酸とポリオールとのエス
テルであってポリオールがソルビトールであるエーテル
は公知（ポリソルベート及びＴｗｅｅｎの商標で市販の
製品）である。

ポリオキシエチレン化した脂肪アルコールは市販品とく
にＢｒ１ｊの商標で市販の製品である。

脂肪アルコール、アルカンジオール又はアルケンジオー
ル、アルカンジオール又はアルケンジオールのアルキル
エーテルであって。

ポリグリセロール 化しであるものはたとえば仏国特許第１４７７０４８号
、第２０２５６８１号、第２０９１５１６号及び第２４
６５７８０号に記載の方法又は類似の方法に従って製造
できる。

ポリグリセロール化した脂肪酸又は脂肪酸アミドはとく
に仏国特許第１４８４７２３号に記載してあり又は同じ
＜　ＰＬＵＲＯＬ　（Ｇａ、ｔｔｅｆｏｓｓｅ社）又は
ＤＲＥＷＰＯＬ（Ｓｔｅｆａｎ社）の商標での市販品も
ある。

本発明により作られる化粧料組成物は濃化剤、安定剤、
香料又は防腐剤の如き通常の二次的成分の１種又は数種
を含むこともできる。

濃化剤のない組成物は流動性ローションである。

濃化剤のある組成物はローション又は流動性のゲルであ
る。

濃化剤はとくにｇｏｏｄｒｉｃｈ社からＣＡＲＢＯＰＯ
Ｌの名称で市販の製品例えばカルボポル９１０．９３４
．９３４Ｐ、９４０．９４１．１３４２の如き多官能剤
により架橋したポリアクリル酸、又はセルロース誘導体
例えばヒドロキシメチルセルロース、カルボキシメチル
セルロース、ヒドロキシブチルセルロース、ヒドロキシ
プロピルセルロースまたとくにヒドロキシエチルセルロ
ース、Ｈｅｒｃｕｌｅｓ社からＮＡＴＲＯ３ＯＬ（１５
０，２５０）の名称で又はＵｎｉｏｎ　Ｃａｒｂｉｄｅ
社からＣＥＬＬＯ３１７Ｅ（ＱＰ及びＷＰ）の名称で市
販の製品、メチルヒドロキシプロピルセルロースとくに
Ｄｏｗ　Ｃｈｅｍｉｃａ１社からＭＥＴ）ＩＯＣＥＬ（
Ｅ、　Ｆ、　Ｊ、　Ｋ）の名称で市販の製品、又はヘテ
ロビオポリサツカリドたとえばＫＥＬＣＯ社からＫＥＬ
ＴＲＯＬ及びＫＥＬＺＡＮの、Ｒｈｏｎｅ　Ｐｏｕｌｅ
ｎｃ社からＲＨＯＤＯＰＯＬ及びＲＨＯＤＩＧＥＬの又
はＣＥＣＡ／５ＡＴＩＡ社からＡＣＴＩＧＵＭの商標で
市販のキサンタンゴムのうちから選ばれる。

濃化剤を用いるときはこれらは望ましくはカルボポルの
うちから選ばれ、望ましくは組成物の粘度（コントラヴ
エス粘度計、測定手段Ｎα３、回転時間２００回／分で
１０分間）が約２５℃において約２５ポアス（すなわち
２．５Ｐａ−ｓ）以下となるような濃度で用いられる。

使用できる香料は通常の、ワックス中に可溶の又は水中
に分散性の又は可溶の香料とくに水中に分散可能の又は
可溶のものである。これらは一般に５％を超えない濃度
で用いられる。

安定剤としては脂肪アルコールの燐酸エステルをあげる
ことができる。一般に１％未満の濃度で用いられる。

防腐剤はたとえばｐ−ヒドロキシ安息香酸、その塩及び
エステル、ソルビン酸及びその塩、ジメチロール−ジメ
チルヒダントイン及びイミダゾリジニル尿素の誘導体で
ある。通常有効な濃度で用いられる。

