JP2003163558A - 圧電共振部品の製造方法 - Google Patents

圧電共振部品の製造方法

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JP2003163558A
JP2003163558A JP2002355315A JP2002355315A JP2003163558A JP 2003163558 A JP2003163558 A JP 2003163558A JP 2002355315 A JP2002355315 A JP 2002355315A JP 2002355315 A JP2002355315 A JP 2002355315A JP 2003163558 A JP2003163558 A JP 2003163558A
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piezoelectric
exterior
resonance element
substrate
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JP2002355315A
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Masaya Wajima
正哉 輪島
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Murata Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Murata Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 外装ケース材の厚みを薄くすることができ、
その場合であっても外装ケース材の割れや欠けが生じ難
い、薄型化に適した圧電共振部品を提供する。 【解決手段】 エネルギー閉じ込め型の圧電共振素子2
に、圧電振動部の振動を妨げないための空隙10,10
を確保するようにして圧電共振素子2に外装ケース材と
しての外装基板3,4が接着剤層11a,11bを介し
て積層されており、外装基板3,4の圧電共振素子2に
固定されている面とは反対側の面に形成されている複数
の外部電極が、外装基板3,4を介して空隙10,10
と重なり合わないように形成されている、圧電共振部品
1。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、圧電共振子や圧電
フィルタなどの圧電共振部品に関し、より詳細には、エ
ネルギー閉じ込め型の圧電共振素子を用いた面実装型の
圧電共振部品に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、エネルギー閉じ込め型の圧電共振
素子を用いた面実装型の圧電共振部品が種々提案されて
いる。
【0003】図12(a)及び(b)を参照して、従来
のこの種の圧電共振部品の一例を説明する。圧電共振部
品101は、板状の圧電共振素子102の上下に外装基
板103,104が積層されている構造を有する。
【0004】圧電共振素子102は、エネルギー閉じ込
め型の圧電共振素子であり、矩形板状の圧電基板102
aの両主面に共振電極102b,102cが形成されて
いる。共振電極102b,102cは、引出し電極10
2d,102eに連ねられている。引出し電極102
d,102eは、圧電基板102aの両側縁に至るよう
に形成されている。
【0005】共振電極102b,102cが圧電基板1
02aを介して対向している部分がエネルギー閉じ込め
型の圧電振動部を構成している。外装基板103,10
4は、凹部103a,104aを有し、該凹部103
a,104aにより、圧電振動部の振動を妨げないため
の空隙が構成されている。なお、図12(b)に示すよ
うに、外装基板103,104は、接着剤層105,1
06を介して圧電共振素子102に貼り合わされてい
る。
【0006】また、圧電共振部品101の外表面には、
外部電極107〜109が圧電共振素子101の上面、
両側面及び下面を巻回するように形成されている。外部
電極107,109は、側面において引出し電極102
d,102eにそれぞれ電気的に接続されている。外部
電極108は、外部電極107,109との間で静電容
量を取り出すために設けられている。
【0007】すなわち、外部電極107,108間及び
外部電極108,109間で、それぞれコンデンサが構
成されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】圧電共振部品101で
は、エネルギー閉じ込め型の圧電振動部の振動を妨げな
いための空隙B,Cを形成する必要がある。従って、上
