JPH0321022B2 - - Google Patents

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JPH0321022B2
JPH0321022B2 JP58040526A JP4052683A JPH0321022B2 JP H0321022 B2 JPH0321022 B2 JP H0321022B2 JP 58040526 A JP58040526 A JP 58040526A JP 4052683 A JP4052683 A JP 4052683A JP H0321022 B2 JPH0321022 B2 JP H0321022B2
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JP
Japan
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mmol
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organic
mixture
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JP58040526A
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JPS58185557A (ja
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Adorianusu Buryuuinesu Korunerisu
Kuraasu Yuururiansu Seodorusu
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Gist Brocades NV
Original Assignee
Gist Brocades NV
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Publication of JPH0321022B2 publication Critical patent/JPH0321022B2/ja
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    • C07C319/00Preparation of thiols, sulfides, hydropolysulfides or polysulfides
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    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
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    • C07D233/66Heterocyclic compounds containing 1,3-diazole or hydrogenated 1,3-diazole rings, not condensed with other rings having two double bonds between ring members or between ring members and non-ring members with hetero atoms or with carbon atoms having three bonds to hetero atoms with at the most one bond to halogen, e.g. ester or nitrile radicals, directly attached to ring carbon atoms
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    • C07D285/1251,3,4-Thiadiazoles; Hydrogenated 1,3,4-thiadiazoles with oxygen, sulfur or nitrogen atoms, directly attached to ring carbon atoms, the nitrogen atoms not forming part of a nitro radical
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    • C07D311/42Benzo[b]pyrans, not hydrogenated in the carbocyclic ring with oxygen or sulfur atoms in positions 2 and 4
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    • C07D311/46Benzo[b]pyrans, not hydrogenated in the carbocyclic ring with oxygen or sulfur atoms in positions 2 and 4 with one hydrogen atom in position 3 unsubstituted in the carbocyclic ring
    • C07D311/50Benzo[b]pyrans, not hydrogenated in the carbocyclic ring with oxygen or sulfur atoms in positions 2 and 4 with one hydrogen atom in position 3 unsubstituted in the carbocyclic ring with elements other than carbon and hydrogen in position 3
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    • C07FACYCLIC, CARBOCYCLIC OR HETEROCYCLIC COMPOUNDS CONTAINING ELEMENTS OTHER THAN CARBON, HYDROGEN, HALOGEN, OXYGEN, NITROGEN, SULFUR, SELENIUM OR TELLURIUM
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    • C07F7/02Silicon compounds
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Description

【発明の詳細な説明】
本発明はチオエーテルを製造する新規な方法に
関する。 チオエーテル製造のいくつかの方法が知られて
いる;例えば、S.Oae「硫黄の有機化学(Organic
Chemistry of Sulfur)」、Plenum Press,New
York,1977、第6章参照。 チオールで出発する1方法では、まずチオール
を通常水酸化ナトリウムまたはナトリウムエトキ
シドの水溶液またはアルコール溶液との反応によ
り対応するメルカプチドに転化する。次いでメル
カプチドを有機ハロゲン化物、硫酸ジアルキルま
たはスルホン酸アルキルと反応させる。従つて、
これらの反応はプロトン性溶媒中、アルカリ性条
件のもとで行なわれ、反応物中に存在する他の官
能性のものが同様に影響されるので、それは好ま
しくない副反応に連なる。 チオールで出発する他の方法では、まずチオー
ルはトリメチルシリル基によつてメルカプト基の
水素原子を置換することによりそれらのトリメチ
ルシリル誘導体に転化される。 公表前ではないヨーロツパ特許出願第
81.200981.9号には7−アシルアミノ−3−ブロ
モメチル−3−セフエム−4−カルボン酸1−オ
キシド誘導体をトリメチルシリル化チオールと反
応させることによりセフアロスポラン酸誘導体の
3−メチル基にチオ置換基を導入する新規方法が
開示されている。これらの反応は滑らかに、事実
上定量的収率で進行する。 アルキルチオ(トリメチル)シランとハロゲン
化アルキルとからチオエーテルを製造する方法は
しかし、低い、あるいは中位の収率を得るために
高温かつ数週間までの反応時間が必要である(E.
W.Abel,J.Chem.Soc.,4406(1960);E.W.Abel,
D.A.Armitage and R.P.Bush,J.Chem.Soc.,
2455(1964))。同様に、アリールチオ(トリメチ
ル)シランとヨウ化メチルとの反応は溶媒の存在
のもとで、高温でも緩慢であると報告され、また
満足な収率で予期チオエーテルが得られない。同
じことは臭化ベベンジルとの反応にも適用され
る。単に非常に反応性の臭化フエナシルとはフエ
ナシルフエニルスルフイドの良好な収率が60℃で
5時間加熱することにより得ることができた(S.
Kozuka,T.Higashino and T.Kitamura,J.