本発明により作られる組成物のｐＨは３乃至１０と変動
できる。ｐＨは場合によっては通常のｐＨ調整剤により
調整できる。

本発明はまた前記に規定したとおりのワックス微小分散
物の、上記とおりの非発泡性の流動性化粧料組成物の製
造における応用にも関する。

本発明による組成物は微小乳濁物の熱間生成により作ら
れる。より詳しくは、これらの組成物は主に、ワックス
及び乳化剤をワックス融点より高＜１００℃を超えない
温度に場合によっては一部分の水の存在下にワックスの
完全溶融まで加熱し、該温度以上の温度とした水又は残
部の水を徐々に添加し連続水相中のワックスの微小乳濁
物の生成まで攪拌し、これを室温まで冷却させるとワッ
クスの微小分散物となるようにすることを特徴とする方
法によって作られる。

場合によっては組成物中に存在している二次的成分は情
況に応じて原料に又は製品の組成物中に添加する。

揮発性ではない水溶性の成分は場合によっては微小分散
物を作るために用いられる水に添加できる。

油溶性成分は一般に微小分散物を作る前にワックスに添
加する。

本発明により作られる組成物はとくに、調髪用ローショ
ンとしてまた髪の脂ぎった対象者の毛髪の外観を改良す
るローションとしても使用できる。

本発明の組成物は乾いた又は湿ったまた洗った又は洗っ
てない毛髪にシャンプーの前又は後にも施用できる。リ
ンスはしてもしな（ともよく毎日施用できる。

シャンプーの前又は後に本発明の組成物を施用するとき
、施用後に水を用いてのリンスをして又はしないで本発
明組成物は毛髪を抑えまた調髪に持続性及び量感をもた
らす。そのほか、該組成物は毛髪の脂ぎった対象者で観
察される毛髪の再び脂ぎる現象を遅（する。

この再び脂ぎる現象を回避するため、本発明の組成物を
、洗浄後乾燥させた毛髪にとくに毛髪の毛根に近い部分
に施用できる。この場合には組成物をすすがない。すす
ぎのないのにも拘わらず組成物は毛髪にべたつく感触を
もたらさず毛髪接着現象を引き起こさないことが見出さ
れる。

本発明組成物中にワックスが存在するにも拘わらず、す
すぎがなくてさえ何ら脂ぎった外観が毛髪にもたらされ
ない。そのほか組成物中に大きな割合の水が存在するに
も拘わらず、毛髪の乾燥は問題を起こさず速かに進行す
る。

組成物が油溶性着色料を含んでいるときは毛髪着色用組
成物として本発明組成物を使用できる。

ゲルの形の組成物は調髪用ゲルとして用いられる。

また本発明による化粧料組成物担体はあらゆる割合で水
で希釈でき、場合によっては濃縮してたとえばワックス
１乃至４０重量％を含んでいる組成物担体の形に作るこ
とができる。流動性組成物の形を呈する。

濃厚な化粧料組成物担体は使用の際に希釈してたとえば
ワックス０．１乃至１０重量％の範囲の濃度となるよう
にすることができる。

また二次的成分を（ａ縮した組成物の場合は希釈後に）
添加することもできる。

本発明により作られる化粧料組成物担体は従って一方で
は使用の際に希釈する上記の濃厚な微小分散物であり他
方では使用の際に前述した二次的成分を添加できる濃縮
してない（少なくとも水、ワックス及び界面活性剤を含
んでいる）微小分散物である。

本発明はまた調髪の持続性及び量感を改良し及び／又は
毛髪の脂ぎった外観の出現を抑えるか又は遅くするため
の毛髪の美容処理法であって少なくとも毛髪の毛根に近
い部分に、処理すべき毛髪又は毛髪の部分に含浸させる
のに十分な量で前述の組成物を場合によっては組成物中
のワックスの重量比が０．１乃至２０％となるよう希釈
した後に施用することを特徴とする。希釈する場合はも
ちろん水で行なわれ、水にはそのほか所望の組成物を得
るように水溶性成分が含まれていてもよい。

