JPH0320729A - 接合スクリーンおよびその製造方法 - Google Patents

接合スクリーンおよびその製造方法

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JPH0320729A
JPH0320729A JP1155372A JP15537289A JPH0320729A JP H0320729 A JPH0320729 A JP H0320729A JP 1155372 A JP1155372 A JP 1155372A JP 15537289 A JP15537289 A JP 15537289A JP H0320729 A JPH0320729 A JP H0320729A
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JP
Japan
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resin layer
screen
layer
backing
fiber
Prior art date
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Pending
Application number
JP1155372A
Other languages
English (en)
Inventor
Satoshi Takayama
敏 高山
Kazuhide Sato
和栄 佐藤
Keiichi Okumura
恵一 奥村
Tomiji Iwamoto
岩本 富治
Takashi Shimizu
尚 清水
Yasuhei Takeuchi
竹内 泰平
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
O S KOGYO KK
Kuraray Plastics Co Ltd
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
O S KOGYO KK
Kuraray Plastics Co Ltd
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by O S KOGYO KK, Kuraray Plastics Co Ltd, Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical O S KOGYO KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は映像プロジェクター等により映像を拡大して映
写するための接合スクリーンに関するものである。
従来の技術 従来スクリーンを大型にするためにはスクリーンを複数
枚接着して接合する方法が用いられていた。また従来は
低輝度のスクリーン(例えば、スクリーンゲインが1.
9以下など)が主体であるためにスクリーンの接合部分
が目立つことがあまりなかった。以下図面を参照しなが
ら上述した従来のスクリーンの一例について説明する。
第4図に従来の接合スクリーンの接合部の概略断面を示
す。第4図において、1はスクリーン、2はスクリーン
1を接合するための接着剤、3は補強用の裏打材である
。スクリーン1の接合部を接着剤2を介して裏打材3に
より裏側から固定し、大型スクリーンとしている。
発明が解決しようとする課題 しかしながら上述したような構成では、スクリーンの端
部に張力を加えて引っぱることにより継ぎ目部分の近傍
が凹凸状になりスクリーン表面の平面性がそこなわれ継
ぎ目が目立ち映像への影響が大きいという問題があった
課題を解決するための手段 上記問題点を解決するために本発明の接合スクリーンは
反射樹脂層.繊維補強層および裏打樹脂層を接合して構
成され、この接合面に沿って一定幅にわたって反射樹脂
層のみを剥脱して繊維補強層を露出させた第1のスクリ
ーンと、反射樹脂層繊維補強層および裏打樹脂層を接合
して構成され、この接合面に沿って前記一定幅とほぼ同
等の幅にわたって裏打樹脂層のみを剥脱して繊維補強層
を露出させた第2のスクリーンとを備え、前記第1,第
2のスクリーンの露出した繊維補強層同志を重ね合わせ
て接合するものである。
作用 本発明は上述した構戊によって従来の接合スクリーンの
ように補強用裏打材を貼ることなくスクリーン面内で接
合できるため、スクリーンに張力を加えた時にも、接合
部が凹凸になることがなく、平面性が保持できるので継
ぎ目が目立ちにくいものである。
実施例 以下本発明の第1の実施例の接合スクリーンについて図
面を参照しながら説明する。
第1図は本発明の第1の実施例における接合スクリーン
の概略断面を示すものである。
第1図において、4.4′は反射樹脂層、55゛は繊維
補強層、6,6゜は裏打樹脂層、7は接着剤、8は反射
樹脂層4と裏打樹脂層6を繊維補強層5を介して接合し
た第1のスクリーンで、接合面に沿って一定幅C1.)