記のように外装基板103,104に、凹部103a,
104aが形成されている。
【0009】ところで、圧電共振部品においても、他の
電子部品と同様に、小型化及び薄型化の要求が高まって
きている。ところが、圧電共振部品101では、上記空
隙B,Cを設ける必要があるため、薄型化した場合、外
装基板103,104の機械的強度が低下するという問
題があった。
【0010】特に、圧電共振部品101では、組み立て
時あるいはユーザーサイドにおける実装時のストレスに
より、最も機械的強度が弱い外装基板103,104の
凹部103a,104aが設けられている部分におい
て、クラックD,Eが生じ、外装基板103,104に
割れが生じるおそれがあった。従って、このような割れ
を防止するには、外装基板103,104の厚みをある
程度厚くしなければならず、薄型化の妨げとなってい
た。
【0011】なお、空隙B,Cを形成するために、平板
状の外装基板を用い、圧電共振素子と外装基板とを貼り
合わせる接着剤層の厚みを増加させて空隙B,Cを形成
してなる構造も知られている。この接着剤の厚みにより
空洞を形成した場合においても、やはり、圧電共振部品
の薄型化を図った場合には、外装基板の厚みが薄くな
る。従って、同様に、外装基板の割れを防止するには、
外装基板の厚みをさほど薄くできず、薄型化は困難であ
った。
【0012】本発明の目的は、上述した従来技術の欠点
を解消し、外装ケース材の厚みを薄くすることができ、
厚みの薄い外装ケース材を用いた場合であっても外装ケ
ース材の割れや欠けが生じ難い、圧電共振部品を提供す
ることにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本願の第1の発明によれ
ば、エネルギー閉じ込め型の圧電共振素子の上面及び下
面に圧電共振素子の振動を妨げないための空隙を確保し
て外装基板が積層された積層体を有する圧電共振部品の
製造方法であって、圧電板と、圧電板の上面及び下面に
部分的に形成された複数の共振電極とを有し、上面及び
下面の共振電極が対向している部分により圧電振動部が
構成されているエネルギー閉じ込め型の圧電共振素子
と、該圧電共振素子の上面に固定される第1の外装基板
と、圧電共振素子の下面に固定される第2の外装基板を
用意する工程を備え、前記第1の外装基板の上面には前
記空隙が構成される部分以外の部分において外部電極の
第1の外装基板の上面に形成される部分が予め形成され
ており、前記第2の外装基板の下面には前記空隙が構成
される部分以外の部分において外部電極のうち第2の外
装基板の下面に形成される部分が予め形成されており、
前記第1,第2の外装基板を前記圧電共振素子に、圧電
共振素子の振動部の振動を妨げないための空隙を確保す
るように積層し、厚み方向に加圧しつつ一体化する工程
と、前記積層体において、外部電極の積層体側面部分に
形成される部分を形成する工程とを備える、圧電共振部
品の製造方法が提供される。
【0014】本願の第2の発明によれば、圧電共振素子
の上面及び下面に外装基板が積層されている圧電共振部
品の製造方法であって、圧電板と、圧電板の上面及び下
面に部分的に形成された複数の共振電極部を有するエネ
ルギー閉じ込め型の圧電共振素子を用意する工程と、矩
形板状のセラミックグリーンシート成形体の上面に外部
電極を形成するための導電ペーストを塗布する工程と、
前記導電ペーストが塗布されたセラミックグリーンシー
ト成形体の上面及び下面にプレス成形により凹部を形成
する構成と、前記凹部が形成されたセラミックグリーン
シート成形体を焼成し、上面及び下面に凹部を有し、上
面または下面において凹部に至る外部電極が形成されて
いる外装基板を用意する工程と、前記圧電共振素子に前
記外装基板の外部電極が形成されている面が外側となる
ように外装基板を積層・一体化する工程とを備える、圧
電共振部品の製造方法が提供される。
【0015】第3の発明は、エネルギー閉じ込め型の圧
電共振素子の上面及び下面の少なくとも一方に外装ケー
ス材が積層されている圧電共振部品の製造方法であっ
て、圧電板と、圧電板の上面及び下面に共振電極が部分
的に形成されているエネルギー閉じ込め型の圧電共振素
子を用意する工程と、前記圧電共振素子の上面及び下面
の少なくとも一方に圧電共振素子の振動部の振動を妨げ
ないための封止空間を確保するようにして、かつ該封止
空間が形成されている部分において圧電共振素子側に湾
曲されている外装ケース材を積層する工程とを備えるこ
とを特徴とする、圧電共振部品の製造方法が提供され
る。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しつつ本発明の
具体的な実施例を説明することにより、本発明を明らか
にする。
【0017】図1(a)及び(b)は、本発明の第1の