この毛髪美容処理法は先に示したとおりに実施できる。

下記の実施例は本発明を説明するもので決して本発明を
限定するものではない。

製造実施例Ａ乃至りに記載の組成物は化粧料組成物担体
として又は毛髪用ローションとして、必要ならば希釈後
に、場合によってはｐＨ調整後に使用できる。

ワックス微小分散物調整の実施例 実施例Ａ グリシドール３モルをノニルフェノール１モルに重付加
して得られる非イオン系界面活性剤１．８４　ｇとカル
ナウバワックス１０ｇとの混合物を９０℃に加熱し、こ
の混合物をおだやかに攪拌して均質とする。攪拌しなが
ら、９０℃に加熱した水８８．１６ｇを混合する。得ら
れた微小乳濁物を引続いて常温に戻すと、ワックス基質
の粒子の微小分散物が生成する。

ワックスの平均粒径は９９ｎｍである。

実施例Ｂ 実施例Ａと同様に作業するがここでは界面活性剤がオレ
イン酸カリウム１ｇとオレイン酸ナトリウム１ｇとから
なる水の使用量（８８ｇ）によって１００ｇの微小乳濁
物が得られる。

ワックス微小分散物が得られ、ワックス粒子の平均粒径
は７１ｎｍである。

実施例Ｃ 同様な要領でカルナウバワックス１５％とオレイン酸ト
リエタノールアミン７．７％とを含んでいる微小分散物
が得られワックス粒子の平均粒径は７３ｎｍである。

実施例り 同様にしてカルナウバワックスｌＯ％とドデシル硫酸ナ
トリウム１．８％とを含有するワックス微小分散物が得
られ、ワックス粒子の平均粒径は２０２ｎｍである。

ドデシル硫酸ナトリウムをドデシルベンゼンスルホン酸
ナトリウム２．２％に替えると、ワックス粒子の平均粒
径は２７７ｎｍとなる。

実施例Ｅ 同様にしてカルナウバワックス１０％と非イオン系乳化
剤それぞれＸ％とを含有するワックス微小分散物が作ら
れる。

Ｂｒ１ｊ７８はエチレンオキシド（ＥＯ）２０モルでポ
リオキシエチレン化したオクタデカノールである。

Ｂｒ１ｊ９８はＥＯ２０モルでポリオキシエチレン化し
たオクタデセン−１−オールである。

Ｂｒ１ｊ５８はＥＯ２０モルでポリオキシエチレン化し
たヘキサデカノールである。

Ｍｙｒｊ５１はＥＯ３０モルでポリオキシエチレン化し
たステアリン酸である。

Ｍｙｒｊ５２はＥＯ４０モルでポリオキシエチレン化し
たステアリン酸である。

トゥイーン（Ｔｗｅｅｎ　）４０はＥＯ２０モルでポリ
オキシエチレン化したパルミチン酸ソルビトールである
。

Ｔｗｅｅｎ　６０はＥＯ２０モルでポリオキシエチレン
化したステアリン酸ソルビトールである。

Ｔｗｅｅｎ　８０はＥＯ２０モルでポリオキシエチレン
化したオレイン酸ソルビトールである。

Ｗヱ 同様にしてカルナウバワックス１５％及び非イオン系乳
化剤それぞれＸ％の微小分散物が作られる。

実施例Ｈ 同様にしてカルナウバワックス２５％及び非イオン系乳
化剤Ｂｒ１ｊ９８１１．９８％のワックス微小分散物が
作られ、ワックス粒子の平均粒径は３６ｎｍである。

