JPH03211089A - 昇華型熱転写記録用受像体 - Google Patents

昇華型熱転写記録用受像体

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JPH03211089A
JPH03211089A JP2006311A JP631190A JPH03211089A JP H03211089 A JPH03211089 A JP H03211089A JP 2006311 A JP2006311 A JP 2006311A JP 631190 A JP631190 A JP 631190A JP H03211089 A JPH03211089 A JP H03211089A
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JP
Japan
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receiving layer
film
substrate
resin
dye
Prior art date
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Pending
Application number
JP2006311A
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English (en)
Inventor
Hiroyuki Kamimura
上村 浩之
Hidehiro Mochizuki
望月 秀洋
Masaru Shimada
勝 島田
Naoya Morohoshi
直哉 諸星
Chiharu Nogawa
野川 千春
Yutaka Ariga
有賀 ゆたか
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH03211089A publication Critical patent/JPH03211089A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、昇華型熱転写記録に用いる受像体に関する。
[従来の技術] 従来、昇華型熱転写記録用受像体においてポリエステル
フィルムを受像体の基体とするものが知られている。し
かし、このものは基体上に積層する染料受容層にポリエ
ステル樹脂が使用されている場合には十分な接着性を示
すが、他の樹脂が染料受容層に使用されている場合には
接着性が不充分である。例えば、ポリエステルフィルム
と塩化ビニル樹脂は、それぞれ昇華型熱転写用受像体の
基体および染料受容層材料として公知のものであるか、
この組み合わせでは接着力が不充分で基体と染料受容層
の間で剥離が生ずる。
[発明が解決しようとする課題] 本発明は、こうした実情の下に、ポリエステル樹脂を染
料受容層側に有する基体と染料受容層との間の接着力が
改善された昇華型熱転写記録用受像体を提供することを
目的とするものである。
[課題を解決するための手段] 本発明者らは、上記した課題を解決すべく鋭意検討した
結果、基体のポリエステル樹脂フィルムを表面処理する
ことが有効であることを見出し、本発明に至った。
すなわち、本発明は、少なくとも表面にポリエステルフ
ィルムを有する基体上に、受像層を設けてなる受像体に
おいて、前記ポリエステルフィルムが易接着性に表面処
理されたフィルムである昇華型熱転写記録用受像体であ
る。本発明の受像体は、基体とその上の染料受容層の2
層から構成されている。
本発明の受像体の例を第1〜第8図に示す。
図中、1はポリエステルフィルム、2は染料受容層、3
は上質紙、4はコート紙、5は合成紙である。
本発明に使用する基体としては、少なくとも受容層側の
表面に易接着性に処理されたポリエステル樹脂フィルム
を有するものである。
このポリエステル樹脂フィルムの表面を易接着性に処理
する方法としては、コロナ放電、プラズマ処理によりポ
リエステル樹脂フィルム表面を改質とするもの、溶剤処
理によりフィルム表面を粗面化するもの、あるいはポリ
エステル樹脂と受容層材料の両者に接着性のよい樹脂を
コートするものがある。例えばアクリル系樹脂をポリエ
ステルフィルムにコートする化学処理は好ましい処理法
である。
このようなアクリル系樹脂被覆ポリエステル樹脂フィル
ムの具体例としては、メリックス313.339.54
2.50f3 、以上、ICI製)、ルミラーQ80.
81.82.83.92、T2O,91,94,95、
(以上束し製)などがある。
本発明の基体として用いられるのは、これらの易接着性
処理したポリエステル樹脂フィルムあるいはこれと紙と
の貼合わせシートである。
また、一般のポリエステル樹脂フィルムは透明であるが
、隠蔽のために白色顔料を含有せしめた白色フィルムと
するのが好ましい。また、カールをなくすために、紙の
内側をポリエステル樹脂フィルムで貼合わせ、あるいは
受容層/ポリエステル樹脂フィルム/紙/合成紙の順に
積層してもよい。
本発明の受像体の受容層に用いられる樹脂としては、特
に塩化ビニル系樹脂が好ましく、ポリ塩化ビニル系樹脂
としては、ポリ塩化ビニル、塩化ビニル−酢酸ビニル共
重合体、エチレン−塩化ビ′ニル共重合体、塩化ビニル
−プロピオン酸ビニル共重合体などがある。これらは単
独あるいは混合して用いられる。また従来がら公知の樹
脂を含有させてもよい。
基体上への染料受容層の塗布量は固形分含量で0.1〜
20g / cI#がよい。
また本発明においては、染料受容層中にアミノ変性シリ
コーン、エポキシ変性シリコーン、アルキッド変性シリ
コーン等の離型剤を含有させることかできる。これらシ
リコーン類の使用により、転写媒体との融着防止効果が
さらに向上する。しかし、シリコーン含有量が多くなる
と、記録後の保存性が低下するので、その含有量は染料
受容層の樹脂量に対して、10重量%以ドであることが
望ましい。
なお、染料受容層中には、充填剤を含有させることもで
きる。充填剤としては、シリカ、酸化チタン、炭酸カル