Chem.Soc.Japan,54,1420(1981))。 今回意外にも、トリアルキルシリル化チオール
と有機ハロゲン化物、硫酸エステルまたはスルホ
ン酸エステルとの反応が、反応を溶媒または共溶
媒としてヘキサメチルリン酸トリアミドの存在下
に行なうと温和な条件のもとで比較的短い時間に
進行し、チオエーテルの良好ないし優秀な収率の
得られることが見出された。 従つて本発明は、一般式: R−S−SiR1R2R3 (式中Rは有機基を表わし、R1,R2およびR3
は同一かまたは異なつていて、それぞれ1〜4個
の炭素原子を有するアルキル基を表わす。)のシ
リル化チオールと有機ハロゲン化物、硫酸エステ
ルまたはスルホン酸エステルとを溶媒または共溶
媒としてヘキサメチルリン酸トリアミドの存在の
もとで反応させることによるチオエーテルを製造
する新規な方法を提供するものである。 本発明の方法は非プロトン性溶媒中、中性条件
のもとで行なわれる。従つて、従来技術の1つで
ある一般法に普通のアルカリ性条件のもとで起り
うるような副反応が防止される。適当なそのよう
な溶媒は、例えばアセトニトリル、ジクロロメタ
ン、トルエンおよび酢酸エチルである。 本発明の方法は、従来技術の方法に比較して、
比較的低い温度で、一般に0〜150℃、好ましく
は20〜80℃で行なうことができる。 ヘキサメチルリン酸トリアミドの使用は、トリ
メチルシリル化チオールからのチオエーテルの製
造において従来技術をこえる著しい改良を与える
ものである。0.5〜5当量の量のヘキサメチルリ
ン酸トリアミドを用いることが好ましい。 本発明の方法はまた、対応する3−ブロモメチ
ル誘導体から7−アシルアミノ−3−(チオ置換)
メチル−3−セフエム−4−カルボン酸1−オキ
シドの製造に、すなわちトリメチルシリル化チオ
ールが非常に低い反応性である場合あるいは反応
温度を下げることまたは反応時間を短かくするこ
とが望まれるときに有利に使用できる方法であ
る。 本発明の方法に使用される有機ハロゲン化物
は、塩化物、臭化物またはヨウ化物であることが
できるが、しかし臭化物またはヨウ化物の使用が
好ましい。種々の型の有機ハロゲン化物が適当に
用いられる。例えば、有機基が、必要により不飽
和結合を含有している、直鎖または枝分れ鎖のア
ルキル基;アリール基にフエニル、ナフチルなど
のようなホモ芳香族基も、チエニル、ピリジルな
どのようなヘテロ芳香族基も含むアラルキル基;
または複素環基であるハロゲン化物が挙げられ
る。これらの基はそれぞれ、ハロゲン化物と式
のシリル化チオールとの間の反応に支障とならな
い1個またはより多くの基によつてさらに置換さ
れていることができる。適当な置換基は、例えば
ハロゲン原子、アルキル、アルコキシおよびアル
キルチオ基、ニトロおよびシアノ基並びにエステ
ル化したまたはシリル化したカルボキシル基であ
る。本発明の方法において使用に適するハロゲン
化物の例は、有機基がメチル、エチル、イソプロ
ピル、ブチル、アリル、フエニルまたはベンジル
基であるハロゲン化物であり、そのそれぞれが前
記のように置換されていることができる。 有機ハロゲン化物の特に重要な群は7−アシル
アミノ−3−ブロモメチル−3−セフエム−4−
カルボン酸1−オキシド誘導体によつて形成さ
れ、それらは治療上活性なセフアロスポリン類の
製法における重要な中間体である。 有機ハロゲン化物の分子中に2個のハロゲン原
子が存在するときにはジチオエーテルが形成され
ることができる。これは特に、有機ジハロゲン化
物がジハロゲノメタンであるときの場合であり、
また、より小範囲でそれが1,2−ジハロゲノエ
タンであるときである。ジハロゲノメタンのハロ
ゲン原子の一つをチオ置換基によつて置換するこ
とにより形成される生成物が非常に高い求核置換
傾向を有する生成物となることは文献から知られ
ている。従つて、過剰のジクロロメタンの存在下
でもナトリウムp−クロロチオフエノラートとジ
クロロメタンとの反応は単にジ置換生成物、ジ−
(p−クロロフエニルチオ)メタンの形成を生ず
ることが知られている(A.M.Kuliev,E.N.
Usubova,Yu.M.Sultanov and A.B.Kuliev,
Azerb.Knim.Zh.,46(1966)。同様の現象は本発
明の方法を適用したときに認められた。 本発明の方法における使用に適する有機硫酸エ
ステルおよびスルホン酸エステルは硫酸ジアルキ
ルおよびスルホン酸アルキル、殊にベンゼンおよ
びナフタレンスルホン酸のアルキルエステルであ
る。 式による種々の型のシリル化チオールを本発
明の方法に使用することができる。例えば、有機
基Rはアルキル、アリール、アラルキルまたは複
素環基であることができる。これらの基はそれぞ
れ上記有機ハロゲン化物に示した1個またはより
多くの基によつてさらに置換されていることがで
きる。 適当なアルキル基は直鎖または枝分れ鎖のアル
キル基であり、適当なアリール基は、例えばフエ
ニル基である。適当な複素環基は、例えばヘテロ
原子として1個またはより多くの窒素原子または
硫黄原子を有する5員または6員の複素環基であ
る。窒素複素環式トリアルキルシリル化チオール
は主にハロゲン化物との反応でS−置換生成物を
生ずるが、しかしN−置換生成物もまた認められ
た。 有機基Rがカルボキシル基を含有するときは、
この基もまた対応するチオールから一般式のシ
リル化チオールを製造する処理の間にシリル化さ
れる。従つて、本発明の方法によりそのようなシ
リル化チオールを有機ハロゲン化物、硫黄エステ
ルまたはスルホン酸エステル反応させるときには
カルボキシル基は好ましくない副反応に備えて保
護される。反応が終つた後生成物中に存在するシ
リルオキシカルボニル基は、所望により公知方法
により遊離カルボキシル基に容易に転化すること
