JPH03210004A - 動弁装置の回転入力部材取付構造 - Google Patents
動弁装置の回転入力部材取付構造Info
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- JPH03210004A JPH03210004A JP545990A JP545990A JPH03210004A JP H03210004 A JPH03210004 A JP H03210004A JP 545990 A JP545990 A JP 545990A JP 545990 A JP545990 A JP 545990A JP H03210004 A JPH03210004 A JP H03210004A
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- Japan
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- cam
- gear
- bank
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- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 5
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 239000000919 ceramic Substances 0.000 description 2
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B75/00—Other engines
- F02B75/16—Engines characterised by number of cylinders, e.g. single-cylinder engines
- F02B75/18—Multi-cylinder engines
- F02B75/22—Multi-cylinder engines with cylinders in V, fan, or star arrangement
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Valve-Gear Or Valve Arrangements (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
この発明は、動弁装置を備えた■型エンジンにおいて、
各対向するシリンダに用いられるカム軸並びにカムギヤ
等を共用化したものに関する。
各対向するシリンダに用いられるカム軸並びにカムギヤ
等を共用化したものに関する。
[従来の技術]
■型エンジンでは対向するバンクのシリンダがクランク
軸方向へ相互にずらされて配設されるとともに、シリン
ダヘッドに設けられた動弁装置が、クランク軸の回転を
伝動部材(ギヤトレイン又はカムチエーン)を介してカ
ム軸の回転入力部材(カムギヤ又はカムスプロケット)
へ伝達することにより駆動されるようになっている。ギ
ヤトレン式の場合は、クランク軸のカム駆動ギヤとカム
軸のカムギヤとの間を1乃至複数のアイドルギヤで連結
するギヤトレンを、各バンク毎に全部で2系列設けるこ
とが必要になる。
軸方向へ相互にずらされて配設されるとともに、シリン
ダヘッドに設けられた動弁装置が、クランク軸の回転を
伝動部材(ギヤトレイン又はカムチエーン)を介してカ
ム軸の回転入力部材(カムギヤ又はカムスプロケット)
へ伝達することにより駆動されるようになっている。ギ
ヤトレン式の場合は、クランク軸のカム駆動ギヤとカム
軸のカムギヤとの間を1乃至複数のアイドルギヤで連結
するギヤトレンを、各バンク毎に全部で2系列設けるこ
とが必要になる。
[発明が解決しようとする課題]
ところで、上記2系列のギヤトレインを対向するバンク
の各同一側へ設けるとともに、各バンクで同一構造のカ
ム軸及びカムギヤを共用化する場合、対向するバンクに
おけるカム軸の軸端はほぼシリンダのオフセット分だけ
クランク軸又はカム軸方向へ相対的にずれなければなら
ず、軸端に取付けられた各カムギヤ並びにこれらと噛み
合う各ギヤトレンの位置も同様にずれることになる。そ
の結果、各ギヤトレンが接続する共通ギヤの歯幅が大き