実施例に係る圧電共振部品を示す斜視図及び図1(a)
におけるF−F線に沿う断面図であり、図2は図1
(a)中のG−G線に沿う断面図である。
【0018】チップ型圧電共振部品1では、矩形板状の
圧電共振素子2の上下に同じ寸法の矩形の平面形状を有
する矩形板状の外装基板3,4が積層されている。圧電
共振素子2は、厚み縦振動モードを利用したエネルギー
閉じ込め型の圧電共振素子である。図3に示すように、
圧電共振素子2は矩形板状の圧電基板5を有する。圧電
基板5は、厚み方向に分極処理された圧電セラミックス
により構成されている。もっとも、圧電基板5は、水晶
などの圧電単結晶を用いて構成されていてもよい。圧電
基板5の上面中央には、第1の共振電極6が形成されて
いる。第1の共振電極6と圧電基板5を介して表裏対向
するように、第2の共振電極7が圧電基板5の下面に形
成されている。
【0019】共振電極6,7が圧電基板5を介して対向
している部分が、圧電振動部を構成している。共振電極
6に連ねられて引出し電極8が形成されており、共振電
極7に連ねられて引出し電極9が形成されている。引出
し電極8,9は、それぞれ、圧電基板5の端面近傍にお
いて両側縁に至るように形成されている。
【0020】図1に戻り、外装基板3の下面には凹部3
aが形成されており、同様に、外装基板4の上面に凹部
4aが形成されている。凹部3a,4aは、圧電振動部
の振動を妨げないための空隙10,10を形成するため
に設けられている。
【0021】従って、外装基板3,4は、凹部3a,4
aが形成されている部分において厚みが薄くなってい
る。外装基板3,4の凹部3a,4aが形成されている
部分を、以下では空隙形成部分という。
【0022】上記凹部3a,4aは、その平面形状が矩
形とされている。もっとも、凹部3a,4aの平面形状
は円形等の他の形状であってもよい。外装基板3,4
は、アルミナなどの絶縁性セラミックスにより構成され
ている。外装基板3,4は、接着剤層11a,11bを
介して圧電共振素子2に積層・一体化されている。
【0023】上記のようにして、圧電共振素子2、外装
基板3及び外装基板4からなる積層体12が構成されて
いる。積層体12の側面には、それぞれ、外部電極13
〜15及び外部電極16〜18が形成されている。外部
電極13〜18は、上記積層体12の側面だけでなく、
上面及び下面にも至るように形成されている。
【0024】外部電極13〜18は、導電ペーストの塗
布・焼付けにより形成されている。もっとも、外装基板
13〜18は、蒸着、メッキもしくはスパッタリングな
どの薄膜形成法により形成されていてもよい。また、外
部電極13〜18は、複数の電極層を積層したものであ
ってもよい。
【0025】本実施例では、外部電極13,16が、圧
電共振素子2の引出し電極8に電気的に接続されてお
り、外部電極15,18が引出し電極9に電気的に接続
されている。また、外部電極14,17は、外部電極1
3,16との間、並びに外部電極15,18との間でコ
ンデンサを構成するために設けられている。
【0026】本実施例の特徴は、外部電極13〜18
が、外装基板3,4を介して空隙10,10と重なり合
わないように形成されていることにある。例えば、図1
(b)に示すように、外部電極14,17の積層体12
の上面及び下面に至っている部分の内側端縁14a,1
4b,17a,17bは、空隙10,10の積層体12
の幅方向端縁10a,10bよりも幅方向外側に位置す
るように形成されている。従って、外部電極14,17
は、外装基板3,4を介して空隙10,10に重なり合
っていない。同様に、外部電極13,15,16,18
も、外装基板3または外装基板4を介して空隙10,1
0に積層体12の幅方向において重なり合わないように
形成されている。
【0027】さらに、外部電極13,15,16,18
は積層体12の長さ方向においても、外装基板3,4を
介して空隙10,10に重なり合っていない(図2参
照)。圧電共振部品1の製造に際しては、外装基板3の
上面及び外装基板4の下面に、予め外部電極13〜18
の外装基板3の上面に形成されている部分及び外装基板
4の下面に形成されている部分を形成する。しかる後、
外装基板3,4を圧電共振素子2に接着剤層11a,1
1bを介して積層・一体化する。このようにして得られ
た積層体12において、最後に外部電極13〜18の積
層体12の側面上に形成されている部分を形成する。
【0028】従って、圧電共振素子2に外装基板3,4
を積層し、接着するにあたっては、積層体12は厚み方
向に加圧される。従来の圧電共振部品101では、上記
加圧工程において、外部電極107〜109の積層体の
上面及び下面に位置する部分と、外装基板の他の部分と
の間に段差が生じているので、外部電極107〜109