ができる。 同様に、本発明の方法に出発物質として用いる
有機ハロゲン化物中に遊離カルボキシル基が存在
するときは、これらのカルボキシル基はこのハロ
ゲン化物をシリル化チオールと反応させる前にシ
リル基で保護することができる。 式のトリアルキルシリル化チオールは任意の
公知方法により製造することができる。トリメチ
ルシリル化チオールは、好ましくはチオールが融
媒の存在のもとで1,1,1,3,3,3−ヘキ
サメチルジシラザンでトリメチルシリル化される
ヨーロツパ特許出願第81.200771.4号に開示され
た方法によつて製造される。トリメチルシリル化
チオールは、得られた反応混合物から単離するこ
とができるが、しかしより便宜的には反応混合物
そのものもまた本発明の方法における出発物質と
して使用することができる。 本発明はさらに以下の実施例で示される。それ
らの実施例において、 (1) PMRスペクトルは特記しなければ60MHzで
記録され;化学シフトは内部標準として用いた
テトラメチルシラン(=0)に比較して示され
た。 (2) 13CNMRスペクトルは20MHzでとられ;テ
トラメチルシラン(=0)を内部標準として用
いた。 (3) IRスペクトルはKBrデイスク上で得られた。 (4) 沸点および融点は未補正である。 (5) 定量HPLC分析は標準手法により調製した適
切な濃度の溶液で行なつた。必要なときはいつ
でも、内部標準手法を用いて定量PMR分析に
より照合物質の純度を測定した。精度は5%と
認められる。 (6) 反応は乾燥窒素雰囲気中で行なつた。窒素の
流れは反応混合物の上に導かれ、またヘキサメ
チルジシラザンとの接触シリル化の場合にはこ
の窒素は水中へ通し、また常に0.1または1.0N
硫酸で、どちらか適切である方で、反応中に発
生したアンモニアを滴定することにより反応時
間を測定した。他の反応はシリカゲルG上の薄
層クロマトグラフイーにより追跡した。 (7) 用いた溶媒は4Aモレキユラーシーブ上で乾
燥し、アルコールを含まない等級のものであつ
た。溶液は硫酸マグネシウム上で乾燥した。 (8) 蒸発はすべて35℃をこえない浴温で回転蒸発
器上減圧のもとで行なつた。 実施例 1 アセトニトリル1mlおよびヘキサメチルリン酸
トリアミド0.36ml中の臭化ベンジル192mg(1.12
ミリモル)の溶液に、アセトニトリル1ml中のフ
エニルチオ(トリメチル)シラン171mg(0.94ミ
リモル)の溶液を加えて、混合物を50℃で1.5時
間撹拌した。次いでメタノール2mlを加えた。定
量HPLC分析によれば得られた溶液はベンジルフ
エニルスルフイド183mgを含有していた。それは
97%の収率になり、生成物は沸点188−192℃/22
mmHg、融点39−40℃を有していた。 実施例 2 (a) 臭化ベンジル(0.60ml;5.0ミリモル)をア
セトニトリル5mlおよびヘキサメチルリン酸ト
リアミド0.9ml中のフエニルチオ(トリエチル)
シラン816mg(3.64ミリモル)の溶液に50℃で
添加した。50℃で45分間撹拌した後反応をエタ
ノール2mlで止めた。希釈した反応混合物の
HPLC分析はベンジルフエニルスルフイドの収
率が96%であることを示した。 (b) フエニルチオ(ジメチル)(t−ブチル)シ
ラン949mg(4.24ミリモル)を(a)に記載した同
じ試薬と同温度で15分間反応させるとベンジル
フエニルスルフイド90%が生じた。 実施例 3 フエニルチオ(トリメチル)シラン11.52g
(63ミリモル)、ヘキサメチルリン酸トリアミド22
mlおよび臭化エチル18.8ml(250ミリモル)の混
合物を40℃の浴中で2時間加熱しその後転化を終
えた。反応混合物中に固体が形成された。1時間
加熱を続け次いで混合物を酢酸エチル150mlと水
50mlの混合物中へ注加した。酢酸エチル層を分離
し、順次水50mlで2回、飽和重炭酸ナトリウム溶
液50mlおよび水25mlで2回洗浄した。水層を合せ
て酢酸エチル25mlで3回抽出した。抽出物を合せ
て水25mlで2回洗浄し、乾燥して蒸発させた。残
留物の減圧蒸留によりエチルフエニルスルフイド
7.25g(83%)が生じた、沸点81.5−84℃/14mm
Hg、n25/D1.5632。 実施例 4 アセトニトリル15ml中の臭化フエナシル11.34
g(57ミリモル)の溶液をアセトニトリル5mlお
よびヘキサメチルリン酸トリアミド9.8ml中のフ
エニルチオ(トリメチル)シラン9.51g(52.2ミ
リモル)の溶液に添加し、それにより温度が20℃
から75℃に上昇した。反応を5分以内に終えた。
定量HPLC分析によりフエナシルフエニルスルフ
イドの収量が定量的であることが認められた。反
応混合物を実施例3記載のように処理した。残留
物はエタノールから結晶化し、フエナシルフエニ
ルスルフイド、融点51−52℃、91%の収率であつ
た。 実施例 5 臭化フエナシル(6.70g;33.6ミリモル)をブ
チルチオ(トリメチル)シラン4.96g(30.6ミリ
モル)、アセトニトリル6.0mlおよびヘキサメチル
リン酸トリアミド5.9mlの混合物に添加した。80
℃で1.5時間撹拌した後、混合物を冷却して定量
HPLC分析にかけた。ブチルフエナシルスルフイ
ド92%が形成されたことが認められた。 実施例 6 ヨウ化メチル(4.80ml;77ミリモル)をアセト
ニトリル15mlおよびヘキサメチルリン酸トリアミ
ド13.5ml中のフエニルチオ(トリメチル)シラン
12.87g(70.7ミリモル)の溶液に添加すると温
度が室温から90℃に上昇した。0.5時間撹した後
反応混合物を室温に冷却して定量HPLC分析のた
めに試料をとり、それによりチオアニソールの収
率が98%であつたことが認められた。アセトニト
リルを蒸発させ残留物を実施例3記載のように処
理した。残留物の減圧蒸留によりチオアニソー