実施例Ｉ 同様にしてカルナウバワックスＩＯ％、１５％又は２０
％及び非イオン乳化剤（Ｎｌ）それぞれＸ％のワックス
微小分散物を調整する。

実施例Ｇ 同様にしてカルナウバワックス２０％及びＢｒ１ｊ９８
４．８％のワックス微小分散物が作られ、そのワックス
粒子の平均粒径は１１０８ｎである。

化合物ＮＩＩはグリセロール（Ｇ）５モルでポリグリセ
ロール化したオレイルアルコールである。

化合物ＮＩ２はＧ６モルでポリグリセロール化したオレ
オセチルアルコールである。

化合物ＮＩ３はＧ６モルでポリグリセロール化したイソ
ステアリルアルコールである。

化合物ＮＩ４は６７モルでポリグリセロール化した１、
２−オクタデカンジオールである。

化合物ＮＩ５はＧ　３．２５モルでポリグリセロール化
したノニルフェノールである。

化合物ＮＩ６はＧ１２モルでポリグリセロール化した１
、２−ヘキサデカンジオールの１−オクチルエーテルで
ある。

化合物ＮＩ７はＧ１２モルでポリグリセロール化した１
、２−オクタデカンジオールの１−オクチルエーテルで
ある。

化合物ＮＩ８はＧ１０モルでポリグリセロール化した１
、３−オクタデカンジオールの１−オクチルエーテルで
ある。

化合物ＮＩ９はＧ３モルでポリグリセロール化したノニ
ルフェノールである。

及血五」 同様にしてカンデリラワックスｌＯ％及び乳化剤それぞ
れＸ％の微小分散物を調製する。

実施例に 原料としてＴｌ５ＣＣＯ社からＣＡＲＥ　ＡＵＴＯＬＵ
ＳＴＲＡＮＴＥＯＦＲの名称で市販の自家乳化性ワック
スであって非イオン系乳化剤の存在下においてカルナウ
バワックスとパラフィンワックスとの混合物からなるワ
ックスを用いる。

その原料ワックス１２ｇを均質化しながら９０℃に加熱
する。引続いて攪拌しながら同温度の水８８ｇを加える
。

引続いて混合物を常温まで放冷してワックス微小分散物
が得られ、ワックス粒子の平均粒径は１５０ｎｍである
。

実施例し 原料としてＬａ　Ｃｅｒｅｓｉｎｅ社からＣＥＲＡＸ　
Ａ、　０．２８／Ｂの名称で市販されており植物性のア
ルファワックスと非イオン系乳化剤との混合物からなる
自家乳化性ワックスを用いる。

その混合物１２０　ｇをおだやかに攪拌して均質としな
がら約９０℃に加熱する。引続いて温度約９０℃の水８
８０ｇを攪拌しながら混合する。

引続いて混合物を常温まで放冷してワックス微小分散物
が得られ、ワックス粒子の平均粒径は２５０ｎｍである
。

実施例Ｍ 実施例Ａ記載の要領と同様にして下記組成のワックス微
小分散物を調製した。

カルナウバワックス　　　　　　　　　Ｘ　％油　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
ｙ　　％オレイン酸カリウム　　　　　　　　　３．３
３％水　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　８６．６７％ただしｘ　＋　ｙ　＝　１０とする 結果は下記の表に要約しである： Ｂｒ１７　５８　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　２．５％水　　　　　　　を加えて　　　　１０
０％とするこの微小分散物は実施例Ａに従って調製する
。

親油性添加剤は水の添加前に他の成分と混合する。

“ＤＶは仏国特許第２２２２３５１号記載の３−（２−
エチルへキシロキシ）−１−ヘキサデカノイルオキシ−
２−プロパツールである。

実施例Ｎ 同様にして下記重量組成のワックス微小分散物を調製し
た： カルナウバワックス　　　　　　　　　１０　　％親油
性添加剤　　　　　　　　　　　　Ｘ　％Ｐａｒｓｏｌ
　ＭＣＸはＧｉｖａｕｄａｎ社から市販のメトキシ桂皮
酸オクチルの商品名である。

Ｕｖｉｎｕｌ　Ｍ２ＯはＢＡＳＦ社から市販の３−ベン
ゾフェノンの商品名である。

夫皇興且 下記重量組成のワックス微小分散物を調製した：カルナ
ウバワックス　　　　　　　　　Ｘ　％油　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　ｙ　　％Ｂｒ１
ｊ　９８　　　　　　　　　　　　　　　４．７８％水
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
８５．２２％ただし）（＋ｙ＝ｌＯとする 微小分散物は実施例Ａに従って調製される。油は水の導
入前にワックスに添加する。

カルナウバワックス　　　　　　　　　Ｘ　％セラミッ
ク及び／又はコレステロール　ｙ　％オレイン酸カリウ
ム　　　　　　　　　　３．３％水　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　８６．６７％ただし
Ｘ十ｙ−１Ｏとする これら微小分散物は実施例Ａに従って調製される。