くなり、クランクケースの幅がその分だけ長くなってし
まう、また、両バンクでギヤトレンの位置をだいたい同
じに配置すると、各バンク毎に異なる構造のカムギヤ及
びカム軸を用意する必要があり、これらの共用化ができ
なくなる。
の各同一側へ設けるとともに、各バンクで同一構造のカ
ム軸及びカムギヤを共用化する場合、対向するバンクに
おけるカム軸の軸端はほぼシリンダのオフセット分だけ
クランク軸又はカム軸方向へ相対的にずれなければなら
ず、軸端に取付けられた各カムギヤ並びにこれらと噛み
合う各ギヤトレンの位置も同様にずれることになる。そ
の結果、各ギヤトレンが接続する共通ギヤの歯幅が大き
くなり、クランクケースの幅がその分だけ長くなってし
まう、また、両バンクでギヤトレンの位置をだいたい同
じに配置すると、各バンク毎に異なる構造のカムギヤ及
びカム軸を用意する必要があり、これらの共用化ができ
なくなる。
そこで本発明の目的は、クランクケースの幅を長くする
ことな(、しかも、同一構造のカムギヤやカム軸を各バ
ンクで共用化できる動弁カム装置の提供にある。
ことな(、しかも、同一構造のカムギヤやカム軸を各バ
ンクで共用化できる動弁カム装置の提供にある。
[課題を解決するための手段]
上記課題を解決するため、本発明に係る■型エンジンに
おける動弁装置の回転入力部材取付構造は、所定の挟み
角で対向するバンクが上部に設けられかつ各バンクの相
対向するシリンダが互いにクランク軸方向へずらされて
配設されたシリンダブロックと、各バンクの上方に接続
されたシリンダヘッドと、各シリンダヘッドに設けられ
た動弁装置と、各動弁装置を構成するカム軸の一端部に
設けられた回転入力部材と、クランク軸及び各回転入力
部材間を連結しかつ各バンクの同一側に設けられる2系
列の伝動部材と、を備えたV型エンジンにおいて、前記
回転入力部材の中央部に突設されるカム軸取付用のフラ
ンジ部を軸方向一側へ突出するようオフセットさせて設
けるとともに、このフランジ部のオフセット方向を対向
するバンク側で互いに逆向きにしたことを特徴とする。
おける動弁装置の回転入力部材取付構造は、所定の挟み
角で対向するバンクが上部に設けられかつ各バンクの相
対向するシリンダが互いにクランク軸方向へずらされて
配設されたシリンダブロックと、各バンクの上方に接続
されたシリンダヘッドと、各シリンダヘッドに設けられ
た動弁装置と、各動弁装置を構成するカム軸の一端部に
設けられた回転入力部材と、クランク軸及び各回転入力
部材間を連結しかつ各バンクの同一側に設けられる2系
列の伝動部材と、を備えたV型エンジンにおいて、前記
回転入力部材の中央部に突設されるカム軸取付用のフラ
ンジ部を軸方向一側へ突出するようオフセットさせて設
けるとともに、このフランジ部のオフセット方向を対向
するバンク側で互いに逆向きにしたことを特徴とする。
[考案の作用]
回転入力部材をカム軸の端部へ取付けるとき。
対向するバンク側においてフランジ部のオフセット方向
を互いに逆向きにしたので、対応する各回転入力部材の
歯部位置は、それぞれのカム軸の軸端から比べると、は
ぼフランジ部の突出量相当分ずれる。すなわち、フラン
ジ部を軸端へ向けた(以下、外向きという)回転入力部
材の歯部は、はぼフランジ部の突出量相当分だけカム軸
の軸端から内方へずれ、一方、逆向き(以下、内向きと
いう)にしたものではカム軸のほぼ軸端に位置している
。そこで、シリンダのオフセットに伴って軸端がより長
く外方延出している方のカム軸には回転入力部材を外向
きに取付け、逆に、軸端がより内方へ引き込んでいる方
のカム軸には内向きに取付ければ、双方の歯部の位置を
ほぼ対称位置にすることができる。ゆえに、同一構造の
カム軸及び回転入力部材が両バンクで共用化可能になる
とともに、クランクケースの幅も必要以上に長くならな
いで済む。
を互いに逆向きにしたので、対応する各回転入力部材の
歯部位置は、それぞれのカム軸の軸端から比べると、は
ぼフランジ部の突出量相当分ずれる。すなわち、フラン
ジ部を軸端へ向けた(以下、外向きという)回転入力部
材の歯部は、はぼフランジ部の突出量相当分だけカム軸
の軸端から内方へずれ、一方、逆向き(以下、内向きと
いう)にしたものではカム軸のほぼ軸端に位置している
。そこで、シリンダのオフセットに伴って軸端がより長
く外方延出している方のカム軸には回転入力部材を外向
きに取付け、逆に、軸端がより内方へ引き込んでいる方