ル、沸点89−92℃/18−22mmHg、n25/D1.5834、
が7.89g(90%)生じた。 実施例 7 p−トルエンスルホン酸メチル(3.08g;16.6
ミリモル)をアセトニトリル4mlとヘキサメチル
リン酸トリアミド2mlの混合物中のフエニルチオ
(トリメチル)シラン1.90g(10.4ミリモル)の
溶液に加えた。70℃で1時間撹拌した後混合物を
冷却して定量HPLC分析にかけた。チオアニソー
ルの収率が94%であると認められた。 実施例 8 硫酸ジメチル(1.9ml;20ミリモル)をアセト
ニトリル7mlとヘキサメチルリン酸トリアミド
2.5mlの混合物中のフエニルチオ(トリメチル)
シラン3.38g(18.6ミリモル)の溶液に加えた。
周囲温度で2.5時間撹拌した後定量HPLC分析を
行ない、それによりチオアニソールの収率が75%
であつたことが認められた。 実施例 9 乾燥アセトニトリル25ml中のフエニルチオ(ト
リメチル)シラン0.91g(5.0ミリモル)の溶液
に、ヘキサメチルリン酸トリアミド1mlおよび3
−ブロモ−4−ヒドロキシコウマリン1.0g
(4.15ミリモル)を加えた。1時間還流した後混
合物を蒸発させた。残留物を酢酸エチル125mlに
溶解し、得られた溶液を水125mlで2回洗浄した。
酢酸エチル層を乾燥し、蒸発させた。固体残留物
をヘプタン100mlで、次いで50%エタノール3部
で洗浄した。生成物を40℃で真空乾燥した。3−
フエニルチオ−4−ヒドロキシコウマリン、融点
186−189℃、0.79g(70.5%)が得られた。 実施例 10 フエニルチオ(トリメチル)シラン11.51g
(63.2ミリモル)、ブロモクロロメタン5.0ml(77
ミリモル)、アセトニトリル12mlおよびヘキサメ
チルリン酸トリアミド11mlからなる混合物を80℃
の浴中で1時間加熱した。次いでそれを酢酸エチ
ル100ml中へ注加し、得られた溶液を水10mlで3
回、INKOH溶液10mlで3回、最後に水10mlで3
回洗浄した。その溶液を乾燥し、蒸発させた。四
塩化炭素25mlを加えた後蒸発を繰返した。ジ(フ
エニルチオ)メタン、融点34−36℃、6.95g
(94.8%)が得られた。 実施例 11 4−クロロフエニルチオ(トリメチル)シラン
1.36g(6.3ミリモル)、アセトニトリル20mlおよ
びヘキサメチルリン酸トリアミド2.3mlの混合物
に臭化4−ニトロベンジル1.50g(7.0ミリモル)
を加えた。室温で5分間撹拌した後転化を終え
た。反応混合物を蒸発乾燥し、残留物を酢酸エチ
ル50ml中に溶解した。その溶液を順次水(2回10
ml)、INKOH溶液10mlおよび水(2回10ml)で
洗浄した。酢酸エチル層を乾燥し、蒸発乾燥し
た。固体残留物をガラス過器上でヘプタンで洗
浄した。得られた結晶を室温で真空乾燥した。4
−クロロフエニル4−ニトロベンジルスルフイ
ド、融点66−68℃、1.67g(95%)が得られた。 実施例 12 4−クロロフエニルチオ(トリメチル)シラン
12.21g(56.5ミリモル)、ヘキサメチルリン酸ト
リアミド20mlおよび1−ブロモ−2−クロロエタ
ン18.7ml(226ミリモル)からなる混合物を60℃
で加熱した。10分後に転化を終えたことが証明さ
れた。反応混合物を実施例3に記載のように処理
した後2−クロロエチル4−クロロフエニルスル
フイド、沸点105−109℃/1.0mmHg、融点28−29
℃、10.03g(85.7%)が得られた。蒸留の残留
物は1,2−ビス(4−クロロフエニルチオ)エ
タンを副生物として含有し、それをメタノールか
ら結晶化した、融点87−88℃。 実施例 13 アセトニトリル20mlおよびヘキサメチルリン酸
トリアミド18ml中のp−トリルチオ(トリメチ
ル)シラン10.04g(51.2ミリモル)の混合物に
臭化アリル5.1ml(59ミリモル)を加えた。転化
を室温で20分間撹拌した後終えた。反応混合物を
実施例3記載のように処理した。アリルp−トリ
ルスルフイド、沸点110−111℃/14mmHg、n25/D
1.5644、7.1g(85%)が得られた。 実施例 14 トリメチルシリルブロモアセタート(5.78g;
27.5ミリモル)をアセトニトリル10mlおよびヘキ
サメチルリン酸トリアミド5ml中のp−トリルチ
オ(トリメチル)シラン4.85g(25ミリモル)の
溶液に加えた。これにより2分以内に温度が22℃
から69℃に上昇を生じた。薄層クロマトグラフイ
ーにより反応は5分以内に終えた。アセトニトリ
ルの蒸発後水100mlを加え、得られた溶液を酢酸
エチル50ml3部で抽出した。抽出物を合せて
0.1NHClで洗浄し、乾燥し、過し、蒸発乾燥
させた。残留物をトルエンとヘキサンの1:5混
合物30mlから結晶化することによりp−トリルチ
オ酢酸、融点94.5−95.0℃、4.08g(90%)が生
じた。母液の仕上により融点86−89℃を有する物
質0.31g(6.8%)が生じた。 実施例 15 (a) 3,4−ジクロロチオフエノール8.45g(47
ミリモル)、テトラフエニルイミドジホスフア
ート22mg(0.045ミリモル)、1,2−ジクロロ
エタン10mlおよびヘキサメチルジシラザン7.4
ml(35ミリモル)の混合物を45分間還流するこ
とにより3,4−ジクロロフエニルチオ(トリ
メチル)シランを調製した。生成物を蒸留によ
り単離した;収率95.3%、沸点96−97℃/0.8
mmHg、n25/D1.5600。 (b) クロロアセトニトリル(3.5ml;55ミリモル)
をアセトニトリル25mlおよびヘキサメチルリン
酸トリアミド10mlの混合物中の3,4−ジクロ
ロフエニルチオ(トリメチル)シラン11.0g
(44ミリモル)の還流溶液に加えた。反応は2
分以内に終りになつた。アセトニトリルの蒸発