が形成されている部分において加圧力が大きくなる。他
方、外部電極107〜109は、空隙B,Cと重なり合
う位置に至るように形成されている。従って、外装基板
103,104の空隙形成部分において、クラックD,
Eが発生し易かった。すなわち、図12(b)に示すよ
うに、クラックD,Eが発生し易かった。
【0029】これに対して、第1の実施例に係る圧電共
振部品1では、外部電極13〜18の外装基板3の上面
及び外装基板4の下面に至っている部分は、空隙10,
10と厚み方向において重なり合わないように形成され
ている。従って、加圧力は、空隙10,10が設けられ
ている部分には十分に働かないため、外装基板3,4の
厚みを薄くし、空隙形成部分の肉厚が薄い場合であって
も、外装基板3,4の割れを確実に防止することができ
る。
【0030】加えて、外装基板3,4の薄型化により、
外部電極13〜18を形成するに際しての導電ペースト
の焼付け時の収縮による外装基板3,4の反りについて
も、肉厚の厚い部分にのみ外部電極が形成されるので、
このような外装基板3,4の反りを抑制することができ
る。
【0031】また、最終的に得られた圧電共振部品1を
プリント回路基板などに実装する際に加わるストレス
も、空隙10,10の周囲の封止部に集中して加わるた
め、実装時のストレスによる外装基板3,4の割れも生
じ難い。
【0032】なお、上記外部電極13〜18の厚みにつ
いては特に限定されるわけではないが、導電ペーストの
塗布・焼付けにより形成する場合、5〜50μm程度と
することが望ましい。外装基板3,4の表面には、ラッ
プ研磨を行わない場合、2〜5μm程度の凹凸が存在す
る。従って、このような凹凸を吸収するには、外部電極
13〜18の厚みは5μm以上であることが望ましい。
また、外部電極13〜18の厚みが厚くなりすぎると、
外部電極13〜18のコストが高くつき、かつ焼付けに
際しての外装基板3,4の反りが生じ易くなることがあ
る。
【0033】また、外部電極13〜18の厚みが50μ
mを超えると、最終的に圧電共振部品1をプリント回路
基板に実装する際の吸着ミスなどのトラブルが生じるお
それもある。
【0034】第1の実施例の圧電共振部品1では、外部
電極13〜18が、外装基板3の上面及び外装基板4の
下面において、空隙10,10と重なり合わないように
形成されていたが、外装基板3の上面または外装基板4
の下面のいずれか一方においてのみ空隙と厚み方向にお
いて重なり合わないように形成されておれば、本発明に
従って、組立て時及び実装時の空洞形成部への加圧力を
低減することができる。従って、好ましくは、第1の実
施例のように、外装基板3の上面及び外装基板4の下面
のいずれにおいても、空隙と重ならないように外部電極
13〜18を形成することが望ましいが、場合によって
は、外装基板3の上面側または外装基板4の下面側のい
ずれか一方側においてのみ、外部電極13〜18が空隙
10,10と重なり合わないように形成されればよい。
【0035】図4(a)及び(b)は、本発明の第2の
実施例に係る圧電共振部品を示す斜視図及び図4(a)
のH−H線に沿う断面図である。第2の実施例のチップ
型圧電共振部品21では、第1の実施例のチップ型圧電
共振部品1と同じ圧電共振素子2が用いられている。こ
こでは、圧電共振素子2の上面に外装基板22が、下面
に外装基板23が接着剤層(図示せず)を介して積層さ
れ、一体化されている。
【0036】外装基板22の上面には凹部22aが形成
されており、外装基板23の下面にも凹部23aが形成
されている。すなわち、外装基板22,23は、圧電共
振素子2側の面に空隙10,10を形成するための凹部
22b,23bを有するが、積層された場合の外側の面
にも上記凹部22a,23aが形成されている。
【0037】上記凹部22a,23aは、平面視した場
合、空隙10,10を含む大きさとされている。圧電共
振部品21では、外部電極24〜26が、圧電共振素子
2及び外装基板22,23からなる積層体の上面、一対
の側面及び下面を巻回するように形成されている。ま
た、外部電極24〜26は、積層体の上面においては、
凹部22a内にも至っているが、凹部22aの周囲の枠
状部22c上にも形成されている。同様に、積層体の下
面においても、外部電極24〜26は、凹部23a内だ
けでなく、凹部23aの周囲の枠状部23c上に至るよ
うに形成されている。
【0038】従って、組立てに際し、枠状部22c,2
3cに大きな加圧力が働き、残りの部分には大きな加圧
力は働かない。よって、第1の実施例と同様に、空隙形
成部分における外装基板22,23の割れを抑制するこ
とができる。また、最終的にチップ型圧電共振部品21
をプリント回路基板に実装する際のストレスも、上記枠
状部22c,23cが設けられている部分に集中するた