シウム等の白色顔料が挙げられ、その添加量は、該受容
層の樹脂量に対して、5〜60重量%が好ましい。その
他、染料受容層には、界面活性剤、紫外線吸収剤、酸化
防止剤などを適宜含有させてもよい。
[実施例] 以下に実施例を示し、本発明をさらに詳細に説明する。
実施例1 下記組成の混合物を十分混合分散させ、染料受容層用塗
液[A液]を調製した。
[A液] 塩化ビニル/酢酸ビニル共重合体   15部(商品名
: VYHH;ユニオンカーバイド製)アミノ変性シリ
コーン        1部(商品名: 5P8417
:東しシリコーン製)トルエン           
     40部メチルエチルケトン        
 40部次に[A液]をワイヤーバーを用いて厚さ18
8μmの易接着性白色PETフィルム(商品名メリネッ
クス339、ICI製)上に塗布し、乾燥温度75℃で
1分間乾燥して、厚さ約6μmの受容層を形成し、本発
明の受像体を作成した。
一方、転写媒体として、バック層としてシリコーン硬化
樹脂膜(厚さ約1μm)を設けた厚さ6μmのポリエス
テルフィルム上に、下記処方のインク層用塗液[B液]
を約2μmの厚さに塗布して転写媒体を得た。
[B液コ ポリビニルブチルブチラール樹脂   10部(商品名
BX−L;積水化学製) シアン用昇華分散染料        6部(商品名カ
ヤセット714;日本化薬社製)メチルエチルケトン 
        45部トルエン          
      45部得られた転写媒体と受像媒体とを、
転写媒体のインク層と受像媒体の染料受容層とが対面す
るように重ね合わせ、転写媒体の裏面からサマルヘッド
で加熱エネルギーを加えて画像記録を行った。
実施例2 実施例1の[A液]の代わりに[C液コを用いた以外は
同様にして受像媒体を作成し、また画像記録も行った。
[C液] 塩化ビニル/酢酸ビニル/ビニルア  10部ルコール
共重合体 (商品名: VAGH;ユニオン カーバイト製)イソ
シアネート            5部(商品名コロ
ネートL;日本ポリウレタン製)アミノ変性シリコーン
        0,5部(商品名5P8417 ;東
しシリコーン製)エポキシ変性シリコーン      
 0.5部(商品名5F8411 ;東しシリコーン製
)トルエン                40部メ
チルエチルケトン         40部実施例3 実施例1で用いた基体(メリネックス339)を、貼着
シートメリネックス339(75μm)/コート紙(5
0μm)/合成紙(75μm)に代えた以外は同様にし
て受像体を作成(受容層はメリネックス339上に形成
)し、又画像記録も行った。
比較例1 実施例1で用いた基体を、易接着処理していないポリエ
ステルフィルム(商品名メリネックス329.ICI製
)に代えた以外は同様にして受像体を作成し、又画像記
録も行った。
比較例2 実施例2で基体をメリネックス329に代え、[A液]
を[D液コに代えた以外は同様にして受像体を作成して
、これを用いて画像記録も行った。
[D液] ポリエステル樹脂          10部(商品名
バイロン200;東洋紡績製)アミノ変性シリコーン樹
脂       1部(商品名5F8417;東しシリ
コーン製)トルエン                
40部メチルエチルケトン         40部以
上の画像記録の結果を次表に示す。
注(1)印字した画質を60℃、300h r保存し、
前後の画像を目視で比べ判定した。
(2)受容層にスコッチテープを張り付け、剥がしたと
きに受容層が剥離するかどうかで判定した。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明により基体の表面がポリエ
ステル樹脂系フィルムで、染料受容層がポリ塩化ビニル
樹脂の場合でも、接着力の強い受像体が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1〜8図は、本発明の昇華型熱転写記録用受像体の構
成例を説明する図である。 ] 0

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)少なくとも表面にポリエステルフィルムを有する
    基体上に受容層を設けてなる受像体において、前記ポリ
    エステルフィルムが易接着性に表面処理されたフィルム
    であることを特徴とする昇華型熱転写記録用受像体。
  2. (2)基体が少なくとも紙と白色顔料を含有したポリエ
    ステルフィルムを含む貼合わせシートである請求項(1
    )記載の昇華型熱転写記録用受像体。
JP2006311A 1990-01-17 1990-01-17 昇華型熱転写記録用受像体 Pending JPH03211089A (ja)

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JPH03211089A true JPH03211089A (ja) 1991-09-13

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5698489A (en) * 1994-02-25 1997-12-16 Dai Nippon Printing Co., Ltd. Thermal transfer image-receiving sheet

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5698489A (en) * 1994-02-25 1997-12-16 Dai Nippon Printing Co., Ltd. Thermal transfer image-receiving sheet
US5935904A (en) * 1994-02-25 1999-08-10 Dai Nippon Printing Co., Ltd. Thermal transfer image-receiving sheet

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