後に得られた残留物を酢酸エチル中に溶解し、
水で洗浄し乾燥した。蒸留により(3,4−ジ
クロロフエニルチオ)アセトニトリル、沸点
127−130℃/0.4mmHg、n25/D1.5920、9.30g
(93%)が生じた。 実施例 16 臭化4−ニトロンジル(4.62g;21.3ミリモ
ル)をアセトニトリル10mlおよびヘキサメチルリ
ン酸トリアミド4.9ml中のトリメチルシリルトリ
メチルシリルチオアセタート4.60g(19.4ミリモ
ル)の溶液に加えた。反応は80℃で30分間撹拌後
に終りになつた。反応混合物を冷却し、希釈して
定量HPLC分析にかけた。4−ニトロベンジルチ
オ酢酸97%が形成されたことが認められた。 実施例 17 (a) 5−メルカプト−2−メチル−1,3,4−
チアジアゾール9.9g(75ミリモル)、サツカリ
ン27mg(0.15ミリモル)、アセトニトリル50ml
およびヘキサメチルリン酸トリアミド20mlの還
流混合物にヘキサメチルジシラザン15ml(72ミ
リモル)を加えた。4.5時間還流後計算量のア
ンモニアが発生した。還流を0.5時間続け、混
合物(5−トリメチルシリルチオ−2−メチル
−1,3,4−チアジアゾールを含有する)を
室温に冷却し、臭化ベンジル9.9ml(80ミリモ
ル)を加えた。これにより温度は約50℃に上昇
した。全出発物質が5分以内に消費された。ア
セトニトリルを蒸発により除去し、酢酸エチル
100mlを残留物に加え、次いでそれを水250ml中
へ注加した。層を分離し、水層を酢酸エチル30
mlで3回抽出した。抽出物を合せて10%NaCl
溶液で洗浄し、乾燥し、して蒸発乾燥させ
た。固体残留物を、少しジエチルエーテルを含
有するヘキサンで乾燥した。5−ベンジルチオ
−2−メチル−1,3,4−チアジアゾール、
融点60−63℃、15.91g(96.4%)が得られた。
酢酸エチルと石油エーテル(沸点範囲40−60
℃)の混合物から結晶化して純物質、融点62.5
−63.5℃、14.27gが得られた。 UV(CH3CN);λnax267nm(ε=6250)。 この生成物を以下および実施例18に記載した
HPLC分析の照合物質として用いた。 (b) トルエン5mlおよびヘキサメチルリン酸トリ
アミド1.06ml(6.1ミリモル)中の5−メルカ
プト−2−メチル−1,3,4−チアジアゾー
ル264mg(2ミリモル)の溶液に、ジ−4−ニ
トロフエニルN−(4−トルエンスルホニル)
ホスホルアミダート2.0mg(0.004ミリモル)を
加え、次の還流の間にヘキサメチルジシラザン
0.50ml(2,4ミリモル)を加えた。還流を
1.5時間続けた後溶液を蒸発乾燥させた。残留
物をアセトニトリル4ml中に溶解し、得られた
溶液に臭化ベンジル0.28ml(2.3ミリモル)を
加えた。10分間撹拌後に転化が終つたことが証
明された。反応混合物のHPLC分析は5−ベン
ジルチオ−2−メチル−1,3,4−チアジア
ゾールの定量的収量を示した。 実施例 18 (a) ジ−4−ニトロフエニルN−(4−トルエン
スルホニル)ホスホルアミダート50mg(0.1ミ
リモル)を触媒として用いてトルエン75ml中で
ヘキサメチルジシラザン15ml(72ミリモル)と
ともに1.5時間還流することにより5−メルカ
プト−2−メチル−1,3,4−チアジアゾー
ル13.2mg(100ミリモル)を5−トリメチルシ
リルチオ−2−メチル−1,3,4−チアジア
ゾールに転化した。溶媒および過剰のヘキサメ
チルジシラザンを蒸発させ残留物を乾燥ヘキサ
メチルリン酸トリアミド中に溶解した。 (b) HPLC分析によると5−トリメチルシリルチ
オ−2−メチル−1,3,4−チアジアゾール
1.23ミリモルを含有するこの溶液1mlにアセト
ニトリル3mlおよび臭化ベンジル0.20ml(1.68
ミリモル)を加えた。混合物を室温で0.5時間
撹拌した後、HPLC分析によれば5−ベンジル
チオ−2−メチル−1,3,4−チアジアゾー
ル1.28ミリモル(104%)が形成されていた。 (c) (a)で調製した溶液1mlにアセトニトリル3ml
および塩化ベンジル0.20ml(1.74ミリモル)を
加えた。65℃で1.5時間撹拌した後、HPLC分
析によれば5−ベンジルチオ−2−メチル−
1,3,4−チアジアゾール1.15ミリモル
(93.5%)が形成されていた。なお出発物質の
8%が反応混合物中に存在した。 実施例 19 5−メルカプト−2−メチル−1,3,4−チ
アジアゾール13.2g(0.10モル)、トルエン20ml、
ヘキサメチルリン酸トリアミド25ml、ヘキサメチ
ルジシラザン20ml(0.096モル)およびジ−4−
ニトロフエニルN−(4−トルエンスルホニル)
ホスホルアミダート50mg(0.1ミリモル)からな
る混合物を90分間還流した。次いで混合物を濃縮
し、得られたヘキサメチルリン酸トリアミド中の
5−トリメチルシリルチオ−2−メチル−1,
3,4−チアジアゾールの溶液にアセトニトリル
15mlおよび臭化ブチル21.5ml(0.20モル)を加え
た。混合物を室温で5時間乾燥し、次いで濃縮し
た。水(100ml)および重炭酸ナトリウムを二酸
化炭素の発生が止むまで加えた。混合物を酢酸エ
チルで抽出し、抽出物を乾燥し、過し、蒸発乾
燥させた。残留物をクロマトグラフイー(シリカ
ゲル;ジクロロメタンおよびジクロロメタンとア
セトンの95:5混合物、それぞれ)により分離し
た。3−ブチル−5−メチル−Δ4−1,3,4
−チアジアゾリン−2−チオン0.4gが副生物と
して、 PMR(CCl4):0.8−2.0(m、7H);2.39(s、
3H);4.15(t、2H、J7.2Hz)。 13C−NMR(CDCl3):13.4;15.9;19.5;
29.7;50.4;155.3;185.7。また5−ブチルチオ