め、実装時の外装基板22,23の割れも生じ難い。
【0039】また、チップ型圧電共振部品などの電子部
品においては、外部電極を最終的に電解バレルメッキに
より完成させることが多い。ところが、電子部品の薄型
化に伴い、電子部品同士の電極が付着する不良が多発す
る傾向にあるが、本実施例のように、圧電共振部品21
の外表面に凹部22a,23aや枠状部22c,23c
を形成した場合には、メッキ液による表面張力に基づく
付着が生じ難くなる。従って、上記のような圧電共振部
品同士のくっつき不良を抑制することができる。
【0040】なお、第2の実施例において、凹部22
a,23aのいずれか一方のみが形成されていてもよ
く、その場合においても、第2の実施例よりも外装基板
22,23の割れを防止する効果は低下するものの、本
発明に従って、外装基板22,23の割れを防止するこ
とができる。
【0041】また、第2の実施例では、外装基板22,
23の内面側に凹部22b,23bが形成されて空隙1
0,10が構成されていたが、図5に示すように、外装
基板22A,23Aとして、内面側が平坦な外装基板を
用いてもよい。この場合には、外装基板22A,23A
を圧電共振素子2に接合する接着剤層11a,11bに
厚みを持たせることにより、空隙10,10が形成され
ている。なお、前述した第1の実施例においても、同様
に外装基板3,4の内面側が平坦な平板状の外装基板を
用い、接着剤層11a,11bの厚みを厚くすることに
より空隙10,10を形成してもよい。
【0042】ところで、第2の実施例において、外装基
板22を製造するにあたっては、好ましくは、外装基板
22を得るための矩形板状のセラミックグリーンシート
成形体を得る。次に、図6(a)に示すように、上記セ
ラミックグリーンシート成形体27の上面に、外部電極
を形成するための導電ペースト28〜30を塗布する。
しかる後、図6(b)に示すように、凹部22aをプレ
ス成形により形成する。なお、図6(b)では明瞭では
ないが、この工程において、下面側にも空隙10を形成
するための凹部が形成される。しかる後、凹部を形成し
た後に、セラミックグリーンシート成形体を焼成すると
同時に、導電ペースト28〜30を焼付ける。このよう
に、導電ペースト28〜30を塗布した後凹部22aを
成形し、しかる後セラミックグリーンシート成形体27
と外部電極とを同時焼成することにより、凹部22a上
に至っている外部電極24〜26の形成精度を高めるこ
とができる。
【0043】なお、上記凹部22aの深さについては、
特に限定されるわけではないが、50μm以下とするこ
とが望ましい。凹部22aの深さが50μmを超える
と、最終的に圧電共振部品21を実装する際に、吸着ミ
スなどによるトラブルの生じるおそれがある。
【0044】加えて、圧電共振部品21の薄型化を図る
上では、上記凹部22aの深さは小さい方がより望まし
い。
【0045】図7(a)及び(b)は、本発明の第3の
実施例に係るチップ型圧電共振部品を示す断面図及び要
部を拡大して示す部分切欠断面図である。第3の実施例
のチップ型圧電共振部品31では、第1,第2の実施例
と同様の圧電共振素子2が用いられている。第1の実施
例と異なるところは、外装基板32,33が、空洞形成
部において圧電共振素子2側に湾曲されていることにあ
る。すなわち、空隙形成部分において、外装基板32,
33は、圧電共振素子2側に突出するように湾曲されて
いる。なお、空隙形成部分の周囲の封止部においては外
装基板32,33の上面及び下面は平坦面とされてい
る。
【0046】従って、湾曲部32a,33aにおいて、
外装基板32,33の外表面は、凹状とされている。よ
って、組立てに際し、圧電共振素子2に対して、外装基
板32,33を貼り合わせて厚み方向に加圧した場合の
加圧力は、湾曲部32a,33aではなく、その周囲の
封止部において集中的に加わる。従って、空隙10,1
0が形成されている厚みの薄い湾曲部32a,33aに
おける外装基板32,33の割れを確実に防止すること
ができる。また、プリント回路基板に圧電共振部品31
を実装する際のストレスも、上記のように封止部側に集
中するため、湾曲部32a,33aにおける外装基板3
2,33の割れを確実に防止することができる。
【0047】よって、第1,第2の実施例の圧電共振部
品1,21と同様に、第3の実施例の圧電共振部品31
においても、外装基板32,33の薄型化を図ることが
でき、ひいては圧電共振部品31の薄型化を図り得る。
【0048】さらに、上記湾曲部32a,33aにおい
ては、外装基板32,33の内面も湾曲している。従っ
て、図7(b)に示すように、接着剤層11a,11b
により圧電共振素子2に外装基板32,33を貼り合わ
せた場合、空隙10,10の厚みが封止部に近い側で大