実施例門参照 夫籠剋ヱ 下記重量組成のワックス微小分散物を調製した：ＤＶＡ
ハ式Ｃｌ５Ｈ３１ＣＨＯＨＣＨＣＨ２０Ｈ（７）　セラ
ミ　ド、エリＮＨＣＯＣ，５Ｈ３ トロ型とトレオ型との混合物である。

夫皇五λ 同様にして下記重量組成のワックス微小分散物を調製し
た： カルナウバワックス セラミド又はコレステロール Ｂｒ１ｊ　５８ 水 ただしｘ＋ｙ＝−１ｏとする ２．３４ ８７、６６ を調製した： カルナウバワックス セラミド又はコレステロール Ｂｒ１ｊ　５８ 水 ただしＸ　＋　ｙ　＝　１０とする ２．３４ ８７、６６ ＤＶＡは実施例Ｐ参照、ＤＶＢはＤＶＡと同じ式ただし
エリトロ型のみのセラミドである。

１１男玉 同様にして下記重量組成のワックス微小分散物実力ｄ引
旦 同様にして下記重量組成の微小分散物を調製した： カルナウバワックス　　　　　　　　１０　　％親油性
添加物　　　　　　　　　　　Ｘ　％オレイン酸カリウ
ム　　　　　　　　　３．３３％水　　　　　　　　を
加えて　　　１００％とする＊２−イソプロピル６−ニ
トロアニリンワックス微小分散物に他の成分を記載の順
序で配合させて下記のシャンプー前の手入用組成物を製
造する： 実施例しで得られたワックス微小分散物　９８　　ｇＤ
ｏｗ　Ｃｈｅｍｉｃａ１社からメトセル（ＭＥＴＨＯＣ
ＥＬ　）Ｆ４Ｍの名称で市販のヒドロキシプロ ピルメチルセルロース　　　　　　　　　１．５ｇｐ−
ヒドロキシ安息香酸メチル　　　　　０．２ｇ５ｕｔｔ
ｏｎ　Ｌａｂｓ社からゲルマル（ＧＥＲＭＡＬＬ）１１
５の名称で市販のイミダゾリジニル尿素誘導体　　　　
　　　　　　　　　０．３ｇこの組成物を乾いた洗って
ない髪に房の分は目から分は目へ毛根に施用する。組成
物を毛髪と２乃至５分間接触させておき、次に水での及
びシャンプーでのすすぎにとりかかる。

施用量は１人に約２ｇである。

このシャンプー前組成物を施用することによって髪に弾
性、つや、よい手ざわり及び量感をもたらす。

実考１１旦 ワックス微小分散物に他に成分を以下に記載の順序に配
合させて下記の調髪用流動性ゲルを製造する。

実施例しで得られたワックス微小分散物　２０　　ｇＧ
ｏｏｄｒｉｃｈ社からＣＡＲＢＯＰＯＬ　９４１の名称
で市販の架橋したポリアクリル酸 （分子量１２５００００）　　　　　　　　　　　　ｌ
　　ｇＳｕｔｔｏｎ　Ｌａｂｓ社からＧＥＲＭＡＬＬ　
１１５の名称で市販のイミダゾリジニル尿 素読導体　　　　　　　　　　　　　　０．３ｇ水酸化
ナトリウム　　ｐＨ７に必要量 水　　　　　　　　１００ｇとするに必要量この組成物
を、清潔で乾燥した毛髪に対して毛根部分にまた毛髪全
長にわたって、髪の量に応じて１人あたり２乃至５ｇの
割合で施用する。

この組成物は毛髪上に容易にかつ均等に広がりよい手ざ
わり及び量感、ふくらみ及び押えを毛髪にもたらす。

夫巖五ユ ワックス微小分散物に他の成分を以下に記載の順序に配
合させて下記の調髪ローションを製造する： 実施例Ａに従って製造された カルナウバワックス１０％の 微小分散物　　　　　　　　　　　　９９．６５　ｇｐ
−ヒドロキシ安息香酸メチル　　　　　０．１５ｇ５ｕ
ｔｔｏｎ　Ｌａｂｓ社からＧＥＲＭＡＬＬ　１１５の名
称で市販のイミダゾリジニル尿 素読導体　　　　　　　　　　　　　　０．２０　ｇこ
の組成物を清潔かつ乾燥した毛髪に対して毛根から髪の
全長にわたって１人あたり（婦人の平均毛髪について）
２ｇの割合で施用する。