のカム軸には内向きに取付ければ、双方の歯部の位置を
ほぼ対称位置にすることができる。ゆえに、同一構造の
カム軸及び回転入力部材が両バンクで共用化可能になる
とともに、クランクケースの幅も必要以上に長くならな
いで済む。
[実施例コ
第1図乃至第7図に一実施例を示す。第1図は本発明に
係る水冷4サイクルエンジンを搭載した自動2輪車の左
側面外観を示す図であり、1は前輪、2はフロントフォ
ーク、3はハンドル、4はフレーム、5はV型6気筒エ
ンジン、6はラジエタ、7は片持式リヤスイングアーム
、8はこの片持式リヤスイングアーム7内へ前後方向へ
収容されたりャクッションユニット、9は後輪である。
係る水冷4サイクルエンジンを搭載した自動2輪車の左
側面外観を示す図であり、1は前輪、2はフロントフォ
ーク、3はハンドル、4はフレーム、5はV型6気筒エ
ンジン、6はラジエタ、7は片持式リヤスイングアーム
、8はこの片持式リヤスイングアーム7内へ前後方向へ
収容されたりャクッションユニット、9は後輪である。
第2図はエンジン5の右側面を示す図であり、10はシ
リンダブロック、IIFは前バンク、IIRは後バンク
、12はクランクケース、13はクランク軸、13aは
プライマリギヤである。前後のバンクlIF、11Rは
所定の挟み角をなしてシリンダブロックの上部に形成さ
れている。各バンクのシリンダヘッド14内には平行す
る一対の吸気用及び排気用のカム軸15.16が配設さ
れ、それぞれの軸端部に吸気用及び排気用のカムギヤ1
7.18が取付けられている。カムギヤ17.18は本
発明における回転入力部材の一興体例であり、各バンク
11F、11Rはそれぞれ共通構造のものが用いられて
いる。これらのカムギヤ17.18はアイドルギヤ19
、リダクションアイドルギヤ20を介してクランク軸1
3の軸端部に設けられたカム駆動ギヤ21と連結される
。
リンダブロック、IIFは前バンク、IIRは後バンク
、12はクランクケース、13はクランク軸、13aは
プライマリギヤである。前後のバンクlIF、11Rは
所定の挟み角をなしてシリンダブロックの上部に形成さ
れている。各バンクのシリンダヘッド14内には平行す
る一対の吸気用及び排気用のカム軸15.16が配設さ
れ、それぞれの軸端部に吸気用及び排気用のカムギヤ1
7.18が取付けられている。カムギヤ17.18は本
発明における回転入力部材の一興体例であり、各バンク
11F、11Rはそれぞれ共通構造のものが用いられて
いる。これらのカムギヤ17.18はアイドルギヤ19
、リダクションアイドルギヤ20を介してクランク軸1
3の軸端部に設けられたカム駆動ギヤ21と連結される
。
これらのギヤからなる2系列のギヤトレインを介して、
カム細工5及び16はそれぞれ、クランク軸13に対し
て1/2で回転する。
カム細工5及び16はそれぞれ、クランク軸13に対し
て1/2で回転する。
第3図はシリンダブロック10の平面形状を示し、各バ
ンク毎にクランク軸13の軸方向へ3個づつのシリンダ
10aが直列され、各対向するシリンダloaは互いに
クランク軸13の軸方向へずらされて配列されている。
ンク毎にクランク軸13の軸方向へ3個づつのシリンダ
10aが直列され、各対向するシリンダloaは互いに
クランク軸13の軸方向へずらされて配列されている。
第4図は後バンクIIR、シリンダヘッド14、変速機
構並びにポンプ軸部分の断面を示す図であり、動弁装置
のギヤトレインは各バンクIIF、IIRとも同一側(
本例では右側)に配設されている。
構並びにポンプ軸部分の断面を示す図であり、動弁装置
のギヤトレインは各バンクIIF、IIRとも同一側(
本例では右側)に配設されている。
第5図及び第6図は吸気側のカム軸15及びカムギヤ1
7を示す図であり(第5図は第6図のA−A線断面図、
第6図は第5図のB矢示方向図)、カムギヤ17には歯
部22から軸方向片側へオフセットして延出形成された
フランジ23が設けられている。フランジ23の周囲に
はセラシギャ24がカムギヤ17と平行して設けられて
いる。カムギヤ17とセラシギャ24の間には皿バネ2
5が介装されている。セラシギャ24に一端を取付けら
れたローラ26の他端はカムギヤ17の側面に形成され
た環状溝27内に遊嵌され、予めこの環状溝27内へ収
容されているリング状のスプリング28の端部と係合さ
れている。セラシギャ24はフランジ23上へサークリ