きくされているので、余剰の接着剤が、空隙10,10
の端縁10a,10b近傍に留まり、圧電振動部側に滲
み出し難い。よって、接着剤の圧電振動部側への滲み出
しに起因する特性の劣化も抑制することができる。
【0049】なお、第3の実施例では、第1の実施例と
同様に、積層体の側面から上面及び下面に至る外部電極
13〜18(図1参照)が形成されている。しかしなが
ら、第2の実施例と同様に、外部電極13〜18が、圧
電共振素子2、及び外装基板32,33からなる積層体
の一対の側面、上面及び下面を巻回するように形成して
もよい。
【0050】同様に、前述した第2の実施例において
も、外部電極24〜26に代えて、第1の実施例の外部
電極13〜18と同様の外部電極を形成してもよい。
【0051】第1〜第3の実施例では、圧電共振素子の
両主面に外装基板が積層された構造を示したが、本発明
に係る圧電共振部品はこのような構造に限定されるもの
ではない。図8は、本発明が適用される圧電共振部品の
他の例を説明するための分解斜視図である。図8に示し
た構造では、圧電共振素子2の上方に、空隙10を形成
するための矩形枠状のスペーサーシート41、外装基板
シート42〜44が積層されている。このスペーサーシ
ート41及び外装基板シート42〜44は、同じセラミ
ック材料で構成されていてもよく、あるいは異なるセラ
ミック材料で構成されていてもよい。これらのスペーサ
ーシート41及び外装基板シート42〜44が積層され
て一体化された後、焼成されることにより、前述した外
装ケース材としての外装基板が構成される。
【0052】外装基板シート44の上面には、外部電極
45a〜45fが第1の実施例と同様にして予め形成さ
れる。
【0053】また、圧電共振素子2の下方にも、スペー
サーシート51、外装基板シート52〜54が積層され
る。もっとも、外装基板シート53は、コンデンサを構
成するために誘電体セラミックグリーンシートにより構
成されている。そして、外装基板シート52,53間に
コンデンサを構成するための共通電極55が形成されて
いる。また、外装基板シート53,54間に、コンデン
サを構成するために、一対の容量電極56,57が形成
されている。さらに、外装基板シート54の下面には、
導電ペーストが付与されて、予め外部電極58a〜58
cが形成される。圧電共振素子2の下方部分では、上記
スペーサーシート51及び外装基板シート52〜54が
積層されて一体化されて、外装基板が構成される。
【0054】図8に示した構造を積層し、一体化した
後、積層体の側面に第1の実施例と同様にして外部電極
を形成することにより、容量内蔵型の圧電共振子を容易
に得ることができる。
【0055】なお、第1〜第3の実施例では、板状の圧
電共振素子の上下に板状の外装基板が積層されている構
造を示したが、本発明はこのような構造に限定されるも
のではない。
【0056】例えば、図9(a)及び(b)に示す第4
の実施例に係るチップ型圧電共振部品61では、上方に
開いた開口を有するキャビティー形成用外装ケース材6
3の上面に圧電共振素子2が接着剤64を介して固定さ
れている。接着剤64の厚みにより、圧電共振素子2と
外装ケース材63の上面との間に圧電振動部の振動を妨
げないための空隙65が構成されている。さらに、外装
ケース材63を閉成するように外装基板62が接合され
ている。この外装ケース材63と外装基板62とによ
り、封止空間67が形成されており、該封止空間67内
に圧電共振素子2が封止されている。従って、封止空間
67により、圧電共振素子2の上方にも、振動を妨げな
いための空隙が構成されている。
【0057】上記外装基板62とキャビティー形成用外
装ケース材63とにより構成された積層体68の側面か
ら上面及び下面に至るように、外部電極69a〜69h
が形成されている。外部電極69a〜69fは、上記封
止空間67で構成される空隙に厚み方向において外装基
板62及びキャビティー形成用外装ケース材63を介し
て重なり合わないように形成されている。従って、第1
の実施例と同様に、外装基板62とキャビティー形成用
外装ケース材63とを積層し、圧着した場合、加圧力
は、封止空間67の周囲に集中的に加えられるため、外
装基板62やキャビティー形成用外装ケース材63の封
止空間67の上下の部分における割れが生じ難い。よっ
て、外装基板62の薄型化及びキャビティー形成用外装
ケース材63の封止空間67の下方に位置する部分の厚
みを薄くすることができ、チップ型圧電共振部品61の
薄型化を図ることができる。
【0058】図10(a)及び(b)は、本発明の第5
の実施例に係るチップ型圧電共振部品を示す斜視図及び
横断面図である。本実施例のチップ型圧電共振部品71
では、第3の実施例と同様に、外装基板72が圧電共振