にわたって反射樹脂層4のみを剥脱して繊維補強層5を
露出させてある。
9は反射樹脂層4゜と裏打樹脂層6゛を繊維補強層5゛
を介して接合した第2のスクリーンで、接合面に沿って
同じ幅(f)にわたって裏打樹脂層6のみを剥脱して繊
維補強層5゛を露出させてある。
そして、これら第1のスクリーン8と第2のスクリーン
9は相互の露出した繊維補強層5,5゛を重ね合わせ、
両者の合わせ面を接着剤で接着することにより接合され
ている。
反射樹脂層4.4゛は合成樹脂例えば透明のポリ塩化ビ
ニルのフィルムに雲母やンリ力なとの顔料を添加し、そ
の表面をエンボス加工したもの、あるいは白色のポリ塩
化ビニルフイルムの表面にアルミニウム粉末等の金属粉
末を塗料と共に塗布し、その表面をエンボス加工したも
の、またアルミニウム等の金属薄膜を透明または半透明
の樹脂の内部に内蔵し、その表面をエンボス加工したも
の等があるが、外部からの光線を反射樹脂層の表面また
は反射樹脂層の内部で反射させる役割を有するものであ
れば何でも良いものである。
繊維補強層5.5′としては天然あるいは合或繊維の織
布,不織布が使用される。裏打樹脂層6,6゜としては
合或樹脂フィルム例えばポリ塩化ビニルフィルムが使用
されるが他の合成樹脂フィルムでも良いものである。
以上のように本実施例によれば従来のようにスクリーン
の裏面に補強用裏打材を貼ることなくスクリーン面内で
接合できるためスクリーンに張力を加えた時にも接合部
が凹凸になることがなくスクリーンの平面性が保持でき
るので、継ぎ目が目立ちに<<、大画面スクリーンが実
現できるものである。また第1のスクリーン8と、第2
のスクリーン9の繊維補強層5,5゜を重ね合わせて接
着しているため接着界面での上下の伸びの差が少ないの
で外力によって反射樹脂層4の表面側の接合部が開きに
くいとともに接着強度を大きくすることができるもので
ある。また第1のスクリーン8と第2のスクリーン9の
繊維補強層5.5′の重ね合わせ幅(f)は2〜10m
nが望ましい。’l torn未満では接着作業が困難
であり10mmを越えるとスクリーンを巻いて保存する
時に、接着した接合部の跡が反射樹脂層4,4゜表面に
現われて不都合である。また第1のスクリーン8と第2
のスクリーン9の反射樹脂層4.4゜の接合面、および
第1のスクリーン8と、第2のスクリーン9の裏打樹脂
層6,6゜の接合面は繊維補強層5,5面に対して鈍角
でも直角でも鋭角であってもよいが接合作業は直角の場
合が最も容易である。
以下、本発明の第2の実施例について第2図を参照しな
がら説明する。構成は第1図に示した第1の実施例とほ
ぼ同じであるが、裏打樹脂層6,6゛の突き合わせ部の
表面側に仮止めした補助テープ10が第1の実施例の構
戊に追加されている。
この第2の実施例は第1の実施例の構戊を容易に得るた
めの製造方法に関するもので、まず第1のスクリーン8
および第2のスクリーン9の露出した繊維補強層5,5
゛を重ね合わせると同時に第1のスクリーン8および第
2のスクリーン9の反射樹脂層4,4゜同志および裏打
樹脂層6,6゛同志を互いに突き合わせ、その突き合わ
せ部の裏打樹脂層6,6゜の表面側に補助テーブ10(
例えば積水化学工業製セロハンテーブ)を貼着けて仮止
めした後、突き合わせ部の反射樹脂層4の表面側から接
着剤7(例えば東亜合戊工業製瞬間接着剤商品名アロン
アルファ201)を注入する。
最後に補助テーブ10を取り除き接合スクリーンを得る
。接着剤7としては他に溶剤系接着剤、例えばポリウレ
タン系やポリ塩化ビニル系のものでもよい。
次に本発明の第3の実施例について第3図を参照して説
明する。構成は第1図に示した第1の実施例とほぼ同じ
であるが、反射樹脂層4,4゛側に除去可能な第1の接
着剤11と、補助テーブ12が第1の実施例の構成に追
加されている。この第3の実施例は第1の実施例の構成
を容易に得るための製造方法に関するもので、まず第1
のスクリーン8と、第2のスクリーン9の露出した繊維
補強層5,5゜を重ね合わせると同時に第1のスクリー
ン8および第2のスクリーン9の反射樹脂層4,4゛同
志および裏打樹脂層6,6゜同志を互いに突き合わせ、
その突き合わせ部の反射樹脂層4,4゜の表面側に除去
可能な第1の接着剤11を塗布し、その上から補助テー
ブ12で仮止めし、裏打樹脂層6,6゜の突き合わせ部
から矢印方向に第2の接着剤7゛を注入する。最後に補
助テーブ12を除去し、除去可能な第1の接着剤11を
取り去って接合スクリーンを得る。ここで除去可能な第
1の接着剤11としては、水溶性接着剤あるいは耐有機
溶剤系接着剤が望ましい。そして、水溶性接着剤として
は澱粉系,セルローズ系,ポリヒニルアルコール系,ポ
リ酢酸ビニルと無水マレイン酸との共重合体などが、ま
た耐有機溶剤系接着剤としてはシリコン系接着剤が使用
される。
第2の接着剤7“とじては瞬間接着剤あるいは有機溶剤
系接着剤を使用する。
本実施例のように、除去可能な第1の接着剤11を反射
樹脂層4.4゛の突き合わせ部に塗布することによって
、後から注入する有機溶剤系の第2の接着剤7′が反射