ップ29で軸方向移動を規制されている。なお、この構
造は排気側のカムギヤ18でも同一である。
7を示す図であり(第5図は第6図のA−A線断面図、
第6図は第5図のB矢示方向図)、カムギヤ17には歯
部22から軸方向片側へオフセットして延出形成された
フランジ23が設けられている。フランジ23の周囲に
はセラシギャ24がカムギヤ17と平行して設けられて
いる。カムギヤ17とセラシギャ24の間には皿バネ2
5が介装されている。セラシギャ24に一端を取付けら
れたローラ26の他端はカムギヤ17の側面に形成され
た環状溝27内に遊嵌され、予めこの環状溝27内へ収
容されているリング状のスプリング28の端部と係合さ
れている。セラシギャ24はフランジ23上へサークリ
ップ29で軸方向移動を規制されている。なお、この構
造は排気側のカムギヤ18でも同一である。
第7図は対向する前後バンク側における各ギヤトレイン
をクランク軸13を中心に展開して模式的に示す図であ
り、便宜上、リダクシ目ンアイドルギャ20を単一の平
歯車として示すとともに各セラシギャを省略しである0
本図において前後バンクIIF、11R側の各ギヤ及び
カム軸を、それぞれの符号の後に便宜的にF及びRを添
えて示せば、クランク軸13を挟んで前パンクの吸気側
のカム軸15Fと後バンクの吸気側のカム軸15Rが平
行しており、各カム軸15F、15Rの軸端部に取付け
られた前パンクIIFのカムギヤ17Fと後バンクII
Rのカムギヤ17Rは、取付方向が逆になっている。す
なわち、カムギヤ17Fはフランジ23をカム軸15F
の軸端側へ向けることにより外向き取付けし、一方、後
バンク側ではフランジ23を逆にした内向き取付けとな
っている0前後バンク11F、lIRにおけるシリンダ
のオフセット量をC、カム軸15F、15Rの軸端のず
れをD、フランジ23の突出量をEとすれば、C”vD
’vEの関係にあり、カム軸15Fに対してカム軸15
Rは、軸端がDだけ内方へ引き込んでおり、カムギヤ1
7Fの歯部22は軸端からEだけ内方へずれ、カムギヤ
17Rの歯部22は軸端にある。両カムギヤ17F及び
17Rの各歯部22はクランク軸13を挟んでほぼ対称
位置にあり、双方の歯部22を結んだ直線上に沿って、
前後のバンクIIF、IIRの各ギヤトレインがほぼ一
直線上に並び、各ギヤトレンは各バンクlIF、11R
の同一側でかつほぼ同一位置に設けられている。
をクランク軸13を中心に展開して模式的に示す図であ
り、便宜上、リダクシ目ンアイドルギャ20を単一の平
歯車として示すとともに各セラシギャを省略しである0
本図において前後バンクIIF、11R側の各ギヤ及び
カム軸を、それぞれの符号の後に便宜的にF及びRを添
えて示せば、クランク軸13を挟んで前パンクの吸気側
のカム軸15Fと後バンクの吸気側のカム軸15Rが平
行しており、各カム軸15F、15Rの軸端部に取付け
られた前パンクIIFのカムギヤ17Fと後バンクII
Rのカムギヤ17Rは、取付方向が逆になっている。す
なわち、カムギヤ17Fはフランジ23をカム軸15F
の軸端側へ向けることにより外向き取付けし、一方、後
バンク側ではフランジ23を逆にした内向き取付けとな
っている0前後バンク11F、lIRにおけるシリンダ
のオフセット量をC、カム軸15F、15Rの軸端のず
れをD、フランジ23の突出量をEとすれば、C”vD
’vEの関係にあり、カム軸15Fに対してカム軸15
Rは、軸端がDだけ内方へ引き込んでおり、カムギヤ1
7Fの歯部22は軸端からEだけ内方へずれ、カムギヤ
17Rの歯部22は軸端にある。両カムギヤ17F及び
17Rの各歯部22はクランク軸13を挟んでほぼ対称
位置にあり、双方の歯部22を結んだ直線上に沿って、
前後のバンクIIF、IIRの各ギヤトレインがほぼ一
直線上に並び、各ギヤトレンは各バンクlIF、11R
の同一側でかつほぼ同一位置に設けられている。
次に、本実施例の作用を説明する。第7図において、前
後のシリンダはCだけオフセットされているので、カム
軸15F及び15Rとして同一構造の部材を使用すると
すれば、オフセット量Cとほぼ等しいDだけ軸端の位置
が相違することになる。そこで、カムギヤ17F及び1
7Hの取付方向を逆にする。すなわち、カムギヤ17F
はフランジ23を外向きとし、逆に、カムギヤ17Rは
内向きに取付けると、カムギヤ17Fの歯部22は同1