素子2側に空隙に相当する封止空間77において湾曲し
ている。また、キャビティー形成用外装ケース材73
も、封止空間77に臨む部分において圧電共振素子2側
に湾曲している。従って、外部電極79a〜79cを、
積層体の上面、一対の側面及び下面に至るように形成し
ている場合であっても、第2の実施例と同様に、外装基
板72にキャビティー形成用外装ケース材73を積層し
圧着する場合、加圧力は、封止空間77に臨む部分には
加わらず、封止空間77の周囲の封止部に集中的に働
く。よって、第3の実施例と同様に、外装基板72及び
キャビティー形成用外装ケース材73の厚みを薄くする
ことができる。
【0059】なお、第4及び第5の実施例では、キャビ
ティー形成用外装ケース材63,73の平面形状は、外
装基板62,72の平面形状と同一とされていたが、キ
ャビティー形成用外装ケース材の寸法を、外装基板の寸
法よりも小さくしてもよい。すなわち、図11に示すチ
ップ型圧電共振部品81のように、外装基板82に比べ
て、小さな寸法のキャビティー形成用外装ケース材83
を接合してもよい。この場合には、外装基板82上に圧
電共振素子2が固定される。そして、キャビティー形成
用外装ケース材83は、圧電共振素子2を囲繞するよう
に、外装基板82の上面に固定される。すなわち、キャ
ビティー形成用外装ケース材83は、従来から周知のキ
ャップ付き圧電共振部品におけるキャップに相当する部
材である。
【0060】この場合においても、キャビティー形成用
外装ケース材83の上面を圧電共振素子2側に湾曲させ
ることにより、図10に示した実施例と同様に、キャビ
ティー形成用外装ケース材83の外装基板82に接合
し、圧着する工程におけるキャビティー形成用外装ケー
ス材83の封止空間85に臨む部分の割れを確実に防止
することができる。従って、キャビティー形成用外装ケ
ース材83の厚みを薄くすることができ、チップ型圧電
共振部品81の薄型化を図り得る。
【0061】
【発明の効果】第1の発明に係る圧電共振部品の製造方
法では、加えて、外装基板上の外部電極部分が積層・一
体化前に予め外装基板に形成されておりますが、一体化
に際して厚み方向に加圧されたとしても、外部電極が圧
電共振素子の振動を妨げないための空隙と重なり合わな
いように配置されているので、外装基板の割れを確実に
抑制することができます。同様に、圧電共振部品をプリ
ント回路基板などに実装する際にも、実装作業に伴うス
トレスが、空隙に臨む外装基板部分に加わり難いので、
外装基板の割れを効果的に抑制することができる。
【0062】よって、外装基板の厚みを薄くすることが
でき、ひいては薄型の圧電共振部品を提供することがで
きる。
【0063】また、第2の発明では、外装基板を構成す
るために、セラミックグリーンシート成形体に予め外部
電極を構成するために導電ペーストが塗布され、しかる
後、プレス成形法によりグリーンシート成形体の両面に
上記導電ペーストが凹部内に至るように凹部が形成さ
れ、しかる後、焼成されることにより外装基板が構成さ
れる。従って、外装基板を圧電共振素子に積層・一体化
した場合、導電ペーストが焼付られて成形された外部電
極が凹部内に至っているため、凹部を、すなわち圧電共
振素子の振動を妨げないための空隙に臨む部分に外力が
加わり難い。よって、外装基板の割れを確実に抑制する
ことができ、外装基板の厚みを薄くすることができ、ひ
いては圧電共振部品の薄型化を図ることが可能となる。
【0064】第3の発明によれば、外装ケース材が、圧
電共振素子の振動を妨げないための空間側に湾曲されて
いるため、該外装ケース材を圧電共振素子に積層・一体
化するに際し、圧電共振素子の振動を妨げないための封
止空間に臨む外装ケース材部分における割れを確実に抑
制することができる。従って、外装ケース材の厚みを薄
くすることができ、それによって圧電共振部品の薄型化
を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)及び(b)は、本発明の第1の実施例に
係る圧電共振部品の斜視図及び(a)におけるA−A線
に沿う断面図。
【図2】第1の実施例に係る圧電共振部品の図1(a)
中のG−G線に沿う断面図。
【図3】第1の実施例で用いられる圧電共振素子を示す
斜視図。
【図4】(a)及び(b)は、本発明の第2の実施例に
係る圧電共振部品の斜視図及び縦断面図。
【図5】第2の実施例の圧電共振部品の変形例を説明す
るための縦断面図。
【図6】(a)及び(b)は、本発明の第2の実施例に
おいて外装基板を形成する工程を説明するための各斜視
図。
【図7】(a)及び(b)は、本発明の第3の実施例に
係る圧電共振部品の縦断面図及び要部を拡大して示す部
分切欠断面図。
【図8】本発明が適用される圧電共振部品の具体的な構
造例を示す分解斜視図。