こうして処理した毛髪は量感、濃さ、持続性があり、抑
えられている。ブラシをかけると完全にふっくらとなる
。

実施例４ ワックス微小分散物に他の成分を以下に記載の順序に配
合させて下記調髪ローションを製造する：カルナウバワ
ックスｌＯ％及びＮＩＬ（実施例Ｉ参照）２．７％の微
小分散物　　　　　　　　９９．６５　ｇｐ−ヒドロキ
シ安息香酸メチル　　　　　０．１５ｇ５ｕｔｔｏｎ　
Ｌａｂｓ社からＧＥＲＭＡＬＬ　１１５の名称で市販の
イミダゾリジニル尿 素読導体　　　　　　　　　　　　　　０．２０　ｇこ
の組成物を乾燥した清潔な毛髪の調製仕上げに用いる。

施用は１人あたり２ｇの割合で毛根に、且つ髪の全長に
わたって分布して行なわれる。

得られる毛髪はつや、ふ（よかさかあり軽い。

夾皇五ユ ワックス微小分散物に他の成分を以下に記載の順序に配
合させて下記シャンプー前の処理組成物を製造する・ カルナウバワックスｌＯ％とＮＩ　２　（実施例Ｉ参照
）２．９％の微小分散物　　　　　　　　９７．５　　
ｇＨｅｒｃｕｌｅｓ社からクルセル（ＫＬＵＣＥＬ）Ｈ
の名称で市販のヒドロキシプロピル セルロース　　　　　　　　　　　　　２ｇｐ−ヒドロ
キシ安息香酸メチル　　　　　０゜２ｇ５ｕｔｔｏｎ　
Ｌａｂｓ社からＧＥＲＭＡＬＬ　１１５の名称で市販の
イミダゾリジニル尿 素読導体　　　　　　　　　　　　　　０．３ｇこの組
成物（１人あたり約２ｇ）を房の分は目から分は目へ乾
燥した洗ってない毛髪に施用し、５分間接触させておい
てからシャンプーを行なう。

この組成物を施用することによって毛髪に量感（毛根か
らの剥離）滑らかさ及びつやをもたらす。

実施例６ ワックス微小分散物に他の成分を以下に記載の順序に配
合させて下記の構造化シャンプーを製造する： カルナウバワックス１０％及びＮ＋３（実施例Ｉ参照）
３％の微小分散物　　　　　　　　　　９９．５ｇｐ−
ヒドロキシ安息香酸メチル　　　　　０．２ｇ５ｕｔｔ
ｏｎ　Ｌａｂｓ社からＧＥＲＭＡＬＬ　１１５の名称で
市販のイミダゾリジニル尿 素読導体　　　　　　　　　　　　　　０．３ｇこの組
成物は調髪の仕上のために意図される。

従って乾燥した清潔な毛髪に、処理すべき髪の豊かさに
応じて１人につき２乃至３ｇの割合で施用する。

組成物の乾燥速度の大きいこと及びその主として毛根に
分布されることが調髪に構造性、量感及び抑えをもたら
す。

実施例７ ワックス微小分散物に他の成分を以下に記載の順序に配
合させて下記組成の調髪用流動性ゲルを製造する。

実施例Ｋにおいて作られたワックス　　　１０　　ｇ微
小分散物 カルボポール（ＣＡＲＢＯＰＯＬ）９４１　　　　　　
　１．５　ｇＮａＯ８０，６ｇ ＰＥＧ−１５ＣＯＣＡＭＩＮＥ　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　３　　　ｇＧＥＲＭＡＬ　　１１５　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　０．２ｇ
ｐ−ヒドロキシ安息香酸メチル　　　　　０．２ｇソル
ビン酸カリウム　　　　　　　　　　　０．３ｇ香料　
　　　　必要量 トリエタノールアミン　ｐＨ７に必要量水　　　　　　
　　　　を加えて　　１００ｇとするＰＥＧ−１５ＣＯ
ＣＡＭＩＮＥはＣＴＦＡ（Ｃｏｓｍｅｔｉｃ、Ｔｏｉｌ
ｅｔｒｙａｎｄ　Ｆｒａｇｒａｎｃｅ　Ａｓ５ｏｃｉａ
ｔｉｏｎ）の定義によりやし油酸ポリエチレングリコー
ルアミンであってＡＫＺＯ社からエトメーン（ＥＴＨＯ
ＭＥＥＮ）Ｃ２５の商品名で市販の製品である。