−2−メチル−1,3,4−チアジアゾール、沸
点97−99℃/0.6mmHg、n25/D1.5492、10.9g(58
%)が得られた。 UV(CH3CN):λnax266nm(ε=7000) PMR(CDCl3):0.8−2.0(m、7H);2.70(s、
3H);3.27(t、2H、J7.2Hz)。 13C−NMR(CDCl3):13.6;15.1;21.4;30.8;
33.5;164.2;165.4。 実施例 20 (a) 実施例19に記載した方法で、サツカリン5mg
(0.027ミリモル)を触媒として用い、1.5時間
還流することにより5−メルカプト−2−メチ
ル−1,3,4−チアジアゾール1.32g(10ミ
リモル)をトルエン10mlおよびヘキサメチルリ
ン酸トリアミド2.6ml中のヘキサメチルジシラ
ザン2.6ml(15ミリモル)でシリル化した。蒸
発により濃縮した後、アセトニトリル5mlを加
えた。得られた溶液を50℃で加熱し、臭化ブチ
ル2.1ml(20ミリモル)を加えた。この温度で
3時間撹拌した後転化を終えた。定量HPLC分
析によれば5−ブチルチオ−2−メチル−1,
3,4−チアジアゾール8.91ミリモル(89.1
%)が形成され、同時に3−ブチル−5−メチ
ル−Δ4−チアジアゾリン−2−チオン5.3%が
副生物として見出された。 (b) 試験を繰返したが、しかし今度は臭化ブチル
の代りにヨウ化ブチル2.3ml(20ミリモル)を
加え、一方撹拌は室温で行なつた。3時間後転
化を終えた。定量HPLC分析により5−ブチル
チオ−2−メチル−1,3,4−チアジアゾー
ルの収率が89.1%であり、一方前記副生物が
1.3%未満形成されたことが証明された。 実施例 21 クロロメチルメチルスルフイド(1.85ml;22ミ
リモル)をアセトニトリル15mlとヘキサメチルリ
ン酸トリアミド3.85mlの混合物中の5−トリメチ
ルシリルチオ−2−メチル−1,3,4−チアジ
アゾール4.18g(20.5ミリモル)の還流溶液に加
えた。10分間還流した後反応を終えた。エタノー
ル(5ml)を加え、混合物を蒸発乾燥させた。残
留物を酢酸エチル中に溶解し、得られた溶液を希
水酸化ナトリウム溶液(PH10)および水で抽出し
た。酢酸エチル層を乾燥し、蒸発させた。残留物
は2成分を含有し、それをジクロロメタン中のア
セトンの10%溶液を溶離剤として用いてシリカゲ
ル上のクロマトグラフイーにより分離した。第1
留分から3−メチルチオメチル−5−メチル−
Δ4−1,3,4−チアジアゾリン−2−チオン
0.23g(5.8%)が副生物として単離された。 PMR(CDCl3):2.34(s、3H);2.50(s、
3H);5.35(s、2H)。 次の留分から5−(メチルチオ)メチルチオ−
2−メチル−1,3,4−チアジアゾール、沸点
115−116℃/0.4mmHg、n25/D1.6222、3.60g(91.4
%)が単離された。 PMR(CDCl3):2.29(s、3H);2.76:(s、
3H);4.41(s、2H)。 実施例 22 5−トリメチルシリルチオ−2−メチル−1,
3,4−チアジアゾール(TMT)をヘキサメチ
ルリン酸トリアミド(HMPT)の存在のもとで
種々の条件で塩化アリルおよび臭化アリルと反応
させた。5−アリルチオ−2−メチル−1,3,
4−チアジアゾールの収率はHPLC分析により測
定した。その結果を次表に要約した。
【表】 照合化合物はHMPTのない操作から蒸留によ
り単離した、沸点102℃/1.0mmHg。 UV(CH3CN):λnax265nm(ε=6500)。 PMR(CDCl3):2.65(s、3H);3.83および3.94
(d、2H);5.05−6.35(m、3H)。 実施例 23 ヘキサメチルリン酸トリアミド5ml中の1−フ
エニル−5−メルカプト−1H−テトラゾール
2.56g(20ミリモル)の溶液にヘキサン50mlおよ
びテトラフエニルイミドジホスフアート48mg
(0.1ミリモル)を加えた。混合物を還流し、ヘキ
サメチルジシラザン8.3ml(40ミリモル)を加え
るとその結果沈殿が形成された。酢酸エチル25ml
の添加後還流を2時間続け、次いで混合物を油ポ
ンプ真空のもとで40℃で蒸発乾燥させた。得られ
た1−フエニル−5−トリメチルシリルチオ−
1H−テトラゾールをアセトニトリル45ml中に溶
解した。次いで臭化4−ニトロベンジル4.75g
(22ミリモル)を溶液に加えると直ちに沈殿の形
成が生じた。室温で15分間撹拌した後混合物を蒸
発させ、残留物を水50mlと酢酸エチル50mlの混合
物中に溶解した。酢酸エチル層を分離し、水10ml
で3回洗浄し、乾燥し、過して蒸発乾燥させ
た。残留物を酢酸エチルとヘプタンの1:1混合
物80mlから結晶化した。1−フエニル−5−(4
−ニトロベンジル)チオ−1H−テトラゾール、
融点153−154℃、4.23g(67.6%)が得られた。 UV(CH3CN):λnax264nm(ε13000)。 PMR(CDCl3):4.71(s、2H);7.54(s、
5H);7.72および8.24(ABq、4H、J9Hz)。 この生成物を実施例24および25に記載した
HPLC分析に照合物質として使用した。 実施例 24 1−フエニル−5−メルカプト−1H−テトラ
ゾール264.5mg(1.49ミリモル)をクロロホルム
15mlと1,2−ジクロロエタン15mlの混合物中に
懸濁させた。サツカリン2mg(0.01ミリモル)を
加え、次いで還流間にヘキサメチルジシラザン
0.65ml(3.1ミリモル)を加えた。1時間還流後
混合物を蒸発乾燥させて残留物をアセトニトリル
10mlおよびヘキサメチルリン酸トリアミド0.3ml
中に溶解した。得られた溶液に臭化4−ニトロベ
ンジル0.35g(1.62ミリモル)を加えると直ちに