【図9】(a)及び(b)は、本発明の第4の実施例に
係るチップ型圧電共振部品の斜視図及び横断面図。
【図10】(a)及び(b)は、本発明の第5の実施例
に係るチップ型圧電共振部品を説明するための斜視図及
び横断面図。
【図11】(a)及び(b)は、本発明の第6の実施例
に係るチップ型圧電共振部品の外観を示す斜視図及び横
断面図。
【図12】(a)及び(b)は、従来の圧電共振部品の
一例を示す斜視図及び(a)中のA−A線に沿う断面
図。
【符号の説明】
1…圧電共振部品 2…圧電共振素子 3,4…外装基板 3a,4a…凹部 5…圧電基板 6,7…共振電極 8,9…引出し電極 10…空隙 11a,11b…接着剤層 12…積層体 13〜18…外部電極 21…圧電共振部品 22…外装基板 22a…凹部 22b…凹部 23…外装基板 23a…凹部 23b…凹部 22c,23c…枠状部 24〜26…外部電極 31…圧電共振部品 32,33…外装基板 32a,33a…外装基板 61…圧電共振部品 62…外装基板 63…キャビティー形成用外装サース材 67…封止空間 69a〜69f…外部電極 71…圧電共振部品 72…外装基板 72a…湾曲部 73…キャビティー形成用外装ケース材 79a〜79c…外部電極 81…圧電共振部品 82…外装基板 83…キャビティー形成用外装ケース材

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エネルギー閉じ込め型の圧電共振素子の
    上面及び下面に圧電共振素子の振動を妨げないための空
    隙を確保して外装基板が積層された積層体を有する圧電
    共振部品の製造方法であって、 圧電板と、圧電板の上面及び下面に部分的に形成された
    複数の共振電極とを有し、上面及び下面の共振電極が対
    向している部分により圧電振動部が構成されているエネ
    ルギー閉じ込め型の圧電共振素子と、該圧電共振素子の
    上面に固定される第1の外装基板と、圧電共振素子の下
    面に固定される第2の外装基板を用意する工程を備え、
    前記第1の外装基板の上面には前記空隙が構成される部
    分以外の部分において外部電極の第1の外装基板の上面
    に形成される部分が予め形成されており、前記第2の外
    装基板の下面には前記空隙が構成される部分以外の部分
    において外部電極のうち第2の外装基板の下面に形成さ
    れる部分が予め形成されており、 前記第1,第2の外装基板を前記圧電共振素子に、圧電
    共振素子の振動部の振動を妨げないための空隙を確保す
    るように積層し、厚み方向に加圧しつつ一体化する工程
    と、 前記積層体において、外部電極の積層体側面部分に形成
    される部分を形成する工程とを備える、圧電共振部品の
    製造方法。
  2. 【請求項2】 圧電共振素子の上面及び下面に外装基板
    が積層されている圧電共振部品の製造方法であって、 圧電板と、圧電板の上面及び下面に部分的に形成された
    複数の共振電極部を有するエネルギー閉じ込め型の圧電
    共振素子を用意する工程と、 矩形板状のセラミックグリーンシート成形体の上面に外
    部電極を形成するための導電ペーストを塗布する工程
    と、 前記導電ペーストが塗布されたセラミックグリーンシー
    ト成形体の上面及び下面にプレス成形により凹部を形成
    する構成と、 前記凹部が形成されたセラミックグリーンシート成形体
    を焼成し、上面及び下面に凹部を有し、上面または下面
    において凹部に至る外部電極が形成されている外装基板
    を用意する工程と、 前記圧電共振素子に前記外装基板の外部電極が形成され
    ている面が外側となるように外装基板を積層・一体化す
    る工程とを備える、圧電共振部品の製造方法。
  3. 【請求項3】 エネルギー閉じ込め型の圧電共振素子の
    上面及び下面の少なくとも一方に外装ケース材が積層さ
    れている圧電共振部品の製造方法であって、 圧電板と、圧電板の上面及び下面に共振電極が部分的に
    形成されているエネルギー閉じ込め型の圧電共振素子を
    用意する工程と、 前記圧電共振素子の上面及び下面の少なくとも一方に圧
    電共振素子の振動部の振動を妨げないための封止空間を
    確保するようにして、かつ該封止空間が形成されている
    部分において圧電共振素子側に湾曲されている外装ケー
    ス材を積層する工程とを備えることを特徴とする、圧電
    共振部品の製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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