7Rの歯部22が軸端に位置するのに対して、はぼフラ
ンジ23の突出量Eの分だけ内方へずれることになる。
後のシリンダはCだけオフセットされているので、カム
軸15F及び15Rとして同一構造の部材を使用すると
すれば、オフセット量Cとほぼ等しいDだけ軸端の位置
が相違することになる。そこで、カムギヤ17F及び1
7Hの取付方向を逆にする。すなわち、カムギヤ17F
はフランジ23を外向きとし、逆に、カムギヤ17Rは
内向きに取付けると、カムギヤ17Fの歯部22は同1
7Rの歯部22が軸端に位置するのに対して、はぼフラ
ンジ23の突出量Eの分だけ内方へずれることになる。
ところが、カム軸15Rの軸端が予めDだけ内方へ引き
込んでおり、かつ、シリンダのオフセット量Cとにおい
て、C!lFD!lFEの関係があるから、双方の歯部
22の位置はクランク軸13を挟んでほぼ対称位置にな
る。したがって、これらの各歯部22へそれぞれ噛み合
う前後のギヤトレンも、各歯部22間を結んだ線に沿っ
てほぼ同一線上に配設される。ゆえに、各ギヤトレンが
共通に接続するりダクションアイドルギャ20は歯幅を
必要以上に広(しな(でも済み、その結果、クランクケ
ース12の幅も必要以上に長くならないで済む、そのう
え、カム軸15及びカムギヤ17は前後バンクでそれぞ
れ同一構造のものを共用化可能になる。
込んでおり、かつ、シリンダのオフセット量Cとにおい
て、C!lFD!lFEの関係があるから、双方の歯部
22の位置はクランク軸13を挟んでほぼ対称位置にな
る。したがって、これらの各歯部22へそれぞれ噛み合
う前後のギヤトレンも、各歯部22間を結んだ線に沿っ
てほぼ同一線上に配設される。ゆえに、各ギヤトレンが
共通に接続するりダクションアイドルギャ20は歯幅を
必要以上に広(しな(でも済み、その結果、クランクケ
ース12の幅も必要以上に長くならないで済む、そのう
え、カム軸15及びカムギヤ17は前後バンクでそれぞ
れ同一構造のものを共用化可能になる。
なお、説明を省略したが、排気側のカム軸16及びカム
ギヤ18でも全く同様の結果となる。さらに、動力伝達
をギヤトレン式でなくチェーン式とした場合であっても
、カムギヤ17.18に代えて同様にフランジを設けた
カムスプロケットを設ければ、ギヤの場合と同じ効果が
得られる。
ギヤ18でも全く同様の結果となる。さらに、動力伝達
をギヤトレン式でなくチェーン式とした場合であっても
、カムギヤ17.18に代えて同様にフランジを設けた
カムスプロケットを設ければ、ギヤの場合と同じ効果が
得られる。
[発明の効果]
本発明はカム軸の回転入力部材にフランジを一方側へ突
出するようオフセットさせるとともに、回転入力部材を
カム軸に取付ける際、対向するバンクのフランジの向き
が互いに逆向きとなるようにしたので、対向するバンク
側に同一構造のカム軸を使用した場合、各回転入力部材
の歯部のカム軸端部からの位置をフランジのほぼ突出量
分だけ相対的にずらすことができる。ゆえに、双方の歯
部の位置は、シリンダのオフセット量に影響されずほぼ
対称位置に配設することができ、対向するバンクの各ギ
ヤトレンをほぼ同一位置に配設できる。その結果、同一
構造のカム軸及び回転入力部材を前後の各バンクで共用
化できるとともに、クランクケースの幅を必要以上に長
くしないで済ませることができる。
出するようオフセットさせるとともに、回転入力部材を
カム軸に取付ける際、対向するバンクのフランジの向き
が互いに逆向きとなるようにしたので、対向するバンク
側に同一構造のカム軸を使用した場合、各回転入力部材
の歯部のカム軸端部からの位置をフランジのほぼ突出量
分だけ相対的にずらすことができる。ゆえに、双方の歯
部の位置は、シリンダのオフセット量に影響されずほぼ
対称位置に配設することができ、対向するバンクの各ギ
ヤトレンをほぼ同一位置に配設できる。その結果、同一
構造のカム軸及び回転入力部材を前後の各バンクで共用
化できるとともに、クランクケースの幅を必要以上に長
くしないで済ませることができる。
第1図乃至第7図は実施例に係り、第1図は自動2輪車
の左側面図、第2図はエンジンの右側面図、第3図要部
の平面図、第4図はエンジンの展開断面図、第5図は要
部の断面図、第6図は要部の側面図、第7図はギヤ列を
模式的に示した展開図である。 (符号の説明) 5・・・V型6気筒エンジン、10・・・シリンダブロ