このゲルは実施例２の要領と同様に用いられる。

実施例８ このローションは以下の順に下記の成分を混合して製造
される。

実施例Ｍ１で作られたワックス　　　　　９５　　ｇ微
小分散物 ｐ−ヒドロキシ安息香酸メチル　　　　　０．］、５５
ｇ５ｕｔｔｏｎＬａｂｓ社からＧＥＲＭＡＬＬ　１１５
の名称で市販のイミダゾリジニル尿 素読導体　　　　　　　　　　　　　　０．２ｇＮａＯ
ＨｐＨ６，８とするのに必要の量水　　　　　　　　　
　を加えて　　　１００　ｇとするこの組成物を清潔で
乾燥した毛髪に施用し、処理後の毛髪は艶がありふっく
らとしている。

実施例９ 下記成分を用いて実施例１と同様に作業する：実施例Ｍ
４で作られたワックス 微小分散物　　　　　　　　　　　　９８　　ｇｐ−ヒ
ドロキシ安息香酸メチル　　　　　０．１ｇＧＥＲＭＡ
ＬＬ　１１５　　　　　　　　　　　　　０．２５ｇＮ
ａＯＨｐＨ７とするのに必要の量 水　　　　　　　　　　を加えて　　　１００ｇとする
この組成物をシャンプーの後に施用する。処理した毛髪
はつやがあり抑えられている。

夫籠五■ このローションは下記の成分を以下の順序で混合して製
造される。

実施例Ｎ２で作られたワックス 微小分散物　　　　　　　　　　　　　９９．６５　ｇ
ｐ−ヒドロキシ安息香酸メチル　　　　　０．１５ｇＧ
ＥＲλＩＡＬＬ　１１５　　　　　　　　　　　　　　
０．２０ｇＮａＯＨｐＨ７とするのに必要の量 この組成物を乾いた清潔な毛髪に施用する。量感、持続
力及び抑えの効果のほかにこの組成物は対紫外線保護効
果をも毛髪にもたらす。

実施例１１ 下記成分を用いて実施例１と同様に作業する実施例０７
で作られたワックス 微小分散物　　　　　　　　　　　　９５　　ｇｐ−ヒ
ドロキシ安息香酸メチル　　　　　０．１５ｇＧＥＨＭ
ＡＬＬ　１１５　　　　　　　　　　　　　０．２　ｇ
ＮａＯＨｐＨ６，９とするのに必要の量水　　　　　　
　　　　を加えて　　　１００ｇとするこの組成物は実
施例９と同様に施用する。毛髪に同様の効果が得られる
。

実施例１２ このローションは下記成分を以下の順序で混合して製造
される： 実施例Ｐ４で作られたワックス 微小分散物　　　　　　　　　　　　５０　　ｇｐ−ヒ
ドロキシ安息香酸メチル　　　　　０．１５ｇＧＥＲＭ
ＡＬＬ　１１５　　　　　　　　　　　　　０．２　ｇ
ＮａＯＨｐＨ７とするのに必要の量 水　　　　　　　　　を加えて　　　　ｌｏｎｇとする
この組成物はシャンプー後に用いられる。これによって
保護効果がもたらされ、毛髪は腰の強さ及び量感を呈す
る。

及敷且且 前項の実施例と同様にただし実施例Ｐ４の微小分散物の
代りに実施例Ｑ５のものを用いて作業する。同様の結果
が得られる。

夫五五月 このローションは下記成分を以下の順序で混合して製造
される： 実施例８１で作られたワックス 微小分散物　　　　　　　　　　　　９８　　ｇｐ−ヒ
ドロキシ安息香酸メチル　　　　　０．１ｇＧＥＲＭＡ
ＬＬ　１１５　　　　　　　　　　　　　　０．１　ｇ
ＮａＯＨｐＨ６，８とするのに必要な量水　　　　　　
　　を加えて　　　１００ｇとするこの組成物は実施例
３と同様にして施用する。