に固体の形成が生じた。室温で10分間撹拌した後
定量HPLC分析を行なつた。1−フエニル−5−
(4−ニトロベンジル)チオ−1H−テトラゾール
の95%の収率が認められた。 実施例 25 実施例23記載の方法で、サツカリン19mg(0.1
ミリモル)を触媒として使用して1−フエニル−
5−メルカプト−1H−テトラゾール2.60g(14.6
ミリモル)をクロロホルム30mlと1,2−ジクロ
ロエタン30mlの混合物中でヘキサメチルジシラザ
ン7.5ml(36ミリモル)で1.25時間シリル化した。
蒸発乾燥した残留物をアセトニトリルに溶解し、
1−フエニル−5−トリメチルシリルチオ−1H
−テトラゾール0.72ミリモルを含有するこの溶液
5mlをヘキサメチルリン酸トリアミド0.17ml中の
臭化4−ニトロベンジル0.17g(0.79ミリモル)
の溶液に加え、また同様にヘキサメチルリン酸ト
リアミド0.17ml中の塩化4−ニトロベンジル0.13
g(0.76ミリモル)の溶液に加えた。1時間撹拌
した後反応をメタノール1mlで制止し生成物の収
量をHPLC分析により測定した。1−フエニル−
5−(4−ニトロベンジル)チオ−1H−テトラゾ
ールの収率はそれぞれ102%および98%であつた。 実施例 26 (a) ヘキサメチルジシラザン(3.75ml;18ミリモ
ル)をアセトニトリル30ml中の5−メルカプト
−1−メチル−1H−テトラゾール2.83g(24.4
ミリモル)およびサツカリン50mg(0.28ミリモ
ル)の還流溶液に加えた。90分間撹拌した後反
応混合物を蒸発乾燥させた。1−メチル−5−
トリメチルシリルチオ−1H−テトラゾールが
液体、n25/D1.5175、として得られた。 PMR(CDCl3):0.81(s、9H);3.79(s、
3H)。 (b) この生成物をアセトニトリル10mlとヘキサメ
チルリン酸トリアミド5mlの混合物中に溶解し
た。ヨウ化イソプロピル(2.75ml;27.5ミリモ
ル)をこの溶液に加え、得られた混合物を室温
で90分間撹拌し、その後アセトニトリルを蒸発
させた。酢酸エチル(25ml)および水(25ml)
を残留物に加え、そのPHを1NNaOHで10.0に
調整した。層を分離し、酢酸エチル層をPH10.0
の水酸化ナトリウム溶液(25ml)および水(25
ml)で洗浄し、乾燥して蒸発させた。残留物
(4.30g)をさらに酢酸エチルを溶離剤として
用いてシリカゲル(150g)上のクロマトグラ
フイーにより精製した。適切な留分の蒸発後に
5−イソプロピルチオ−−1−メチル−1H−
テトラゾール、n25/D1.5030、3.04g(80%)が
得られた。 PMR(CDCl3):1.50(d、6H、J6.0Hz);3.98
(s、3H);4.05(q、1H、J6.0Hz)。 実施例 27 (a) 臭化フエナシル(1.62g;8.1ミリモル)を
アセトニトリル10mlおよびヘキサメチルリン酸
トリアミド1.55ml中の1−トリメチルシリル−
3−トリメチルシリルチオ−1H−1,2,4
−トリアゾール1.90g(7.76ミリモル)の溶液
に加えた。反応は室温で15分間撹拌した後終り
になつた。形成された沈殿をメタノール4mlの
添加後に過し、ジエチルエーテルでおよびヘ
キサンで洗浄した。3−フエナシルチオ−1H
−1,2,4−トリアゾール臭化水素塩、融点
201.5−202℃(分解)1.85g(79.5%)の収量
が得られた。第2収穫物(0.3g;13%;融点
191−192℃(分解))は母液から単離された。
この塩0.90gを水10ml中にとりそれを酢酸エチ
ル20mlと層にした。PHを1NKOHで9に調整
し、遊離塩基を酢酸エチルで水層から抽出し
た。この方法で3−フエナシルチオ−1H−1,
2,4−トリアゾール、融点119−120℃、0.66
g(100%)が得られた。酢酸エチルからの結
晶化により融点が120−121℃に高められた。 PMR(DMSO−d6):4.87(s、2H);7.4−
8.3(m、6H);8.53(s、1H)。 IR:3145,1699,1660,1593,1578,1485
cm-1。 (b) 1−トリメチルシリル−3−トリメチルシリ
ルチオ−1H−1,2,4−トリアゾールは次
の方法で調製した:ヘキサメチルジシラザン
(29.2ml;140ミリモル)を、ジクロロメタン
200ml中の3−メルカプト−1H−1,2,4−
トリアゾール9.70g(96ミリモル)および−4
−ニトロフエニルN−(4−トルエンスルホニ
ル)ホスホルアミダート100mg(0.25ミリモル)
の還流懸濁液に加えた。計算量のアンモニアが
1.25時間の還流後に発生した。還流を0.5時間
続け、次いで得られた透明溶液を蒸発乾燥する
と1−トリメチルシリル−3−トリメチルシリ
ルチオ−1H−1,2,4−トリアゾール、融
点90−94℃、23.1g(98%)が生じた。 PMR(CCl4):0.52(s、9H);0.55(s、
9H);7.52(s、1H)。 実施例 28 1−メチル−2−メルカプトイミダゾール2.85
g(25ミリモル)、サツカリン22mg(0.12ミリモ
ル)、トルエン20mlおよびヘキサメチルジシラザ
ン5.2ml(25ミリモル)からなる混合物を1時間
還流した。室温に冷却した後臭化4−ニトロベン
ジル5.40g(25ミリモル)を、次いでヘキサメチ
ルリン酸トリアミド5mlを1−メチル−2−(ト
リメチルシリルチオ)イミダゾールを含有する混
合物に加えた。室温で2時間撹拌した後混合物を
酢酸エチルで150mlに希釈した。得られた溶液を
飽和重炭酸ナトリウム50mlで3回、次いで水20ml
で2回洗浄した。有機層を乾燥し、過し、蒸発
乾燥させた。結晶性残留物を石油エーテル(沸点
範囲60−80℃)100mlで洗浄し、次いで真空乾燥
した。1−メチル−2−(4−ニトロベンジルチ