ック、10a・・・シリンダ、IIF・・・前バンク、
11R・・・後バンク、13・・・クランク軸、14・
・・シリンダヘッド、15・16・・・カム軸、17.
18・・・カムギヤ(回転入力部材)、21・・・カム
駆動ギヤ、22・・・歯部、23・・・フランジ。
の左側面図、第2図はエンジンの右側面図、第3図要部
の平面図、第4図はエンジンの展開断面図、第5図は要
部の断面図、第6図は要部の側面図、第7図はギヤ列を
模式的に示した展開図である。 (符号の説明) 5・・・V型6気筒エンジン、10・・・シリンダブロ
ック、10a・・・シリンダ、IIF・・・前バンク、
11R・・・後バンク、13・・・クランク軸、14・
・・シリンダヘッド、15・16・・・カム軸、17.
18・・・カムギヤ(回転入力部材)、21・・・カム
駆動ギヤ、22・・・歯部、23・・・フランジ。
Claims (1)
- 所定の挟み角で対向するバンクが上部に設けられかつ各
バンクの相対向するシリンダが互いにクランク軸方向へ
ずらされて配設されたシリンダブロックと、各バンクの
上方に接続されたシリンダヘッドと、各シリンダヘッド
に設けられた動弁装置と、各動弁装置を構成するカム軸
の一端部に設けられた回転入力部材と、クランク軸及び
各回転入力部材間を連結しかつ各バンクの同一側に設け
られる2系列の伝動部材と、を備えたV型エンジンにお
いて、前記回転入力部材の中央部に突設されるカム軸取
付用のフランジ部を軸方向一側へ突出するようオフセッ
トさせて設けるとともに、このフランジ部のオフセット
方向を対向するバンク側で互いに逆向きにしたことを特
徴とする動弁装置の回転入力部材取付構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005459A JP2769733B2 (ja) | 1990-01-12 | 1990-01-12 | 動弁装置の回転入力部材取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005459A JP2769733B2 (ja) | 1990-01-12 | 1990-01-12 | 動弁装置の回転入力部材取付構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03210004A true JPH03210004A (ja) | 1991-09-13 |
JP2769733B2 JP2769733B2 (ja) | 1998-06-25 |
Family
ID=11611809
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005459A Expired - Fee Related JP2769733B2 (ja) | 1990-01-12 | 1990-01-12 | 動弁装置の回転入力部材取付構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2769733B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5355850A (en) * | 1993-02-16 | 1994-10-18 | Wartsila Diesel International Ltd. Oy | Adjustable force transmission arrangement for a camshaft of a big diesel engine |
KR20160017748A (ko) * | 2014-08-04 | 2016-02-17 | 현대중공업 주식회사 | 엔진 |
KR20160053045A (ko) * | 2014-10-30 | 2016-05-13 | 현대중공업 주식회사 | 기어트레인의 지지력을 향상시킬 수 있는 엔진 |
Citations (2)
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1990
- 1990-01-12 JP JP2005459A patent/JP2769733B2/ja not_active Expired - Fee Related
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