JPH03210809A - チップ状圧電部品 - Google Patents

チップ状圧電部品

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JPH03210809A
JPH03210809A JP591290A JP591290A JPH03210809A JP H03210809 A JPH03210809 A JP H03210809A JP 591290 A JP591290 A JP 591290A JP 591290 A JP591290 A JP 591290A JP H03210809 A JPH03210809 A JP H03210809A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
piezoelectric element
seal plate
piezoelectric
vibration space
sealing plate
Prior art date
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Pending
Application number
JP591290A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuhiro Tanaka
田中 康廣
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Murata Manufacturing Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Murata Manufacturing Co Ltd filed Critical Murata Manufacturing Co Ltd
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Publication of JPH03210809A publication Critical patent/JPH03210809A/ja
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  • Piezo-Electric Or Mechanical Vibrators, Or Delay Or Filter Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (a)産業上の利用分野 この発明は、圧電素子を封止板とともに積層したチップ
状圧電部品に関する。
山)従来の技術 従来より知られているチップ状圧電部品は、圧電基板の
両主面に特定パターンの電極と引出電極が形成されて成
る圧電素子を2つの封止板間に積層して、この積層体の
端面に外部電極を形成することによって構成している。
このようなチップ状圧電部品の構造を第6図〜第8図に
示す。
第6図は圧電素子と封止板の積層前の分解斜視図である
。同図において1は圧電基板、2.4および3.5はそ
の両主面に形成された振動電極および引出電極であり、
これによって圧電素子11が構成されている。7,7は
それぞ封止板であり、圧電素子11に面する側の周辺部
に接着剤101Oがそれぞれ塗布されている。
第7図(A)および(B)は圧電素子を2つの封止板間
に積層した状態および外部電極を形成した状態をそれぞ
れ表している。また第8図は第7図(B)における中央
断面形状を表している。このように比較的厚く塗布した
接着剤層10によって圧電素子11と封止板7との間を
接着するとともに振動電極2.4による振動空間を確保
している。
また、その他の構造として、第9図の断面図に示すよう
に、封止板7’、7’の内側中央部に凹部を形成してお
き、圧電素子11とともに積層した状態で振動空間H,
Hを確保する方法もある。
(C)発明が解決しようとする課題 ところが、第6図〜第8図に示した膜厚の厚い接着剤層
によって圧電素子と封止板間を接着する構造では、接着
剤層が硬化するまでの接着剤の流動性によって寸法精度
の安定した振動空間が得られない。また、接着剤層が厚
いため、接着剤層内に気泡が入り易く密封性が悪く、耐
水、耐湿性に劣るという欠点がある。
一方、第9図に示した封止板に凹部を設けるものでは、
その凹部をセラミックの焼成前に形成しなければならず
、コスト高になるばかりか、焼成による変形や歪みが住
じ易(、寸法精度の高い封止板を得ることができない。
従って、この場合にも良好な密封性が得られないという
欠点がある。
この発明の目的は、平板状の封止板を用いることで封止
板の寸法精度を維持し、しかも安定した振動空間と良好
な密封性を得られるようにしたチップ状圧電部品を提供
することにある。
(d)課題を解決するための手段 この発明は、圧電基板の両主面に特定パターンの振動電
極と引出電極が形成されて成る圧電素子を、圧電素子の
主面を保護する封止板とともに積層したチップ状圧電部
品において、 封止板として絶縁性平板を用いるとともに、この封止板
に面する主面の振動空間を除(領域に絶縁体膜を形成し
たことを特徴とする。
(e)作用 この発明のチップ状圧電部品においては、圧電素子の両
主面の振動空間を除く領域に絶縁体膜が形成されている
ため、平板状の封止板を用いて必要以上に厚くない接着
剤層によって接着することができる。しかも封止板は絶
縁性平板であるため、その平面性を容易に高めることが
できる。このことによって圧電素子と封止板との密封性
が極めて良好となる。また、絶縁体膜による正確な膜厚
によって寸法精度の高い安定した振動空間が得られる。
(fl実施例 この発明の実施例であるチップ状圧電部品の構造を第1
図〜第4図に示す。
第1図は圧電素子と封止板との積層前の状態を表す分解
斜視図である。この図において11は圧電素子であり、
圧電基板lの両主面に第5図に示したと同様の振動電極
2.4と引出電極3.5がそれぞれ形成されている。ま
たこの圧電基板11の両主面には振動電極2.4とその
周囲の一定範囲を除く領域に一定膜厚の絶縁体膜6,6
が形成されている。この絶縁体膜6.6はセラミックグ