毛髪上に同様の効果が得られ、そのうえ毛髪は黄色に着
色する。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、液体担体中にワックス分散物を含んでいる非発泡性
   で流動性の組成物であって、その分散相は粒度５００ｎ
   ｍ未満の粒子の安定な微小分散物であり該粒子は本質的
   には１種のワックス又はワックス混合物からなり、該ワ
   ックス又は該混合物は終末の融点が６０℃より高く１０
   ０℃より低く、前述の微小分散物を形成し得るものであ
   り、該組成物はワックス０．１乃至４０重量％、非イオ
   ン系又はアニオン系乳化剤の少なくとも１種０．０１乃
   至２５重量％及び水の少なくとも３５重量％を含んでお
   り、ワックス／乳化剤の重量比は１乃至３０の範囲であ
   り、該組成物はカチオン系界面活性剤を含んでいないこ
   とを特徴とする毛髪用化粧料組成物又は化粧料組成物担
   体。 ２、ワックスはカルナウバワックス、カンデリラワック
   ス、アルファワックス及びそれらの混合物のうちから選
   ばれる請求項１記載の化粧料組成物又は担体。 ３、ワックスはカルナウバワックス又はカンデリラワッ
   クス又はそれらの混合物のほかに別のワックス又は別の
   ワックスの混合物を含んでいる請求項１記載の化粧料組
   成物又は担体。 ４、別のワックスはパラフィンワックス、オゾケライト
   、水素添加したジョジョバワックス、稲ワックス、場合
   によってはエステル化した蜜蝋、又はセラミドである請
   求項３記載の化粧料組成物又は担体。 ５、この種の混合物中のカルナウバ及び／又はカンデリ
   ラワックスの重量比率は５０％に等しいかそれより大き
   い請求項３又は４記載の化粧料組成物又は担体。 ６、乳化剤は０．１乃至重量１０％の濃度で存在してい
   る請求項１乃至５の何れかに記載の化粧料組成物又は担
   体。 ７、非イオン系乳化剤はポリアルコキシ化又はポリグリ
   セロール化した界面活性剤である請求項１乃至６の何れ
   かに記載の化粧料組成物又は担体。 ８、乳化剤はアニオン系界面活性剤である請求項１乃至
   ７の何れかに記載の化粧料組成物又は担体。 ９、液体担体は水からなる請求項１乃至８の何れかに記
   載の化粧料組成物又は担体。 １０、ワックス／乳化剤の重量比率は１乃至２０の範囲
   にある請求項１乃至９の何れかに記載の化粧料組成物又
   は担体。 １１、該重量比は２乃至１０と変動する請求項１０記載
   の化粧料組成物又は担体。 １２、ワックスを乳化させない両親媒性化合物の少なく
   とも１種をワックスと組合せて用いまたその濃度はワッ
   クスに対して３０重量％までとくに１０重量％までに達
   する請求項１乃至１１の何れかに記載の化粧料組成物又
   は担体。 １３、両親媒性化合物はコレステロール及び炭素原子数
   少なくとも１２個の脂肪アルコールのうちから選ばれる
   請求項１２記載の化粧料組成物又は担体。 １４、油又は油混合物をワックスと組合せて用いまたそ
   の濃度はワックスに対して３０重量％までとくに１０重
   量％までに達し得る請求項１乃至１３の何れかに記載の
   化粧料組成物又は担体。 １５、油溶性活性成分の少なくとも１種をワックスと組
   合せて用いまたその濃度はワックスに対して３０重量％
   までとくに１０重量％までに達し得る請求項１乃至１４
   の何れかに記載の化粧料組成物又は担体。 １６、油溶性活性成分は油溶性着色料及び油溶性物質で
   あって紫外線の有害作用に対して保護効果を付与する物
   質のうちから選ばれる請求項１５記載の化粧料組成物又
   は担体。 １７、ワックス１乃至２０％を含んでいる請求項１乃至
   １６の何れかに記載の化粧料組成物。 １８、ワックス１乃至１０％を含んでいる請求項１７記
   載の化粧料組成物。