樹脂層4,4゜の表面側にしみ出さないようにできる。
発明の効果 以上のように本発明によれば、従来の接合スクリーンの
ように補強用裏打材を貼ることなくスクリーン面内で接
合できるためスクリーンに張力を加えて張ったときにも
接合部が凹凸になったり、開いたりしないため平面性が
維持できるのでスクリーンの継ぎ目が目立ちにくい優れ
た大画面スクリーンが提供できるものである。また厚み
の段差が少ないためスクリーンをロール状に巻いた時に
も接合部が反射樹脂層の表面に凸状あるいは凹状の跡と
なって現われることもないものである。また本発明によ
る接合方法は高品質でしかも短時間に接合を行なうこと
ができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例における接合スクリーン
の概略断面図、第2図は本発明の製造方法を示す第2の
実施例における接合スクリーンの概略断面図、第3図は
本発明の製造方法を示す第3の実施例における接合スク
リーンの概略断面図、第4図は従来の接合スクリーンの
接合部の概略断面図である。 4,4゛・・・・・・反射樹脂層、5.5゛・・・・・
・繊維補強層、6,6゜・・・・・・裏打樹脂層、7・
・・・・・接着剤、7゛・・・・・・第2の接着剤、1
0.12・・・・・・補助テープ、11・・・・・・除
去可能な第1の接着剤。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)反射樹脂層、繊維補強層および裏打樹脂層を接合
    して構成され、この接合面に沿って一定幅にわたって反
    射樹脂層のみを剥脱して繊維補強層を露出させた第1の
    スクリーンと、反射樹脂層、繊維補強層および裏打樹脂
    層を接合して構成され、この接合面に沿って前記一定幅
    とほぼ同等の幅にわたって裏打樹脂層のみを剥脱して繊
    維補強層を露出させた第2のスクリーンとを備え、前記
    第1、第2のスクリーンの露出した繊維補強層同志を重
    ね合わせて接合したことを特徴とする接合スクリーン。
  2. (2)反射樹脂層および裏打樹脂層の剥脱部の幅を2〜
    10mmとしたことを特徴とする特許請求の範囲第1項
    記載の接合スクリーン。
  3. (3)反射樹脂層、繊維補強層および裏打樹脂層を接合
    して構成され、この接合面に沿って一定幅にわたって反
    射樹脂層のみを剥脱して繊維補強層を露出させた第1の
    スクリーンと、反射樹脂層、繊維補強層および裏打樹脂
    層を接合して構成され、この接合面に沿って前記一定幅
    とほぼ同等の幅にわたって裏打樹脂層のみを剥脱して繊
    維補強層を露出させた第2のスクリーンとを備え、前記
    第1、第2のスクリーンの露出した繊維補強層同志を重
    ね合わせると共に前記第1、第2のスクリーンの裏打樹
    脂層同志の突き合わせ部の表面側に補助テープを貼着け
    て仮止めした後に前記第1、第2のスクリーンの反射樹
    脂層同志の突き合わせ部側より接着剤を注入し、その後
    前記補助テープを除去することを特徴とする接合スクリ
    ーンの製造方法。
  4. (4)反射樹脂層、繊維補強層および裏打樹脂層を接合
    して構成され、この接合面に沿って一定幅にわたって反
    射樹脂層のみを剥脱して繊維補強層を露出させた第1の
    スクリーンと、反射樹脂層、繊維補強層および裏打樹脂
    層を接合して構成され、この接合面に沿って前記一定幅
    とほぼ同等の幅にわたって裏打樹脂層のみを剥脱して繊
    維補強層を露出させた第2のスクリーンとを備え、前記
    第1、第2のスクリーンの露出した繊維補強層同志を重
    ね合わせると共に前記第1、第2のスクリーンの反射樹
    脂層同志の突き合わせ部の表面側に補助テープを除去可
    能な第1の接着剤で仮止めし、しかる後に前記第1、第
    2のスクリーンの裏打樹脂層同志の突き合わせ部側より
    第2の接着剤を注入し接着した後に前記第1の接着剤お
    よび補助テープを除去したことを特徴とする接合スクリ
    ーンの製造方法。
  5. (5)反射樹脂層および裏打樹脂層の剥脱部の幅を2〜
    10mmとしたことを特徴とする特許請求の範囲第3項
    又は第4項記載の接合スクリーンの製造方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010262210A (ja) * 2009-05-11 2010-11-18 Astro Kogaku Kogyo Kk プラネタリウムのスクリーンの構造及びその施工方法
WO2013010141A3 (en) * 2011-07-13 2013-03-14 Reald Inc. Method and apparatus for joining screen material for minimal optical distortion
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