リーンシートを重ねて圧電基板とともに一体焼成する。
ガラスペース上を印刷し焼き付ける。有機(樹脂)材料
を印刷し硬化させる等の方法により形成することができ
る。また、絶縁体膜6,6の面精度を高めるために、絶
縁体膜6.6表面を研磨またはラフピングしてもよい。
絶縁体膜6.6は振動電極2.4による振動空間とすべ
き領域以外であれば、その形状は任意であるが、高次調
波成分のスプリアス抑制効果のある形状であることが望
ましい、また、圧電体膜66の厚みは振動電極2.4の
励振や外部ストレスなどによっても封止板7.7と接触
しない厚みであれば任意であり、一般的には数μm以上
である。
尚、この例では圧電基板の両主面に振動電極と引出電極
を形成した後に絶縁体膜6,6を形成したが、逆に圧電
基板1の両主面に絶縁体膜6.6を予め形成し、その上
から振動電極および引出電極を形成してもよい。
さて、第1図において7.7はそれぞれアルミナセラミ
クスなどからなる平板状の封止板であり、その内面にそ
れぞれ例えばエポキシ系接着剤等の接着剤8,8が必要
な厚さに塗布されている。
この接着剤層8.8は気密性が得られる厚みであれば任
意であるが、一般的には数μ鋼板下である、また、圧電
素子11に貼り合わせる際、真空。
加圧、加熱などの処理を行えばより完全となる。
尚、接着剤層8.8は上記絶縁体膜6.6のパターンと
同一パターンまたはその他のパターンでもよいが、封止
板7,7の全面に一様に塗布するのが合理的であり貼り
合わせ時の位置合わせなども簡易となる。さらに接着剤
層8,8は必要に応じて絶縁体膜6,6側に塗布しても
よい。
第2図(A)および(B)は上記圧電素子を2つの封止
板間に積層した状態および外部電極を形成したときの斜
視図である。このように圧電素子11は2つの封止板7
,7間に積層するとともに振動空間を絶縁体膜6.6に
より確保し、さらに外部電極9.9を形成することによ
って圧電素子の前記引出電極3,5が外部に取り出され
る。
第3図および第4図は第2図(B)に示した状態におけ
る断面図およびそのA部分の拡大断面図である。このよ
うに圧電素子11は接着剤層8を介して封止板7と接着
され、絶縁体膜6により圧電素子11と封止板1間に空
隙が形成される。また引出電極3はその端面において外
部電極9と電気的に接続される。
なお、上記実施例では、1枚の圧電素子と2枚の封止板
とを積層した例であったが、複数の圧電素子を積層する
場合にも同様に適用することができる。第5図は2枚の
圧電素子を2枚の封止板とともに積層したチップ状圧電
部品の断面図である。同図において、12.13はそれ
ぞれ圧電基板の両生面に振動電極が形成された圧電素子
である。これらの圧電素子と封止板7.7との間にはス
ペーサとして絶縁体膜6a、6cが形成されていて、2
つの圧電素子12.13間にも同様にスペーサとして絶
縁体膜6bが形成されている。尚、同図では外部電極9
.9に接続される引き出し電極および接着剤層を省略し
ている。
(g)発明の効果 この発明によれば、封止板は平板であるため加工し易く
製造コストを低減することができる。また、絶縁体層が
直接圧電素子に形成されるため、振動空間の位置精度が
高まり作業性も向上する。
またこれに伴い接着剤の塗布および封止板の貼り合わせ
時の位置合わせに高度の作業管理も要求されない。さら
に、振動空間を確保するに要する最低限の空間を設ける
ことができるため、全体をより小型化することができる
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の実施例であるチップ状圧電部品を構
成する各基板の積層前の分解斜視図、第2図(A)、 
 (B)は同チップ状圧電部品の製造過程を表す斜視図
、第3図および第4図は同チップ状圧電部品の中央断面
図およびそのA部分の拡大断面図である。第5図は他の
実施例に係るチップ状圧電部品の断面図である。第6図
は従来のチップ状圧電部品を構成する各基板の積層前の
分解斜視図、第7図(A)、  (B)はそのチップ状
圧電部品の製造過程を表す斜視図、第8図はそのチップ
状圧電部品の中央断面図である。さらに第9図はその他
の従来のチップ状圧電部品の中央断面図である。 1−圧電基板、 2.4−振動電極、 3.5−引出電極、 6−絶縁体膜、 7−封止板、 8、l〇−接着剤層、 9−外部電極、 11.12.1 3−圧電素子。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)圧電基板の両主面に特定パターンの振動電極と引
    出電極が形成されて成る圧電素子を、圧電素子の主面を
    保護する封止板とともに積層したチップ状圧電部品にお
    いて、 封止板として平板を用いるとともに、この封止板または
    隣接する他の圧電素子に面する圧電素子主面の振動空間
    を除く領域に絶縁体膜を形成したことを特徴とするチッ
    プ状圧電部品。
JP591290A 1990-01-12 1990-01-12 チップ状圧電部品 Pending JPH03210809A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0576120U (ja) * 1992-03-16 1993-10-15 ティーディーケイ株式会社 圧電振動部品
US5532542A (en) * 1994-02-16 1996-07-02 Murata Manufacturing Co., Ltd. Energy-trap chip-type piezoelectric resonance component

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6163107A (ja) * 1984-09-05 1986-04-01 Nippon Dempa Kogyo Co Ltd 水晶振動子
JPH02180417A (ja) * 1988-12-30 1990-07-13 Tdk Corp 圧電部品

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