オ)イミダゾール、融点74−77℃、5.54g(89
%)が得られた。エタノールから試料を結晶化す
ると融点が77.5−78.0℃に高められた。 実施例 29 1−メチル−2−メルカプトイミダゾール1.16
g(10ミリモル)、サツカリン18mg(0.1ミリモ
ル)、ヘキサメチルジシラザン1.5ml(7.2ミリモ
ル)およびアセトニトリル25mlの混合物を1時間
還流することにより1−メチル−2−(トリメチ
ルシリルチオ)イミダゾールの溶液を調製した。
ヘキサメチルリン酸トリアミド(1.8ml)と臭化
4−ニトロベンジル(2.3g;10.5ミリモル)を
加え、還流を10分間続けた。アセトニトリルを蒸
発させ、酢酸エチル100mlを残留物に加えた。結
晶を過し酢酸エチルで洗浄した。融点183−185
℃を有する1−メチル−2−(4−ニトロベンジ
ルチオ)イミダゾール臭化水素塩の2.93g(88.8
%)の収量が得られた。液を洗浄し、乾燥し、
蒸発乾燥させた。ジエチルエーテルを残留物に加
え、固体を過した。1−メチル−3−(4−ニ
トロベンジル)−1,2−ジヒドロイミダゾール
−2−チオン0.3g(12%)が副生物、融点162−
168℃、として得られた。クロロホルムおよび四
塩化炭素の混合物からの結晶化により融点が167
−168℃に高められた。 PMR(DMSO−d6):3.32(s、2H);5,31
(s、3H);7.14(s、2H);7.35,7.49,8.04およ
び8.19(4s、4H); IR:3160,3124,3100,3067,1606,1598,
1570,1510,1340cm-1。 実施例 30 含量86%(1ミリモル)の7−フエニルアセト
アミド−3−ブロモメチル−3−セフエム−4−
カルボン酸1−オキシド0.50gのジクロロメタン
10ml中の懸濁液を作つた。ヘキサメチルジシラザ
ン(0.20ml、0.96ミリモル)を加え、混合物を45
分間撹拌した。得られた透明溶液にヘキサメチル
リン酸トリアミド0.25mlおよび4−クロロフエニ
ルチオ(トリメチル)シラン0.36g(1.66ミリモ
ル)を順次加えた。室温で30分間撹拌した後反応
をメタノール2mlの添加により止めた。その結果
沈殿が生じた。混合物を蒸発乾燥し、次いでジエ
チルエーテル20mlを加えた。固体を過により捕
集し、ジエチルエーテル10ml、0.1NHCl10mlお
よびジエチルエーテル10mlで2回洗浄した。生成
物を室温で真空乾燥した。定量PMR分析による
97%の純度で7−フエニルアセトアミド−3−
(4−クロロフエニル)チオメチル−3−セフエ
ム−4−カルボン酸1−オキシド0.48gが得られ
た。収率95%。 PMR(DMSO−D6):3.49,3.75(ABq、2H、
J15Hz):3.79,4.39(ABq、2H、J13.5Hz);3.84
(s、2H);4.87(d、1H、4.5Hz);5.77(dd、
1H、J4.5および8Hz);7.30(s、4H);7.38(s、
5H);8.39(d、1H、J8Hz)。 IR:3270,1774,1765,1723,1658,1520,
1240,1010,997cm-1

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 一般式: R−S−SiR1R2R3 (式中Rは有機基を表わし、R1,R2およびR3
    は同一かまたは異なつていて、それぞれ1〜4個
    の炭素原子を有するアルキル基を表わす。)のシ
    リル化チオールと有機ハロゲン化物、硫酸エステ
    ルまたはスルホン酸エステルとを溶媒または共溶
    媒としてヘキサメチルリン酸トリアミドの存在の
    もとで反応させることを含む、チオエーテルの製
    造方法。 2 反応が非プロトン性溶媒中で中性条件のもと
    で行なわれる、特許請求の範囲第1項記載の方
    法。 3 反応が0〜150℃の温度で行なわれる、特許
    請求の範囲第1項記載の方法。 4 反応が20〜80℃の温度で行なわれる、特許請
    求の範囲第3項記載の方法。 5 有機ハロゲン化物が塩化物、臭化物またはヨ
    ウ化物である、特許請求の範囲第1項記載の方
    法。 6 ハロゲン化物の有機基が、必要により不飽和
    結合を有する、直鎖または枝分れ鎖のアルキル基
    またはアラルキル基あるいは複素環基であり、そ
    れらの基がそれぞれ特許請求の範囲第1項に示し
    た反応に支障とならない1個またはより多くの基
    によつてさらに置換されていることができる、特
    許請求の範囲第1項記載の方法。 7 有機硫酸エステルが硫酸ジアルキルである、
    特許請求の範囲第1項記載の方法。 8有機スルホン酸エステルがスルホン酸アルキル
    である、特許請求の範囲第1項記載の方法。 9 スルホン酸アルキルがベンゼンまたはナフタ
    レンスルホン酸のアルキルエステルである、特許
    請求の範囲第8項記載の方法。 10 有機基Rがアルキル基、アリール基、アラ
    ルキル基または複素環基であり、それらの基がそ
    れぞれ特許請求の範囲第1項に示した反応に支障
    とならない1個またはより多くの基によつて置換
    されていることができる、特許請求の範囲第1項
    記載の方法。 11 複素環基がヘテロ原子として1個またはよ
    り多くの窒素原子または硫黄原子を有する5員基
    または6員基である、特許請求の範囲第10項記
    載の方法。
JP58040526A 1982-03-11 1983-03-11 チオエ−テルの製造方法 Granted JPS58185557A (ja)

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